Posted by オンラインビジネス ソリューション チーム

このたび、AdWords のシステム アップグレードに伴い、新規にアカウントを作成する際のお申し込み手順が新しくなりました。

これまでのフローでは、1. 広告テキストやキーワードなどのキャンペーン内容のご入力に続いて、2. ログインに使用するメールアドレスなどアカウントを設定していただき、3. 確認メールの受信後、4, 最後にお支払い情報を登録していただきましたが、新しいフローではこの順番に変更がございます。


新しいお申し込みフロー:

1. AdWords アカウントの設定

2. 確認メールの受信

3. キャンペーンの作成

4. お支払い情報の登録

新しいフローでは、まず ログインに使用するメールアドレスなどアカウントの設定していただき、この段階で確認メールが配信されます。メール本文にあるリンクのクリック後、キャンペーンの作成、お支払い情報を登録することで新規アカウントの開設は完了となります。

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新しいお申し込み方法の詳細は、こちらの AdWords スターターガイド(pdf)にございますので、これから新たにアカウントを作成される方は、是非ご一読いただければと思います。pdf ファイルのダウンロードはこちらからお願いします。

Posted by 鈴木 雅之 プロダクトスペシャリストチーム

今年 5 月にこちらの記事でご案内させていただいた、リンク先ページの読み込み時間と品質スコアの関係ですが、先日より読み込み時間も品質スコアの要素として考慮されるようになりましたので、改めてご連絡させていただきます。

今 回の変更により、リンク先の読み込みに時間のかかるリンク先 URL が設定されている場合、キーワードの品質スコアが低くなり、その結果最小入札価格が高く なる可能性があります。逆に、キーワードの評価に問題がなく、読み込み時間がとても早いと判断された場合は、リンク先ページの品質と品質スコアにプラスの 影響が出る可能性があります。リンク先ページの読み込み時間の評価結果はキーワード分析ページで確認できます。

読み込み時間の評価の方法について

読み込み時間の評価は次のように行っています。

まず、広告グループ内のリンク先ページと、同じドメインを持つ残りのアカウントのリンク先ページの平均読み込み時間に基づい て、キーワードごとに読み込み時間の評価が行われます。したがって、複数の広告グループに同じドメインのリンク先ページがある場合は、それらのすべての広 告グループ内のキーワードの読み込み時間の評価は同じになります。
  • 読み込み時間の評価を決定する場合は、広告単位とキーワード単位の両方でリンク先 URL をたどっていき、最終的なリンク先ページが評価されます。
  • 広告グループに異なるドメインを持つリンク先ページが含まれている場合、キーワードの読み込み時間の評価は、読み込み時間が最も長いドメインに基づいて行われます。広告グループ内のすべてのキーワードの読み込み時間の評価は、常に同じになります。
読み込み時間は、サーバーが設置されている地域の平均値と比較して評価されます。たとえば、インドにあるサーバーでホスティングされているウェブサ イトの場合、リンク先ページの読み込み時間はインドのその地域の平均読み込み時間と比較されます。アメリカのユーザーをターゲットとしているウェブサイトの場合も、この方法で評価されます。

なお、AdWords システムではリンク先ページを定期的に再評価しているので、リンク先ページの読み込み時間の改善が確認されると、品質スコアおよび最小入札価格に変化が見られるかと思います。

リンク先ページの品質評価全般についてはこちらを、またリンク先ページの読み込み時間についてはこちらのヘルプページもあわせてご参照ください。

Posted by 葉村真樹 インダストリーディベロップメントマネージャー

自動車業界で検索連動型広告を行っているのは、日本国内においては中古車販売や車検、買い取り店が中心で、まだまだ新車販売は主流とは言えません。

しかし現在、新車を購入しようとする人たちの多くがインターネット上から情報として収集し、その情報を収集するために検索エンジンを活用していることが、最近の調査から分かってきましたので、今回ご紹介したいと思います。

マクロミル株式会社が今年の 5 月に独自に実施した調査によると、新車を購入した人が、最も情報入手先として重視しているのはメーカーの公式サイトで、公式サイトへアクセスするために検索エンジンが主に利用されています。

この調査は昨年 4 月から今年の 3 月までに、メーカー系ディーラーにおいて新車を購入した全国 1,555 名の 20 ~ 60 代の男女(年代別人数は地域別人口分布に準じる)を対象に、①自動車購入を意識する前の日常生活時、②自動車購入を思い立った時、③ディーラーへ行かないで情報収集している時、④ディーラーを訪れ、ディーラー巡りをしている時、⑤最終的に購入車を決定するとき、と大きく 5 つのステップ別で、接触した情報別の影響度や、情報入手先を聞いています。

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日本の広告費の上位を自動車メーカーが占めているということは、皆さんがご存知かとは思いますが、その多くをテレビ CM が占めています。例えば、このテレビ CM が上記のプロセスのうち、どこで効いているのか?下図は、調査結果を元に、自動車購入者の購入プロセスのステップ毎に、メディア別の影響度を相対的に評価したものですが、テレビ CM の影響度が最も高いのは、自動車購入をまだ検討していない「日常生活」の時点となっています。

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そして、その他のメディア等の影響度を見てみると、『メーカーの公式サイト』が、特に「情報収集時(ディーラー訪問前)」と「ディーラー訪問時(ディーラー巡り中)で高くなっているのが、お分かりいただけるでしょう。これは、最終的に購入車を決定する「購入時」における『営業マンの説明』や『車の試乗』並みの影響度を持つと評価されており、その影響度の高さがお分かりいただけるかと思います。

そして、このメーカーの公式サイトないしディーラーサイトへアクセスするために、調査対象者の実に「7割以上」が検索エンジンを使ってアクセスをしていました。これは『比較サイト』や『クチコミサイト/掲示板』へアクセスする際に検索エンジンを利用する人が「6 割弱」に留まるのに対しても、高い数字と言えるでしょう。

おそらくこの数値は、メーカーサイトないしディーラーサイトへの実際のアクセス分析で得られる数値と比較すると、検索エンジン経由が過大であると、違和感を抱かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは実際に自動車購入した人を対象とした、購入プロセスにおける情報収集についての調査であることに留意する必要があります。特定のメーカーの「ファン」でメルマガ登録などして、定期的にサイトを訪れている層も、もちろんこの調査の中に含まれていますが、購入検討者の多くは、そのような「ファンではない」人たちと考えられます。

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さらに、ここで留意する必要があるのが、検索エンジンを利用して情報収集を行っている消費者が多いものの、必ずしも消費者は望む情報にすぐ辿りつけているわけではないということです。つまり、『メーカー公式サイト』や『ディーラーサイト』などに検索エンジン経由で訪問したとしても、その後、自分が探している情報をすぐに発見できない場合があるようです。

下図は「検索エンジンによって望む情報を入手することが出来たか?」という設問への回答ですが、『すぐに出来た』とする人は半数強に留まっています。

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例えば、あるお客さまが「国産のハイブリッド車にどういうものがあるのだろうか」?と考え“国産 ハイブリッド”と検索したとします。その場合、どのような検索結果が得られるでしょうか?ハイブリッド車をそろえている国内メーカー全てのサイトが検索結果に現れているでしょうか?答えはノーです。

検索連動型広告は、実はお客さまが望む情報を、望んだときに提供するための、コミュニケーションツールでもあります。自動車購入を検討している人が、ネット上でどのようなキーワードを検索しているか。それを把握して、そのキーワードに対して適切な広告を表示し、自社サイトの適切なページへと誘導するというのは簡単ではありません。


次回は、自動車購入検討者の「検索キーワード」について概観したいと思います。

Posted by Inside AdWords チーム

先日お伝えさせていただきましたとおり今月2回目のシステムメンテナンスを今週末実施する予定で、 6/22(日)の午前 2時 – 6 時まで AdWords のシステムにログインすることができません。なお、設定済みの広告につきましては、上記メンテナンス中でも、通常通り配信を続けておりますのでご安心ください。

通常 AdWords のシステムメンテナンスは、毎月の第2日曜日の同じ時間に行うことを予定しております。

皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

Posted by 菅谷正樹 プロダクトスペシャリストチーム

こんにちは。プロダクトスペシャリストの菅谷です。
このたび、久しぶりに AdWords Editor のバージョンが更新されることになりました。

Google では、AdWords をご利用の皆様に、広告の作成・編集・管理が簡単に出来る無料のソフト、「AdWords Editor」を無料でご提供しております。既存の機能とともに、今回追加した機能を簡単にご紹介してまいりますので、興味がある用途を是非見つけてみてください。

統計情報の取得

統計情報を CSV にエクスポート
AdWords Editor 上で広告の表示回数やクリック数に関する統計情報を閲覧することが出来るのはご存知でしょうか。今回の AdWords Editor Ver.6.0 では、ダウンロードした統計情報を CSV ファイルに簡単にエクスポートすることが出来るようになりました。

最新の最小入札価格を取得
キーワードの品質に応じて変動する「最小入札価格」。この情報を AdWords Editor 上で確認するには、統計情報を取得する必要があります。以前のバージョンでは、最新の最小入札価格とキーワードステータスを確認するには、アカウントの全データを取得し直す必要がありました。今回の AdWords Editor Ver.6.0 からは、アカウントの最新変更を取得する際、同時に最新の最小入札価格も取得することが可能になりました。

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AdWords 新機能のサポート

CPC プレースメントターゲット キャンペーン
自社の商品やサービスに関連する「これらのサイトに広告を表示させたい」と、広告の掲載サイトを指定するプレースメントターゲット広告。このプレースメントターゲットには、広告表示回数に対する入札(CPM)とクリック単価に対する入札(CPC)の2種類の入札方法がありますが、以前のバージョンでは CPM 単価の編集しか出来ませんでした。今回のバージョンアップにより、CPC 単価を編集することが可能になりました。

Conversion Optimizer サポート
上限コンバージョン単価を設定することで、キャンペーンの過去の情報に基づき、最適なクリック単価を自動的に調整する Conversion Optimizer。この Conversion Optimizer を有効にしているキャンペーンを、AdWords Editor にダウンロードして編集出来るようになりました。ただし、AdWords Editor から Conversion Optimizer の有効/無効を切り替えることは出来ませんのでご注意ください。

広告グループレベルの除外サイト
広告グループレベルで除外サイトを追加、更新出来るようになりました。


その他の追加機能 ~ AdWords Editor をもっと使いやすく、もっと便利に ~

テキストの追加
既存のテキストの前または後にテキストを追加出来るようになりました。
例えば、広告の見出しにテキストを追加したり、リンク先 URL の最後に文字列を追加するなどの用途にご利用いただけます。

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重複キーワードの選択と並び替え
重複キーワードを検索結果に対して、さらに条件を追加して絞り込みが出来るようになりました。

例えば、重複キーワードの中から最もクリック率が低いものを選択して、並び替えたり、編集や削除するなどの用途にご利用いただけます。

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広告診断のログ
この機能を有効にすると、技術的な問題が発生した時、調査に役立つレポートが作成されます。

送信ステータスバーを表示
この機能を有効にすると、変更送信時に送信ステータスのプログレスバーが表示されます。

ツリービューで広告グループのドラッグ&ドロップが可能になりました。

キーボードショートカットの追加(Ctrl + F で検索など)


いかがでしたでしょうか?詳細につきましては、こちらのリリースノートをご確認ください。

新しい AdWords Editor Ver.6.0 は、こちらのページから無料でダウンロードできます。(以前の AdWords Editor がインストールされている場合は、アップデートをするかどうかのメッセージが表示されます)

***注意点***
Ver6.0 がリリースされてから 60 日を過ぎると、古いバージョン (Ver5.0) は利用できなくなりますので、あらかじめご了承願います。詳しくはバージョンアップポリシー(英語)をご確認ください。

広告編集作業の大幅な効率化に向けて、最新版の AdWords Editor 6.0 をぜひご利用ください。

2008年6月5日
Posted by Inside AdWords チーム

今週末 6/8(日)の午前1時 – 5時まで AdWords のシステムにログインすることができません。なお、設定済みの広告につきましては、上記メンテナンス中でも、通常通り配信を続けておりますのでご安心ください。

通常 AdWords のシステムメンテナンスは、毎月の第2日曜日の同じ時間に行うことを予定しておりますが、今月は月末 6/22(日)の早朝にもメンテナンスを計画しております。こちらのスケジュールは確定次第お知らせいたしますので、当ブログにてご確認をお願いします。

皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。