Posted by Dimitris Meretakis - Google ショッピング プロダクト マネージャー

年末年始にオンライン ショッピングに目を向けるユーザーは年々増えています。この時期は、オンライン ショップに買い物客を呼び込むチャンスといえます。

Google はこのほど、ショップの皆様がトラフィックを十分に獲得できているかを確認できるクリックシェアの提供を開始いたします。クリックシェアとは、「ショッピング広告で発生する可能性があった全クリック数」に対する「実際のクリック数」の割合を示す新しい指標です。


クリックシェアの利用方法


クリックシェアを活用すると、トラフィックを伸ばす余地がある商品グループを見極めることができます。必要に応じて広告を目立たせ、年末商戦期のサイトのトラフィックを最大限に増やしましょう。

まず、[商品グループ] タブに [クリックシェア] 列を追加します。この例では、「winter coats」のクリックシェアは 30% となっています。これは、「winter coats」の広告に対してクリックを獲得できるチャンスが 100 回あった内、実際にクリックを獲得できた回数は 30 回であったという意味です。この情報を基に「winter coats」の入札単価を調整して、広告がより多くの人の目に触れるようにしましょう。また、特に人気が高い商品については頻繁にチェックし、こまめに入札単価を見直します。


商品グループのクリックシェア指標



チェックリスト


トラフィックを増加させるだけでなく、キャンペーンを微調整して新たなユーザーにアプローチすることも、年末商戦期の売り上げ増加につながります。Google では、この時期に備えるための 2 つのチェックリストをご用意しました。年末年始のシーズンにぜひお役立てください。


このチェックリストやクリックシェアのデータを活用し、ぜひ良い年末、そしてお正月をお迎えください。

Posted by Dimitris Meretakis - Google ショッピング プロダクト マネージャー

師走ももう目前となりました。年末商戦に向けて準備を進めている小売店の皆様も多いことと存じます。年末シーズンには、トラフィックのピークに合わせて予算やキャンペーンを組み、買い物客に積極的にアプローチしましょう。本日は、このシーズンにぜひ活用いただきたい、ショッピング キャンペーンの新機能をご紹介します。


特に注力すべき商品グループを見きわめる


  • [商品グループ] タブは、キャンペーン単位やアカウント単位で確認できます。すべての商品グループの成果を比較したい場合に便利です。
  • 商品グループにフィルタをかけ、アカウントで扱っている商品グループのうち、重要なもの(例: コンバージョン単価が優れているもの)のみを洗い出すことができます。


より詳細な分析データを参考に、入札単価を設定


  • キャンペーン単位のモバイルの入札単価調整シミュレータが加わりました。このツールを参考に、モバイル入札単価調整比を変更することで、モバイルでの販売機会を拡大できます。
  • コンバージョンの推定値が入札単価シミュレーションに加わりました。入札単価が異なっていたらどれだけのコンバージョンを獲得する可能性があったかを分析できます。
  • 商品グループを細分化する画面で、クリック数やコンバージョン単価といった掲載結果を確認できるようになりました。


たとえばアパレルショップを例に、売れ筋商品をみきわめてキャンペーンを見直す方法をみていきましょう。

まず注目すべきは、ショッピング関連のモバイル検索は前年比 120% 以上も増加し、年末シーズン中にペースが落ちる兆候はないという点です1

急増するモバイル トラフィックを捉えるには、モバイルの入札単価調整シミュレータを活用してモバイルの入札単価を調節します。変更後には、新しい入札単価によってモバイル経由のトラフィックがどう変わったか、確認してみましょう。

モバイルの入札単価調整シミュレータ


このアパレルショップでは続いて、注力すべき商品グループを洗い出すことにしました。アカウント単位で [商品グループ] タブを開き、コンバージョン関連の指標でフィルタをかけたところ、コンバージョン数が最も多く、コンバージョン単価が最も低い商品グループは「ジャケット」であることがわかりました。

商品グループフィルタ.png
商品グループ フィルタ


「ジャケット」商品グループのコンバージョン単価が低いことから、入札単価を上げることで販売量をさらに増やせる可能性があると判断できます。そこで、入札単価シミュレーションでコンバージョンの推定値を確認し、「ジャケット」商品グループで獲得したいコンバージョンの量に合わせて入札単価を変更しました。

入札単価シミュレーションでのコンバージョンの推定値


最後に、ジャケットのブランドによって、ユーザーの反応が異なる場合を考えてみましょう。商品グループの細分化画面の掲載結果データでは、自社で扱っているジャケットのブランドのうち、売り上げの良いブランドを割り出せます。コンバージョン数が多い順、またはコンバージョン単価が低い順に並べ替えると、どのブランドの入札単価を引き上げるべきかがわかります。

商品グループ細分化.png
商品グループの細分化画面で確認できる掲載結果データ



本日ご紹介した機能が、年末商戦に向けた皆様の助けとなれば幸いです。

詳細については、ショッピング キャンペーン商品グループのフィルタ機能に関するヘルプセンター記事をご覧ください。また、[詳細分析] タブスクリプトで分析や最適化を行う方法もあわせてご参照ください。


1 2014 年第 3 四半期~2015 年第 3 四半期の Google グローバル検索データ。ショッピング広告が表示された検索に基づく。

Posted by Archana Kannan - Google ショッピング プロダクト マネージャー

商品リスト広告(PLA)およびローカル在庫広告(LIA)で、リマーケティング機能を活用できるようになりました。小売業の皆様にはぜひ、年末商戦期に向けて本機能をお役立ていただければと思います。


リマーケティング リストを活用してショッピングの入札単価を最適化


ショッピング向けのリマーケティング リストを活用して入札単価を調整することで、価値の高い見込み顧客が再度 Google.com で買い物をしている際に、より効果的にアプローチできるようになります。

たとえば、商品をカートに入れたものの購入に至らなかったユーザーに対する入札単価を高めることで、費用対効果を高めつつ、有望な見込み顧客に積極的に働きかけることができます。

早い段階からリマーケティング リストを活用している企業からは、高い成果が報告されています。


「Magazines.com では、ショッピング リマーケティング リストが非常に高い成果を上げています。前回の訪問時にコンバージョンに至らなかったユーザーを戦略的にターゲティングすることで、モバイルとパソコンのコンバージョン率を 285% アップさせつつ CPA を 68% 引き下げることができました。これは、今まで試した機能の中でも、特に効果を実感している機能の 1 つです。」- Rakuten Search、シニア SEM スペシャリスト、Yuly Gonzalez 氏

「当社のお客様である Cruiser Customizing は、ショッピング向けのリマーケティング リストを利用してコンバージョン率は 78%、広告費用対効果は 66% の向上に成功しました。本機能は、当社のショッピング キャンペーンにおいて、今や欠かせない存在となっています。」- Metric Theory、マーケティング担当副社長、Jeremy Brown 氏

Posted by Google ショッピング クオリティ オペレーション チーム

Google では、AdWords、Google ショッピングともに、絶滅危惧種を使用した商品の宣伝は認められていません。一方、日本では比較的一般的な商品に、当該ポリシーの指定する動物の部位や成分が含まれていることがあります。

本記事では、Google ショッピングに特化し、当該ポリシーに違反する商品の具体例をご紹介します。広告主様には、意図せずポリシーに違反してアカウントが停止されることのないよう、 参考にしていただければ幸いです。


ポリシー


Google の絶滅危惧種ポリシーでは、サメ、クジラ、ゾウ、イルカなどを絶滅危惧種として指定しており、これらの動物から作られた商品をポリシー違反と見なしています。たとえば、絶滅危惧種を原料とする成分を含む商品や、象牙を使用した彫刻などが挙げられます。


不承認となる商品アイテムの例


  • 象牙でできた印鑑
  • サメのフカヒレを含む食品
  • サメ軟骨でできたペットフード、あるいはその成分を含むペットフード
  • サメ由来のスクワランオイルを含む化粧品類
  • サメ軟骨成分を含むサプリメント(コンドロイチンサプリメントなど)
  • サメ皮を使用した財布など
  • サメ由来のスクワランオイルを生地に配合した商品(肌着など)


ポリシー違反商品の取り扱いのあるビジネス カテゴリとその商品例


下記のビジネス カテゴリに該当する広告主様は、不承認となる商品例をぜひご確認の上、該当商品アイテムをフィードから削除してください。

ビジネス
カテゴリ
絶滅危惧種 商品の例
食品関連
ペットフード
クジラ 鯨肉をつかった食品(鯨ベーコン、鯨肉煮、くじらエキスなど)
サメサメのフカヒレ入り食品(姿煮、スープ、レトルトなど)
サメ軟骨/フカヒレを含むペットフード
日用品
キッチン
サメ サメ皮おろし金
象牙(ゾウ、マンモス) かみそり、ナイフ(柄の部分)
ヘルスケア
コスメティクス
サメ コンドロイチン入りサプリメント
サメ軟骨エキス
サメ肝油
スクワランオイル入り化粧品(クレンジングオイル、化粧水など)
クジラ くじらエキス/オイル入りサプリメント
スポーツ サメ コンドロイチン入りサプリメント
サメ軟骨エキス
アパレル サメ サメの歯/骨を使ったアクセサリ(ペンダント、ボタンなど)
サメ皮を使った革製品(サイフ、バッグ、ベルトなど)
スクワランオイル配合の素材を使った衣類(肌着・ストッキングなど)
工芸品 象牙(ゾウ、マンモス) 印鑑
アクセサリー(ジュエリー、ネックレス、ブレスレットなど)
かみそり、ナイフ、 根付け、置物、彫刻、仏具(数珠)、化石
楽器 象牙(ゾウ、マンモス) ピック(ギター、三味線など)


上記に該当する商品アイテムを掲載すると、商品アイテムの不承認、予防措置としての商品アイテムの不承認、アカウントの停止につながる可能性があります。

Google ショッピングのポリシーや、各地域の法的要件に準拠しない商品アイテムをフィードに含めていると、ポリシー違反とみなされ警告メールが送られます。警告メールを受けとった場合は、メールに含まれた事例とともに、ポリシー違反に該当する商品アイテムを期日内にすべて削除してください。

詳しくは 商品リスティングが不承認になった場合の対処方法をご覧ください。

また、その他のポリシーについて詳しく知りたい方は、Google ショッピング広告掲載のポリシーをご覧ください。

Posted by Angelika Rohrer, Program Manager, Google Shopping

先日発表した Google ショッピングの商品フィード仕様変更について、変更点のお知らせです。

先日の発表では、2016 年 2 月 1 日以降送料の要件の対象国を広げ、日本を含む各国で商品ごとの正確な送料指定を必須とする旨をお知らせいたしました。

しかしさらなる調査を行った結果、商品ごとの送料要件への対応は、当初こちらが想定したより、お客様にとって複雑で時間もかかる作業であることがわかりました。

この結果を受け、日本をターゲットとするフィードについては、送料情報の必須化は 2016 年後半まで延期することにいたしました。2016 年 2 月 1 日の段階では、送料情報のないフィードも不承認とはならず、これまで同様注意喚起のみの対象となります。

今後注意喚起から不承認への移行を行う際には、十分な移行期間を設ける予定ですが、お客様には、できるだけ早く商品ごとの送料設定に対応いただくよう強くお勧めいたします。

Posted by Tom Beyer - Google ショッピング プロダクト マネージャー

ユーザーが商品を探し、比較しているとき、つまりユーザーが「知りたい」と考えている瞬間に、ぴったりの情報を提供する方法を Google は絶えず模索しています。それと同時に、広告主様の商品やサービスを差別化して適切なユーザーに届けられるようサポートしたいと考えています。

ショッピング広告に任意のメッセージを追加できるプロモーション テキストは、その取り組みの一環でした。そしてプロモーション テキストは多くの場合、特典や送料無料などを伝える手段として利用されています。

そこでこのたび、ショッピング広告(商品リスト広告 / PLA)に新しい自動広告表示オプションを導入する運びとなりました。


ショッピング広告の自動広告表示オプション


これはショッピング広告と並んで表示される新しい広告表示オプションで、追加の作業や費用は不要です。Merchant Center で入力いただいた情報やデータフィードを基に、送料無料や値引きに関する情報が自動的に表示されます。




プロモーション テキストの廃止


導入初期の結果から、買い物客はプロモーション テキストよりもこのようなショッピング自動広告表示オプションを好む傾向が見られ、クリック率もショッピング自動広告表示オプションの方が高くなっています。そこで、2015 年 9 月末をもってプロモーション テキストを廃止し、ショッピング自動広告表示オプションをより頻繁に表示することにしました。

現在プロモーション テキストをご利用の場合、追加の作業は不要です。広告には何の影響もなく、Google で検索する買い物客に向けて引き続き広告が表示されます。送料無料とセール価格以外のメリットを伝えたい場合は、他のショッピング広告表示オプションのご利用をおすすめします。

  • 商品評価: 集計された評価を星の数で表示し、レビューにリンク
  • 認定ショップ: 買い物しやすいショップであると Google に認定されていることを示す

国によってはご利用いただけない広告表示オプションもあります。詳細は上記のヘルプセンターでご確認ください。自動広告表示オプションの詳細についても、ヘルプセンターをご覧ください。

Posted by Dimitris Meretakis - Google ショッピング プロダクト マネージャー

Google は昨年、Google ショッピングでのオークションやランキングの状況を視覚的に把握できるオークション分析など、新たなレポート機能やキャンペーン管理機能を公開しました。

このほど、こうした新機能に加えてショッピング キャンペーン向けの入札戦略を導入することになりました。こうした入札戦略を利用すると、状況に応じて入札単価を動的に最適化できるようになります。


クリック数の最大化


この入札戦略を使用すると、予算の範囲内で最大限のトラフィックを獲得できるよう、入札単価が自動的に調整されます。ローカル在庫広告と併用して、ウェブサイトや実店舗にユーザーを誘導することもできます。

home24 でマーケティング担当バイスプレジデントを務める Mario Märzinger 氏は「大幅なコスト削減とトラフィックの増加を可能にするクリック数最大化戦略には、大変満足しています。当社の主要な商品ラインでこの入札戦略をテストしたところ、1 か月でクリック数は 7% 増、CPC は 13% 減となりました」と述べています。


拡張 CPC


それまでと変わらないコストでコンバージョンや売り上げを増やしたい広告主様向けの入札戦略で、入札単価を自分で管理したい場合やサードパーティの入札プラットフォームを使用する場合に最適です。拡張 CPC を使用し、同じ費用でコンバージョンを 7% 増加させた広告主様の例もあります。1

Shopclues.com の共同創立者で最高業務責任者の Radhika Aggarwal 氏は「当社は入札をできる限り管理し、拡張 CPC を使用することで、ユーザーの状況やオークションの動きに応じて入札を最適化することができています。拡張 CPC によるリアルタイム入札は当社の投資収益率を高め、真の業績向上に役立っています」と述べています。


目標広告費用対効果


収益を重視する場合は、この入札戦略が便利です。目標とする広告費用対効果を選択いただくと、より多くの収益をもたらす商品の入札単価が高くなるよう動的に入札が行われます。

現在、目標広告費用対効果はベータ版として一部のショップに限定公開されています。ベータ版に参加していち早くお試しいただくには、こちらのフォームにご記入ください。



Google では、今後もキャンペーン管理と入札をより効果的に行っていただけるよう、さまざまな方法を検討してまいります。入札戦略の詳細については、入札戦略ツールの概要自動入札機能および入札戦略ツールのガイドをご覧ください。


1 Google ショッピング内部データ、2015 年 8 月

Posted by Sven Herschel - Google Merchant Center プロダクト マネージャー

Google ショッピング キャンペーンで商品を宣伝する際の鍵となるのが、商品情報や在庫状況をまとめたデータフィードです。Google Merchant Center にアップロードしたデータフィードを最新の状態に保つことで、Google で買い物をしているユーザーに、目当ての商品が自分の店にあることを知らせることができます。

スムーズな広告の更新や表示を可能にするため、このたび Google Merchant Center に 2 つのデータフィード拡張機能が加わりました。

  • オンライン商品在庫フィード: 一部商品の価格、在庫状況、セール価格に変更があった場合に、この「オンライン商品在庫フィード」を送信すると、その変更点のみをすぐに更新できます。在庫状況や価格が頻繁に変わる場合に便利です。
  • Google スプレッドシート アドオン: より簡単にフィードをアップロードできるよう、 Google スプレッドシートに追加された拡張機能です。スプレッドシートから直接、Merchant Center 関連のメニューを開くことができます。


オンライン商品在庫フィード - 一部の属性のみを迅速に更新


商品の価格、在庫状況、セール価格などが頻繁に変わる場合は、新しいオンライン商品在庫フィードが便利です。

オンライン商品在庫フィードとは、一部の商品の更新情報のみを含む短いフィードです。このフィードを送信すると、全商品のフィードを送信し直すことなく、変更のあった商品の属性のみを更新できます。

  • フィード処理の高速化: 価格や在庫状況に関する新しい情報をその都度送信し、該当する属性だけを更新できます。一部の商品に関する更新情報のみを送信できるため、処理が速くなります。このフィードの処理中にエラーが発生しても、商品フィード全体には影響しません。
  • 商品に関する情報を最新の状態に: 価格や在庫状況が突然変わっても、変更があった商品をすぐに更新できるため、最新の情報を掲載することができます。

オンライン在庫フィードのご利用方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。


Google スプレッドシート アドオンで、Google スプレッドシートから直接フィードをアップロード


Google スプレッドシート(英語動画)は、Google Merchant Center に在庫情報(フィード)をアップロードする手段のひとつです。フィードの管理に Google スプレッドシートをご利用の場合は、新しい Google スプレッドシート アドオン「Google Merchant Center」を追加することで、簡単にフィードの作成やアップロード、検証を行えるようになります。

  • スプレッドシートから商品を直接検証: データフィードをアップロードする前に個々の行や Google スプレッドシート全体の検証を行い、エラーや警告がないか確認できます。
  • スプレッドシートから商品を直接アップロード: スプレッドシートを開いたまま、スプレッドシート全体を Merchant Center にアップロードできます。アップロードの結果はサイドバーに表示されるため、フィードの処理結果がすぐにわかります。

Google Merchant Center Spreadsheet.png

Google スプレッドシート アドオンのご利用方法について詳しくは、ヘルプセンターをご覧ください。

最新の商品情報をより簡単にアップロードできる拡張機能を、ぜひご活用ください。

Posted by Angelika Rohrer, Patrik Reali - Google ショッピング チーム

本日は、今年実施される Google ショッピング商品フィード仕様Google 商品分類の変更についてお知らせいたします。この変更の目的は、お客様がオンラインで商品を検索しやすいようにすることと、販売者の皆様が行うフィード作成のプロセスを簡素化することです。これに伴い、商品データの変更が必要になる場合がありますので、販売者の皆様は 2015 年 9 月 15 日までにご対応をお願いいたします。


変更点


Google ショッピングの商品フィード仕様

  • ID 属性と GTIN(国際取引商品番号)に関する指針を厳しくしました。
  • ファッション関連商品に関する記事を更新し、ファッション関連の属性と商品のバリエーションを示す属性を詳細な商品属性と商品アイテム グループセクションにまとめました。
    また利用要件を拡大し、ブラジルも対象としました。
  • Google 商品カテゴリ ID(固有の数字)を導入します。この ID は、Google 商品カテゴリ属性の値としても使用できます。
  • 送料の要件の対象国を広げ、日本、スイス、チェコ共和国、オランダ、イタリア、スペインでもユーザーに合計金額を表示できるようにしました。
  • 米国で単位と数量の属性を使用できるようになりました。


Google ショッピングの商品分類

  • Google 商品分類の一部のカテゴリを上位カテゴリにまとめ、簡素化しました。
  • 「スポーツウェア」以下の大部分のカテゴリを別のカテゴリにまとめました。たとえば、「スポーツ用スカート・スコート」カテゴリの商品は「スカート」カテゴリに分類されます。
  •  「食品、飲料、タバコ」と「成人向け」にカテゴリを追加しました。
  •  一部のカテゴリが大幅に変更されていますので、今一度ご確認いただくことをおすすめします。
   詳細


商品仕様の変更は、2015 年 9 月 15 日から実施されます。ただし、送料については、正確な送料の指定にかかる作業時間を考慮し、例外的に 2016 年 2 月 1 日の実施となります。なお、すべての商品分類の変更は推奨であり、必須ではありません。

新しい属性は、今週後半から登録可能になります。現在の商品データの変更が必要になる場合がありますので、新しいフィード仕様をぜひご確認ください。今回の変更の一覧は、Merchant Center ヘルプセンターに掲載しています。

Google ショッピングにご参加の際は、商品やフィードが不承認にならないよう、Google ショッピングのポリシー法律上の要件の遵守をお願いいたします。Google では、ユーザーの皆様にオンライン ショッピングを最大限に楽しんでいただけるよう、今後とも努めて参ります。
 

Posted by Shelby Coyne - Google ショッピング プロダクト マーケティング マネージャー

10 月も半ばとなり、もう間もなくクリスマス・年末商戦が始まります。Google では、クリスマス ショッピング チェックリストをご用意して、このクリスマス商戦期間中に検索とショッピング キャンペーンの双方で掲載結果を向上させるための方法をご紹介しています。ぜひご活用ください。

このチェックリストに加えて、今回のブログ記事では、昨年のクリスマス期間中の注目すべき傾向や、これから年末にかけて業績を上げていただくための情報をご紹介します。

需要の高まりをうまく捉えましょう。
昨年のクリスマス期間中は、Google ショッピングから販売者のウェブサイトを開いたクリック数が、世界的にみて前年比 2 倍に増加しました。1 この増加傾向はその後も続き、今年の 7 月には、Google ショッピング経由でのクリック数が、昨年のピークとなったクリスマス時期を上回りました。2また、消費者がクリスマス ショッピングに関心を寄せ始める時期も早まりつつあります。クリスマスから年末年始にかけての商機を最大限に生かすためにも、マーケティング目標を早めに策定し、目標の達成に Google のチェックリストをお役立てください。

携帯端末ユーザーにアプローチしましょう。
顧客を獲得する最善の方法は、顧客が商品を探している時間や場所に関係なく、いつでも商品を購入できるようにすることです。その方法としてますます活用されるようになっているのが携帯端末です。米国では、携帯端末からのアクセスが、昨年のクリスマス商戦期間中におけるショッピング サイトへのアクセス全体の 35% を占めましたが、2014 年 11 月にはこれが 43% に増加すると予想されています。3 Google ショッピングでは、世界的に、昨年のクリスマス商戦期間中におけるスマートフォンからのアクセスが、前年の同時期に比べ 3 倍以上増加しました。1 今年は携帯端末からショップを利用するユーザーがかなりの割合を占めることを念頭に置いたうえでクリスマス商戦の販売計画を立てることをおすすめします。

最新かつ正確な情報を提供しましょう。
ユーザーがオンラインで商品を購入する場合、価格と送料が重要な決め手となります。4 商品フィードを定期的にアップデート・再送信して、商品リスト広告とウェブサイトに掲載されている価格や在庫情報が常に一致するようにしてください。商品アイテムの自動更新を利用すると、ショップのウェブサイトに掲載されている情報を基に Google ショッピングの商品アイテムが自動的に更新されるため、顧客の満足度向上にもつながります。送料が無料の場合は、テキスト広告にその旨を掲載するか、Merchant Center の送料設定ツールを使って商品リスト広告に反映させてください。

競合他社との違いをアピールしましょう。
競争が激化するクリスマス・年末期間中は、プロモーションが消費者の購買決定を左右する重要な要素となります。これは昨年の調査結果にも顕著に表れており、買い物をしたユーザーの 92% が何らかのプロモーションを利用していました。5 プロモーションでお得な特典を提供したり、お客様のショップを利用することのメリットを強調したりするなど、広告で他社との差別化を図る方法を検討します。さらに、Google 認定ショップになれば、ショップの信頼性を広く明示することができます。

クリスマス・年末商戦に向けて役立つその他の情報については、Google のクリスマス ショッピング チェックリストをご覧ください。また、10 月 31 日午前 2 時(日本時間)に英語で開催される Learn With Google Hangout on Air でも、クリスマス商戦に向けた改善策などのお役立ち情報をご紹介します。日本時間深夜での開催とはなりますが、ご都合が合う方はぜひご参加ください。



1 Google 内部データ(2012 年第 4 四半期〜2013 年第 4 四半期)世界全体
2 Google 内部データ(2013 年第 4 四半期〜2014 年第 2 四半期)世界全体
3 IBM「Online Retail Holiday Readiness Report」(2014 年 6 月)米国
(注: IBM の定義では、「mobile devices(携帯端末)」にはスマートフォンとタブレットが含まれます。)
4 Shop.org「Holiday Planning Guide」(2014 年 2 月)米国
5 Baynote「Holiday Shopper Survey」(2014 年 1 月)米国

Posted by Christina Ilvento - Google ショッピング プロダクト マネージャー

スマートフォンの普及に伴って必要な情報をいつでも入手することができるようになり、買い物客がお気に入りの店を見つけるときも、インターネット検索を利用することがますます増えています。

昨年、Google では米国の小売業者向けに、実店舗の付近にいる買い物客に商品を宣伝できるローカル在庫広告のサービスを開始しました。その米国で好調な結果を得られたことを受けて、このたび、日本、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリアでもローカル在庫広告をご利用いただけるようになりました。



ローカル在庫広告の仕組み


ユーザーが商品を検索すると、付近でその商品を販売している実店舗のローカル在庫広告が表示されます。広告をクリックすると、店舗詳細ページが開き、その商品の詳細情報を確認できるほか、その店舗で取り扱っている他の商品も見ることができます。また、営業時間や行き方を確認したり、電話で直接問い合わせたり、お店のウェブサイトをチェックしたりすることも可能です。

ローカル在庫広告は Google Merchant Center で管理を行うローカル商品フィードを基に生成されるため、各商品アイテムの最新の価格と在庫情報を店舗別に表示することができます。


ローカル在庫広告を利用するメリット


  • ローカル商品の在庫状況、価格、店舗情報を表示することによって、客足と売上の向上を図ることができます
  • オンライン ショップと実店舗のどちらでも商品を購入できることを示すことで、ユーザーが購入方法を選択できるようになります。また、実店舗でしか取り扱っていない商品を宣伝することもできます。
  • 顧客に応じて最適な方法で広告を掲載できます。たとえば、携帯端末を使用しているユーザーには常にローカル在庫広告を表示するように設定することができます。また、クリスマスから年末年始の繁忙期にはパソコンと携帯端末の両方にローカル在庫広告を表示することで、販売促進を図ったり、商品の発送ができない年末年始にかけてはオンライン ショップよりも実店舗に客足が向くようにすることができます。

ローカル在庫広告を利用する


実店舗を経営されている小売業者様で、ローカル在庫広告にご興味をお持ちの場合は、Google の担当者にお問い合わせいただくか、ローカル在庫広告の概要ページで詳細をご確認いただき、参加希望フォームよりご連絡ください。

ローカル在庫広告をご利用いただけない小売業者の皆様には、モバイル版の商品リスト広告をご活用いただくことで、ローカル在庫広告と同様、スマートフォン経由での検索をお店の売上につなげていただけます。モバイル版の商品リスト広告は、Google ショッピングを利用できる 23 か国すべてでご利用いただけます。

Posted by Angelika Rohrer、Sven Herschel - Google ショッピング チーム

ユーザーが、Google ショッピングで手ごろな価格(送料込み)の商品を見つけたとします。ところがいざ販売者のサイトで購入手続きに進むと、送料の記載に誤りがあったため、最終価格が Google で見た価格と異なることに気付きます。ユーザーからよく寄せられる不満として、このような送料の違いが挙げられます。

そこでこの度、より正確な送料込みの価格を提示できるよう、Merchant Center で送料を設定できる送料設定ツールをご用意いたしました。

このツールには、次のような機能があります。

  • 送料ルール:商品価格や重量などのルールに基づいて、送料を選択できます。重量と配送先地域、商品価格と配送先地域など、複数の要素を組み合わせてルールを作成することもできます。
  • 複数の配送方法: 通常配送とお急ぎ便など、同一国内でも異なる配送方法を設け、ユーザーに最低価格を提示できるようにします。
  • 配送地域別の送料設定: 国、都道府県といった配送先地域に基づいて送料を設定できます。
  • 除外オプション: 配送対象外の地域は除外できます。
  • 再利用可能な共有ライブラリ: 配送方法のデータを共有ライブラリに保存し、さまざまな設定で再利用することができます。


また、新しく加わった '送料' [shipping] の属性を通じて、特定の商品に送料ラベルを割り当てることもできます。たとえば、特別送料の対象となる「生もの」や「大型商品」といったラベルを商品グループに適用したり、プロモーション対象の商品アイテムに専用のラベルを適用したりできます。この属性を商品アイテムのグループに追加すると、Merchant Center の送料設定で特別送料の管理、設定が可能になります。

現行の配送方法も、新たに作成された配送方法も、配送に関するポリシーの審査対象となります。

現在の送料設定は、この新しいツールに移行済みです。アップデートは不要ですが、ぜひこの新機能をお試しいただき、Google ショッピングでの送料設定の使い勝手などをご確認ください。
 

Posted by Angelika Rohrer, Patrik Reali - Google ショッピング チーム


過去 1 年間にわたって、Google ショッピング チームでは、広告のフォーマットやキャンペーン タイプを新しくするなどの改善を実施し、販売者の皆様が商品を販売しやすい環境作りに取り組んできました。

こうした改善を実施することができた背景には、販売者の皆様が登録してくださる質の高い商品データの存在があります。質の高い商品データを登録していただくことによって、ユーザーも快適にショッピングを楽しむことができます。

そこで本日は、販売者の皆様がより柔軟に商品データを整理して、さらに多くのユーザーに広告を表示できるようにすることを意図した Google ショッピングのフィード仕様の更新についてお知らせいたします。

  • モバイル向けリンク先ページのリンクは別途登録して、携帯端末ユーザーがページを適切に閲覧できるようにする必要があります。
  • 販売者が独自に定める一括販売商品(カメラ ケースとレンズ付きのカメラなど)は、一括販売商品として正しく登録して、Google ショッピングに適切に表示されるようにする必要があります。
  • ファッション属性が新たに追加され、ファッション関連商品のより詳細な説明を登録できるようになりました。
  • 商品アイテムの在庫状況の値が簡素化され、各在庫状況の違いがより明確になりました。
  • 文字数制限を必須要件として属性ごとに設定しました。これにより、適切な商品情報が表示されるようになります。

属性の更新の他にも、フィード仕様の更新の一環として、画質の推奨要件の改訂やリンク先ページに関する新しいポリシーの策定も実施する予定です。

更新されたフィード仕様の施行日は 9 月 30 日を予定していますが、新しい属性は今すぐ登録を開始していただけます。フィード仕様の更新によってお客様の現在の商品データを変更する必要が生じる場合もございますので、新しいフィード仕様を必ずご確認ください。今回の変更の一覧は、Merchant Center ヘルプセンターのフィード仕様の更新についてのページに掲載しています。

Google ショッピングにご参加いただいている販売者の皆様には常に Google ショッピング ポリシー法的要件に準拠していただく必要があります。準拠していない場合は、商品やフィードが不承認になりますのでご注意ください。データ要件の詳細については、Merchant Center ヘルプ センターをご覧ください。

Posted by Eric Tholomé - Google ショッピング プロダクト マネジメント ディレクター

商品情報をプログラムで一括管理、更新するために導入された Google Content API for Shopping の新バージョンが、本日リリースされました。新バージョンでは、データ品質をより詳細に分析することができるほか、データを最新の状態に保つ新しいオプションもご利用いただけます。

下記に新機能の一部をご紹介します:
  • 商品アイテムごとにデータ品質情報が生成されるため、「携帯端末からリンク先ページの URL にアクセスできない」、「固有商品 ID が正しくない」など、商品アイテムが不承認になった理由を個別に確認できます。
  • 商品アイテムの価格と在庫状況の更新処理が一段と早くなったことにより、ユーザーは、ショップのウェブサイトを開かなくても常に最新の価格と在庫状況を把握することができます。
  • 使用できるプログラミング言語とデータ形式が増えたことにより、さらに簡単に Google ショッピングと統合できます。
現在の API は 2015 年 2 月末まで引き続きご利用いただけますが、できる限り早く新バージョンを導入し、上記の新機能を活用されることをおすすめします。

詳細については、Content API for Shopping のページをご覧ください。ご不明な点は、Content API for Shopping サポート フォーラム(英語)でご確認ください。