Baljeet Singh シニアプロダクトマネージャー

YouTube 上の動画コンテンツへのアクセスを増やす効果的な方法として、おかげさまでプロモート動画は多くの広告主様から支持(海外事例のご紹介)をいただいております。プロモート動画を使うと、動画を検索しているユーザーや視聴しているユーザーに対して自社の YouTube 動画を宣伝できます。これまでプロモート動画はクリック単価(CPC)ベースで課金されていました。これは AdWords の検索連動型広告と同じように、ユーザーがプロモート動画広告をクリックするたびに費用が発生する仕組みです。

しかし、来る 5 月 25 日より、このプロモート動画の単価を再生単価(コスト パー ビュー、CPV)モデルに変更し、実際に視聴したかどうかがより重視されるようになります。この変更により、ユーザーがプロモート動画をクリックし、その動画コンテンツの再生を開始したタイミングで課金されるようになりますので、プロモート動画をご利用の皆さまにはご確認をお願いします。この課金モデルの導入によって、広告費用が広告掲載の目標、つまり「多くの人々に実際に動画を見てもらう」という目標の達成にさらに直結します。

入札の仕組み
今後もプロモーションの作成時に上限入札単価を決めていただきますが、これまでの上限クリック単価ではなく、上限再生単価(1 回の動画再生にいくらまで支払ってもよいか)を設定していただきます。プロモート動画には、これまでどおり AdWords ディスカウンター が採用され、広告費用を自動的に抑えられる仕組みになっています。同じ(または類似の)キーワードやプレースメントで他のプロモーションと競合している場合に、単価をその競合プロモーションより 1 円だけ高くすることでプロモート動画を掲載できます。

ダッシュボードの変更
プロモート動画キャンペーンは、これまでと同様に AdWords または ads.youtube.com で設定し、管理できます。ただし 5 月 25 日からは、すべてのプロモート動画キャンペーンの課金条件が正式に CPC から CPV に変更され、それぞれのシステムの広告ダッシュボードに変更が反映されますのでご注意願います。また AdWords を通じて YouTube プロモート動画を購入されている場合は、しばらくの間キャンペーン ダッシュボードにクリック単価や CPC という表記を見かけるかもしれません。CPV の導入が完了し、システム内の表記の調整が済むまでしばらくお待ちください。


こちらのヘルプセンター に詳しい説明やよくある質問をまとめてあります。ぜひご覧ください。今回の課金モデルの変更によって、皆様の広告目標と事業目標の達成に、プロモート動画が一層お役に立てることを願っています。