2008年12月26日金曜日

年末のご挨拶と年末年始のサポートのお知らせ

Posted by Inside AdWords チーム

2008 年中は、Inside AdWords をご愛読いただきまして、誠にありがとうございました。スタッフ一同お礼申し上げます。

来年以降も皆様に AdWords に関する有益な情報を随時ご提供して参りたいと存じますので、引き続き Inside AdWords をよろしくお願いいたします。

また、年末年始のサポートにつきましては、大変申し訳ございませんが、通常のように迅速な対応を行えない可能性がございます。ご質問につきましては、以下 URL のヘルプセンターをご参照ください。ご迷惑をおかけいたしますがご理解とご協力いただきますようお願い申し上げます。

http://adwords.google.co.jp/support/


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来年も皆様にとって素晴らしい年となりますよう、スタッフ一同お祈り申し上げます。

2008年12月23日火曜日

AdWords Editor 更新のお知らせ – ( AdWords Editor 7.0 )

Posted by 菅谷正樹 プロダクトスペシャリストチーム

AdWords Editor が 7.0 にバージョンアップされました。今回の変更で、キーワードの品質スコアと First Page Bid の表示など、以下の機能が追加されましたので、ぜひお試しください。

品質スコアと First page bid の表示
品質スコアと First Page Bid が、キーワード一覧に表示されるようになりました。この変更にともない、たとえば品質スコアでソートして、品質スコアの高いキーワードの上限クリック単価を調整したり、品質スコアの低いキーワードを削除したりなど、より効果的にキーワードを管理できます。なお、最小入札価格は表示されなくなります。

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キーワードセンターの改善キーワードセンターで、言語と地域を指定できるようになりました。言語と地域を指定することで、より適切なキーワードの候補を取得できます。また、キーワード拡張ツールのボリュームが、スケール値 ( 0 - 5 ) ではなく数値で表示されるようになったため、キーワード候補を詳細に比較検討できます。十分なデータがない場合、ボリュームは空白となります。

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キャンペーンターゲット設定の表示
キャンペーン一覧で、キャンペーンの言語と地域のターゲット設定を確認できるようになりました。初期設定は非表示ですが、右上の項目選択ツールで表示・非表示を切り替えることができます。

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使用状況のトラッキング
AdWords Editor の各種機能の使用状況について、匿名の統計情報を収集できるようにするオプションが追加されました。収集した情報は機能の改善に活用されます。お客様が明示的に利用を開始されない限り、このオプションは機能しません。 [ 広告運用ツール ] メニューの [ 設定 ] から開始できます。詳細はこちらを参照ください。


バージョンアップ上のご注意点
以前の AdWords Editor がインストールされている場合は、以下のようなアップデートをするかどうかのメッセージが表示されます。

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今回のバージョンアップでは、アップグレード後にアカウント情報をダウンロードしなおす必要があります。編集途中のデータやコメントが消えてしまわないように、変更を管理画面に送信してからバージョンアップするか、変更をバックアップファイルにエクスポートしておいて、バージョンアップ後にインポートする必要があります。

また、[ バックアップ後、更新 ] でアップグレードした後、アカウント情報をダウンロードしなおすと、バックアップファイルが上書きされてしまいます。この問題を回避するため、手動でのバックアップをお勧めします。詳細については、Ver7.0へのアップグレード(英語) をご確認ください。

Ver7.0 がリリースされてから 60 日を過ぎると、古いバージョン (Ver6.5) は利用できなくなりますので、あらかじめご了承願います。詳しくはバージョンアップポリシー(英語)をご確認ください。


新しい AdWords Editor Ver.7.0 は、こちらのページから無料でダウンロードできます。詳細につきましては、こちらのリリースノートをご確認ください。

広告編集作業の大幅な効率化に向けて、最新版の AdWords Editor 7.0 をぜひご利用ください。

2008年12月17日水曜日

広告が表示されない様々な理由 - その 2 前払い残高が不足している場合

Posted by 佐藤 裕介 オンラインビジネス ソリューション チーム

広告主の皆様から、「広告が表示されない」というお問い合わせを頂くことがあります。広告が表示されない原因は色々と考えられますが、以下のようなお客様の場合、「前払い残高が不足しているため」広告が表示されていない可能性が考えられます。
  • お支払い方法を前払いに設定している
  • 特に設定に変更を加えていない
  • 今まで正常に広告が表示されていた
今回は、残高不足による機会損失を最小限に留めていただけますよう、残高の確認手順と、未然に残高不足を防ぐ方法をご紹介いたします。


-前払い残高の確認手順
前払い残高は [ アカウント情報 ] タブ内、[ 料金概略 ] ページの下図の上部にある 1 の部分、[ アカウントの残高 ] 欄にてご確認いただけます。

ここでご注意いただきたいのは、下図右下にある 2 の [残高 ( 2008 / 12 / xx 現在 ) ] 欄と、[ アカウントの残高 ] 欄 の数値が異なる場合があることです。これは、それぞれの数値の更新タイミングが異なるためで、最新の前払い残高は、下図 の上部にある [ アカウントの残高 ] 欄に表示される数値となります。お支払い方法が前払いで、どのキーワードでも広告が急に表示されなくなったという場合は、画面上部の [ アカウントの残高 ] 欄で最新のアカウント残高をご確認ください。

なお、残高が残り少なくなりますと、Google よりその旨をお知らせするメールが届きますので、そちらも併せてご確認ください。

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-残高不足による広告非表示を未然に防ぐ方法
残高不足により広告掲載がストップしますと、見込み顧客にリーチする機会の損失が発生してしまいます。これを防ぐために、残高を定期的に確認し( 上図 の上部にある 1 [ アカウントの残高 ] 欄 ) 、追加入金を行ってください。

さらに、ご留意いただきたい点として、「ご入金が AdWords アカウントの残高に反映されるまでの時間」がございます。前払いのご入金については、リアルタイムで反映されるものではなく、AdWords アカウントの残高としてご利用いただけるまでに一定のお時間をいただいております。お支払い方法によって、通常ご入金が AdWords アカウントに反映される時間は異なりますので、まずは下記をご確認ください。
  • コンビニエンス ストアまたは Pay-easy ( ペイジー ) : 通常 1 営業日以内
  • ATM または銀行振込み : 通常 1 から 3 営業日以内
  • クレジットカード: 通常 1 営業日以内
このように、ご入金は即時アカウント残高に反映されるわけではないため、この時間差も考慮していただき、余裕を持って追加入金を行っていただきますようお願いいたします。アカウントの残高を定期的に確認し、広告掲載機会の損失を最小限に抑えましょう。

関連記事:

2008年12月12日金曜日

キャンペーン オプティマイザーの機能をご利用いただけるようになりました

Posted by 水谷嘉仁 AdWords プロダクトスペシャリスト

平素は Google AdWords をご利用いただき、誠にありがとうございます。

このたび、広告キャンペーンの最適化の提案を自動で作成できる、キャンペーン オプティマイザーの機能がご利用いただけるようになりました。キャンペーン オプティマイザーは、一定期間運用しているキャンペーンを分析し、予算、ターゲット地域、キーワード、広告テキストなどを改善するための提案を作成します。

運用ツールから[キャンペーン オプティマイザー]、または、キャンペーン一覧から各キャンペーンの[広告キャンペーンの最適化]をクリックしてください。

運用ツールから

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キャンペーン一覧から

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キャンペーン オプティマイザーを適用するキャンペーンを選択して、ご利用開始をクリックしてください。

利用開始画面

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キャンペーン オプティマイザーによって自動生成される項目には以下の内容が含まれます。キャンペーンによっては含まれない内容もございますのであらかじめご了承ください。
  • 1 日の予算に関する提案
  • ターゲット地域に関する提案
  • キーワードに関する提案
    • 新規キーワードの追加
    • 既存キーワードの削除(重複している場合のみ
    • 既存キーワードの上限 CPC の変更
    • 既存キーワードのマッチタイプの変更
  • 広告テキストに関する提案

新規キーワードの提案例

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ただし、この機能は主に中小規模のキャンペーンを対象としており、ご利用いただけるキャンペーンは以下の条件を満たしている必要がございます。
  • アクティブまたは一時停止のキャンペーン
  • 有効期限内のキャンペーン
  • キーワードターゲットのキャンペーン
  • 手動で入札しているキャンペーン( Budget Optimizer との併用は不可)
  • 広告グループが 64 個以下のキャンペーン
  • キーワードが 2000 個以下のキャンペーン
  • 他にキャンペーン オプティマイザーを使用していないキャンペーン
  • ターゲット言語がひとつのキャンペーン

詳細につきましては、こちら を参照ください。
引き続き、Google AdWords をよろしくお願いいたします。

2008年12月4日木曜日

部分一致を使ってより多くのターゲットにアプローチしてみませんか

2008年12月04日
Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト


Google が毎日受け取る検索クエリの中で、過去 90 日間に検索実績のないものであったり、あるいは過去に全く検索されたことのないキーワードが約 20% あります。このように、日々さまざまな言葉で検索がされているため、自身のキャンペーンに関連するキーワードすべてを完全一致だけを使って設定するのは非常に困難です。

部分一致は予測が難しいものの、関連性のある検索クエリでの表示機会を増やすために最適なオプションです。部分一致キーワードは、設定キーワードを含む言葉で検索された際はもちろん、自身では設定していない類義語や関連性が高いと思われる語句で検索された際にも広告が表示されます。

検索キャンペーンを成功させる上で、関連性の高い様々な検索クエリに対して広告を表示させることは、重要な要素の 1 つです。実際に、世界中の Google AdWords 広告主の全クリックやコンバージョンのうち、約 3 分の 1 が部分一致から発生しています。

部分一致をより効果的に活用するには、まず検索クエリレポートで拡張キーワードのパフォーマンスをご覧の上、次の 2 点をお試しください。

* 拡張によって表示され、成果が著しい検索クエリがあった場合、それらのクエリを部分一致キーワードとして新たに該当広告グループへ、適切な入札金額でのご登録

* ご自身のキャンペーンコンセプトと合わない検索クエリがあった場合、それらを除外キーワードとして該当のキャンペーン、もしくは広告グループへのご登録

検索クエリレポートは最近表示方法の見直しを行ったので、これまでと比較して「 X 個のその他の固有のクエリ」に分類される検索クエリが減り、より多くの検索クエリをレポート内で確認できるようになりました。

また、部分一致を利用する際はあわせて Conversion Optimizer* の利用もぜひご検討ください。Conversion Optimizer ではコンバージョンに至る可能性の高い部分一致のキーワードを検出し、それらのキーワードの入札金額を自動的に調整します。
* Conversion Optimizer はコンバージョントラッキングを使用しており、過去 30 日間に 50 コンバージョン以上あるキャンペーンでご利用いただけます。

このように、 Google では毎日多数のトラフィックが発生しているので、自身の製品、サービスと関連性の高い語句をすべて洗い出すのは非常に大変な作業です。前述の通り、全クリック、コンバージョンのうち約 3 割が部分一致キーワードから発生しているため、、これまであまり部分一致を使われてこなかったお客様もぜひ今一度利用をご検討ください。

部分一致についての詳しい内容についてはこちらのヘルプページもご参照ください。
今後とも Google AdWords をよろしくお願いいたします。

2008年12月1日月曜日

mixi モバイルに、コンテンツターゲット広告の配信が始まりました

Posted by 林勝明 広告プロダクト推進チーム

 
本日から、株式会社ミクシィが提供する mixi モバイルに、 Google のコンテンツ向け AdSense が採用されることになりました。これにより、 Google モバイル広告の広告主の皆さまは、 mixi モバイル内のコンテンツ ページにも広告を配信する、つまりコンテンツターゲットすることが可能になります。

コンテンツターゲットを利用することで、広告主様はモバイルサイトの特定のページにその内容と関連性の高い広告を自動で配信することができます。例えば、ユーザーが美容健康情報についてのコミュニティページを見ている時に、その情報に関連した商品・サービス ( 例えばスキンケア商品やエステ ) の広告が表示されるということです。もともとそのページのテーマに強い関心をもっているユーザーに対して関連した広告を表示することにより、高いクリック率やコンバージョン率が期待できます。

現時点ではmixi モバイルのコミュニティページ内に広告が掲載されます。これにより、広告主の皆さまにとっては広告の表示機会が大幅に増えることになります。mixi モバイルでは 20 代のユーザーが 6 割に上り*、アクティブな利用をしています。またコミュニティも音楽、美容、ゲーム、旅行、レシピ、占いなど多種多様ですので、幅広い業種の広告が関連性の高いページに配信されます。

コンテンツターゲットをまだお試しになっていない皆さまも、この機会に是非新しい広告手法をお試し下さい。コンテンツターゲットでは、広告の配信先サイトやパフォーマンスもレポートで確認することができ、また検索連動型広告のように細かい予算設定も可能です。モバイルのコンテンツターゲットでは他にもこのようなサイトに配信されます。

モバイルでのコンテンツターゲットを活用し、さらなる顧客獲得にお役立てください。

* Source: 株式会社ミクシィ媒体データ

2008年11月28日金曜日

広告が表示されない様々な理由 - その1 審査結果が不承認の場合

Posted by 倉光 良典 オンラインビジネス ソリューション チーム

広告主の皆様から、「広告が表示されない」というお問い合わせを頂くことがあります。

広告が表示されない原因は色々と考えられますが、「新しく作成した広告が一向に表示されない」場合や、「広告を編集することで、表示されなくなった」場合は、お客様の広告原稿やリンク先のウェブサイトが AdWords 広告審査の基準 を満たさず、不承認となった可能性が考えられます。

今回は、皆様により円滑に広告を出稿していただけますよう、審査結果の確認方法と、不承認となった場合の対処方法をご紹介します。


STEP1: 不承認通知メール・ [不承認の広告ツール] で不承認広告を確認する
審査の結果、広告が不承認となると AdWords に登録してあるメールアドレスに審査結果が通知されます。まずはこのメールが受信されていないか確認しましょう。この不承認通知のメールには、不承認となった広告が含まれるキャンペーン・広告グループ、不承認の理由などの情報が記載されています。文中にあるリンクより、不承認広告をご確認いただけます。

また 管理画面にログインして [キャンペーン管理] タブにある [運用ツール] へ移動し、その中から [不承認の広告ツール] をクリックします。アカウント内に不承認の広告がある場合、下図のように該当の広告が一覧で表示されます。 

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STEP2: 広告の不承認理由を確認する
不承認の広告があった場合は、上図の [詳しくはこちら] ボタンをクリックし、その理由をよく確認しましょう。不承認理由がよくわからない場合は、該当の広告がある広告グループの [広告のパターン] タブへ移動してください。 [不承認の理由] からより詳しく記載されているヘルプセンターを閲覧することができます。

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STEP3: 不承認の理由を解消し、再審査のフローへ広告を送信する
問題箇所が、広告フォーマット ( テキスト広告やイメージ広告など ) にあるのか、それともリンク先のウェブサイトにあるのかによって、その後の流れは異なります。

* 広告テキストに問題箇所がある場合
広告テキストに許可されていない文字や記号、不適切な表現が含まれて不承認となった場合、広告テキストを修正する必要があります。 [不承認の広告ツール] で表示された広告の右側にある [広告の編集] ボタンから広告の編集が可能です。問題箇所を修正し、変更を保存すると、広告は自動的に再審査の手続きに移ります。

* リンク先のウェブサイトに問題がある場合
リンク先のウェブサイトに記載すべき連絡先情報に不備があり、不承認となった場合、ウェブサイトを修正する必要があります。

ここでご注意頂きたいのは、お客様がウェブサイトを変更したことは Google では自動的に把握できない点です。そのため、ウェブサイト修正後、広告原稿の内容に変更がない場合でも、一度、不承認となった広告の再送信を行ってください。そうすることで 再審査の手続きに移ります。


なお、お問い合わせ件数の多い不承認の理由としては以下が挙げられます。

その他、AdWords 広告掲載ポリシーに関しては、こちらをご覧ください。

※これらは 2008 年 11 月 28 日時点での広告審査基準です。審査の基準は予告なく変更されることがあります。最新の情報は必ず AdWords 広告掲載ポリシーでご確認ください。


また、AdWords では、広告を編集すると再度審査を行う必要があり、審査中は広告配信されない場合があります。編集中も広告が継続して掲載されるようにするには、実行中の広告を編集するのではなく、同じ広告グループに新しい広告を追加します。 こうすることで、新しい広告の確認が完了するまでの間も、Google ネットワークにこれまでの広告を掲載できます。


仮に広告が不承認となった場合でも、適切な対処をしていただくことで、掲載可能となるケースも多くあります。表示機会のロスを最低限に抑えるためにも、いち早くその理由を把握できる [不承認の広告ツール] を活用し、迅速に不承認理由を解消していただければ幸いです。

2008年11月21日金曜日

キーワードツールのモバイル対応のお知らせ

広告プロダクト推進チーム 林 勝明

平素は Google AdWords をご利用いただき、誠にありがとうございます。

本日は、キーワードツールのモバイル対応についてお知らせいたします。

キーワードツールではユーザーが検索で利用するキーワードについて、さまざまな情報を提供しています。例えば「旅行」というキーワードに関連してユーザーが検索しているであろう言葉の候補や、おおよその平均検索ボリューム・月別の傾向、また競合する広告主のボリュームなどを調べることができます。今までは PC からの検索のみの結果を提供していましたが、これからはモバイル検索の情報を調べることができます。

ご注意点として、モバイルのデータを調べる場合は PC のようにアカウントの「運用ツール」からではなく、モバイル広告を実施している広告グループ内にある「キーワードツール」からご確認ください。モバイル広告をまだ実施されていないお客様の場合は、新しくモバイル広告用のキャンペーンを作成し、広告グループの画面まで進んでください。モバイルに対応したキーワードツールの画面では、キーワードの関連語句作成画面の上に「結果はモバイル検索向けのものです」と表示されます。

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その他のご利用方法は基本的に PC のキーワードツールと同じです。またデータに関しては、 Google と全ての検索パートナーでの検索数を反映しています。もしモバイルでの結果があまり出てこない場合は、言語と地域設定が日本以外になっている可能性があります。こちらを修正してから再度お試しください。

では、モバイル検索データの一例をみてみましょう。青色のバーがモバイルの検索ボリュームで、灰色のバーは PC での値となります(数値は一ヶ月のおおよその平均検索ボリュームで、カッコ内は全体ボリュームに占める割合。マッチタイプ=完全一致 11 月 21 日調べ)。

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「恋愛」というキーワードでは PC と比べてもモバイルからの検索が多くなっています。関連したキーワードでは、「恋愛相談」、「恋愛心理」、「遠距離恋愛」などが多く検索されていますので、恋愛についてのアドバイスを探しているユーザーが多いようです。また「アルバイト」でもモバイルの比率が高いことから分かるように、女性や若い層をターゲットとする時にはモバイル広告は効果的と言えます。それだけではなく、上の2つのキーワードとはやや異なるユーザー層やシチュエーションが想像できる「転職」や「株価」のようなキーワードの検索もかなりのボリュームになっています。

まだモバイル広告をご利用になっていないお客様も、ぜひキーワードツールを利用して新しいビジネスチャンスをご検討ください。モバイル広告ご利用時には、数分で簡易に作成可能なモバイル情報サイト「ビジネスページ」により、ご自身のモバイルサイトをお持ちいただくことが可能です。また、サイトがない場合でも電話番号さえあればユーザーが直接電話をかけられる「Click to Call」もご利用になれます。 

Google AdWords では、今後もより効果の高い広告キャンペーンをお手伝いするために機能の改善を行っていきます。マーケティングチャンスの拡大に、是非モバイル広告をご利用ください。

2008年11月19日水曜日

よくあるお問い合わせ - 後払いの請求タイミングについて

Posted by 中尾 宙 オンラインビジネス ソリューション チーム

今回は、 AdWords オンラインチームに寄せられるお問い合わせの中から、料金のお支払いについてご説明いたします。


AdWords を後払いでご利用の広告主様からは、「Google からの請求はいつ来るのでしょうか」 というお問い合わせをよくいただきます。

まず、 AdWords のお支払い方法を簡単にご説明します。 AdWords には、広告費のお支払い方法として、前払いと後払いの  2 つのオプションをご用意しています。

前払いのお支払い方法では、事前にアカウントにご入金いただく方法で、アカウントにプールしておいた残高から広告費が差し引かれます。アカウント残高が不足した時点で広告掲載は停止するため、事前にプールされた金額以上の支出が発生することはありません。

一方、後払いのお支払い方法では、請求は広告費が発生した後に発生します(現在のところ、後払いの決済方法はクレジットカードのみがご利用いただけます)。この請求が発生するタイミングについて、ご説明いたします。

ご注意いただきたいポイントとして、 AdWords 広告費のご請求は、カレンダー月ごと(月末などの特定の日)には行われない点があります。AdWords 独自のタイミングに沿って請求の対象期間が決められ、請求金額が処理される仕組みとなっています。

それでは、 AdWords 後払い方法の請求タイミングについて詳しくみていきましょう。

AdWords を後払いでご利用の場合、ご請求は以下のいずれか早く来たタイミングで行われます。

( 1 ) 前回のご請求日から 30 日後

( 2 ) アカウントの費用がご利用限度額 (*) に達した時点

* ここで、 ( 2 ) の 「ご利用限度額」についてご説明します。 ご利用限度額は、システムにより算出される 1 回の請求あたりの上限金額で、上限に達したタイミングでご請求が行われる度に、その上限額が段階的に引き上げられます。

ご利用限度額は、アカウント開設時には初期設定として 10,000 円となっておりますが、お支払いがご利用限度額に達するたびに、10,000 円から 25,000 円、50,000 円、最終的な金額の 100,000 円へと順に引き上げられます。それ以降は前回ご請求時から100,000円のご利用実績が発生するたびに請求処理が行われます。

下の図と表は、 5 月 1 日から広告を開始した場合の請求タイミングを例に表しています。

-  6 月 1 日、 7 月 20 日、 9 月 19 日: 前回のご請求日 ( ご利用開始日 ) より 30 日経過したため、請求のタイミングとなっています。

-  6 月 20 日、 8 月 5 日、 8 月 20 日: その直前に行われた請求処理以降に広告の費用がご利用限度額に達したため請求のタイミングとなり、また同時にご利用限度額が引き上げられています。

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現在のご利用限度額を確認するためには、アカウント管理画面の、 [ アカウント情報 ] タブの [ 料金概略 ] ページをご覧ください。ページ上部に、アカウントのご利用限度額がご確認いただけます。


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( アカウントの費用が急激に増えた場合は、ご利用限度額を若干上回る額が請求される場合もございます。 )

なお、後払い方式のご請求はクレジットカードでの決済となるため、[ 料金概略 ]ページに表示された請求日はクレジットカードに対する決済処理日であり、実際にお客様の支出が発生する日付とはならない点にご留意ください。 AdWords の決済処理はこれまでご説明したしくみに基づくタイミングで行われますが、実際の支出(銀行口座からの引き落としなど)については、その決済処理日を元に、ご利用クレジットカード会社の支払いスケジュールにしたがって処理されます。

このように、少し複雑に見える後払いの請求ですが、請求のタイミングに 2 つのパターンがあることをご理解いただき、AdWords のお支払いのタイミングを把握して 計画的なご利用のためにお役立ていただければ幸いです。

2008年11月6日木曜日

システムメンテナンスのお知らせ

2008年11月6日
Posted by Inside AdWords チーム

今週末 11/9(日)の午前3時 – 7時まで AdWords のシステムにログインすることができません。

なお、設定済みの広告につきましては、上記メンテナンス中でも、通常通り配信を続けております。

通常 AdWords のシステムメンテナンスは、毎月の第2日曜日の同じ時間に行うことを予定しております。皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2008年11月5日水曜日

広告品質評価システム更新完了のお知らせ

Posted by プロダクトスペシャリストチーム

先週、こちらのブログにて告知させて頂きました、広告品質評価システムの更新が完了しました。

前回のブログポストでもご紹介したとおり、この変更は広告自体の品質評価精度をより高めるものとなっています。また、この変更により、広告主様に通常とは異なる対応をしていただく必要はなく、これまで同様に掲載結果を定期的にチェックし、必要に応じた調整を行っていただければ幸いです。

引き続き、Google AdWords をよろしくお願いいたします。

2008年11月4日火曜日

広告品質評価システム更新のお知らせ

Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト

平素は Google AdWords をご利用いただき、誠にありがとうございます。

Google ではユーザーの検索クエリに対して最も関連性のあると思われる広告を表示できるよう、絶えずシステムの見直しを行っております。その一環として、近日中に広告品質評価システムで以下 2 つの更新を予定しておりますので、今日はそれらについてご連絡させていただきます。

1 つは広告品質の評価精度をより高めるための変更で、もう 1 つは広告を検索結果上部に表示させる仕組みの改良となります。以下、それぞれの変更について解説していきます。


より正確な品質スコアの計算にむけて
どの広告が検索ユーザーにとって関連性があるかを判断する上で、クリック率(CTR)品質スコア の最も重要な要素です。皆様もこれまでの経験でもしかしたら気づかれているかもしれませんが、一般的に上位に表示される広告は下位に表示される広告よりも目立つので、下位の広告よりも高い CTR を獲得しやすい傾向にあります。そのため、単純に CTR だけを比較すると上位に表示される広告のほうがクリックを獲得しやすい、その結果高い CTR を得られやすいと考えられるので、CTR だけを評価指標とすると上位の広告がより有利な条件で競争できてしまうことが想定されます。

こういった広告掲載位置による有利不利を是正し、広告掲載位置の CTR への影響も考慮して、平等な条件下でシステムが正確な品質スコアを計算できるようにすることは大切なことであると Google では考えております。

今後数日中に実施予定の更新により、広告掲載位置ごとの実績も一層深く加味した、より正確な品質スコアを算出できるようになります。その結果、広告掲載位置ごとでのパフォーマンスも考慮された、より品質スコアをもとにしたフェアな広告オークションが実施され、今まで以上に関連性の高い広告をユーザーの皆様に表示できるようになると考えております。


検索結果上部への広告表示について
あわせて、今回の更新では検索結果上部の黄色でハイライトされた部分への広告表示方法の変更も実施いたします。ここに表示される広告は目立つため、他の広告掲載位置よりもクリックされる可能性が高まるので、広告主様にとっても特に有益なポジションだと思われます。Google では広告も情報の一部と考えているため、検索結果上部に表示される広告は特に高品質であることが大切だと考えております。そのため、この場所に表示させる広告を決定する際は通常以上に品質を重視しております。

これまでは、広告ランク最上位の広告が検索結果上部に表示されるための基準を満たさなかった場合、以降の順位の広告が上部に表示されることはありませんでした。しかしながら今回の変更により、広告ランクに関わらず、品質が高く上部に表示させる価値があると判断された広告は、自分より上位の広告を飛び越えて検索結果上部に表示されるようになります。例えば以下のような場合、
  • 広告ランクが 1 位の広告 A
    • 品質スコアがさほど高くなく、検索結果上部に表示されるための基準を満たしていない
  • 広告ランクが 2 位の広告 B
    • 品質スコアが高く、検索結果上部に表示されるための基準を満たしている。

これまでであれば、広告 A が上部表示の基準を満たしていないため、広告 B が基準を満たしていても上部に表示されることはありませんでした。しかし近日中に行われる変更により、基準をクリアしている広告 B は広告 A を飛び越えて検索結果上部に表示されるようになります。

このように、今後は検索結果上部に表示する広告を決める際は、今まで以上に品質が重要な役割を果たすようになります。


今回の変更に伴い、広告の掲載位置や予算の消化、パフォーマンスなどに変化が出てくるお客様も中にはいらっしゃるかもしれませんが、今後の年末商戦に向けてキャンペーン戦略を立てる際に今回の変更情報も参考にしていただけると幸いです。一方でこれまで通り定期的にパフォーマンスをチェックして、必要に応じてキャンペーンの最適化もご検討ください。

今回の変更が完了次第、また改めて本ブログでご連絡させていただきます。

引き続き、Google AdWords をよろしくお願いいたします。

2008年10月31日金曜日

AdWords を使いこなすための用語解説 その 1 : コストパフォーマンスの指標

2008年10月31日
Posted by 浅野美都里 AdWords プロダクトスペシャリスト

平素より Google AdWords をご利用いただきまして、ありがとうございます。

Inside AdWords 読者の皆様の中には、既に AdWords を使いこなしているお客様もいらっしゃれば、まだ AdWords をご利用されて間もないお客様や、開始をご検討中のお客様もいらっしゃると思います。そこで今回より、AdWords の利用を開始して間もないお客様やご検討中のお客様に有用と思われる、AdWords の基本用語を月 2 回ほどのペースでご紹介したいと思います。AdWords 広告の仕組みをより深くご理解いただき、効果的な運用をするためのお役に立てれば幸いです。


まずは、コストパフォーマンスの指標に関する用語からスタートです。

CPC (クリック単価/Cost per Click):
広告の露出によって得られるユーザーのクリック 1 回あたりのコストを示します。AdWords では、広告グループまたはキーワードに設定した CPC に基づき、ユーザーが広告をクリックした回数に応じて広告主様に課金されます。検索ネットワークをターゲットとするキャンペーンでは、キャンペーンの広告グループやキーワードごとに CPC (クリック単価) を設定します。コンテンツネットワークをターゲットとするキャンペーンでは、キャンペーンの広告グループ、キーワード、プレースメントごとに CPC (クリック単価) を設定します。AdWords の CPC に関する詳細は、こちら をご参照ください。

CPM (Cost per Mill): 広告露出 1,000 回あたりのコスト(料金)を示します。CPM 広告は、商品、サービスの告知など認知を高めることを得意としているため、広告の表示回数 1,000 回ごとに一定の料金が課金される方式となります。AdWords の場合、プレースメントターゲットなど通じ効果の高いサイトに広告を出せるため、一般的なバナー広告と比べて CTR が相対的に高いのが特徴です(広告主様によっては、この点をうまく活用になり、高い CTR を稼ぎ出して、前述の CPC 広告よりも結果としてクリック単価が安くなる場合もあります)。また、AdWords では、広告グループ、キーワード、プレースメントに設定した CPM に基づき、広告が表示される回数に応じて、広告主様に課金されます。さらに詳しい情報は、こちら をご参照ください。

CPA (アクション単価/Cost per Action/Cost per Acquisition): 広告によって誘導されたユーザーが広告主様のサイト内で会員登録や商品購入または特定のアクションに至った回数 1 回あたりの広告料金を示します。AdWords で CPA を重視した広告を展開されたい場合は、特定のコンバージョン目標に基づいて広告掲載費用を管理する機能、Conversion Optimizer をぜひご利用ください。上限コンバージョン単価を設定すれば、Conversion Optimizer が目標となるコンバージョン単価に基づいて CPC (クリック単価) を監視し、調整するため、時間の節約および広告の投資収益率拡大の効果があります。


いかがでしたでしょうか?AdWords では、コストパフォーマンスを最大限に引き出す各種機能、仕組みをご提供しております。今後とも AdWords をどうぞよろしくお願いいたします。

なお、AdWords の用語解説は、AdWords ヘルプセンターの用語解説ページ でもご確認いただけます。AdWords ヘルプセンター およびラーニングセンター とあわせて、是非ご利用ください。

2008年10月21日火曜日

プレースメント ツールで「モバイル」、「フィード」がサポートされるようになりました

Posted by 浅野美都里 AdWords プロダクトスペシャリスト

これまで広告主様にご利用いただいておりました AdWords プレースメント ツール が機能強化され、新しいメディアタイプ(モバイル、フィード)がサポートされるようになりましたので、ご連絡いたします。

プレースメント ターゲット とは、Google の広告ネットワークの中から予め広告を掲載したい場所を指定し広告を配信する方法です。ターゲットとしているユーザーが集まっていそうなサイトやサイト内のプレースメントに広告を掲載することで、商品やサービスの認知を高めたり、広告主様のサイトへトラフィックを集めたり、コンバージョンを促進するなど、様々な目的でご利用いただけます。プレースメント ツールをご利用いただくことで、効率的に掲載先のプレースメントを探すことができます。

今回の変更で、新たにモバイル、フィードのプレースメントが直接プレースメントツールから追加でき、簡単にモバイル、フィードのプレースメントターゲット設定ができるようになりました。広告主様はご自身のマーケティング目的に適したメディアのユーザにリーチすることができ、キャンペーンの投資対効果向上の手段として、プレースメント ターゲット広告をご利用いただけます。

モバイル、フィードのプレースメント ターゲット設定を行うには、AdWords 管理画面にログインし、プレースメントを設定した新しいキャンペーンからキャンペーンを作成してください。もしくは既存のキャンペーンの広告グループで新しくプレースメントを追加することもできます。

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例えば、モバイルのブログサイトを読んでいるユーザにリーチしたい場合、プレースメントツールでモバイルのブログサイトを選択し、モバイルユーザを対象にしたプレースメントターゲットのキャンペーンを作成できます。あるいは、フィードを定期的に閲覧しているユーザにリーチしたい場合、プレースメントツールでフィードのプレースメントを選択し、フィード閲覧者を対象にしたキャンペーンを作成できます。

今回の変更により、さらなる選択肢が広がったプレースメントターゲット広告を、是非ご活用ください。


対応フォーマットについて
モバイル プレースメントは、テキスト広告、イメージ広告のフォーマットに対応しています。プレースメントツールの [広告のフォーマット] のアイコンで対応可否を確認できます。(イメージ広告の対応に関しては、PC サイトと同様にサイト運営者様のイメージ対応可否に依存します。)サイズ、ファイル形式の詳細は、モバイル イメージ広告のポリシー をご参照ください。

フィード プレースメントは、テキスト広告、イメージ広告のフォーマットに対応しています。プレースメントツールの [広告のフォーマット] のアイコンで対応可否を確認できます。(イメージ広告の対応に関しては、PC サイトと同様にサイト運営者様のイメージ対応可否に依存します。)サイズは 468 x 60 と、 300 x 250 がサポートされています。


フィードとは
フィードとは、フィードリーダーなどを利用し、簡単にブログやサイトの更新情報をユーザに送ることができるフォーマットです。フィード広告は、2008 年 8 月下旬より Google コンテンツネットワークに新たな広告配信先として加わりました。サイト運営者様がフィード向け AdSense を設定することで、ネットワークは今後拡大していくと予想されます。フィード向け AdSense の詳細は、フィード向け AdSense ヘルプ をご参照ください。


プレースメントターゲット全般については、AdWords ヘルプセンターもご利用ください。

2008年10月20日月曜日

モバイル広告を始めよう

Posted by 中尾 宙 オンラインビジネス ソリューション チーム

日本での携帯電話の契約件数が 1 億台規模に成長し、携帯電話から検索をはじめとするインターネットを利用するモバイルインターネットが、携帯ユーザーに身近なサービスとして認知され、一方 Google がモバイル上でご提供している広告ネットワークも日々進化を続けています

このような状況のなか、モバイル広告のご出稿を検討される広告主様も増えており、お客様よりモバイル広告を出稿するには、「現在持っているアカウントとは別にモバイル専用のアカウントを新たに申し込む必要があるのでしょうか」、というご質問をよくお受けします。

そこで、今回は、モバイル広告を初めてご出稿される広告主様を対象に、その手順についてご紹介したいと思います。

モバイル広告は、PC テキスト広告用のアカウント内で管理することができ、下図のとおり、3 種類の場所に作成することが可能です。
  1. 新しいモバイル用キャンペーンを作る
  2. 新しいモバイル用広告グループを作る
  3. 新しいモバイル用広告テキストを作る

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いずれの場所でもモバイル広告の作成が可能ですが、モバイル広告は、方法 1 のように、PC 用とは別に、モバイル専用のキャンペーンの中に作成することをお勧めいたします。 その理由は、モバイル広告専用のキャンペーンを作成することで、PC 用とは別に予算を分けて管理することができるためです。

方法 2 では、同一のキャンペーンの中にモバイル用広告グループと PC 用広告グループが混在しています。広告配信先のネットワークや言語・地域といった広告のターゲット設定はキャンペーンごとに設定しますので、このキャンペーン設定がモバイル用広告グループと PC 用広告グループに共通して適用されることに注意する必要があります。

方法 3 では、広告グループ内の PC 用広告テキストとモバイル用広告テキストには、同一のキーワードが対応します。クリック単価やインプレッション単価は広告グループもしくはキーワードごとに設定しますので、モバイル広告と PC 広告それぞれに適した柔軟なキーワード戦略をすることができません。

このような理由から、今回は、方法 1 のモバイル用のキャンペーンを作成する方法をご紹介します。

では、さっそく、キャンペーンから作成するモバイル広告の作成手順についてご説明いたします。

なお、作成手順の STEP 1 (新しい広告グループの作成) までは、PC 用広告の作成手順と同様です。

モバイルテキスト広告の作成手順

STEP 1: 新しいキーワード ターゲット キャンペーンを作成します。
まずは、新たなキャンペーン、広告グループを作成します。AdWords アカウントにログインし、[キャンペーンの一覧] ページで、表右上の [広告キャンペーンの新規追加] セクションの [キーワード ターゲット] をクリックします。新しいキャンペーン、広告グループの名前を入力します。ターゲット設定を入力します。
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STEP 2:モバイルテキスト広告を作成します。 ( 図 ①- ③ )広告の新規作成画面に移りますので、 [ モバイル広告 ] リンクをクリックします。

  1. 広告のタイトル(全角 12 文字以内)を入力します。
  2. 説明文(全角 12 文字以内)を入力します。
  3. 広告テキストに電話番号を記載し、ユーザーがクリックするだけで直接電話番号をかけられる設定をご希望の場合、電話番号 (注 1) 、事業名 (注 2) を入力します。

(注1) Click to call について: モバイル テキスト広告では、広告を見たユーザーがお客様の会社に直接電話をかけられるように設定することができます。Click to call を設定することで、ユーザーが広告テキストを確認した後に [通話] リンクが表示されます。

ご注意: 電話番号には、日本国内の電話番号を指定する必要があり、有料番号は指定できません。 また、現在モバイル イメージ広告では、[通話] オプションをご利用いただけません。
(注2) 事業名とは、会社名もしくは個人名などといった、広告のビジネスまたはサービスの提供社名となります。

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STEP3. モバイルサイトを指定・作成 ( 図 ④ )
モバイル広告では、モバイルサイト制作の知識のない方でも簡単にリンク先用に 1 ページを作成する機能を提供しています (これをビジネスページと言います)ので、モバイルサイトをお持ちでないという方も、以下の手順ですぐにモバイル広告を始めることができます。

  1. 携帯サイトをお持ちでない場合、「はい」を選択し、「モバイル広告向けの無料のビジネス ページ」を作ります。
  2. 携帯サイトをお持ちの場合、「いいえ」を選択し、携帯サイトへリンクさせる場合、広告に表示する URL と広告をクリックしたときにリンクする URL を入力します。
  3. 終了後、[続行] ボタンをクリックします。


STEP 4. キーワード、ご予算の設定
以下、PC 用の広告と同じ作成手順で、キーワードの選定、上限クリック単価の設定、1 日のご予算の設定を行います。

これでモバイル広告が作成できました。また、モバイル広告についてはこちらのヘルプページも参照ください。


いかがでしたでしょうか?モバイル広告を効果的に利用し、よりビジネスの機会を増やしましょう!

2008年10月17日金曜日

管理画面の情報が細かくなりました

Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト

既にお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、先日 AdWords 管理画面の表示方法を変更させていただきました。今日はその内容についてご案内させていただきます。

まず、AdWords にログインすると以下のような画面が表示されるかと思います。

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これまでは 1 キャンペーンにつき 1 列で統計情報を表示しておりましたが、今後は画面右側の [統計情報] プルダウンメニューで以下表示方法を選ぶことができるようになりました。

  • すべての検索/コンテンツ ネットワークを分割表示
  • Google 検索/検索パートナー/コンテンツ ネットワークを分割表示
  • Google 検索/検索パートナーのみ表示
  • Google 検索のみ表示
  • 検索パートナーのみ表示
  • コンテンツ ネットワークのみ表示


例えば、「概要」を選択した場合、表示期間として指定した期間中のキャンペーン全体のパフォーマンスが表示されます。一方、「Google 検索/検索パートナー/コンテンツネットワークを分割表示」を選択した場合は、各キャンペーンの当該期間のパフォーマンスに加え、Google、検索パートナー、コンテンツネットワークでの結果もあわせて見ることができます。

その結果、各キャンペーンで一番効果を上げている属性、あるいは最適化を検討したほうがいい区分をより視覚的に把握できるようになりました。

また今回の変更に伴い、広告グループページの [概要] タブの表示も次のように変更させていただきました。

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これまで「検索」列には Google、検索パートナー両者の合計だけが表示されておりましたが、今回の画面表示の変更により


ごとのパフォーマンスを見ることができるようになりました。

その他、今回の変更についてはこちらのヘルプページもご参照ください。
今後キャンペーンの分析、最適化を行う際はこれらの情報も参考にしていただけると幸いです。

引き続き Google AdWords をよろしくお願いいたします。

2008年10月16日木曜日

システムメンテナンスのお知らせ

2008年10月16日
Posted by Inside AdWords チーム

今月 2 回目のシステムメンテナンスを今週末実施する予定で、 10/19(日)の午前2時 – 6時まで AdWords のシステムにログインすることができません。なお、設定済みの広告につきましては、上記メンテナンス中でも、通常通り配信を続けておりますのでご安心くだ さい。

通 常 AdWords のシステムメンテナンスは、毎月の第2日曜日の同じ時間に行うことを予定しております。

皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2008年10月9日木曜日

AdWords Editor 更新のお知らせ – ( AdWords Editor 6.5 )

Posted by 菅谷正樹 プロダクトスペシャリストチーム

さて、以前からたびたびバージョンアップを続けている AdWords Editor が、このたび 6.5 にバージョンアップされましたのでご紹介させていただきます。新しいバージョンでは、キーワードの登録を補助する機能が追加され、画面表示もより見やすく改善されていますので、ぜひお試しください。

キーワードセンター (Beta) ~ キーワードの候補をみつけましょう ~
キーワードのカバレッジを拡張するためのツールです。キーワードの候補を取得し、結果を直接アカウントに追加したり、スプレッドシート (CSV) 形式で保存できます。このツールを利用するには、お使いのコンピュータがオンラインである必要がありますのでご注意ください。

キーワードの関連ワード検索
こちらは、1つまたは複数の単語を入力して、キーワードの候補を取得する機能です。単語を入力すると、関連語や同義語などのキーワードが、品質と関連性でソートされて表示されます。管理画面の既存のキーワードツールと同等の機能になります。

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キーワードの組み合わせ
こちらは、入力した単語を組み合わせてキーワードの候補を取得する機能です。意味のない言葉など、トラフィックのポテンシャルが少ない場合は、組み合わせ結果から除外されます。下記サンプルの場合、”abcdefg”が結果から除外されていることが確認できます。

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その他の追加機能 ~ もっと使いやすく、もっと便利に ~

サイズの調整
列項目が自動サイズ調整されるようになり、列データが見やすくなりました。また、列項目の境界線をダブルクリックして、列項目サイズを調整することもできます。

表示列の選択
水平スクロールバーがついたので、列項目を縮めることなく、すべての列データを簡単に確認できます。また、列項目の表示・非表示の選択は、Editor を終了しても保持されるようになりました。

エクスポート
ツールの名称がわかりやすくなりました。キャンペーン/広告グループ単位でエクスポートできます。


いかがでしたでしょうか?詳細につきましては、こちらのリリースノートをご確認ください。

新しい AdWords Editor Ver.6.5 は、こちらのページから無料でダウンロードできます。(以前の AdWords Editor がインストールされている場合は、アップデートをするかどうかのメッセージが表示されます)

***注意点***
Ver6.5 がリリースされてから 60 日を過ぎると、古いバージョン (Ver6.0) は利用できなくなりますので、あらかじめご了承願います。詳しくはバージョンアップポリシー(英語)をご確認ください。

広告編集作業の大幅な効率化に向けて、最新版の AdWords Editor 6.5 をぜひご利用ください。

2008年10月8日水曜日

入門者の方のための広告効果測定 – コンバージョントラッキングを設定しよう –

Posted by 倉光 良典 オンラインビジネス ソリューション チーム

以前の投稿でお知らせしましたとおり、コンバージョントラッキングに新しい機能が追加され、「Google サイト分析」のテキストの表示・非表示を、お客様が選択できるようになりました。

この新しい機能をご利用されたい広告主様や、いままで設定が難しいと考えられ、コンバージョン数を測定されていらっしゃらなかった広告主様向けに、コンバージョントラッキングの設定方法を図解付きでご紹介したいと思います。

コンバージョントラッキングを設定することで、 AdWords でどれほどの商品購入や資料請求を呼び込めたかを正確に把握することができ、 AdWords を運用する上で、非常に重要な指標を測定することができます(なぜコンバージョン率が重要な指標であるかはこちらをご参照ください)。

設定の方法は簡単で、次の 4 つのステップにしたがってクリックや入力操作をするだけです。

STEP1: AdWords 管理画面に入る前の下準備
まずは、ユーザーに実行してほしいアクション(例: 「会員登録」や「商品購入」など)と、そのアクションを達成した後に表示されるゴールページの URL (例: 「http://www.example.com/thanks.html」)を準備します。

STEP2: コンバージョンコードの発行
準備ができましたら、 AdWords 管理画面にログインし、 [キャンペーン管理] タブの [コンバージョントラッキング] ページへ移動し、[アクションを作成] をクリックします。

下図のとおり、必要項目を入力し、すべて完了しましたら、 [アクションを保存し、コードを取得] をクリックし、設定したアクションを保存します。

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STEP3: 発行されたコードをゴールページの HTML へ挿入
発行されたコードをクリックすると、コード全体が自動的に選択されますので、その状態でコード全体をコピーしてください。

コンバージョンが達成されたあとに表示されるゴールページの HTML に、コピーしたコンバージョンコードを貼り付けます。貼り付ける場所は、<body> と</body> の間です。通常は </body> の直前に貼り付けます。

貼り付けが完了したら、そのページをアップロードしてください。

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STEP4: トラッキングコードが正しく挿入されたか確かめる
[コンバージョントラッキングに戻る] をクリックし、 [アクションコードを確認] をクリックします。ゴールページの URL を確認すると、コードが正常に貼り付けられている場合、下図のように [アクションの確認が完了しました。] と表示されます。

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[確認されませんでした] となる場合は、 URL が正しいかを確認し、もう一度行ってみてください。コードを挿入したページが PHP や cgi などの動的なページである場合やユーザーがパスワードなどでログインした後にしかアクセスできないページの場合、アクションが確認できないことがあります。この場合でもコンバージョン数は正常に測定されることもございますので、こちらのヘルプセンターの手順に従い、コンバージョントラッキングが正常に機能しているかご確認ください。

なお、下記がコンバージョントラッキングを機能させるために最低限必要な条件となっております。

  1. トラッキングを行いたいページでブラウザから“ソースを表示”操作を行った場合に、トラッキングコードが改変されない形で表示されることが確認できること
  2. コードを設置後、トラッキングを行いたいページにアクセスしたユーザが存在すること


ご説明したステップにしたがって、設定したはずのコードがブラウザ上から“ソースを表示”にて確認した際に改変されている、消えている、などの場合、お客様 Web サーバ環境にて何らかの制約や操作トラブルが存在している可能性もございますので、ご確認をお願いします。

[キャンペーン一覧] の画面に戻っていただくと、表の中にコンバージョンに関する項目列が新たに3列加わっています。

コンバージョンが計測できることによって、より戦略的な AdWords の運用が可能になります。これまでコンバージョントラッキングをご利用でなかった方は、この機会にぜひ導入をご検討頂いてみてはいかがでしょうか。

関連リンク
コンバージョントラッキングとは

2008年10月7日火曜日

システムメンテナンスのお知らせ

2008年10月7日
Posted by Inside AdWords チーム

今週末 10/12(日)の午前2時 – 6時まで AdWords のシステムにログインすることができません。

なお、設定済みの広告につきましては、上記メンテナンス中でも、通常通り配信を続けております。

通常 AdWords のシステムメンテナンスは、毎月の第2日曜日の同じ時間に行うことを予定しております。皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2008年10月2日木曜日

コンテンツターゲット広告の「平均掲載順位」非表示のお知らせ

Posted by 佐藤 裕介 オンラインビジネス ソリューション チーム

本日は、AdWords コンテンツターゲット広告の「平均掲載順位」情報の表示についてご案内させていただきます。

7 月 17 日まではコンテンツターゲット広告の平均掲載順位を通常のキーワードターゲット広告と同様にご確認いただけましたが、7 月 18 日以降、コンテンツターゲット広告の平均掲載順位の列には以下のように 「n/a」と表示されております。

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「n/a」 とは not applicable の略で、「該当なし」を意味します。AdWords では下記 2 つの理由から、コンテンツターゲット広告の平均掲載順位はキャンペーンのパフォーマンスを測る指標として適切ではないため、管理画面上での表示を廃止いたしました。

1. 配信先のウェブサイトによって広告枠の数が異なるため。

例えば、広告表示枠数が、3 つのウェブサイトと 8 つのウェブサイトに広告が表示されたと想定します。表示枠が多いウェブサイトに表示される割合が高ければ高いほど、平均掲載順位の値も大きくなる可能性が高くなるため、適切な指標となり得ません。

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2. キーワードターゲット広告と異なり、上限クリック価格を引き上げても、必ずしも平均掲載順位が上昇するとは限らないため。

例えば、あるウェブサイトで掲載順位が2 位の場合、上位掲載を狙い、上限クリック単価を引き上げたとします。コンテンツネットワークの場合、上限クリック単価を引き上げることにより、配信先の選択肢が広がり、今までは表示されていなかった、競争の激しいウェブサイトにも表示される可能性が高まります。

さらに、競争が激しいあるウェブサイトへの配信され、そのサイトでの掲載順位が 8 位とします。この場合、平均掲載順位は 4.5 位 ( = (1+8)÷2 ) となり、上限クリック単価を引き上げたにもかかわらず、平均掲載順位は低くなる状況が起こりえるため、適切な指標とはなり得ないといえます。

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コンテンツターゲット広告の掲載順位の決定方法や改善方法については、お客様からの多くのお問い合わせを頂いておりましたが、今後コンテンツターゲット広告のパフォーマンスを測る指標として、コンバージョン率、コンバージョン単価やクリック数など、お客様のマーケティング目標に合わせて、別の指標をお使いいただくことをお薦めいたします。

AdWords ではお客様に対して広告効果に関する適切なフィードバックを行うことで、より効率的な運用をお手伝いできるよう、機能面での改善を進めております。

これまでアプローチすることが難しかった見込み顧客にリーチするために、是非 AdWords コンテンツターゲット広告をご活用ください。

*注意事項
本変更は段階的に行われており、現時点ではコンテンツターゲット広告の平均掲載順位をご確認いただけるアカウントもございますが、前述の理由から、パフォーマンスを図る指標としてご利用いただけませんので、あらかじめご了承をお願いします。

2008年9月24日水曜日

Google チャンネル - AdWords についての動画リストご紹介

Posted by Inside AdWords チーム

当ブログの読者の皆さまは、YouTube 上の「Google チャンネル日本版 http://jp.youtube.com/googlejapan」をご存知でしょうか?

Google チャンネル日本版では、主に Google が提供しているさまざまなサービスの使い方をはじめ、イベントの実施や社内で働くメンバーの様子など動画を使って情報発信しています。

今日は、そんな Google チャンネルの中から、「Google AdWords (アドワーズ広告)に関する動画の再生リスト」をご紹介したいと思います。

AdWords アドワーズ広告 再生リスト
http://jp.youtube.com/view_play_list?p=AC8295668135F2B8


・5 分でわかる Google AdWords アドワーズ広告


・AdWords アドワーズ広告 お客様事例 - COO&RIKU様 –


・ウェブサイトオプティマイザー Website Optimizer - 概要について –

など、現在 AdWords に関連する 7 つの動画を公開中です。


なお、YouTube のチャンネルでは、動画の数が増えた場合、ユーザーに動画を見つけてもらいやすくするため、カテゴリー毎に「再生リスト」にまとめることができます。

例) Google チャンネル 日本版の再生リスト一覧
http://jp.youtube.com/profile_play_list?user=googlejapan

これからも AdWords に関する情報を動画で提供していきますので、Inside AdWords ブログ同様に、ぜひ定期的にチェックしてみてください。

2008年9月19日金曜日

Google AdWords 業界別ご利用動向 自動車業界 新車購入者の検索行動 その2

Posted by 葉村真樹 インダストリーディベロップメントマネージャー

前回の Google AdWords 業界別ご利用動向 自動車業界「新車購入者の検索行動」編に続き、今回は自動車購入検討者の検索キーワードについて概観したいと思います。

新車購入者の情報収集のプロセスは、前回見てきたとおり「日常生活~思い立ち」、「情報収集時(ディーラー訪問前)」、「ディーラー訪問時」、「購入時(最終決定)」の大きく 4 つの段階に分かれます。そして、これら 4 つの段階ごとに、検索するキーワードに一定の傾向があることが、今回の調査で分かりました。下表は各段階での代表的な検索キーワードの例を示したものです。

表 購入プロセスと検索キーワード例

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各段階ともに、おおよその予想のつく範囲のキーワードが検索されています。すなわち、第 2 段階の情報収集時(ディーラー訪問前)は特定のモデルに関する概要情報や、ディーラーや試乗車について検索し、第 3 段階のディーラー訪問中になると個別車種モデルの詳細情報や競合比較、最終段階には価格や値引き、支払い関連の情報へと移行しています。ただ、若干様相が異なるのが、最初の「日常生活~思い立ち」段階で、この段階では、「情報収集時(ディーラー訪問前)」段階と同じ「車種モデル名」を入力していたとしても、その情報収集ニーズが異なることに留意する必要があります。

下図は、「日常生活~思い立ち」段階で、インターネットで情報収集を行った人に対して、どのような情報を収集したかを尋ねた結果です(複数回答)。


図 「日常生活~思い立ち」段階でインターネットで収集した情報

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ここから「自分が保有するクルマに関する情報」と「新しく発売したクルマの情報」の 2 つが圧倒的に多いことがお分かりになるでしょう。そして、このことから、この段階で例えば「車種モデル名×パーツ」などと検索している場合は、恐らく自分の現所有車についてのパーツについての情報を収集していることが考えられます。また、ここで具体的に登場してきた車種モデル名の多くが「日産 GT-R」など、購入層が必ずしも大きくない車種モデル名が検索されていることから、新発売となった車種やニュース性の高い車種への興味から検索されていると考えられます。

一方、当然のごとく「情報収集(ディーラー訪問前)」段階では、同じ車種モデル名でも、実際の購入車を含む名前が検索されています。そして興味深いのは、この段階が特に特定の企業ブランドや車種名、すなわち固有名詞が検索されているのが多いことです。下図は具体的な数字を除いたイメージを示したものですが、企業ブランド名を含むキーワードが検索された実数と、実際に検索された全てのキーワードの中に占める企業ブランド名を含むキーワードの比率は、情報収集時点でピークになり、購入プロセスの終盤に向けて、減っていく傾向にあることが分かります。


図 購入プロセス段階別に見た企業ブランド系キーワードの検索数の推移

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この点は実は、自動車購入者の多くは「思い立ち」から「情報収集(ディーラー訪問前)」段階で、ある程度具体的な車種を購入車として想定していることに因っているようです。今回の調査によれば、思い立ち時に購入対象として想定していた車種数は平均で 1.9 台と 2 台を切っており、業界でおおよそ考えられていた 3 台を大きく下回っています。もちろん、3 台以上を想定していた人も 3 割弱存在するのですが、1~2 車種で 7 割を超えているので、購入を思い立ってまず検索するのは、購入候補となっている具体的な車種名となるのです。

今回の調査はインターネット調査で行われたため、調査対象者はネットユーザーとなるために、このような結果が出たとも考えられますが、いずれにせよ新車購入者は早い段階から、既に購入候補を絞り込んでおり、むしろその後、購入候補を増やして行っている可能性が考えられます。

下図は実際に購入した車種が当初想定していた車種に含まれていた人と、含まれていなかった人の割合をみたものですが、購入者のおよそ 10 人に 1 人は、当初想定していた車種とは異なる車種を購入しているのが分かります。すなわち、思い立ってから実際に購入するまでの間に、新たにショッピングリストに載せてもらい、購入車として検討してもらう余地が十分にあるということです。


図 実際に購入した車種は、当初想定していた車種に含まれていたか?
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前回、「日常生活~思い立ち時」段階での TVCF の影響は大きく、恐らく最初のショッピングリストの作成を大きく左右しているものと考えられます。しかし、仮にここでリストから漏れたとしても、購入プロセスの中で、リストに載せてもらい、大逆転を狙うことは不可能なことではありません。前回も見たとおり、購入者の 7 割以上はネットでの情報収集時に検索を行っており、このときに適切な広告を提示することで、自社を購入候補として考えていなかった人を引き込むことも可能なのです。検索連動型広告はそのような可能性も秘めている、と考えられるでしょう。

2008年9月16日火曜日

広告評価システムの変更開始のお知らせ


Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト

先日ご案内させていただきました広告評価システムの変更ですが、近日中に全広告主様に反映される運びとなりましたので、本日改めてご連絡させていただきます。


先日ご連絡させていただいたとおり、今回は品質評価システムで以下 3 つの変更を行います。
  • リアルタイムな品質スコアの提供:品質スコアは検索が行われるたびに毎回算出されるようになります。
  • 非表示(検索サイト)ステータスの廃止:毎回の検索クエリごとにキーワードの評価が行われるため、すべてのキーワードが表示対象となります。
  • First Page Bid の提供開始:最小入札価格に代わり、入札金額を決める際の参考情報となる指標として First Page Bid を提供するようになります。

以下、簡単ではありますがそれぞれの変更内容について補足していきます。

品質スコア
今回の変更により、検索が実行されオークションが発生するたびに品質スコアを計算し、その結果をもとに広告表示の判断をするようになります。この品質スコアは検索クエリと対応する設定キーワード、広告原稿、お客様のアカウント全体のこれまでのパフォーマンス、リンク先ページの品質など様々な要素を考慮して計算されます。品質スコアを各検索クエリごとに計算するようになる結果、関連性が高く品質の高い広告がより多く表示されるようになり、これは最終的にユーザーの検索体験の満足度向上にも寄与し、その結果広告主様もより質の高いクリックを受けるようになるだろうと考えております。

非表示(検索サイト)
これまで、入札クリック単価(上限CPC)が 最小入札価格を下回っていた場合、キーワードステータスは「非表示(検索サイト)」 となり、上限 CPC を最小入札価格以上に入札金額を引き上げない限りそのキーワードが表示されることはありませんでした。しかしながら、今後は「非表示 (検索サイト)」というキーワードステータスがなくなるので、キーワードが一時停止、もしくは削除されておらず、かつ品質スコアと入札金額を元に算出され た値が広告表示のための条件を満たしていると判断された場合、これまで非表示であったキーワードにも広告表示の可能性が出てきます。

First Page Bid
First Page Bid とは、Google のウェブ検索結果1ページ目に広告を表示させるにはどれくらいの入札金額が必要かを表す提案値です。この金額は、設定キーワードのパフォーマンス、品質ス コア、およびそのキーワードの最新の競合状況に基づいて算出しております。しかしながら First Page Bid はあくまでも見積もりの値なので、この金額を設定しても必ずしも広告が Google のウェブ検索結果1ページ目への広告表示を保証するものではない、という点にご注意ください。その他、First Page Bid の詳細についてはこちらもご参照ください。

最後に繰り返しとなりますが、Google ではユーザーの検索クエリと関連性のある品質の高い広告を表示することが、検索ユーザーの満足度向上につながり、 その結果、広告主様にとってもより有益な広告出稿体験を経験していただけるものと考えております。そのため、品質の高い広告を表示できるよう絶えずシステ ムの見直しを行っております。

今回の変更についてはこちらの FAQ もぜひご参照ください。

引き続き、Google AdWords をよろしくお願いいたします。

2008年9月12日金曜日

システムメンテナンスのお知らせ

2008年9月12日
Posted by Inside AdWords チーム

今週末 9/14(日)の午前2時 – 6時まで AdWords のシステムにログインすることができません。

なお、設定済みの広告につきましては、上記メンテナンス中でも、通常通り配信を続けております。

通常 AdWords のシステムメンテナンスは、毎月の第2日曜日の同じ時間に行うことを予定しております。皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

Google AdWords ウェブセミナー開催のお知らせ(無料)

Posted by オンラインビジネス ソリューション チーム

このたび 弊社では、Google AdWords を自社で運用される広告主様を対象とした 2 種類のインターネット上でのウェブセミナーを開催いたします。

1. Google AdWords アカウント開設セミナー
AdWords 広告のご利用がはじめてであり、自社で入札管理をされたい広告主様を対象とし、次の内容を予定しています。
  • 広告掲載までの流れ
  • 初めてのキャンペーン作成
  • 広告原稿の作成ポイント

<開催日時>

2. Google AdWords 運用セミナー
このインターネット上で開催する Google 主催のセミナーでは、AdWords 広告をすでにご利用で、自社で入札管理をされたい広告主様を対象とし、次の内容を予定しています。
  • はじめに
  • キーワードとは
  • キーワードの種類
  • キーワードの作成手順 - 3 step -
  • 広告原稿の作成ポイント

<開催日時>

なお、両セミナーとも、ご不明な点につきまして、Q&A のボックスより質問をお受けします。

お申し込み手順
  1. 上記の日程から、ご希望の日時のセミナーを選択し、下記 URL より事前登録を行います。
  2. 登録後 messenger@webex.com から登録確認メールが届きます。
  3. セミナー当日、必要に応じ、スピーカーを PC にセットアップし、開始時間になりましたら登録確認メールで届く URL からログインします。
  4. ActiveX がインストールされたのち、セミナー画面が表示されます。開始時間になりますと、セミナーが開始されます。
  5. セミナー後はブラウザを閉じ終了してください。

動作環境
本セミナーは WebEx により配信されます。受講には以下のシステム要件を満たす必要がありますのでご確認ください。
  1. Windows 98、ME、NT、2000、2003 サーバーまたは XP (Mac では、正常に利用いただけません。あらかじめご了承ください)
  2. Intelx86 (Pentium 400MHZ +) あるいは128MB RAM 互換 プロセッサ
  3. ブラウザ: Microsoft Internet Explorer 6 (JavaScript とクッキーをブラウザで有効化)
  4. 56K 以上の速度のインターネット接続
  5. ActiveX のインストールが必要となります。
  6. 動作環境の詳細につきましては、こちらをご参照ください。

ご注意事項
  1. 応募者多数の場合、抽選となる場合がございます。
  2. AdWords と同様のサービスを提供されている方、および広告代理店様の方は、本セミナーにご参加頂けません。

その他
当セミナーはサードパーティ社(WebEX)製のオンラインセミナー機能を利用します。WebEX の詳細につきましてはこちらをご確認ください。


皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2008年9月11日木曜日

コンバージョントラッキング機能の追加 - 「Googleサイト分析」を非表示に

Posted by 菅谷正樹 プロダクトスペシャリスト、山本 光 広告営業企画チーム

コンバージョン トラッキングとは、ユーザーがお客様の広告をクリックし、購入、申し込み、ページの閲覧または販売促進など、お客様がゴールとして設定したアクション(コンバージョン)が行われたとき、そのデータを記録する、AdWords のツールです。

このたびコンバージョントラッキングに新しい機能が追加されました。これまでは、ユーザーがコンバージョンを達成した場合には、お客様のコンバージョンページに「Google サイト分析」というテキストを必ず表示して頂くことになっていました。今回の変更により、この「Google サイト分析」のテキストを表示するかしないかを、お客様が選択できるようになりました。

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Google は、ユーザーに対して、サイト内での操作が追跡されていることを示すことが重要と考えております。そのため、「Google サイト分析」テキストを必ず表示して頂いておりました。今後「Google サイト分析」を表示しない場合は、サイト内でトラッキング技術を使っていることを、お客様自身がユーザーに明確に示すよう、お客様のプライバシーポリシーを見直して頂く事をお勧めいたします。

なお、今回の変更にあたり、既にコンバージョントラッキングをご利用中のお客様は、特に何も設定する必要はなく、今までどおりコンバージョンを追跡できますので、ご安心ください。この場合、「Google サイト分析」のテキストは表示され続けます。テキストを非表示に変更する場合には、該当アクションの詳細画面にて、テキストを非表示のオプションを選択、コンバージョンコードを取得しなおしたうえ、そのコードをコンバージョンページに貼り直します。

注意点:
今回の変更は、パソコン向けのコンバージョントラッキングにのみ適用されます。携帯向けのコンバージョントラッキングでは、引き続き「Google サイト分析」のテキストを表示するオプションしかございませんので、ご注意ください。

コンバージョン トラッキングの詳細についてはこちらのヘルプページもご参照下さい。


AdWords コンバージョントラッキングのメリット
多くの広告主様が、さまざまなツールを使って AdWords の効果測定をなさっていることと思います。

特に、商品の購入や資料請求などをゴールとして設定なさっている場合、もはやその効果測定は必須であると言えるでしょう。その場合、AdWords のコンバージョントラッキングを同時にご利用いただくことによって、以下のようなメリットがあります。
  • AdWords の管理画面を見るだけで、キャンペーン・グループ・キーワード等のあらゆる段階におけるコンバージョンデータを各種数値と共にすぐに確認できるため、入札などの運用を日々きめ細かく行うことができます。さらに、競合他社様やトレンドの変化などに起因する、思わぬコンバージョンデータの数字の変化を発見でき、すぐに対応することができます。つまり、設定されたゴールの達成に向けて、より柔軟な運用を素早く行えるようになります。
  • 特に、広告主様の自社開発ツール、または他社様の効果測定ツールによるコンバージョンデータと AdWords のデータを照合してレポートを作成・分析されている場合は、AdWords のコンバージョントラッキングをご利用いただくことで、わずかな工数で、スピーディな効果測定を行うことができます。
  • また、AdWords の効果測定は、マッチタイプの違いまで含めたキーワードレベルでの分析も非常に重要です。もし現在ご利用の効果測定ツールで、キーワードレベルでの効果測定をされていない場合、コンバージョントラッキングによって簡単に測定できるようになります。

より効率的な AdWords の運用に、コンバージョントラッキングをぜひご利用ください。

2008年9月10日水曜日

コンテンツ ネットワークでカテゴリ除外機能が対応可能になりました

Posted by 山澤 麻里子 プロダクトスペシャリストチーム

広告主様のご意見にお答えし、Google コンテンツ ネットワーク上の広告掲載場所をさらに細かく管理できるように「サイト除外ツール」をパワーアップしました。

この変更により、個別のウェブページだけではなく、カテゴリ(トピックとページの種類)を除外することで、一連のウェブページ全体にわたって広告を表示しないことが可能になりました。このツールの拡張機能により、これまでのサイト除外ツールから、「サイトとカテゴリの除外ツール」という名前に変更いたしました。

では、新しくなった「サイトとカテゴリーの除外ツール」を、簡単にご紹介しましょう。

今回新しく追加されたカテゴリには、2 つのタイプ – トピックページの種類 – が提供されています。

「トピック」のタブを選択すると、次のような画面が表示されます。

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トピックの除外設定は、サイトのページレベルで適用されます。例えば、トピックの除外を"紛争、惨事"にしている場合、New York Times のスポーツ欄等のページには通常どおり広告は表示されますが、イラク戦争のページには広告は表示されません。また、トピックの除外はキャンペーン単位で利用でき、プレースメント、コンテンツターゲットの両方に対応しています。

次に、「ページの種類」のタブを選択すると、次のような画面が表示されます。

ページの種類の除外設定では、特定の種類のウェブページにお客様の広告が表示されないようにできます。

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このように「サイトとカテゴリーの除外ツール」は、広告の掲載場所を特定し、よりターゲットされた配信に役立つものですが、カテゴリの除外を検討される場合は、次の点も考慮する必要があります。
  • カテゴリ除外は、広範囲に広告の掲載場所を制御することになるので、インプレッションやトラフィックに思った以上の影響を与える可能性があります。その点をご心配される場合は、カテゴリ除外機能ではなく、今まで通り、「サイト」タブで特定ウェブページを除外することをお勧めします。また、サイト別のインプレッション等を確認したい場合は、「広告掲載別の結果のレポート」をご参照ください。
  • Google のシステムでは、もともと関連性の高いコンテンツ ページ上に広告が表示されるように最適化されています。 トピックまたはページの種類を除外することにより、お客様の製品やサービスに関連する情報が含まれたウェブページを除外する場合があります。また、キャンペーンへのトラフィックが大幅に減少する可能性があります。除外設定を行う前に、トピックやページの種類ごとの広告掲載結果を確認してください。
  • Google の技術でできうる限り、これらのウェブページをカテゴリしていますが、コンテンツ ネットワークの動的な性質により、1 つのカテゴリを除外しても、関連するすべてのウェブページが除外されるとは限りません。望ましくないウェブページに広告が表示されていることを確認した場合、「サイト」タブを利用して、該当のウェブページを除外するようお願いします。
  • Google の AdSense ポリシーでは、ポルノや暴力など、不適切なコンテンツが禁止されており、コンテンツ ネットワークのすべてのページがこれらのポリシーに準拠するよう求められています。頻繁に更新が行われているコンテンツであっても、コンテンツ ネットワーク内のページがこれらのポリシーに違反しないように、自動または手動で、複数レベルの審査が行われています。

詳細については、サイトとカテゴリの除外ツールのヘルプセンターをご参照ください。

2008年9月3日水曜日

Google Chrome と AdWords について

Posted by Inside AdWords チーム

すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、本日グーグルは、新しいオープンソースのウェブブラウザである Google Chrome ベータ版を発表いたしました。

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Google Chrome は、シンプルで直感的に操作できるユーザーインターフェースが特徴で、「高速」、「快適」、そして「安全な」インターネットの環境を提供する、まったく新しい設計思想のもと開発されたウェブ ブラウザです。

なお、Google Chrome は、皆様の AdWords キャンペーンへの影響はございませんのでご安心ください。

Google Chrome は、アップルが提供している Safari ブラウザ (WebKit) と同じレンダリングエンジン - HTML や CSS などの標準的なマークアップ言語で書かれたウェブページを画面上に正しく表示するためのソフトウェアコンポーネント - を使用しているため、みなさまが広告キャンペーンで設定している現行のウェブページを Google Chrome 上で開いた場合、Safari ブラウザと同様に見えます。これは、ユーザーが広告をクリックしたり、ページ内でアクションを行った場合も同様です。


Google Chrome に関するさらに詳しい情報は、Official Google ブログ(日本版)をご確認ください。また、新しい Google Chrome を皆様も、是非お試しください

2008年8月28日木曜日

AdWords のお支払い方法がより便利になりました

Posted by オンラインビジネス ソリューション チーム

AdWords をご利用の皆様やこれから始めてみようという方に、耳寄りなお知らせです。

このたび Google AdWords のお支払い方法に、従来のクレジットカード、銀行振込に加えて、新しく「コンビニエンスストアの窓口」、「Pay-easy(ペイジー)対応の ATMおよびネットバンキング」など、さまざまな金融機関での支払いが可能なオプションが追加されました。

お支払い方法の選択画面 (前払い請求)

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お支払い画面

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ウェルネット株式会社が提供するマルチペイメントサービスと連携することで、以下のコンビニ店舗(全国約 2 万 5 千店)と Pay-easy (ペイジー)対応の ATM とネットバンキングをご利用いただくことが可能です。
  • ローソン、ファミリーマート(ロッピー、ファミポート店舗端末設置店舗)
  • サークル K サンクス、ミニストップ、デイリーヤマザキ(POS 端末設置店舗)
  • ゆうちょ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行(ペイジー対応 ATM 設置店舗)
  • ネットバンキング(こちらに記載されたペイジー対応の金融機関に口座をお持ちの場合)
注)ジャパンネット銀行とイーバンク銀行はペイジーに対応しておりませんので、銀行振込によるお支払いをご利用ください。

ローソン・ファミリーマートでのお支払いを選択した場合の例

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また、ご入金のアカウントへの反映が、他のお支払い方法よりスピーディになります。たとえば、コンビニ店舗でのお支払い完了後 1 営業日以内に、最短の場合は 1 時間ほどでアカウントの残高に反映されます。 

なお、今回追加されたお支払い方法は「前払い」の場合のみとなります。一度支払い方法を設定すると、「後払い」から「前払い」または「前払い」から「後払い」へ変更することはできませんのでご注意ください。変更をご希望の際は、一度アカウントをキャンセルする必要があります。


この他、新しい支払い方法についての詳細は、AdWords のヘルプページをご覧ください。

2008年8月27日水曜日

AdWords レポートセンター クリーンアップのお知らせ

2008年8月27日
Posted by 水谷嘉仁 AdWords プロダクトスペシャリスト

このたび、AdWords では、皆様が過去作成されたさまざまなレポートについて、6ヶ月以上前に作成された古いレポートをクリーンアップし、削除させていただくことになりました。

レポートの削除は、日本時間の 9 月 3 日に行われますので、今年 3 月 3 日より以前に作成されたレポートにつきましては、必要に応じて下記のとおりご対応願います。

1. 同様の設定で再作成を行う
2. レポートを作成後にダウンロード(Google スプレッドシート, CSV, Excel, HTML 形式など)して保管する

さらに、9月3日以降、6 ヶ月を過ぎたレポートは自動的に削除されることになりますのでご注意願います。

最後になりますが、この処理によるお客様のアカウント データへの影響は一切ございません。
皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

2008年8月22日金曜日

システムメンテナンスのお知らせ

2008年8月22日
Posted by Inside AdWords チーム

今月 2 回目のシステムメンテナンスを今週末実施する予定で、 8/24(日)の午前2時 – 8時まで AdWords のシステムにログインすることができません。なお、設定済みの広告につきましては、上記メンテナンス中でも、通常通り配信を続けておりますのでご安心くだ さい。

通 常 AdWords のシステムメンテナンスは、毎月の第2日曜日の同じ時間に行うことを予定しております。

皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

広告品質評価システム変更のお知らせ

2008年8月22日
Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト

平素は Google AdWords をご利用いただき、誠にありがとうございます。
本日は、近々予定されている Google AdWords の変更についてご案内させていただきます。


2005 年夏、広告主様には品質スコアに基づいた最小入札金額で入札することができるよう、Google AdWords のシステムを変更いたしました。それ以降数多くのお客様よりご意見をいただきました。そしていただいたフィードバックをもとに今回品質評価システムの変更を行う運びとなりました。今後はリアルタイムで、そしてオークションごとにキーワードの品質を評価するようになります。

検索クエリごとに、そしてオークションごとにキーワードの品質を評価するようになる結果、以下の変化が見受けられるようになります。まず、これまで最小入札価格として提示されていた価格がよりダイナミックになります。このため、これまで提供していた「最小入札価格」に代わり、「First Page Bid」という新しい指標が表示されるようになります。First Page Bid とは Google のウェブ検索結果 1 ページ目に広告を表示させるにはどれくらいの入札金額 が必要かの目安となる値です。この金額は設定キーワードのパフォーマンス、品質スコア、およびそのキーワードの最新の競合状況に基づいて算出しております。

First Page Bid は予測値なので、検索結果 1 ページ目への掲載を保証するものではありませんが、お客様の入札戦略の上で参考情報としてご活用いただけると幸いです。


次に、品質スコアのリアルタイムな評価に伴い「非表示(検索サイト)」ステータスが廃止となります。そのため、キーワードが一時停止、もしくは削除されておらず、かつ品質スコアと入札金額の組み合わせを判断した結果、広告表示のための条件を満たしていると判断された場合、これまで非表示であったキーワードにも広告表示の可能性が出てきます。

以下、新システムの流れについて簡単に説明させていただきます。

広告主 A はキーワード「ピザ」を設定しています。広告主Aの「ピザ」は、自身が拠点にしている東北地方よりも関西地方で、また昼よりも夜のほうが、そして特定の検索パートナーでより高い広告パフォーマンスを獲得しています。この場合、「ピザ」がオークション参加対象になり得るかを決める際、最小入札価格ではなく今後は検索ユーザーの地域や時間、その他様々な関連性の要素がオークションごとに考慮されます。そのため、広告主 A の「ピザ」は関西地方で、夜、特定の検索パートナーでより多くの広告が表示がされるようになる可能性があります。


(AdWords API、および AdWords Editor をご利用中のお客様へ)

今回の変更はまず今後数週間のうちに一部のお客様に対してリリースさせていただく予定です。その後、すべてのお客様に対して変更が反映された時点で、また改めてご連絡させていただく予定です。その他、広告掲載に関してはこちらのヘルプページもご参照ください。

引き続き Google AdWords をよろしくお願いいたします。