Posted by Inside AdWords チーム

Google 公式ブログ 日本版にてご紹介のとおり、Google では、昨日から店舗や事務所の場所情報を無料で登録できるサービス「ローカルビジネスセンター」の名称を、「Google プレイス」に変更し、新機能を追加しましたので、お知らせいたします。

新しい Google プレイスでは、サービス提供エリアの表示、お店フォト、ダッシュボードの提供など、実店舗やロケーションをお持ちの事業主様に向けた各種サービスを提供していく予定です。

Google プレイスについて、さらに詳しい情報については Google プレイス ユーザーガイドをご覧ください。

Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト

先日紹介させていただきました住所指定オプション機能、すでにお試しいただけましたでしょうか。今日は住所指定オプションを効果的な使い方をご案内したいと思います。

住所指定オプションはキャンペーンレベルで設定する方法と広告テキストごとに登録する方法、2つの設定方法があります。

キャンペーンレベルで設定した場合、ユーザーが検索している場所や検索クエリに含まれている地域名と最も関連があると思われる住所を Google が自動的に判断してそれをテキスト広告とともに表示します。(ただし住所はあくまでもユーザーの居る場所や検索クエリと関連する場合のみに表示される、という点はご注意ください)

キャンペーンレベルでの設定画面

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ここからは架空のコーヒーチェーン、グーグルコーヒーを使ってキャンペーンレベル、広告単位の場合の住所指定オプションの動きを解説していきたいと思います。



キャンペーンレベルでの設定が適している例

  • 同じ広告メッセージを様々な店舗で利用したい場合
「コーヒーを 1 杯買えば 2 杯目は無料」をチェーン共通のキャッチコピーにしているような場合、キャッチフレーズを広告テキストに入れて住所指定オプションを使えば、チェーンとしての統一したメッセージをと店舗の情報を簡単に告知することができます。

  • 全店舗のリンク先ページを同じものにしたい場合
例えば全社を上げて 200 円のカフェラテを目玉商品として訴求したい場合、キャンペーンレベルで住所オプションを設定すれば、既存の広告テキストを使いつつ、店舗住所も簡単に告知することができます。

  • 広告の作成、編集をすばやく済ませたい場合
「毎週火曜日はコーヒー 1 杯 100 円」といったプロモーションを全社で展開することになった場合、キャンペーンレベルでの住所指定オプションを使うと、1 つの広告テキストを作成した後は店舗情報を登録するだけで AdWords キャンペーンを始められます。

一方、広告単位で住所指定オプションを選択した場合、キャンペーンレベルで設定した情報が上書きされ、広告単位で設定した住所が適用されます。

広告単位で設定した場合

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広告単位での設定が適している例

  • 店舗ごとに異なるメッセージを使いたい場合
例えば、ある店舗だけが毎週月曜日に同じ価格で L サイズのコーヒーも選べるというようなキャンペーンを行っている場合などは、広告単位での住所表示がより効果的です。

  • 店舗ごとにリンク先を用意したい場合
店独自のブログを持っているなど店のページをリンク先にしたい場合は、広告にその店の URL を設定して住所指定オプションを活用するとより細かな情報をユーザーに伝えることができます。

広告単位での住所指定オプションの使い方についてはこちらのヘルプページもご参照ください。



いかがでしたでしょうか? こちらはほんの一例です。お客様が展開されているビジネスによっては上記例がそぐわない場合もあるかもしれませんが、本ブログを参考情報としてご利用いただけると幸いです。住所指定オプション全般についてはこちらもご参照ください。

Posted by 菅谷正樹 プロダクトスペシャリストチーム


このたび住所指定オプションという、ローカル広告を掲載するための新機能が追加されました。この住所指定オプションを利用すると、お客様の広告に関連するビジネス拠点(お店やサービスが実際に提供されている場所)の住所情報を、テキスト広告に動的に拡張して表示できるようになります。


お客様が事業主の場合、お客様の AdWords キャンペーンを ローカル ビジネス センター (LBC) にリンクすることで、テキスト広告に ビジネス拠点を追加 して表示することができます。お客様がビジネス拠点の事業主でない場合、お客様は住所を手動で直接設定することができます。たとえば、あるファッションブランドが、たくさんの取り扱い店舗の住所に関連付けた広告を掲載したい場合などが想定されます。この場合、ファッションブランドの正式なビジネス住所は取り扱い店舗の住所とは一致しないので、住所指定オプションを手動で設定します。


住所指定オプションがキャンペーンに設定されると、Google はお客様のビジネス拠点の住所情報と検索ユーザーの住所情報、または検索クエリに含まれる住所情報を動的にマッチングして、関連する住所情報をお客様のテキスト広告の5行目に表示します。ユーザーの住所情報が不明な場合や、関連する住所情報がみつからない場合は、住所情報が付かない通常のテキスト広告を表示します。お客様が広告と住所の動的なマッチングを望まない場合や、特定の住所を特定の広告に表示したい場合は、キャンペーン レベルの住所指定オプションを広告レベルの住所指定オプションで上書き することもできます。


住所情報付きのテキスト広告は、Google および Google マップ でのみ掲載されます。検索パートナーおよびコンテンツパートナーサイトでは、住所情報が付かない通常のテキスト広告のみ表示されます。


住所指定オプション機能が追加されたことによって、今後 ローカル ビジネス 広告はテキスト広告に統合されていきます。お客様はまったく新しいローカル広告を作ることもできますし、既存のテキスト広告に対して住所指定オプションを追加することもできます。


なお、お客様が編集しない限り、既存の ローカル ビジネス 広告は掲載され続けますのでご安心ください。ただし、既存の ローカル ビジネス 広告を編集すると、広告レベルの住所指定オプションが設定されたテキスト広告に自動的に変換されますのでご注意願います。


新しく変換されたテキスト広告は、変換前の ローカル ビジネス 広告と外観はそっくりに見えますし、同じような場所に掲載されます。また AdWords Editor を利用する場合、引き続き ローカル ビジネス 広告を作成、編集することができますが、将来的には AdWords Editor も 住所指定オプションに対応する予定です。新しい AdWords 管理画面における既存の ローカル ビジネス 広告の編集については、こちらの ヘルプセンター で詳細をご確認ください。


住所指定オプションの詳細については、こちらの 住所指定オプションの概要 をご確認ください。


Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト

今年 1 月のローカルビジネス広告の変更についての記事で連絡させていただきましたインタラクションレポートですが、今回の Google AdWords システムの更新でリリースされましたので紹介させていただきます。

本レポートでは、ローカルビジネス広告の情報ウィンドウが開いた回数やリンクのクリック数など、ローカルビジネス広告でのユーザーの行動(インタラクション)をレポートセンターで確認できます。
インタラクションレポートでは以下 5 項目を確認できます。
  • 広告エリアをクリックしての情報ウィンドウの表示
  • 地図のポイントをクリックしての情報ウィンドウの表示
  • [ルートを検索] のクリック数
  • [ストリート ビュー] のクリック数(サービス提供エリアのみで表示されます)
  • 情報ウィンドウからのウェブサイトへのアクセス

ローカルビジネス広告のインタラクションレポートは以下手順で確認できます。
  1. AdWords 管理画面にログイン
  2. [レポート] タブで [レポート作成] をクリック
  3. [広告の掲載結果] を選び、広告のパターンで [ローカルビジネス広告] にチェック
  4. 詳細設定(オプション)の [表示項目を追加または削除] をクリックし、ローカルビジネス広告のインタラクション列 を確認
  5. この中でパフォーマンスを知りたい項目を選び、レポート作成を実行

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これでローカルビジネス広告のインタラクションレポートを見ることができます。
表示回数、クリック回数など広告自身のパフォーマンスに加え、インタラクションの結果も参考にして、今後も引き続きローカルビジネス広告をご利用いただけると幸いです。

その他、ローカルビジネス広告についてはこちらを、インタラクションレポートについてはこちらのヘルプページもご参照ください。




Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト

もしかしたらまだ馴染みのない方もいらっしゃるかもしれませんが、ローカルビジネス広告を使うと、お客様がビジネスを行っている近隣のユーザーに対して、より詳しい情報を表示させることができます。リリース以来、ローカルビジネス広告では目立った変更は行ってこなかったのですが、今回広告の表示方法をいくつか変更することになりましたので、事前にご連絡させていただきます。


今回の変更により、ローカルビジネス広告に加え、既に Google マップでも提供している機能が広告表示枠内に追加されるようになるので、ユーザーは様々な方法でお客様のビジネス情報に触れることができるようになります。また、今回の変更作業が完了次第、ローカルビジネス広告のレポート機能も拡張する予定です。

以下、各変更内容について記載していきます。

情報ウィンドウ
これまでは、Google マップの検索結果ページでローカルビジネス広告をクリックしたときには
  • 広告テキスト
  • ビジネスのリスティング情報(住所、電話番号)
  • 広告主が指定した画像

の 3 つしか表示されませんでした。

また、これまではローカルビジネス広告の情報ウィンドウでできる操作は広告テキストのリンクをクリックするだけでしたが、今後は広告情報ウィンドウで以下のリンクが追加され、ウィンドウ内でできるアクションが増えます。
  • ルート・乗り換え案内
  • ストリートビュー(サービス提供エリアでのみ表示されます)
  • マイマップに保存
  • 送信(こちらは後日追加の予定です)


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上記は英語の例ですが、日本語のローカルビジネス広告にも広告テキストの下に [ストリートビュー] などのリンクが追加されるようになります。

各リンクでできることや、情報ウィンドウの詳細についてはこちらのヘルプ記事もご参照ください。

レポート機能
これまでもローカルビジネス広告の掲載結果はレポートセンターで確認できましたが、今後数週間の内にレポートの表示項目も追加する予定です。新しいレポートでは、ローカルビジネス広告の情報ウィンドウが開かれた数や、ウィンドウ内の各リンクがクリックされた数などを見ることができるようになるので、ローカルビジネス広告の費用対効果を計算する助けになるのではと考えております。

今回の変更により、ユーザーが色々な形でお客様のビジネス情報に触れることができるようになるので、ぜひローカルビジネス広告の利用を検討いただけると幸いです。ローカルビジネス広告を利用可能な国、地域はこちらを、ローカルビジネス広告が表示される場所はこちらのヘルプ記事をご参照ください。あわせて、ローカルビジネス広告ヘルプページも必要に応じてご活用ください。

それでは、今後もローカルビジネス広告および Google AdWords をよろしくお願いいたします。