水谷 嘉仁 シニアプロダクトスペシャリスト

AdWords キャンペーン エクスペリメント (ACE) でのご自身のテスト結果を残しておきたいと思われたことはありませんか?この度、レポート機能が拡張され、キーワード、入札単価、プレースメント、広告グループ、広告などのテスト結果を見ながら、後からでも簡単に分析できるようになりました。

ACE レポートは [キャンペーン] タブで作成できるほか、AdWords API にも対応しています。レポートを [テスト] で分割表示すると、コントロール グループとテスト グループの掲載結果や統計的な変化を一目で比較でき、変更を実際にキャンペーンに取り入れるかどうかや、引き続きテストを続行するかどうかをすばやく判断することができます。また、変更を取り入れたり削除したりした場合は、過去のテストデータを見ることができないため、レポートは過去のテスト結果の重要な記録としても役立ちます。

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ACE を利用すると、キャンペーンの変更内容がアカウントにどのような影響を与えているかをリアルタイムで検証できます。変更によって効果を確認できた場合はもちろん、それほど効果がなかった場合でも、改善の余地があるかどうかがわかるだけでもテストした価値はあると言えます。

ACE の詳細については、YouTube 動画* や AdWords ヘルプセンターでご覧いただけます。便利になった ACE 機能をぜひお試しください。

*注) 動画のオリジナルは英語版ですが、動画の下にある「インタラクティブなキャプション」ボタンで日本語訳を確認しながら視聴いただけます。

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スモールビジネス マーケティング チーム

6 月開催予定の AdWords 広告セミナー情報をお知らせいたします。

Google では AdWords の詳しい操作方法や効果的な運用方法などをご紹介するセミナーを定期的に開催しております。インターネットに接続されたパソコンがあれば全国どこからでも無料でご参加頂けます。是非この機会にセミナーへご参加ください。

6 月は、Google AdWords を自社で運用される広告主の皆様を対象として、下記の無料オンライン セミナーを開催いたします。

· AdWords 入札単価の基本
 - 6 月 1 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]

· Google ディスプレイネットワーク: コンテンツターゲット広告活用
- 6 月 15 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]

· Google Analytics 1 - 導入編
-  6 月 22 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]

· モバイル広告最適化
-  6 月 29 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]


なお Google AdWords オンライン教室にて、最新の AdWords セミナー情報をご参照いただけます。

Google AdWords オンライン教室では、いつでもご都合にあわせて YouTube 上でご覧いただけるビデオセミナーもご用意しています。 Google AdWords オンライン教室のカテゴリー欄よりご覧になりたいセミナーを選択し、受講ボタンをクリックすると、すぐにセミナーが再生されます。

ライブでのオンラインセミナー、ビデオセミナー共に皆様のご利用を心よりお待ちしております。

スモールビジネス マーケティング チーム

Google AdWords の運営に役立つ無料の動画レッスン「AdWords オンライン教室」が、より使いやすく生まれ変わりました。

新しい AdWords オンライン教室 では、目的にあわせてセミナーを簡単に選べるようになったほか、各セミナーを YouTube 上で再生できるようになりました。YouTube のAdWords オンライン教室専用チャンネル から直接視聴することも可能です。スマートフォンからもご覧いただけますので、ぜひご活用ください。

本日は、それらのビデオセミナーの中から、特に多くの広告主の皆様にご覧いただいているものをご紹介します。

・AdWords アカウントの作成
アカウントを作成、最初の広告を登録し、料金設定を完了するまでの流れを解説しています。広告掲載を開始するために、最低限必要な手続きを学べます。[受講する]

・初めての AdWords 広告
アカウントへのログイン方法、広告が掲載されているかどうかの確認方法、AdWords アカウントの構成など、アカウントを開設したすべてのお客様に知っていただきたい基本事項を解説しています。[受講する]

・アカウント管理画面でできること
「キャンペーン」タブや「料金」タブ、「キーワードツール」など、AdWords 管理画面のそれぞれのタブや主なツールについて、機能や操作方法を解説しています。[受講する]

・AdWords 広告 5 つの必勝法
AdWords では、キーワードや広告の選び方によって、集客効果や広告費用に非常に大きな差が生まれます。成果を出すために必ず知っておくべき、AdWords 広告の仕組みを解説します。[受講する]


これらの初心者向けセミナーのほか、効果の測定方法、様々なフォーマットの広告の出稿方法をテーマとしたセミナーなど、約 30 タイトルをご用意しています。いずれも、20~30 分間の短いセミナーで、自宅や会社のパソコン、スマートフォンから気軽に受講していただけます。

また、 AdWords オンライン教室 では、ライブでのオンラインセミナーの最新情報も掲載しております。基本から復習したい方も、さらに掲載結果を向上させたい方も、ぜひこの機会にご利用ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

水谷 嘉仁 シニアプロダクトスペシャリスト

通常、AdWords 広告において表示 URL は広告の最後の方に表示されてますが、それは決して重要でないということではありません。事実、表示 URL はユーザが広告をクリックするかしないかを判断する際の重要な要素のひとつであり得ます。

そのため、私たちは広告がグーグル検索の上部に表示される場合に、表示 URL のドメイン部分を広告タイトルに自動挿入されるようにシステムを変更しました。結果として、ドメイン名が入ることにより、広告の中でお客様のブランドが一層際立つようになり、広告に興味を持ったユーザーが、クリックする前にリンク先のウェブサイトをより明確に察知するのに役立ちます。

変更前
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変更後
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表示 URL のドメイン部分は縦線で仕切られ、”www”やディレクトリは省略されて表示されます。ただし、もともとの広告タイトルに予めドメイン部分が含まれている場合は、自動挿入されません。また、説明文 1 が広告タイトルに自動挿入される場合(日本語未対応)は、68 文字(半角)以下であれば合わせて表示される可能性があります。


詳細はこちらのヘルプセンターをご確認ください。今回の変更によって、皆様の広告目標達成に一層お役に立てることを願っております。

Baljeet Singh シニアプロダクトマネージャー

YouTube 上の動画コンテンツへのアクセスを増やす効果的な方法として、おかげさまでプロモート動画は多くの広告主様から支持(海外事例のご紹介)をいただいております。プロモート動画を使うと、動画を検索しているユーザーや視聴しているユーザーに対して自社の YouTube 動画を宣伝できます。これまでプロモート動画はクリック単価(CPC)ベースで課金されていました。これは AdWords の検索連動型広告と同じように、ユーザーがプロモート動画広告をクリックするたびに費用が発生する仕組みです。

しかし、来る 5 月 25 日より、このプロモート動画の単価を再生単価(コスト パー ビュー、CPV)モデルに変更し、実際に視聴したかどうかがより重視されるようになります。この変更により、ユーザーがプロモート動画をクリックし、その動画コンテンツの再生を開始したタイミングで課金されるようになりますので、プロモート動画をご利用の皆さまにはご確認をお願いします。この課金モデルの導入によって、広告費用が広告掲載の目標、つまり「多くの人々に実際に動画を見てもらう」という目標の達成にさらに直結します。

入札の仕組み
今後もプロモーションの作成時に上限入札単価を決めていただきますが、これまでの上限クリック単価ではなく、上限再生単価(1 回の動画再生にいくらまで支払ってもよいか)を設定していただきます。プロモート動画には、これまでどおり AdWords ディスカウンター が採用され、広告費用を自動的に抑えられる仕組みになっています。同じ(または類似の)キーワードやプレースメントで他のプロモーションと競合している場合に、単価をその競合プロモーションより 1 円だけ高くすることでプロモート動画を掲載できます。

ダッシュボードの変更
プロモート動画キャンペーンは、これまでと同様に AdWords または ads.youtube.com で設定し、管理できます。ただし 5 月 25 日からは、すべてのプロモート動画キャンペーンの課金条件が正式に CPC から CPV に変更され、それぞれのシステムの広告ダッシュボードに変更が反映されますのでご注意願います。また AdWords を通じて YouTube プロモート動画を購入されている場合は、しばらくの間キャンペーン ダッシュボードにクリック単価や CPC という表記を見かけるかもしれません。CPV の導入が完了し、システム内の表記の調整が済むまでしばらくお待ちください。


こちらのヘルプセンター に詳しい説明やよくある質問をまとめてあります。ぜひご覧ください。今回の課金モデルの変更によって、皆様の広告目標と事業目標の達成に、プロモート動画が一層お役に立てることを願っています。

Katherine Miller プロダクトマーケティング マネージャー

Google AdWords では、広告代理店様や大規模広告主様向けのアカウント管理ツール の利便性を高めるため、オプションのログイン アカウントという新機能の提供を開始しました。これは クライアント センター(MCC)でログイン情報やパスワードを設定せずに新しい AdWords アカウントを簡単に作成できるという機能です。

広告代理店やクライアントの方々には、クライアント センターで新しい AdWords アカウントを作成する際、専用のメール アドレスとパスワードを作成しなくても済むというメリットがあります。


この機能のご利用に関するよくある質問をいくつかご紹介します。

1. AdWords でオプションのログイン アカウントを作成するにはどうすればよいですか?

クライアント センターで [アカウントを作成] ボタンをクリックし、アカウント名、タイムゾーン、通貨の 3 つの必須欄を設定します。その際に表示される [ユーザーをこのアカウントに招待する(オプション)] という折りたたみ式のリンクをクリックして、必要に応じてアカウントに他のユーザーを招待できます。ユーザーを招待しない場合も、[保存] をクリックすると、新しいアクティブなアカウントが作成されます。

2. ログインの必要なアカウントを作成したい場合はどうすればよいですか?

アカウントを作成する際に [ユーザーをこのアカウントに招待する(オプション)] をクリックしてユーザーを招待するか、通常どおり [アカウント] タブで [アカウントのアクセス]、[他のユーザーを招待する] の順にクリックして AdWords アカウントにユーザーを招待します。

3. オプションのログイン アカウントの通知はどこに送信されますか?


アカウントに関する重要なアラート(お支払いに関する通知、ポリシー違反に関する通知など)は、クライアント センターに関連付けられているメール アドレスに送信されます。それ以外のアラートについては、クライアント センターの [クライアントの設定] ページで通知の設定をご確認ください。掲載結果についての提案やニュースレターなどの通知をオプションのログイン アカウントに送信するよう設定することもできます。これらの通知は、クライアント センターに関連付けられているメール アドレスに送信されます。

オプションのログイン アカウントの作成に関するその他のよくある質問については、AdWords ヘルプセンターのクライアント センターのセクションをご覧ください。

クライアント センターに関するその他の情報や、大規模なアカウントを効率的に管理するためのその他のツールについては、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。

石原 直樹 AdWords API チーム

さて、先日ご紹介させていただいた 新しいバージョンの AdWords API ですが、開発者向けのさまざまな新機能が満載です。これから数回に分けてそれぞれの特徴を説明していきたいと思います。

AdWords API v201101 では、get() メソッドを使ってデータを取得する方法が改善され、ジェネリックセレクタが導入されました。今回はその新機能についての詳しい説明と既存のコードをジェネリックセレクタに移行する方法について解説いたします。


はじめに
v201101 以前の AdWords API では、すべてのサービスに固有のセレクタがあり、get() メソッドを使用してデータを取得していました。たとえば、ある広告グループの中のアクティブな広告グループクライテリアを取得したい場合、以下のようなコードを書かれていたでしょう。

// v201008 (古いバージョン用)のコード


// セレクタを作成
AdGroupCriterionSelector selector = new AdGroupCriterionSelector();
selector.userStatuses = new UserStatus[] {UserStatus.ACTIVE};

// ID フィルタを作成
AdGroupCriterionIdFilter idFilter = new AdGroupCriterionIdFilter();
idFilter.adGroupId = adGroupId;

selector.idFilters = new AdGroupCriterionIdFilter[] {idFilter};

// 広告グループクライテリアのすべてを取得
AdGroupCriterionPage adGroupCriterionPage =
    adGroupCriterionService.get(selector);

これは簡単ではありますが、個々のサービスは固有のセレクタを持っているので使いたいサービスそれぞれのセレクタについて知る必要があります。また、フィルタリングのオプションはセレクタのフィールドとして指定されますから、AdWords API で新しいフィルタのサポートを開始する際、セレクタにも変更が及びました。これがすべてのバージョンに対して正しく行われる必要がありました。

一方、 レポートで使用されているセレクタモデルはもっと柔軟です。フィールドのリストを指定でき、プレディケイト (predicate) を使用して Filterable なフィールドでいくらでもフィルタを追加できます。複数の演算子を使うこともできます。(ただし、上記のコードにあるような明示的でない EQUALS は除きます。)また、フィールド名が SOAP スキーマから切り離されているので、新しい選択可能でフィルタ可能なフィールドを追加することも可能です。さらに、レポートを作成するコードと、ダウンロードするためのコードは同じままです。v201101では、このデザインを取り上げ、全サービスに適用することにしました。

AdWords API の v201101 を使えば、ある広告グループにある、すべてのアクティブな広告グループクライテリオンを以下のように取得することができます。

// v201101 (新しいコード)


// セレクタを作成
Selector selector = new Selector();
selector.fields = new string[] {"Id", "AdGroupId", "KeywordText", "Status"};

// フィルタリングする条件を設定
Predicate adGroupPredicate = new Predicate();
adGroupPredicate.field = "AdGroupId";
adGroupPredicate.@operator = PredicateOperator.EQUALS;
adGroupPredicate.values = new string[] {adGroupId.ToString()};

Predicate statusPredicate = new Predicate();
statusPredicate.field = "Status";
statusPredicate.@operator = PredicateOperator.EQUALS;
statusPredicate.values = new string[] {UserStatus.ACTIVE.ToString()};

selector.predicates = new Predicate[] {adGroupPredicate, statusPredicate};

// すべての広告グループクライテリアを取得 
AdGroupCriterionPage adGroupCriterionPage =
    adGroupCriterionService.get(selector);


セレクタのプロパティを理解
セレクタの主なプロパティは以下のとおりです。

Fields: オブジェクトを取得するのにジェネリックセレクタを使用する際、デフォルトではサーバーはすべてのフィールドは返しません。リクエストされたフィールド群しか返しません。オブジェクトの他のフィールドは未定義、あるいは null がセットされていますが、それはお使いのプログラミング言語によります。Field というプロパティ値はサーバーから返されるべきフィールドのリストを指定するために使うことができます。エンティティの中のどの選択可能な (Selectable) フィールドも使用することができます。たとえば、CampaignService を使う時、Campaign の中の Selectable なフィールドはどれでも使用することができます。たとえば、Campaign.name は Selectable なフィールドとしてマークされており、セレクタのフィールド名が "Name"と指定されるものです。このようにフィールド中のエントリとして使うことができるわけです。

ただし、オブジェクトが他のオブジェクトを参照するフィールドを持っている場合は注意が必要です。その場合、プロパティは Selectable としてマークされません。サブフィールドが Selectable としてマークされます。たとえば、Campaign.budgetBudget 型のプロパティですので、Campaign.budget は Selectable ではありません。キャンペーンの budget フィールドを取得するには、Budget オブジェクトの Selectable なフィールドをリクエストする必要があります。

Predicates: predicate を使用することで、返ってきたデータをフィールド値によってフィルタすることができます。predicate では、エンティティから、どの Filterable フィールドでも使うことができます。様々な  operators もフィルタリング条件を指定するのに使用可能です。さらに、複数の predicate を単一のセレクタで使用する際、predicate で指定された条件は AND としてフィルタ条件で扱われることになります。

個々のサービスプロバイダは、サービス固有のフィールドを持っていますが、ジェネリックセレクタでは、Predicate により使用可能です。例えば、CampaignId は AdGroupAdService のメンバではありませんが、で、CampaignId を predicate のフィールドとして使用可能です。ジェネリックセレクタフィールドのリストは、こちらの selector migration guide を参照ください。

DateRange: オプショナルとして、DateRange を追加して、どの日付のデータを取得すべきかコントロールすることができます。日付の指定は、サーバーから返答された統計値にのみ影響し、エンティティ(オブジェクト)に影響するわけではありません。日付のフォーマットは  minmax 値の二つとも yyyymmdd の形になります。日付のは以下の範囲内でなければなりません。[19700101, 20380101]

Ordering: オーダーフィールドを指定することで、データをソートしたい(昇順でも降順でも)フィールドを定められます。order フィールドを指定する OrderBy オブジェクトを並べる順番は重要です。最初の要素が最初のソート順を決めます。2つ目の要素で二番目のソートが決まります。以下、同様にソートされていきます。

Paging: ページングフィールドを使用することで、返却される結果をどこからはじめるか、ページごとにいくつ結果を入れるかを指定することができます。

サービスーバー固有のセレクタからジェネリックセレクタへの移行
CampaignSelector のようなサービス固有のセレクタは v201101 以後ではサポートされません。ですから、AdWords API v201101 に移行される際は、コードを修正いただきジェネリックセレクタを使用していただく必要があります。selector migration guide をご覧いただき、個々のサービス固有セレクタごとのフィールドのマッピングをご確認ください。また、ジェネリックセレクタが採用されていないサービスが若干存在しますが、将来の AdWords API バージョンで採用される予定です。


ジェネリックセレクタのサポートを全てのクライアントライブラリでサポートしております。新しい機能を存分に活用し、ご感想をこちらのフォーラム (英語)でお知らせください。

藤沢 聡明 モバイルセールス本部 エージェンシーセールスマネージャー

Google が広告主様へ提供できるモバイル向けの広告ソリューションには、Google AdWords を活用した広告配信はもちろん、昨年 8 月に Google グループとなった「AdMob」をプラットフォームとしてモバイル キャンペーンを展開する方法があります。

その次世代スマートフォンを中心としたハイエンドデバイス向けで世界最大級のモバイル広告ネットワーク「AdMob」において、KDDI 株式会社様が iOS (iPhone / iPod touch / iPad)やAndroid OS 搭載のハイエンド モバイルデバイスに向けて広告配信を実施、リンク先となるランディングページでは、Google が提供する API の活用、HTML5 によるリッチでインタラクティブ性の高いサイト構築、位置情報や音声との組み合わせなど端末の各機能との連携、外部ソーシャルメディアでの共有機能など、これまでのモバイルでは実現が難しかった「リッチ」で「インタラクティブ」、「シームレス」で「広がりのある」キャンペーンを展開しています。


キャンペーン企画のポイント (1) - 製品コンセプトを“体感“、”共有“させる仕組み
「Puchi Puchi Earth」は、HTML5 で構築したウェブサイト上に広がる地図上に覆いかぶさる無数の「プチプチ」をタップする事で潰し、その潰した数を他のユーザーと競い合うという非常にシンプルな参加型ゲームです。このゲームは Google Map API を組み込むことで、ユーザーが実際にいるロケーションを中心にゲームが展開され、更に外部ソーシャルメディアと連携し情報を拡散させる事で、AdMob のネットワーク以外からの新たなユーザーの流入を期待できる仕組みになっています。KDDI 株式会社が続々と市場に導入している「Android au」ブランドの先進性やシェアする楽しさを、次世代スマートフォンを日常的に利用する全てのユーザーに体感してもらい、ブランドの世界観をこのゲームを通じてシェアしてもらうのが目的です。

「Puchi Puchi Earth」
トップ
地図上の「ぷちぷち」
を潰して
潰した数をTwitterで
つぶやく
潰した「ぷちぷち」
ランキング


















キャンペーン企画のポイント (2) - クロスプラットフォーム
iOS や Android OS を搭載した数多くのハイエンド モバイル デバイスが日本市場にも搭載され、ユーザーの選択肢も広がりました。同時に広告主にとっては、搭載する OS や端末の種類に関わらずクロスプラットフォームでこれらのユーザーへリーチする事が非常に重要になってきています。AdMob では iPhone や iPod touch、iPad、各種 Android 端末へ一斉に広告配信が実現できます。配信プットフォームに加え、ランディングページに OS や端末の種類に関わらず互換性を持たせる事で、幅広いユーザーに向けてリッチでインタラクティブな新しいモバイルインターネットの世界を提供する事が可能になります。



今後の展開
今後、AdMob ネットワーク上で広告主様と順次展開するキャンペーンにおいて、ユーザーの利用動向などを分析し、次世代スマートフォンを中心としたハイエンドデバイスユーザー向けにキャンペーン実施を検討する広告主企業にとって、キャンペーンのプランニングのヒントや評価基準の構築を推進していきます。


KDDI 株式会社様「Puchi Puchi Earth」はこちら、また AdMob への広告掲載方法については、こちらのページをご覧ください。

水谷 嘉仁 シニアプロダクトスペシャリスト

このたび AdWords のトラフィック見積もりのアルゴリズムを更新いたしましたのでお知らせいたします。これにより、クリック数、広告費用、広告掲載順位などの見積もりデータが、以前よりさらに正確に提示されるようになります。この変更は、本日よりすべての AdWords アカウントで有効となります。

AdWords アカウントをお持ちの方は、トラフィックの見積もりをいくつかの方法で確認できますが、キーワードのトラフィック見積もりをトラフィック見積もりツールキーワード ツール、[キーワード] タブで行うことができます。

トラフィック見積もりは、キーワード候補を評価し、アカウントに追加するかどうかを決める際や、これらのキーワード候補の入札単価や予算を検証する際に役立ちます。

入札単価を適切な額に設定しているかどうか確認する場合は、トラフィック見積もりツールで上限クリック単価の欄に別の値をいくつか試しに入力してみてください。これらの値でトラフィックの見積もりがどのように変わるか確認し、投資対効果が最も高くなる数値を導き出せます。新しい予算を決める際も同じ方法で検討できます。

新しいトラフィック見積もりが、皆さまのキーワードの入札単価や予算の設定にお役にたてば幸いです。ご意見やご感想などがございましたら、こちらのページ(英語) からお聞かせください。

AdWords ポリシーチーム

AdWords はすべての広告主様や広告をクリックする検索ユーザーにとって、安全かつ公平で信頼できる場所でなければなりません。AdWords のポリシーの多くが情報の透明性やユーザーの安全性に主眼を置いているのはそのためです。

その一貫として、5 月 17 日から情報開示と個人情報の取り扱いに関する現行の AdWords ポリシーに 3 つの要件が追加されます。これらの要件は AdWords を利用できるすべての地域に適用されます。

サイトで支払い情報や財務情報、個人情報の入力が必要な場合は、広告の一時停止措置を避けるため、新しく追加される以下の要件をご確認のうえ、必要に応じて変更作業を行っていただくようお願いいたします。

1. ユーザーが個人情報を送信する前の段階で確認できるよう、個人情報の取り扱いに関する指針をわかりやすい場所に明示する
現行のポリシーでは、広告主様に対し、収集した個人情報の取り扱い方法を明確に示していただくよう定めています。今後はそうした情報に関しては、ユーザーが個人情報を送信する前の段階でも確認できるよう、わかりやすい場所に提示していただく必要があります。


2. 情報提供サービスを停止する方法をユーザーに提示する
個人情報の取り扱い方法を説明する際は、メールや電話などの直接的な情報提供サービスを停止する方法についても説明していただく必要があります。


3. 支払い情報や財務情報、個人情報を収集する際は SSL を使用する
多くのウェブサイトでは、セキュア ソケット レイヤー(SSL)接続により、ブラウザとサーバー間でやり取りされる機密情報は暗号化されています。セキュリティの観点から、AdWords のポリシーでは今後すべての広告主様に対し、支払い情報や財務情報、個人情報(銀行口座情報や社会保障番号など)を収集する際に SSL を使用することを必要条件とさせていただきます。

詳細は以下の資料をご覧ください。

AdWords ポリシーの変更点に関する最新情報は AdWords ポリシーの変更記録をご覧ください。

Surojit Chatterjee プロダクト マーケティング マネージャー

テクノロジーに関心の高い消費者を中心に人気を博している「タブレット型端末」。今後 2 年間で出荷台数は、世界中で 1 億 6500 万台を超える*とも見込まれます。そこで Google では、タブレット ユーザーに効果的にアプローチできるよう、新しいターゲット設定オプションを開発しております。このオプションにより、タブレット型端末のターゲット方法が新しくなり、広告の表示をより詳細に管理できるようになります。

今後数週間で、キャンペーンの [設定] タブの [ネットワークとデバイス] セクションに [フル インターネット ブラウザ搭載のタブレット] というオプションが表示されるようになります。これまでターゲットとして Apple iPad を選択することはできましたが、他のタブレット型端末は選べませんでしたが、新しいオプションではタブレット型端末全般を指定することができます。

また、広告を表示するデバイスと OS の種類をより詳細に設定することが可能になりました。たとえば Apple iPad に広告を表示する場合は、デバイスの設定として [フル インターネット ブラウザ搭載のタブレット]、OS の設定として [iOS] を選択するという具合です。まず最初は Apple 製端末のみが対象ですが、今後はその他の端末にも広告を配信できるよう機能を拡張していく予定です。お客様のアカウントでこの機能が利用可能になり次第、広告は自動的にタブレット型端末に表示されるようになります。お客様に特別な対応をしていただく必要はありません。

なお 1 点のみ注意点として、以前からキャンペーンで Apple iPad のみをターゲットとするよう設定していた場合は、今回の変更によって Apple iPad に加えて「その他のタブレット型端末」も自動的に広告配信先となるため、広告の表示回数や費用が増加する可能性がありますのでご注意ください。

もし、タブレット型端末に対する広告配信を希望されない場合は、こちらの手順にてデバイスのターゲット設定を変更いただくようお願いいたします。

最後に、タブレット型端末に表示できる広告は「標準のテキスト広告」と「イメージ広告のみ」となります。そして、Flash などのコンテンツが数多く含まれ、リンク先ページがタブレット型端末で正しく表示されない場合、広告の表示が自動的に制限されますので、新しいターゲットオプションをご利用されるには、リンク先ページがタブレット型端末で正しく表示されることをご確認ください。詳しくはこちらのヘルプセンターの記事をご覧ください。

Google では常に AdWords キャンペーンのターゲット機能の向上に努めております。新しいターゲット設定オプションにより、多種多様な端末やプラットフォームを利用するユーザーに効果的にアプローチしていただけるようになれば幸いです。

*Source: Morgan Stanley, Feb 2011

パートナーデベロップメントチーム

このたび、Google は楽天株式会社とパートナー契約を締結し、楽天グループが運営する下記サイトに Google AdSense が導入されることになりました。

この提携により、Google AdWords の広告主の皆さまは、検索およびコンテンツ連動広告を楽天グループサイトの多様なユーザーに向けて配信することが可能となります。今後も、さらなるサイト展開に引き続き取り組んでいく予定です。

楽天ツールバー
2011 年 5 月 10 日より、PC 版 Google AdSense(検索連動型広告)が楽天ツールバーに導入されます。
楽天ツールバーは、月間ユニークユーザー約 100 万人*、月間約 2 億クエリ*という利用者がいる検索サービスです。

インフォシーク
2011 年 5 月 10 日より、PC版 Google AdSense(検索連動型広告およびコンテンツ連動型広告)がインフォシークに導入されます。

インフォシークは、Top ページで月間ユニークユーザー 265 万人*、月間約 5000 万 PV*、インフォシークニュースで月間ユニークユーザー 300 万人*、月間約 1 億 PV* という国内最大級のポータルサイトで、インフォシークニュースやインフォシーク地図、みんなのニュースなど複数のサイトに配信されます。

前略プロフィール
5 月 12 日より PC 版 Google AdSense(コンテンツ連動型広告)、モバイル版 Google AdSense(検索連動型広告およびコンテンツ連動型広告)がそれぞれ導入されることとなります。

前略プロフィールは、無料で利用可能な中高生向けプロフィール作成サイトです。ミニブログやアルバム機能などが充実しており、特に 10 代の利用者が高い割合をしめています。利用状況はモバイル会員数 450 万人*、月間約 20 億 PV* となっています。

*データ出典: 楽天グループ媒体資料

石原 直樹 AdWords API チーム

AdWords API の新しいバージョン v201101 がリリースされました。

この新しいバージョンでは、レポートがより効率的に取得できるようになり、キャンペーンエクスペリメント、最新の広告関連機能が実装されています。これらの変更は AdWords API フォーラムや開発者向けイベントで、新しいサービスへの要望に基づきアップデートされました。以下に主だった新しい機能のご紹介をいたしますが、新機能をすべて網羅したドキュメントをご確認したい方は v201101 のリリースノート (英語)をご覧ください。

v201101 の特徴
  • 複数クライアントのレポートを容易に取得 (未公開機能) : ReportDefinitionService は My Client Center (MCC) クロスクライアントレポートをサポートしています。これは非同期に行われます。ReportDefinition の型には二つのフィールドが追加され、クロスクライアントレポートを取得する際の指定に使用します。すべてのレポートタイプはクロスクライアントレポートで使用するフィールド値が追加されています。さらに、Geo Performance, Demographic Performance, Ad Extensions Performance,  Destination URL and Creative Conversion というレポートが追加されています。レポートタイプの詳細についてはこちらのページ (英語)をご覧ください。
  • 単一のジェネリックセレクタの導入で、データコントロールやフィルタリングが便利に : 多くのサービスでオペレーションを行うのに、従来のようなサービスごとのセレクタではなく、ジェネリックセレクタを使用することができます。ジェネリックセレクタにより、返されるデータをコントロールしやすくなりますし、ほとんどのフィールド値に関するフィルタリングやソーティング、ページングの指定ができます。今までお使いのコードからの移行に関しては、Selector Migration Reference をご覧ください。
  • キャンペーンエクスペリメント :  AdGroupAd タイプ内の ExperimentData を使用して実験的に広告を試すことができるようになりました。新しい一連のレポートフィールドにより、広告主様のパフォーマンスが実験ではどのようになるかを見ることができます。広告グループのパフォーマンス、キャンペーンのパフォーマンス、キーワードのパフォーマンス、手動プレースメントのそれぞれにはコントロール(元々の設定)パートと、実験パートのフィールドがあります。それに加え、それらの統計を表すレポートのフィールド値の変化がどれくらい重要なのかを見ることもできるようになっています。キャンペーンエクスペリメントに関する詳細はこちらの記事 AdWords Campaign Experiments (英語) もご参照ください。
  • 必要なターゲットのロケーションの使い分け: 新しいキャンペーンのタイプのセッティングとして GeoTargetTypeSetting が追加されました。これにより、ジオターゲティングが可能になりました。ユーザ様の物理的な場所と検索の中でのターゲットの場所を別々にすることができます。
  • インタレストベース広告 (未公開機能) : AdWords API は、インタレストベース広告を ConversionTrackerService で実装します。これにより、新しいコンバージョンイベントを作成し、JavaScript タグを取得して新たなリストに追加することができます。この機能は数週間以内にリリースされる予定です。

以前のバージョンのサービス提供終了について
v201101で実装されているのと同等の機能は今後サービス提供終了となります。
  • API バージョン13 (ReportService と TrafficEstimatorService のみ), v200909, v201003, v201008
  • BidLandscapeService (DataService へ移行)

これらの機能のサービス提供終了は 2011 年 8 月になります。

AdWords API の新しいバージョンがリリースされるたびに、AdWords API client libraries (英語) をご覧になることをお勧めいたします。もし質問等ございましたら、AdWords API forum (英語) にてお知らせください。

Katherine Miller プロダクトマーケティング マネージャー

このたび、AdWords Editor の最新バージョン 9.0 をリリースしましたのでお知らせいたします。

今回のバージョンでは多数の新機能が追加され、複数アカウント全体にわたる変更を一層効率的に行えるようになりました。また、広告サイトリンクやハイエンド携帯端末のターゲット設定など、新しい広告機能も幅広く管理できるようになっています。このブログ記事では、バージョン 9.0 の主な変更内容をいくつかご紹介したいと思います。

AdWords Editor バージョン 9.0 の主な変更点

・広告サイトリンクの管理機能の拡張
バージョン 9.0 では、広告サイトリンクが完全にサポートされ、アカウントのダウンロードとアップロード、編集、変更内容の確認、サイトリンクのインポートとエクスポートなども行えるようになりました。

・一括追加、更新ツールと CSV インポートの改善
一括追加、更新ツールを使って新しいデータを入力する際に、列の順序を問わずデータを入力できるようになりました。各列に適切なヘッダーを割り当てたり、次回のインポート用に列順を保存したりできるほか、アカウント内の変更内容をワンクリックで承認またはキャンセルすることも可能です。また、CSV のインポートでは、ファイルからのインポートに加えて、テキストの貼り付けも選択できるようになっています。

・ハイエンド携帯端末のターゲット設定オプション
AdWords Editor の新バージョンでは、キャンペーンの設定としてハイエンド モデルの携帯端末(Android や iPhone、iPad、Palm など)や携帯電話会社をターゲットできるようになりました。

・複数アカウントとクライアント センターの管理機能の改善
複数アカウントをよりきめ細かく管理できるように、AdWords Editor の新バージョンではアカウントの並べ替えや検索、複数アカウントの選択と削除ができるようになりました。また、AdWords Editor のアカウント ツリーの上に、最近アクセスしたアカウントを選択できる新しいプルダウン メニューが追加され、アカウントを簡単に切り替えることも可能になりました。

さらに、[新しい AdWords アカウントの追加] ダイアログでクライアント センターのアカウントを追加する際、使用可能な子アカウントをリスト内で検索したり、表示項目を追加したり、クライアント センター アカウントの階層内でアカウントを移動したりすることもできます。

・除外キーワード、除外プレースメント、除外ユーザーの特定と一括変更がより簡単に
除外キーワード、除外プレースメント、除外ユーザーの候補をより簡単に特定、管理していただけるように、AdWords Editor での除外アイテムの表示形式を変更しました。[除外] タブがなくなり、その代わりにキーワード、プレースメント、ユーザーそれぞれのタブで [実行] または [除外] をクリックして、各アイテムを除外するかどうかを切り替えることができます。

また、重複キーワードの表示モードで、除外キーワードに対して [重複を選択] ボタンを使用できるようになりました。


さて、肝心のアップグレードの方法ですが、AdWords Editor アカウントへの次回ログイン時にアップグレードのメッセージが表示されます。また、AdWords Editor のウェブサイトからもバージョン 9.0 をダウンロードしていただけます。なお、AdWords Editor の新バージョンをインストールした後は、アカウントを再度ダウンロードしていただく必要があります。コメントや未送信の変更が失われないようにするには、アップグレードの確認画面で [バックアップ後、更新] を選択し、バックアップ ファイルをパソコンに保存してからアカウントを再度ダウンロードして、AdWords Editor にバックアップ ファイルをインポートしてください。

以上、アップグレードに関するお知らせでした。詳細については、AdWords Editor バージョン 9.0 のリリース ノートヘルプセンターをご覧ください。