Posted by Vishal Goenka - AdWords シニア プロダクト マネージャー

MCC アカウントは、複数の AdWords アカウントの成果をまとめてチェックしたり、一括で変更を加えたりできるツールです。このたび MCC アカウントに、2 つの機能が追加されました。1 つは Google アナリティクス アカウントとのリンク機能。もう 1 つは、リマーケティング タグとリマーケティング リストの共有機能です。


Google アナリティクスと MCC とのリンク


Google アナリティクスまたは Google アナリティクス プレミアムのアカウントを、MCC アカウントへ直接リンクできるようになりました。設定は、[アカウント設定] メニューの [リンクされたアカウント] から行います。複数のアカウントをまとめて操作できるので、Google アナリティクスと AdWords アカウントを個別にリンクする必要がありません。



目標、ウェブサイトの指標、リマーケティング リストなどのデータを Google アナリティクスから取り込む際、今後は 1 回の操作ですみます。新しい AdWords アカウントを MCC アカウントへ追加すると、その AdWords アカウントにも同じアナリティクス プロパティが自動的にリンクされます。

Google アナリティクスと MCC のリンクについて詳しくは、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。


リマーケティング タグとリストの共有


ディスプレイ ネットワークのリマーケティング検索広告向けリマーケティング リスト、そして類似ユーザーリストは、広告主様のサイトを訪れたことがあるユーザーへの再アプローチや、新規顧客の開拓に役立つ機能です。

このたび、MCC アカウントの [ユーザーリスト] でリマーケティング リストを直接作成し、複数の AdWords アカウントで共有できるようになりました。Google アナリティクスやカスタマー マッチから取り込んだリストも使用できます。

AdWords アカウントごとにリマーケティング リストを管理したり、アカウントを作り直すたびにサイトにタグを貼り直す必要がなくなります。




MCC の [ユーザーリスト] でできること


  • MCC アカウントで作成したリマーケティング タグ・リマーケティング リストを、複数のクライアント アカウント(子アカウント)に適用する
  • 子アカウントで作成したリマーケティング リストを、他の子アカウントと共有する
※リスト共有の対象とする子アカウントは、MCC の「アカウント」タブで選択できます。その後、[リマーケティング リストの共有] を有効にするよう、クライアント(子アカウントの管理者)にご依頼ください。

例: 同系列店の 1 号店と 2 号店の間でリストを共有     
※MCC の [ユーザーリスト] に追加したリストは、同じ MCC 配下で本機能を有効にしている全子アカウント間で共有されます。異なるクライアントのアカウントを同じ MCC で管理されている場合は、リスト情報の管理に十分ご注意ください。

MCC での表示

クライアント アカウント(2 号店)での表示
この新しい機能をぜひリマーケティング戦略にお役立てください。リマーケティング タグとリマーケティング リストの共有について詳しくは、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。

Posted by AdWords オンライン スペシャリスト 松田 隼

Google では、定期的にオンライン セミナーを開催しています。
今回は 2 月 26 日のセミナーについてご紹介します。

【次回セミナーのスケジュール】


2 月 26 日(木)14:00 ~ Google アナリティクス クロスドメイン トラッキングの活用(登録はこちら

■ アナリティクス クロスドメイン トラッキングの活用


2 月 26 日のオンライン セミナーでは、Google アナリティクス クロスドメイン トラッキングをテーマとして取り上げます。

Google アナリティクスとは無料の解析ツールです。

クロスドメイン トラッキングを設定すると、複数のウェブサイトのデータを 1 つのアカウント プロパティにまとめることができます。これにより、複数のサイトに分散するデータを同じレポートビューに表示できるようになります。

クロスドメイン トラッキングでユーザーの行動をより詳細に把握し、最適な広告の運用やマーケティングに役立てましょう。

今回のセミナーではクロスドメイン トラッキングの概要や設定方法を紹介する予定です。なお今回のセミナーは上級者向けとなりますが、複数ドメインにわたるユーザーの動向の分析に興味をお持ちの広告主様は奮ってご参加ください。

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日時:2 月 26 日(木)午後 2 時
所要時間:25 分
テーマ: アナリティクス クロスドメイン トラッキングの活用

内容:
1. アナリティクス クロスドメイン トラッキングの概要
2. アナリティクス クロスドメイン トラッキングの設定方法

参加方法:こちらのリンクよりお申し込みください。
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■ 関連動画


過去に開催した「Google アナリティクスの活用方法」、「アナリティクス リマーケティングの活用について」および「アナリティクス イベント トラッキングの活用について」のセミナー動画を共有いたします。
ご活用ください。


Google アナリティクスの活用方法




アナリティクス リマーケティングの活用について




アナリティクス イベント トラッキングの活用について




なお、これらのセミナーはどなたでも参加いただけますが、参加には事前登録が必要となります。事前登録いただいた方には、開催前日までにセミナー視聴ページのリンクをお送りいたします。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

Posted by IT & テクノロジー業界担当 アカウントマネージャー 山田理禾

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導入の背景と戦略



NTTぷららが提供するスマート TV サービス「ひかりTV」はネットを通じてご自宅のテレビやパソコン、スマートフォン・タブレット端末などさまざまな機器で、人気の映画やドラマ、アニメなどのビデオ作品や専門チャンネル、ゲーム、音楽、ショッピングなどをお楽しみいただける、エンターテインメント サービスです。各社競合が台頭する中、同社では、会員数の継続的拡大に向けて、TVCM、交通広告、オンライン広告など、さまざまなメディアを通したマーケティング施策を行ってきました。

さらなる会員獲得のため新しいメディアを模索する中、認知を獲得につなげるメディアとして YouTube TrueView インストリーム広告(以下 TrueView)を選択しました。TrueView でセッション数を増やし認知度を上げながら、他オンライン メディアも含めた全体の会員獲得数を拡大することが目的です。施策の結果、Google アナリティクスを用いて TrueView のコンバージョンへの間接的効果を実証することにも成功しました。


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(図 1) NTTぷらら「ひかりTV」



施策における工夫とポイント



TrueView のコンバージョンへの間接的影響力を可能な限り正確に分析するため、TrueView キャンペーン稼働時は、TVCM などの大型キャンペーンのないタイミングで、平常時のオンライン プロモーションのみを稼働し、動画広告が「認知→獲得」にどう貢献するかのテストを実施しました。TrueView 配信のリーチを最大化するため、年齢層、フリクエンシー キャップ、視聴完了者などの配信設定も工夫し、施策を進めていく中で何回か設定を変更しました。

「ひかりTV」サイトには Google アナリティクスを導入し、各種メディアのコンバージョンへの間接効果を数値化できるように準備しました。Google アナリティクスを導入することで、コンバージョンへの直接・間接効果だけでなく、サイトへの流入メディア、回遊経路の確認や、コンバージョンにいたるまで、どのオンライン メディアに接触したかの確認も可能となりました。

訴求クリエイティブとして、サービス キャラクターを使った本キャンペーン用 TrueView 広告「もしも、ひかりカエサルが桃太郎のサルだったら?どーなると思う?」を作成。動画広告の利点を活かし、ひかりTV の番組や映画など、映像コンテンツの魅力をダイレクトに訴える内容にしました(図 2 参照)。


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(図 2) YouTube TrueView インストリーム広告「ひかりカエサル」
「もしも、ひかりカエサルが桃太郎のサルだったら?どーなると思う?」



施策後の成果



TrueView キャンペーン開始後すぐにセッション数の増加が見られ、最終的に 18% のセッション数増加が確認できました(図 3 参照)。増加分のうち、Google アナリティクスによる分析により TrueView の効果だとデータで実証できたものは全増加の半数ほどで、残り増化分の中にもデータが取得できていないクロスデバイスでのアシスト流入などの間接的効果が含まれていると考えられます。

コンバージョン数においては、TrueView キャンペーン開始前後で 21% の増加が確認できました(図 4 参照)。そしてコンバージョン経路や間接効果を Google アナリティクスで分析したところ、増加分は TrueView の間接効果が大きいことがわかりました。今回の取り組みにより、TreuView 広告のインプレッションが他メディアのコンバージョンに影響を与え、間接的にコンバージョン数の増化に貢献するという知見を得ることができました。

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(図 3)TrueView 開始前後のセッション数    (図 4)TrueView 開始前後の CV 数



今後の展望



「今回の YouTube TrueView インストリーム広告は、オンライン動画広告が間接的な会員獲得にどう貢献するかのテストとして展開しましたが、想定以上の広告全体での獲得数向上と、TrueView の間接的効果が確認できたと思います。また、Google アナリティクスの導入によって、これまで可視化できていなかった、すべてのオンライン メディアの間接効果や、接触経路が数値化できたことは、今後のメディア戦略の効率化に役立つと感じています。

会員数アップを継続するために、今後は動画広告の AB テストによる認知比較や効率化、潜在顧客へのリーチ最大化に向けての動画広告施策の拡大などを検討したいと考えています。」(サービス本部 コンシューマ営業部 デジタルマーケティング担当部長 中村 治樹 氏)

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(写真左から)
 サービス本部 コンシューマ営業部 デジタルマーケティング担当 マネージャー 伊藤 晋平氏、担当部長 中村 治樹氏、飯島 愛氏


*PDF 版の事例はこちらからダウンロードできます。
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株式会社 NTTぷらら
http://www.nttplala.com/
• スマート TV サービス「ひかりTV」、インターネット接続サービス「ぷらら」などを提供

Posted by AdWords オンライン スペシャリスト 一ノ関 俊吾

Google では、定期的にオンライン セミナーを開催しています。
今日は 9 月のスケジュールについてご紹介します。

【9 月のスケジュール】
9/24(水)14:00 ~ アナリティクス リマーケティングの活用について(登録はこちら

■ アナリティクス リマーケティングの活用について

Google アナリティクスとは無料の解析ツールです。また、リマーケティングとは一度ウェブサイトを訪問したユーザーをターゲットとする広告手法であり、広告主様のビジネスへの興味関心が高いユーザーのエンゲージメントを高めることが期待されます。

アナリティクス アカウントと AdWords アカウントを連携することで、アナリティクスのタグを使用した独自のリマーケティング リストを作成することができるようになります。

AdWords アカウントのみをお持ちの場合でも、 URL を指定したルール ベースのリストを作成することで、ある特定のページを訪れたユーザーのみをターゲットとしてリマーケティングを実施することができます。

しかしアナリティクスを利用すると、さらに以下のようなユーザーもターゲットに設定できるようになり、ターゲティングの幅が広がります。
  • 訪問の順番を指定する(例: ページ A を訪問後にページ B を訪問したユーザー)
  • 累計のエンゲージメントで指定する(例: ページ滞在時間が n 分以上)

今回のセミナーではアナリティクスでのリマーケティング リスト作成のための要件や設定方法、実際に作成できるリストの定義を紹介する予定です。

既にアナリティクス アカウントをお持ちの方も今後運用予定の方も、みなさま奮ってご参加ください。

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日時:9 月 24 日(水)午後 2 時
所要時間:30 分
テーマ:アナリティクス リマーケティングの活用について

内容:
1. アナリティクス リマーケティングの概要
2. アナリティクス リマーケティングの設定方法
3. ツールの活用
4. アナリティクス リマーケティングの活用事例

参加方法:こちらのリンクよりお申し込みください。
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また、「Google アナリティクスの活用方法」および「リマーケティング広告の運用」について、過去に実施したオンラインセミナーの動画をご紹介します。是非ご参考にしていただければと存じます。



なお、このセミナーはどなたでも参加いただけますが、参加には事前登録が必要となります。事前登録いただいた方には登録後セミナー視聴ページのリンクをお送りいたします。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

Posted by AdWords オンライン スペシャリスト 張 聖

Google では、定期的にオンライン セミナーを開催しています。
今回は 8 月のスケジュールについてご紹介します。

【8 月のスケジュール】
・8/8 (金)14:00 ~ Google アナリティクスの活用方法について
・8/21(木)14:00 ~ AdWords ポリシーについて
・8/27(水)14:00 ~ Google マイ ビジネスについて


 ■ Google アナリティクスの活用方法について

Google アナリティクスは、無料でご利用いただけるアクセス解析ツールです。
ユーザーの行動や訪問経路を解析できるほか、サイトを訪れたユーザーのリピート率を高める方法を詳しく分析することができます。

今回のセミナーでは、初級者様向けに、設定方法やレポートの見方、 AdWords との連携・活用術についてご紹介します。

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日時:8 月 8 日(金)午後 2 時 ~
所要時間:40 分
内容:
1. Google アナリティクスとは
2. 設定方法について
3. レポートの見方について
4. AdWords での活用について
5. Q&A

参加方法:こちらのリンクよりお申し込みください。
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 ■ AdWords ポリシーについて

Google では今年 9 月に、広告の審査基準を説明したポリシー センターを改訂します。

ポリシーに関する情報の追加やカテゴリの再編が主な変更点ですが、武器および兵器、タバコ、花火に関する項目については新たな制限事項が追加されます。

今回のセミナーでは、上記の変更に加え、AdWords サポートチームに頻繁にお問い合わせいただく関連項目についても触れる予定です。

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日時:8 月 21 日(木)午後 2 時 ~
所要時間:30 分
内容:
1.AdWords 広告掲載ポリシー 改訂の背景
2.AdWords 広告掲載ポリシー 予定されている変更内容

参加方法:こちらのリンクよりお申し込みください。
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 ■ Google マイ ビジネスについて


Google マイ ビジネスは、ビジネス情報を Google に無料で掲載できるサービスです。
Google 検索やマップ、Google+ など、ユーザーがどこで情報を探していても、Google マイ ビジネスを通じてお客様と直接つながることができるようになります。

当ブログでもアナウンスさせていただいた Google マイ ビジネスについて、登録方法やアップグレード版の住所表示オプションの設定をご案内します。

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日時:8 月 27 日(水)午後 2 時 ~
所要時間:30 分
内容:
1. Google マイビジネスとは
2. 登録方法について
3. AdWords での活用〜住所表示オプション〜
4. Q&A

参加方法:こちらのリンクよりお申し込みください。
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なお、これらのセミナーはどなたでも参加いただけますが、参加には事前登録が必要となります。事前登録いただいた方には登録後セミナー視聴ページのリンクをお送りいたします。

皆様のご参加、心よりお待ちしております。

Posted by 広告ソリューション推進本部 丹下智貴

AdMob モバイル広告と AdWords の一部統合

AdMob を 2 年前に買収した際に、私たちはモバイルとモバイル ディスプレイ広告の可能性に対して大きなチャレンジに挑みました。その 2 年後、スマートフォンの利用が世界中で急激に広がっている中、モバイルを利用するユーザーとエンゲージしたいという企業のニーズが増加しており、私たちは更なる可能性を感じています。

そして遂に 6 月より、100 万以上の AdWords の広告主様が、世界最大級のスマートフォン向けモバイル アプリ広告ネットワーク「AdMob」を通して、モバイル端末を利用する 3 億 5 千万以上の関与度の高い消費者にリーチすることができるようになりました。つまり、AdMob モバイル広告は AdWords の一部、新しく統一されたデジタル広告プラットフォームとして生まれ変わったのです。

この統合により、AdWords の広告主様に下記の機能を提供できるようになりました。
  • AdWords インターフェース内から直接モバイル アプリの広告在庫へアクセス
  • AdMob ネットワーク内の 30 万以上のモバイル アプリ上でキャンペーンを作成、管理
  • 複数のプラットフォームでモバイル キャンペーンを作成、配信、最適化
  • 広告の掲載先を管理画面上で確認
2011 年 4 月時点では 11 カ国だった AdMob の配信国は、現時点で 23 カ国まで増えており、各国 10 億以上の広告リクエストを持つグローバル リーチを提供しております。

AdWords でモバイル アプリをターゲットとするキャンペーンを設定するには、[キャンペーン] タブで「新しいキャンペーンを作成」をクリックし、「ディスプレイ ネットワークのみ」「モバイル アプリ」の順に選択します。



キャンペーンの作成画面ではさらに、特定のメーカーのスマートフォンやタブレット端末、もしくは機種(例 : Samsung Galaxy )を指定し、広告掲載の対象となるユーザーを絞り込むこともできます。AdWords ではまた、携帯電話会社や Wi-Fi、OS のバージョンをもとにターゲティングを行うこともできます。



広告主様は、Google Play Store や App Store のカテゴリーを選択したり、 Flood it といった個々のアプリを検索することで、希望の閲覧者にリーチできます。 近日中には、皆様が指定したターゲット設定に当てはまる端末の数や表示回数を予測できるようになる予定です。



Google アナリティクスでモバイル アプリ解析が可能に

モバイルは人々のコミュニケーション、働き方、そして楽しみ方を変えつつあります。今や、業界で起こっている多くの取り組みや革新は、モバイル アプリによってドライブされています。Google Play だけでも 60 万以上のモバイル アプリがあり、ダウンロード数は 150 億以上にのぼっています。業界全体を通してこの勢いが続くと期待されています。モバイルは、マーケターや事業者、デベロッパーにとっても、最先端であると同時に、中心的な存在になりつつあります。多くの人がモバイル アプリの価値を認識している今、適切に分析や投資、マーケティングを行うための洗練された解析ツールの重要性が高まっています。

そこで、Google アナリティクスでは、「モバイルアプリ解析」と呼ばれる一連のレポートをベータ版としてリリース致しました。その結果、マーケターや事業者、デベロッパーの皆様は、モバイル アプリをより的確に分析できるようになりました。これらのレポートは、ダウンロードからエンゲージメントに至るまで、モバイル ユーザーの行動をすべて測定できるようにデザインされています。アプリのライフサイクルのステージごとに、データにもとづいた適切な判断を下せるようになり、アプリの価値向上に役立てることができます。

Google アナリティクス モバイル アプリ解析では、下記の分析が可能です。
  1. 新規とユーザー : ダウンロードや新規ユーザーなどの指標
  2. エンゲージメント : 再訪問やアプリのクラッシュ、コンバージョンなどの指標
  3. 効果 : アプリの売上とアプリ内での購買などの指標
*ご紹介している画面は正式リリース時に改定される可能性がございます。



モバイル アプリ解析の詳細については Google アナリティクス公式ブログもご参照ください。

なお、ベータ版は、限定したホワイトリスト・ユーザーに提供する予定です。アプリをお持ちで、ご興味がある場合は、こちらのフォーム(英語)に必要事項をご記入下さい。フォームを送信いただいた方に、順次ベータ版の提供を開始させていただきます。将来的には、Google アナリティクスをご利用の皆様全員にサービスを提供できる予定です。

モバイル アプリのユーザーを効率的に獲得

Google の広告ネットワークを活用すれば、大規模にかつ効率的にモバイル アプリを宣伝できます。ユーザーが Google モバイル検索を通じてビジネスやモバイル アプリを探している絶好のタイミングで広告を掲載したり、モバイル上の様々なプレミアム コンテンツに広告を掲載したりすることも可能です。
  1. モバイル検索ネットワークの活用

    Click-to-Download :
    検索結果ページに表示される広告にダウンロード リンクを追加し、モバイル アプリのダウンロードをユーザーに直接促します。



    モバイル アプリ リンク設定オプション :
    検索結果ページに表示される拡張機能を使えば、貴社のウェブサイトへユーザーを誘導するだけでなく、貴社モバイル アプリの存在をユーザーに紹介する機会を得ることができます。


  2. モバイル ディスプレイ ネットワークの活用

    Google ディスプレイ ネットワークにおける Click-to-Download :
    膨大なパートナー数を誇る Google ディスプレイ ネットワークで Click-to-Download 広告を活用すれば、iPhoneユーザーや Android ユーザーに対し、簡単に貴社モバイル アプリを宣伝できます。さらに Android については、ほとんど手間をかけずにダウンロード数をトラッキングすることも可能です。



Google では、すべてのユーザー、広告主様にとって有益なサービスを提供するために努力を行ってきました。AdMob と AdWords の統合は、その一環です。モバイルの利用は世界中で伸び続けています。私たちは、モバイル端末やユーザーの使い方、コンテクストの特徴を的確にとらえた統合ソリューションをこれからも開発してまいります。

2012 年 8 月 28 日 11: 30 追記 :
一部、以前の管理画面を元にしたご案内がありましたので、最新の手順に差し替えさせていただきました。お詫びして訂正させていただきます。


Posted by オンラインビジネス ソリューション チーム

2011 年 1 月開催予定の AdWords 広告セミナー情報をお知らせいたします。

Google では AdWords の詳しい操作方法や効果的な運用方法などをご紹介するセミナーを定期的に開催しております。インターネットに接続されたパソコンがあれば全国どこからでも無料でご参加頂けます。是非この機会にセミナーへご参加ください。

1 月は、Google AdWords を自社で運用される広告主様を対象として、より効果的な AdWords 広告運用のために、下記のオンライン セミナーを開催いたします。2011 年こそ、ウェブ解析やオンライン広告を本格的に始めてみませんか。各回のセミナー参加者人数を 300 人と限定させていただきますので、お早めにお申し込みください。

· AdWords と一緒に使おう!Google Analytics 1 - 導入編
- 1 月 5 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]

·アカウント管理画面でできること
- 1 月 12 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]

·広告が表示されない理由
- 1 月 19 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]

· AdWords 広告 5 つの必勝法
- 1 月 26 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]

なお Google AdWords オンライン教室にて、いつでも最新の AdWords セミナー情報をご参照いただけますので、あわせてご利用ください。

Google AdWords オンライン教室では、いつでもご都合にあわせてご覧いただける録画セミナーもご用意しています。Google AdWords オンライン教室の「ビデオセミナー」欄より、ご覧になりたいセミナーをお選びください。画面の指示に従ってセミナー登録のための必要事項を入力すると、すぐにセミナーが再生されます。

ライブでのオンラインセミナー、ビデオセミナー共に皆様のご利用を心よりお待ちしております。

Posted by オンラインビジネス ソリューション チーム

Google AdWords の運営に役立つ無料セミナー 「AdWords オンライン教室」をご存知ですか。

AdWords オンライン教室 では、ライブでのオンラインセミナーの最新情報はもちろん、皆様のスケジュールに合わせて視聴していただけるオンデマンドのビデオセミナーもご案内しています。

今月は、下記の 7 種類のビデオセミナーを新たに追加しました。いずれも、20~30 分間の短いセミナーで、自宅や会社のパソコンから気軽に受講していただけます。

* アカウント パフォーマンスの改善
  • AdWords データの活用 [受講]
  • 最適化タブ - 最適化のヒントを手軽に確認 [受講]

* 費用の管理
  • AdWords 入札単価設定の基本 [受講]

* アカウント パフォーマンスの理解
  • Google Analytics 2 - 基本設定編 [受講]

* 広告掲載範囲の拡大
  • モバイル広告最適化セミナー [受講]
  • 10 分で完成 ! ディスプレイ広告の始め方 [受講]
  • Google ディスプレイ ネットワークを活用してウェブサイトを閲覧する見込み顧客にアプローチする方法 [受講]

基本から復習したい方も、さらに掲載結果を向上させたい方も、ぜひこの機会に AdWords オンライン教室 をご利用ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

Posted by オンラインビジネスソリューションチーム

このたび、Google AdWords のセミナー情報ページが 「AdWords オンライン教室 として新しく生まれ変わりました。

AdWords オンライン教室 では、今までどおりのライブでのオンラインセミナーの最新情報はもちろん、多くの皆様からご要望をいただいていた、オンデマンドのビデオセミナーもご用意しています。

現在は、下記の 8 種類のオンデマンドセミナーをご視聴いただけます。

· AdWords スタートガイド
- アカウント管理画面でできること [
受講]
- 広告が表示されない理由 [
受講]
- AdWords 広告 5 つの必勝法 [
受講]

· アカウント パフォーマンスの改善
- アカウント構造の最適化 [
受講]
- キーワードターゲット広告表示回数の最適化 [
受講]

· 費用の管理
- コンバージョンオプティマイザー活用 [
受講]

· アカウント パフォーマンスの理解
- コンバージョントラッキング導入 [
受講]

· 広告掲載範囲の拡大とターゲットユーザーへのアプローチ
- コンテンツターゲット広告の最適化 [
受講]

これらのオンデマンドセミナーはいずれも、20~30 分間の短いセミナーで、皆様のご都合に合わせて、いつでもご受講いただけます。

基本から復習したい方も、さらに掲載結果を向上させたい方も、ぜひこの機会に
AdWords オンライン教室 をご利用ください。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

Posted by オンラインビジネス ソリューション チーム

2010 年 6月分の
AdWords 広告セミナー開催情報 をお知らせいたします。

Google では AdWords の効果的な運用方法や操作方法などをご紹介するセミナーを定期的に開催しております。インターネットに接続されたパソコンがあれば全国どこからでも無料でご参加頂けます。是非この機会にセミナーへご参加ください。

今月は、Google AdWords を自社で運用される広告主様を対象として、より効果的な AdWords 広告運用のために、下記 5 回のオンライン セミナーを開催いたします。各回のセミナー参加者人数を、300 人と限定させていただきますのでお早めにお申し込みください。


AdWords オンラインセミナー

- 第一回 モバイル広告活用セミナー
 2010 年 6 月 2 日 (水) 17:00 - 18:00 [
お申し込み]

- 第二回 10分で完成! ディスプレイ (バナー) 広告の始め方セミナー
 2010 年 6 月 9日 (水) 17:00 - 18:00 [
お申し込み]

- 第三回 投資対効果が一目でわかる! コンバージョントラッキング導入セミナー
 2010 年 6 月 16 日 (水) 17:00 - 18:00 [
お申し込み]

- 第四回 コンテンツターゲット広告活用セミナー
 2010 年 6 月 23 日 (水) 17:00 - 18:00 [
お申し込み]

- 第五回 AdWords と一緒に使おう! Google Analytics 1 - 導入編
 2010 年 6 月 30 日 (水) 17:00 - 18:00 [
お申し込み]

また、 来月よりセミナー情報ページが 「
AdWords オンライン教室 」として新しく生まれ変わります。多くの皆様からご要望をいただいていた、ビデオセミナーもご用意しています。基本から復習したい方も、さらに掲載結果を向上させたい方も、ぜひこちらをご覧ください。

ライブでのオンラインセミナー、ビデオセミナー共に皆様のご参加を心よりお待ちしております。

Posted by 中島弘樹 プロダクト スペシャリスト チーム

携帯電話でのインターネット利用は世界中で増え続けており、携帯ユーザーをターゲットすることで、より多くのユーザーやチャネルへのリーチ拡大が期待できます。そのためにはモバイル ユーザーの行動を分析することが重要となってきます。昨年 10 月に Google Analytics の新機能の 1 つとして携帯アクセス解析機能をご紹介しましたが、このたび、Google Analytics が日本の携帯端末に対応したことをお知らせします。

これにより、広告主様やサイト運営者様は、通常のウェブサイトに加え、携帯向けのウェブサイトの解析もできるようになりました。
モバイル広告向けのトラッキングコードの取得や設定方法などについての詳細は、Analytics 日本版 公式ブログをご参照ください。

 
また、Android や iPhone で最先端のモバイルアプリケーションを開発されている方には、モバイルアプリケーション向けの Analytics もご提供しています。

これらを活用することにより、通常の携帯、Android や iPhone にようなハイエンド携帯端末およびそのアプリケーションといった、すべてのモバイルのウェブ解析が Google Analytics で行うことができるようになります。Google Analytics を今後一層お役に立てていただければ幸いです。
<ご参考情報>*テストにご協力いただいたパートナー様からいただいたコメント

「Google Analytics のモバイル対応は、高度なテクノロジーを必要とするモバイル解析において福音です。先進的な日本のモバイルマーケットでの活躍を期待します。」 - アユダンテ株式会社

「Google Analytics を使って改善が必要な広告ランディングページを容易に把握することができるようになりました。」 -
株式会社モバイルファクトリー

「使い慣れている Google Analytics で今後、今まで難しかったモバイルサイトのトラフィックやマーケティング効果の解析が出来るのが非常に便利です。」 -
Wazap! (株式会社イーストビーム)

*モバイルサイトを正しく Google に認識させる方法
Google Analytics のご利用には影響ありませんが、Google ウェブマスター向け公式ブログで、モバイルサイトを Google に適切にインデックスされるためのヒントを紹介しています。「モバイル検索の結果に自分のサイトが表示されない」「モバイル検索の結果にパソコン向けページが表示される」「パソコンからの検索にモバイル版ページが表示される」といった問題の対処方法について詳しく紹介していますので、ぜひご一読いただければと思います。

*モバイルサイトを正しく Google に認識させるためには
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2009/10/google.html

*モバイル版とデスクトップ版の両方のサイトを運営しているウェブマスターの皆様へ
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2009/10/blog-post.html

Posted by オンラインビジネス ソリューション チーム

2010 年 2 月分の AdWords 広告セミナー開催情報 をお知らせいたします。

Google では AdWords の効果的な運用方法や操作方法などをご紹介するセミナーを定期的に開催しております。インターネットに接続されたパソコンがあれば全国どこからでもご参加頂けます。参加費も無料ですので、この機会にぜひご参加ください。



[1. AdWords を始めて間もない広告主様向け]
このセミナーでは、AdWords を開始して間もない広告主様を対象に、管理画面の見方や操作方法をご説明します。


・AdWords 管理画面徹底解剖!セミナー
- 2010 年2月 18 日 (木) 11:00 - 12:00 [お申し込み]


[2. AdWords をすでにご利用中の広告主様向け]
このセミナーでは、Google AdWords を自社で運用される広告主様を対象として、より効果的な AdWords 広告運用のために、下記 7 回のオンライン セミナーを開催いたします。各回のセミナーの参加者人数を、300 人と限定させていただきますのでお早めにお申し込みください。


・AdWords 1 ヶ月集中最適化特別セミナー(全 4 回)

第 1 回 アカウント構造の最適化
- 2010 年 2 月 3 日 (水) 11:00 - 12:00 [お申し込み]

第 2 回 キーワードターゲット広告の最適化
- 2010 年2 月 10日 (水) 11:00 – 12:00 [お申し込み]

第 3 回 コンテンツターゲット広告の最適化
- 2010 年2 月 17 日 (水) 11:00 – 12:00 [お申し込み]

第 4 回AdWords Editor を用いた広告の最適化
- 2010 年2月 24 日 (水) 11:00 – 12:00 [お申し込み]


・モバイル活用セミナー
- 2010 年2月 4 日 (木) 11:00 - 12:00 [お申し込み]


・10分で完成!バナー広告の始め方セミナー
- 2010 年2月 25 日 (木) 14:00 - 15:00 [お申し込み]

[3. Google Analytics をご利用の広告主様向け]
このセミナーでは、フィルタなどの管理画面を使用した設定や、複数ドメイン サイトの様にコードのカスタマイズが必要な設定など、よりフレキシブルに Analytics を活用するためにご理解いただきたい基本設定について解説いたします。当セミナーでは Google Analytics 1 - 導入編の受講を前提にお話を組み立てていますので予めご了承ください。

・Google Analytics2 - 基本設定編
- 2010 年2月 23 日 (火) 11:00 - 12:00 [お申し込み]


なお、Google AdWords セミナー情報ページ にて、いつでも最新の AdWords セミナー情報をご参照いただけますので、あわせてご利用ください。

また、過去に開催されたセミナーを録画したものを、いつでもオンデマンドでご覧いただけます。セミナー情報ページにて「オンデマンド」欄よりご覧になりたいセミナーをご選択ください。画面の指示に従ってセミナー登録のための必要事項を入力するとすぐにセミナーが再生されます。

ライブでのオンラインセミナー、オンデマンドセミナー共に皆様のご参加を心よりお待ちしております。

Posted by 菅谷正樹 プロダクトスペシャリストチーム

このたび、コンバージョントラッキングの画面が新しくなりました。今回の変更で新しく 3 つのタブが用意されましたので、新しい機能を中心にご紹介していきたいと思います。なお、今回の変更はあくまで画面の変更なので、コンバージョントラッキングコードの張り替える必要はありませんので、ご安心ください。

1. コンバージョン数タブ
アクションごとのコンバージョン統計情報を確認するための画面です。

*「トラッキングステータス」項目が新しく追加されました。例えば「まだコンバージョンが一度も発生した事がない」「最近コンバージョンが発生しなくなった」「現在もコンバージョンが発生している」というような状態を、アクションごと、つまりコンバージョンコードごとに確認できます。

*「値」項目が新しく追加されました。こちらは、アクションごとに設定できる「コンバージョン収益」を「総クリックスルーコンバージョン」に掛けた結果が集計されて表示されます。

*「新しいコンバージョン」ボタンでアクションを簡単に追加できます。また「Google Analytics からインポート」ボタンで Google Analytics の目標とトランザクションを AdWords へインポート することもできます。Analytics データをインポートするための詳細な手順については、こちら をご確認ください。

クリックして拡大


2. ウェブページタブ
こちらは新しく追加された画面で、どのコンバージョンページからコンバージョンが発生しているか確認できます。この画面を確認することで、例えば「お客様が意図したページからコンバージョンが発生しているか」「コンバージョンが発生していないページはどこか」などのトラブルシュートが簡単になります。

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3. コードタブ
アクションの設定を編集したり、コンバージョンコードを取得する画面です。こちらは以前の画面と比べて、見た目以外は大きな変更はありません。

お客様がまだコンバージョントラッキングを利用したことがなければ、ぜひ試してみてください。コンバージョントラッキングを利用することで、お客様の広告キャンペーンの広告効果をより詳細に把握することが可能になります。コンバージョンコードをお客様の任意のコンバージョンページに張り付けるだけなので、設定はとても簡単です。コンバージョントラッキングの詳細については、こちら でご確認ください。

Posted by 浅野美都里 プロダクトスペシャリストチーム

現在多くのお客様にご利用いただいている Google のメディアプランニングツール、Google Ad Planner (英語版)に、このたび新しい機能が追加されましたのでお知らせいたします。

新たに追加された機能により、さらに詳細で正確なデータに基づいたメディアプランニングが可能となりました。広告主様がキャンペーンでターゲットとするオーディエンスを見つけやすくする、以下 4 つの新機能を追加いたしました。なお、Ad Planner 管理画面は、現在のところ英語でのみ利用可能となっております。

1. サブドメインデータに対応
これまで、Ad Planner ではドメインレベルのデータのみご提供しておりましたが、このたびサブドメインのデータもご提供可能になりました。サブドメインのデータが追加された事により、サイトに関してより詳細な情報を取得することができるようになり、Ad Planner でさらに精度の高いメディアプランを作成することができるようになりました。

たとえば、自動車購入に関して、比較/検討段階のユーザーをターゲットとして広告を展開したい広告主様の場合、carcompany.com というドメインを訪れるユーザーよりも、サブドメインである pricequotes.carcompany.com を訪れるユーザーの方が、ターゲットとする顧客層によりマッチしている可能性が高いかもしれません。

今回の変更により、具体的には以下のことが可能となりました。

・Ad Planner でサブドメインを検索する:ステップは以下の通りです
  1. Ad Planner 管理画面内で、"Search by audience" タブをクリックします
  2. "Ad Items" のドロップダウンメニューで、"Include Subdomains" にチェックを入れます
  3. "OK" をクリックします
・ドメインの総トラフィックに基づいて、サイトで最もトラフィックの多いサブドメインを確認する
・サブドメインのトラフィック、デモグラフィック情報、その他データを確認する
・メディアプランにサブドメインを追加する

2. プレースメントデータを確認
"Research" タブ内の "Search by audience" の "Ad items" をクリックし、"Ad placements" を選択してサイト検索をすると、ウェブサイトの中で広告が掲載される位置を確認できます。

たとえば、検索結果のサイトの一つに、"carcompany.com::SUV section, Middle Right" という表示が出ているとします。これは、carcompany.com というサイトの SUV セクションのページの、ページ右中央で広告を受け入れている、という事を意味します。

また、Google コンテンツ ネットワークにご参加いただいてるサイトについては、プレースメントのトラフィックデータなどもご確認いただけます。

この Ad placements 機能をご利用いただく事により、広告主様の広告の掲載場所に関して、より詳細な情報を基に、広告の出稿をご検討いただけます。AdWords プレースメント ターゲットの情報として、是非ご活用ください。

・Ad Planner で ad placements を検索する方法は、以下の通りです
  1. Ad Planner 管理画面内で、"Search by audience" タブをクリックします
  2. "Ad Items" のドロップダウンメニューで、"[A] Ad placements" にチェックを入れます
  3. "OK" をクリックします

3. リーチと関連性を視覚的に確認
サブドメインデータとプレースメントデータが追加された事により、Ad Planner で確認できるサイトのデータ量は増えました。しかしデータ量が増えると、ターゲットとして指定した条件に合うサイトを見つけるのが困難になるのでは?と疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

その疑問に応える機能が、今回新たに追加されたインタラクティブなグラフ機能です。グラフ機能により、どのサイトがリーチおよび関連性が高いかを視覚的に確認する事ができます。

デフォルトの設定では、検索結果のサイトを "audience reach" と "composition index" で比較します。最もリーチが大きいと判断されたサイトは、左上の部分に表示されます。また、指定した条件との関連性が最も高いと判断されたサイトは、右下の部分に表示されます。(図 1 参照)そして、右上の部分に表示されるサイトが、リーチと高い関連性両方を兼ね備えていると判断されたサイトになります。なお、グラフは比較に使用したりカスタマイズも可能です。詳しくは、こちらのヘルプ記事(英語)をご参照ください。

図1 クリックして拡大

4. パブリッシャーデータがより詳細に
サイト運営者の方は自身が運営されているサイトに関して、ページビュー、ユニークユーザー、合計セッション、平均サイト滞在時間、ユーザーの平均訪問回数といった Google Analytics で提供しているデータを、Ad Planner のパブリッシャーデータに反映することができるようになりました。

これまで以上により多くの Google Analytics データを Ad Planner のデータに反映することにより、サイトに関してより正確な情報を確認して、広告主様はより詳細な情報に基づいて、メディアプランに追加するサイトをご選択いただけるようになりました。

いかがでしたでしょうか。ターゲットとするオーディエンスと関連性の高いサイトを特定し、AdWords のプレースメントターゲットにご活用いただければ幸いです。

Posted by Dai Pham, Google Analytics チーム

本日、Google Analytics より複数の新機能を公開させていただきましたのでお知らせします。既存機能を拡張したものや、ウェブサイト独自の解析手法に Google Analytics を適用させるためのフレキシブルな新機能に加えて、まったく新しい Analytics インテリジェン ス レポートもございます。

解析機能の強化
ヘビーユーザーの皆様より以前からご要望いただいていた、データの操作性と解析性能の向上を目的に機能拡張をおこないました。下記にご紹介するのは、すでにご利用いただいている機能を強化したものになります。

コンバージョンの目標設定機能の拡張:コンバージョンの目標にユーザーのロイヤリティ高さやブランドへの理解度を測るための目標タイプが、新たに 2 つ加わりました。新しい目標タイプはサイトの滞在時間と訪問中のページビュー数を条件にコンバージョンの目標を設定することができます。また 1 プロファイルあたりの目標数を現在の 4 つから 20 まで拡張しました。新しいコンバージョンの目標設定の詳細につきましては下記の動画をご覧ください。


携帯アクセス解析機能:Google Analytics がモバイルサイトとモバイルアプリケーションをトラッキングできるようになりました。今後はモバイルを利用したマーケティング施策の正確な測定が可能になります。携帯用コンテンツを訪問したユーザーのデバイスが JavaScript を実行するか否かに関係なく、携帯電話を含む全てのインターネット対応デバイスからのアクセスを記録することができます 。

現在のところ、この機能はパイロット版として特定のパートナー様のみご利用いただいておりますが、今後数週間の内に、全ての広告主様でご利用いただけるようになる予定です。より詳細な情報につきましては今後ご案内させていただきますので今しばらくお待ちください。

高度なレポートデータの解析機能:アドバンス テーブル フィルタ機能はレポートのデータテーブルの表示を、効率的に絞り込むためのフィルタリング機能です。ピボット、セカンダリ ディメンションは今年の前半に公開した機能で、既にご利用いただいているユーザーの方々も多いかと思います。セカンダリーディメンションを使用すると、都市とキーワードの組み合わせ別にサイトの収益を見ることができます。つまりボストンで" ビーンバッグ" と検索したユーザーからサイトが得た収益を確認する事ができるのです。さらにピボット機能を使用して参照元を軸にする事で、収益を検索エンジン別の都市とキーワードの組み合わせまでブレイクダウンすることができます。詳細につきましてはこちらの動画(英語)をご覧ください。

これらのデータテーブルの操作に関する機能に加えて、新たにアドバンス テーブル フィルタ機能を公開しました。この機能は、複数の指標を条件にデータを絞り込むことができます。下記の動画(英語)では、数千種類のキーワードの中から、直帰率が 30 % 以内で 25 セッション以上のキーワードのみフィルタリング手順をご覧いただけます。


これら 3 つの機能をご利用いただくことで、表計算ソフトを使用することなく、レポート画面上で高度なデータ解析が可能になります。

ユニーク ユーザー 指標: カスタム レポートの各ディメンジョンで使用できる指標としてユニーク ユーザー が加わりました。これより様々なセグメントで、何人のユニークユーザーが(ユニークなCookie が)含まれているかを把握することができます。


高い自由度
ウェブサイトにはそれぞれ独自の解析手法があるとおもいます。サイトごとのニーズに合わせたカスタマイズが必要な際に便利にご利用いただける機能を、下記に 2 つご紹介します。トラッキング API に追加された マルチ カスタム変数と、カスタム レポートアドバンス セグメントの共有機能です。

マルチ カスタム変数:マルチ カスタム変数はGoogle Analytics をカスタマイズする強力で自由度の高い機能で、サイト独自の重要なデータ収集に適しています。これは既存の _setVar() 機能、ユーザー定義用のカスタム変数を拡張させたもので、ユーザー、セッション、ページの各レベルで定義をおこなうことができる機能です。

このカスタム変数を使ってトラフィックをユーザー属性(例:会員 vs. 非会員)、セッション属性(例:ログイン vs. 非ログイン)、ページレベル属性(例:スポートカテゴリを閲覧)で定義をおこない、ユーザーのサイトでの行動や、ページでのインタラクションを分類してトラッキングすることができます。

この非常に強力なカスタマイズされたトラッキング機能によって、フレキシブルでより高度な解析を実現できます。マルチ カスタム変数はまもなく全てのアカウントでご利用いただけるようになります。詳細につきましてはこちらのページ(英語)をご覧ください。

カスタムレポートとアドバンス セグメントの共有:すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、以前ご案内したカスタム レポートとアドバンス セグメントに加わった新しい管理機能と共有機能をご利用いただけるようになりました。

例えばセールス向けに作成したカスタムレポートがあるとします。このレポートは Google Analytics をお持ちの方であれば、URL によって簡単に共有したり、他のアカウントやプロファイルにレポートのテンプレートをインポートしたりすることもできます。また、アドバンス セグメントとカスタム レポートは特定のプロファイルにおいて共有するか、共有しないかを選択することもできます。


インテリジェント
Google Analytics にトラフィックの注目すべき変化をお知らせする機能が加わりました。これは多くの皆様からご要望いただいていた新機能です。

Analytics インテリジェンス:この Analytics インテリジェンスは日次、週次、月次などの期間において、指標やディメンションのパターンに顕著な変化があった場合に自動アラートでお知らせします。例えば、YouTube からのトラフィックが先週の火曜日と比較して 300% に増加したことや、バージニアからの直帰率が 2 週間前と比較して 70% 低下したことなどをインテリジェンスが知らせてくれます。

皆様がレポートをモニターして、トラフィックの変化を詳細に調査する代わりに、インテリジェンスが最も重要だとおもわれる変化要因に関わる情報をピックアップするので、短い時間でトラフィック状況に関する洞察を得ることができます。このように問題点を特定する手間を軽減させることで、具体的な施策の実行へ注力できるようになります。

カスタム アラート はモニターしたい任意の指標やディメンションを対象にアラートを作成する機能です。日次、週次、月次の期間を対象にして、異なる指標やディメンションをトリガーにアラートを設定することができます。またアラートはレポート画面上だけでなくメールで通知することができます。

こちらの動画でインテリジェンス機能の詳細をご覧いただけます。この機能は今後数週間のうちに皆様のアカウントでご利用いただけるようになる予定です。



いかがでしたでしょうか? 当ブログでは今回の新機能の概要についてのみお知らせしましたが、Google Analytics のブログでは、今後より詳細な記事を投稿する予定なので、興味のある方はぜひご確認をお願いします。


Posted by オンラインビジネス ソリューション チーム

2009 年 10 月分の AdWords 広告セミナー開催情報をお知らせいたします。

Google では AdWords の効果的な運用方法や操作方法などをご紹介するセミナーを定期的に開催しております。インターネットに接続されたパソコンがあれば全国どこからでもご参加頂けます。参加費も無料ですので、この機会にぜひご参加ください。



[1. AdWordsをこれから始める広告主様 向け]

このセミナーでは、AdWords をご検討中の方を対象に、AdWords の概要、そして効率的なキーワード・広告テキストの設定などの運用方法もご説明します。

・AdWords 体感セミナー
  1. 2009 年 10 月 8 日 (木) 11:00 – 12:15 [お申し込み]
  2. 2009 年 10 月 21 日 (水) 11:00 - 12:15 [お申し込み]
(各回の内容は共通)

[2. AdWordsを始めて間もない広告主様 向け]

このセミナーでは、AdWords を開始して間もない広告主様を対象に、管理画面の見方や操作方法、効率的な運用方法の基本をご説明します。

・AdWords 開始直後 売上促進セミナー
  1. 2009 年 10 月 14 日 (水) 11:00 – 12:00 [お申し込み]
  2. 2009 年 10 月 28 日 (水) 11:00 - 12:00 [お申し込み]
(各回の内容は共通)

[3. AdWords をすでにご利用中の広告主様 向け]

このセミナーでは、Google AdWords を自社で運用される広告主様を対象として、より効果的な AdWords 広告運用のために、下記 8 回のオンライン セミナーを開催いたします。各回のセミナーの参加者人数を、 300 人と限定させていただきますのでお早めにお申し込みください。

・AdWords 1 ヶ月集中最適化特別セミナー(全4回)

1. 第一回 アカウント構造の最適化
2009 年 10 月 7 日 (水) 14:00 – 15:00 [お申し込み]


2. 第二回 キーワードターゲット(検索連動型)広告の最適化 - 表示回数編
2009 年 10 月 14 日 (水) 14:00 – 15:00 [お申し込み]

3. 第三回 キーワードターゲット(検索連動型)広告の最適化 - クリック率編
2009 年 10 月 21 日 (水) 14:00 – 15:00 [お申し込み]

4. 第四回 自動プレースメント広告の最適化
2009 年 10 月 28 日 (水) 14:00 – 16:00 [お申し込み]

・今さら聞けない! AdWords 新管理画面の使い方セミナー
2009 年 10 月 8 日 (木) 14:00 - 15:00 [お申し込み]

・今から準備! クリスマス、年末商戦の AdWords 戦略セミナー
2009 年 10 月 15 日 (木) 11:00 - 12:00 [お申し込み]

・AdWords モバイル広告活用セミナー
2009 年 10 月 22 日 (木) 11:00 - 12:00 [お申し込み]

・AdWords と一緒に使おう! Google Analytics の始め方セミナー
2009 年 10 月 29 日 (木) 11:00 - 12:00 [お申し込み]


皆様のご参加を心よりお待ちしております。

Posted by Google Analytics チーム

村田製作所は、これまでユニークなテレビ CM や新聞広告で知名度を高めてきました。ウェブサイトでは、企業イメージの発信だけでなく、業務や製品の詳細な情報を伝えられます。B to B 企業として、顧客企業に向けて専門的な情報を届けられることも、ウェブサイトの利点。08 年にはリニューアルし、同時にGoogle Analytics を導入しました。広報部企業広報課の高橋正嗣氏に、B to B 企業ならではのアクセス解析方法、社内におけるデータの活用方法について、伺いました。

村田製作所のウェブサイトのトップページ。ページの幅や色にもこだわってリニューアルしたと、高橋氏。運用面も合わせてリニューアルして、情報発信の効率化を図っています。

村田製作所は、1944 年に創業した電子部品の開発、製造、販売企業。生産品目には、主力商品のセラミックコンデンサのほか、センサやフィルタ、コネクタなどがあります。


Google Analytics の導入で PDCA サイクルを作る
「リニューアルの目的は、ウェブサイトをマーケティングやグローバルブランディングの中心に据えることです。マーケティングを売り上げに結びつけるには、PDCA サイクルを作ることが必要。そのためにアクセス解析ツールは不可欠です。複数候補から検討し、Google Analytics を選びました。選んだポイントは3 点。無料であること、高機能であること、市場シェアが高いことです」(高橋氏)

高橋氏は、リニューアルにより、ウェブサイトと営業部門を連携させたいと考えました。そのために、ウェブサイトの利用状況を可視化できるGoogle Analytics は、強力なツールです。

「機能面で注目したのは、サイト利用の道筋がわかりやすく、ビジュアルにレポートを表示できることですね。私自身わかりやすいし、他部門の担当者も説得しやすいです。また、情報を活用してほしい部門には、ID とパスワードを渡して、直接解析結果を見てもらっています。閲覧者ごとの権限を詳細に設定できるところも便利ですね」

村田製作所は売り上げの 75 %を海外で占めるグローバル企業。海外拠点のサイトもリニューアル中で、Google Analytics を導入予定です。

「海外のローカル拠点と連携しながら、情報を集計・分析するためにも役立つツールだと考えています。一年後には、グローバルに、製品ごとの比較、前年との比較などが出せる予定です」(高橋氏)


解析結果を新規顧客の獲得へつなげる
Google Analytics の導入により、サイト利用者の姿が見えてきました。

「解析結果を見ると、利用者の多くは、品番検索で製品ページを見ていること、そして滞在時間が短いことがわかります。ページへ来る経路としていちばん多いのは、ブックマークです。これらのことから、技術者の方が製品ページを登録し、開発に必要な部品の仕様などを見る目的で、アクセスしていると推測されます」(高橋氏)

ウェブサイトで情報を一方的に発信するだけでは、営業ツールとして活かせません。アクセス解析すれば、どこから、どの商品へアクセスがあるのか数値化できるので、営業部門へ有用な情報として提供できます。

「新規顧客を開拓する営業部門からは、細かい情報を知りたいという要望がありました。商品のアクセス経路が分析できれば、既存の大口顧客以外に、新規市場の開拓も効率的に行えるからです」(高橋氏)

一方で、ウェブサイトの改善ポイントも見えてきました。

「リピーターの数が圧倒的に多いため、新規の訪問者を獲得すべきと考えています。それには、コンテンツの充実が必要。例えば、社員の顔が見えて親しみのあるコンテンツを作って、より多くの方に訪れてもらいたいですね」(高橋氏)

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Google Analytics で「新規ユーザーとリピーター」の前年同月比較を表示。「数値的には前年をすべて上回ってますが、今後はいかに新規訪問者の割合を増やしていくかが課題であることが読み取れます」(高橋氏)

村田製作所は、CSR も積極的です。小中学生を対象に行う電子工作教室や、全国の学校をまわって科学の楽しさを伝える活動を行っています。

「これまで、イベントを開催しても、どのような経路で応募されているのか、把握しきれていませんでした。解析結果を見れば、どのような経路で申し込みページにアクセスし、訪問者のうちどれくらいが実際に申し込んでいるのかなどの情報がわかります。また、どの位置にバナーを付ければ、アクセスしてもらいやすいのかなども、今後は探っていきたいです」(高橋氏)


アクセス解析の結果を全社的に活用する
解析結果の社内へのフィードバックは、まだ試行錯誤の段階ですが、不況という状況もあり、ウェブサイトへの期待は社内的に高まっているとのこと。高橋氏は、ウェブの重要度を今以上に社内に浸透させる必要があると語ります。

「今後はウェブをマーケティングや営業活動にもっと活かすことが、課題です。お客様が調べて問い合わせしやすいページを作り、それに対応する仕組みができれば、より効率的できめの細かいコミュニケーションが図れるのではないかと考えています」(高橋氏)

営業部門だけでなく、商品部でも、情報の活用が広がっています。

「商品部の一部には、既存の営業活動ではカバーしきれない新しいチャネルで、商品を販売したいというニーズがあります。今後は、既存のエレクトロニクス分野以外にも、ウェブを活用して認知度を高めると同時に、潜在ニーズを探りたいと考えています」(高橋氏)

現在は、ようやく器が完成した状態と語る高橋氏。今後は、さらにコンテンツを充実させていきたいとのことです。

「AdWords や YouTube など Google さんのサービスをどんどん使っていきたいです。それにより、村田製作所がより先進的で、グローバルなイメージを持つことができると考えています」(高橋氏)

高橋正嗣様
広報部企業広報課
株式会社村田製作所

「解析によって仮説を立て、新しい試みにつなげて PDCA を実現できます。これは、従来の広報ではできなかったことです」

Posted by 菅谷正樹 プロダクトスペシャリストチーム

Analytics と AdWords の両方をご利用頂いているお客様に朗報です。

このたび、Analytics の目標トンザクションデータを AdWords のコンバージョンとして インポートする機能 が新しく追加されました。この機能によってインポートされたコンバージョンデータは、通常の AdWords コンバージョントラッキングと同様に AdWords の管理画面で確認できます。

この機能を使うと、たとえば Analytics 利用中のお客様が AdWords 管理画面でコンバージョンを確認したい場合に、改めてコンバージョントラッキングコードをサイトに追加する必要がありません。また Analytics からインポートしたコンバージョンデータを、コンバージョンオプティマイザーに利用できるというメリットもあります。

<利用開始の手順>
この機能の利用の条件は以下の通りです。
  1. AdWords アカウントと Analytics アカウントがリンクされていること
  2. Analytics のデータ共有設定で「その他の Google サービスのみ」がチェックされていること
  3. AdWords キャンペーン経由のトラフィックがある Analytics の目標が 1 つ以上存在すること

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上記の条件を満たしていれば、AdWords のコンバージョントラッキングページに、「Analytics の目標とトランザクションをリンク 」というリンクが表示されます。リンクをクリックすると、Analytics の目標の一覧が表示されるので、インポートする目標を選択して、アクション名とトラッキングの目的を入力して、「リンク」ボタンをクリックすれば設定は完了です。インポートされたアクションには、「Google Analytics」 というラベルが付くので、通常の AdWords のアクションと区別できます。

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<注意点>
Analytics の目標とトランザクションと AdWords にインポートされたコンバージョンは一致しませんが、ご安心ください。2 つのトラッキングシステムはカウント方法が異なります。インポートされたコンバージョンは AdWords のコンバージョンの仕様にあわせて表示されるため、Analytics 上で表示されるコンバージョン数とは異なります。

たとえば、AdWords の場合、広告をクリックした日に遡ってコンバージョンがカウントされますが、Analytics の場合、コンバージョンが発生した日にカウントされます。また、クッキーの有効期限も異なります。2 つのトラッキングシステムのコンバージョンの特性の違いついては、こちらの Analytics ブログに詳しく記載されていますので、ご参考ください。

Posted by Google Analytics チーム

家具、生活雑貨からファッション、健康グッズまで、家にいながら好きな商品が手に入る通信販売。その大手で、カタログ、テレビを中心にインターネットでも幅広く通信販売を手がける株式会社ディノスでは、自社サイト内のユーザーの行動を 分析することで、いま新たなニーズを掴もうとしています。

ディノスオンラインショップのホームページ

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生ログ解析から Google Analytics の導入へ
ディノス インターネット本部 インターネット部 チーフの井筒秀樹氏は 8 年前からインターネット部に所属し、 2001 年から自社サイトの改善を進めるため、アクセス解析をスタートしました。

「当初は生ログを集計し、社内レポートを作成して情報を共有していましたが、トラフィックが増えたことにより、かなりの労力が必要になってきました。そろそろ有料のアクセス解析ツールの導入を検討しようと思っていたころに、ちょうど Google Analytics のリリースがあったんです。」

数あるアクセス解析ツールの中から井筒氏が Google Analytics を選んだ理由は、高度な集計が無料でできるという点でした。

「そもそもアクセス解析を導入したからといって、直接売り上げが発生するわけではありません。実際、それをどう活かすか、説得材料がないと導入が難しいという土壌がありましたね。その点、 Google Analytics は無料なので、社内の抵抗も少なく、導入のハードルが低いことが魅力でした。」


アクセス解析に現われたユーザー行動を分析し、サイト内容の改善につなげる
ディノスでとくに活用しているのが、 Google Analytics を使った広告効果の改善の部分です。アクセス解析のデータを集計し、出稿するキーワードを精査して、広告の費用対効果の改善に努めているといいます。

以前は自社のサイト内検索で入力されたキーワードを分析し、それをもとに広告出稿を行っていました。しかし、それではロングテールのキーワードを購入するまで至りませんでした。

「リスティング広告は、多くのキーワードを買って CPC を下げる施策が必要なため、実際にユーザーが検索エンジンで入力する細かなキーワードを拾う必要があるんです。 Google Analytics のキーワード分析のレポートを見て、正直、お客さまがこんなバリエーションで検索しているのかと驚きましたね。そして、弊社サイトに訪れたユーザーが検索したキーワードを、自動的に広告出稿するシステムをつくりました。 」

「キーワード分析を重点的に見ることにより、面白い発見もありました。たとえば、『テレビ台』というキーワードに対して、人間の頭だと『通販』『販売』という関連語しか思い浮かびませんよね。でも、実際にキーワードを見ると『幅○センチ』と検索している人が意外に多く、頭では思いつかない発見がありました。」

さらに、アクセス解析から、サイト内検索の離脱率が高いことを発見。それを解消するため、ユーザーの検索結果に、関連キーワードを出す仕組みを新たにつくり出しました。

「たとえば『ブーツホルダー』で検索したとき、『ブーツスタンド』『シューズキーパー』といった近い言葉を出すことにより、離脱率を下げるとともに、希望の商品にたどり着きやすい工夫をこらしています。また、カテゴリ内で検索が多いキーワードを、新たなカテゴリとして追加したり、ユーザーの欲求を汲み取るのにキーワード分析が非常に役立っています。」


キーワード分析で変わる商品ラインナップ
井筒氏が所属するインターネット部では、カテゴリごとに分類したキーワード分析レポートを作成し、マーチャンダイザーに渡して商品のラインナップづくりにも活用しています。

「レポートを見ると、アクセスが多いのにコンバージョンにつながっていないキーワードが分かるんですね。たとえば、『お弁当箱』もそうでした。そこでマーチャンダイザーに相談して仕入れを増やしてもらったところ、コンバージョンレートがぐんと上がりました。他部署との連携が図れた良い例ですね。」

キーワード分析の結果は、インターネットの商品ラインナップだけでなく、カタログの誌面にも徐々に影響を及ぼし始めたといいます。

「ガーデニング商品の担当者が、ネットを意識したカタログづくりを始めたんですね。他社で扱っていない商品を揃えるのはもちろんのこと、SEO を考慮した商品名や説明文をつくるようになったんですね。するとその甲斐あってか、ガーデニング商品に関してはインターネットの受注比率が特に上昇しました。」

またディノスのサイトでは、基本的にカタログの商品を掲載するスタンスでしたが、検索からの流入が多い商品を“ウェブ限定”として紹介する試みも始まっています。さらに、ウェブでその商品の評価が高ければ、次はカタログで紹介。“ウェブからカタログへ”という従来とは異なる新しい流れも生まれてきています。

「 Google Analytics の導入によって、従来の CPA だけでなく、直帰率や滞在時間もキーワードの精査に使用できるようになりました。キーワード解析で、消費者のニーズがリアルタイムで分かるだけでなく、ユーザーが何を求めているかという仮説思考によるマーケティングができるようになりました」

井筒秀樹様
インターネット部 チーフ
インターネット本部
株式会社ディノス

Posted by 江 建 オンラインビジネス ソリューション チーム

前回の投稿では、Google Analytics をご利用のAdWords アカウントと連携させる方法と、効果測定をするために必要な設定についてご紹介しました。

今回は、キーワードのパフォーマンスの確認方法についてご説明します。

各キーワードの費用対効果を確認するには、
  • 「トラフィック」レポートのAdWords 広告キャンペーンを選択(注 - AdWords と Google Analytics を連携している必要があります)
  • ディメンジョンを「キーワード」に設定
  • 表上部のタブを「クリック数」に切り替え、投資収益率の列を 2 回クリック

以上の操作で、下図のように、AdWords で登録している入札キーワードが、投資収益率で昇順にソートされますので、成果の低い順にキーワードを確認することができます。表示させるキーワード数を増やすには、セレクトメニュー「行を表示」を変更してください。

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いかがでしょうか? ひょっとして投資収益率が -100% になるキーワードが出てきませんか?これらは、ユーザーからのクリックに対して広告費用が発生したにもかかわらず、成果が1件も得られず、収益に結びつかなかったキーワードを示します。

しかし、ここでのポイントは、AdWords 管理画面を開き、これらのキーワードを削除したり、入札単価を下げたりするアクションをすぐに取らない、ということです。なぜなら、アクションを取るための十分なデータを得られているか十分に検討する必要があるからです。

多くの場合、投資収益率が -100%のキーワードは、クリック数がほとんどありません。キーワードに投資しているコストが少ないならば、ユーザーからのクリックをもう少し待つことで、そのキーワードで成果が生まれる可能性は十分あります。

すなわち、短い期間のデータでは、本当の費用対効果を判断することができませんので、十分なデータの蓄積を待つ必要がある場合がございますのでご注意ください。

一般的に短期的なデータでキーワードの変更をすることは賢明ではありません。ユーザーの購買サイクルを考慮し、オンライン上でのビジネスの特性を理解することで、より賢明な判断ができます。

また、次のようなケースはどうでしょうか? AdWords 経由でウェブサイトを訪れたユーザーが、その時点では何も購入せず、後日、その商品がやはり気になり、再訪問したときに購入することは、インターネット上でのユーザーの購買行動として通常起こりうることかと思います。もし、短期間のレンジでキーワードの費用対効果を見て、キーワードを削除してしまったら、再訪問者の購入を逃すことになってしまいます。

したがって、費用対効果をチェックする際には、ぜひ統計データの期間をいろいろと変更してみてください。Google Analytics はいつでも統計データの期間設定を変更できるので、一週間、一ヶ月間、一年間など、対象期間を変えてみて、費用対効果がどのように変化するかチェックしてみましょう。

では、売り上げに貢献しているキーワードはどのように探せばよいでしょう?こちらはご想像のとおり、先ほどの「トラフィック」レポートのAdWords 広告キャンペーンで、並べ替えを降順にすれば簡単に確認できます。投資収益率の列をもう一回クリックすれば、昇順から降順変わります。

ここでの見方のポイントは、もっとも高い収益を上げているキーワードが、必ずしももっとも費用対効果がよいキーワードとはかぎらない、ということです。高い収益を上げていても、それと同じくらい投資をしているキーワードの場合、費用対効果は低くなります。


以上、お分かり頂けましたでしょうか?キーワードの精査をするための Google Analytics  レポートの活用方法として、下記の投稿も合わせてぜひご確認ください。

キーワード広告の最適化 ‐問題分析編‐