Posted by Learn with Google チーム

マルチスクリーン化を捉えた AdWords の機能強化として、先日このブログでもエンハンスト キャンペーンのリリースを発表させていただきました。このエンハンスト キャンペーンをより詳しく理解して、円滑に導入していただくために、Learn with Google ウェビナーのシリーズをこれから数週間に渡って実施いたします。
(ウェビナーとは、オンラインで参加できるセミナーのことです。)

 3 月 7 日 (木) の 第一回目「エンハンスト キャンペーンのご紹介」では、このエンハンスト キャンペーンの概要と、どのような背景とビジョンのもとリリースされるに至ったかをご紹介し、主要な変更点についてご説明させていただく予定です。以降も、以下のようにテーマを合計 5 回に分けて実施していく予定です。ウェビナーへのご参加は、事前登録が必要となります。ウェビナー登録ページの「今すぐ受講」ボタンより、各セッションへのご登録をぜひお願いいたします。

第 1 回目
3 月 7 日(木)6:00 pm 〜 7:00 pm「エンハンスト キャンペーンのご紹介」

第 2 回目
3 月 14 日(木)6:00 pm 〜 7:00 pm「 エンハンスト キャンペーン 新しい機能の詳細説明と操作方法」

第 3 回目
3 月 21 日(木)6:00 pm 〜 7:00 pm「 エンハンスト キャンペーン ディスプレイ キャンペーンのアップデート」

第 4 回目
4 月 11 日(木)6:00 pm 〜 7:00 pm「 エンハンスト キャンペーン 移行への手順とガイダンス」

第 5 回目
4 月 18 日(木)6:00 pm 〜 7:00 pm「エンハンスト キャンペーンの活用事例」

ウェビナーで皆様とお会いできることを楽しみにしております。

Posted by Sameer Samat / Google ショッピング プロダクト マネージメント副社長

2 月 13 日より、日本、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ブラジル、オーストラリア、スイス、チェコ共和国において、Google ショッピングの検索結果を商品リスト広告をベースとした新しい商用モデルへ移行する取り組みを開始いたしました。

上記のいずれかの国を対象として、現在 Google ショッピングの無料サービスで商品を宣伝されている販売者様は、今後もアクセス数と商品の表示を維持できるよう、商品リスト広告を作成していただく必要があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

商品リスト広告の作成方法
お客様の商品を引き続き Google ショッピングで宣伝していただけるよう、商品リスト広告を作成するための手続きをご紹介いたします。

商品リスト広告とは、Merchant Center に登録した商品情報を宣伝できる AdWords の広告フォーマットです。Merchant Center アカウントからは、次の手順で作成することができます。
  1. 商品リスト広告用のキャンペーンを作成する
    AdWords では「キャンペーン」と呼ばれる単位を用いて広告を管理します。商品リスト広告用のキャンペーンは、Merchant Center アカウントからも作成できます。AdWords アカウントをまだお持ちでない場合は、その際に同時に作成いただけます。

  2. 予算と入札単価を設定する
    1 日の予算と上限クリック単価(入札単価)を設定します。これらの設定は、キャンペーンの作成後、いつでも変更していただけます。

  3. お支払い情報を登録する
    AdWords アカウントでお支払い情報を登録します。
商品リスト広告を作成する手順の詳細や、期間限定のクレジットに応募する方法については、こちらのガイド(PDF)をご覧ください。

さまざまな端末で商品を宣伝
新たに開始いたしましたサービス、AdWords エンハンスト キャンペーンをご利用いただくと、これまで以上に簡単にさまざまな端末で商品を宣伝いただけます。ユーザーが絶え間なく複数の端末を切り替えて使用している現代では、マルチスクリーンでの宣伝が不可欠です。既に商品リスト広告キャンペーンをお持ちの場合は、エンハンスト キャンペーンに移行し、適切な入札単価調整を加えていただくことをおすすめします。

商品リスト広告のご利用にあたってサポートが必要な場合は、フォームからご連絡ください。Google ショッピングのウェブサイトでも詳細をご覧いただけます。

Posted by 萩倉 健支 AdWords API チーム

先日こちらのブログでもお知らせしました、AdWords API の料金体系の変更エンハンスト キャンペーンの対応などの変更を受けまして、AdWords API の Office Hour を開催いたします。

Office Hour とは
  • 参加者の方の質問に Google 社員が答える形の Google+ Hangouts(ビデオ会議)
  • 以前に行った Google Developers Live とは異なり、録画・公開されることはありませんので、他の開発者の方に知られたくない質問も気軽にすることが可能
    (予約制ではないので、質問内容を知られたくない場合は他の参加者と時間をずらしてご参加ください。また、イベント開催中でも Hangouts に参加していない方に見られることはありません。)
参加にあたっては、Google+ のアカウントが必要になります。まだお持ちでない方はこちらのページから取得をお願い致します。

開催日時は以下の日程を予定しています。

開始時間になりましたら、下記のイベント ページに表示される「このハングアウトに参加」ボタンをクリックしてご参加ください。

2/19(火)13:30 - 14:00
https://developers.google.com/live/shows/81722153/

3/12(火)13:30 - 14:00
https://developers.google.com/live/shows/81799316/

4/2(火)13:30 - 14:00
https://developers.google.com/live/shows/102718606/

新料金体系やエンハンスト キャンペーン以外でも、AdWords API に関することでしたらどのようなご質問でも構いません。ぜひ積極的にご参加ください。

今後の開催予定はこちらのページ(英語での開催回も含む)からも確認できます。
Office Hour で皆様にお会いできることを楽しみにしています。

Posted by S Srikanth Belwadi - Product Manager, AdWords

先日こちらのブログでお知らせした通り、AdWords ではエンハンスト キャンペーン(Enhanced Campaigns)を提供することになり、日々様々なデバイス間を行き来している消費者に対してよりシンプルかつ効果的にキャンペーンを展開できるようになりました。

これに伴い AdWords API でも以下の新機能をリリース(英語、以下同様)したことをお知らせ致します。
  • 既存のキャンペーンをエンハンスト キャンペーンにアップグレードする
  • 広告をモバイル向けとして設定する
  • モバイル向け入札額を調整する
  • Google から提案されたモバイル向けの入札額の調整を取得する
これらの機能は forwardCompatibilityMap と呼ばれるフィールドを使用することで使用可能になります。詳細についてはこちらのガイドをご参照ください。

エンハンスト キャンペーンのリリースに伴い、必須の機能要件も更新されていますので変更内容についてご確認ください。

またクライアント ライブラリに関してもサンプル コードを更新していますので使用例をご確認ください。
ご不明点がありましたら、こちらのフォーラムでお気軽にご質問ください。

Posted by エンジニアリング担当上級副社長、シュリダール ラマスワミ

Google AdWords ではこの度、現在のキャンペーンのアップグレード版である「エンハンスト キャンペーン」(Enhanced Campaigns) を提供することになりました。これは、現在急速に進んでいるマルチスクリーンの世界で、キャンペーンをよりシンプルに、そしてよりスマートに管理するための最初のステップです。

エンハンスト キャンペーンを展開する理由

マルチスクリーン時代の消費者は、コミュニケーションやショッピングを行ったり、オンラインの世界を楽しむために、さまざまな端末を利用しています。最新の調査 (PDF 版、米国版/英語のみ)では、複数のデバイスを利用する消費者の 90% が 1 日のうちにそれらの端末間を「途切れることなく」移動していることが明らかになっています。また、 PC 、ノートパソコン、タブレット、スマートフォン、ハイブリッド端末、ミニタブレット、ネット接続型テレビなど、インターネットへ接続する端末の数や種類は急増しています。今後も様々なデジタル端末が登場するにつれ、境界線は一層曖昧になると予測されます。たとえば、端末が集約の方向に向かうと、消費者がタブレットとデスクトップを使ってとる行動はかなり類似したものになるでしょう。 

これは企業にとって大きなチャンスではあるものの、マーケティングはさらに複雑になり、これまで以上に時間もかかります。たとえばあるピザ レストランが、午後 1 時に職場の PC で「ピザ」と検索する人には、オンラインの注文フォームやメニューへのリンクなどを表示し、午後 8 時にレストランの 1 キロ圏内からスマートフォンで「ピザ」と検索する人に対しては、Click-to-Call による電話番号やレストランの位置などを表示したいと考えているとしましょう。この場合、消費者に的確な広告を表示するためには、場所や時間、使用している端末の種類といった条件を踏まえることがますます重要になっているのです。

エンハンスト キャンペーンを利用すると、前述のピザ レストランは複数の異なるキャンペーンのレポートや広告設定オプションを集めて比較することなく、すべてを 1 つのキャンペーンで管理することが可能になります。また、複数のキャンペーンの設定や管理を行うことなく、場所や時間、端末の種類といったユーザーの状況に基づき、あらゆる端末を対象に最適な広告を消費者に届けることができます。
   
エンハンスト キャンペーンの主な機能

主な機能の概要は次の通りです。

1. マルチスクリーンの世界に対応する強力なマーケティング ツール

消費者が求めるのは、端末、場所、時間など、自分の状況に関連する検索結果です。エンハンスト キャンペーンでは、こうしたマルチスクリーンの世界に向けたキャンペーンや予算の管理を改善することができます。また、入札調整では、1 つのキャンペーン内の端末、場所、時間などのあらゆる要素について、入札を管理することが可能です。

例:朝食を提供するコーヒーショップが、スマートフォンで「コーヒー」や「朝食」と検索する地域内の消費者に広告を表示したいと考えています。この場合は入札調整を使って、1 キロ圏内からの検索には 25% 高く、午前 11 時以降の検索には 20% 低く、スマートフォンからの検索には 50% 高く、入札することができます。この入札調整は、 1 つのキャンペーンに含まれるすべての広告とキーワードに適用されます。

2. ユーザーの置かれた状況に応じて最適化される、より高度な広告

外出中で店舗の近くにいる消費者とデスクにいる消費者では、同じ人物でも求めているものが違う場合もあるでしょう。エンハンスト キャンペーンでは、端末、場所、時間の組み合わせごとにキャンペーンを作成しなくても、端末に応じて適切な広告テキスト、サイトリンク、アプリ、広告設定オプションを表示することができます。

例:実店舗とオンラインでの販売を展開する全国的な小売店では、 スマートフォンで検索を行う消費者に Click-to-Call や住所の表示が含まれる広告を、そして PC で検索を行う消費者に E コマースサイトの広告を 1 つのキャンペーンで表示することが可能です。

3. 新しいコンバージョン タイプを集計する先進的なレポート

テクノロジーにより、消費者は広告に対して新しい方法で行動を起こせるようになっています。潜在顧客は広告を見てアプリをダウンロードすることもあれば、電話で問い合わせを行うこともあるでしょう。マーケターがこうした行動を容易に計測したり、比較するのはこれまで困難なことでした。エンハンスト キャンペーンでは、アプリのダウンロードを目標とする広告主様のために、より充実したコンバージョン レポート機能をご用意しています。

例 : レポート上ではアプリのダウンロードやデバイスごとの統計情報を確認することができます。

エンハンスト キャンペーンへのアップグレード

エンハンスト キャンペーンは現在移行期間です。今後、エンハンスト キャンペーンと従来のキャンペーン設定のどちらを利用するか、キャンペーンごとに選択できるようになります。 すべてのキャンペーンが 、2013 年の中旬頃までにエンハンスト キャンペーン にアップグレードされる予定です。

エンハンスト キャンペーンはマルチスクリーンの世界におけるマーケティング活動のサポートをするために設計されています。ただし、移行にはいくつかの変更が必要になる場合があります。下記は変更の際に役立つ情報です。
(英語のみのものもあります。日本語は随時、更新していきます)

この先、数週間にわたって、ブログ「Inside AdWords」や Google+ ページでヒントや成功事例とともに、新しい機能を発表する予定です。ぜひご意見をお寄せください。

2013 年 5 月 8 日追記
すべてのキャンペーンの自動アップグレードが開始される時期は、7 月 22 日(米国時間)の予定です。

Posted by S Srikanth Belwadi - Product Manager, AdWords

2013 年 3 月 1 日より、開発者による AdWords API のご利用を無料にいたします。AdWords API の優待料金制(英語、以下同様)は廃止されます。

3 月 1 日以降、API のアクセス権は、ベーシック アクセスとスタンダード アクセスの 2種類になります。ベーシック アクセスはデフォルトのアクセス権で、1 日あたりのオペレーション数の上限は 1 万回です。スタンダード アクセスは認定された開発者が対象で、1 日のオペレーション数に制限はありません。ベーシック、スタンダードのどちらのアクセス権でも、AdWords API のご利用に料金は発生しません。

必要な手続き
AdWords API の開発者トークンをお持ちで、1 日に実行するオペレーション数が 1 万
回未満の方は、手続きは何も必要ありません。ベーシック アクセスでご利用いただけます。

1 日に 1 万回を超えるオペレーションが必要な方は、スタンダード アクセスが必要になります。こちらのフォーム(英語)からスタンダード アクセスにお申し込みください。

これまでの AdWords API ご利用履歴や、Google にご提供いただいている詳細情報によっては、既にスタンダード アクセスの対象者として認定されている方もいらっしゃいます。その方々には、今後 1 週間以内に Google から連絡し、その旨をお知らせする予定です。マイ クライアント センター (MCC) のアカウントにて、開発者トークンに登録されている連絡先メール アドレスが、現在お使いのアドレスになっていることを確認してください。Google からの通知が来ない場合、あるいは 2013 年 2 月 28 日までにスタンダード アクセスへのお申し込みがない場合は、2013 年 3 月 1 日以降、お持ちのトークンはベーシック アクセス用となります。

AdWords API 利用規約の遵守
API を使用する開発者は全員、必須の機能要件も含め(該当する場合)、AdWords API の利用規約に従っていただく必要があります。利用規約に違反している場合は、警告通知をお送りしますので、所定の期間内に適切な修正を行ってください。この初回通知の期間終了までに是正されない場合は、最大 3 箇月の猶予期間が与えられます。その間は、毎月、違反金(初回の違反通知を受け取った月の前月に使用したオペレーション 1 万回につき 10 米ドル)が課せられます。違反が続く場合は、API アクセス権は取り消されます。

詳細情報
今回の AdWords API 料金体系の変更に関する詳しい情報は、AdWords API 開発者向けサイトにある改定版のレート シートFAQ のページをご覧ください。