Posted by 広告営業第六部 アカウントエグゼクティブ 早崎一朗

魚ちゃん☆激辛占い
今テレビやマスコミで話題の人気占い師「魚ちゃん」のモバイル占いサイト。魚ちゃんの激辛鑑定を表現するため、シンプルで分かりやすい鑑定結果や直接占ってもらっているような鑑定の見せ方など悩みや不安を一気に吹き飛ばすようなイメージを残しつつ、多くの人が楽しめるようなサイトとなってます。また、占い以外にも幸せになれるお守りの待受や魚ちゃんの着ボイス、心理テストなどのコンテンツも充実しているので、1 つのサイトでたくさん楽しむことができます。
導入の経緯
サービス開始以来、株式会社モバイルファクトリーは、魚ちゃんの知名度を活かし様々な会員獲得施策を実行してきました。主な施策は下記の 3 点です。
  1. テレビでの告知 - テレビに魚ちゃんが出演する際に、本人からもしくはテロップでサービスを告知
  2. 店鋪での告知 - 現在 2 店鋪ある魚ちゃんが経営する韓国料理店に IC カードリーダーを設置し、会員登録の促進
  3. ウェブサイトでの PR - プレスリリースを配信したり、イベントを開催しニュースとして配信
株式会社モバイルファクトリー コンテンツ事業部 小山田氏は、Google AdWords の導入を決定した理由について、以下の点を挙げられました。

「これらの施策により確実にモバイル会員を獲得してきたものの、魚ちゃんの知名度が上がるにつれ課題となる点がありました。それは、テレビで魚ちゃんが取り上げられた時の瞬間的な魚ちゃんへの興味を的確に会員獲得へとつなげることができないということです。テレビで魚ちゃんを見たユーザーは、その場で自身の携帯電話から何らかの検索をするだろう…そうした仮説に基づき、AdWords を導入することにしました。弊社では、以前より自社の展開するモバイルサイトへの集客手段の大きな軸として、AdWords を活用してきており、現在 AdWords の有効活用は、事業戦略上欠かせないテーマとなっています。そのため、『魚ちゃん☆激辛占い』についても、AdWords を組み込むことは自然の流れでした。」
株式会社モバイルファクトリー
コンテンツ事業部
小山田佑樹氏(写真右)
コンテンツ事業部 ディレクター
有澤真悠子氏(写真左)
検索連動型広告で、会員獲得に成功
AdWords でキャンペーンを開始するにあたり、同社はまず AdWords の検索連動型広告に注目しました。

「魚ちゃんに関心を持ったユーザーに、確実にモバイルサイトの存在を知ってもらうには、やはり検索連動型広告を出すことが適切であると考えました。テレビで魚ちゃんを見たユーザーが、例えば “魚ちゃん” “さかなちゃん” “魚ちゃん 占い” などのキーワードを入力して検索した際に、広告が表示されるように設定しました。これにより、テレビで魚ちゃんに興味を持ったユーザーを的確に [魚ちゃん☆激辛占い] の会員登録へつなげることに成功しました。」(小山田氏)

ユーザーが検索するキーワードは様々なパターンが予測されるため、そのバリエーションを考慮しキーワードを登録した結果、テレビ番組で興味を持ったユーザーへ確実にリーチすることができました。
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しかし、テレビは瞬間的に大量のユーザーに対して認知を拡大できるものの、毎日放送されるわけではないので会員獲得には波があると感じた同社は、さらなるリーチの拡大と会員獲得数増加を目指し、AdWords の コンテンツ ターゲットプレースメント ターゲット を導入しました。


コンテンツ ターゲット / プレースメント ターゲットがターゲットを広げ、安定的な会員獲得につながった
AdWords には、ユーザーが入力したキーワードに基づいて検索結果に広告が表示される検索連動型広告に加え、Google の広告ネットワークの中から関連性の高いモバイルサイトに広告を配信できる コンテンツ ターゲット や、掲載したいモバイルサイトを予め指定して広告を配信する プレースメント ターゲット という配信方法があります。これらの配信方法では、テキスト広告だけではなく イメージ広告 も配信することができます。

モバイルファクトリーはこの配信方法を導入することで、テレビ放送タイミングには検索をしなかったものの、占いには元々興味を持っているユーザーに対するリーチを試みました。「例えばテレビ放映の翌日、あるユーザーがいつも閲覧している占い関連のモバイルサイトにアクセスすると、[魚ちゃん☆激辛占い] の広告が表示されます。そのユーザーはテレビで見たことがある魚ちゃんに興味を持ち、広告をクリックしてくれる可能性があると考えました。」(小山田氏)
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導入の効果
検索連動型広告導入後は、魚ちゃんがテレビに取り上げられた当日の会員獲得を効率的に行うことに成功。例えば、某地上波バラエティ番組に魚ちゃんが出演した日には、会員獲得数が前日に比べ 50 倍を記録するなど、テレビで[魚ちゃん☆激辛占い] に興味を持ち、モバイルで検索をしたユーザーを的確に誘導し、会員化することができました。

[検索連動型広告による会員獲得数推移]
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また、コンテンツ ターゲット / プレースメント ターゲットを導入した結果、日常的に占いに対して興味を持っているユーザーを会員獲得することができました。特にテレビ放映後数日間は、テレビを見たユーザーが広告を見てテレビ番組に魚ちゃんが出演していたことを想起することで、大幅な会員数の増加につながりました。

[検索連動型広告に加え、コンテンツ ターゲット/プレースメント ターゲットを併用した場合の会員獲得数推移]
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「AdWords なくては会員獲得は成功しなかった」
AdWords の効果について、モバイルファクトリー 小山田氏は次のようにコメントされています。「AdWords はビジネスゴールに応じて様々な配信方法や広告フォーマットを簡単に使い分けることができるのが良い点だと思います。また、掲載結果をすぐに確認し、最適化できるので、その結果を見ながらキャンペーンの成果を改善し続けることができます。携帯キャリア別に見ても、圧倒的なリーチがあることもわかりました。今後も AdWords を活用していきたいと考えています。」


AdWords モバイル広告については こちらのヘルプページを、その他、AdWords の活用事例については、こちらのページ もご確認ください。