Michael Nestler Google+ ページ エンジニア

前回は Google+ を利用してお客様のビジネスをアピールするための新たなツールとなる Google+ ページをご紹介させていただきました。

そして、これまでにユーザーの皆様からお寄せいただいたご意見をもとに、本日より Google+ ページをより便利に管理していただくための新たなツールと設定を追加いたします。これらの新機能は、数日のうちに Google+ アカウントに表示されるようになります。現時点で表示されていない場合は、数日後にもう一度ご確認ください。

管理者の複数登録と所有権の譲渡
ビジネスの環境においては、認証情報が異なる複数の管理者で Google+ ページを管理したいとのご要望が数多く寄せられました。そこで Google+ ページの管理者を最大 50 人まで登録していただけるようになりました。管理者を登録するには、新しい [ページ設定] パネルにアクセスしてください。管理者の方は、投稿、コメントへの返信、写真の追加、プロフィール情報の変更、他の管理者の追加や登録を行うことができます。

また、Google+ ページの所有権を他者に譲渡する機能も追加しました。ただし、ページの所有権を譲渡する相手は、既存の管理者の方に限られますのでご注意願います。所有権を譲渡するには、同じく[ページ設定] で [所有権の譲渡] をクリックし、所有権を譲渡する相手を他の管理者の中から選択します。

通知設定
新たに開発されたもう 1 つの機能は、Google+ ページでのアクションをページの所有者に通知する機能です。この変更により、ビジネス ページと個人プロフィールの通知設定を別々にカスタマイズして、それぞれに最適な通知レベルを設定できるようになります。新しい設定では、ページ通知を受け取るメール アドレスを変更したり、通知の対象をカスタマイズしたり、通知方法を編集したりできます。

これらの設定を編集するには、[ページ設定] をクリックします。配信設定セクションで、通知の対象とするアクションを設定します。必要に応じて、ページ通知を受け取るメール アドレスを個人用メール アドレス以外に変更することもできます。アカウントに複数の管理者がいる場合は、全員がアクセスできる共有アドレスに受信アドレスを変更することをおすすめします。

+1 情報と Circle Count の統合
Google+ ページに表示される +1 カウントにも変更があります。今後、ページに表示される太文字のカウントには、Google+ とウェブ全体の両方で獲得した +1 情報の数に加え、お客様をサークルに追加した人の人数も合算されます。この変更により +1 情報の集計方法や、広告や検索結果での表示方法が変わることはありません。合算カウントはご自身の Google+ ページと、サイトに表示している Google+ バッジにのみ表示されます。

小さな変更ではありますが、Google でお客様のビジネスを選んでおすすめしたりフォローしたりした人の数を、これまで以上に効果的にアピールできるようになるでしょう。

新機能の詳細については、Google+ ヘルプセンターをご覧ください。Google では、Google+ をビジネスで活用するための利便性向上に取り組んでおりますので、今後もぜひご意見をお寄せください。2012 年も Google+ をよろしくお願いいたします。

Dennis Troper Google+ ページ プロダクト マネジメント ディレクター

数か月前に Google+ を先行公開してから、これまで 4,000 万人以上のユーザーの皆様にご利用いただき、100 を超える新機能を導入してきましたが、ビジネスという重要な側面は手つかずのままでした。

Google では、オンライン ビジネスにおいても、現実世界で見られるような人間関係を築き、顧客との結び付きを持続させることができるようにしたいと考え、ビジネス向け Google+ の提供を開始しました。ビジネス向け Google+ では、顧客との結び付きを強化できるさまざまなツールやサービスをご利用いただけます。そしてこの中核となる機能は、Google+ でのビジネス プロフィールである Google+ ページです。



Google+ ページ - ユーザーを選んで直接対話する 
Google+ をビジネスで利用するには、まず始めに Google+ ページを作成する必要があります。このページでは、ビジネスの最新情報やニュースを投稿したり、顧客と直接対話したり、特定のユーザー グループ向けにカスタマイズしたメッセージを発信したり、ウェブ全体で獲得した +1 の数を確認したりできます。顧客との関係構築に役立つ Google+ ページの機能をいくつかご紹介します。

                         

ハングアウト

顧客の顔を見ながら話がしたいこともあるでしょう。たとえば、書店を経営している場合は、新作小説を出したばかりの作家を招いてトークショーを開催したり、化粧品の新シリーズを紹介したい場合は、美容部員によるメークアップ レッスンを開きたいと思うかもしれません。ハングアウトを使用すれば簡単です。最大 9 名のユーザーと高品質のビデオチャットをワンクリックで開始できます。ハングアウトでは、商品やサービスについての意見を聞いたり、顧客の問題を解決したり、単純に親交を深めたりといった顧客とのコミュニケーションが、すべてリアルタイムで実現します。

                             

サークル
サークルを使用すると、Google+ ページのフォロワーを少数のユーザーのグループに分けて、選択したグループ内だけでメッセージを共有できます。たとえば、ロイヤリティの高い顧客を集めたサークルを作成して、特別割引を提供することができます。



+1 ボタンと Google+ バッジ - 既存顧客のおすすめ情報が新規顧客を呼び込む

Google 検索、広告内、ウェブサイト、携帯端末上で、ユーザーは +1 ボタンを使用して友人知人にお客様のビジネスをおすすめすることができます。今回、ユーザーは Google+ ページ自体を +1 できるようになり、個々の広告やサイトだけでなく、ブランドそのものを直接おすすめできるようになりました。

Google+ ページをユーザーが見つけて共有できるようにするため、サイトに追加できる 2 つのボタンをご用意しました。ボタンを入手するには、Google+ バッジの設定ページにアクセスしてください。



Google+ アイコンは、Google+ ページに直接リンクする小さいアイコンです。

今後提供予定の Google+ バッジは、サイトを訪れたユーザーがその場で自分のサークルにページを追加できる機能です。Google+ を通じてビジネスの最新情報がユーザーに流れるようになります。


+1 を獲得して広告の掲載結果を向上
近々、Google+ ページとサイトの AdWords キャンペーンをリンクして、Google+ ページ、ウェブサイト、広告、検索結果の +1 をすべて集計して表示できるようになります。

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ユーザーは、広告、検索結果、ページのどこにいても、お客様のビジネスが獲得したすべてのおすすめ情報を見ることができるので、Google+ の 4,000 万人のユーザーにとどまらず、Google を利用するすべてのユーザーにビジネスをアピールできます。Google+ ページと AdWords キャンペーンをリンクさせる方法については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。

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Google+ と他の Google サービスとの連携

Google+ の完成形は、Google でのユーザー エクスペリエンスを変えること、つまり、アイデンティティと共有機能をすべての Google サービスに織り込むことです。本日より、新たな実験的機能であるダイレクト コネクトを公開します。これにより、Google 検索で Google+ ページが簡単に見つかるようになります。ユーザーがビジネスの名称の先頭に「+」記号を付けて Google 検索を行うと、直接 Google+ ページに誘導されます。試しに、Google で「+YouTube」と検索してみてください。また、ダイレクト コネクトによって見つかったページを自動的にサークルに追加するよう促すメッセージも表示されます。なお、ダイレクト コネクトのご利用には制限がありますのでご了承ください。ダイレクト コネクトの詳細と、お客様のページでダイレクト コネクトが利用可能かどうかについては、ヘルプセンターをご覧ください。

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はじめの一歩
より多くのお客様に Google+ をビジネスでご利用いただけるよう、本日より、すべてのお客様が Google+ ページのフィールド トライアルにご参加いただけるようになりました。Google+ ページは数分で作成できます。Google+ ページを作成するには、個人の Google+ プロフィールが必要です。Google アカウントをお持ちでない場合は、簡単に作成できます。ページの作成にあたってヒントが欲しい場合は、すでに Google+ ページをお持ちの、以下の企業様のページをご確認ください。

ビジネスで Google+ を活用する方法の詳細については、ビジネス向け Google+ のサイトをご覧ください。Google+ はまだ始まったばかりです。今後も新しい機能を追加していく予定ですので、ご期待ください。最新情報やご利用のヒントを受け取りたい場合は、Google+ Your Business ページ (英語) をサークルに追加してください。また、Google+ のビジネスでの使用についてご意見やご提案がございましたら、ぜひお知らせください。


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水谷 嘉仁 シニア プロダクト スペシャリスト & 安藤 直人 ソーシャル スペシャリスト

一般にクチコミの効果が高いことは、皆さんもよくご存知のことかと思います。例えば何か決めなければならないケースがある場合、信頼する誰かにアドバイスを求めることが多々あるかと思います。

一方でウェブ上の私たちのクチコミはどうでしょうか?カフェや電話で聞くように、オンライン上で、友人や同僚に簡単にアドバイスを求めることは可能でしょうか?

そこで、Google で情報を探しているユーザーが、自分の信頼するユーザー同士が相互にお薦めできるように、3 月の英語版リリースを経て、このたび日本語の Google 検索結果でも +1 ボタンをリリースしました。+1 ボタンとは、Google アカウントでログインしたユーザーが、インターネット上で自分が気に入ったページを、友人や知り合いのユーザーとクリック 1 つで共有できる機能です。




ではここで、架空のユーザー、ブライアン(Brian) を例にとって説明しましょう。ブライアンは Google アカウントにログインした後、Google で検索を行い、読者の皆さんの広告、または Google の検索結果のうちどれかについて +1 ボタンをクリックしたとします。

そして次に、ブライアンの友人のマリーが Google アカウントにログインした上で、Google で検索を行い、さきほどの広告、または Google の検索結果にたどり着いた場合、以下のようにブライアンが +1 ボタンをクリックしていますという注記が表示され、マリーはブライアンのアドバイスにしたがって、どのページに訪れるかを決めました。

このように +1 機能は、インターネット上で自分が気に入ったページが、友人や知り合いのユーザーとクリック 1 つで共有されることで、広告主やサイト運営者の皆さまに、より信頼に基づいた質の高いトラフィックをお届けできる可能性があります。

なお、今回の機能追加によって AdWords をご利用の皆さまに、特別な対応をお願いすることはありませんのでご安心ください。+1 ボタンは AdWords の品質スコアに影響はなく、広告ランクとクリック単価は、これまでどおり AdWords の過去の掲載結果やクリック率などの情報に基づいて計算されます。

また、+1 ボタンは Google の検索結果ページに限らず、皆さまのホームページにも導入することが可能です。+1 ボタンをサイトに追加していただくことで、上でご説明したように良質なトラフィックを集まる可能性が高まります。ご自身で導入してみたいと思われる方は、ぜひ Google ウェブマスター セントラルの +1 ボタンツールからコードを生成してページに設定してください。(ボタンのサイズやスタイルも複数ご用意していますので、サイトのデザインに最も合うボタンを選んでいただくことが可能です。もちろん、当ブログも +1 ボタンを導入しています)

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そして、Google の検索結果に表示される +1 ボタンがそれぞれのページに正しく反映されるための簡単な対策方法をウェブマスター セントラルのヘルプページでご案内しています。さらに、上級者向けのヒントなどは、Google Code サイトをご確認ください。


いかがでしたでしょうか?+1 と AdWords についてさらに詳しくお知りになりたい場合、こちらのヘルプページをご確認ください。