Posted byJames Beser, Sr. Product Manager

ライトボックス広告(英語記事)Google のエンゲージメント広告(英語記事)の一種で、3 月の提供開始以来、順調に成長を遂げています。ユーザーがエンゲージした時のみ費用が発生するこのインタラクティブな広告フォーマットを通じ、広告主の皆様はウェブ上でブランドメッセージを広めることができます。

本日は、このライトボックス広告の新機能「Google Catalogs in Lightbox」をご紹介します。

魅力的なストーリーを届けるために、多額の投資を行って紙のカタログを作成している広告主の皆様も少なくないでしょう。Google では、ユーザーがこうしたカタログをより簡単に閲覧できるよう、ウェブを通じてデジタル版のカタログとユーザーとつなげたいと考えています。

Google Catalogs in Lightbox では、ユーザーは簡単にデジタル版カタログを閲覧し、新商品やその価格をチェックしたり、閲覧していたページから離れることなく商品ページに進むことが可能です。

広告主様にとっては、ページ閲覧や商品表示などのデータを通じ、今まで以上に深く顧客を知る手段でもあります。また料金は、カタログが閲覧された時のみ、エンゲージメント課金(CPE)に基づいて発生します。

この美しいカタログ フォーマットは、ユーザーの方々からも好評です。また広告主の皆様からは、既存の PDF ファイルと Google Merchant Center フィードを使って、簡単にオンラインカタログを作成できたとの声をいただいています。さらに、このライトボックス広告を掲載したパートナー サイトでは、CPM が 2 倍に向上しています。

米国への観光を促進している Brand USA は、Google Catalogs in Lightbox のベータ プログラムに参加して、カナダの観光客にインタラクティブな旅行ガイドを紹介しました。既存の印刷観光ガイドをデジタル化して、オンラインで掲載した結果、このガイドはカナダの人口の 1/5 にまで届き、カナダ人の 40 人に 1 人が積極的にエンゲージしたのです。



このフォーマットにご興味をお持ちでしたら、営業担当者までご連絡ください。

第一広告営業本部 金融業界 担当統括部長 前田誠

1981 年の創立以来、日本発唯一の国際クレジットカードブランドとして独自のグローバル化を推進してきた株式会社ジェーシービー。現在、190 の国と地域に展開し、カード会員は全体で 6,421 万人、うち 602 万人以上のお客様が日本以外の国と地域で発行された JCB カードを利用しています。こうした海外における JCB ブランドの展開戦略にも、Google AdWords は活用されています。海外におけるブランド浸透を推進する、株式会社ジェーシービー ブランド事業統括部門 ブランドマーケティング部 販売促進グループ 主任 金瀬 伸吾氏に、AdWords の利用についてお話を伺いました。


課題は東アジア地域での認知を高めること
有効な施策はGoogle のディスプレイ ネットワークだった
「弊社は日本発の国際カードブランドとして、海外とりわけ東アジア市場においての認知度を高めるにはどのようにすれば良いかを常に検討しています。数々のプロモーション施策が考えられますが、その中でも Google ディスプレイ ネットワークを使った広告配信が最適な課題解決手段であると判断しました。」(金瀬氏)

Google ディスプレイ ネットワークは世界規模の広告配信ネットワークであり、日本国内から配信先の言語と地域を設定することでフレキシブルに広告を配信することが可能です。今回同社では、予め配信先のサイトやその掲載箇所を指定することができる AdWords の「プレースメント ターゲット」という配信方法を使い、中国・台湾・韓国の方々を対象とした広告配信を実施しました。

実際に中国で配信した広告とランディングページの例

数ある海外への広告配信の方法から Google ディスプレイ ネットワークを選択した理由として、金瀬氏は以下の2つのポイントを挙げています。

1) 現地媒体社との個別の調整が不要
広告配信や効果把握にまつわる管理が一元化されることで、効率よく最適な箇所に広告を配信することができる

2) ワンストップで最適な海外のサイトへ広告掲載が可能
世界に拠点を持つ Google の広告配信ネットワークを活用することができる

「具体的な準備が始まってから約 2 週間後にはプロモーションを開始することができました。このスピードの速さも AdWords の魅力です。」(金瀬氏)


現地のあらゆる掲載先に対応できるようクリエイティブを作成
プロモーション期間中にも最適化を実行
今回プロモーションを実行した中国・台湾・韓国エリアでは、日本観光の見所やショッピング情報を紹介し、JCB カードを持つメリットを訴求するランディングページを用意。旅行関連のサイトや日本のファッションを紹介するサイトなどをプレースメント ターゲットを使って予め指定し、ランディングページへのトラフィックを促進しました。広告クリエイティブは AdWords の全ての広告サイズに対応したクリエイティブを事前に準備し、配信したいサイトに柔軟に対応できるようにしました。

AdWords の全ての広告サイズに対応したクリエイティブを用意

「Google ディスプレイ ネットワークでの広告配信は、掲載するサイトごとにインプレッション数やクリック数、クリック率、クリック単価などの細かい掲載結果を把握できるので、プロモーションの期間中でも広告配信量を調整したり、掲載するサイトを変更するなどの最適化を行うことができます。こうした分析機能を活用することで、プロモーションの PDCA サイクルを確実に回すことができました。」(金瀬氏)

今後のさらなる取り組みとして同社は、今回の経験を次に活かすことはもちろん、OUT to OUT 型のプロモーション(例えば中国の方々に韓国旅行を提案する等のプロモーション施策)も視野に入れ、日本国内でのコントロールの元にディスプレイ広告を配信できるGoogle ディスプレイ ネットワークのメリットを活かした効果的な活用方法を検討しています。

「Google にはさらなる広告配信ネットワークの拡大を期待しています。優良サイトのネットワーク拡充がさらなるGoogle ディスプレイ ネットワークの進化につながると考えています。」
株式会社ジェーシービー ブランド事業統括部門 ブランドマーケティング部 販売促進グループ 主任 金瀬 伸吾氏


Google ディスプレイネットワークについてはこちらのページを、その他、AdWords の活用事例については、こちらのページをご確認ください。

Posted by Inside AdWords ブログチーム

このたび AdWords Editor 8.5(Windows 版および Mac 版)をリリースいたしましたので、お知らせいたします。

今回のバージョン 8.5 では、AdWords の新機能がいくつかサポートされ、AdWords アカウントをより一層効率的に管理できるようになりました。新たに、ユーザー層ディスプレイ広告ビルダーで作成したディスプレイ広告、モバイル イメージ広告を管理できるタブなど、さまざまな機能が追加されています。詳しくは、リリース ノートをご覧ください。

モバイル広告では長らくテキスト広告のみがサポートされていましたが、このバージョンの AdWords Editor からは、モバイル イメージ広告が扱えるようになりました。このアップデートにより、モバイル イメージ広告の管理だけでなく、[複数のモバイル イメージ広告を追加] が簡単に行えるようになっています。ぜひ、モバイルのディスプレイ広告キャンペーンにご活用いただければ幸いです。

なお、AdWords Editor を既にご利用いただいている場合は、アップグレード メッセージが自動的に表示されます。また、新バージョンをインストールした後は、再度、アカウントのダウンロードが必要ですのでご注意ください。未送信の変更やコメントが失われないようにするには、必ず、アップグレードの確認画面で [バックアップ後、更新] を選択してください。アカウント データのバックアップ ファイルがエクスポートされます。アカウントのダウンロード後、このバックアップ ファイルをインポートすると、未送信の変更やコメントが元に戻ります。

AdWords Editor をまだご使用でない場合は、こちらからダウンロードしていただけます。アカウント管理にどのように役立つかも紹介されていますので、あわせてご覧ください。詳細とよくある質問については、 ヘルプセンターにまとめられています。この機会にぜひご利用をお試しください。

Posted by 近藤 弘忠 メディアセールス統括部長

進化を続けるディスプレイ広告に、様々な成功事例が生まれています。この夏大きな注目を集めたワコール様の LALAN リボンブラキャンペーンに、YouTube とYouTube 上のディスプレイ広告をご活用いただいたことについて、こちらでご紹介しました。また、外国語学習用ソフトウェアを販売するロゼッタストーン様は、ブランディング目的でディスプレイ広告を活用されており、コンテンツターゲットリマーケティングを取り入れています。

こうした取り組みが、月に何千もの規模で、グローバルに展開されています。例えば、Google の広告主トップ 1,000社のうち、99 %の企業に既にディスプレイ広告をご活用いただいています。検索の科学とディスプレイ広告のアートが組み合わさることで、斬新なクリエイティブや新たなユーザーの獲得など、広告市場に様々な変化がもたらされています。その可能性は今後も拡がる一方です。

そうしたディスプレイ広告への私たちの取り組みとその展望をより深く知っていただくためのキャンペーンを今週より開始いたしました。「このスペースのこれから」と題した本キャンペーンは、北米、欧州などを含む各国で展開される、Google のグローバルなキャンペーンです。この一環として、ウェブ、出版媒体、あるいは街中などで私たち自身の広告を見かけられるかもしれません。本キャンペーンを通じて、ディスプレイ広告の潮流を示し、代理店やマーケターの皆さまと、その未来について語りたい、というのが私たちの思いです。



一方で、ディスプレイ広告にはまだ様々な技術的な挑戦が残されていることも認識しています。だからこそ、代理店やマーケターの皆さまとこうした問題を解決していくことに意欲的に取り組んでいきたいと考えています。私たちが検索と検索連動型広告で培ってきた技術と専門性を用いることで、ユーザー、広告主、パブリッシャーの皆さまにとってのディスプレイ広告に進化をもたらすことができると信じています。

Posted by 広告営業第六部 アカウントマネージャー 木村 円


黄色いパッケージが目を引く、31 言語に対応する外国語学習用ソフトウェアを販売するロゼッタストーン。テレビ CM、オンライン広告、紙媒体など様々なプロモーションを展開している同社では、近年 Google AdWords の活用方針を大幅に拡大し、ダイレクトレスポンス目的のみならずブランディング目的での活用をおこなっています。今回は、これらのプロモーション戦略に携わる、ロゼッタストーン・ジャパン株式会社 コンシューマー事業部 ディレクター 鈴木 知行氏、マーケティングアソシエート 藤本 静子氏にお話を伺いました。


ダイレクトレスポンス目的の広告だけには違和感
私達の思いを伝えられる方法は何か
同社は当初、ブランドキーワードを主に用いたダイレクトレスポンス獲得目的で AdWords を利用していました。


「弊社では『Rosetta Stone®』というソフトを販売していますが、ロゼッタストーンが本質的に行いたいのは “楽しく話す” という体験を消費者に提供することです。私達が伝えたいことは “外国語を話すことの楽しさ” であり、そうしたベネフィットを伝える方法を考えていました。ダイレクトレスポンス目的の広告はもちろん大切ですが、それのみをおこなうことには違和感を覚え、何か別の方法はないかと考えていましたのです。そこで、Google AdWords のイメージ広告を使い、私達のメッセージをエモーショナルに伝えてみようと思いました。」(鈴木氏)


ロゼッタストーンが消費者に伝えたい、”外国語を学ぶことは楽しい” という印象をテレビやオンライン広告、紙媒体などの広告手段はもちろん、商品パッケージや店頭チャネルも含めて一貫して伝えていくことが本質的なブランディング施策であり、それが最終的にはコンバージョンにもつながると考え、AdWords にもその思想を反映したのです。

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同社はコンテンツ ターゲットを利用して、Google ディスプレイ ネットワークの海外ニュースサイトやエンタメ系サイト、翻訳サイトなどに広告を配信しました。結果、CPC (クリック単価)は検索連動型広告に比べ - 57%、コンバージョン数はビュースルー コンバージョンを足し合わせると、検索連動型広告とほぼ同数を獲得することができ(※1)、低い CPC と幅広い広告露出でディスプレイ ネットワーク経由で費用対効果高く新たな顧客を獲得することに成功しました。

また、ディスプレイ ネットワークへ配信したテキスト広告とイメージ広告を比較した場合、イメージ広告の CTR (クリック率)はテキスト広告に比べ約 7 倍、CPC はテキスト広告に比べ 2 分の 1 以下、1 クリックスルーコンバージョンあたりの費用も約 20% 減と、イメージ広告で強い印象を与え、興味、関心を高めるだけではなく効率の良いコンバージョン獲得にも至りました。

「イメージ広告はメッセージをビジュアルで伝えることができるので、”外国語を学ぶことは楽しい” というメッセージを色、写真、言葉、全体のトーンを使い、テキスト広告よりも深い印象を与えることができます。運用面では、どのサイトでも掲載できるよう、同一クリエイティブを複数サイズで制作し、設定しました。」(藤本氏)


新たな手法には常にチャレンジ
YouTube への配信、リマーケティングの導入
藤本氏は配信先の掲載結果レポートを通してディスプレイ ネットワークへの広告配信結果を検証する中、特に YouTube を通じて広告に接触したユーザーのレスポンスが良かったことがわかり、YouTube をターゲットとした広告配信も新たな施策として取り入れました。消費者が思わず外国語を学びたくなるような動画を中心にターゲティングし、動画再生ページへバナーを広告を掲載しました。

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「YouTube は外国語が普通に流れている環境のため、楽しんで外国語を学ぶことができるという私達のメッセージを伝えるのに適した配信先だと思います。」(藤本氏)

また、2010 年に開始された AdWords のリマーケティングも同社では積極的に導入。導入後はクリックスルー コンバージョン率がディスプレイ ネットワークへの広告配信全体のクリックスルー コンバージョン率に比べ約 6.1 倍となるなど、ディスプレイ ネットワークにおける CPA のさらなる改善に成功しました。リマーケティングにおいても同社はブランドメッセージを伝えるイメージ広告を活用しており、ブランドイメージを浸透させると同時にスムーズにコンバージョンへつなげる新たな導線を作り出しました。

「マーケティング目的と整合性が合うことは大前提ですが、実際に試してみなければ自社にとって本当に効果があるかどうかはわからないものです。そのため、まずはチャレンジしてみるようにしています。今後も新しい手法には積極的に取り入れ、効果を検証していきたいと考えています。」(鈴木氏)
ロゼッタストーン・ジャパン株式会社
コンシューマー事業部
ディレクター 鈴木知行氏
マーケティングアソシエート 藤本静子氏


「外国語を楽しく話すという体験を提供していくのが私達の使命であり、私達の商品を利用してくださるお客様にも心からそう感じていただきたいと思っています。」

※1 検索ネットワークとディスプレイ ネットワークへの予算をほぼ等しくした場合の数値
※ Rosetta Stone は、Rosetta Stone Ltd. の登録商標


Google ディスプレイネットワークについてはこちらのページを、その他、AdWords の活用事例については、こちらのページをご確認ください。

Posted by ニール モーハン プロダクト マネジメント担当副社長

ここ 1 年の間、Google ではディスプレイ広告に力を入れており、おかげさまで Google のディスプレイ広告を活用したキャンペーンを実施する広告主様が急増しています。新たな機能やターゲット設定オプション、さらに高精度の測定ツールも追加され、一層利用しやくすなりました。また、より多くの場所にディスプレイ広告を掲載できるよう、
Google AdSense を通して多くのサイト運営者様に広告ネットワークにご参加いただいており、Google の広告ネットワークは全世界で実に 100 万以上のウェブサイトで構成される大規模な広告ネットワークに成長いたしました。 Google では、ディスプレイ広告にご利用いただけるメディアを広告主様や代理店のみなさまにより明確にご理解いただくために、これらすべての関連サイトで構成されるネットワークの名称を、このたび「Google ディスプレイ ネットワーク」といたしました。

Google ディスプレイ ネットワークは、広告主様が Google のサービスを介して広告を掲載できる全てのサイト(検索サイトを除く)で構成されるネットワークです。この中には YouTube はもちろん、Gmail、Google マップなどの Google 関連サイトのほか、100 万以上ものディスプレイ広告パートナーのウェブサイト、動画サイト、ゲームサイト、モバイルサイトが含まれます。また、AdSense のパートナーサイトのうち、テキスト広告やディプレイ広告を掲載できるサイトもすべて Google のディスプレイ広告パートナーとなります。Google ディスプレイ ネットワークでは、テキストや画像、リッチメディア、動画など、あらゆる広告フォーマットが利用でき、ユーザーの関心を惹き付ける広告を配信することが可能です。

Google ディスプレイ ネットワーク上で広告を掲載するには、これまでと同様、AdWords のオークション ベースのシステムで目的の広告掲載箇所に入札単価を設定する方法と、Google の営業担当者を通じて YouTube 上の広告スペースをご発注いただく方法があります。

今後数週間以内に、AdWords 管理画面が変更され、これまでの Google コンテンツ ネットワークは Google ディスプレイ ネットワークに名称を移行します。また、Google ディスプレイ ネットワークのメリットや利用できるサイトに関する新しいウェブサイトをご用意いたしましたので、ぜひ
こちらをご覧ください。

Google は、ディスプレイ広告を最大限活用できる環境を提供できるよう今後も努めていきます。広告主様の目標達成の一助となるよう、Google ディスプレイ ネットワークに新機能を追加していく予定ですので、今後ともどうぞご活用ください。

注) サイト運営者様向けの名称である Google AdSense には特に変更がございません。


Posted by プロダクト スペシャリスト チーム



以前、こちらの記事で紹介させていただきました AdWords ディスプレイ広告ビルダーが、より便利になりました。

ディスプレイ広告ビルダーでの広告作成画面

改善内容
  • 新しい AdWords 管理画面のサポート: 新しい AdWords 管理画面でもディスプレイ広告ビルダーをご利用いただけるようになりました。[広告] タブで [新しい広告の作成] - [ディスプレイ広告ビルダー] をクリックするだけで簡単にアクセスできます。


新しい管理画面でのディスプレイ広告ビルダー

  • さまざまなテンプレート: 前回の記事を執筆時点では、約 50 のカスタマイズ可能なテンプレートを用意していましたが、この 2 ヶ月ほどの間で、90 以上のテンプレートにまで増加しました。
    各国の祝日や季節のイベント、業種に特化したもの、リッチ メディアや動画、自由にカスタマイズできる汎用のテンプレートなど各種取り揃えております。また、広告で使用する画像をお持ちでない方のために、画像を使わないテキストのみのテンプレートもご用意しました。

  • グローバル リリース: 日本国外をターゲットされるお客様に朗報です。40 以上の言語と 100 以上の国でテンプレートをご利用いただけるようになりました。ヘブライ語やアラビア語などの右書き言語につきましては、Flash 9 に技術的制限があるため、Flash 10 が普及するまでしばらくお待ちください。

今後の予定
  • テンプレートの追加: 汎用テンプレートからシーズン イベントや業種向けのテンプレートまで、カスタマイズ可能なテンプレートをさらに追加する予定です。リッチ メディアや動画ベースのクリエイティブなテンプレートにもご期待ください。

  • 動画広告の変更:  動画広告の作成は、ディスプレイ広告ビルダー内の Click-to-Play 動画広告テンプレートを選択いただくようになります。


ディスプレイ広告は、コンテンツターゲットにおいてテキスト広告と併用すると、CTR の大幅な向上が見込めるケースが多くあります。

コンテンツターゲットの際には、ディスプレイ広告の利点を手軽に導入できる
AdWords ディスプレイ広告ビルダーを、是非ご活用ください。

Posted by 浅野美都里 AdWords プロダクトスペシャリスト

これまで広告主様にご利用いただいておりました AdWords プレースメント ツール が機能強化され、新しいメディアタイプ(モバイル、フィード)がサポートされるようになりましたので、ご連絡いたします。

プレースメント ターゲット とは、Google の広告ネットワークの中から予め広告を掲載したい場所を指定し広告を配信する方法です。ターゲットとしているユーザーが集まっていそうなサイトやサイト内のプレースメントに広告を掲載することで、商品やサービスの認知を高めたり、広告主様のサイトへトラフィックを集めたり、コンバージョンを促進するなど、様々な目的でご利用いただけます。プレースメント ツールをご利用いただくことで、効率的に掲載先のプレースメントを探すことができます。

今回の変更で、新たにモバイル、フィードのプレースメントが直接プレースメントツールから追加でき、簡単にモバイル、フィードのプレースメントターゲット設定ができるようになりました。広告主様はご自身のマーケティング目的に適したメディアのユーザにリーチすることができ、キャンペーンの投資対効果向上の手段として、プレースメント ターゲット広告をご利用いただけます。

モバイル、フィードのプレースメント ターゲット設定を行うには、AdWords 管理画面にログインし、プレースメントを設定した新しいキャンペーンからキャンペーンを作成してください。もしくは既存のキャンペーンの広告グループで新しくプレースメントを追加することもできます。

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例えば、モバイルのブログサイトを読んでいるユーザにリーチしたい場合、プレースメントツールでモバイルのブログサイトを選択し、モバイルユーザを対象にしたプレースメントターゲットのキャンペーンを作成できます。あるいは、フィードを定期的に閲覧しているユーザにリーチしたい場合、プレースメントツールでフィードのプレースメントを選択し、フィード閲覧者を対象にしたキャンペーンを作成できます。

今回の変更により、さらなる選択肢が広がったプレースメントターゲット広告を、是非ご活用ください。


対応フォーマットについて
モバイル プレースメントは、テキスト広告、イメージ広告のフォーマットに対応しています。プレースメントツールの [広告のフォーマット] のアイコンで対応可否を確認できます。(イメージ広告の対応に関しては、PC サイトと同様にサイト運営者様のイメージ対応可否に依存します。)サイズ、ファイル形式の詳細は、モバイル イメージ広告のポリシー をご参照ください。

フィード プレースメントは、テキスト広告、イメージ広告のフォーマットに対応しています。プレースメントツールの [広告のフォーマット] のアイコンで対応可否を確認できます。(イメージ広告の対応に関しては、PC サイトと同様にサイト運営者様のイメージ対応可否に依存します。)サイズは 468 x 60 と、 300 x 250 がサポートされています。


フィードとは
フィードとは、フィードリーダーなどを利用し、簡単にブログやサイトの更新情報をユーザに送ることができるフォーマットです。フィード広告は、2008 年 8 月下旬より Google コンテンツネットワークに新たな広告配信先として加わりました。サイト運営者様がフィード向け AdSense を設定することで、ネットワークは今後拡大していくと予想されます。フィード向け AdSense の詳細は、フィード向け AdSense ヘルプ をご参照ください。


プレースメントターゲット全般については、AdWords ヘルプセンターもご利用ください。

Posted by 広告営業企画チーム 林勝明

本日は、AdWords モバイル イメージ広告の開始をお知らせ致します。

ついに AdWords モバイル広告でも、イメージ広告を配信することができるようになりました。モバイル イメージ広告をご利用頂くことで、Google のモバイルサイトの広告ネットワークに対し、そのサイトの内容と関連性の高いイメージ広告が自動的に配信されるようになります。

モバイル イメージ広告をご利用頂くことで、モバイルユーザーに向けてより魅力的な情報をお届けすることができます。例えば、綺麗な海をめぐる旅行ツアーの広告であれば、下のような実際のイメージをユーザーに見てもらうことで、言葉だけでは説明できないサービスの魅力を瞬間的、感覚的に伝えることができます。そのため、まだそれほど商品に対する興味が強くなかったユーザーに対しても、イメージ訴求型の広告フォーマットを使うことで、関心が瞬時に高まる可能性があります。マンションなどの不動産情報や、新しいデザインの電化製品なども、商品の情報がスムーズに伝わりますね。

 
さらにモバイル広告の場合、PC と比べると広告が画面を占める割合が大きくなります。そのためもあってか、モバイルでのバナー広告は PC でのバナーに比べて 10 倍近くクリック率が高くなるとの報告も出ています*。

また、モバイルはユーザーが常に持ち歩いているメディアなため、移動中で利用するようなシーンも多いです。そのため、広告を配信する時間帯を自由に決めることができる AdWords の広告スケジュール設定機能も、より効果的に利用することができます。例えば平日では、会社や学校への通勤通学の時間帯に、友人のグルメ日記やブログなどを見ているユーザーに対して、お菓子や飲料の新商品、または外食店舗の新メニューキャンペーンなど、関連性の高い情報を届けることができます。その結果ユーザーは、通勤途中やお昼休みに、コンビニエンスストア等でモバイル広告で目にしていた商品を思わず手にとるかもしれません。また、休日では平日よりもモバイルでの検索数が増えますし、お客様の商品・サービスによって様々なモバイルならではのキャンペーンが考えられます。

では、モバイル イメージ広告の設定ステップをみてみましょう。

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モバイル広告を作成する際に、「イメージ」を選択し、広告として使いたい画像をアップロードしてください。後は通常のモバイル広告の設定と同じです。ただし、広告のサイズは、イメージ広告として利用できるサイズは 4 種類ありますが、日本では 192×53 のサイズがほとんどの機種でサポートされているため、このサイズでの利用をお勧めいたします。また、その他の設定上の注意事項については以下の表をご覧ください。

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バナー広告を適切なサイトに手軽に配信することができるモバイル イメージ広告を使って、ユーザーへ魅力的な情報を発信してみませんか。

AdWords モバイル広告の概要については、こちらをご覧ください。



* ABI RESEARCH 2006 年 10 月(PC のイメージ広告は 0.2 % のクリック率、モバイルの場合は 2-3 %

Posted by 大津陽子 広告営業企画チーム

2008 年、最初のプレースメントターゲット情報として、ターゲットができるようになったウェブサイト 2 つをご紹介いたします。

IRI コマーステクノロジー RBB TODAY  http://www.rbbtoday.com/
表示広告:テキスト、イメージ、動画 サイズ: 336 * 280

日本経済新聞デジタルメディア NIKKEI NET(マネー) http://markets.nikkei.co.jp/ 
表示広告:テキスト

どちらのサイトも、通信ビジネスやマネー情報などその領域に興味のあるユーザーに対してアピールすることが可能です。B to B コミュニケーションにも有用なものになるでしょう。

また、日本気象協会 tenki.jp が 48 都道府県別のコンテンツにターゲット指定できるようになりました。これから雪の情報や、花粉情報など、何かと気象状況が気になる季節です。このレベルのコンテンツでターゲットできるようになったことで、エリアマーケティングにもお使いいただけます。ぜひ一度プレースメントツールでご確認ください。

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本日はコンテンツターゲット広告の成功事例をご紹介いたします。ロックアーティスト 佐野元春さんのレーベルであるデイジーミュージック様が、今年、新作アルバム 『 COYOTE 』 ならびに関連商品のプロモーションに、Google AdWords のコンテンツターゲット広告を採用しました。

このキャンペーンは、佐野元春さんの作品に触れてくれたブロガーの皆さんと、そのブログを閲覧するユーザーの方々に楽しんで 『 COYOTE 』 の世界へ参加してもらうこと、さらに 『 COYOTE BOY 』 というキャラクターをイメージ広告で効果的に伝えることを目的としていました。

結果として、クリック率は約 3 % というコンテンツターゲット広告としては高い数値を記録し、また、多くのブロガーの方に参加していただき、楽しんでいただいた様子がブログを通じて伝搬していったことでユーザー参加型のプロモーションとして成功を収めることができました。

AdWords では、検索結果だけでなく、個人のユーザーのブログなどに AdSense として紹介されている広告枠に広告を掲載することができ、コンテンツの内容に合った広告を自動的に配信するため、コンテンツを読んでいるユーザーに関心の高い広告を表示させ、高い広告効果を上げることができます。

実際の広告表現等の詳細は、AdWords 「成功事例」のページでご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。

2007年10月5日
Posted by 柳井 亮 インダストリー マーケティング チーム

第1回(旅行業界編)、第2回(金融業界編)に続き、今回は「ゲーム業界」について、検索ユーザーや広告主様のそれぞれのご利用状況などを報告したいと思います。

ご存知のとおり、つい先日東京ゲームショウ 2007 イベントが大々的に開催され、この業界は年末商戦に向けてこれから徐々に市場が盛り上がってくることが予想されます。業界の皆様には、本格的な年末商戦前に自社製品の認知向上・販売促進について再考するためのヒントになれば幸いです。


*ゲーム業界のカテゴリー分類とユーザーの検索目的

カテゴリーとして大きく以下の4つに大別できると思いますので、それぞれの切り口でユーザーの捉え方のポイントをお伝えいたします。
  • 「家庭用ゲーム」
  • 「オンラインゲーム」
  • 「モバイルゲーム」
  • 「ゲームセンター」(アーケードゲーム)

また、ユーザーの検索目的も以下の2つの行動パターンに大別されると思います。
  • 「商品の内容が詳しく知りたい」(メーカーサイト/評価サイトへ)
  • 「その商品を購入したい」(通販サイト/価格比較サイトへ)

*全体的な傾向
まずはじめに、ゲーム業界の全体的な検索傾向についてご説明します。

「ゲーム業界」の検索パターンの大きな特徴として、ユーザーの頭の中で、「○○」の情報が知りたい、と一度フィルタを通しているケースが圧倒的に多いため、その商品の「固有名詞」で検索されることが非常に多いことがあげられます。
ただ例外として、モバイルゲーム業界は、その傾向と異なる部分があります。


*「家庭用ゲーム」の傾向

「商品名」で検索されることが圧倒的に多いのが特徴です。

新作タイトルのようにタイミングによって検索の波が激しいキーワードに関しては確実に対応策を講じておくことをおすすめします。

例えば、予約販売を受け付ける 場合は、その旨しっかりと広告テキストに記載すること、期限がある場合は日付を記載すること、そして、受付期間終了間際には「あと○○日!」などを記載すると効果的であることが過去の事例などから分かっています。

また、商品名の省略形である略称も多く、検索されています。

タイトルに筐体(ゲーム機名)やシリーズナンバー、サブタイトルを しっかり入れて検索する傾向があるようです。

上記を掛け合わせて設定するとよりターゲティングが可能です。

新作リリース時でしたら、タイトル+「新作」も押さえておきたいところです。また、そのゲームの特徴やそのゲームの内容を伝えたいお客様に対し、確実にメッセージを伝える為に、お客様に届くキーワードの入札をおすすめします。

たとえば、サッカーゲームであれば、クラブチーム名、有名な選手名、世界各国のリーグ名などのキーワードが挙げられます。

下記は広告原稿のサンプルです。

サッカーゲーム「○○○○○」
有名選手1000人実名で登場

欧州リーグ完全収録

www.example.com



*「オンラインゲーム」の傾向

一方、オンラインゲームは「カジュアルゲーム」(サービス自体は無料、アイテム課金)と「コアゲーム」(サービス自体が有料)という 2 つに分けることができます。

「カジュアルゲームの場合」、遊べるゲームの名前、種類、無料であること、会員数などサイトのセールスポイントをピックアップし 、ユーザーが検索するであろうキーワードをイメージして入札することが重要です。

たとえば、「ゲーム 無料」や「ゲーム アバター」などがこれに該当します。また、広告原稿もそのユーザーが心惹かれるものにすることも重要です。

無料ゲームなら「○○○○○」
100万人会員&圧倒的なゲーム数

自分だけのアバターで遊んじゃおう

www.example.com


「コアゲーム」の場合、そのゲームタイトルはもちろん、ターゲットユーザーはどんな嗜好を持っているのか、を想定したキーワードのピックアップが必要になります。また、有料であれば、広告原稿に月額○○円と記載するほうが無駄クリックを省くこともできるかと思います。

大人気MMORPG「○○○○○」
月額1200円遊び放題

入会月は会費無料

www.example.com


また、ジャンル名の類語語として、表記のゆれについても対策をおすすめします。

タイピングゲームは「入力 ゲーム」、対戦ゲームは「二人用 ゲーム」など、ユーザーが検索する可能性のあるキーワードを入札することで、幅広いユーザーをカバーできます。


*「モバイルゲーム」の傾向

「モバイルゲーム」は、「商品名」で検索されることが少なく、「ゲーム」「アプリ」「ゲーム 無料」など、固有名詞にとらわれず検索されることが大きな特徴です。

なぜなら、モバイルゲームは、通学・通勤などの移動時間や休憩時間、待ち合わせの間など、「ひまつぶし」での利用シーンが多く、短時間で遊べるものをユーザーが欲しているからです。(モバイルマーケティングデータ研究所データより) 無料ゲームサイトが支持されている理由は、「無料」「気軽」「暇つぶし」などの要素だと思います。一方、有料サイトの場合は、キャラクターや家庭用ゲームの移植作が支持される要素だと思います。無料ゲームサイトの場合、無料であること、そのサイトでどんなサービスを受けることができるのかを想定した、キーワードの入札が必要です。

たとえば、「無料 ゲーム」「ゲーム アバター 無料」といったキーワードです。広告原稿の文字数も PC に比べ、少ないので、注意が必要です。

「○○○○○」遊び放題
無料ゲーム&アバター

www.example.com


有料ゲームサイトの場合も、無駄クリックを省く為、価格は広告原稿に記載したほうがいい場合が多いと思われます。

また、キーワードも「(キャラクター名) ゲーム」などで検索されることが多いのが特徴です。

キャラゲーなら「○○○○」
月額315円遊び放題

www.example.com


また、モバイルの場合、タイトル+「攻略」 の検索が上位を占めています。ここをうまく使いたいところです。

ジャンルは 「RPG」。タイトルも略語、正式タイトル両方で検索されています。

携帯でできるゲームと言う意味で、明示的に「携帯 ゲーム」,「無料 携帯 ゲーム」と入れてくる傾向があります。


*「ゲームセンター」の傾向

他のカテゴリと大きく異なるのが「ゲームセンター」です。

ゲームセンターの場所を知る為に検索する、といった検索利用法が多いので、Google マップ上に広告が表示される「Google ローカル ビジネス広告」 などを活用されてみてはいかがでしょうか。


*4 つのカテゴリー共通のアドバイスとして

広告主様の「セールスポイント・特徴」がしっかりしている場合は、それをしっかりと絡めたキーワードも登録しておくと良いと思います。

検索されるキーワードも、複数ワードになるにしたがい、よりピンポイントなものに変化していっておりますので「ひまつぶし ゲーム 無料」など、自社のサービスとマッチした、より多くのキーワードを探すことで、より多くのユーザーを自社サイトへ誘導することが可能になります。

また、下記のツールを活用することで、より効果を上げる事ができると思います。


Google AdWords は、特定の時間帯や曜日にのみ広告を掲載するようキャンペーンを設定できます。 15 分単位で設定できますので、テレビ CM スポットを投下した時間や、ゲームユーザーが遊ぶであろう放課後から就寝までを強化し、その他の時間は抑え目にする、など効率的な使い方ができます。


そもそも"検索"をするユーザーは、その商品へのモチベーションが非常に高いですが、検索するレベルまでモチベーションが上がっていないユーザーに対し、商品の魅力を伝える為に適しているのが、「コンテンツターゲット」「サイトターゲット」です。"検索"の前段階のユーザーをカバーできますので、より幅広いユーザーへ自社製品を広告することが可能です。

コンテンツターゲットの場合、そのサイトのコンテンツ内容にあわせた広告が配信されますので、ユーザーは、興味のあるコンテンツに関連した製品やサービスの情報を得ることができます。

サイトターゲットは、広告を掲載したいサイトを指定できますので、サッカーゲームの広告をサッカーのサイトに出す、といったことが可能です。

具体的には、 新作がリリースされる場合は、プレスリリース、ゲームレビューサイト、攻略サイトに出稿されることをおすすめします。キーワードとしては、タイトルに「新作」や「シリーズバージョン数」、「サブタイトル」も掛け合わせて入れておくと良いでしょう。

通常のゲームファンでしたら、flash ゲーム系体験版サイのサイトターゲットが狙い目だと思われます。


ゲームなどのように、映像や音楽が重要なセールスポイントの商品の場合、「イメージ広告」「動画広告」の活用 をおすすめします。

言葉ではどうしても伝わりにくい、メッセージがビジュアルで表示されることで、ユーザーへのインパクトもかなり変わってくると思います。

また、同じ広告グループ内で複数の広告を出稿することにより、どの広告が一番効果的か、テストをすることもできますので、一番良い結果を出した広告をテレビ CM や雑誌広告に採用する、といった新たな手法も生まれています。


いかがでしたでしょうか?最大の山場を迎える年末商戦の準備がはじまるこの時期に、今一度 Google AdWords のキャンペーン内容を見直してはいかがでしょうか?