Posted by 清水一浩 プロダクトマーケティングマネージャー

Google は本日、中小の広告主様の AdWords 利用支援を行う企業をサポートするプログラム、Google オープンビジネスパートナーを開始いたしました。このプログラムを通じ、中小の広告主様には個々のニーズに沿った AdWords ご利用の支援提供を、また、プログラム参加者様には AdWords 利用支援という新たなビジネス機会の提供を目指します。

本プログラムは、法人および個人問わずどなたでも無料で参加できますが、特に中小企業の営業支援との親和性の高い下記の業種、職種の方々からの参加をお待ちしております。
  • ウェブ制作会社
  • ウェブデザイン会社
  • インターネット広告代理店
  • 専門広告代理店制作会社
  • 検索エンジンマーケティング (SEM)
  • ウェブホスティング会社
  • 中小企業診断士 など

また、本プログラムの参加者様専用のポータルサイトを設置し、ポータルサイト上で下記のようなサポートを無料で提供いたします。AdWords 利用支援を既に行っている企業だけでなく、これまで AdWords 利用支援をしたことがない企業の方でも、スピーディーかつ効果的に始められるように支援いたします。
  • AdWords 5,000 円無料お試し券進呈による広告主様獲得サポート
  • オンライントレーニングによるスキルアップサポート
  • 専用サポートデスクによる営業活動支援
  • 広告提案から運用まで支援する各種ツール
  • 実践的なスキルを学べる参加者限定セミナーやイベントへのご招待
  • Google 認定パートナーになれる認定資格取得の支援

本プログラムへのお申し込みは、こちらのページより簡単な企業情報をご記入頂くだけで完了です。所定の審査後、数日以内に Google より登録完了のご連絡をいたします。

 

なお、本プログラムの参加者様向けに、 11 月に東京と大阪で最初のセミナー開催を予定しております。セミナーへの参加枠には限りがございますので、登録完了後、専用ポータルサイト上にてお早めにセミナーへの参加登録をお願いいたします。

皆様の積極的なご参加をお待ち申し上げております。

Posted by 広告営業第六部 アカウントエグゼクティブ 早崎一朗

導入の経緯
株式会社パイプドビッツは、自社サービス「スパイラル®」の顧客獲得手段として長年アウトバウンドコールを主に実施してきました。しかし検索エンジンを利用して企業向けサービスを探すことが一般的になっていることを受け、オンラインマーケティングの 1 つの手段として、AdWords の検索連動型広告を開始しました。

<スパイラル® とは>
2001 年に提供を開始した情報資産管理 ASP・SaaS (クラウド)「スパイラル®」 は、安全で安心して情報を預けられる環境とクライアントのビジネスに役立つソリューションを提供し、ビジネスの現場で活躍するユーザーが生み出す付加価値の向上を支援する国内最大規模の情報資産管理プラットフォーム。官公庁、金融、サービス、教育機関など、業種・業態を問わず 2010 年現在の導入実績として1,700 以上のお客様が利用しています。


検索連動型広告で、新規顧客の獲得に成功。さらにリーチを拡げる手段を採用
AdWords の検索連動型広告の活用にあたり、同社はスパイラル® が提供する様々な機能を細分化。例えば、メール配信の ASP を探す見込み顧客には同サービスのメール配信機能、アンケート調査の ASP を探す見込み顧客にはアンケート調査機能を丁寧に説明したランディングページを用意し、検索キーワードに対する適切なランディングページに誘導できるようにしました。その結果、ランディングページに辿り着いた見込み顧客を受注へつなげることができる確率が高まりました。

[検索連動型広告での広告表示イメージ]
クリックして拡大
さらに同社は、Google ディスプレイネットワークから関連性の高いウェブサイトやウェブページへと広告を配信することができる AdWords のコンテンツ ターゲットを採用しました。「検索連動型広告では、サービスの利用に対するモチベーションが高く、アクティブに情報を探している見込み顧客にリーチすることができますが、より多くの顧客を獲得するためには、潜在顧客にもリーチする必要があります。それを実現できるのがコンテンツ ターゲットだと考えました。」(株式会社パイプドビッツ マーケティング戦略室 マネージャー 石永孝士氏)

[コンテンツ ターゲットを活用した広告表示イメージ]
クリックして拡大

導入の効果
石永氏は、AdWords の効果について次のようにコメントされています。

「AdWords から弊社ホームページを見てお問い合わせいただくお客様が、資料請求に至る確率は非常に高く、費用対効果高くコンバージョンに結びつけることができています。他のインターネット広告にもほぼ同額の予算を割いていますが(注- AdWords: 他のインターネット広告=54:46)、他のインターネット広告と比較してAdWords はコンバージョン数が約 2 倍、CPA (1 資料請求あたりにかけた広告費)を見ても 25 ~ 30 %、AdWords の方が安い結果となっています。さらに、資料請求を行った顧客へより詳しい提案を行うことが可能になる割合(有効率)は、他のインターネット広告が約 65 % であるのに対し、AdWords の場合約 80 % と、単なるお問い合わせにとどまることなく、商談につながる確率も高いです。」

また一般的に、見込み顧客を獲得できる検索連動型広告に比べると、潜在顧客を獲得できるコンテンツ ターゲットは CPA が高くなる傾向がありますが、同社の場合、コンテンツ ターゲットの CPA は検索連動型広告の CPA の約 82 % と、低いCPA に抑えることに成功しました。

「検索が当たり前になった今、こうしたオンライン広告でリーチ出来るユーザーは、顕在的な意識が高いユーザーと潜在的なリサーチ目的のユーザーが混合していると考えています。ただ、コンテンツ ターゲットで弊社のサービスにヒットするユーザーは、技術的な記事(コンテンツ)を観覧している、成功事例を観覧しているなどの比較的リテラシーが高い顕在層のユーザーと想定しております。この様な理由から、的確に顕在層にリーチ出来ていることでコストロスが抑えられ、よって CPA も低くなっていると考えています。」(石永氏)
株式会社パイプドビッツ
マーケティング戦略室
マネージャー 石永孝士氏
「弊社では、オンライン広告経由の受注が全体の 35 % を占めており、その中で AdWords は最も重要な顧客獲得手段となっています。AdWords の効果は他のインターネット広告と比べても圧倒的に良いと感じます。」


新たな機能にも着目し、常にチャレンジを繰り返す
石永氏は、AdWords の活用について次の点を工夫のポイントとして挙げられています。

1.セッションに注目する
AdWords を運用していると、CPA をできるだけ下げることを重視しがちのところ、1 日の予算は維持しままCPC を下げ、よりセッションを増やすように設定変更を実施。これにより電話による問い合わせが変更前の約 2 倍に。

2.ランディングページを変更する
これまで広告用に 1 ページにサービスの強みを凝縮して載せたランディングページを設定していましたが、今後は通常のサービス内容の詳細を明記したページへ変更。BtoB サービスの場合、会社の信頼性が重要な検討項目の 1 つとなるため、会社概要を掲載し、信頼感を与えるページへ見込み顧客を誘導することを計画。

3. 新しいツールの活用
AdWords のキーワード ツールを利用し、サービス企画へのニーズを把握。どのような分野でリードを作ることができるかを確認し、キーワードを効率的に追加。

「AdWords はレポート機能も非常に優れているので、ローデータはもちろん、時間別の配信結果など詳細なデータをタイムリーに確認することができます。そのため、すぐに対策を講じ、より費用対効果の高い施策を実行することができます。弊社のような BtoB サービスを提供する企業にとって、AdWords は非常に有効な顧客獲得手段となっています。今後さらに AdWords を通じてコンバージョンを増やしていきたいですし、これからの弊社商品ラインナップ拡大に伴い、ディスプレイ広告にもチャレンジしたいと思っています。また、弊社のサービスラインナップを包括的にプロモーションすることができるよう、YouTube などを使ったブランディング広告にも力を入れていければと考えています。」(石永氏)


Google ディスプレイネットワークについてはこちらのページを、その他、AdWords の活用事例については、こちらのページをご確認ください。

2009年8月13日
posted by 今井紀夫 広告営業部

2009 年 5 月の富士通グループ再編により、富士通の完全子会社となることが決まった株式会社富士通ビジネスシステム(以下富士通ビジネスシステム)。富士通グループにおける中堅中小企業向けビジネスの中核として新たなスタートを切ることになった同社に、AdWords による Web マーケティングは、「営業のパラダイムを変えた」というほどのインパクトを与えました。AdWords は同社に何をもたらしたのか?マーケティング本部ビジネスイノベーション推進部の石見誠一氏と塩原匡顕氏に話を伺いました。


中堅中小企業向けの販売管理/営業支援ツール NetSuite のマーケティングで活用
富士通ビジネスシステムは、もともと中堅中小企業向けの製品、ソリューションを得意としてきました。特に営業力には定評があり、全国の営業拠点に約 1,000 名を配置し活躍しています。インターネットのビジネスにおける可能性にも早くから着目。グループウェアの ASP サービス(WebOffice)を提供するなど、さまざまな取り組みを行ってきた同社が、新しいマーケティングツールとして AdWords を導入したのは、2008 年の 1 月のことでした。

「NetSuite という中堅中小企業向け CRM+ERP ソリューションの販売を目的に Web サイトを作成、公開し、AdWords による Web マーケティングを開始しました。さまざまなキーワードを出稿して反応を見ていったのですが、結果から言いますと、いいお客様は見つかったものの数が尐なく、実際に伺ってみると限定された機能への対応を求められるなど、予想以上にお客様のターゲットが絞り込まれすぎてしまいました」(石見氏)

そこで石見氏は、すべてのプランを作り直すことを決断。代理店となる株式会社ネクスウェイ(以下、ネクスウェイ)に依頼し、「CRM」や「ERP」「グループウェア」などのよりターゲットの広いビッグワード中心の戦略に切り替え、キーワードも厳選しました。中小企業の課題を調査したレポートを参考に広告文も作り直し、ターゲットごとにコンテンツも用意。問い合わせ後のフォロー体制も整備して、今年 1 月から再びサイトを公開しました。

さらに、サイト公開後も、キーワード群ごとの AB テストの実施や広告文ごとのコンバージョン調査など、こまめな施策を継続的に実施。その結果、クリック率が大幅に向上し、Web 経由の受注も順調に伸びています。実際にサイト構築に携わった塩原氏は、次のように語ります。

「Web 経由のお客様は導入意欲が高いと感じています。お問い合わせいただいたあと営業が伺っても、熱心に話を聞いていただけますので、飛び込みや電話による営業と比べても、ユーザーキーマンとの面談できる確率が非常に高いのです。新規のお客様を獲得するうえで、AdWords を活用した Web マーケティングは、間違いなく強力なツールです」(塩原氏)


AdWords 抜きの営業は考えられない。ただし、AdWords だけではうまくいかない
NetSuite の経験から、石見氏は次のような確信を持つに至ったと言います。

「AdWords が強力な集客ツールになることはわかりましたが、集客だけを考えていては、うまくいかないことも痛感しました。お問い合わせいただいたお客様のフォローから受注の計上まで、すべてのプロセスを一気通貫に設計したうえで広告を打つことが重要です。さらに、各プロセスごとにデータをとり、それぞれに PDCA サイクルを回して改良を重ねることも必要ですね」(石見氏)

さらに、AdWords による Web マーケティングでは、利用するほどノウハウが蓄積されていくと言います。
「AdWords は非常に手軽に開始できるため、当初はあまり深く考えず、『Web で集客できれば楽ができるだろう』といったレベルで始めました。もちろん、予想以上の効果はありましたが、アクセスを実際の受注にまで結びつけるには、やはりそれなりの工夫が必要です。いまは、キーワードの選定から広告文の作成、ターゲットごとのコンテンツ作成など、さまざまなノウハウが蓄積されているところです。このノウハウは、今後の我々のビジネスに間違いなく役立つでしょう」(石見氏)

Web マーケティングの効果が社内に波及することにより、営業サイドの意識にも変化が見られるようになりました。

「従来、新規顧客の開拓にはダイレクトメールが使われることが多かったのですが、それをメルマガに変えたい、といった要求が営業サイドから提案されるようになりました。費用対効果の高い Web のメリットが、営業サイドにも浸透しつつある証拠だと思います」(塩原氏)

「Web経由のお客様は導入意欲が高いと感じています。営業が伺っても熱心に話を聞いていただけます」

塩原匡顕様
マーケティング本部
ビジネスイノベーション推進部
(Webマーケティング担当)
株式会社富士通ビジネスシステム

営業のパラダイムが変わった!「効率化営業」を極めた企業が勝ち残る
Webマーケティングの効果を目の当たりにした石見氏は、「営業に求められるコンピテンシーも変わらざるをえない」と断言します。特に、今後はコンテンツを作成する能力が求められるようになるだろうと言います。

「これからの営業には、我々が提供しているソリューションとお客様が抱えている課題を結びつける効果的なコンテンツを作成する能力が求められるようになると思います。各業種、業態のトップ層、キーマンとなる経営陣や幹部クラス向けに、サーチエンジンと連動した効果的なコンテンツを作ることができれば“勝ち”です。営業では、よく“足で稼ぐ”と言われますが、さらに Web マーケティングを活用することにより営業効率が格段に良くなります。営業のパラダイムが変わったのです。今後、このパラダイムの変化に対応できる企業とできない企業では、圧倒的な差がつくでしょう」(石見氏)


営業が変われば、企業も変わらなければなりません。
「企業はコンテンツを作成できるクリエイティブな部隊を作る必要があります。そして、プロダクトマーケティングを含めたすべてのプロセスにこの部隊を参加させて、組織的・継続的にコンテンツを作り、効果を数値で測定・管理していく仕組みが必要です。弊社も、いま、まさにその仕組みを作っているところなのです」(石見氏)

「サーチエンジンと連動した効果的なコンテンツを作ることができれば"勝ち"です。こうしたコンテンツを次々と提供することが、企業の競争力の源泉になるでしょう」

石見誠一様
マーケティング本部
ビジネスイノベーション推進部
プロフェッショナル部長(SaaS担当)
株式会社富士通ビジネスシステム

その他、AdWords の活用事例については、こちらのページもご確認ください。

Posted by 大津陽子 広告営業企画チーム

2008 年、最初のプレースメントターゲット情報として、ターゲットができるようになったウェブサイト 2 つをご紹介いたします。

IRI コマーステクノロジー RBB TODAY  http://www.rbbtoday.com/
表示広告:テキスト、イメージ、動画 サイズ: 336 * 280

日本経済新聞デジタルメディア NIKKEI NET(マネー) http://markets.nikkei.co.jp/ 
表示広告:テキスト

どちらのサイトも、通信ビジネスやマネー情報などその領域に興味のあるユーザーに対してアピールすることが可能です。B to B コミュニケーションにも有用なものになるでしょう。

また、日本気象協会 tenki.jp が 48 都道府県別のコンテンツにターゲット指定できるようになりました。これから雪の情報や、花粉情報など、何かと気象状況が気になる季節です。このレベルのコンテンツでターゲットできるようになったことで、エリアマーケティングにもお使いいただけます。ぜひ一度プレースメントツールでご確認ください。

クリックして拡大