Posted byJames Beser, Sr. Product Manager
ライトボックス広告(英語記事)は Google のエンゲージメント広告(英語記事)の一種で、3 月の提供開始以来、順調に成長を遂げています。ユーザーがエンゲージした時のみ費用が発生するこのインタラクティブな広告フォーマットを通じ、広告主の皆様はウェブ上でブランドメッセージを広めることができます。
本日は、このライトボックス広告の新機能「Google Catalogs in Lightbox」をご紹介します。
魅力的なストーリーを届けるために、多額の投資を行って紙のカタログを作成している広告主の皆様も少なくないでしょう。Google では、ユーザーがこうしたカタログをより簡単に閲覧できるよう、ウェブを通じてデジタル版のカタログとユーザーとつなげたいと考えています。
Google Catalogs in Lightbox では、ユーザーは簡単にデジタル版カタログを閲覧し、新商品やその価格をチェックしたり、閲覧していたページから離れることなく商品ページに進むことが可能です。
広告主様にとっては、ページ閲覧や商品表示などのデータを通じ、今まで以上に深く顧客を知る手段でもあります。また料金は、カタログが閲覧された時のみ、エンゲージメント課金(CPE)に基づいて発生します。
この美しいカタログ フォーマットは、ユーザーの方々からも好評です。また広告主の皆様からは、既存の PDF ファイルと Google Merchant Center フィードを使って、簡単にオンラインカタログを作成できたとの声をいただいています。さらに、このライトボックス広告を掲載したパートナー サイトでは、CPM が 2 倍に向上しています。
米国への観光を促進している Brand USA は、Google Catalogs in Lightbox のベータ プログラムに参加して、カナダの観光客にインタラクティブな旅行ガイドを紹介しました。既存の印刷観光ガイドをデジタル化して、オンラインで掲載した結果、このガイドはカナダの人口の 1/5 にまで届き、カナダ人の 40 人に 1 人が積極的にエンゲージしたのです。
このフォーマットにご興味をお持ちでしたら、営業担当者までご連絡ください。
2013年7月30日火曜日
2013年7月29日月曜日
サイト公開のお知らせ:「マルチスクリーン ワールド」調査データサイト
Posted by マーケティング部 小澤 未生
日本のユーザーが日常生活で接触するメディアの 91% がスクリーンメディア(スマートフォン、パソコン、タブレット、テレビ)だということをご存知ですか?モバイルデバイスが普及した現代社会は、ユーザーが複数のデバイスを使う「マルチスクリーン社会」です。本日公開する「マルチスクリーン ワールド」は、マルチスクリーン社会における消費者行動とスマートフォン ユーザーの利用動向を、インタラクティブに楽しみながら知ることができるデータサイトです。
「マルチスクリーン ワールド」調査データサイトの概要
本サイトは、マルチスクリーンとスマートフォンをテーマとした各種の Google 独自調査「The New Multiscreen World」「Our Mobile Planet」「Mobile Site Perception Study(GoMo)」からデータを抜粋し、項目別に見やすくご紹介しています。年代別、男女別でデータを比較することもでき、ビジネスに役立つ、マルチスクリーンに関するあらゆるデータをダウンロードしたり、メールや SNS で共有することができます。
「マルチスクリーン ワールド」はパソコン、タブレット両方で閲覧することが可能です。タブレットで閲覧すると、タブレットを左右に振ったり、傾けたり、タップして各種データを並べ替えて、インタラクティブにデータの閲覧を楽しむことができます。
マルチスクリーン社会における消費者行動と、それがビジネスに与えるインパクト等、様々なデータを掲載した「マルチスクリーン ワールド」をぜひご活用ください。
日本のユーザーが日常生活で接触するメディアの 91% がスクリーンメディア(スマートフォン、パソコン、タブレット、テレビ)だということをご存知ですか?モバイルデバイスが普及した現代社会は、ユーザーが複数のデバイスを使う「マルチスクリーン社会」です。本日公開する「マルチスクリーン ワールド」は、マルチスクリーン社会における消費者行動とスマートフォン ユーザーの利用動向を、インタラクティブに楽しみながら知ることができるデータサイトです。
「マルチスクリーン ワールド」調査データサイトの概要
本サイトは、マルチスクリーンとスマートフォンをテーマとした各種の Google 独自調査「The New Multiscreen World」「Our Mobile Planet」「Mobile Site Perception Study(GoMo)」からデータを抜粋し、項目別に見やすくご紹介しています。年代別、男女別でデータを比較することもでき、ビジネスに役立つ、マルチスクリーンに関するあらゆるデータをダウンロードしたり、メールや SNS で共有することができます。
「マルチスクリーン ワールド」はパソコン、タブレット両方で閲覧することが可能です。タブレットで閲覧すると、タブレットを左右に振ったり、傾けたり、タップして各種データを並べ替えて、インタラクティブにデータの閲覧を楽しむことができます。
マルチスクリーン社会における消費者行動と、それがビジネスに与えるインパクト等、様々なデータを掲載した「マルチスクリーン ワールド」をぜひご活用ください。
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日本のスマートフォン普及率が 2011 年比で 4 倍になりました
Posted by 柿原 正郎 マーケット インサイト シニア リサーチマネージャー
2013 年 7 月 23 日、Google はスマートフォンの利用に関する調査「Our Mobile Planet」により、日本におけるスマートフォン普及率が 2011 年と比較し 4 倍以上となり、企業にとってスマートフォン市場が大きな可能性を秘めていることを明らかにしました。
IPSOS MediaCT との協力により実施した本調査からは、2 年前にはわずか 6 %だった日本人のスマートフォン普及率は、現在では 4 人に 1 人にまで拡大していることがわかりました。また、日本におけるスマートフォン利用率はアメリカやイギリスと比べても高く、10 人中 8 人がスマートフォンを毎日利用するまでになっています。これは、5 人中 4 人が外出時に必ず携帯を持ち歩くと回答しており、10 人中 7 人が毎日スマートフォンから検索を行うと回答していることからも明らかです。
しかし、ここまでスマートフォンが生活の必需品として浸透しているにもかかわらず、企業によるスマートフォンに最適化されたウェブサイトの運営率はまだ低く、多くの企業は増加するスマートフォン ユーザーのトラフィックに対応していないというのが現状です。
「国内の消費者がスマートフォンを取り入れている一方で、日本企業はまだ開拓の余地が残っています。まずは、顧客を知るという基本が非常に重要になります。市場の大きな可能性をモバイルから見つけることができれば、顧客の心をつかむこともできるでしょう。」(Google 広告ソリューション推進本部)
モバイルが普及するにつれ、企業の規模やビジネスを展開する国にかかわらず、日本企業も変化しようとしています。今スマートフォン ユーザーの 10 人に 8 人は、商品やサービスについて調べる際に携帯端末を利用しています。その内 3 人に1 人は、スマートフォンで検索した商品をパソコンで購入しており、4 人に 1 人は、実際の店舗で購入しています。その他の検索率の高い分野には、旅行(59%)や外食(46%)、求職(20%)などがあります。
本調査によると、スマートフォン ユーザーの約 10 人に 9 人が地域に関する情報を検索し、その内 10 人に 8 人が問い合わせ、来店、購入や予約といった何らかの行動をとっています。また、4 人に 1 人は、そうした地域検索を日常的に行なっています。
さらに、国内のスマートフォン ユーザーの 92% はモバイル広告を認識しています。つまり、企業はモバイル端末で見やすいウェブサイトを構築し、検索エンジン、モバイル ウェブサイト、スマートフォン アプリなどに広告を掲載することで、急速に拡大するスマートフォン市場をより効果的に攻略できます。
「企業の規模やビジネスを展開するエリアにかかわらず、日本企業はスマートフォンによって変化しようとしています。もし広告主が、スマートフォン戦略を開始するタイミングを待っているならば、すぐにでも始めることをお勧めします。」(Google 広告ソリューション推進本部)
モバイルからマルチスクリーンへ
日本の消費者はモバイルへ移行しただけでなく、マルチスクリーン化にも適応しています。国内のスマートフォン ユーザーの 3 人に 1 人は、TV よりもスマートフォンを選ぶと回答しており、多くのユーザーが両方を同時に使っています。そうしたスマートフォン ユーザーの大半は、TV 視聴中にも頻繁にスマートフォンを利用し、41% はコンピューターでインターネットにアクセスしている最中にもスマートフォンを利用しています。
また、スマートフォン ユーザーの 2 人に 1 人が、オフライン広告(TV、広告、印刷物など)で知った商品やサービスをスマートフォンから検索していることからわかるように、マルチスクリーン ユーザーへのリーチは非常に重要になります。
「私たちは以前から、マーケターの皆さまにモバイルへの移行の重要性を伝えてきましたが、もうそれだけでは不十分です。日本の消費者はマルチタスクのエキスパートであり、企業はデスクトップ、タブレット、モバイル端末、TV といったすべてのデバイスで展開できるキャンペーンを作り始めたほうがいいでしょう。」(Google 広告ソリューション推進本部)
Our Mobile Planet サイトについて
Google は Ipsos MediaCT の協力の下、2011 年から毎年継続して、 スマートフォンからインターネットを利用している国内の 1,000 人の成人男女(18 歳から 64 歳)を対象に市場調査を行いました。アンケートは 2013 年第 1 四半期に実施され、国内における対象の分布には CATI 調査と同様の基準が用いられています。
また、Our Mobile Planet サイトには、広告主、デベロッパー、そしてマーケターの皆さまのモバイルの知見を高め、独自にグラフを作成できるツールが用意されています。このツールでは、年間トレンドや属性別のデータを調べ、スマートフォンの利用動向を細かく検証できます。スマートフォンの利用動向を細かく検証できます。世界 48 カ国の 2013 年現在の情報もご利用いただけます。
2013 年 7 月 23 日、Google はスマートフォンの利用に関する調査「Our Mobile Planet」により、日本におけるスマートフォン普及率が 2011 年と比較し 4 倍以上となり、企業にとってスマートフォン市場が大きな可能性を秘めていることを明らかにしました。
IPSOS MediaCT との協力により実施した本調査からは、2 年前にはわずか 6 %だった日本人のスマートフォン普及率は、現在では 4 人に 1 人にまで拡大していることがわかりました。また、日本におけるスマートフォン利用率はアメリカやイギリスと比べても高く、10 人中 8 人がスマートフォンを毎日利用するまでになっています。これは、5 人中 4 人が外出時に必ず携帯を持ち歩くと回答しており、10 人中 7 人が毎日スマートフォンから検索を行うと回答していることからも明らかです。
しかし、ここまでスマートフォンが生活の必需品として浸透しているにもかかわらず、企業によるスマートフォンに最適化されたウェブサイトの運営率はまだ低く、多くの企業は増加するスマートフォン ユーザーのトラフィックに対応していないというのが現状です。
「国内の消費者がスマートフォンを取り入れている一方で、日本企業はまだ開拓の余地が残っています。まずは、顧客を知るという基本が非常に重要になります。市場の大きな可能性をモバイルから見つけることができれば、顧客の心をつかむこともできるでしょう。」(Google 広告ソリューション推進本部)
モバイルが普及するにつれ、企業の規模やビジネスを展開する国にかかわらず、日本企業も変化しようとしています。今スマートフォン ユーザーの 10 人に 8 人は、商品やサービスについて調べる際に携帯端末を利用しています。その内 3 人に1 人は、スマートフォンで検索した商品をパソコンで購入しており、4 人に 1 人は、実際の店舗で購入しています。その他の検索率の高い分野には、旅行(59%)や外食(46%)、求職(20%)などがあります。
本調査によると、スマートフォン ユーザーの約 10 人に 9 人が地域に関する情報を検索し、その内 10 人に 8 人が問い合わせ、来店、購入や予約といった何らかの行動をとっています。また、4 人に 1 人は、そうした地域検索を日常的に行なっています。
さらに、国内のスマートフォン ユーザーの 92% はモバイル広告を認識しています。つまり、企業はモバイル端末で見やすいウェブサイトを構築し、検索エンジン、モバイル ウェブサイト、スマートフォン アプリなどに広告を掲載することで、急速に拡大するスマートフォン市場をより効果的に攻略できます。
「企業の規模やビジネスを展開するエリアにかかわらず、日本企業はスマートフォンによって変化しようとしています。もし広告主が、スマートフォン戦略を開始するタイミングを待っているならば、すぐにでも始めることをお勧めします。」(Google 広告ソリューション推進本部)
モバイルからマルチスクリーンへ
日本の消費者はモバイルへ移行しただけでなく、マルチスクリーン化にも適応しています。国内のスマートフォン ユーザーの 3 人に 1 人は、TV よりもスマートフォンを選ぶと回答しており、多くのユーザーが両方を同時に使っています。そうしたスマートフォン ユーザーの大半は、TV 視聴中にも頻繁にスマートフォンを利用し、41% はコンピューターでインターネットにアクセスしている最中にもスマートフォンを利用しています。
また、スマートフォン ユーザーの 2 人に 1 人が、オフライン広告(TV、広告、印刷物など)で知った商品やサービスをスマートフォンから検索していることからわかるように、マルチスクリーン ユーザーへのリーチは非常に重要になります。
「私たちは以前から、マーケターの皆さまにモバイルへの移行の重要性を伝えてきましたが、もうそれだけでは不十分です。日本の消費者はマルチタスクのエキスパートであり、企業はデスクトップ、タブレット、モバイル端末、TV といったすべてのデバイスで展開できるキャンペーンを作り始めたほうがいいでしょう。」(Google 広告ソリューション推進本部)
Our Mobile Planet サイトについて
Google は Ipsos MediaCT の協力の下、2011 年から毎年継続して、 スマートフォンからインターネットを利用している国内の 1,000 人の成人男女(18 歳から 64 歳)を対象に市場調査を行いました。アンケートは 2013 年第 1 四半期に実施され、国内における対象の分布には CATI 調査と同様の基準が用いられています。
また、Our Mobile Planet サイトには、広告主、デベロッパー、そしてマーケターの皆さまのモバイルの知見を高め、独自にグラフを作成できるツールが用意されています。このツールでは、年間トレンドや属性別のデータを調べ、スマートフォンの利用動向を細かく検証できます。スマートフォンの利用動向を細かく検証できます。世界 48 カ国の 2013 年現在の情報もご利用いただけます。
2013年7月25日木曜日
一歩先のモバイル プロモーションへ モバイル アプリ面配信で獲得導線を大幅拡大
Posted by 中山 顕作 - モバイル ソリューション スペシャリスト
モバイル アプリは加速度的に人々の生活に浸透しています。2012 月末時点の Flurry Analytics における調査結果では、スマートフォン利用者は 1 日あたり 127 分をアプリ内で過ごしていることが明らかになっています(テレビ視聴時間は 168 分/日)。また、2012 年の別調査では、モバイル アプリの利用時間は 3:1 の割合でモバイル ウェブをはるかに上回っています。従来のように、モバイル ウェブへの広告配信のみでは、ユーザー獲得の先細りが懸念されます。
Google AdWords からモバイル アプリ面へ 簡単に広告配信ができるようになりました。
Google AdWords は、2012 年 6 月より世界最大級のスマートフォン向けモバイル アプリ広告ネットワーク「AdMob」と統合し、モバイル アプリを利用するユーザーに広くリーチできるようになりました。モバイル アプリへの広告配信では、Google Play ストアや App Store のカテゴリーを選択することや、個々のアプリを直接指定することにより、ターゲットとするユーザーにリーチすることができます。
モバイル アプリ面への広告配信では、新規携帯端末購入者へのターゲティングや利用者の興味・関心などアプリの利用状況に応じたより精密なターゲティングが可能となります。そのため、広告主様の業種によっては、モバイル ウェブ広告よりも投資対効果が高いという報告も受けています。
【事例】モバイル アプリ面の活用で新規会員獲得数が 25 %増加
交通系クライアントによるモバイル向けプロモーション
本クライアントはより多くのモバイル ユーザーの獲得を狙い、モバイル ウェブ面への広告配信の他にモバイル アプリ面へ広告出稿を行いました。
広告掲載を進め、最適化を行った結果、モバイル ウェブ面のみに配信した場合に比べて CPA を抑えつつ新規会員獲得 25 % 増を達成しました。モバイル アプリ面へ獲得導線を広げたことで、親和性の高いプレースメントに対して適切に配信を行うことができ、効率良く新規会員の獲得に成功しました。
デスクトップ PC からモバイルへのシフトに合わせて、多くのウェブ サービスではユーザー獲得の入り口をアプリへ移し始めています。スマートフォン利用の流れが加速する中で、ユーザーへ十分にリーチしていくためにも、モバイル アプリへの広告配信を是非、ご活用ください。
サポートのご案内
アプリ面へ広告配信するためのキャンペーン作成に関しては、AdWords ヘルプページ、もしくは AdWords ビジュアルナビに設定方法の資料がございますので、そちらをご参照ください。また、設定方法に関して不明点があり、サポートが必要な場合は AdWords サポート窓口までお問い合わせください。
モバイル アプリは加速度的に人々の生活に浸透しています。2012 月末時点の Flurry Analytics における調査結果では、スマートフォン利用者は 1 日あたり 127 分をアプリ内で過ごしていることが明らかになっています(テレビ視聴時間は 168 分/日)。また、2012 年の別調査では、モバイル アプリの利用時間は 3:1 の割合でモバイル ウェブをはるかに上回っています。従来のように、モバイル ウェブへの広告配信のみでは、ユーザー獲得の先細りが懸念されます。
Google AdWords からモバイル アプリ面へ 簡単に広告配信ができるようになりました。
Google AdWords は、2012 年 6 月より世界最大級のスマートフォン向けモバイル アプリ広告ネットワーク「AdMob」と統合し、モバイル アプリを利用するユーザーに広くリーチできるようになりました。モバイル アプリへの広告配信では、Google Play ストアや App Store のカテゴリーを選択することや、個々のアプリを直接指定することにより、ターゲットとするユーザーにリーチすることができます。
モバイル アプリ面への広告配信では、新規携帯端末購入者へのターゲティングや利用者の興味・関心などアプリの利用状況に応じたより精密なターゲティングが可能となります。そのため、広告主様の業種によっては、モバイル ウェブ広告よりも投資対効果が高いという報告も受けています。
【事例】モバイル アプリ面の活用で新規会員獲得数が 25 %増加
交通系クライアントによるモバイル向けプロモーション
本クライアントはより多くのモバイル ユーザーの獲得を狙い、モバイル ウェブ面への広告配信の他にモバイル アプリ面へ広告出稿を行いました。
広告掲載を進め、最適化を行った結果、モバイル ウェブ面のみに配信した場合に比べて CPA を抑えつつ新規会員獲得 25 % 増を達成しました。モバイル アプリ面へ獲得導線を広げたことで、親和性の高いプレースメントに対して適切に配信を行うことができ、効率良く新規会員の獲得に成功しました。
デスクトップ PC からモバイルへのシフトに合わせて、多くのウェブ サービスではユーザー獲得の入り口をアプリへ移し始めています。スマートフォン利用の流れが加速する中で、ユーザーへ十分にリーチしていくためにも、モバイル アプリへの広告配信を是非、ご活用ください。
サポートのご案内
アプリ面へ広告配信するためのキャンペーン作成に関しては、AdWords ヘルプページ、もしくは AdWords ビジュアルナビに設定方法の資料がございますので、そちらをご参照ください。また、設定方法に関して不明点があり、サポートが必要な場合は AdWords サポート窓口までお問い合わせください。
2013年7月23日火曜日
エンハンスト キャンペーンの自動アップグレードが始まりました
Posted by Sridhar Ramaswamy - 広告およびコマース担当上級副社長
Google AdWords では、ユーザーにとって役立つ広告を提供する一方、広告主様にとっても広告の効果を高め、広告の管理をより簡単にしたいと考えています。今年 2 月にお知らせしたエンハンスト キャンペーンの登場により、より簡単にタイミングを捉えてユーザーにアプローチし、ユーザーの意図や状況に沿った広告を掲載できるようになりました。
エンハンスト キャンペーンについては、ヘルプセンター記事や専用ウェブサイトにて、機能や活用のヒント、事例などをご紹介しています。また、ウェブ セミナーの録画やこの AdWords ブログでも、詳しくご説明しています。
エンハンスト キャンペーンの登場以来、既に 600 万件を超えるキャンペーンでアップグレードが完了しています。これは、有効なキャンペーン全体のおよそ 75% に相当します。そして米国時間 22 日より、AdWords システムによる自動アップグレードが始まりました。
本日以降、従来の設定のキャンペーンは順次自動的にアップグレードされ、数週間以内にすべての広告主様が新しいプラットフォームに移行することになります。
掲載結果向上に結び付くエンハンスト キャンペーン
既にアップグレードが完了した広告主様からは、掲載結果が向上し、時間の節約につながったとのご報告が数多く寄せられています。ここでは、最近寄せられた事例をいくつかご紹介します。
エンハンスト キャンペーンで成果を上げるには、適切な設定と定期的な改善が重要です。ここでは、その設定のヒントをいくつかご紹介します。
マルチスクリーン環境に対応
消費者は今後も、買い物、遊び、コミュニケーションの場面に合わせて複数のデバイスを使い分けます。こうしたマルチスクリーン環境に対応するうえで、エンハンスト キャンペーンは重要な一歩です。既に世界中の広告主様やパートナーの方々が、この新しいキャンペーンを導入されています。まだアップグレードを完了されていない皆様も、ぜひこの新たなキャンペーンをご活用ください。
Google AdWords では、ユーザーにとって役立つ広告を提供する一方、広告主様にとっても広告の効果を高め、広告の管理をより簡単にしたいと考えています。今年 2 月にお知らせしたエンハンスト キャンペーンの登場により、より簡単にタイミングを捉えてユーザーにアプローチし、ユーザーの意図や状況に沿った広告を掲載できるようになりました。
エンハンスト キャンペーンについては、ヘルプセンター記事や専用ウェブサイトにて、機能や活用のヒント、事例などをご紹介しています。また、ウェブ セミナーの録画やこの AdWords ブログでも、詳しくご説明しています。
エンハンスト キャンペーンの登場以来、既に 600 万件を超えるキャンペーンでアップグレードが完了しています。これは、有効なキャンペーン全体のおよそ 75% に相当します。そして米国時間 22 日より、AdWords システムによる自動アップグレードが始まりました。
本日以降、従来の設定のキャンペーンは順次自動的にアップグレードされ、数週間以内にすべての広告主様が新しいプラットフォームに移行することになります。
掲載結果向上に結び付くエンハンスト キャンペーン
既にアップグレードが完了した広告主様からは、掲載結果が向上し、時間の節約につながったとのご報告が数多く寄せられています。ここでは、最近寄せられた事例をいくつかご紹介します。
· Pizza Hut では、エンハンスト キャンペーンにアップグレードしてからモバイルの投資収益率が 20% 向上しました。また、スマートフォンでのオーダー単価が 17% 低下する一方、モバイルでのクリック率は 60% 以上も向上しました。成果向上のヒント
· 車の買い取りサイトである Autobytel では、従来と同じコンバージョン単価でコンバージョン数が 10% 増加しました。今ではキャンペーンの数が 30% も減ったため、ユーザー エクスペリエンスの改善に取り組む時間を増やすことができました。「適切なコンバージョンを適切な価格で獲得しながら、アカウントの管理よりもユーザー エクスペリエンスの改善に重点を置くことができるようになりました」と顧客獲得および商品開発部門の上級副社長 Billy Ferriolo 氏は述べています。(詳細 : PDF の英語記事 )
· 家族経営のパン屋 Miller's Bakery は、地域やモバイル向けの入札単価調整、アップグレード版のサイトリンクや電話番号指定オプションを活用し、ケーキの注文を増やすことに成功しました。また、来店数が 10~20% 増加し、ピーク時の売り上げが 2 倍になったほか、近隣都市からのクリック数は 20~35% も増えました。「当社のお客様は複数のデバイスを使用して情報を探しています」と、オーナーの Dwight Miller 氏は語っています。「PC とモバイルの両方で広告を掲載していなければ、多くのお客様との接点を失っていたでしょう。」(詳細 : PDF の英語記事)
エンハンスト キャンペーンで成果を上げるには、適切な設定と定期的な改善が重要です。ここでは、その設定のヒントをいくつかご紹介します。
1. モバイル向けの入札単価調整比を見直すエンハンスト キャンペーンのウェブサイトでは、さらに多くの成功事例に加え、エンハンスト キャンペーンの入札のヒントなどもご覧いただけます。ご不明な点がある場合は、サポート窓口までご連絡ください。
自動アップグレードの際、ほとんどのキャンペーンでは、類似する広告主の入札単価に基づいてモバイルでの入札単価調整比が自動的に設定されます。この値は、キャンペーンの [設定] タブでお客様のビジネスに合わせて変更することができます。
2. 重複キャンペーンを整理する(デバイスごとにキャンペーンを作成していた場合)
エンハンスト キャンペーンにアップグレードすると、自動的にすべてのデバイスが配信の対象となります。これまでデバイスごとに似た内容のキャンペーンを作成していた場合は、アップグレードを経て、重複するキャンペーンが生まれることとなります。必要に応じて、このような重複キャンペーンを特定・削除します。
3. ディスプレイ ネットワーク キャンペーンの設定を確認する
ディスプレイ ネットワークのみを対象とするキャンペーンでは、広告を表示する端末モデルや携帯電話会社などを指定することができます。アップグレード前からこうしたデバイス設定を利用していたキャンペーンでは、自動アップグレードに関する注意点もご参照の上、広告がご希望のデバイスに配信されていることをご確認ください。この他、プレースメントやトピックなどのターゲティング方法に対して入札単価調整を適用することも可能です。
4. エンハンスト キャンペーンの高度な機能を活用する
エンハンスト キャンペーンへのアップグレードが完了しましたら、アップグレード版のサイトリンクやアップグレード版の電話番号指定オプションも是非お試しください。また、モバイル優先広告を作成したり、地域や時間帯で入札単価調整を行ったりすると、掲載結果をさらに高めることができます。
マルチスクリーン環境に対応
消費者は今後も、買い物、遊び、コミュニケーションの場面に合わせて複数のデバイスを使い分けます。こうしたマルチスクリーン環境に対応するうえで、エンハンスト キャンペーンは重要な一歩です。既に世界中の広告主様やパートナーの方々が、この新しいキャンペーンを導入されています。まだアップグレードを完了されていない皆様も、ぜひこの新たなキャンペーンをご活用ください。
2013年7月19日金曜日
「広告設定オプション」や「ディメンション タブ」、「アプリ プロモーション広告」の名称を変更します
Posted by 難波 美和 AdWords サポート チーム
AdWords サポート チームには、日々広告主の皆様から AdWords の使い勝手や仕様に関する様々なご意見が寄せられています。その中でも、特に AdWords を始めて間もない広告主様からは、「専門用語に慣れるのに時間がかかった」「馴染みのないカタカナ語が多い」といった声を多数頂いています。
そこでこの度 Google では、管理画面などで使用されている AdWords 用語を一部見直し、必要に応じて順次差し替えることとなりました。
下記に、主な変更点をご紹介します。
・「広告設定オプション」→「広告表示オプション」
これまで「クーポン表示オプション」「住所指定オプション」「サイトリンク設定オプション」など様々な表現が使用されていた「広告設定オプション」を、「表示オプション」(広告表示オプション、住所表示オプションなど)に統一します。
・「ディメンション タブ」→「詳細分析タブ」
時間帯別、地域別など様々な切り口で掲載結果データを分析できる「ディメンション タブ」を、「詳細分析タブ」に変更します。
・「アプリ プロモーション広告」→「アプリ訴求広告」
アプリのダウンロードを促進する「アプリ プロモーション広告」を、「アプリ訴求広告」に変更します。
この他、料金タブの「トランザクション履歴」やアカウント タブの「アクセス レベル」など、複数の表記の差し替えを予定しています。新しい用語・表記は、8 月頭より皆様の管理画面に反映される予定です。
Google AdWords では、皆様から頂くご意見をもとに、日々サービスの改善に取り組んでいます。AdWords の用語や管理画面の表記に関してご意見がございましたら、こちらよりお寄せください。
2013 年 8 月 7 日追記
管理画面表記の変更が始まりました。変更は数日間かけて皆様のアカウントに反映される予定です。
7 月にご案内した「広告設定オプション」「ディメンション タブ」「アプリ プロモーション広告」に加え、下記の用語が今回の変更の対象となります。
なお、下記以外の用語も予告なく変更となる場合がありますので、ご注意ください。
AdWords サポート チームには、日々広告主の皆様から AdWords の使い勝手や仕様に関する様々なご意見が寄せられています。その中でも、特に AdWords を始めて間もない広告主様からは、「専門用語に慣れるのに時間がかかった」「馴染みのないカタカナ語が多い」といった声を多数頂いています。
そこでこの度 Google では、管理画面などで使用されている AdWords 用語を一部見直し、必要に応じて順次差し替えることとなりました。
下記に、主な変更点をご紹介します。
・「広告設定オプション」→「広告表示オプション」
これまで「クーポン表示オプション」「住所指定オプション」「サイトリンク設定オプション」など様々な表現が使用されていた「広告設定オプション」を、「表示オプション」(広告表示オプション、住所表示オプションなど)に統一します。
・「ディメンション タブ」→「詳細分析タブ」
時間帯別、地域別など様々な切り口で掲載結果データを分析できる「ディメンション タブ」を、「詳細分析タブ」に変更します。
・「アプリ プロモーション広告」→「アプリ訴求広告」
アプリのダウンロードを促進する「アプリ プロモーション広告」を、「アプリ訴求広告」に変更します。
この他、料金タブの「トランザクション履歴」やアカウント タブの「アクセス レベル」など、複数の表記の差し替えを予定しています。新しい用語・表記は、8 月頭より皆様の管理画面に反映される予定です。
Google AdWords では、皆様から頂くご意見をもとに、日々サービスの改善に取り組んでいます。AdWords の用語や管理画面の表記に関してご意見がございましたら、こちらよりお寄せください。
2013 年 8 月 7 日追記
管理画面表記の変更が始まりました。変更は数日間かけて皆様のアカウントに反映される予定です。
7 月にご案内した「広告設定オプション」「ディメンション タブ」「アプリ プロモーション広告」に加え、下記の用語が今回の変更の対象となります。
なお、下記以外の用語も予告なく変更となる場合がありますので、ご注意ください。
旧 | 新 |
---|---|
ターゲット設定方法 | ターゲティング方法 |
ターゲットと入札単価 | 掲載先の絞り込みと入札単価 |
旧 | 新 |
---|---|
タグ ベース | タグ指定 |
ルール ベース | ルール指定 |
カスタムの組み合わせ | 組み合わせリスト |
ユーザー層 | ユーザー リスト |
ターゲット ユーザー | ユーザー リスト |
旧 | 新 |
---|---|
広告タイプ | 広告の種類 |
広告タイトル | 広告見出し |
広告テキスト | 広告文 |
承認ステータス | 承認状況 |
旧 | 新 |
---|---|
トランザクション履歴 | 料金の履歴 |
旧 | 新 |
---|---|
管理アクセス | 管理者権限 |
読み取り専用アクセス | 読み取り専用権限 |
標準アクセス | 標準権限 |
アクセス レベル | アクセス権 |
旧 | 新 |
---|---|
ターゲット予算 | 目標予算 |
旧 | 新 |
---|---|
コンバージョン タイプ | コンバージョンの種類 |
旧 | 新 |
---|---|
キーワード センター | キーワード候補 |
2013年7月18日木曜日
エンハンスト キャンペーン: 2013 年 7 月 22 日以降に行われる変更について
Posted by Sridhar Ramaswamy - 技術担当上級副社長
2 月のエンハンスト キャンペーン発表以来、多くの広告主様に移行作業を進めていただいており、移行が完了したキャンペーンの数は 450 万件を超えました。
従来型キャンペーンが残っているアカウントでは、2013 年 7 月 22 日より、順次自動的にキャンペーンのアップグレードを行わせていただきます。
自動アップグレードの流れ
エンハンスト キャンペーンではすべてのデバイスが広告配信の対象となり、モバイル向けの入札単価調整機能を通じてスマートフォンにおける入札単価を一定の割合で調節できるようになります。
Google では、この設定をご自身で行っていただけるよう、2013 年 7 月 22 日までにアップグレードを済ませることを強くおすすめしています。
期日までにアップグレードされなかったキャンペーンは自動アップグレードの対象となり、モバイル向けの入札単価調整比は次のとおり自動的に設定されます。
なお、モバイル向けの入札単価調整比やその他のキャンペーン設定は、自動アップグレード後にも自由に変更することができます。
特殊なケースについて
一部のキャンペーンでは、アップグレードの際に別の設定が適用される場合があります。たとえば、ディスプレイ ネットワークで広告を掲載しており、デバイス別のターゲット設定を使用しているケースがこれに該当します。こうした特殊なケースについてはヘルプ センターをご確認ください。
簡単にアップグレード
キャンペーンをアップグレードする際は、アップグレード作業をサポートするアップグレード センターのご利用をおすすめします。こちらをクリックすると、すぐにアップグレード センターにアクセスできます。
サポートのご案内
新たにアップグレードしたキャンペーンに関してサポートが必要な場合は、AdWords サポート窓口までお問い合わせください。詳しい情報やヒント、エンハンスト キャンペーンで成功するための資料などについては、ヘルプセンターの記事とエンハンスト キャンペーンのウェブサイトをご覧ください。
2 月のエンハンスト キャンペーン発表以来、多くの広告主様に移行作業を進めていただいており、移行が完了したキャンペーンの数は 450 万件を超えました。
従来型キャンペーンが残っているアカウントでは、2013 年 7 月 22 日より、順次自動的にキャンペーンのアップグレードを行わせていただきます。
自動アップグレードの流れ
エンハンスト キャンペーンではすべてのデバイスが広告配信の対象となり、モバイル向けの入札単価調整機能を通じてスマートフォンにおける入札単価を一定の割合で調節できるようになります。
Google では、この設定をご自身で行っていただけるよう、2013 年 7 月 22 日までにアップグレードを済ませることを強くおすすめしています。
期日までにアップグレードされなかったキャンペーンは自動アップグレードの対象となり、モバイル向けの入札単価調整比は次のとおり自動的に設定されます。
なお、モバイル向けの入札単価調整比やその他のキャンペーン設定は、自動アップグレード後にも自由に変更することができます。
元のキャンペーンのデバイス設定 | 移行後のモバイル向け入札単価調整比 |
パソコンをターゲットとするキャンペーン (他のデバイスが含まれるキャンペーンも含む) | 類似の広告主様の入札単価に基づいて設定 |
タブレットのみ | 類似の広告主様の入札単価に基づいて設定 |
モバイル(スマートフォン)のみ | +0%(すべてのデバイスで同じ入札単価) |
タブレットとモバイルのみ | +0%(すべてのデバイスで同じ入札単価) |
特殊なケースについて
一部のキャンペーンでは、アップグレードの際に別の設定が適用される場合があります。たとえば、ディスプレイ ネットワークで広告を掲載しており、デバイス別のターゲット設定を使用しているケースがこれに該当します。こうした特殊なケースについてはヘルプ センターをご確認ください。
簡単にアップグレード
キャンペーンをアップグレードする際は、アップグレード作業をサポートするアップグレード センターのご利用をおすすめします。こちらをクリックすると、すぐにアップグレード センターにアクセスできます。
サポートのご案内
新たにアップグレードしたキャンペーンに関してサポートが必要な場合は、AdWords サポート窓口までお問い合わせください。詳しい情報やヒント、エンハンスト キャンペーンで成功するための資料などについては、ヘルプセンターの記事とエンハンスト キャンペーンのウェブサイトをご覧ください。
2013年7月17日水曜日
Learn with Google:7 月開催ウェビナーシリーズのご案内
Posted by Learn with Google チーム
エンハンスト キャンペーンのウェビナーシリーズ第 2 弾として、7 月 18 日(木)および 7 月 25 日(木)に「 エンハンスト キャンペーン移行後の対策」と題したウェビナーをご提供いたします。エンハンスト キャンペーンの完全移行を控えた今、その後の有効な対策として、各種自動化ツールを使って運用の効率を上げ、パフォーマンスを向上させる戦略、そして詳しい活用方法をお伝えします。毎回好評の Q&A タイムでは、参加者からの質問に生でお答えしています。(ウェビナーとは、オンラインで参加できるセミナーです。)
ウェビナーへのご参加は、事前登録が必要となります。登録ページの「今すぐ登録」ボタンより、各ウェビナーにご登録ください。皆様の参加をお待ちしております。
7 月開催:Learn with Google ウェビナープログラム
7/18(木)6:00 pm 〜 7:00 pm
「 エンハンスト キャンペーン移行後の対策(1)自動化ツールをフル活用したパフォーマンス向上施策」
概要:エンハンスト キャンペーン移行後の対策として、 各種自動化ツールを組み込むことで、アカウント運用の効率化および成果の改善が期待できます。このセッションでは、動的検索広告にフォーカスして、Google のシステムがキーワードの代わりに、ウェブサイトのコンテンツを利用して、ユーザーが検索したクエリに適した広告を掲載するプロダクトをご紹介します。
7/25(木)6:00 pm 〜 7:00 pm
「 エンハンスト キャンペーン移行後の対策(2)新しい入札戦略の活用方法」
概要:エンハンスト キャンペーンでのみ利用可能な新しい自動入札ツールである 4 つの入札戦略を紹介します。それぞれの入札戦略の機能を正しく理解し、お客様のゴールに適した入札戦略を活用することがキャンペーンのパフォーマンス向上につながります。
登録ページの「今すぐ登録」ボタンより、各ウェビナーにご登録ください。
ウェビナーで皆様とお会いできることを楽しみにしております。
エンハンスト キャンペーンのウェビナーシリーズ第 2 弾として、7 月 18 日(木)および 7 月 25 日(木)に「 エンハンスト キャンペーン移行後の対策」と題したウェビナーをご提供いたします。エンハンスト キャンペーンの完全移行を控えた今、その後の有効な対策として、各種自動化ツールを使って運用の効率を上げ、パフォーマンスを向上させる戦略、そして詳しい活用方法をお伝えします。毎回好評の Q&A タイムでは、参加者からの質問に生でお答えしています。(ウェビナーとは、オンラインで参加できるセミナーです。)
ウェビナーへのご参加は、事前登録が必要となります。登録ページの「今すぐ登録」ボタンより、各ウェビナーにご登録ください。皆様の参加をお待ちしております。
7 月開催:Learn with Google ウェビナープログラム
7/18(木)6:00 pm 〜 7:00 pm
「 エンハンスト キャンペーン移行後の対策(1)自動化ツールをフル活用したパフォーマンス向上施策」
概要:エンハンスト キャンペーン移行後の対策として、 各種自動化ツールを組み込むことで、アカウント運用の効率化および成果の改善が期待できます。このセッションでは、動的検索広告にフォーカスして、Google のシステムがキーワードの代わりに、ウェブサイトのコンテンツを利用して、ユーザーが検索したクエリに適した広告を掲載するプロダクトをご紹介します。
7/25(木)6:00 pm 〜 7:00 pm
「 エンハンスト キャンペーン移行後の対策(2)新しい入札戦略の活用方法」
概要:エンハンスト キャンペーンでのみ利用可能な新しい自動入札ツールである 4 つの入札戦略を紹介します。それぞれの入札戦略の機能を正しく理解し、お客様のゴールに適した入札戦略を活用することがキャンペーンのパフォーマンス向上につながります。
登録ページの「今すぐ登録」ボタンより、各ウェビナーにご登録ください。
ウェビナーで皆様とお会いできることを楽しみにしております。
2013年7月16日火曜日
エンハンスト キャンペーン入札単価設定のヒント パート 5 - 自動入札機能「入札戦略ツール」について
Posted by Andrea Cohan - AdWords プロダクト マーケティング マネージャー
シリーズでお届けしている入札単価設定のヒント第 5 回目となる今回の記事では、エンハンスト キャンペーンにおける自動入札機能の活用方法についてご紹介します。
デバイス、地域、時間帯による入札単価調整は、エンハンスト キャンペーンの一部として追加された機能で、キャンペーンを複数作成することなく入札単価をコントロールすることができます。多くの広告主様から、成果向上や効率化に役立つとの評価をいただいていますが、アカウントの規模が大きいときなどには入札単価の細かな管理が負担になることもあります。
単価設定は AdWords で成功するためにきわめて重要な要素ですので、時間を節約しつつ最適な単価を自動的に設定する自動化ツールをご用意しました。
AdWords の自動入札ツール「入札戦略ツール」のメリット
目標コンバージョン単価(入札戦略ツール版のコンバージョン オプティマイザー)
自動入札戦略の調整には多少時間がかかることもありますが、自動入札のメリットを活かして、時間と労力を節約しながら成果を高めることができます。自動化と入札単価調整の詳細についてはヘルプセンターをご覧ください。
シリーズでお届けしている入札単価設定のヒント第 5 回目となる今回の記事では、エンハンスト キャンペーンにおける自動入札機能の活用方法についてご紹介します。
デバイス、地域、時間帯による入札単価調整は、エンハンスト キャンペーンの一部として追加された機能で、キャンペーンを複数作成することなく入札単価をコントロールすることができます。多くの広告主様から、成果向上や効率化に役立つとの評価をいただいていますが、アカウントの規模が大きいときなどには入札単価の細かな管理が負担になることもあります。
単価設定は AdWords で成功するためにきわめて重要な要素ですので、時間を節約しつつ最適な単価を自動的に設定する自動化ツールをご用意しました。
AdWords の自動入札ツール「入札戦略ツール」のメリット
- 大量のキーワードの入札単価を効率的に調整
キーワードが 100 個あっても、100 万個あっても、自動化ツールが広告目標に応じて動的に入札単価を計算するため、時間と労力を節約することができます。
- キャンペーンの作成と入札戦略を分離
入札戦略ツールでは、キャンペーン内の一部の広告グループにのみ、あるいは複数のキャンペーンに対して同時に、さまざまな入札戦略を導入することができます。このため、アカウント構造に縛られない柔軟な最適化が可能です。
- オークションのたびに最適な入札単価を計算
入札戦略のうち「目標コンバージョン単価」と「拡張 CPC」の 2 つでは、地域、デバイス、パートナー サイト、オペレーティング システムといった情報をリアルタイムに分析し、広告の表示機会が生まれるたびに入札単価を自動的に計算します。
- 手間をかけずに入札単価の継続的な最適化を実現
AdWords の入札戦略ツールを利用すると、手作業で掲載結果を確認して入札単価を変更し続けることなく、掲載結果の変動に対応することができます。
- すべての広告主様のアカウントで無料で利用可能
AdWords の自動入札ツールは無料で、AdWords 管理画面内からどなたでもご利用いただけます。また、各入札戦略に適用した単価や設定は、後からいつでも変更できます。
目標コンバージョン単価(入札戦略ツール版のコンバージョン オプティマイザー)
最も強力な自動化ツールです。広告の表示機会が生まれるたびに、コンバージョン獲得の可能性に応じて最適な入札単価が計算されます。単価決定時には、地域、時間帯、デバイス、掲載先ネットワークといったリアルタイムの情報が考慮されます。拡張 CPC
目標のコンバージョン単価を維持しつつ最大限のコンバージョンを獲得することが主な目的の場合は、この戦略を広告グループやキャンペーンに適用しましょう。
「目標コンバージョン単価」戦略では、入札単価調整比を自動的に設定しますが、モバイル向けの入札単価調整を -100% に設定すると、スマートフォンを掲載対象から外すことができます。
ご自身で設定した入札単価に自動的な調整を加えることで、掲載結果を伸ばす機能です。この入札戦略では、「目標コンバージョン単価」戦略と同じリアルタイムのコンバージョン予測技術によって、広告主様が設定した単価を引き上げたり引き下げたりします。クリック数の最大化
拡張 CPC を使用する場合でも、デバイス、地域、時間帯の要素が、コンバージョン トラッキングでは計測できない形でコンバージョンに貢献することがわかっている場合は、入札単価調整を併用しても構いません。
たとえば、モバイルでのクリックが実店舗への来店につながることがわかっている場合は、拡張 CPC を利用しつつ、入札単価調整を通じてモバイル向けの入札単価を引き上げます。
費用を目標範囲内に収めながら最大限のクリック数を獲得することが目的の場合に有効です。手動で設定した入札単価調整を活かしつつ自動化を行います。検索ページの目標掲載位置
検索結果の 1 ページ目、あるいはページ上部に広告を掲載して露出を増やしたい場合に便利です。この入札戦略でも、手動で設定した入札単価調整を活かしつつ自動化を行います。これらの 4 つの入札戦略は、[共有ライブラリ] で管理することができます。
自動入札戦略の調整には多少時間がかかることもありますが、自動入札のメリットを活かして、時間と労力を節約しながら成果を高めることができます。自動化と入札単価調整の詳細についてはヘルプセンターをご覧ください。
2013年7月12日金曜日
エンハンスト キャンペーン事例紹介: 7 月 22 日の自動アップグレードを前に
Posted by Sridhar Ramaswamy - 広告およびコマース担当上級副社長
今日の消費者はインターネットに常に接続し、さまざまなデバイスを使い分けて絶えず情報を探しています。このトレンドはマーケティング担当者にとって、いつでも、どこでもユーザーにアプローチできるチャンスとも言えます。2 月にリリースされた AdWords エンハンスト キャンペーンは、こういった新しいチャンスを捉え、キャンペーン管理を効率化することを目指すものです。
7 月 22 日の自動アップグレード開始まで 1 か月を切り、既にアップグレードされたキャンペーンの数は 450 万件を超えました。時間を割いてアップグレードを進めてくださった広告主の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。各業界をリードする多くの企業や広告主様が、その成果や効果を共有してくださっています。以下、その一部をご紹介したいと思います。
業界をリードするさまざまな広告主様が共通して口にするのは、次のようなメリットです。
皆様から寄せられるご意見は、サービスのさらなる改善のために活用させていただいております。AdWords では、新時代のマーケティングをサポートするべく、引き続き新機能の導入や機能改善に取り組んで参ります。
今日の消費者はインターネットに常に接続し、さまざまなデバイスを使い分けて絶えず情報を探しています。このトレンドはマーケティング担当者にとって、いつでも、どこでもユーザーにアプローチできるチャンスとも言えます。2 月にリリースされた AdWords エンハンスト キャンペーンは、こういった新しいチャンスを捉え、キャンペーン管理を効率化することを目指すものです。
7 月 22 日の自動アップグレード開始まで 1 か月を切り、既にアップグレードされたキャンペーンの数は 450 万件を超えました。時間を割いてアップグレードを進めてくださった広告主の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。各業界をリードする多くの企業や広告主様が、その成果や効果を共有してくださっています。以下、その一部をご紹介したいと思います。
M&M’Sエンハンスト キャンペーンへの移行については、多くの検索マーケティング企業が広告主様向けのアドバイスを行っています。しかし、広告主様の状況はそれぞれ異なります。自社にとって最適な指標を見極め、エンハンスト キャンペーンを最大限に活用するには、まず着手してみることが重要です。
M&M’S が擁するブランド MY M&M’S(英語記事)では、パートナーである広告代理店 The DuMont Project と協力してエンハンスト キャンペーンにアップグレードした結果、検索キャンペーンの投資収益率が 31% 向上、コンバージョン率が 41%、収益が 22% 向上しました。検索とディスプレイを合わせた投資収益率は 15% 伸びています。
同ブランドでは当初、PC とタブレットを 1 つのカテゴリにまとめることの悪影響を懸念していましたが、実際には投資収益率が向上しました。さらに、キャンペーンの数も 100 件から 50 件に減ったため、キャンペーン管理にかける時間を 1 週間あたり 5 時間削減することができました。
Colombo & Hurd
フロリダに拠点を置く小規模な法律事務所である同社は、広告運用を手がける代理店 WordStream と協力してアップグレードに取り組みました。モバイル、地域、時間帯による入札戦略の見直しを含むアップグレード作業のすべてを、両社のチームはわずか 30 分で完了しました。
エンハンスト キャンペーンへのアップグレード後、同社のモバイルでのクリック率は 53% 向上、クリック単価は 13% 低下し、モバイルでのコンバージョン率は 3 倍増加しています。
American Apparel
American Apparel は、あらゆる場所やタイミングでユーザーにアプローチできる、より効果的な方法を探していました。同社はエンハンスト キャンペーンを導入すると、店舗から一定範囲内にいるモバイル ユーザー向けの入札単価調整を +100% に設定しました。
その成果(英語記事)は目覚ましく、モバイル経由でのコンバージョンは 2 倍増加、クリック率は全体で 7% 向上しています。また、アップグレード版サイトリンクなど、エンハンスト キャンペーンに含まれる新機能も活用しています。
広告代理店
多くの広告代理店が、エンハンスト キャンペーンの機能を活かしたサービスを提供しています。
ある代理店は「早期に移行を決めた広告主様に優れた成果が見られます。最近、大規模な金融サービス会社が当社のプラットフォームでエンハンスト キャンペーンへの移行に成功し、獲得案件数が 64% 増加したほか、多くのキャンペーンで見込み客獲得単価が 37% 低下しました」とコメントしています。
この企業では、アップグレード後最初の 1 か月でクリック単価が 2% 減少し、クリック数は 6% 増加したとのことです。
業界をリードするさまざまな広告主様が共通して口にするのは、次のようなメリットです。
- 詳細な掲載結果データ:
デバイスや地域ごと、またサイトリンクの各リンクごとの詳細な掲載結果データを確認できるため、意思決定の精度が向上します。 - 時間と労力の節約:
従来よりも少ないキャンペーン数で多様なユーザーに対応できるため、キャンペーン管理に費やす時間を節約することができます。 - 効率的なキャンペーン管理:
入札単価調整、入札戦略ツールといった新機能により、より効率的にキャンペーンを運用することができます。 - より柔軟な広告設定オプション:
サイトリンクや電話番号指定オプションを広告グループ単位で設定したり、表示する日付や曜日、時間帯を指定したりすることができます。 - モバイル ユーザーとのエンゲージメント向上:
広告やサイトリンクのモバイル優先設定、ユーザーの所在地による入札単価調整などを活用し、新しい方法でモバイル ユーザーにアプローチすることができます。
皆様から寄せられるご意見は、サービスのさらなる改善のために活用させていただいております。AdWords では、新時代のマーケティングをサポートするべく、引き続き新機能の導入や機能改善に取り組んで参ります。
2013年7月11日木曜日
エンハンスト キャンペーン入札単価設定のヒント パート 4 - 時間帯による入札単価調整の設定
Posted by Ting Zhang - グローバル検索ソリューション担当
地域やモバイルの入札単価調整戦略や複数の入札単価調整の導入について解説してきた「入札単価設定のヒント」シリーズですが、第 4 回目となる今回は、 時間帯による入札単価調整についてご紹介します。
今日のユーザーは複数のデバイスを使い分けて検索を行い、時間帯を選ばず行きたい場所や欲しい商品などについて調べています。ただし、同じような検索を行っても、その目的は時間帯によって異なる場合があります。
たとえば、会社の昼休みに「ハワイ旅行」と検索したユーザーは、今度の休暇にどこに行こうか調べているだけかもしれません。しかし、このユーザーが帰宅後、改めて同じ検索をした場合は、飛行機やホテルの予約に必要な情報を収集している可能性があります。
このように、検索マーケティングを実施する企業にとって、より投資対効果が高い曜日や時間帯が決まっているケースも少なくありません。一方、少し投資対効果が下がったとしても、なるべく多くの時間帯でトラフィックを集めたいという企業もあるかもしれません。
曜日や時間帯による掲載結果の変動パターンを把握できている場合は、時間帯による入札単価調整を使用すると便利です。
時間帯による入札単価調整を活用するにあたって
時間帯による入札単価調整を行う場合はまず、曜日ごとに入札単価を調整するのか、あるいは 1 時間単位で設定を行うのかなど、時間帯を区切る単位を決定します。
時間帯を細かく区切りすぎると、各時間帯ごとのデータが十分に集まらず、適切な決断を下せない場合がありますのでご注意ください。クリック 1,000 回やコンバージョン 30 回を目安に単位を区切るとよいでしょう。
時間帯による入札単価調整値の計算
続いて、時間帯ごとの掲載結果を目標と比較します。
次の式を基に入札単価調整値を計算すると、CPA(コンバージョンの獲得 1 件にかかった広告費用)が安い時間帯に入札単価を引き上げてコンバージョンを増やす一方、CPA が高い時間帯では入札単価を引き下げて費用をおさえることができます。
時間帯による入札単価調整値 = 100% *((目標 CPA ÷ 実際の CPA)- 1)
たとえば、目標コンバージョン単価(CPA)を 3,000 円に設定しているオンライン ショップで、平日は 2,500 円、週末は 4,000 円という結果が出ている場合は、平日の入札単価調整値を +20%、週末の調整値を -25% に設定します。
定期的な確認
成果を高めるには、定期的に結果を確認し、改善を加えていくことが重要です。
[設定] タブ内の [広告のスケジュール] サブタブでは、時間帯別の掲載結果を確認できます。このデータを定期的に確認し、目標を上回る成果を上げている時間帯で入札単価調整の値を引き上げ、目標に達していない時間帯で値を引き下げることで、ユーザー行動の変化にも柔軟に対応できるようになります。
ヒント
AdWords の掲載結果データに加え、独自のデータをお持ちの場合は、そのデータも活用することをおすすめします。 また実店舗やコール センターがある場合は、その営業時間も参考にします。
たとえば、コール センターが夜間に稼働していない場合は、その時間帯の入札単価を引き下げることができます。また、実店舗で来客数の少ない時間帯がある場合は、その時間帯の入札単価を引き上げ、クーポン付きの広告を掲載するなどの方法で来客数を増やすこともできます。
お知らせ
時間帯に加え、デバイスや地域による入札単価調整をご利用いただくには、エンハンスト キャンペーンへのアップグレードが必要です。2013 年 7 月 22 日より、すべてのキャンペーンが自動的にアップグレードされますので、お早めの準備をお願いいたします。
地域やモバイルの入札単価調整戦略や複数の入札単価調整の導入について解説してきた「入札単価設定のヒント」シリーズですが、第 4 回目となる今回は、 時間帯による入札単価調整についてご紹介します。
今日のユーザーは複数のデバイスを使い分けて検索を行い、時間帯を選ばず行きたい場所や欲しい商品などについて調べています。ただし、同じような検索を行っても、その目的は時間帯によって異なる場合があります。
たとえば、会社の昼休みに「ハワイ旅行」と検索したユーザーは、今度の休暇にどこに行こうか調べているだけかもしれません。しかし、このユーザーが帰宅後、改めて同じ検索をした場合は、飛行機やホテルの予約に必要な情報を収集している可能性があります。
このように、検索マーケティングを実施する企業にとって、より投資対効果が高い曜日や時間帯が決まっているケースも少なくありません。一方、少し投資対効果が下がったとしても、なるべく多くの時間帯でトラフィックを集めたいという企業もあるかもしれません。
曜日や時間帯による掲載結果の変動パターンを把握できている場合は、時間帯による入札単価調整を使用すると便利です。
時間帯による入札単価調整を活用するにあたって
時間帯による入札単価調整を行う場合はまず、曜日ごとに入札単価を調整するのか、あるいは 1 時間単位で設定を行うのかなど、時間帯を区切る単位を決定します。
時間帯を細かく区切りすぎると、各時間帯ごとのデータが十分に集まらず、適切な決断を下せない場合がありますのでご注意ください。クリック 1,000 回やコンバージョン 30 回を目安に単位を区切るとよいでしょう。
時間帯による入札単価調整値の計算
続いて、時間帯ごとの掲載結果を目標と比較します。
次の式を基に入札単価調整値を計算すると、CPA(コンバージョンの獲得 1 件にかかった広告費用)が安い時間帯に入札単価を引き上げてコンバージョンを増やす一方、CPA が高い時間帯では入札単価を引き下げて費用をおさえることができます。
時間帯による入札単価調整値 = 100% *((目標 CPA ÷ 実際の CPA)- 1)
たとえば、目標コンバージョン単価(CPA)を 3,000 円に設定しているオンライン ショップで、平日は 2,500 円、週末は 4,000 円という結果が出ている場合は、平日の入札単価調整値を +20%、週末の調整値を -25% に設定します。
定期的な確認
成果を高めるには、定期的に結果を確認し、改善を加えていくことが重要です。
[設定] タブ内の [広告のスケジュール] サブタブでは、時間帯別の掲載結果を確認できます。このデータを定期的に確認し、目標を上回る成果を上げている時間帯で入札単価調整の値を引き上げ、目標に達していない時間帯で値を引き下げることで、ユーザー行動の変化にも柔軟に対応できるようになります。
ヒント
AdWords の掲載結果データに加え、独自のデータをお持ちの場合は、そのデータも活用することをおすすめします。 また実店舗やコール センターがある場合は、その営業時間も参考にします。
たとえば、コール センターが夜間に稼働していない場合は、その時間帯の入札単価を引き下げることができます。また、実店舗で来客数の少ない時間帯がある場合は、その時間帯の入札単価を引き上げ、クーポン付きの広告を掲載するなどの方法で来客数を増やすこともできます。
お知らせ
時間帯に加え、デバイスや地域による入札単価調整をご利用いただくには、エンハンスト キャンペーンへのアップグレードが必要です。2013 年 7 月 22 日より、すべてのキャンペーンが自動的にアップグレードされますので、お早めの準備をお願いいたします。
2013年7月8日月曜日
検索語句や検索状況に加えてユーザー層を活用する「検索広告用リマーケティング リスト(RLSA)」のご紹介
Posted by Rahul Lahiri - AdWords プロダクト マネージャー
検索ユーザーに的確な広告を表示するには、実際に検索に使用された語句だけでなく、所在地、時間帯、デバイスなど様々な情報を考慮することが重要です。エンハンスト キャンペーンの登場により、あらゆるデバイスでタイミングを捉え、よりユーザーの意図に合った広告を掲載できるようになりました。
これに加えてこの度リリースされるのが、ユーザー層に応じて検索キャンペーンをカスタマイズできる新機能「検索広告用リマーケティング リスト(以下、RLSA: Remarketing Lists for Search Ads )」です。
この機能を利用すると、広告主様のウェブサイトでのユーザーの行動履歴に基づいて、広告や入札単価を変更することができます。2012 年 7 月にベータ テストを開始したこの機能もいよいよ正式サービスに移行することとなりました。
ユーザーの意図とユーザー層を組み合わせて検索広告の成果を高める
Google 検索では、ユーザーの意図と広告の内容が一致しやすい傾向がありますが、広告主様のウェブサイトを最近訪問したユーザーにとっては、広告の関連性はさらに高くなることが多いものです。
RLSA では、ユーザーの検索語句とユーザー層を組み合わせることで、過去に広告主様のウェブサイトを訪問したユーザーに対して広告配信をカスタマイズすることができます。
成功事例
ベータ プログラムに参加された広告主様は、この機能を利用して大きな成果を上げています。
タグとリストの管理
RLSA で使用するリマーケティング タグは、ディスプレイ ネットワークでの従来のリマーケティングと共通です。従来のリマーケティング用にタグ設定が済んでいる場合は、そのまますぐに RLSA を利用することができます。
透明性とユーザーの意思の尊重
AdWords では、関連性が高く有益な広告をユーザーに提供できるよう努めており、表示される広告の透明性を高め、ユーザーが管理できるよう開発を続けております。このため、ユーザーが自由に管理できる広告設定を提供するとともに、広告主様のウェブサイトへの過去の訪問が広告に影響を与えた場合は、そのことをユーザーに伝えるようにしています。
詳細
検索広告向けリマーケティング リストの詳細については、ヘルプセンターのこちらの記事をご覧ください。
検索ユーザーに的確な広告を表示するには、実際に検索に使用された語句だけでなく、所在地、時間帯、デバイスなど様々な情報を考慮することが重要です。エンハンスト キャンペーンの登場により、あらゆるデバイスでタイミングを捉え、よりユーザーの意図に合った広告を掲載できるようになりました。
これに加えてこの度リリースされるのが、ユーザー層に応じて検索キャンペーンをカスタマイズできる新機能「検索広告用リマーケティング リスト(以下、RLSA: Remarketing Lists for Search Ads )」です。
この機能を利用すると、広告主様のウェブサイトでのユーザーの行動履歴に基づいて、広告や入札単価を変更することができます。2012 年 7 月にベータ テストを開始したこの機能もいよいよ正式サービスに移行することとなりました。
ユーザーの意図とユーザー層を組み合わせて検索広告の成果を高める
Google 検索では、ユーザーの意図と広告の内容が一致しやすい傾向がありますが、広告主様のウェブサイトを最近訪問したユーザーにとっては、広告の関連性はさらに高くなることが多いものです。
RLSA では、ユーザーの検索語句とユーザー層を組み合わせることで、過去に広告主様のウェブサイトを訪問したユーザーに対して広告配信をカスタマイズすることができます。
1. 入札単価を調整して価値の高いユーザーへの広告表示を増やす:
たとえば、広告主様のウェブサイトで高級カメラのページを閲覧したことがあるユーザーが Google で「カメラ」と検索した場合は、入札単価を 20% 引き上げます。同様に、過去に高級機材を購入したことのあるユーザーに対しては、入札単価を 40% 引き上げてもいいでしょう。RLSA による入札単価調整は、エンハンスト キャンペーンの他の入札単価調整(地域、デバイス、時間帯)と組み合わせることも可能です。
2. ターゲットを絞って一般的なキーワードで成果を高める:
たとえば、クリスマス シーズンに「ギフト」「プレゼント」などの一般的なキーワードに入札しても、投資に見合う成果を得るのは難しいかもしれません。しかし、RLSA によって既存顧客にターゲットを絞れば、こういったキーワードのコンバージョン率も向上し、投資収益率を良好なレベルに保ったまま売上を伸ばせる可能性があります。
3. 既存顧客と新規顧客に対し、それぞれ最適な広告やリンク先ページを表示する:
新規顧客と既存顧客に対して別々に広告グループを作成すれば、たとえば同じ「化粧品」というキーワードでも、新規顧客に対しては少量の無料サンプルを、既にそのサンプルを利用した既存顧客に対しては有料の商品を宣伝することができます。
成功事例
ベータ プログラムに参加された広告主様は、この機能を利用して大きな成果を上げています。
- ヨーロッパでタイヤのオンライン小売を手がける Tirendo では、コンバージョン率が 161% 向上し、結果として総売上が 22% 増加しました。注文 1 回あたりにかける広告費用は、同社の従来のキャンペーンと比べて 43% 低く抑えることができました。
- イギリスの代表的な家具/ガーデン用品店 WorldStores では、過去のサイト訪問者に対する入札単価を引き上げることで、注文の総数が 8% 増加しました。この層のコンバージョン率は 130% 高く、入札単価を引き上げたにもかかわらず、43% 低い平均コンバージョン単価を達成することができました。
タグとリストの管理
RLSA で使用するリマーケティング タグは、ディスプレイ ネットワークでの従来のリマーケティングと共通です。従来のリマーケティング用にタグ設定が済んでいる場合は、そのまますぐに RLSA を利用することができます。
透明性とユーザーの意思の尊重
AdWords では、関連性が高く有益な広告をユーザーに提供できるよう努めており、表示される広告の透明性を高め、ユーザーが管理できるよう開発を続けております。このため、ユーザーが自由に管理できる広告設定を提供するとともに、広告主様のウェブサイトへの過去の訪問が広告に影響を与えた場合は、そのことをユーザーに伝えるようにしています。
詳細
検索広告向けリマーケティング リストの詳細については、ヘルプセンターのこちらの記事をご覧ください。
エンハンスト キャンペーン入札単価設定のヒント パート 3 - モバイル向けの入札単価調整
Posted by Andy Miller - モバイル検索ソリューション担当責任者
本日は、シリーズでお届けしている入札単価設定のヒント第 3 弾として、モバイル向けの入札単価調整の方法をご紹介します。
今日の消費者は常にインターネットに接続し、さまざまなデバイスを使い分けています。また 1 日のメディア利用の 38% 以上はモバイルによるものであり*、いつでも、どこでもユーザーにメッセージを届けることができる新たなチャンスが生まれています。
エンハンスト キャンペーンでは、モバイル(スマートフォン)に対する入札単価を、一定の割合で引き上げたり、引き下げたりすることができます。そこで本日は、モバイル向けの入札単価調整値の計算方法をご説明します。
PC とモバイルでの掲載結果を確認する
モバイル向けの入札単価調整値を算出する際は、まず PC とモバイルでの掲載結果を確認します。AdWords では、広告がオンラインでの商品購入やアプリのダウンロードなどに結びついた数や割合を測定することができます。実店舗への来店数などについては広告効果の測定が難しい場合もありますが、店舗への地図ページが表示された回数などを計測することで、できるだけ広告の効果を正確に把握しておくことをおすすめします。
モバイル向けの入札単価調整値を計算する
続いて、モバイルと PC(タブレットを含む)のコンバージョンの価値の比率を割り出します。
たとえば、モバイル向けと PC 向けのウェブサイトを運営し、さらに実店舗も運営している全国規模の小売業者が、過去 1 か月間に、モバイルで 1 万回、PC(タブレット)でも 1 万回のクリックを獲得したとします。
また、モバイル広告が貢献した収益は、通話で 9 万円、オンライン販売で 50 万円、来店で 50 万円、合計 109 万円となっています。一方、同じ期間に PC(タブレット)広告が貢献した収益は、通話で 1 万円、オンライン販売で 100 万円、来店で 20 万円、合計 121 万円です。
この収益をクリック数(それぞれ 1 万回)で割ると、モバイルの 1 クリックあたりの価値は 109 円、PC の 1 クリックあたりの価値は 121 円であることがわかります。つまり、モバイルのクリックの価値は、PC におけるクリックの価値の 0.9 倍(109/121)となります。
この 0.9 から 1 を引いた値(-0.1 つまり -10%)をモバイル向けの入札単価調整値として AdWords 管理画面で設定すると、モバイルの価値に見合った単価で入札できるようになります。
定期的な見直し
モバイル向けの入札単価調整も「一度設定すれば終わり」ではありません。設定した値の見直しとテストを繰り返すことで、季節的要因やユーザーの変化にも対応できるようになります。また、モバイルの画面サイズは機種によっても異なるため、広告が上位に掲載されるよう、モバイルのインプレッション シェアにも気を配ることをおすすめします。
詳細
モバイル向けの入札単価調整の詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。また、ウェブ上でご覧頂けるセミナー「Learn with Google ウェビナー」もあわせてご覧ください。
なお、モバイル向けの入札単価調整は、エンハンスト キャンペーンでのみご利用いただける機能です。2013 年 7 月 22 日より、すべてのキャンペーンが自動的にアップグレードされますので、お早めの準備をお願い致します。
*The New Multi-Screen World Study http://www.google.com/think/research-studies/the-new-multi-screen-world-study.html
本日は、シリーズでお届けしている入札単価設定のヒント第 3 弾として、モバイル向けの入札単価調整の方法をご紹介します。
今日の消費者は常にインターネットに接続し、さまざまなデバイスを使い分けています。また 1 日のメディア利用の 38% 以上はモバイルによるものであり*、いつでも、どこでもユーザーにメッセージを届けることができる新たなチャンスが生まれています。
エンハンスト キャンペーンでは、モバイル(スマートフォン)に対する入札単価を、一定の割合で引き上げたり、引き下げたりすることができます。そこで本日は、モバイル向けの入札単価調整値の計算方法をご説明します。
PC とモバイルでの掲載結果を確認する
モバイル向けの入札単価調整値を算出する際は、まず PC とモバイルでの掲載結果を確認します。AdWords では、広告がオンラインでの商品購入やアプリのダウンロードなどに結びついた数や割合を測定することができます。実店舗への来店数などについては広告効果の測定が難しい場合もありますが、店舗への地図ページが表示された回数などを計測することで、できるだけ広告の効果を正確に把握しておくことをおすすめします。
モバイル向けの入札単価調整値を計算する
続いて、モバイルと PC(タブレットを含む)のコンバージョンの価値の比率を割り出します。
たとえば、モバイル向けと PC 向けのウェブサイトを運営し、さらに実店舗も運営している全国規模の小売業者が、過去 1 か月間に、モバイルで 1 万回、PC(タブレット)でも 1 万回のクリックを獲得したとします。
また、モバイル広告が貢献した収益は、通話で 9 万円、オンライン販売で 50 万円、来店で 50 万円、合計 109 万円となっています。一方、同じ期間に PC(タブレット)広告が貢献した収益は、通話で 1 万円、オンライン販売で 100 万円、来店で 20 万円、合計 121 万円です。
通話による収益 | オンライン販売の収益 | 来店による収益 | 合計の収益 | クリック数 | クリックあたりの収益 | |
モバイル(スマートフォン) | 9 万円 | 50 万円 | 50 万円 | 109 万円 | 1 万回 | 109 円 |
PC(タブレット含む) | 1 万円 | 100 万円 | 20 万円 | 121 万円 | 1 万回 | 121 円 |
この収益をクリック数(それぞれ 1 万回)で割ると、モバイルの 1 クリックあたりの価値は 109 円、PC の 1 クリックあたりの価値は 121 円であることがわかります。つまり、モバイルのクリックの価値は、PC におけるクリックの価値の 0.9 倍(109/121)となります。
この 0.9 から 1 を引いた値(-0.1 つまり -10%)をモバイル向けの入札単価調整値として AdWords 管理画面で設定すると、モバイルの価値に見合った単価で入札できるようになります。
定期的な見直し
モバイル向けの入札単価調整も「一度設定すれば終わり」ではありません。設定した値の見直しとテストを繰り返すことで、季節的要因やユーザーの変化にも対応できるようになります。また、モバイルの画面サイズは機種によっても異なるため、広告が上位に掲載されるよう、モバイルのインプレッション シェアにも気を配ることをおすすめします。
詳細
モバイル向けの入札単価調整の詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。また、ウェブ上でご覧頂けるセミナー「Learn with Google ウェビナー」もあわせてご覧ください。
なお、モバイル向けの入札単価調整は、エンハンスト キャンペーンでのみご利用いただける機能です。2013 年 7 月 22 日より、すべてのキャンペーンが自動的にアップグレードされますので、お早めの準備をお願い致します。
*The New Multi-Screen World Study http://www.google.com/think/research-studies/the-new-multi-screen-world-study.html
2013年7月4日木曜日
顧客に合わせてカスタマイズされる動的リマーケティング
Posted by エイタン ウェインバーグ、グループプロダクトマネージャー
広告ソリューションを継続的に発展させていく上で、Google では、広告主様と消費者の両方にとってのユーザー エクスペリエンスの向上を常に目指しています。広告主様からは、エンゲージメントとコンバージョンを促進でき、確実に顧客にリーチできる新たな広告手法が常に求められています。
Google はこの度、Google Merchant Center アカウントを持つすべての広告主様を対象に、動的リマーケティングの提供を開始しました。現在この機能は小売り業界を念頭に設計されていますが、旅行業界や教育業界でもパイロット テスト中であり、本年中にさらに多くの業界でご利用が可能になる予定です。
ユーザーにあわせて広告をカスタマイズ
動的リマーケティングは、Google Merchant Center に登録した商品情報を、広告として表示する機能です。表示される商品情報はユーザーが過去に目にした商品などに応じて、自動的にカスタマイズされます。広告のデザインは多数のテンプレートから選ぶことができ、自社ブランドのデザイン要素を反映することも可能です。動的リマーケティングで利用する動的テキスト広告、動的ディスプレイ広告は、ディスプレイ広告ビルダーを利用して簡単に作成できます。
動的広告の例 :
成功事例
動的リマーケティングを利用された広告主様の成功事例を何点かご紹介します。(数字はいずれも従来のリマーケティング キャンペーンとの比較)
動的リマーケティングのメリット
動的リマーケティングでは、顧客がサイトで閲覧した内容に基づき、もっとも関心があると考えられるレイアウト、製品、メッセージ、価格を組み合わせたカスタマイズ広告が配信されます。
進化するリマーケティング
キャンペーン管理の効率性の改善は、 Google のリマーケティングがもたらす数多くのメリットの 1 つにすぎません。昨年からは、単一のリマーケティング タグや Google アナリティクスを用いて、より簡単にリマーケティングを利用できるようになっています。
また、先日からすべての広告主様のアカウントで利用可能となった「類似ユーザー」機能を利用すれば、既に埋め込んだリマーケティング タグを使って、サイト訪問者に類似する新しい見込み顧客を発見することもできます。
調査であきらかになっているように、リマーケティングは広告主様の ROI を引き上げ、サイト運営者様の収益を大幅に拡大するほか、消費者にも魅力的な広告を提供します。また、ユーザーは広告設定や広告のミュートなどの機能によって、自分が目にする広告を自分で管理することができます。
広告ソリューションを継続的に発展させていく上で、Google では、広告主様と消費者の両方にとってのユーザー エクスペリエンスの向上を常に目指しています。広告主様からは、エンゲージメントとコンバージョンを促進でき、確実に顧客にリーチできる新たな広告手法が常に求められています。
Google はこの度、Google Merchant Center アカウントを持つすべての広告主様を対象に、動的リマーケティングの提供を開始しました。現在この機能は小売り業界を念頭に設計されていますが、旅行業界や教育業界でもパイロット テスト中であり、本年中にさらに多くの業界でご利用が可能になる予定です。
ユーザーにあわせて広告をカスタマイズ
動的リマーケティングは、Google Merchant Center に登録した商品情報を、広告として表示する機能です。表示される商品情報はユーザーが過去に目にした商品などに応じて、自動的にカスタマイズされます。広告のデザインは多数のテンプレートから選ぶことができ、自社ブランドのデザイン要素を反映することも可能です。動的リマーケティングで利用する動的テキスト広告、動的ディスプレイ広告は、ディスプレイ広告ビルダーを利用して簡単に作成できます。
動的広告の例 :
成功事例
動的リマーケティングを利用された広告主様の成功事例を何点かご紹介します。(数字はいずれも従来のリマーケティング キャンペーンとの比較)
- アウトドア関連のグッズや衣料品の米国小売業者であるシエラトレーディングポスト(英文のみ)では、クリック率とコンバージョン率がそれぞれ 2 倍と 5 倍に増加
- ヨーロッパ大手の「ヘビーメタル オンライン ショップ」である EMP Merchandising (英文のみ)は、コンバージョン率が 230% 拡大したほか、販売コストが 30% 低減
動的リマーケティングのメリット
動的リマーケティングでは、顧客がサイトで閲覧した内容に基づき、もっとも関心があると考えられるレイアウト、製品、メッセージ、価格を組み合わせたカスタマイズ広告が配信されます。
- 自動で最適化されるレイアウト:広告が表示される度に、最も効果的と思われるレイアウトを自動的に予測
- リコメンデーション エンジン: Google のリコメンデーション エンジンが関連製品や人気製品を選んで自動的に広告に表示 [詳細はこちら(英文のみ)]
- リアルタイムの入札アルゴリズム:広告が表示される度に最適な入札単価を算出
進化するリマーケティング
キャンペーン管理の効率性の改善は、 Google のリマーケティングがもたらす数多くのメリットの 1 つにすぎません。昨年からは、単一のリマーケティング タグや Google アナリティクスを用いて、より簡単にリマーケティングを利用できるようになっています。
また、先日からすべての広告主様のアカウントで利用可能となった「類似ユーザー」機能を利用すれば、既に埋め込んだリマーケティング タグを使って、サイト訪問者に類似する新しい見込み顧客を発見することもできます。
調査であきらかになっているように、リマーケティングは広告主様の ROI を引き上げ、サイト運営者様の収益を大幅に拡大するほか、消費者にも魅力的な広告を提供します。また、ユーザーは広告設定や広告のミュートなどの機能によって、自分が目にする広告を自分で管理することができます。
2013年7月3日水曜日
エンハンスト キャンペーン入札単価設定のヒント パート 2 - 地域による入札単価調整
Posted by John Sullivan - グローバル検索ソリューション担当
本日は、シリーズでお届けしている入札単価設定のヒント第 2 弾として、地域による入札単価調整の活用方法をご紹介します。
広告の掲載結果が地域によって異なるビジネスでは、地域ごとに入札単価を最適化することで、収益や投資収益率の改善が期待できます。
地域ごとに入札単価を最適化して掲載結果を改善
エンハンスト キャンペーンでは、成果の高い地域で入札単価を引き上げ、そうでない地域で引き下げることが可能になりました。
従来のキャンペーンでは、地域によって入札単価を変えるには地域ごとにキャンペーンを作成する必要がありました。こうした作業には手間がかかるため、地域に基づいて最適化を行う際には、成果の低い地域を除外する方法が一般的でした。しかし、こうした方法では見込み顧客すべてにアプローチすることができず、ビジネスの長期的な発展が抑制される可能性がありました。
そこで今後は、成果が低い地域を完全に除外する代わりに、入札単価を引き下げることで掲載頻度や費用を調整することをおすすめします。
地域による入札単価調整値の算出方法
地域ごとに入札単価を調整する際には、まず地域別の掲載結果を分析します。
次の計算式で調整比を算出すると、コンバージョンあたりの広告費用が低い地域でコンバージョン数を増やしつつ、コンバージョンあたりの広告費用が高い地域で費用をおさえることができます。
入札単価調整値 = 100% * ((目標コンバージョン単価 ÷ 実際のコンバージョン単価) - 1 )
入札単価調整は、AdWords 管理画面(手順)か AdWords Editor(手順)で設定していただけます。
実店舗やサービス地域がある場合
実店舗型のビジネスでは、店舗の近隣のユーザーは購入する可能性が高く、サービスにかかる費用も抑えられる傾向があります。そこで、実店舗や地域限定のサービスでは、その地域を基に入札単価を調整することをおすすめします。
たとえば、店舗から 3 km 圏内のユーザーと 30 km 圏内のユーザーという 2 種類のターゲットを設定します(手順)。そのうえで、この 2 つの地域に対し、適切な入札単価調整値を設定します。
ヒントと注意
1. 地域を絞り込みすぎると、十分なクリック数やコンバージョン数が得られない可能性があります。
ビジネスの対象地域全体を網羅する広範なターゲット地域(日本全国など)もあわせて設定することをお勧めします。
2. ターゲット地域は重複してもかまいません。
重複する地域が登録されている場合、最も狭い地域の入札単価調整値が適用されます。
たとえば、東京都に +10%、港区に +20% の入札単価調整を設定した場合、港区の検索ユーザーに対する入札単価は 20% 引き上げられます。港区を除く都内のユーザーには、+10% の入札単価調整が適用されます。
[設定] タブの [地域] サブタブでは、港区での掲載結果と、港区を除く東京都全体での掲載結果とを確認できます。
3. 十分なデータがない場合、入札単価調整には注意が必要です。
不十分なデータに基づいて計算を行うと、導き出される入札単価調整値が極端な数値になり、結果として掲載結果が低下する場合があります。
入札単価調比を算出する際は、目安としてクリック数であれば 1,000 回、コンバージョン数であれば 30 回以上のデータに基づいて計算することをおすすめします。データが少ない場合は、表示期間を長めに設定することをおすすめします。
4. 定期的に掲載結果を確認します。
地域ごとの掲載結果を定期的に [地域] サブタブで定期的に確認し、目標を上回る成果を上げている地域については入札単価を引き上げます。ユーザー行動の変化に柔軟に対応し、成果の向上を目指しましょう。
入札単価設定のヒント第 2 弾はいかがでしたでしょうか。複数の入札単価調整の導入についてご紹介した第 1 弾もぜひあわせてご覧ください。
本日は、シリーズでお届けしている入札単価設定のヒント第 2 弾として、地域による入札単価調整の活用方法をご紹介します。
広告の掲載結果が地域によって異なるビジネスでは、地域ごとに入札単価を最適化することで、収益や投資収益率の改善が期待できます。
地域ごとに入札単価を最適化して掲載結果を改善
エンハンスト キャンペーンでは、成果の高い地域で入札単価を引き上げ、そうでない地域で引き下げることが可能になりました。
従来のキャンペーンでは、地域によって入札単価を変えるには地域ごとにキャンペーンを作成する必要がありました。こうした作業には手間がかかるため、地域に基づいて最適化を行う際には、成果の低い地域を除外する方法が一般的でした。しかし、こうした方法では見込み顧客すべてにアプローチすることができず、ビジネスの長期的な発展が抑制される可能性がありました。
そこで今後は、成果が低い地域を完全に除外する代わりに、入札単価を引き下げることで掲載頻度や費用を調整することをおすすめします。
地域による入札単価調整値の算出方法
地域ごとに入札単価を調整する際には、まず地域別の掲載結果を分析します。
- [設定] タブ、[地域] サブタブの順にクリックします。
- レポートの期間としてある程度長めの期間(過去 30 日間など)を指定します。
- [地域の詳細] ボタンをクリックして、[広告表示につながった地域名] または [ユーザーの所在地] を選択します。
- 都道府県単位での掲載結果を確認するには、[表示] ボタンをクリックして [地域] を選択します。
- [ダウンロード] をクリックすると、このデータを CSV などの形式で確認できます。
次の計算式で調整比を算出すると、コンバージョンあたりの広告費用が低い地域でコンバージョン数を増やしつつ、コンバージョンあたりの広告費用が高い地域で費用をおさえることができます。
入札単価調整値 = 100% * ((目標コンバージョン単価 ÷ 実際のコンバージョン単価) - 1 )
地域 | コンバージョン数 | 費用 | コンバージョン 1 件あたりの広告費用 | コンバージョンあたりの費用の目標 | 地域による入札単価調整値 |
---|---|---|---|---|---|
東京 | 100 | 8 万円 | 800 円 | 1,000 円 | 100% * [(1,000÷800) - 1] = +25% |
名古屋 | 120 | 10 万 8,000 円 | 900 円 | 1,000 円 | 100% * [(1,000÷900) - 1] = +11% |
大阪 | 70 | 10 万 5,000 円 | 1,500 円 | 1,000 円 | 100% * [(1,000÷1,500) - 1] = -33% |
福岡 | 85 | 8 万 5,000 円 | 1,000 円 | 1,000 円 | 100% * [(1,000÷1,000) - 1] = 0% |
入札単価調整は、AdWords 管理画面(手順)か AdWords Editor(手順)で設定していただけます。
実店舗やサービス地域がある場合
実店舗型のビジネスでは、店舗の近隣のユーザーは購入する可能性が高く、サービスにかかる費用も抑えられる傾向があります。そこで、実店舗や地域限定のサービスでは、その地域を基に入札単価を調整することをおすすめします。
たとえば、店舗から 3 km 圏内のユーザーと 30 km 圏内のユーザーという 2 種類のターゲットを設定します(手順)。そのうえで、この 2 つの地域に対し、適切な入札単価調整値を設定します。
ヒントと注意
1. 地域を絞り込みすぎると、十分なクリック数やコンバージョン数が得られない可能性があります。
ビジネスの対象地域全体を網羅する広範なターゲット地域(日本全国など)もあわせて設定することをお勧めします。
2. ターゲット地域は重複してもかまいません。
重複する地域が登録されている場合、最も狭い地域の入札単価調整値が適用されます。
たとえば、東京都に +10%、港区に +20% の入札単価調整を設定した場合、港区の検索ユーザーに対する入札単価は 20% 引き上げられます。港区を除く都内のユーザーには、+10% の入札単価調整が適用されます。
[設定] タブの [地域] サブタブでは、港区での掲載結果と、港区を除く東京都全体での掲載結果とを確認できます。
3. 十分なデータがない場合、入札単価調整には注意が必要です。
不十分なデータに基づいて計算を行うと、導き出される入札単価調整値が極端な数値になり、結果として掲載結果が低下する場合があります。
入札単価調比を算出する際は、目安としてクリック数であれば 1,000 回、コンバージョン数であれば 30 回以上のデータに基づいて計算することをおすすめします。データが少ない場合は、表示期間を長めに設定することをおすすめします。
4. 定期的に掲載結果を確認します。
地域ごとの掲載結果を定期的に [地域] サブタブで定期的に確認し、目標を上回る成果を上げている地域については入札単価を引き上げます。ユーザー行動の変化に柔軟に対応し、成果の向上を目指しましょう。
入札単価設定のヒント第 2 弾はいかがでしたでしょうか。複数の入札単価調整の導入についてご紹介した第 1 弾もぜひあわせてご覧ください。