Posted by Google タグ マネージャ Product Manager Laura Holmes

最近のデジタル マーケティングの世界における精度や機能面での進歩は、目を見張るものがあります。ユーザーを新しい角度で分析したり、キャンペーンの改善を実現する強力なツール群が、今、マーケッターの目の前に登場してきています。

一方で、そういった新しいマーケティングツール群は、ウェブ解析やコンバージョン トラッキング、リマーケティング ツールにしても、サイトへのタグの実装を必要としています。

ウェブサイト上のタグは、最近の洗練されたデジタル マーケティングを支えています。タグは有益な情報を与えてくれるサイト上の小さなコードですが、一方で、めんどうな点もあります。たくさんのタグをサイトに実装すれば、サイトを遅くし、不安定にする可能性もあるでしょう。また、間違った実装をすれば、正しいデータが得られなくなるかもしれません。IT 部門やウェブマスターのチームは、新しいタグを貼るために、時間を取られます。時間が浪費されれば、データも得られず、コンバージョンも失う結果になります。



Google では、このタグにまつわる煩わしさをなくすための取り組みを行ってきました。そしてその結果、先日の Google アナリティクス ブログでもご紹介した通り、Google タグマネージャを発表しました。画面も、日本語のインターフェースでご利用いただけます。

Google タグマネージャは無料のツールです。サイトのタグを単一のスニペットで整理統合し、すべてをウェブ画面から管理できます。タグを変更したいと思った時に、IT 部門を煩わせたり、サイト上のコードを書きなおしたりせずに、タグの追加や変更を行うことができます。

どれだけ簡単に設定や管理ができるか、下記のビデオで紹介されています。英語のビデオですが、実際の操作シーンがありますので、設定の雰囲気をつかめることと思います。


 
Google タグマネージャは、Google のタグに加えて、Google 以外のタグにも対応しています。また皆さまのタグ実装のニーズに対応し、以下の機能を備えています。
  • 非同期でタグを実行
  • タグ同士が影響を受けず、ページの読み込みを遅らせることなく実行できます
  • 簡単なタグ テンプレート
  • テンプレートを使って簡単にタグを実装できます。同時にカスタムのタグも設定できます。
  • プレビュー モードなどエラー予防機能
  • タグが正しく実装できたか、プレビュー モードで確認することができます。デバックコンソールやバージョン管理機能で、新しいタグが、サイトに悪い影響を与えないか、確認することができます。
  • ユーザー権限と複数アカウント設定 
  • 大きなチームや代理店も含めて利用者を適切な権限設定で管理できます。
さらに、今後数ヶ月かけて、強力な機能追加を実現していく予定です。

また Google では、Google タグマネージャのテンプレートへの追加を希望されるタグ ベンダー向けのプログラムもご用意しています。タグを提供している企業様は、ぜひこちらからご連絡ください (英語)。

すでに多くのお客様に、Google タグマネージャをお使いいただき、効果が出てきています。ここで、QuintStreet の検索エンジン マーケティング部長 Ameet Arukar 氏からのコメントをご紹介します。

「 Google タグマネージャは、タグ実装のプロセスに、大きな時間的な余裕をもたらしました。従来 2 週以上かかっていた実装プロセスが、1 日以下で、時にはほんの数時間で終わることもあります。今やキャンペーン管理のチームは、どのタグを活用し導入すべきか、大事な決断を自分たちで行うことができます。

Google タグマネージャは、ビジネスにとって大きな意味があります。山のようなタグを、マニュアルで実装したいとは誰も思いません」

Google タグマネージャの設定は簡単です。アカウントを作成し、スニペットを 1 つサイトに実装すれば、後はタグの管理ができます。サポートが必要な場合は、Google の認定基準に合致した Google の認定パートナーにご連絡ください。

Google タグマネージャのご利用をお待ちしています。
www.google.com/tagmanager

Posted by AdWords プロダクト マネージャー Prashant Baheti

AdWords では、一度に大量の変更が必要になることがあるかと思います。たとえば何千個かのキーワードの入札単価を一括で 5% 変更したいケースや、ウェブ アドレスの変更に伴い、数百個の広告の URL をすべて変更する必要が生じる場面もあるでしょう。

このたび AdWords 管理画面で、新たに一括編集機能をご提供することになりました。この機能を利用すれば、アカウント全体にわたる大幅な変更も、簡単に行うことができます。

一括編集機能は、まずは一部の AdWords 広告主様に対してのみ提供してご意見を募集(英語のみ)し、問題がなければ今後何週間かのうちに全広告主様に向けてご提供を拡大していきたいと考えています。

大量の変更を簡単に
この機能では、次のような変更処理を行なっていただけます。

キーワード
  • キーワードまたはリンク先 URL に含まれる文字を検索/置換
  • キーワードまたはリンク先 URL に文字を追加
  • 新しい入札単価を設定
    (First Page Bid やページ上部表示の推定入札単価まで引き上げることも可能)
  • 入札単価を引き上げ/引き下げ
  • キーワード マッチ タイプを変更
  • ラベルを追加/削除
広告
  • 広告または URL に含まれる文字を検索/置換
  • 広告または URL に文字を追加
  • テキストの大文字/小文字を変更
  • ラベルを追加/削除
広告グループ
  • 入札単価を引き上げ/引き下げ
  • 新しい入札単価を設定
  • ラベルを追加/削除
キャンペーン
  • 予算を引き上げ/引き下げ
  • 新しい予算を設定
  • ラベルを追加/削除

変更内容は、実際の適用の前にプレビューすることができます。また、大量の変更を行う場合はバックグラウンドで処理が行われるため、一括変更の処理中にアカウント内の他のページに移って作業を続けることもでき、ログアウトしても問題ありません。処理状況は進捗バーで知ることができ、完了後には変更内容を確認することもできます。

シンプルな操作
新しい一括編集機能の導入とともに、従来の [表で一括編集] ビューは廃止されます。また、従来の [編集] ボタンは、[編集] プルダウン メニューに変わります。こうした変更を通じ、新しい広告主様にもわかりやすいインターフェイスを目指して参ります。

詳細とフィードバック
新機能が展開されたら、一括編集について説明した記事をはじめ、AdWords ヘルプセンターを通じて詳細をご紹介していく予定です。

今後数週間の間に新しい一括編集機能を使用された方は、ぜひこちら(英語)からコメントをお寄せください。皆様のご意見は、AdWords のさらなる改善に活用させていただきます。

Posted by 鈴木宏輔 広告商品プロダクトマネージャー

オンラインショッピングの市場規模は毎年 2 ケタ以上の成長率で伸びていますが、未だに 97% 以上のショッピングは実店舗で行われています*。しかしながら、実店舗に買い物に行く前にまずはインターネットで調べるという流れは着実に増えています。一方で、従来から実店舗にお客様を誘導する販促の一つとして折込チラシが活用されてきました。

Google オンラインチラシは、折込チラシとオンラインそれぞれの強みを活かした新しい広告フォーマットで、お買い得情報を探しやすくすることでオンラインから実店舗にお客様を誘導することを目的としています。

現在の典型的な「オンラインチラシ」は、紙のチラシを PDF 化してウェブサイトに掲載しているものがほとんどです。モバイルはもちろんのこと、PC でも閲覧しにくく、全ユーザーに同じ内容のチラシしか配布できない、掲載できる商品情報が少ない、インタラクションがない、など、オンラインである利点が活かせていません。

Google オンラインチラシはオンラインならではの特徴をもつ広告商品です。具体的には、下記の特徴を備えています。
  • シンプルで閲覧しやすいデザイン: PC、タブレット、モバイルなどデバイスに応じて最適化されたデザインを提供します。広告主様のブランドに適したデザインにカスタマイズできます。
  • 商品構成をパーソナライズ: ユーザーの位置情報や検索キーワードなどに基づいて、ユーザーごとにパーソナライズされた商品が表示されます。たとえば、ユーザーが「デジタルカメラ」と検索して広告をクリックした場合には、デジタルカメラが表示され、「ソニー」と検索して広告をクリックした場合には、ソニーのさまざまな商品が表示されます。また、ユーザーの位置情報に応じて一番近くの実店舗のチラシを表示するので、店舗ごとに掲載する商品を変えることができます。
  • リッチなインタラクション: チラシ内で商品を検索したり、カテゴリ別に閲覧することもできます。また、気になる商品をショッピングリストに保存して、出先でそれを見て買い物をするということも可能です。さらに、オンラインで購入できる商品には、ショッピングサイトへのリンクを追加できます。


Google オンラインチラシは、Google でホストすることもできますし (www.google.co.jp/weeklyads)、ご自身のサイトに埋め込むこともできます。掲載する商品情報は Google Merchant Center でアップロード、一括管理ができます。

Google オンラインチラシにユーザーを誘導するには、Google の検索連動型広告あるいはディスプレイネットワークの広告をご利用いただきます。クリック課金制 (CPC) なので、ユーザーがチラシを閲覧して初めて課金されます。

既にイオンなど一部の小売業者様に試験的にご利用いただいています。より多くの小売業者様に利用していただきたいと考えていますので、Google オンラインチラシにご興味がある方は、Google の担当営業あるいは問い合わせフォームよりお問い合わせください。

(* 出典=経済産業省「電子商取引に関する市場調査」 2011 年 6 月 2 日)

Posted by Jon Krafcik - プロダクト マネージャー

マーケティング業界では長年にわたって、広告媒体となるメディアの視聴者層に合わせて消費者へのメッセージをきめ細かく調整する取り組みがなされてきました。こうした視聴者層の分析はオンライン広告でも重要です。そのため Google では 2 年近く前に、年齢や性別といった属性に基づいて広告を掲載できる機能をベータ版として導入しました。

2011 年以降、Google ではこの機能のご利用対象となる広告主様の拡大に努めてきました。ご利用いただいたケースでは、優れた実績を上げています。

たとえば婚約指輪を扱う Blue Nile 社では、この機能を使用して見込み顧客にアプローチしたところ、アメリカにおけるオンライン ディスプレイ広告の平均を 10 倍上回るクリック率を達成しました。

このたびこの機能が、日本を含め 39 か国でご利用いただけるようになりました。対象地域をターゲットとするキャンペーンでは、[ディスプレイ ネットワーク] タブに「年齢」と「性別」のターゲット設定が表示されるようになります。

「年齢」や「性別」に基づいたターゲティング機能は、 インタレスト カテゴリリマーケティングキーワードによるコンテンツ ターゲットといった他のターゲティング機能を補完するもので、見込み顧客に合わせた適切な広告を掲載できるようにすることが目標です。

たとえば、ヨガ用品を販売していて、主な顧客層が 25~34 歳の女性であるとわかっている場合は、こうした層を中心に広告を掲載する一方、商品への関心が低いと思われる層をターゲットから外すことができます。

Google では、広告主様と見込み顧客とのつながりを高め、マーケティング キャンペーンの効果向上をサポートすることを目指しています。これは、より役立つ広告をユーザーに届けるうえでも重要な取り組みで、サイト運営者様の収益化にもつながります。この機能の詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。

Posted by Brad Bender プロダクト マネジメント ディレクター

Google では数年前に、インタレスト ベース広告とリマーケティング機能を導入し、広告主様の商材に関心があるユーザーや、広告主様のサイトを訪問したことがあるユーザーにアプローチする手段を提供してきました。

以来、広告主様やサイト運営者様より、広告の投資収益率向上やサイトの収益化にこの機能が役立ったという声を多く頂いています。またユーザーに対しては、「広告の表示について」リンクや「広告表示設定」、広告のミュート機能など、表示される広告を細かく管理する手段を提供しています。

今回 Google では、広告主様のご意見に応えて、新たに次の改良を加えることになりました。
  • 一つのリマーケティング タグで複数のリストを定義できるように

  • これまで、例えば時計の商品ページの訪問者と靴の商品ページの訪問者に対して異なる広告を掲載するためには、複数のリマーケティング タグを発行してそれぞれのページに埋め込む必要がありました。

    これからは、単一のリマーケティング タグをサイトに埋め込むだけで、リストを何個でも定義できるようになります。たとえば、URL に文字列「watch」を含むページの訪問者を「時計に興味があるユーザー」と定義し、時計の広告の表示対象とすることができます。詳細についてはこちらをご覧ください。

  • Google アナリティクスのタグでリマーケティングが利用可能に

  • 現在、Google アナリティクスをご利用の広告主様がリマーケティングを行うには、アナリティクスのタグに加え、AdWords のリマーケティング タグを発行する必要があります。

    Google ではこの手順の簡略化を進めています。将来的には、アナリティクスの管理画面からタグに少し手を加えるだけで、すぐにリマーケティング リストを作成できるようになる予定です。

    AdWords のリマーケティング タグで作成したリストと同様、このリストも Google ディスプレイ ネットワークで使用することができます。詳細についてはこちら(英語のみ)をご覧ください。

  • 新規顧客へのアプローチ

  • Google ではこのほか、見込み顧客に広告を表示する機能や、幅広いユーザーにアピールする機能の改善を進めています。

    例えば今後、サイト訪問者だけでなく、リマーケティング リスト内のユーザーと類似するユーザーに対しても広告を掲載できるようになる予定です。

    また、サイトへの訪問履歴の有無をもとに検索キャンペーンをカスタマイズするテスト機能(英語のみ)のリリースも進められています。(リマーケティング リストを使用した機能です。)
オンライン広告が最大限の効果を発揮すれば、広告主様は効果的にユーザーにアピールでき、サイト運営者様もコンテンツの収益化が可能になります。ユーザーにとっても、有用な広告が表示されるようになります。Google はこれからも、オンライン広告の効果を高めるためのツールの開発に尽力していきます。

* 補足(2012 年 7 月 31 日追記)

上記のうち、現時点で日本の広告主様にご利用いただけるのは、1 つ目でご紹介した「単一のリマーケティング タグで複数のリストを定義する」機能です。

その他の機能に関しては現在、機能の改善やリリースに向けた準備を進めています。ご提供開始まで今しばらくお待ちください。


posted by Subha Subramanian, 柔軟なリーチ プロダクト マネージャー

先日、ディスプレイ ネットワークでの広告運用を効率化するため、 [ ディスプレイ ネットワーク ] タブを AdWords 管理画面に追加いたしました。

このタブには、ディスプレイ ネットワークを対象とするターゲット設定、入札単価設定、最適化の機能がまとめられています。

そしてこのたび、この [ディスプレイ ネットワーク] タブでの管理がさらに柔軟になるよう、柔軟なリーチ機能を追加することになりました。

今後、AdWords の [設定] タブの [ネットワークとデバイス] セクションに、「柔軟なリーチ」を有効にするチェック ボックスが表示されるようになります。

この設定を有効にすると、広告の掲載先をキャンペーン単位ではなく広告グループ単位で設定できるようになります。



変更のメリット

これまで、ディスプレイ ネットワークにおけるターゲット設定方法(キーワード、プレースメント、インタレスト カテゴリなど)の組み合わせ方法( [広範囲] か [特定の範囲] )は、キャンペーン単位で選択していただいておりました。
  • [広範囲] :メインのターゲット設定に一致していれば、他のターゲット設定方法に一致していないページにも広告が表示されます。(他のターゲット設定方法は、入札単価を調整するために使用されます。)
  • [特定の範囲] :指定したターゲット設定方法に すべて一致するページにのみ広告が表示されます。
「柔軟なリーチ」を有効にすると、広告グループ単位で複数のターゲット設定方法を組み合わせ、これらを入札単価の調整のみに使用するか、それとも広告の掲載先を絞り込むために使用するかを選べるようになります。

また、ターゲット設定がキャンペーンのリーチや表示回数におよぼす影響についてもデータが得られます。

今回の変更によるキャンペーンへの影響

今年中にはキャンペーン単位での [広範囲] と [特定の範囲] の選択肢がなくなり、「柔軟なリーチ」に統一される予定です。

一度「柔軟なリーチ」を有効にしたキャンペーンでは、元のキャンペーン設定に戻すことはできなくなり、それ以降に作成した広告グループでは柔軟なリーチが適用されます。

「柔軟なリーチ」を有効にした後も、現在のターゲット設定や入札単価設定がそのまま適用されますが、その後は個々の広告グループ単位でターゲット設定を変更できるようになります。

詳細について
柔軟なリーチの詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。

Posted by Greg Rosenberg、AdWords ユーザー エクスペリエンスチーム

先日このブログで 新しい AdWords 管理画面のデザインをご紹介したところ、皆さまから多くのご意見をお寄せいただきました。いただいたご意見をもとにさらに改善を加え、今後数日間のうちに、全ての広告主様のアカウントに新しいデザインを適用する運びとなりました。

新たな管理画面では、統計情報などの重要な項目が目立つよう、メニューやタブ、ボタンのデザインをシンプルに抑えています。また、最新の技術を用いて画面の視覚性を高める一方、タブやボタンなどを探さなくてすむよう、各機能は以前と同じ配置にしています。



ユーザー エクスペリエンス チームでは、米国時間 6 月 21 日(日本時間 22 日午前 1 時半)にハングアウト オンエア上で Q & A セッション(英語)を開催します。

デザインについての説明や、ユーザー・エクスペリエンスについてのディスカッションを行う予定です。日本時間では深夜の開催となりますが、ご都合が合いましたらぜひご参加ください。

参加方法:
  1. 米国太平洋時間 6 月 21 日午前 9 時半(日本時間 22 日午前 1 時半)に Google Ads の Google+ ページ にアクセスします。
  2. ハングアウト オンエアのアイコン(下記の画像参照)をクリックします。Google+ にログインしている必要がありますので、ご注意ください。


Google では、よりシンプルで使いやすい画面デザインを目指しています。今回の変更で、 AdWords の管理画面をより使いやすく感じていただければ幸いです。ハングアウト オンエアへのご参加もお待ちしております。

Posted by Prashant Baheti - AdWords プロダクト マネージャー


広告主様の皆様は AdWords アカウントの効率的な管理手法を常に模索されていることと存じます。また、AdWords アカウントの運用戦略を決定する上で、独自の外部データを使用したいとのご希望も数多く寄せられております。

そこでこのたび、お申し込みをされた広告主様向けに、AdWords スクリプトを限定リリースすることになりました。これにより、JavaScript を使用して AdWords アカウントを編集できるようになります。

スクリプトには、次のような利用方法があります。
  • 外部データを使用して入札単価やキーワードのステータスを変更する
  • アカウントの統計情報をスプレッドシートに出力して、それを基にレポートやグラフなどを作成する 
  • 数週間分の統計情報の傾向を踏まえて、キーワードや広告グループの入札単価を変更する
スクリプトは Google Apps スクリプト インフラストラクチャで実行可能で、Google スプレッドシート、URL Fetcher、メールの 3 つのサービスを利用できます。Google スプレッドシートURL Fetcher を通じて外部データを取り込んだり、メールスクリプトの実行結果を送信したりすることが可能です。(※各リンク先は英語です。)

スクリプトをご利用いただくには、管理画面左側のツールバーの [自動化] で [スクリプト] を選択します。 

 

スクリプトの活用にあたっては、JavaScript の基礎知識をお持ちの方が管理されることをおすすめします。

この機能は、今後数週間ですべての広告主様にご利用いただけるようになる予定です。こちらのフォーム(英語)からお申し込みいただくと、より早くこの機能をご利用いただけます。お申し込みの際は、AdWords アカウントのお客様 ID (クライアント センター以外のもの)をご用意ください。スクリプトに関する詳細については、デベロッパー向けのサイトをご覧ください。

Posted by Greg Rosenberg、AdWords ユーザー エクスペリエンス チーム

Google では長年にわたり、お寄せいただいたご意見を参考に、検索、ディスプレイ、モバイル、動画、ソーシャル、ローカルの各分野でさまざまな機能を追加し、AdWords で高い成果を上げていただけるよう努めてまいりました。

また、AdWords の操作性を高める取り組みの一環として、数ヶ月にわたって 管理画面のデザイン変更を検討してきました。

つきましては、新しい管理画面のデザインについて、皆様からご意見を伺いたいと存じます。ぜひ、プレビューをご覧のうえ、 [フィードバックを送信] ボタンからご意見をお寄せください。(ご意見は英語でのみお送りいただけます。)

デザインを一新

今回のデザイン変更では、操作ボタンなどの表示が邪魔にならないようにし、データなどの重要な情報が見やすくなるよう工夫しました。また、最新のクライアント サイド テクノロジーを組み込み、画面の視覚性を高めました。





よりシンプルな AdWords

今回の変更には、キャンペーンの作成手順を簡素化する狙いもあります。例えば、キャンペーン タイプの選択画面を追加し、選択した内容に合わせてキャンペーン設定が切り替わるようにしました。

たとえば、検索ネットワーク キャンペーンを作成した場合は、 [標準]、[すべての機能]、[商品リスト広告] の 3 種類のキャンペーン タイプが表示されます。ここで [標準] を選択すると、最も標準的な設定のみが表示されます。

今回の変更により AdWords をより使いやすく感じていただければ幸いです。新しいデザインはまもなくリリース予定です。皆様のご意見、ご感想をお待ちしております。

Posted by Bhanu Narasimhan - AdWords グループ プロダクト マネージャー

検索広告の戦略を練るうえで鍵となるのは競合他社様の動向です。本日は、他の広告主様の動向を分析し、キャンペーンの最適化に役立てるための新機能 オークション分析 レポートをご紹介します。

これまでも、キャンペーン と広告グループの インプレッション シェア列で、広告の表示機会のうち実際に広告が表示された割合をご覧いただいていました。そしてこの度、さらに詳しい掲載結果や競合相手に関する情報を提供するため、オークション分析レポートをリリースいたしました。

オークション分析レポートでは、広告の掲載順位やインプレッション シェアに基づいて、同じオークションにかけられた他の広告主様と掲載結果を比較することができます。キーワードや入札単価、予算を決める際にご活用ください。

このレポートでは、キーワード単位で、5 種類の統計情報(インプレッション シェア、平均掲載順位、重複率、上位掲載率、ページ上部表示率)が表示されます。


※実在するデータではありません

このレポートは 1 回に 1 つのキーワードについて生成できます。また、選択した期間に一定基準以上の活動がみられたキーワードについてのみ、データが表示されます。
[キーワード] タブの統計情報の表で、左側にアイコン( )が表示されているキーワードについては、オークション分析レポートを生成できます。



注: このレポートで表示されるのは、ご自身の広告と同じオークションにかけられた広告主様の情報です。キーワードやマッチ タイプ、ターゲット設定が同じであったとは限りませんのでご注意下さい。競合広告主様の統計情報の欄には、ご自身の広告に掲載のチャンスがあったと思われるオークションのデータのみが表示されています。また、実際のキーワード、品質、キャンペーン設定などは表示されません。

これまで実際に Google で検索をしながら、競合状況を分析していた広告主様もいらっしゃるかも知れません。このレポートにより、競合状況に関する情報を、より簡単に調べられるようになりました。このレポートは、一定以上の活動がみられるキーワードをお持ちの広告主様に、無料でご提供しております。

オークション分析レポートの詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。

Deepti Bhatnagar、プロダクト マネージャー

Google では、みなさまから寄せられたご提案をもとに、キーワード ツールと御見積計算ツールに次のような改善を行うことになりました。

キーワード ツールの改善点

より効果的にキャンペーンを管理していただけるよう、キーワード ツールに次のような改善を加えました。
  • キーワード候補をテーマごとに表示: キーワード候補に加え、新たな広告グループの候補が表示されるようになりました。選択した広告グループ候補をアカウントに直接追加できます。
  • 御見積計算ツールとのシームレスな統合: キーワード候補を選択すると、御見積計算ツールのデータを簡単に確認できるようになりました。キャンペーン戦略に適したキーワードを的確に判断できます。


御見積計算ツールの改善点

より効果的な入札単価や予算を設定していただけるよう、御見積計算ツールに次のような改善を加えました。
  • 掲載結果の見積もりをグラフで表示: 掲載結果の見積もりがグラフで表示されるため、トラフィックと入札単価の見積もりを簡単に把握して効果的な入札単価戦略を策定できます。
  • 下書き用広告グループにキーワード候補を設定: 御見積計算ツールの中で下書き用広告グループを作成して、そのトラフィックや入札単価の見積もりを簡単に確認できるようになりました。
  • アカウントにキャンペーンを追加: 下書き用キャンペーンの内容を十分に検討したうえで、アカウントに直接追加できます。


また、トラフィックの見積もりにアカウントの過去の掲載結果を活用することで、見積もりの精度も改善しました。このため、今後は御見積計算ツールを使用する際に AdWords アカウントにログインしていただく必要があります

キーワード ツールの改善点の詳細についてはこちら、御見積計算ツールの改善点の詳細についてはこちらのヘルプセンター記事をご覧ください。

Posted by Jon Diorio、上級プロダクト マネージャー

 AdWords アカウントでラベル機能をご利用いただけるようになりましたのでお知らせします。この機能を使用すると、アカウントのキーワード、広告、広告グループ、キャンペーンをカスタマイズされたグループに分類できるため、重要度の高いデータだけを簡単に抽出し、レポート形式で表示することができます。それでは、このラベルの利用方法をご説明しましょう。

たとえば、アパレル関連の EC サイトを運営しているとします。東京、名古屋、大阪という 3 つの主要な市場で靴、衣類、バッグのキャンペーンを展開しており、各キャンペーンでは一般的なキーワード用とブランド キーワード用に広告グループを分けています。

こうした構造をとっているため、複数の広告グループで同じ広告とキーワードが使用されています(例:「東京 - 靴」 - 「一般的なキーワード」、「名古屋 - 靴」 - 「一般的なキーワード」の両方で、キーワード「スニーカー」が使用されています)。これまでは、このようなケースでスニーカーの売れ行きを地域別に把握したくても、データの並べ替えやレポートの作成が簡単にはできませんでした。




これからは、スニーカーに関連するすべてのキーワードに、「スニーカー」というラベルを適用できます。これにより、スニーカーに関連するキーワードだけを表示することや、キャンペーン レベルのラベル レポートを作成してラベル別の掲載結果を確認することができます。また、スニーカーを他の種類の靴と比較したり、他のラベルを適用したグループと比較したりすることも可能です。



ラベルを使用すると、キャンペーンの要素を目的に合わせて分類できます。たとえば、ブランド キーワードと非ブランド関連キーワードの掲載結果を比較することや、「無料見積もり」をうたった広告と「無料資料請求」をうたった広告の掲載結果を比較することが可能です。特に効果が高いキーワードにラベルを貼れば、毎朝状況を確認することも簡単にできます。

ラベル機能は、すべての AdWords アカウントでご利用いただけます。詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。