2007 年中は、Inside AdWords をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。スタッフ一同お礼申し上げます。

来年以降も皆様にご愛顧いただけますよう、内容を充実させて参りたいと存じますので、引き続き Inside AdWords をよろしくお願いいたします。

また、年末年始のサポートにつきましては、大変申し訳ございませんが、通常のように迅速な対応を行えない可能性がございます。
ご質問につきましては、以下 URL のヘルプセンターをご参照ください。
ご迷惑をおかけいたしますがご理解とご協力いただきますようお願いいたします。

http://adwords.google.co.jp/support/


来年も皆様にとって実り多き年となりますよう、スタッフ一同お祈り申し上げます。

 


お読みになった方もいらっしゃると思いますが、以前、この Inside AdWords で「休日にモバイルの検索数が増えています (http://adwords-ja.blogspot.com/2007/06/blog-post_13.html) 」という記事を掲載したことがあります。その中で、週末やゴールデン ウィーク、夏休み、お盆休みなど、休日にモバイルの検索数が増加する傾向があるということをお知らせしました。このような傾向は、年末年始のお休みの時期にも当てはまるのでしょうか。AdWords でモバイルの検索連動型広告をご利用のお客様であれば、年末年始にモバイルの検索数の推移がどのようになっているのか気になるところだと思います。

Google の提供しているモバイルにおける検索数を実際に調べてみると、昨年 12 月から今年 1 月の年末年始の休暇の時期にも、やはり同じように検索数が増加する傾向があったようです。

単純な方法ですが、12 月上旬の 10 日間 (2006 年 12 月 1 日から 10 日)、年末年始の 10 日間 (2006 年 12 月 29 日から 2007 年 1 月 7 日)、そして、1 月下旬の 10 日間 (2007 年 1 月 22 日から 31 日)の 3 つの期間に分け、Google の提供しているモバイルにおける検索数を集計して比較してみました。

まず、12 月上旬の 10 日間と年末年始の 10 日間を比較すると、年末年始の 10 日間は 12 月上旬の 10 日間に対して約 1.7 倍になっています。つぎに、1 月下旬の 10 日間と年末年始の 10 日間でみると、年末年始の 10 日間は 1 月下旬に対して約 1.2 倍という結果になりました。つまり、この 3 つの期間の中では、年末年始の 10 日間が最も検索数が多かったということになります。

今年の年末年始の推移がどのようになるかを正確に予測することはできませんが、これまでのデータをみると、年末年始の休暇の時期に検索数が増加する傾向が見られます。このような傾向があるということを意識して予算配分を行うことによって、より効率的なモバイル広告のキャンペーンを実施できる可能性があるのではないでしょうか。年末年始用にキーワードや広告グループ、広告、ランディングページなどを見直している広告主の方も多いと思いますが、モバイルの検索数が年末年始の休暇の時期に増加する傾向があるということも踏まえて、キャンペーンを再検討してみてはいかがでしょうか。


Google の提供しているモバイル広告のネットワークがこの半年ほどの間に大きく拡大しているのをご存知でしょうか。すでにプレスリリースやニュースなどで見聞きしていらっしゃる方も多いとは思いますが、この度、あらためてご紹介したいと思います。

まず、6月に「ケータイBIGLOBE 」 (http://kbg.jp/) で検索するユーザーの方に対して検索連動型広告の表示を開始し、そして8月から「携帯版GREE」 (http://m.gree.jp/) に特定のページの内容と関連性の高い広告を自動的に配信するコンテンツ ターゲット広告の表示をスタートしています。

その後、秋に入って10月から「モバイル版コンテンツ向け AdSense 」 (http://adsense-ja.blogspot.com/2007/10/adsense.html) をモバイルのサイト運営者様向けに正式にサービスを開始させていただいています。このサービス開始を受けて、コンテンツ ターゲット広告を表示できるサイトの数が急激に増加しています。たとえば、以下のようなサイトにモバイルのコンテンツ ターゲット広告が配信できるようになっています。

「関心空間」 (http://kanshin.mobi/)
「ドグードットコム」 (http://www.dogoo.com/mobile/)
「マンションコミュニティ」 (http://www.e-mansion.co.jp/i/)
「e戸建て」 (http://www.e-kodate.com/i/)
「ミクル」 (http://mikle.jp/)
「with9」 (http://www.with9.com)
など。

さらに、12月4日から「mixi モバイル」 (http://m.mixi.jp/) で検索するユーザーに検索連動型広告の表示を開始、12月11日から「Ameba モバイル」 (http://m.ameba.jp/) でブログの内容と関連性の高い広告をコンテンツ ターゲット広告として提供し始めました。

このように Google AdWords モバイル広告のネットワークはこの半年あまりの間に大きく拡大してきました。また、機能面でもモバイル広告の広告主様へのサービスの拡充を図る目的で 10 月から「コンバージョン トラッキング ツール」のモバイル広告対応を開始しています。

このコンバージョン トラッキング ツールは無料でご利用いただくことができ、モバイル広告からのクリックとコンバージョンの関連付けを容易に行うことが可能になります。そのため、見込み顧客数、登録数、販売数など広告主様のご希望の指標をコンバージョンとして設定することによって、コンバージョンまでのコストを測りながら入札額の最適化、費用対効果の最大化を行っていくツールとしてご活用いただけます。コンバージョン トラッキング ツールについては、こちら (http://adwords.google.com/support/bin/answer.py?answer=6331) をご参照ください。

Google AdWords モバイル広告は今後もネットワークを拡大し広告の表示機会を増加していくと同時に機能面の拡充やツールの開発などを通じて、モバイル広告をリードし続けていきます。ますます増加するモバイルでのインターネット ユーザーに効果的にリーチできる Google AdWords モバイル広告をぜひ一度お試しください。


本日はコンテンツターゲット広告の成功事例をご紹介いたします。ロックアーティスト 佐野元春さんのレーベルであるデイジーミュージック様が、今年、新作アルバム 『 COYOTE 』 ならびに関連商品のプロモーションに、Google AdWords のコンテンツターゲット広告を採用しました。

このキャンペーンは、佐野元春さんの作品に触れてくれたブロガーの皆さんと、そのブログを閲覧するユーザーの方々に楽しんで 『 COYOTE 』 の世界へ参加してもらうこと、さらに 『 COYOTE BOY 』 というキャラクターをイメージ広告で効果的に伝えることを目的としていました。

結果として、クリック率は約 3 % というコンテンツターゲット広告としては高い数値を記録し、また、多くのブロガーの方に参加していただき、楽しんでいただいた様子がブログを通じて伝搬していったことでユーザー参加型のプロモーションとして成功を収めることができました。

AdWords では、検索結果だけでなく、個人のユーザーのブログなどに AdSense として紹介されている広告枠に広告を掲載することができ、コンテンツの内容に合った広告を自動的に配信するため、コンテンツを読んでいるユーザーに関心の高い広告を表示させ、高い広告効果を上げることができます。

実際の広告表現等の詳細は、AdWords 「成功事例」のページでご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。



早いもので今年も 12 月です。来年は北京オリンピックが開催され、またスポーツの話題が盛り上がりそうです。 Google 広告ネットワークも、スポーツ関連のプレースメントが充実しています。今回はそのひとつとして新たに加わった二つのウェブサイトをご紹介します。

日刊スポーツ nikkansports.com  http://www.nikkansports.com/
広告サイズ : 336 x 280
表示広告 : テキスト、イメージ、動画


デイリースポーツ Online http://www.daily.co.jp/
広告サイズ : 300 x 250
表示広告 : テキスト、イメージ、動画

どちらのサイトにも、広告掲載位置を確認したうえで配信したいプレースメントを指定できますので、お客様の広告目標にぴったり合うターゲティングをしていただけます。以下の方法でご確認ください。

まず、あるウェブサイトにどのような掲載位置があるかを確認する方法です。

プレースメントツールで、「 URL で表示」のところに、気になるサイトの URL を入力します。 URL は http://www. を除いて入力してください。すると、掲載可能なプレースメントの一覧が表示されます。

掲載箇所をすべて表示したいときは、「○○の掲載場所をすべて表示」をクリックします。

次に、あるテーマにあった掲載位置を探したい場合です。

プレースメントツールで「トピックを入力してください」の欄に、テーマを入力します。例えば、「スポーツ」と入力すると、スポーツに関連するプレースメントがあるサイトのある広告掲載位置レベルで表示されます。



広告掲載位置も活用して、さらにプレースメントターゲットの広告効果を上げてください。プレースメントターゲットの運用については、こちらのブログもぜひご参照ください。



こんにちは。プロダクトスペシャリストの菅谷です。今年も残すところ 10 日余りとなりました。忘年会などのイベント事が多くなる季節ですが、幹事の皆さま、お店探しは順調に進んでおりますか?

さて今回は、広告の作成・編集・管理が簡単に出来る無料のソフト、AdWords Editor について、新機能をご紹介させていただきます。広告主さまにおかれましては、この時期ぴったりの用途がございますので必見です。


ローカルビジネス広告 ~ Google マップに広告を載せてみよう ~

皆さん、 Google マップに広告を載せることが出来るのをご存知でしょうか。既に当ブログでもご紹介しておりますが、たとえば Google マップで「渋谷 しゃぶしゃぶ」と検索すると、そのキーワードに関連付けられた広告が Google マップに表示されるのです。今回の AdWords Editor Ver 5.0 では、この「ローカルビジネス広告」の追加と編集機能が新たに加わりました。

クリックして拡大

通常の AdWords 広告と同様、広告を表示させるキーワードを設定しお使い頂けますので、ユーザが Google マップ上で検索した結果に、お客様の広告を表示させることができます。

年末年始は忘年会・新年会でお店探しに Google マップが使われる頻度も多くなる季節です。
新しい AdWords Editor Ver 5.0 で、ローカルビジネス広告を是非お試しください。


そのほかの新機能 ~ もっと使いやすく・もっと便利に ~

検索条件保存機能
AdWords Editor では、キャンペーンや広告グループ、そしてキーワードを簡単に検索できる機能が備えられております。今回の Ver.5.0 では、よく使う検索条件を最大 8 つまで保存しておくことが出来るようになりました。

エクスポート機能
選択したキャンペーンや広告グループだけを CSV ファイルにエクスポートできるようになりました。

ターゲット地域の初期設定
キャンペーンを作るたびに設定していた広告のターゲット地域。今回の Ver.5.0 では、ターゲット地域の初期設定を、ユーザ側で設定出来るようになりました。

ツリービューの表示、非表示
タブ部分へのエラー表示


いかがでしたでしょうか?「まずは試しに使ってみたい!」と言う場合は、 AdWords Editor でテスト用 AdWords アカウントを作成してみることができます。(ドラフトアカウント作成機能)。

新しい AdWords Editor Ver.5.0 は、こちらのページから無料でダウンロードできます。(以前の AdWords Editor がインストールされている場合は、アップデートをするかどうかのメッセージが表示されます)

***注意点***
Ver5.0 がリリースされてから 60 日を過ぎると、古いバージョン (Ver4.0) は利用できなくなりますので、あらかじめご了承願います。詳しくはバージョンアップポリシー(英語)をご確認ください。

広告編集作業の大幅な効率化に向けて、最新版の AdWords Editor 5.0 をぜひご利用ください。