Posted by Pallavi Naresh - AdWords プロダクト マネージャー

このたび、AdWords レポートに 3 つの新機能を導入することになりました。

複数のタイプのキャンペーンをお持ちの場合、たとえば、検索、ディスプレイ、ショッピングの各キャンペーンごとにレポートを作成するためには、キャンペーン タイプを絞り込み、表示項目を何度も変更しなければならない場合もあるでしょう。

今回導入される機能により、次の操作が簡単になります。
  • キャンペーン タイプ選択ツールで、キャンペーン タイプを絞り込む
  • キャンペーン タイプに合ったデータ項目を手軽に参照する
  • 規定の表示項目で、目標に合ったデータ項目を表示する

キャンペーン タイプで絞り込む「キャンペーン タイプ選択ツール」



新しく導入されるキャンペーン タイプ選択ツールを利用すると、検索、ディスプレイ、あるいはショッピング キャンペーンといったタイプごとに、キャンペーンの絞り込みが可能です。たとえば、ディスプレイ キャンペーン内のすべての広告グループの掲載結果を一度に表示することができます。



キャンペーン タイプで絞り込み

キャンペーン タイプごとに表示項目を保存



これまで、前回表示した項目はタブ(キャンペーン、広告グループ、キーワードなど)にのみ保存されていました。そのため、キャンペーン タイプによって確認したい項目が異なる場合は、たとえば、検索キャンペーンからディスプレイキャンペーンに移動するたびに表示項目を切り替える必要がありました。今後は、タブとキャンペーン タイプの両方に表示項目が保存されるようになります。

たとえば、検索キャンペーンの [広告グループ] タブで「クリック数」と「平均クリック単価」が表示されるよう設定した後、ディスプレイ キャンペーンの [広告グループ] タブに切り替え、「表示回数」と「平均 CPM」が表示されるように表示項目を変更したとします。

すると、検索キャンペーンの [広告グループ] タブでは「クリック数」と「平均クリック単価」が、ディスプレイ キャンペーンに切り替えると「表示回数」と「平均 CPM」が表示されるようになります。


目標に応じた「規定の表示項目」



新しく導入される規定の表示項目を利用すると、あらかじめ用意されたレポート項目を手軽に読み込むことができます。

たとえば、ブランディング目標に重点を置いたキャンペーンや、コンバージョンの獲得に重点を置いたキャンペーンなど、目標が異なるキャンペーンを複数運用している場合、レポートビューを簡単に切り替えて、目標ごとに最適な項目を表示することができます。

また [表示項目] メニューから [カスタム] を選択すると、前回選択した表示項目にいつでも戻ることができます。

規定の表示項目.png
ブランディングやコンバージョンなど目標に応じたデータを確認できる「規定の表示項目」

今後の流れ



本日ご紹介した新機能は、複数のタイプのキャンペーンをお持ちの広告主様に対して、順次展開していく予定です。詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。

Posted by Jerry Dischler - AdWords プロダクト マネジメント担当副社長

モバイルの普及は、買い物からコミュニケーションのあり方まで、人々と世の中とのかかわり方を変えました。実際、ランニング シューズを買うにしろレシピを調べるにしろ、情報収集に携帯電話が手放せないと回答したスマートフォン ユーザーは 91% にも上ります。1 こうした環境は人々の意思決定のプロセスを変え、企業がマーケティング戦略を立てるうえで大きな機会を生み出しました。

Google は今日の消費者の高い期待に応えるべく、あらゆる瞬間に効果的にリーチし、影響を与えることができる新たな AdWords サービスの提供に重点的に取り組んでいます。

こうした AdWords の新サービスをご紹介するために、5 月 5 日午前 9 時 30 分(米国太平洋標準時間) /(日本時間 5 月 6 日午前 1 時 30 分)にライブストリームの開催(英語)を予定しています。ライブイベントは 45 分間です。

ライブストリームへの参加をご希望の方は、こちら(英語フォーム)からお申し込みください。

ご紹介予定の新サービスは、下記の目的を念頭に開発されたものです:

  • 消費者が商品やサービスを求めているタイミングを逃さずリーチできるよう、モバイル広告の利便性を高める
  • オンラインであれオフラインであれ、またユーザーとの接点やデバイスの種類を問わず、ビジネスに価値をもたらすあらゆる瞬間を計測する
  • AdWords の柔軟性や効率性を高め、ユーザーの購入経路がますます複雑化する中で最大限の可能性を引き出す

AdWords の新サービスは、ユーザーのテクノロジー利用に関する独自調査に基づくものであり、世界中の広告主様のご意見やご要望が盛り込まれています。どうぞご期待ください。

5 月 5 日(日本時間 6 日)のライブストリームへのお申し込み、ご参加をお待ちしております。

1 Google と Ipsos 社が共同で実施した消費者調査による(2015 年 3 月)

Posted by 武田 圭司 - アジア太平洋地域 モバイルアプリ ソリューションスペシャリスト

755(ナナゴーゴー)は、著名人や人気アーティストのトークに対して自由に閲覧・コメントができる新世代トークアプリ。2014 年 2 月にサービスインして以来、20 代を中心とした若年層に人気を集めています。

本アプリを運営する株式会社7gogo は、ユーザー数の拡大を目指し、YouTube TrueView* とテレビ CM を活用した認知向上施策を実施。プロモーション開始からわずか 1 か月で 300 万ダウンロードを獲得することに成功しました。
*モバイルアプリ プロモーション用 TrueView 動画広告



課題・背景 : 若年層へのサービス認知を高めるためのリーチ手段を模索


サービスインして以来、AKB48 や E-girls など人気芸能人のオフィシャル アカウント開設を受け、徐々にユーザー数を伸ばしていた同社。さらなるユーザー数の拡大を実現するためには、他の SNS サービスとの違いを強調した上で、アプリの認知を向上させる必要がありました。

また、ターゲットとなる若年層のながら視聴などのメディア接触態度の変化を考慮すると、セカンドスクリーンであるスマートフォンの活用は必須と考えていました。

解決策:YouTube TrueView とテレビ CM を活用した戦略的プロモーション


そこで同社は、AKB48 と E-girls を起用したテレビ CM を 大々的に投下し、「芸能人と話せるアプリ」というコンセプトを訴求。テレビ CM の中に「755」というサービス名を繰り返し登場させることで、サービス名が視聴者の耳に残るように意識しました。

さらに、スマートフォンでの視聴をはじめから考慮し、無音で視聴してもサービス内容が伝わるようにテキスト表示を多くするなど、テレビ CM の素材をオンラインでも有効活用できるようクリエイティブに工夫を加えました。

スマートフォンの利用傾向の高い若年層に向けては、YouTube TrueView を用いて動画広告を配信。年齢・性別でのターゲティングに加え、755 を利用する芸能人の公式 YouTube 動画や関連動画に配信したり、テレビ CM が出るタイミングに合わせて広告の配信ボリュームを調整するなどの最適化を実施。ファンに直接アプローチすることで、効率的なユーザー獲得を目指しました。

また、YouTube TrueView の動画下部にインストールボタンを配置できるフォーマットを採用することで、動画を視聴し興味をもったユーザーがシームレスにアプリをダウンロードできる環境を整えました。






導入後の成果 : プロモーション開始からわずか 1 か月で 300 万ダウンロードを達成


本取り組みの結果、テレビ視聴層に加え、スマートフォンを多用する若年層へもリーチすることに成功し、わずか 1 か月で 300 万ダウンロードを達成。インストール単価(CPI)は 200 円以下と他の獲得施策に比べても非常に良いパフォーマンスを実現し、動画視聴単価も通常の約 4 分の 1 と低く抑えることに成功しました。

成功のポイントと今後の取り組み


「当初、YouTube TrueView は認知向上を主目的としていましたので、今回ユーザー獲得単価も非常に低く抑えられたのには正直驚きました。今後はアプリの利用継続率を向上させる取り組みにも注力したいと考えており、認知から獲得、リテンションまでシームレスにつなげられる Google のサービスには期待しています。」(株式会社サイバーエージェント 宣伝本部 マーケティングプラットフォーム室 室長 市橋 正太郎 様)

「今回の施策では、はじめからオンラインでの視聴を想定してテレビ CM のクリエイティブを開発し、テレビ CM が出るタイミングに合わせてオンライン広告の配信を調整するなど、緻密なプロモーション設計をしたことが非常に高い ROI に繋がったと思います。755 は”芸能人と話せるアプリ”をコンセプトにしていますが、今後はユーザー同士がより積極的にコミュニケーションができ、コンテンツを発信したり楽しめるようなプラットフォームに育てていきたいと考えています。」(株式会社7gogo 代表取締役社長 森 正樹 様)

*本活用事例を記載した PDF はこちらからダウンロードいただけます。
*モバイルアプリ プロモーション用 TrueView 動画広告の詳細についてはこちらよりご覧いただけます。

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株式会社 7gogo

株式会社サイバーエージェントと SNS 株式会社が共同で設立。サイバーエージェントの藤田晋氏と取締役、堀江貴文氏をファウンダーとして、著名人の公開グループトークアプリ「755」の開発を行っている。
http://www.7gogo.co.jp/company/index.html

Posted by 香川 美菜 トラベル担当 インダストリーアナリスト

Google は本日、2015 年のゴールデンウィーク(以下 GW)に関する旅行業界検索キーワード動向を発表しました。5 月の GW に向け国内で旅行業界関連の検索キーワードがどのように検索されているか、検索トレンドをまとめました。



GW の情報収集

旅行関連全般では、GW との掛け合わせで「旅行」や、「お勧め」、「穴場」などの口コミリコメンドを求めた検索が多く、目的地が決まっていないなか、広く一般的な情報収集のための検索が多いことがうかがえます。

旅行関連全般
1
 旅行
2
 お勧め
3
 イベント
4
 穴場
5
 国内旅行
6
 キャンプ
7
 宿泊
8
 新幹線
9
 フェス
10
 海外旅行
*調査期間 2015 年 1 月 1 日〜 3 月 21 日
**GW(ゴールデンウィーク)と掛け合わされて検索されたキーワード



訪問先別ランキング

訪問先別では、国内を中心に近場が多く検索されています。海外はハワイ・グアム・台湾、国内は沖縄・北海道・京都など、旅行先として定番かつ人気の高い国・観光地が多く検索されています。




海外+国内
海外のみ
国内のみ
1
沖縄 ハワイ 沖縄
2
北海道 グアム 北海道
3
ハワイ 台湾 京都
4
京都 韓国 ディズニーランド
5
ディズニーランド 中国 九州
6
グアム シンガポール 東京
7
台湾 香港 大阪
8
九州 セブ島 ユニバーサルスタジオ
9
東京 オーストラリア 屋久島
10
韓国 パラオ 箱根
*調査期間 2015 年 1 月 1 日〜 3 月 21 日
**GW(ゴールデンウィーク)と掛け合わされて検索されたキーワード



急上昇ランキング
対昨年比の急上昇でみると、北陸新幹線の開業で盛り上がっている「北陸」と「金沢」の伸び率が高いことがうかがえます。

他にも年初に積極的なプロモーションを打ち出しているパリ、昨年羽田発着便が就航したセブの検索量も増加しています。


訪問地別成長率 (海外+国内)
1
北陸
2
金沢
3
ユニバーサルスタジオ 
4
パリ
5
グアム
6
台湾
7
淡路島
8
セブ島
9
タイ
10
ハワイ
*調査期間 2015 年 1 月 1 日〜 3 月 21 日
**GW(ゴールデンウィーク)と掛け合わされて検索されたキーワード



多様化する旅行

近年、旅行先での人や自然、伝統文化を体験を取り入れた新しいタイプの旅行(ニューツーリズム)が創出されるなど、旅行の形態が多様化しています。これらは地域活性化に繋がる旅行形態として、観光庁などの国の機関も観光立国に向けた取り組みの一環として振興を図っています。

新形態の一つとして「ツーリズム」関連の検索ランキングを見ると、グリーン・エコなど早期に創出されたツーリズムだけでなく、海外で盛んな医療ツーリズム、オリンピック関連で注目を集めるスポーツツーリズムも多く検索されています。

特に医療ツーリズムヘルスツーリズムユニバーサルツーリズムは、成長率でもツーリズム関連検索の平均値より高く、注目度が高まりつつあることがうかがえます。

ランキング 10 位外でしたが、11 位に栃木県でグリーン・ツーリズムを手がける株式会社「大田原ツーリズム*」がランクインしていました。このように、単独で注目を集めるツーリズム団体が出てきているようです。

*大田原ツーリズムは、栃木県大田原市にあるグリーンツーリズムが体験できる施設


ツーリズム
1
グリーン ツーリズム
2
エコ ツーリズム 
3
医療 ツーリズム ↑
4
スポーツ ツーリズム 
5
ヘルス ツーリズム ↑
6
コンテンツ ツーリズム
7
ニュー ツーリズム
8
酒蔵 ツーリズム
9
ユニバーサル ツーリズム ↑
10
アグリ ツーリズム ↑
*調査期間 2015 年 1 月 1 日〜 3 月 21 日
*↑は特に成長率が高いもの



タイムリーな興味・関心がわかる検索動向

旅行シーズンのカレンダーに検索量は連動し、ピークの時期や大まかな検索トレンド(主要な訪問先の検索など)は例年同じ傾向が見られます。(図 1

旅行関連全般で見ると、GW 前の時期では国内旅行は 2 月および 3 月と 2 回ピークがある一方、海外旅行は 2 月末がピークとなっています。

GW 関連のみをみると、海外旅行は 1 月早期の段階から検索される一方、国内旅行は徐々に検索量が増え GW 直前 4 月にピークになることがわかります。(図 2

このように例年同じ傾向が見られる一方で、急上昇ランキングからわかるとおり、消費者の興味・関心は刻々と変化しています。








消費者の検索行動は旅行するタイミングよりも早期に起こるため、定期的に消費者の検索トレンドを分析、いち早く把握し、マーケティング活動につなげていくことが重要です。こうした検索動向の分析には、Google の無料オンラインツール、Google トレンド(http://www.google.co.jp/trends/)をぜひご活用下さい。

Posted by Michaela Feller - Google ショッピング プロダクト マネージャー


Google は昨年 9 月、ユーザーに安心してショッピングを楽しんでいただけるよう、無料の「Google 認定ショップ プログラム」を立ち上げました。本日は、この Google 認定ショップ プログラムについて、日本での e コマース プラットフォームによる実装の提供開始と、ショップの AdWords 広告の効果を高めることができるレビュー表示オプションについてご案内いたします。


e コマース プラットフォームによる実装



Google では、より多くのショップに簡単にプログラムに参加いただけるよう、e コマース プラットフォームとの連携を進めています。このたび、大手 e コマース プラットフォーム サービスの1つである Eストアー ショップサーブが、日本で最初の連携先としてサービスを提供開始いたしました。Eストアーショップサーブを利用するショップは、Google 認定ショップのアカウントを作成後、Eストアー ショップサーブの管理画面の手順に沿って設定を行うことで、プログラムへの参加に必要な実装作業(バッジコードと注文モジュールのサイトへの追加)を簡単に実装できます。


Google 広告に認定ショップのステータスを表示



Google 認定ショップになると、レビュー表示オプションを通じてその旨を AdWords 広告枠内に表示できるようになります。これにより、クリック率の向上が期待できます*。

Review-Extention_Computer_JP (4) (1).png

                                              
また、Google 認定ショップを通じて収集されたレビューは 、販売者評価として AdWords テキスト広告や Google ショッピングにも表示されます。こうしたサービスの連携により、ユーザーには有益な情報が提供され、ショップ側ではコストをかけずに正当な評価を得ることができます。


認定ショップを始めてみましょう



Google 認定ショップ プログラムは無料で簡単に設定でき、規模の大小を問わず、ユーザーの信頼を高めたいと願うすべての販売者に最適です。Google 認定ショップ プログラムに参加するには、まずはこちらからお申し込みください。


* 多くの広告主間での平均値 ; 効果は異なる場合もあります

Posted by 野津一樹 - Marketing Manager

2015 年 2 月 25 日六本木アカデミーヒルズにて、モバイルアプリ事業者を対象としたイベント「Google for モバイルアプリ」を開催しました。イベントでは「デザイン」「デベロップ」「ディストリビューション」の 3 つのテーマに沿って、基調講演と 15 のブレイクアウト セッションを実施。Google が考えるモバイルアプリの未来や今後のアプリビジネスで必要とされるエッセンスについてお伝えしました。

当日、会場には 600 名を超えるモバイルアプリ事業者様にご来場いただき、現在のモバイルアプリ市場の勢いを象徴するような熱気あふれるイベントとなりました。



 

Google が考えるアプリビジネスの未来とは?


イベントの冒頭を飾った基調講演では、まず Google アジア太平洋地域担当社長のカリム テムサマ二が登壇。開会の挨拶とともに、急成長をとげるアジアや日本のモバイルアプリ市場について説明しました。

次に登壇した Google Play アジア太平洋地域統括副社長のクリス ヤーガは「Google と切り開くアプリ ビジネスの未来」と題して、Android や Google Play の最新トレンドを紹介。Google が提唱するマテリアル デザインの導入事例などを交え、アプリの品質におけるUI/UX デザインの重要性について語りました。

その後、モバイル ディスプレイ広告製品開発本部長のジョナサン アルファネスが、Google AdWords、AdMob、Google Play、Google Analytics を統合的に活用したモバイルアプリのプロモーション・分析・収益化の方法について成功事例を交えて解説しました。

最後に登壇した Google Cloud Platform Product Management 本部長のグレッグ ディミチュリは、昨今のモバイルアプリに求められるインフラ環境と Google の最新リアルタイム  プラットフォーム「Firebase」について講演しました。

基調講演の終了後、各会場では「デザイン」「デベロップ」「ディストリビューション」の3つのテーマに沿って、ブレイクアウト セッションを実施。イベント終了後のアンケートでは、9割以上の方に「興味深かった」と好評をいただくなど、非常に満足度の高いセッションとなりました。



また、ブレイクアウト セッション終了後には、ネットワーキングパーティーを開催。多くのモバイルアプリ事業者様に加え、Google の講演者や各分野のスペシャリストが多数参加し、大盛況の中、イベント終了となりました。

***
当日実施した基調講演やブレイクアウト セッションの収録動画は下記のリンクよりご覧いただけます。ぜひ今後の貴社のアプリビジネスにお役立てください。また、Google では今後もモバイルアプリ ビジネスに関するイベントを開催する予定です。開催が決定次第、こちらのサイトで告知しますのでぜひチェックしてください。

基調講演



ブレイクアウト セッション


<デザイン>

<デベロップ>

<ディストリビューション>