Posted by Greg Rosenberg、AdWords ユーザー エクスペリエンスチーム

先日このブログで 新しい AdWords 管理画面のデザインをご紹介したところ、皆さまから多くのご意見をお寄せいただきました。いただいたご意見をもとにさらに改善を加え、今後数日間のうちに、全ての広告主様のアカウントに新しいデザインを適用する運びとなりました。

新たな管理画面では、統計情報などの重要な項目が目立つよう、メニューやタブ、ボタンのデザインをシンプルに抑えています。また、最新の技術を用いて画面の視覚性を高める一方、タブやボタンなどを探さなくてすむよう、各機能は以前と同じ配置にしています。



ユーザー エクスペリエンス チームでは、米国時間 6 月 21 日(日本時間 22 日午前 1 時半)にハングアウト オンエア上で Q & A セッション(英語)を開催します。

デザインについての説明や、ユーザー・エクスペリエンスについてのディスカッションを行う予定です。日本時間では深夜の開催となりますが、ご都合が合いましたらぜひご参加ください。

参加方法:
  1. 米国太平洋時間 6 月 21 日午前 9 時半(日本時間 22 日午前 1 時半)に Google Ads の Google+ ページ にアクセスします。
  2. ハングアウト オンエアのアイコン(下記の画像参照)をクリックします。Google+ にログインしている必要がありますので、ご注意ください。


Google では、よりシンプルで使いやすい画面デザインを目指しています。今回の変更で、 AdWords の管理画面をより使いやすく感じていただければ幸いです。ハングアウト オンエアへのご参加もお待ちしております。

Posted by 萩倉 健支 AdWords API チーム

AdWords、DFA、 DFP の Ads API を使用するライブラリとして、Java のクライアント ライブラリは多くの開発者の皆様にご使用いただいています。開発者の皆様からは、これまで様々なフィードバックをいただいておりました。なるべく多くのフィードバックを取り入れるように努めてきましたが、初めに作られてから時間が経過していることもあり、取り入れることのできない要望もありました。

今回、新たに一から作られた Java クライアント ライブラリ(英語)をご紹介します。既にベータ版でなくご使用いただけます。

新機能

新しい Java クライアント ライブラリには以下の新機能が含まれています。
  • AdWords, DFA, DFP で共通のライブラリ コード
  • Maven リポジトリからの取得をサポート
  • OAuth1.0a, OAuth2.0 のサポート
  • ロギングのインターフェースとして SLF4J を使用
  • セッションの構築方法を変更し、複数の認可方法を選択可能
  • JAX-WS を使用することにより AppEngine をベータ サポート

移行について

大きな変更点として、セッションの構築方法とサービス オブジェクトの取得方法があります。

AdWordsSession を取得する例はこのようになります:

AdWordsSession session = new AdWordsSession.Builder()
   
.fromFile()
   
.withClientLoginToken(clientLoginToken)
   
.build();


サービス オブジェクトを取得する例はこのようになります:

AdWordsServices adWordsServices = new AdWordsServices();
CampaignServiceInterface campaignService =
   adWordsServices
.get(session, CampaignServiceInterface.class);


その他の移行方法についてはこちらの Wiki ページに移行ガイド(英語)を用意していますのでご参照ください。使用例 と一緒にこれらの新しい Class の使用方法が記載されています。

今後は、今回ご案内した新しい Java ライブラリが主な開発対象になります。既存の AdWordsDFP のライブラリについては、 AdWords API、DFP API の新リリースに伴うサポートは継続されますが、メンテナンスのみとなります。

不具合、機能要望などありましたらこちらのイシュー トラッカー(英語)からお気軽にお知らせください。

Posted by Prashant Baheti - AdWords プロダクト マネージャー


広告主様の皆様は AdWords アカウントの効率的な管理手法を常に模索されていることと存じます。また、AdWords アカウントの運用戦略を決定する上で、独自の外部データを使用したいとのご希望も数多く寄せられております。

そこでこのたび、お申し込みをされた広告主様向けに、AdWords スクリプトを限定リリースすることになりました。これにより、JavaScript を使用して AdWords アカウントを編集できるようになります。

スクリプトには、次のような利用方法があります。
  • 外部データを使用して入札単価やキーワードのステータスを変更する
  • アカウントの統計情報をスプレッドシートに出力して、それを基にレポートやグラフなどを作成する 
  • 数週間分の統計情報の傾向を踏まえて、キーワードや広告グループの入札単価を変更する
スクリプトは Google Apps スクリプト インフラストラクチャで実行可能で、Google スプレッドシート、URL Fetcher、メールの 3 つのサービスを利用できます。Google スプレッドシートURL Fetcher を通じて外部データを取り込んだり、メールスクリプトの実行結果を送信したりすることが可能です。(※各リンク先は英語です。)

スクリプトをご利用いただくには、管理画面左側のツールバーの [自動化] で [スクリプト] を選択します。 

 

スクリプトの活用にあたっては、JavaScript の基礎知識をお持ちの方が管理されることをおすすめします。

この機能は、今後数週間ですべての広告主様にご利用いただけるようになる予定です。こちらのフォーム(英語)からお申し込みいただくと、より早くこの機能をご利用いただけます。お申し込みの際は、AdWords アカウントのお客様 ID (クライアント センター以外のもの)をご用意ください。スクリプトに関する詳細については、デベロッパー向けのサイトをご覧ください。

Posted by Greg Rosenberg、AdWords ユーザー エクスペリエンス チーム

Google では長年にわたり、お寄せいただいたご意見を参考に、検索、ディスプレイ、モバイル、動画、ソーシャル、ローカルの各分野でさまざまな機能を追加し、AdWords で高い成果を上げていただけるよう努めてまいりました。

また、AdWords の操作性を高める取り組みの一環として、数ヶ月にわたって 管理画面のデザイン変更を検討してきました。

つきましては、新しい管理画面のデザインについて、皆様からご意見を伺いたいと存じます。ぜひ、プレビューをご覧のうえ、 [フィードバックを送信] ボタンからご意見をお寄せください。(ご意見は英語でのみお送りいただけます。)

デザインを一新

今回のデザイン変更では、操作ボタンなどの表示が邪魔にならないようにし、データなどの重要な情報が見やすくなるよう工夫しました。また、最新のクライアント サイド テクノロジーを組み込み、画面の視覚性を高めました。





よりシンプルな AdWords

今回の変更には、キャンペーンの作成手順を簡素化する狙いもあります。例えば、キャンペーン タイプの選択画面を追加し、選択した内容に合わせてキャンペーン設定が切り替わるようにしました。

たとえば、検索ネットワーク キャンペーンを作成した場合は、 [標準]、[すべての機能]、[商品リスト広告] の 3 種類のキャンペーン タイプが表示されます。ここで [標準] を選択すると、最も標準的な設定のみが表示されます。

今回の変更により AdWords をより使いやすく感じていただければ幸いです。新しいデザインはまもなくリリース予定です。皆様のご意見、ご感想をお待ちしております。

Posted by Nick Fox - プロダクト マネジメント担当副社長

先月お知らせしましたように、5 月より AdWords の広告のローテーション設定の仕様が変更されています。具体的には、[均等にローテーション] が選択されているキャンペーンで、複数の広告をローテーションで 30 日間表示した後は、成果の高い広告がより多く表示されるようになりました。

今回の変更について数多くのご意見をいただき、ありがとうございました。いただいたご意見は、慎重に検討させていただきました。特に多かったご意見は、(1)今回の変更を無効にする手段がない、(2)新しい広告をテストするには、 30 日より長い期間が必要となる場合がある、というものでした。また、変更の理由についてもご質問をいただきました。

そこでまず、この度の変更の理由について詳しくご説明いたします。Google でテストした結果、新しい [均等にローテーション] 設定のもとでは、質の高いトラフィックをより効率的に増やしていただけることが検証されています。これにより、広告主様のクリック率が平均的に向上し、コンバージョン数も増加することが確認されています。

たとえば、広告 A のクリック率が 3%、広告 B のクリック率が 1% だった場合、元の [均等にローテーション] の設定では、広告がほぼ均等に掲載され、平均クリック率は 2% 程度になります。一方、新しい設定では、ローテーション表示の期間が過ぎた後に広告 A の掲載頻度が増えるため、平均クリック率が 3% に近づき、クリック数が 50% 程度増えます。広告 B も頻度は減るものの引き続き掲載されるため、掲載効果を試すことができます(注: データは仮定のものです)。

続いて、皆様からのご意見に基づき、 2012 年 6 月 11 日より均等ローテーション設定に 2 つの修正を加えることになりましたのでお知らせします。

1 点目として、新しい広告のテスト期間を長めに確保できるよう、均等ローテーションの期間を 30 日から 90 日に延長します。

2 点目として、無期限の均等ローテーション配信をご希望の方向けに、5 月以降の変更を無効化する手段をご用意いたしました。ご希望の場合は、こちらのフォーム(英語)に下記の必要事項をご記入いただくか、アカウント担当者がいる場合は担当者にご連絡ください。

1) お客様 ID
※複数のアカウントを記入する場合はカンマで区切ってください。この無効化はアカウントごとに適用されます。
2) 主な URL
※それぞれのアカウントで使用されている主な URL をご記入ください。 1 つのアカウントで複数の URL を使用されている場合、各アカウントから 1 つずつで構いません。
3) メールアドレス
※申請頂いた内容に関して確認させていただきたい点がある場合は、ご連絡を差し上げる場合がございます。
4) 無効化を希望される理由
※この項目はオプションです。
ご記入後、[Submit] をクリックすると、申請内容をお送りいただけます。

なお、数週間様子を見て、変更の無効化を希望される方が多い場合は、AdWords の管理画面で直接無効化できる機能も追加してまいります。

Google では、広告ローテーションの機能を変更することで、ユーザーに質の高い広告を表示できると同時に、広告主様の掲載結果も向上できるものと確信しておりますが、広告主様ご自身に最適な方法を見極めて選択していただく自由と時間をご提供することも重要と考え、今回の修正を行う運びとなりました。広告主様のニーズに合ったソリューションを構築していくため、今後ともご意見をお寄せいただければ幸いです。

Posted by  Ian Leader 商品広告 プロダクトマネージャー

この度、日本の広告主様も商品リスト広告をご利用いただけるようになりました。商品リスト広告は、扱っているすべての商品を効率的に宣伝できる広告フォーマットです。ユーザーにとっても、探している情報と関連性の高い広告を参照できるという利点があります。既に商品リスト広告が提供されているアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアでは、これまでに何億件もの商品リスト表示が行われており、同じ場所に掲載された標準のテキスト広告と比べて、商品リスト広告ではユーザーがクリックする確率が 2 倍に達することがわかっています。

商品リスト広告は、商品情報表示オプションと同様、AdWords 商品広告の一種です。商品広告では、ユーザーがサイトにアクセスしなくても商品そのものが表示されるため、クリック数の増加、トラフィックの質の向上、検索広告の投資収益率向上につながります。

(単独の商品リスト広告の例)

(商品情報表示オプションを使ったテキスト広告の例)


商品情報表示オプションでは、キーワードターゲット テキスト広告に商品の画像やその他の関連商品を追加できます。同様に商品リスト広告でも、google.co.jp で検索しているユーザーに対して、Google Merchant Center アカウントから最も関連性のある商品を表示できます。

ただし、商品情報表示オプションと異なり、商品リスト広告ではキーワードや広告テキストを設定する必要がありません。商品リスト広告は、ユーザーの検索内容が Merchant Center アカウントのアイテムと一致すると自動的に掲載されるので、すべての取り扱い商品について関連性の高い広告を簡単に表示できます。

商品広告の詳細と、商品情報や商品リストを表示する方法については、Google ヘルプセンターをご覧ください。

Posted by グーグル プロダクトマーケティングチーム

ウェブは世界中の数えきれない程多くの人々にとって、日々の生活の重要な一部分となっています。世界中では 20 億人を超えるウェブ ユーザーが存在しており、さらに 7 億人が 2015 年までにインターネットを利用するようになると予測されています(IDCデータより)。年代や収入、国籍などを問わず、あらゆる人々が、オンライン上のコンテンツの恩恵を受けています。

このようなウェブ ユーザーは日々何をしているのでしょうか。ウェブ ユーザーたちは、事実上、あらゆる活動を行なっています- 学習したり、誰かとつながったり、発見したり、仕事をしたり、ショッピングをしたり、創作したり、誰かを楽しませていたり、コミュニケーションを取ったり、新しいものを発見したり…。

人々はいつもオンラインの状態にあります。デスクトップからのトラフィックが減るタイミングで、モバイルのトラフィックが増加することがわかっています。つまりオフィスや家から出てもまだ、人々はインターネットに接続しており、オンラインとオフラインの境界が低くなっているのです。

現在、デジタルの力がマーケットに及ぼす影響について、ほとんどの企業が認識していることでしょう。デジタルをさらに有効活用することで、スマートな判断をくだし、マーケティングキャンペーンの効果をあげていくことができます。

そこで、Google は、”ウェブの力をあなたのものに” という目標のもと、皆様のビジネス、マーケティング活動にさらなる貢献をしていければと考えております。

このゴールに向けた一つのアクションとして、Google では、”Learn with Google” というウェビナーを開講しております。(ウェビナーとは、ウェブ上でご覧になれるセミナーを指します。)
 

このセミナーの対象は、日々のマーケティング業務にて Google AdWords をはじめとする Google のビジネス向けプロダクトを利用されている初級、中級の方です。

6 月は下記のプログラムを準備しております。

6 月 5 日(火) マーケターのための Google アナリティクス
Google アナリティクスのトラフィックの分析や設定を中心に、広告キャンペーンを正しく計測し、よりスマートな判断を実現するための設定方法、最新のソーシャル分析の機能などを、基本からお話しいたします。

6 月 8 日(金) スマートフォンをビジネスチャンスに変えるのは今
マルチスクリーン時代の中心的な存在を担うスマートフォンに関して、スマートフォンへの最適化の重要性やスマートフォンビジネス成功のステップをお話しいたします。

6 月 12 日(火) キーワードによる新コンテンツ ターゲット
ユーザーに、時と場所にあった最適な体験を提供するために、コンテンツ ターゲットが Google の最新技術により生まれ変わりました。キーワードレベルでのターゲット設定が可能になり、広告の精度、設定の柔軟性、管理の容易性、レポートの透明性が大幅に向上しております。

6 月 19 日(火) マーケターのための Google+ ソリューション
カスタマーリレーションシップの深化をサポートするという視点で、Google+ の最新機能説明と、事例、AdWords ソーシャル設定オプション、Google のソーシャル効果測定を中心にお話いたします。


6 月 26 日(火)効率的で柔軟な AdWords 運用 ー AdWords Editor と自動化ルールの積極活用
大量のキャンペーンをより効率的に運用することを目的とした無償ツール「AdWords Editor」と、条件にあわせてシステムに自動的にキャンペーンの設定変更をさせることが可能な機能である「自動化ルール」をご紹介します。

ウェビナーの参加は無料ですが、事前登録が必要となります。こちらから、興味のあるセミナーにご登録ください。皆様のご参加を心よりお待ちしています。