水谷 嘉仁 シニアプロダクトスペシャリスト

英語以外の言語で広告を作成している場合は、表示 URL に国際化ドメイン名(日本語のドメイン名など)を使用して、その言語を話すユーザーにアピールしたいと思われたことがあるのではないでしょうか。本日は、AdWords で表示 URL とリンク先 URL に ASCII 以外の文字(アクセント記号や分音符号付きのラテン文字、ラテン文字以外の言語など)を使用できるようになりましたのでお知らせいたします。

広告主様は AdWords で広告を作成する際に、表示 URL とリンク先 URL の欄に Unicode 文字を入力できます。Google ではこの URL が Unicode と Punycode の両方で正しく機能することを確認し、ユーザーが広告主様のサイトに問題なくアクセスできるようにしています。

また、ユーザーに自国語以外で URL が表示されないようにするため、表示 URL はユーザーの表示言語と一致する場合にのみ Unicode 文字で表示し、それ以外の場合は Punycode で表示します。

なお、今後も AdWords の表示 URL とリンク先 URL に関するすべてのポリシーが適用されますのでご注意ください。特に、表示 URL とリンク先 URL のドメインは一致させる必要があるため、ASCII 以外の文字を表示 URL に使用する場合は、リンク先 URL にも必ず同じ文字を使用してください。

また、マルチバイト文字を含める場合は、文字数制限が異なることがあるのでご注意ください。詳細については、こちらのヘルプセンターをご覧ください。

水谷 嘉仁 シニアプロダクトスペシャリスト

通常、AdWords 広告において表示 URL は広告の最後の方に表示されてますが、それは決して重要でないということではありません。事実、表示 URL はユーザが広告をクリックするかしないかを判断する際の重要な要素のひとつであり得ます。

そのため、私たちは広告がグーグル検索の上部に表示される場合に、表示 URL のドメイン部分を広告タイトルに自動挿入されるようにシステムを変更しました。結果として、ドメイン名が入ることにより、広告の中でお客様のブランドが一層際立つようになり、広告に興味を持ったユーザーが、クリックする前にリンク先のウェブサイトをより明確に察知するのに役立ちます。

変更前
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変更後
クリックして拡大
表示 URL のドメイン部分は縦線で仕切られ、”www”やディレクトリは省略されて表示されます。ただし、もともとの広告タイトルに予めドメイン部分が含まれている場合は、自動挿入されません。また、説明文 1 が広告タイトルに自動挿入される場合(日本語未対応)は、68 文字(半角)以下であれば合わせて表示される可能性があります。


詳細はこちらのヘルプセンターをご確認ください。今回の変更によって、皆様の広告目標達成に一層お役に立てることを願っております。

安田 政弘 & 水谷 嘉仁 Google AdWords チーム

表示 URL を設定する際、表示可能な文字数を超えるような長い URL の場合でも指定いただけるようになりました。

テキスト広告の場合には、これまで半角 35 文字を超える表示 URL を指定することができませんでしたが、現在では設定いただけます。また、モバイルテキスト広告でも、これまでの半角 20 文字までという制限を超えて指定することが可能です。

もし表示 URL が、表示可能文字数を超過した場合には、短縮表示されるようになります。
たとえば、指定した表示 URL が「www.very-very-very-very-very-very-long-url.com」の場合、「very-very-very-very-very-very...com」のように表示されます。

注意事項
広告は AdWords の広告掲載のポリシーに準拠している必要がありますのでご注意ください。

ヒント
表示可能文字数を超えた場合、AdWords 管理画面では下記にような警告メッセージが表示されるので、簡単に表示可能文字数をチェックいただけます。こちらは警告メッセージですのでそのまま保存 することができ、その場合には表示 URL が短縮表示されることになります。

クリックして拡大

また、短縮して表示されるのを防ぐため、表示 URL はなるべく表示可能文字数内に収めることをおすすめします。その為に、ホームページを表示 URL として使用するか、「http://」や「www」などを削除することもご検討ください。

Posted by AdWords ポリシーチーム

今週より、ホスティングサービスをリンク先として使用する広告について、表示 URL に関するポリシーが変更されます。

広告をクリックしたときに表示されるサイトが明確になるよう、第三者が運営するホスティングサービスをリンク先として使用する広告では、サイトを識別するのに十分なドメインやパスを表示 URL に含めることが必要になります。

次の例をご覧ください。

承認例:
リンク先 URL: mycompany.blogspot.com/
表示 URL: mycompany.blogspot.com

不承認例:
リンク先 URL: mycompany.blogspot.com/
表示 URL: blogspot.com

blogspot.com ドメインでは多数のサイトがホストされているため、blogspot.com という表示 URL だけでは、リンク先ページを判断するのに十分ではありません。

このようなホスティングサービスを使用している場合、今後は広告の表示 URL に必要なドメインやパスを含める必要がございます。含まれていない場合、表示 URL に関するポリシーに違反するとして、広告が不承認となりますので、大変お手数ですが、必要に応じて広告の編集をお願いいたします。

その他、表示 URL に関する掲載ポリシーについては、こちらのヘルプページもご確認ください。

2009年2月27日
Posted by 菅谷正樹 プロダクトスペシャリストチーム

1 広告グループ内での複数の表示 URL ドメインの利用について、AdWords 広告掲載のポリシーの変更をお知らせします。今回の変更が、お客様の AdWords アカウントに影響があるかどうか、以下、ご確認ください。

今回のポリシー変更により、1 つの広告グループ内で複数の表示 URL ドメインをご利用頂けなくなります。つまり、1 広告グループ内のすべての表示 URL のドメインを一致させる必要があります。インターネットユーザーに対してより関連性が高く、質の高い検索体験を提供できるようにするため、ポリシーが変更 されました。このポリシー変更は、すべての広告主、すべての広告グループに対して例外なく適用されますので、ご注意ください。

たとえば、1 広告グループ内で以下のような表示 URL を利用している場合は、すべての表示 URL のドメインが「example.com」で一致するため、今回のポリシーに適応します。
  • www.example.com
  • www.widgets.example.com
  • www.example.com/widgets/redwidgets/
  • www.example.com/index.html

一方、1 広告グループ内で以下のような表示 URL を利用している場合は、それぞれの表示 URL が異なるドメインを利用しているため(「example.com」と「widgets.com」)、今回のポリシーに違反します。
  • www.example.com
  • www.example.widgets.com

表示 URL ポリシーの変更にともない、お客様の広告グループを必要に応じて調整くださいますようお願いいたします。将来的に表示 URL ポリシーに違反する広告は不承認になるため、お客様の広告キャンペーンを混乱なく継続するために、ご協力のほどよろしくお願いいたします。また、表示 URL とリンク先 URL のドメインは一致する必要がありますので、この点も改めてご注意ください。(トラッキングサーバを経由している場合は、最終ランディングページのドメイン と一致する必要があります。)既存の表示 URL ポリシー に関して、その他の要件はこれまでと変わりません。

複数の表示 URL を利用したい場合は、ドメインごとに広告グループをわけて作成ください。そうすることで、広告主様がインターネットユーザーに対してよりよい検索体験を提 供できるだけではなく、広告主様の AdWords アカウントが整理され、ドメインごとの広告効果を測定しやすくなります。