Posted by 水谷 嘉仁 - パフォーマンスソリューション エキスパート

1.  Micro-Moments を見極め、「最適なメッセージ」を「最適なタイミング」で届ける



世界中で 1 日に検索数は 30 億回を越え、日々検索される語句の 15% は今までに検索されたことがありません。*1

検索語句のレポートを分析していると、こんなのどうやって検索したの?と思うことが多々あります。コピペや音声検索でしょうか、特にモバイルの検索語句では、非常に長い住所であったり、まるで温泉の効能のような文章など予測することが難しいものが多くあります。おそらくどこか旅行先の温泉をさがしている Micro-Moments とも推測できます。

こうした多様化した生活者の Micro-Moments を柔軟に捉えるためには、従来のキーワードによるターゲティングでは限界があります。そこで、ターゲティングを自動化する「動的検索広告」を活用すると、自社のウェブサイトに関連する検索語句に対して自動で広告を配信することが可能になります。

その動的検索広告を国内で一番活用し、生活者の Micro-Moments を的確に捉えていらっしゃる楽天市場とリクルートライフスタイルに検索広告キャンペーンのデータを提供頂き、今年の 3 −4 月にかけての 1 日における時間帯別の Micro-Moments をそれぞれグラフ化してみました。


楽天市場のデータより


オンラインショッピングの Micro-Moments をデバイスごとに見てみると、モバイルのクリック数が終日においてパソコンを上回っています。生活者が「何か買いたい」と思ったときに、いかにモバイルで情報を検索しているか読み取ることができます。

ちなみに昨年のデータと比べると、昨年の同時期にはなんとパソコンのクリック数が終日においてモバイルを上回っていました。この 1 年で、モバイルのクリック数が 3 倍以上に伸びており、オンライン ショッピングはモバイルファーストになったと言えるでしょう。




リクルートライフスタイルのデータより


レストランでは、生活者が「何か食べたい」とレストラン情報を探すクリックは、お昼と夕方の食事時にピークを迎えます。特に夕方には、パソコンとモバイルのピークに時差があるのも特徴的です。やはり、モバイルでは外出先での直前の情報検索が多いことが想像され、まさにモバイルならではの Micro-Moments であると言えるでしょう。

また美容では、生活者が「髪を切りたい・ネイルをしたい」とモバイルで情報を探す時間帯には、1 日の中で大きく 4 つのピークがあるようです。察するに、学生であれば授業の合間の休み時間や、会社員であれば終業時間でしょうか。こと美容についての Micro-Moments は圧倒的にモバイルからになっています。




個々の生活者の Micro-Moments を継続的に捉える


ある調査によると、95% のサイト訪問者は初回訪問時にコンバージョンしないまま離脱し*2、また、49% のサイト訪問者はコンバージョンするまでに 2 −4 回再訪問するとも言われております*3。一方で、ターゲットを絞った広告は、その効果の度合いが 2 倍になるというデータも出ています*4。せっかく認知・検討段階でサイトを訪問した生活者を、コンバージョンまで落とし込めるかは、いかに「個々」の生活者の Micro-Moments を「継続的」に捉えられるかにかかってきます。

そのためには、サイト訪問者との接点をできるだけ多く把握する必要があります。まず最初に、ウェブサイトに訪れた生活者のサイト内での行動履歴を収集し、適切にセグメント化します。ここで、陥りがちな「策士策に溺れる」パターンに気をつけてください。より詳細に生活者をセグメント化しようと、リマーケティング リストを細分化し過ぎてしまい、実際の広告運用に活用できなくなるケースをよく見かけます。

そんな時は、Google アナリティクスのスマートリストをご活用ください。スマートリストは Google アナリティクスの 250 以上ものシグナルを使って、サイト訪問者の中からコンバージョンの可能性の高いパターンを分析し、リマーケティング リストを自動で作成します。

データ収集とセグメント化の準備ができたら次は、実際の広告運用です。検索広告・ディスプレイ広告ともにリマーケティングを活用して、個々のサイト訪問者が再度検索をしたりコンテンツを閲覧している、まさにその Micro-Moments を逃さず再びアピールします。

また、サイト未訪問者に対しても、Google ディスプレイ ネットワーク、YouTube, Gmail を通じて、生活者が購入を検討している Micro-Moments を見極め、積極的にサイト訪問を促すことが可能です。

主にディスプレイ広告は認知・検討からコンバージョン、検索広告は検討からコンバージョンにかけてよく機能します。たとえ検索広告・ディスプレイ広告のキャンペーンを別々に運用していても、広告を通してリーチする生活者は同じであると考えるべきでしょう。リマーケティング戦略としては、認知・検討・コンバージョン、そしてその後のリレーションシップの強化まで、個々の生活者の  Micro-Moments を検索・ディスプレイ ネットワークをまたいで包括的に捉える必要があります。


自動化の活用


Micro-Moments を捉えるベストプラクティスとしては、ターゲティング、広告、入札単価を自動化することが効果的です。検索ネットワークでは、動的検索広告と検索広告向けリマーケティング リストと自動入札の目標 CPA を併せて活用することで、インデックスされたウェブページを活用し、訪問歴がある生活者に向けメッセージと入札単価を最適化することが可能になります。

一休レストランでは、ターゲティング・広告・入札単価の調整のすべてを自動化することで、モバイルのコンバージョン数を昨年対比で+136% に倍増することに成功しました。また、動的検索広告の検索語句レポートより、鉄板焼きやアフタヌーンティーの需要の変化をタイムリーに捉えて特集ページを開設し、それらをディスプレイ広告として運用することで新規顧客の獲得にも取り組むことができました。



ディスプレイ ネットワークで Micro-Moments を捉えるには、ぜひ、動的リマーケティングと自動入札の目標 ROAS を併せて活用してみてください。そうすることで、訪問歴がある生活者に向けメッセージと入札単価を最適化することが可能になります。

楽天市場では、動的リマーケティングで手動入札と自動入札をテストしたところ、自動入札において販売数では +12%、売上では +14% の増加が確認できました。その後、予算の拡張や目標  ROAS を調整しながら販売数を 2.6 倍、売上を 2.9 倍に成長させるまでになりました。まだ手動で入札単価を調整されているキャンペーンがあれば、ぜひ、活用してみてください。



モバイルサイトのユーザー エクスペリエンス


「最適なメッセージ」を届けるということは、広告だけではありません。広告を通して生活者がたどり着くウェブサイトも重要な役割を占めます。せっかくモバイルでの Micro-Moments を見極めても、モバイルサイトでのユーザー エクスペリエンスが良くないと簡単にはコンバージョンには結びつきません。

ユーザー エクスペリエンスの悪いモバイルサイトで広告を運用することは、野球で例えるなら打率の悪いバッターをひたすら打席に送るようなものでしょう。基本的なモバイルフレンドリー施策を抑えた上で、モバイルサイトのユーザー エクスペリエンスを高めるための 25 の設計指針も併せてご確認下さい。

LIVESENSE では、ユーザー エクスペリエンス改善の結果、コンバージョン率(応募率)は 16.7 ポイントも改善され、モバイルからの応募数が昨対比で +40% も増加しました。


2. Micro-Moments を活かせたか効果を測定する


多くの方はオンラインでのラスト クリックのコンバージョンを効果測定の指標にされていることでしょう。現時点では弊社の自動入札機能もラスト クリックのコンバージョンを基準にしているのでこれは仕方がないかもしれません。

ただし、デバイスをまたいだコンバージョンは統計的に 95% の信頼がないとレポートに表示されません。つまり、この数字がレポートされているキャンペーンについては確実にデバイスをまたいでコンバージョンしている生活者がいるといえます。生活者のモバイルでの  Micro-Moments を的確により多く捉えるためには、まずは、オンラインでのラスト クリックのコンバージョンを超えて、推定合計コンバージョンのレポートを見ることから始めてください。


3. Key Takeaways


まずは可能な限りの自動化をしてください。ターゲット、広告、入札単価のすべてを自動化することが、Micro-Moments を効率的に活かすポイントになります。

そして、モバイル UX の最適化をしてください。素晴らしいユーザー エクスペリエンスを提供することが、Micro-Moments を最大限に活かすポイントになります。

最後に、アトリビューションを活用しはじめてください。ラスト クリックを超えたコンバージョンを考慮することが、これまで以上に Micro-Moments を適切に捉えるポイントになります。

次回は "Micro-Moments を活かしてリレーションシップを強化する" というテーマで、弊社パフォーマンスソリューション エキスパートの緑川から投稿します。


連載:「Google と考える Micro-Moments」- 他の記事はこちら


第 1 回: マーケターにとって見逃せない瞬間「Micro-Moments」とその活かし方
第 2 回: Micro-Moments を活かして認知を獲得し検討を促す
第 4 回: Micro-Moments を活かしてリレーションシップを強化する




*1 Google 調べ
*2 Understanding Shopping Cart Abandonment(ショッピング カートの放棄に関する分析)、Forrester Research、2010 年 5 月
*3 Google/Compete によるスポーツ用品に関する調査:(2011 年 9 月~2012 年 9 月)クリックストリーム BF02(アクセスしたブランドの数)
*4 Media Economy Report, Magna Global, 2014 年

Posted by Pasha Nahass, Product Manager, Mobile Display Ads

スマートフォンやタブレットの大型化が進んでいますが、それでも指だけでは操作しづらいこともあります。スワイプしたつもりがタップ(クリック)になってしまったり、見るつもりのないリンクや広告をうっかりタップしてしまうこともあるでしょう。

第三者による最近の調査では、各種広告ネットワークのモバイル広告において、意図しないクリックはクリック全体の 50% にも上ると推定されています。広告主様にとってこうした状況は、不自然なクリック率の上昇や広告費用の増加にもつながります。

Google では、ディスプレイ広告フォーマットの改善を重ねるとともに、クリックの質を最大限に高めるよう努めています。2012 年には、ユーザーが意図して広告をクリックしたのかどうかを確認するクリック確認機能をバナー広告で導入(英語記事)しました。その後も、なるべくユーザーの手を煩わせずに意図しないクリックを防げるよう、こうした取り組みをさらに進めてきました。

そして今回、新たな仕組みをいくつか導入することになりました。

  1. 広告画像の縁近くをクリック不可に: モバイル イメージ広告では、ユーザーが隣のコンテンツをクリックまたはスクロールしようとしたときに、画像の縁をうっかりクリックしてしまうケースが多いようです。そこで、画像の中央部分をクリックしないと、広告主様のウェブサイトやアプリが表示されないようにしました。
  2. アプリアイコンをクリック不可に: アプリ内インタースティシャル広告で、「広告を閉じる」ボタンと重なっているインストール広告のアプリアイコンはクリック不可となります。アプリをインストールしたいユーザーは、アプリのアイコンではなくインストール ボタンをクリックし、表示されたアプリストアのページでインストールを行うことになります。
  3. クリック可能になるまで少し時間を置く: 広告が画面に表示されてからクリック可能になるまでに、少し時間を置くようにしました。ユーザーが広告の内容を見る時間を確保することで、意図しないクリックの防止が期待できます。
モバイル イメージ広告の外縁はクリック不可
アプリ内インタースティシャル広告のアプリアイコンはクリック不可


広告主とユーザーの皆様にとってメリットの高い広告を


このたびの変更によってユーザーは、意図せず別のページを開いてしまうことなく、閲覧したいページに留まることができます。また広告主様にとっても、意図しないクリックによる費用が減り、コンバージョン率が向上するというメリットがあります。実際、今回の変更に伴うクリックの質の向上により、ディスプレイ広告の平均コンバージョン率は平均で 15% 上昇しています。

ディスプレイ キャンペーンや広告フォーマットの詳細については、ヘルプセンター Google のベスト プラクティス ガイドをご覧ください。また、アプリウェブサイトで導入している、クリックの質を高めるためのポリシーも併せてご覧ください。

Posted by E-Commerce 業界担当 シニアアカウントマネージャー小野由紀子、インダストリーマネージャー 本橋徹、マーケティング テクノロジー営業部 シニアマネージャー 渡邉統一郎





楽天オーネットは業界最大級の結婚情報サービスです。

広告予算の 大半をデジタル広告に投下して、検索広告、ディスプレイ広告を始め、動画広告(TrueView)や SEM 自動入札ツール(DoubleClick Search)などの最新テクノロジーも積極的に導入し、会員獲得に成果を上げています。高度な専門知識を持ったチームメンバーが、新しい広告手法の検証と改善を繰り返すことにより、最先端のデジタルマーケティングを展開しています。

DoubleClick Bid Manager(DBM)導入の背景


特定ターゲット(独身の男女)への効率的なリーチを課題とする楽天オーネットは、Google ディスプレイ ネットワーク(GDN)でディスプレイ広告の配信量の拡大と効率の改善を追及してきました。

そのなかでも、オンライン申し込みから実際の入会への転換率が高い PC 経由のコンバージョンを今以上に伸ばせないか、新たなリーチ手法を模索していました。DBM 導入にあたっても、「ぜひチャレンジして効果を検証してみたい」という積極的な姿勢で、迅速な導入が実現しました。

DoubleClick Bid Manager(DBM)による配信面の拡張


DBM は Google が提供する Demand Side Platform(DSP)です。DBM を使うことで、今まで GDN に限られていた配信面が広がり、 DBM が接続する Ad Exchange や SSP 経由でリーチ可能なメディアに対しても広告配信できます。さらに AdWords アカウントと DBM アカウントをリンクすることで、既に AdWords で蓄積し配信に利用していたリマーケティング リストが DBM でも使用可能になります。

また、YouTube 広告と DBM のデータ連携(TrueView 広告の視聴履歴に基づく DBM のリマーケティング機能)によるユーザー リスト活用も容易です。楽天オーネットは、繁忙期のお盆休みに、 YouTube 広告の視聴ユーザーに対する DBM 経由のリマーケティング配信を実施し、動画視聴ユーザーを獲得までつなげることに成功しました。



導入後の成果


2014 年 7 月から DBM を開始して、獲得単価を重視するためリマーケティング広告を主に使用。 DBM で配信したリマーケティング広告のコンバージョン数が、導入初月から GDN のリマーケティング広告のコンバージョン数の半数以上を超える結果となりました。

導入を検討する段階では、DBM と GDN の配信面が重なることを懸念していましたが、蓋を開けてみると GDN 経由の獲得にまったく悪影響を与えることなく、DBM 経由のコンバージョン数が純増しました。


楽天オーネット お客様のコメント


「DSP と呼ばれるサービスは複数あり、特徴は千差万別ですが、DBM は広告主側で細かい設定が可能で、工夫次第で成果を拡大できる点に魅力を感じています。Demand Side(広告主側の)プラットフォームの名に相応しい高機能なプロダクトです。配信設定が柔軟なことに加えて、レポート機能も充実しているので、実績値を基に配信調整する当社には、DBM の設計思想がフィットします。

今回はとても良い形で新プロダクトをスタートでき、現在はデモグラフィック データを使用したブロードリーチやキーワード ターゲティングなど、DBM のリマーケティング機能以外からの獲得も順調に増えています。

当社は、DoubleClick 製品群を活用してディスプレイ広告、検索広告を包括的に運用することで、多種の広告媒体を統一指標で精緻に評価できるようになりました。また、ウェブ上の見込み顧客を一元的に把握して、広告配信の精度も高められました。Google の担当者様の高度な専門性と知見に心より感謝いたします。」


株式会社オーネット マーケティング部 顧客開発グループ マネージャー 岡野玲氏(写真中央)


Posted by 大木 義昭 - インダストリー アナリスト, 大迫 正治 - パフォーマンス ソリューション エキスパート

取り組みの背景


高齢化社会を迎え医療サービスの需要がますます高まる中、看護師専門の転職サイト「看護のお仕事」を展開するレバレジーズ株式会社は、全国の病院やクリニック、介護施設などの求人と転職者を繋げ、医療業界の事業所が抱える経営・人材の問題解決に取り組んでいます。

これまで同社は、看護師という特定のユーザー層に対して、転職サイトへの登録を目的とし、検索連動型広告、ディスプレイ広告、動画広告など様々なメディアでの広告を通じたマーケティング施策を展開してきました。それぞれのメディアにおいてのコンバージョン(CV)獲得効率を追求してきた同社にとっての次の課題は、各メディアの間接的な貢献を可視化し、メディアミックスした際の全体での効率を向上させることでした。

こうした背景のなか、かねてからディスプレイ広告に投資を行ってきた同社は、スマートフォン利用が高まる看護師の動向を加味し、スマートフォンのディスプレイ広告の間接効果の実証に取り組みました。同社の目指したゴールは、ディスプレイ広告のクリックから生まれた直接コンバージョンだけでなく、ディスプレイ広告の表示が他の流入経路のコンバージョン率(CVR)を向上させること、すなわち間接的なコンバージョンを生むことを実証し、投資配分を最適化することでした。

アプローチ


間接効果を計測する際の課題として、まず、比較分析の対象者を 2 つの同質なグループとして生成することが難しく、同条件での比較がしにくい状況がありました。レバレジーズは、Google タグマネージャ(GTM)を用いて転職サイトの訪問者を 2 つの同質なリマーケティング リストに分割することで、この課題を解決しました。

また、配信結果から間接効果のみを抽出する仕組みを構築することがもう一つの課題でした。この課題に対してレバレジーズは、一方のリマーケティング リストには通常の「看護のお仕事」のバナー広告を、もう一方のリストには関連性の低い広告(ダミー広告)を配信するというアプローチを取りました。そして、通常広告およびダミー広告それぞれが表示されたものの、クリックをしなかったユーザーが、ディスプレイ広告とは異なる経路から「看護のお仕事」の転職サイトを訪問した際の、流入経路別のコンバージョン率(CVR)を計測しました(図 1)。

そして、通常広告の表示を経た CVR と、ダミー広告の表示を経た CVR の差を分析することで、間接効果を分析しました。広告のクリックが生じた場合は検証対象とせず、広告が表示されたこと(インプレッション)自体の価値を検証するため、第三者配信ツールから配信したことも重要なポイントでした。

(図 1)取り組みの概念図

結果


今回の取り組みの結果は驚くべきものでした。通常広告を閲覧したユーザーは、ダミー広告を閲覧したユーザーに比べて、自然検索経由のコンバージョン率が 127% 高く 、その他の広告経由のコンバージョン率も +34% 高かったことが示されました(図 2)。

従来レバレジーズでは、ラストクリック基準でのコンバージョン獲得効率(コンバージョン獲得単価)のみによってリマーケティング広告を評価していましたが、今回の取り組みによって、広告表示自体が他の流入経路のコンバージョン率に対しても正の影響を与え、間接的にコンバージョン数の増化に貢献するという裏付けを得ることができました。

(図 2)取り組みによって示されたデータ


また、リマーケティング広告がビジネスに与えた影響を、直接効果と間接効果を合わせて算出した結果、広告投資対効果(ROAS)は 236% と、期待を大きく上回る水準であることが明らかになりました(図 3)。この結果をふまえて同社ではディスプレイ広告の価値を再定義し、定常的に活用するメディアとして、投資額を対前年比で大幅に増加させました。

(図 3)間接効果を踏まえた広告投資対効果


マーケティングメッセージを届けたい消費者の心理状態は極めて多様であり、消費者の意思決定プロセスの各段階において、広告が与える影響のあり方は様々です。転職サイトへの実際の登録という最終段階だけでなく、そこに至る検討段階において、消費者の心理に確実に影響を与えたこと、そしてその影響の程度を定量的に測定し、また広告投資の意思決定に反映させることができたことは、レバレジーズにとって画期的な前進であり、同社のマーケティング戦略の新境地を切り拓いたと言えるほどのインパクトがありました(図 4)。

(図 4)検討段階における効果の概念図


お客様のコメント


「弊社ではかねてよりデータに基づくPDCA を重視した結果、間接効果は考慮しない KPI 設定をしておりました。しかし、今まで評価することが出来なかったディスプレイ広告の間接効果を可視化し、コンバージョン数を伸ばせることが明らかになった今、弊社の投資の考え方も大きく変わろうとしております。今後は動画など新しい領域にも間接効果の考え方を適応し、より最適な広告配信を行って参ります。」(メディア・システム部 部長 増井公祐様)

「これまでラストクリック CV を基準としてチャネルごとに ROAS を測定し、評価する仕組みを整えてきました。その評価方法からすると、プッシュ型であるディスプレイ広告よりも、検索連動型広告をはじめとするプル型広告のほうが効率が良い傾向にあります。一方で、この評価手法だけでは、事業拡大にいつか歯止めがかかることは明白でした。今回の結果が示したのは、サービスの想起に対して、短期間のバナーの露出でも効果があるということです。これはサービス想起を目的とした施策への投資にもう一歩踏み込むために足りなかったパズルのピースを埋めてくれる、非常に画期的なものでした。」(マーケティング責任者 田中充様)

「従来のアトリビューション分析手法では、「最終的に CV へとつなげた広告の貢献度を、インプレッションの多い広告が計算式の上で奪っているだけではないか」という疑念を完全に振り払うことができませんでした。そこで「ポストインプレッション効果は最終的に CVR の変化として数値に現れるはず」という仮説を立て、今回の取り組みの実施に至りました。ディスプレイ広告によるユーザー心理への影響を確かな数字として観測することができたこの結果を、予算の拡大と新しいチャレンジへの原動力としていければと考えています。」(ディスプレイ広告運用担当 棚橋寿充様)

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(左から、増井様、棚橋様、田中様)



レバレジーズ株式会社
自社メディア事業、人材関連事業、システムエンジニアリング事業
http://leverages.jp/

Posted byJames Beser, Sr. Product Manager

ライトボックス広告(英語記事)Google のエンゲージメント広告(英語記事)の一種で、3 月の提供開始以来、順調に成長を遂げています。ユーザーがエンゲージした時のみ費用が発生するこのインタラクティブな広告フォーマットを通じ、広告主の皆様はウェブ上でブランドメッセージを広めることができます。

本日は、このライトボックス広告の新機能「Google Catalogs in Lightbox」をご紹介します。

魅力的なストーリーを届けるために、多額の投資を行って紙のカタログを作成している広告主の皆様も少なくないでしょう。Google では、ユーザーがこうしたカタログをより簡単に閲覧できるよう、ウェブを通じてデジタル版のカタログとユーザーとつなげたいと考えています。

Google Catalogs in Lightbox では、ユーザーは簡単にデジタル版カタログを閲覧し、新商品やその価格をチェックしたり、閲覧していたページから離れることなく商品ページに進むことが可能です。

広告主様にとっては、ページ閲覧や商品表示などのデータを通じ、今まで以上に深く顧客を知る手段でもあります。また料金は、カタログが閲覧された時のみ、エンゲージメント課金(CPE)に基づいて発生します。

この美しいカタログ フォーマットは、ユーザーの方々からも好評です。また広告主の皆様からは、既存の PDF ファイルと Google Merchant Center フィードを使って、簡単にオンラインカタログを作成できたとの声をいただいています。さらに、このライトボックス広告を掲載したパートナー サイトでは、CPM が 2 倍に向上しています。

米国への観光を促進している Brand USA は、Google Catalogs in Lightbox のベータ プログラムに参加して、カナダの観光客にインタラクティブな旅行ガイドを紹介しました。既存の印刷観光ガイドをデジタル化して、オンラインで掲載した結果、このガイドはカナダの人口の 1/5 にまで届き、カナダ人の 40 人に 1 人が積極的にエンゲージしたのです。



このフォーマットにご興味をお持ちでしたら、営業担当者までご連絡ください。

Posted by 桂田 博司 - 第一広告営業本部 自動車業界担当 アカウント プランナー

モバイル・PC 関連事業を軸に、2000 年の設立以来新しい事業の開拓に積極的に挑戦し続ける株式会社エイチーム。現在は、「エンターテイメント事業」と「ライフサポート事業」の異なる 2 つの事業を主軸として、スマートフォンアプリやソーシャルアプリ、PC 向け比較サイト、予約サイトの企画・開発・運営に取り組んでいます。中でも 2007 年に開設した『かんたん車査定ガイド(ナビクル)』は、簡単な車情報の入力だけで最大 10 社に一括で見積もり依頼ができる比較サイトとして利用者を拡大しています。

当サイトの利用者をさらに拡大するため、同社では 2012 年 3 月に機能刷新された “キーワードによる新コンテンツ ターゲット” を活用。その結果、検索連動型広告並の CPA(獲得コスト)で潜在顧客を獲得することに成功しました。この一連の施策について、株式会社エイチーム 比較サイト事業部 部長 間瀬 文雄氏、マネージャー 松田 幸司氏にお話を伺いました。

潜在顧客獲得にあたり見えてきた課題

『かんたん車査定ガイド(ナビクル)』は、車査定のニーズに応えるためのメディアです。サイトへの集客は、その大部分を検索連動型広告、純広告、ネットワーク広告などのオンライン広告に頼っていますが、その中でも検索連動型広告の占める割合は高く、車査定に対する顕在ニーズには対応することができていました。そしてさらに多くの顧客を獲得するにあたり、同社はいくつかの課題に直面しました。

「検索連動型広告は既に"車 査定"などニーズが具体化していて検索をするユーザーに対してはアプローチはできますが、それより前段階の潜在ニーズを持つユーザーに対するアプローチは難しいと言われています。

しかし、顧客数を拡大するためには、これらの潜在ニーズを持つユーザーに対し、早い段階で接触をする必要がありました。車の買い取りや下取りという行動の前には、車の買い替えという動きがあります。これらの買い替えを検討しているユーザーは、検索よりもどちらかと言えば車の情報サイトを見ています。また、50 代以上の層にもアプローチをしたいと思うと、なかなかリスティング広告だけではカバーしきれません。かといって、いきなり純広告を掲載するのも戸惑いがありました。

ちょうどその時、Google AdWords でキーワードによる新コンテンツ ターゲットが登場したため、これならスモールスタートで素早く PDCA を回すことができると考えました。」(間瀬氏)

 より柔軟に、広告精度を高める "キーワードによる新しいコンテンツ ターゲット"

Google ディスプレイ ネットワークのウェブサイトを閲覧中のユーザーに対するアプローチ方法として既に多くのお客様にご利用いただいているコンテンツ ターゲットは、予め設定したキーワードに関連するウェブ コンテンツ ページに幅広く広告を掲載することができる配信手法です。既に具体的な検索キーワードが頭に浮かんでいる、ニーズが顕在化したユーザーではなく、興味・関心があるウェブ コンテンツを閲覧中のユーザーに広告を表示することができるため、ニーズがまだ検索に至るほど顕在化していない、いわゆる潜在顧客層と接点を持つチャンスがあります。

これまでコンテンツ ターゲットでは、広告グループに登録されたキーワード群をもとに、その広告グループ全体のテーマと関連性の高いウェブ ページへの広告配信が行われていました。しかし、コンテンツ ターゲットの仕組みが刷新されたことにより、広告グループ内の個々のキーワード単位で配信先を調整できるようになりました。これにより、設定がさらに柔軟になり、広告配信の精度を高めることができるようになりました。

同社はキーワードによる新コンテンツ ターゲットを導入し、乗り換え対象となる新車や中古車を探して車関連のウェブサイトを閲覧している自動車保有層にアプローチをはじめました。

「キーワードによる新コンテンツ ターゲットへの移行に伴い、効果もすぐに見えてきました。同じ獲得単価で潜在層にアプローチでき、新たな顧客獲得機会を創り出すことができたと思います。」(松田氏)

これまでの主たる集客手段であった検索連動型広告と比較すると、その結果は非常に満足がいくものでした。検索連動型と同等もしくはそれより下回る CPA で潜在顧客層がコンバージョンに至り、さらにディスプレイ ネットワークへの予算を投下したところ、これまでの獲得数に加え、さらに新たなコンバージョンを獲得することに成功しました。



キーワードによる新しいコンテンツ ターゲットを活用した潜在顧客への効率的なアプローチが、新たな顧客獲得の大きなきっかけへとつながったのです。

最適化を自動化し、PDCA サイクルを素早く回す
〜ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーの活用〜

Google ディスプレイ ネットワーク上のウェブ サイトやウェブ コンテンツは日々変わり、それに対し常に最適化を図ることで効果の向上を見込むことができます。ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーは、目標コンバージョン単価、広告、予算を設定するだけで、ターゲット設定と単価設定の両方を自動的に最適化し、ディスプレイ ネットワーク キャンペーンのコンバージョン数を増やす手助けをするツールです。

同社はキーワードによる新しいコンテンツ ターゲットを使った広告配信をはじめてから 2 ヶ月後、ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーの設定を完了、その結果、翌日から早くも効果が表れました。



最適化を施したことでコンバージョン数を増やすことができ、自動最適化で CPA が下がったため、これまでの獲得コンバージョン数に対する全体予算を下げることができました。その結果、新たな顧客を獲得するためにその予算を使うことができるようになりました。

「ディスプレイ ネットワークへ広告配信をすると、必ず検証しなくてはならないのが広告配信先です。常にコンバージョンを生み出すウェブ コンテンツ上に広告が掲載されているのかを確認し、チューニングする必要があります。ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーはこれを自動化してくれるので、業務の効率化に大きく役立っています。」(松田氏)

キーワードによる新しいコンテンツ ターゲットを導入し、それをさらに効率化させるためにディスプレイ キャンペーン オプティマイザーで最適化を自動化。こうした効果的な機能の組み合わせが効率の良い顧客獲得へとつながっています。



"検索連動型広告とは異なる手段で手応えを感じることができたのは、当社にとって大きなチャンスです。スマートフォン対応やディスプレイ ネットワークでの広告配信など、今後も積極的に Google AdWords を活用していきたいですね。"
- (右から)株式会社エイチーム 比較サイト事業部 部長 間瀬 文雄氏、マネージャー 松田 幸司氏


Posted by 丹下 智貴 - 広告ソリューション推進本部、麦島 修 - 西日本営業部

「おいしさと健康」を企業理念とし、これまでに多くのヒット商品を世に送り出し続けてきた江崎グリコ株式会社。同社では、主に若年層や女性層に対してポッキーのブランドイメージやその世界観を HTML5 を使った新しい技術でエンターテインメントに昇華することで、ポッキーがより愛される存在になっていくことを目指し、2012 年 3 月より「ポッキーグランプリ」キャンペーンを展開しました。キャンペーンへの誘導手段として、従来では難しかった「プッシュ型のエンターテインメント コンテンツ」を実現し、また広告効果を通常のスマートフォンに最適化されたサイトにおける広告表現と比較・検証するための調査をおこなうため、AdMob ネットワーク広告を採用しました。

商品の世界観を HTML5 を活用し表現

“Stick to fun! - いつも楽しいことといっしょ!” をコンセプトに、誰からも愛されるお菓子「ポッキー」。「ポッキーグランプリ」キャンペーンは、その世界観をスマートフォン特有の機能を活かして、いつでもどこでも楽しめるゲームコンテンツとして表現し、展開されました。キャンペーンは、スマートフォン上で HTML5 で作成をしたアニメーションバナーをクリックすると、フルスクリーンのリッチアドが展開され、ポッキーを使用した「キャッチ」「バランス」「やり投げ」「アーチェリー」「ストップ」の 5 つのミニゲームを用意。SNS も連動させ、ゲーム結果は Twitter、 Facebook で共有できるようにしています。



通常のスマートフォンに最適化されたサイトよりも高い評価を獲得

キャンペーン終了後、同キャンペーンが消費者にどのようなインパクトを与えることができたのかを検証するため調査を実施しました*。その結果、 HTML5 で作成したリッチアドの展開により、様々な指標で消費者に対して影響を与えていることがわかりました。まず、今回のキャンペーンサイトの評価を把握するため、通常のスマートフォンに最適化されたサイトと比較したところ、HTML5 のキャンペーンサイトの方が、全体的にエンゲージメントが深まり、その結果商品関与度が高くなっていることがわかりました。

[キャンペーンサイト評価]


HTML5 を使うことで、ブランドとの接触時間が増加

次に、滞在時間を通常のスマートフォンに最適化されたサイトと比較したところ、通常のサイトを体験したユーザーの 49% が滞在時間「1 分未満」であったのに対し、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーの 78% は滞在時間が「1 分以上」となっていました。特に、滞在時間が「5 分以上」だったと回答したユーザーが全体の 32% と圧倒的に多く、HTML5 を活用したコンテンツにより、長くブランドに接してもらうことに成功しました。

[滞在時間]


興味関心の醸成により、実行動を促すことに成功

次に、当初の目的であるキャンペーンサイトを実際に体験したユーザーが、体験後にどのような行動を起こしたかを質問した結果、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーは、「ポッキー」に対し、何かしら興味を持ち、他のサイトを見たり、周囲にすすめたり、手に取ったりという行動を起こしていたことがわかりました。その中でも、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーの 46% が実際に「商品を食べた」と回答し、商品を実際に手にして食べてもらうことができました。

[キャンペーンサイトを見た際や見た後に行ったこと]


同社では、今回のキャンペーンの結果を受け、今後も消費者との強固なエンゲージメントを構築し、自社商品の販売促進をするために、スマートフォンへの HTML5 で作成をしたリッチコンテンツの提供と誘導強化としての AdMob の活用を推進していこうとしています。

AdMob に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。

*調査概要
調査方法:モバイルインターネット調査(オープンアンケート方式)、調査地域:日本全国、調査対象:男女 15 歳以上の Android / iPhone / iPod /iPod touch ユーザー、調査回答者数:820S、調査実施期間: 2012 / 3 / 29 - 2012 / 4 / 18、調査実施:ビデオリサーチインタラクティブ

第 1 広告営業本部 アカウントエグゼクティブ 西 康裕

1989 年の創業以来、常に社会構造や労働市場の変化に歩調を合わせながら、マーケットが求めるサービスの追求と提供に取り組む株式会社インテリジェンス。オンラインでは転職総合サイト『DODA』、アルバイト総合サイト『an』、人材派遣情報サイトなどを展開し、総合的な求人情報を提供しています。
以前より Google AdWords を活用し、これらの求人情報を探している方々に対してリーチとアクションを促してきました。今回、同社はテレビ CM のクリエイティブを投資対効果高く、より広範囲にリーチさせるため、Google AdWords の配信方法の1つである TrueView インストリーム広告を採用しました。


TrueView インストリーム広告利用の狙い

TrueView インストリーム広告は Google AdWords で動画広告を配信することができる広告フォーマットです。YouTube のパートナー動画をターゲットに、動画再生ページでプレロールまたはミッドロールとして掲載されます。ユーザーは、動画広告を「視聴する」か、もし興味がない場合は「スキップする」を選択することができます。広告が 5 秒間再生された後、広告をスキップするか残りの部分を見るかを視聴者自身が選択することができるため、本当に視聴をしたい人にだけ広告メッセージを届けることができます。この広告フォーマットの大きな特徴は課金方式 (Cost per View) にあり、広告料金が発生するのは、視聴者が広告を 30 秒間(それより短い広告は最後まで)見た場合のみとなっています。

ターゲット層に対し投資対効果高くリーチを拡大すること、それが今回同社が TrueView インストリーム広告を採用した理由でした。転職総合サイト『DODA』のテレビ CM を放映する際、この CM 素材をより広範囲に、リーチを広げる手段はないかと考えました。CM 素材は 30 秒、つまり TrueView インストリーム広告で課金対象となるのは、CM 素材を最後まで見た視聴者のみとなります。きちんとメッセージを届けることができた視聴者に対してのみ課金がされるこの広告フォーマットであれば、同社は効率的にリーチ拡大が実現できると考えました。また、TrueView インストリーム広告は Google AdWords が持つ精緻なターゲティング機能を活用することができます。転職に興味を示しそうな年代や興味・関心を持っ たユーザーに絞り込んでリーチすることができるため、ターゲット層だけに対して確実にリーチができる手段であることも、利用を決定した理由の 1 つでした。

 



投資対効果高く視聴を促すと同時にウェブサイトへの誘導やコンバージョンにも寄与

TrueView インストリーム広告の掲載は Google AdWords の管理画面から簡単に設定ができるため、利用を決定してからすぐに掲載をおこなうことができました。テレビ CM の放映と同時期に YouTube 上での広告掲載を開始、その際にターゲット層に確実にリーチできるよう、デモグラフィック、キーワード、インタレスト カテゴリ(ユーザーの興味・関心のジャンル)、トピック(ウェブサイトのコンテンツ テーマ)などをターゲット設定すると同時に、一度広告に接触してくれたユーザーに対してリマーケティングを使って再度アプローチすることも視野に入れました。

広告は決して全ての人が最後まで見てくれるものではありません。TrueView インストリーム広告は、広告が実際に表示された回数のうち、最後まで再生された回数を「視聴率」としてレポートします。当該キャンペーンでは視聴率が約 17.0% で、約 6 人に 1 人が完全視聴に至りました。また、最後まで再生された分のみに課金される CPV は平均 8 円と、投資対効果の高いキャンペーン運用に成功しました。

今回のキャンペーンでは動画を通して DODA のブランドイメージを浸透させることを目的としていましたが、TrueView インストリーム広告を使い、具体的なユーザーアクションを促すこともできました。動画からウェブサイトへのクリック率は、同社が Google ディスプレイ ネットワークにディスプレイ広告を掲載している実績* と比較すると約 31.6 倍となり、高いクリック率となりました。また、ウェブサイトへの誘導を促進できたことにより、コンバージョンにも影響がありました。同期間中の Google ディスプレイ ネットワーク全体のコンバージョン数に対する TrueView インストリーム広告からのコンバージョン数の割合は約 39% と、ブランディング目的の施策でしたが、コンバージョンにも寄与しました。*2012/02の集計


完全視聴したユーザー以外には課金されることなくブランドイメージを伝達

広告配信後のレポートを分析すると、また別の発見がありました。TrueView インストリーム広告は、視聴者が広告を 30 秒間(それより短い広告は最後まで)見た場合のみ課金される広告フォーマットですが、キャンペーン メッセージが伝わるだけの長さを視聴していたユーザーも多く存在していることがわかりました。

 


レポートによれば、動画を最後まで視聴したのは全体の17% でしたが、50% 以上視聴したユーザーは 26%、75% 以上視聴したユーザーは 20% と、途中まで興味を持って視聴しているユーザーが半数以上存在していたことがわかります。途中で視聴をやめたユーザーには課金されることはないため、コストを発生させることなく一部でもブランドメッセージを伝えることができました。



「テレビCMと比較して良い点は、フリークエンシー キャップを設定できることです。同じ金額でもフリークエンシーキャップをかけることで、リーチを最大化できます。規模感ではテレビCMに劣るかもしれませんが、データの透明性や細かい配信設定ができる点は AdWords ならではのメリットだと思います。」
(写真左から)株式会社インテリジェンス キャリアディビジョン 事業企画統括部 塚本 祐介氏、大江 信明氏、木下 淳氏

第 2 広告営業本部 第 2 グループ アカウントエグゼクティブ 久米 雅人

1980 年創設の株式会社テアトルアカデミー。芸能界、演劇界などさまざまな分野で活躍できるタレントを養成する総合芸能学院として、数々の人気赤ちゃん、キッズタレントや俳優、シニアタレントを輩出しています。創立 30 周年を前に、2009 年には大宮校、横浜校、2010 年には大阪校を開校し、さらなるタレント候補生の獲得に意欲を見せる同社は、Google AdWords を効果的に活用し、申込者の獲得につなげています。プロモーション全体を統括する、株式会社テアトルアカデミー 広報室 室長 浅井 武士氏にお話を伺いました。


リスティング広告の約 7 割を AdWords に投資
テアトルアカデミーがメッセージを届けたいメインターゲット層は、赤ちゃんやキッズの親、タレント、俳優を目指す若年層、シニア層と多岐に渡ります。これらのターゲット層が接触するメディアでの広告展開が主なプロモーション手段となっており、新聞や雑誌でのオーディション募集の掲載と、オンラインメディアでの広告掲載に重点を置いています。

オンライン広告では、AdWords をはじめとするリスティング、ディスプレイ広告、広告ネットワークへのバナー掲載、モバイル広告、純広告、アフィリエイト広告など様々な方法を活用していますが、その中でもリスティング、ディスプレイ広告は、応募者獲得のための有効な手段であると考えています。

「リスティング、ディスプレイ広告全体予算の約 7 割を AdWords に投資しています。検索連動型広告だけではなく、Google ディスプレイ ネットワークへの広告配信を積極的におこなっており、新しいターゲティングの試みも常にいち早く実践してみるようにしています。」(浅井氏)

ディスプレイ ネットワークは、大手ポータルサイトから特定カテゴリーに特化したウェブサイト、個人のブログまでを網羅した広告ネットワークで、数えきれない程多くのウェブサイトの中からターゲットを指定して広告を配信することができます。同社はこのネットワークを活用し、オーディションや学院への応募について明確な意思を持たないライトモチベーションのターゲット層に対し、オーディションの存在を認知してもらい、応募へつなげるため広告を配信しています。はじめは赤ちゃん系の情報が集まるウェブサイトへコンテンツ ターゲットで広告を配信し、CPA(獲得単価)を確認しながら徐々にテーマを拡大しています。

配信先レポートを見て、投資対効果の高い配信先はプレースメント ターゲットを使ってあらかじめ配信先として指定し、広告を配信しています。ターゲット層と相性の良さそうなテーマを考え、まずは広告を出してみることにしています。CPA を見ながら投資対効果を判断し、テーマを拡大してリーチを広げています。」(浅井氏)


インタレスト カテゴリにいち早く着目
同社がディスプレイ ネットワークへの広告配信を続ける中で、次の手段として着目したのがインタレスト カテゴリでした。インタレスト カテゴリとは、ディスプレイ ネットワークのウェブサイトの中から、1,000 を超える既定の興味、関心のカテゴリのいずれかに関心を寄せるユーザーに向けてのみ広告を配信することができる機能です。コンテンツ ターゲットやプレースメント ターゲットはサイトに掲載されているテーマの関連性が高いものに広告を配信するのに対し、インタレスト カテゴリは過去のサイト閲覧履歴からそのジャンルに興味、関心のあるオーディエンスをターゲティングするため、そのオーディエンスが関連性の低いテーマのサイトにアクセスしている場合でもアプローチが可能となります。同社は、「乳幼児」のカテゴリを指定し、乳幼児に関心の高いユーザーがディスプレイ ネットワークのサイトを閲覧中にも広告を配信するようにしました。インタレスト カテゴリを使って広告を配信した後は、全てのコンバージョンの約 3 割がインタレスト カテゴリからのコンバージョンとなりました。これまでコンテンツ ターゲットやプレースメント ターゲットだけではリーチしきれなかったターゲット層に広告メッセージを届けることで、CPA をほぼ維持したまま、コンバージョン数の純増に成功したのです。

ターゲット層の明確な興味、関心をあらかじめ想定することができる場合には、コンテンツ ターゲットやプレースメント ターゲットと併用してインタレスト カテゴリを活用することで、コンバージョン数を拡大できることが実数値をもって証明されました。


スマートフォン最適化に早くから着目、CVR が 4 〜 5 倍に
こうした積極的な活用を押し進めていく中で、同社が次に早急な対応が必要であると考えたのが、スマートフォンユーザーに対するアプローチでした。

「これまで PC 向けキャンペーンと同じ広告グループ、ランディングページで運用していましたが、スマートフォンに最適化したランディングページと広告クリエイティブを作成し、別のキャンペーンと広告グループで運用を開始しました。スマートフォン ユーザーは急激に増加しており、特に我々がアプローチしている赤ちゃんキッズのお母様層や若者層は、スマートフォンへの買い替えが加速していると感じています。スマートフォン対応を早期に進めれば、応募に必要な写真の送信ももっとスムーズにできるのではないかと考えていました。」

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同社が着目したスマートフォン向けの最適化施策は、運用を開始してすぐに明確な効果となって表れました。同じキーワードを設定した PC 用の広告に比べ、CVR(コンバージョン率)は約 4 〜 5 倍となり、飛躍的に上昇しました。赤ちゃんキッズのお母様層のスマートフォン経由の応募も増え、また現在、AdWords における若者層の応募もスマートフォン経由が目立っており、早くから施策を打った効果であると、浅井氏はスマートフォン向け最適化施策に手応えを感じています。


リスクコントロールできるのが AdWords のメリット
新しい試みにはどんどんチャレンジしていきたい
同社は、Google AdWords について次のように評価しています。「AdWords は細かいセグメントや配信先のコントロールができ、広告配信をスタートした後も、例えば新番組がスタートするタイミングなど、素早くクリエイティブを変更することができます。こうした細かいコントロールを PC 向け広告だけではなく、フィーチャーフォンやスマートフォンで実現できるところが我々の方針とマッチしています。ただし、投資対効果が良いからといって、マスへの広告出稿を全面的に止めるというわけではありません。例えば、新聞広告を出稿することにより、オンライン広告からの申込み後の来場率が高まるという結果も出ています。今後はマス広告との効率的な組み合わせを検討していくことがテーマであると考えています。」

新しい取り組みをいち早く取り入れることにより、新しいマーケットを作り、成果を伴ってきたとこれまでの施策について振り返りながら、同社はまた次の新しいチャレンジへの検討を続けています。


「AdWords で新しい機能が出ると、まずはすぐにやってみることにしています。効果が良ければ投資を拡大し、そうでなければ運用を見直す。AdWords はそうしたフレキシブルな対応ができることが魅力です。」

株式会社テアトルアカデミー   広報室 室長 浅井 武士氏

広告営業本部 リテール業界担当 アソシエイト アカウント マネージャー 久保寺佑季

株式会社インターワールドは、「SHOP JAPAN®」「Hill’s Collection ®」「exabody ®」などで知られるテレビショッピングを展開する株式会社オークローンマーケティングのグループ会社で、主にこれらのサービスの広告戦略企画や実施を担当しています。同社は早いタイミングからテレビショッピングと連動したウェブサイトを構築し、Google AdWords を使ったオンラインプロモーションをおこなってきました。近年では検索連動型広告に加え、Google ディスプレイ ネットワークへの広告配信を意欲的に実施しています。その取り組みについて、株式会社インターワールド 常務取締役 メディア本部長 村中智光氏、メディア本部 クロスメディア ディヴィジョン インターネットDR メディア セクションの山田正芳氏、児玉花菜子氏、福島絵里子氏にお話を伺いました。


ウェブ上の “コールセンター” として
テレビ視聴以外の顧客を獲得する新たなメディアとして
テレビショッピングを主体とし事業展開をする中で、ウェブサイトは大きく 2 つのポイントで同社では重要な位置づけとなっています。1 つはウェブ上の”コールセンター”として迷わず購入につなげるための位置づけ、もう 1 つは、テレビ視聴以外の顧客を獲得する新たなメディアとしての位置づけです。前者は、テレビショッピングを見た人を的確にサイトへ誘導するため、まさにウェブ上のコールセンター的な役割を果たしていますが、近年テレビショッピングは見ていないものの、商品に対するニーズが高い消費者をどのようにウェブサイトへ誘導するかが重要な戦略となっていました。

こうした事業のオンライン戦略と並行する形で、Google AdWords の活用範囲は広がっていきました。商品名などをダイレクトに検索する消費者に向け広告を表示する検索連動型広告から、商品に興味を持ってくれそうな消費者が多く集まるブログサイトや商品に近しいサイトなどが集まる Google ディスプレイ ネットワークへの広告掲載に投資範囲が拡大し、現在では AdWords のターゲティング手法であるリマーケティングを軸に効率的にコンバージョンを獲得しつつ、ディスプレイ広告の利用を拡大しています。

「弊社では、広告の掲載効果としてコンバージョンを重視しています。新しい施策についてトライ & エラーは繰り返すべきだと考えていますが、一般的に純広告は予算や最適化を考えると気軽にトライしづらいものです。その点、AdWords は、少額の予算でも新たな施策を実行しやすいので、まずはやってみようと思いました。」(村中氏)


リマーケティングを利用し効率的にコンバージョンを拡大
ディスプレイ広告の積極的な活用を進める中、同社は AdWords のリマーケティングを導入。そのきっかけは、一度ウェブサイトに訪れた消費者を如何に効率良くコンバージョンに結びつけることができるかを検討していたことでした。

[購入の段階ごとにリストを分けて生成し、リマーケティングで広告を配信]

「コールセンターにお電話いただいたお客様のうち、6 ~7 割が商品購入につながっていますが、ウェブサイトはそれに比べ低い数値となっています。興味を持ってウェブサイトにいらしてくださったのに、その機会を損失しているのです。一度サイトへ来訪したお客様へリマーケティングで再アプローチすることが、有効な方法ではないかと考えました。」(村中氏)

一度ウェブサイトに訪れたユーザーをリスト化し、リマーケティングで再度広告を配信した結果、CPA (獲得単価)は一般的なキーワードによる検索連動型広告の -88% に。商品名に関連するキーワード以外の一般キーワードにおける検索連動型広告の CPA に比べ、リマーケティングの CPA が大幅に低くなりました。また、費用対効果を見ながら徐々に配信先を広げていった結果、リマーケティングによる購入が昨年の3倍以上に増加し、投資対効果の高い新規顧客の獲得に成功しました。


インタレスト カテゴリ+リマーケティングで新規顧客のみをターゲットに
リマーケティングによる効率的なコンバージョン数の拡大をさらに加速すべく、同社が次に活用したのがインタレスト カテゴリでした。インタレスト カテゴリは、Google ディスプレイ ネットワーク全体のターゲット ユーザー層にアプローチできるターゲティング手法で、予め選択したカテゴリ(自動車ファン、スポーツファン、旅行ファンなど)に関心があると思われるユーザーに対して広告が表示される機能です。同社はこの機能を使い、例えば釣りに関連する商材の場合は釣りに興味がある男性のカテゴリを選択するなど、明確にマッチするカテゴリに対して広告を配信しました。
そしてさらに、これらの広告からサイトにアクセスしたものの、直接コンバージョンに至らなかったユーザーに再アプローチをすべく、リマーケティングを活用。インタレスト カテゴリで配信した広告から購入に至ったユーザーをリスト化し、購入済みユーザーを除外してリマーケティングで広告を配信することで、興味がありそうな潜在顧客層のみをターゲットにアプローチすることができました。

[インタレスト カテゴリとリマーケティングの組み合わせで広告を配信]

結果、新規顧客からのコンバージョンが大幅に拡大しました。リマーケティングの実施前に比べ、コンバージョン数は約 9 倍、CPA は -65% と、ターゲットを絞って広告の配信をコントロールすることで、投資対効果高く新規顧客を獲得することができたのです。

「AdWords は広告クリエイティブ、ターゲティング、配信期間の自由度などのニーズが満たされており、また、PDCA サイクルを早くまわせるためトライ & エラーを検証しやすいと思います。」と AdWords の戦略策定に携わるチームの皆さんは評価しています。今後はスマートフォンユーザー向けの広告最適化や YouTube をプラットフォームにした動画プロモーション/動画を視聴したユーザーに対するリマーケティングでのアプローチなどを検討しているとのことです。

「リマーケティングを活用するには、リストの事前準備が必要です。ウェブマスターチームとのスムーズな連携を心掛け、シーズン需要の盛り上がりタイミングに備え、広告配信予定期間より前もってリストを蓄積するようにしています。」
(右より)
株式会社インターワールド 
常務取締役 メディア本部長 村中智光氏、メディア本部 クロスメディアディヴィジョン インターネットDRメディア セクション 福島絵里子氏、リーダー 児玉花菜子氏、マネージャー 山田正芳氏


Google ディスプレイ ネットワークについてはこちらのページを、その他の活用事例については、こちらのページをご確認ください。

Christian Oestlien プロダクトマネージャー

Google では数ヶ月前に、検索中のユーザーが信頼できる友人や知人のおすすめ情報を簡単に見つけることができる、+1 ボタンという機能をリリースしました。信頼できる知り合いが推奨する情報は、最も有効な情報源の 1 つです。その後 +1 ボタンは世界中で何百万ものウェブサイトに設置され、毎日 40 億回以上も表示されています。そして10月上旬からいよいよウェブ上のディスプレイ広告でも +1 ボタンをご利用いただけるようになります。

お客様が Google ディスプレイ ネットワークにディスプレイ広告を掲載している場合は、広告に +1 ボタンとおすすめ情報が表示されるようになります。ユーザーはワンクリックで広告のリンク先ページを友人や知人にすすめることができます。

ディスプレイ広告に個人的なおすすめを組み込むことで、ユーザーと広告の関係性の変化が期待できます。友人や知人のおすすめ情報が表示されるようになることで、ディスプレイ広告はより強力なものになります。

たとえば、A さんが割引航空券の広告を見て、友人にもすすめようと +1 ボタンをクリックしたとします。その後、Google にログインしている A さんの友人や知人にその割引航空券の広告が表示されると、広告の下に A さんの写真と A さんが +1 したことを示すテキストが表示されます。

(PC 広告 サンプル)
(モバイル広告 サンプル)
+1 ボタンとおすすめ情報はディスプレイ広告の下部に表示され、ユーザーが広告にカーソルを合わせるまではフェード アウトした状態になります。「x」をクリックすると、その時点でオーバーレイは非表示になります。

また、この広告が A さんの友人や知人に表示される可能性も高くなります。友人のおすすめは高い関連性を示すシグナルとなるので、Google ディスプレイ ネットワークでは、ユーザーによる推奨を受けている広告を積極的に表示します。具体的には、推奨したユーザーの友人がアクセスするすべてのページで、その広告がオークションに含められます。もちろん、特定のプレースメントやユーザー層(インタレスト カテゴリリマーケティング リストなど)をターゲットに設定している場合は、設定した条件に一致するページにのみ広告が表示されます。また、除外しているプレースメントやカテゴリで広告が表示されることはありません。

なお、広告に対する +1 は、広告のリンク先ページに対応付けられます。そのため、+1 ボタンが検索結果ページ、ウェブサイト、ディスプレイ広告のどこでクリックされても、結果に違いはありません。あるコンテンツを +1 すれば、表示されている場所を問わず、ウェブ全体でそのコンテンツに対して +1 が 1 つ適用されます。

なお、Google ディスプレイ ネットワークの +1 ボタンは、イメージ広告、GIF 形式のアニメーション広告、Flash 広告、ディスプレイ広告ビルダーで作成した広告、厳選されたモバイル広告枠に追加されます。また、Google ディスプレイ ネットワークの内外どちらにも掲載可能な DoubleClick リッチメディア広告に、+1 ボタンを含めるよう設定することもできます。

広告に +1 ボタンやおすすめ情報を表示したくない場合は、本日より AdWords のキャンペーン設定でキャンペーンごとに無効化できます。

+1 ボタンの詳細や、広告と検索結果に与える影響については、Google の +1 ボタンに関するサイトをご覧ください。

スモールビジネス マーケティング チーム

Google では毎日、AdWords  をご運用いただいている広告主様から、たくさんのお問い合わせをいただいております。今回はその中から、多くお問い合わせをいただく内容を、それらに関連するビデオと共に、一部ご紹介したいと思います。


1. 広告ランクの仕組み
AdWords では、広告の掲載順位はすべて「広告ランク」によって決定され、広告ランクが高い順に、広告が検索ページやディスプレイ ネットワーク上のページに表示されます。なお、この「広告ランク」は「入札単価」と「品質スコア」の 2 つの要素により決定され、このどちらか、または両方を高めていただくことが「広告ランク」の改善につながります。
広告ランクの仕組みや改善方法について、さらに詳しくお知りになりたい方はこちら。 [ 動画を見る ]

2. コンバージョン トラッキング
ご運用中の広告やキーワードの効果を的確に把握するには、コンバージョンに注目してみてください。ご予算に対して、何件のコンバージョンが発生したかをご確認いただくことで、費用対効果と運用上の課題を把握することができます。無料のコンバージョン トラッキング機能で、このコンバージョンを分析いただけます。
コンバージョンやコンバージョン トラッキングに関する詳しいビデオはこちら。 [ 動画を見る ]

3. Google ディスプレイ ネットワークへの広告配信
Google ディスプレイ ネットワークは、AdWords 広告を掲載する 100 万以上もの Google ディスプレイ パートナー、YouTube、Google 関連サイトで構成されます。さらにディスプレイ ネットワークでは、テキストや画像、リッチメディア、動画など、さまざまな広告フォーマットが利用でき、ユーザーの関心を惹き付ける広告を幅広く配信することが可能です。
ディスプレイ ネットワークに関する詳細や、広告の配信方法に関するビデオはこちら。 [ 動画を見る ]

4. モバイル広告の運用
AdWords ではPCに加えて、Android や iPhone などフル インターネット ブラウザを搭載した高機能端末のほか、日本で一般的に普及している従来型の携帯電話にも広告が配信できます。現在、モバイル端末からの検索数やAdWords 広告の表示数およびクリック数は急成長しており、この成長は今後も継続していくと考えられています。
モバイル広告の運用に関する詳細や、設定方法に関するビデオはこちら。 [ 動画を見る ]

いかがでしたでしょうか?これらのヒントが広告主様のお役に立ちましたら幸いです。

AdWords オンライン教室では、以上のようなご運用のヒントとなる情報を、ビデオ形式にて多数ご覧いただけます。ご運用状況や目的別にわかりやすくご紹介しておりますので、ぜひご活用ください。

Stuart Spiteri アジア太平洋地域 プラットフォーム部門 ディレクター

今や数十万もの広告主がビジネス拡大のために検索連動型広告を利用しています。検索エンジンでユーザーが検索したキーワードに的確に関連した広告を検索結果画面に表示するテキスト形式の広告は、十年近くの技術革新を経て、ビジネスと顧客との接点を提供するオープンなプラットフォームとして確立されています。

今では、画像や映像、インタラクティブ広告などのディスプレイ広告を目にすることも増えてきました。検索連動型広告と同様、ユーザーに興味を抱いている分野の製品やサービス、アイデアの情報を提供します。また、広告主にとってディスプレイ広告は認知と売り上げの拡大に必要不可欠です。ウェブサイトの運営者やオンライン媒体社にとっては、ユーザーが利用するオンラインコンテンツやウェブサービスの運用資金を生みます。

しかし、多数のディスプレイ広告のフォーマットが存在し、膨大なウェブサイトの選択肢があるなかで、広告主がディスプレイ広告キャンペーンを企画・管理するには相当な時間が必要となります。この煩雑性のため、多くの広告主はディスプレイ広告に手を出しあぐねているか、もしくは限られた範囲で諦めてしまっています。

一方で、パブリッシャーの中には 80 %もの広告枠の余剰を抱えているものもあります。販売した広告枠についても、莫大な数の広告主とキャンペーンの管理に追われています。

Google は、より優れた技術の上に作られた優れたシステムが、ディスプレイ広告市場全体のパイを拡大し、全員にとってのメリットをもたらすことができると信じています。

Google のディスプレイ広告へのアプローチの 3 原則は以下の通りです:

1.ディスプレイ広告の売買システムの簡素化
DoubleClick 広告製品は、広告主及び媒体が数千にも及ぶサイトに渡る広告キャンペーンや広告フォーマットの管理を容易にします。

2.広告主や代理店が測定できる効果の明示
Google ディスプレイネットワークと YouTube 全体にディスプレイ広告キャンペーンを展開することができるよう、新しい機能を追加しています。また、広告の効果を測定できる指標とレポーティング技術の開発を続けています。

3.エコシステムの開放
検索連動型広告同様に、ディスプレイ広告もオープンで手軽なものにしたいと考えています。

Google はこれら 3 原則を実践できるように取り組んできました。そして本日、DoubleClick Ad Exchange を発表し、参加者全員にとってオープンなディスプレイ広告のエコシステムを作るために前進することができることを嬉しく思います。DoubleClick Ad Exchange はオンライン媒体と広告ネットワーク・代理店ネットワークの間のディスプレイ広告枠の売買がリアルタイムで取引できるマーケットプレイスです。

媒体と広告ネットワークは大量の広告と広告枠を管理しています。リアルタイム入札で価格設定が行えるオープンマーケットプレイスで(メディアを購入する)バイヤーと(広告を販売する)セラー(オンライン媒体社)をつなげることで、Ad Exchange はディスプレイ広告や広告枠をより効率的に、より容易にインターネット上で割り当て・展開することができます。これにより広告主の ROI を高め、媒体のオンラインコンテンツによる収益の最適化を図ることができます。

AdWords の広告主は既存の AdWords 同様のインターフェースを使用して Ad Exchange 内のサイトに広告を出稿することができるようになります。つまり、より質の高いサイトに広告を出稿することができるということになります。同様に、Ad Exchange はまた、AdSense 媒体により多くの、そしてより質の高いディスプレイ広告の広告主との取引の機会を提供します。

ディスプレイ広告市場全体のシェアを拡大することは、広告主、媒体、最終的にはユーザーのインターネットでの体験をより良いものにすると信じています。DoubleClick Ad Exchange は、よりオープンなマーケットプレイスの創出に貢献し、また、そのビジョンの達成に向けての確実な一歩となります。

Andrew Truong アソシエイト プロダクト マーケティング マネージャー

このほど、Google ディスプレイ ネットワークのキャンペーン設定の仕組みを一部変更いたしました。お客様のキャンペーンが以下の条件に該当する場合は、広告の掲載場所に若干の変化が見られるようになります。
  • Google ディスプレイ ネットワークに広告を掲載するよう設定している
  • 少なくとも 1 つの広告グループでキーワードだけをターゲット設定している
  • キャンペーンの設定で [手動プレースメント、手動ユーザー層、手動トピックの関連ページのみ] を選択している

変更の背景
Google ディスプレイ ネットワーク キャンペーンの設定には、次の 2 つのオプションが用意されています。
  1. ネットワーク全体の関連性の高いページ
  2. 手動プレースメント、手動ユーザー層、手動トピックの関連ページのみ

オプション(1)を選択した場合、キャンペーンのキーワードに基づき、関連性の高いウェブページに広告が自動的に表示されます。オプション(2)を選択した場合、指定したプレースメント、ユーザー層、トピックの中で、関連性の高いウェブページに広告が表示されるので、広告の掲載場所を細かく設定することができます。

現在のところ、オプション(2)を選択し、キーワードを追加しただけでは、広告は表示されません。つまり、該当する広告グループの Google ディスプレイ ネットワークでの表示回数は 0 回になります。

たとえば、お客様がテニス シューズを販売しており、「スポーツ シューズ」、「テニス シューズ」、「スニーカー」というキーワードを指定しているとします。ディスプレイ ネットワークにのみ広告を掲載するよう設定し、[手動プレースメント、手動ユーザー層、手動トピックの関連ページのみ] を選択している場合、広告は指定されたプレースメント、ユーザー層、トピックに対してのみ表示されます。この例では、トピック、プレースメント、ユーザー層を使用していないため、広告は Google ディスプレイ ネットワークに表示されません。

変更後
このように設定の矛盾する広告は、指定されたキーワードに基づき、Google ネットワーク全体の関連ページに掲載されるようになります。先ほどの例でご説明しますと、「スポーツ シューズ」、「テニス シューズ」、「スニーカー」に関連する Google ディスプレイ ネットワーク上のページにお客様の広告が掲載されるようになります。

プレースメント、ユーザー層、トピックを追加した場合は、これまで同様、広告はそのプレースメント、ユーザー層、トピックに関連するページだけに表示されます。

重要
既存の広告グループについては、上記の条件に該当する場合もネットワーク全体の関連ページに表示されるようにはならないため、変更は特に必要ありません。(詳細についてこちらをご確認ください)

また、このキャンペーン設定の変更に伴い、オプションの名称も次のように変更いたしました。
  1. 最も幅広いターゲット設定に一致するページに広告を表示
  2. 選択したすべてのターゲット設定に一致するページにのみ広告を表示
変更前 変更後
ネットワーク全体の関連性の高いページ 最も幅広いターゲット設定に一致するページに広告を表示
手動プレースメント、手動ユーザー層、手動トピックの関連ページのみ 選択したすべてのターゲット設定に一致するページにのみ広告を表示

いかがでしたでしょうか。キャンペーン設定の使用方法や、ターゲット設定による広告掲載場所の管理方法の詳細については、こちらのヘルプセンターをご覧ください。

Jon Krafcik ディスプレイネットワーク プロダクトマネージャー

認知度の向上や売上の増加のどちらを目標とする場合でも、  宣伝する商品やサービスに関心のあるユーザーにリーチすることが不可欠です。Google ディスプレイ ネットワークのコンテンツ ターゲットでは、ターゲット ユーザーが関連するコンテンツを閲覧して関心を示すまさにそのタイミングで広告を表示できます。しかし、カメラのページを見ていたユーザーがニュース サイトやお気に入りのブログを閲覧する場合はどうでしょうか。カメラ会社のマーケティング担当者は、カメラに関心を示したユーザーに広告を表示したくても、カメラと関係のないサイトではコンテンツ ターゲットを使用できません。

Google では、2 年ほど前に Google ディスプレイ ネットワークでインタレスト カテゴリのベータ版の提供を開始しましたが、 この機能を徐々に拡大し、このたびすべての AdWords 広告主様にご利用いただけるようになりました。仕組みを簡単にご説明すると、システムでユーザーがアクセスしたページの種類を分析し、最後のアクセスからの経過時間とアクセス頻度を考慮して、そのユーザーのブラウザをインタレスト カテゴリに関連付けます。 このカテゴリを利用して、関連するコンテンツのサイトだけでなく、Google ディスプレイ ネットワークのあらゆる種類のサイトで、商品やサービスを購入する可能性の高いユーザーに広告を表示することができます。

エコツアーから携帯電話に至るまで 1,000 を超えるインタレスト カテゴリの中から、ビジネスに合ったカテゴリを探していただけます。そしてこれらのカテゴリに関心を持ち、ディスプレイ ネットワークに日々アクセスする 5 億を超えるユーザーを対象に、幅広く潜在顧客にリーチすることができます。費用はこれまでどおりオークション方式で決まるクリック単価やインプレッション単価でお支払いいただきます。インタレスト カテゴリのベータ版をご利用になった広告主様は、ブランド認知度を 40 % 向上させたり、売上あたりの広告費用を抑えつつコンバージョン数を 400 % 増やしたり、とさまざまな目標を達成しておられます。

インタレスト カテゴリの正式リリース後も引き続き最高レベルの管理性と透明性を提供できるよう努めてまいります。ユーザーは Ads Preferences Manager を使用してインタレスト カテゴリの表示や編集、インタレスト ベース広告のオプトアウトをいつでも行うことができます。 また、広告には Ads by Google ロゴのラベルを表示して、広告であることを明示し、表示される広告をユーザーが管理できるようにしています。

広告キャンペーンでインタレスト カテゴリをぜひご活用いただき、 関心の高いユーザーへのリーチ拡大、商品やサービスの認知度向上、売上の増加にお役立てください。 詳しくは、ヘルプセンター をご覧ください。

パートナーデベロップメントチーム

このたび、Google は楽天株式会社とパートナー契約を締結し、楽天グループが運営する下記サイトに Google AdSense が導入されることになりました。

この提携により、Google AdWords の広告主の皆さまは、検索およびコンテンツ連動広告を楽天グループサイトの多様なユーザーに向けて配信することが可能となります。今後も、さらなるサイト展開に引き続き取り組んでいく予定です。

楽天ツールバー
2011 年 5 月 10 日より、PC 版 Google AdSense(検索連動型広告)が楽天ツールバーに導入されます。
楽天ツールバーは、月間ユニークユーザー約 100 万人*、月間約 2 億クエリ*という利用者がいる検索サービスです。

インフォシーク
2011 年 5 月 10 日より、PC版 Google AdSense(検索連動型広告およびコンテンツ連動型広告)がインフォシークに導入されます。

インフォシークは、Top ページで月間ユニークユーザー 265 万人*、月間約 5000 万 PV*、インフォシークニュースで月間ユニークユーザー 300 万人*、月間約 1 億 PV* という国内最大級のポータルサイトで、インフォシークニュースやインフォシーク地図、みんなのニュースなど複数のサイトに配信されます。

前略プロフィール
5 月 12 日より PC 版 Google AdSense(コンテンツ連動型広告)、モバイル版 Google AdSense(検索連動型広告およびコンテンツ連動型広告)がそれぞれ導入されることとなります。

前略プロフィールは、無料で利用可能な中高生向けプロフィール作成サイトです。ミニブログやアルバム機能などが充実しており、特に 10 代の利用者が高い割合をしめています。利用状況はモバイル会員数 450 万人*、月間約 20 億 PV* となっています。

*データ出典: 楽天グループ媒体資料

Lisa Shieh プロダクトマーケティングマネージャー

Google ディスプレイ ネットワークでは、広告対象の商品やサービスに関連するウェブコンテンツを広告掲載のターゲットにすることができます。

この方法はコンテンツ ターゲットと呼ばれており、広告に直接関連するコンテンツを閲覧するユーザーに対して広告を表示できるため、多くの広告主様にご利用いただいています。具体的なターゲット方法として、これまでは商品やサービスに関連するウェブサイトに広告が掲載されるよう複数の「キーワード」を組み合わせる必要がありましたが、今週からは新たに「トピック」を指定して Google ディスプレイ ネットワーク上のページに広告を表示できるようになりました。

この方法を利用すると、1,750 種類以上のトピックやサブトピックから最適なものを選択でき、提供している商品やサービスに関連するコンテンツに興味を持っているユーザーにいち早くアピールできます。

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トピックとキーワードの違い
トピックを利用すると、幅広いコンテンツをターゲットにすることができます。このため、多くのユーザーにすばやく、しかも簡単にアプローチでき、認知度を高めたり売上を伸ばしたりするのに適しています。

各ページのトピックは、ページ上の語句をすべて調べたうえで総合的に判断されます。このため、ページと広告との関連性が個々のキーワードに左右されにくくなります。逆に、キーワードによるコンテンツ ターゲットでは、ご自身で個々のキーワードを組み合わせて広告グループのテーマを形成するため、ディスプレイ ネットワーク上で一段と的を絞ったページを広告のターゲットにすることができます。

このように、異なった特徴を持つ 2 つのターゲット方法ですが、実はこの 2 つを組み合わせて Google ディスプレイ ネットワーク上のユーザーに効果的にアプローチすることもできます。それでは、これらを組み合わせた活用方法を見てみましょう。

ここではデジタル カメラの販売を例に、キーワードとトピックを併用して、認知度を高めたり売上を伸ばしたりといった複数のキャンペーン目標を達成する方法をご紹介します。
  1. サブトピック「ニュース、出来事 >> テクノロジー関連のニュース」をターゲットに設定した広告グループでディスプレイ広告を作成し、テクノロジーに関心のあるユーザーに対して対象のカメラの認知度を高めます。
  2. 次に、サブトピック「写真、ビデオ >> カメラ」をターゲットに設定し、動画などのディスプレイ広告やリッチメディア広告のフォーマットを使用して、カメラに関心のあるユーザーに商品の機能やメリットを理解してもらいます。
  3. 最後に、キーワード用の広告グループを別途作成し、宣伝対象のブランドやモデルに合わせたキーワードを作成します。その後、カメラに対する特典や割引があるテキスト広告やディスプレイ広告を掲載し、対象カメラのブランドやモデルのレビューを読んでいるユーザーに購入を促します。
以上、キーワードとトピックを併用することで、1. 認知度を高め、2. 購入の際の検討対象となり、3. さらに購入を促すという一連の流れをご紹介しましたが、これは活用方法のほんの一例です。また、トピックやサブトピックを除外して、ターゲットを絞り込むこともできます。

トピックによるコンテンツ ターゲットでは、ディスプレイ ネットワークでの他のターゲット方法と同様、テキスト、ディスプレイ、動画、リッチメディアといったあらゆる広告フォーマットを利用できます。また、クリック単価(CPC)、インプレッション単価(CPM)、コンバージョン単価(CPA)といったあらゆる単価設定オプションもサポートしています。URL レベルのレポートや、コンバージョン オプティマイザーなどの他のツールも引き続きご活用いただけます。


このターゲット設定オプションがご自身に適したものかどうかご不明の場合は、こちらのトピックターゲットに関するヒントをご覧ください。さらに、機能に関する詳細についてはこちらのヘルプセンターの記事をご覧ください。

Posted by Kari Wilson プロダクト マーケティング マネージャー

Google ではディスプレイ広告をどのような規模や予算の広告主様にもご活用いただけるよう努めております。その一環として、2008 年にディスプレイ広告を簡単に作成できる無料のディスプレイ広告ビルダーをリリースし、現在も日々多くの広告主様にご活用いただいております。

このたびはこのディスプレイ広告ビルダーを改善し、コンバージョンの獲得からブランド認知度の向上まで、あらゆるマーケティング目標により一層お役立ていただけるようになりました。

広告管理を効率化する一括コピーと編集の機能
最新バージョンの AdWords Editor を使用して、ディスプレイ広告ビルダーで作成した広告をキャンペーン間でコピーしたり、広告名、リンク先 URL、表示 URL、広告ステータスなどの基本情報を簡単に一括編集することができるようになりました。

これにより、各広告グループ向けにカスタマイズした広告を簡単に作成することができます。たとえば、ランニングのトレーニングに関するヒントを紹介した広告を作成し、シカゴのユーザーにはシカゴ マラソンが、フィラデルフィアのユーザーにはフィラデルフィア マラソンの情報が表示されるようにそれぞれカスタマイズすることができます。

AdWords Editor を既にご利用いただいている場合は、アップグレード メッセージが自動的に表示されます。未送信の変更を保存する場合は、こちらの手順を行ってください。AdWords Editor をご利用でない場合は、こちらのサイトからダウンロードしていただけます。

ユーザーの関わりを促すソーシャル テンプレートとエキスパンド テンプレート
ブランドの認知度向上に役立つソーシャル テンプレートとエキスパンド テンプレートが新たに追加されました。現在、Twitter アカウントの最新ツイートを広告に表示できるものなど、さまざまなソーシャル テンプレートをテスト中です。ソーシャル テンプレートは、日々変化するプロモーションをタイムリーに展開する場合に最適です。最新のツイートを広告に表示できれば、新しい広告を最初から作成する手間を省くことができます。また、Twitter のフォロワーを増やすのにも役立つでしょう。

エキスパンド テンプレートは、ページ上で広告を展開するというもので、関心を持ったユーザーの操作を促します。ユーザーがエキスパンド広告をクリックすると、フォーマットに応じて広告が縦か横に倍の大きさに展開します。特にゲーム、小売、エンターテイメント業界などの広告において最適ではないでしょうか。

好みの広告が作成できるテンプレート カスタマイズ機能
テンプレートのカスタマイズ機能が充実し、広告をより一層柔軟に作成できるようになりました。テキスト ボックスや画像を好きな場所に配置したり、テキスト ボックスのサイズを変更したり、テキストを追加したりできます。他にも、180 種類のテンプレート、約 100 種類のフォント、無限のカラー オプションが用意されており、自由にカスタマイズすることが可能です。

ディスプレイ広告ビルダーをまだご利用でない場合は、こちらのページで使い方をご覧いただけます。早速広告を作成してみる場合は、AdWords アカウントの新規または既存のキャンペーンの [広告] タブにある [新しい広告を作成] プルダウン メニューで、[ディスプレイ広告ビルダー] をクリックしてください。

Posted by オンラインビジネス ソリューション チーム

Google AdWords の運営に役立つ無料セミナー 「AdWords オンライン教室」をご存知ですか。

AdWords オンライン教室 では、ライブでのオンラインセミナーの最新情報はもちろん、皆様のスケジュールに合わせて視聴していただけるオンデマンドのビデオセミナーもご案内しています。

今月は、下記の 7 種類のビデオセミナーを新たに追加しました。いずれも、20~30 分間の短いセミナーで、自宅や会社のパソコンから気軽に受講していただけます。

* アカウント パフォーマンスの改善
  • AdWords データの活用 [受講]
  • 最適化タブ - 最適化のヒントを手軽に確認 [受講]

* 費用の管理
  • AdWords 入札単価設定の基本 [受講]

* アカウント パフォーマンスの理解
  • Google Analytics 2 - 基本設定編 [受講]

* 広告掲載範囲の拡大
  • モバイル広告最適化セミナー [受講]
  • 10 分で完成 ! ディスプレイ広告の始め方 [受講]
  • Google ディスプレイ ネットワークを活用してウェブサイトを閲覧する見込み顧客にアプローチする方法 [受講]

基本から復習したい方も、さらに掲載結果を向上させたい方も、ぜひこの機会に AdWords オンライン教室 をご利用ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

Posted by パートナーデベロップメントチーム


この度、Google AdSense が、アットコスメに導入されることになりました。これにより、Google AdWords の広告主の皆様は、PC サイトのアットコスメに対してコンテンツターゲット広告を配信することが可能となります。


 
@cosmeは女性の『キレイ』をサポートする日本最大の総合美容メディアです。コスメや美容に関する情報に敏感でアクティブな女性たちに広く支持されており、月間ユニークユーザー数 610 万人、2.2 億ページビュー以上(PC、モバイル合算)総クチコミ件数約 810 万件に及び女性系最大級のサイトに成長*しています。

 
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データ出典元:@cosme サービス資料 2010 年 1 - 3 月掲載分