Posted by Smita Hashim、グループ プロダクト マネージャー

今年の年末商戦は、住所指定オプションと地域設定を活用して、ユーザーが見つけやすく、訪れやすく、電話をかけやすいビジネスを目指しましょう。

住所指定オプションはビジネス拠点の住所と電話番号を AdWords 広告に追加表示する機能です。そして地域設定は、特定の地域にいるユーザーに向けて広告を表示する機能です。

このたび、この 2 つの機能が改善され、ご利用いただける国が増えました。年末商戦に向け、特定の地域にターゲットを絞って広告を掲載していただけます。

新機能

1. 空港ターゲット : 旅行者との新しいコミュニケーション方法
フライト状況のチェックや離陸前の暇つぶしなど、旅行者にとって携帯電話やタブレット端末は不可欠な存在になっています。 AdWords 広告主の皆様は、新たに加わった空港ターゲット機能によって、世界中の 350 ヶ所以上の空港でこうした端末を閲覧している潜在顧客とコミュニケーションを図れるようになりました。

まず日本においては、成田、羽田、大阪など 21 ヶ所の空港をターゲットとして設定できるようになります。地域設定画面で「Narita」「NRT」などローマ字で空港名をご入力ください。



利用可能な空港の完全なリストは、こちらから見ることができます。リンク先は英語ですが、「Target Type」で「Airport」、「Country Code」で「JP」を選択すると、日本の空港の一覧を確認できます。今後、さらに多くの空港を追加したいと考えています。



2. 住所指定オプションとサイトリンクを同時に表示
パソコン向けのテキスト広告で、住所指定オプションを 1 行表示のサイトリンクと同時に表示できるようになりました。なお、2 行表示および 3 行表示のサイトリンクとも、従来どおり同時に表示可能です。店舗とウェブサイトを組み合わせたビジネスを運営している皆様は、サイトリンクと住所指定オプションの併用をぜひご検討ください。



3. 地図がより大きく、より便利に
パソコン向けの住所指定オプションでは、現在の展開可能な地図に替わって、より大きなパネル付きの地図が表示されようになりました。住所指定オプションの住所をクリックすると、上位の検索結果の右側に新しい地図パネルが表示されます。

初期テストでは、従来のデザインと比べて、住所をクリックして地図を参照するユーザーの数が大幅に増えるという調査結果が出ています。



4. 住所指定オプションのコンバージョン レポート
AdWords コンバージョン トラッキングをご利用の場合、住所指定オプションがコンバージョン率に与える影響を確認できます。今年、広告設定オプションの掲載結果データにコンバージョンに関するデータが追加されました。これにより、住所指定オプションがコンバージョンに与える影響を分析し、地域ごとのコンバージョン数をより効果的に計測できるようになりました。

これらの改良点を活かして、年末商戦の繁忙期とその先に向けて、地域性の高いビジネスの情報をユーザーに届けていただければと思います。こうした機能を初めて利用される場合や、もっとよく知りたいとお考えの場合は、ヘルプセンターで住所指定オプション地域設定の詳しい設定手順をご覧ください。また、AdWords サポートへのご相談や、ヘルプ フォーラムへの投稿もいつでもお待ちしております。

伊東 裕揮 プロダクトスペシャリスト

このたび Google では AdWords Editor 9.5 をリリースいたしましたのでお知らせいたします。

AdWords Editor の新しいバージョンの 9.5 では、キャンペーン エクスペリメント住所指定オプションのほか、AdWords のキャンペーン管理に役立つさまざまな機能がサポートされています。更新された機能の一覧については、AdWords Editor バージョン 9.5 リリース ノートをご覧ください。

ここでは主な変更点をご紹介いたします。

AdWords Editor バージョン 9.5 の主な変更点

キャンペーン エクスペリメント
キャンペーンのテストを次のように管理できるようになりました。
  • テストのステータス(「コントロール専用」、「テスト専用」、「コントロールとテスト」など)を広告グループ、広告、キーワード単位で適用、編集する
  • デフォルトの上限クリック単価、ディスプレイ ネットワークの上限クリック単価、上限インプレッション単価の調整比を広告グループ単位で適用、編集する
  • 上限クリック単価の調整比をキーワード単位で適用、編集する
  • テスト ステータスと単価調整比を CSV と XML 形式でインポート、エクスポートする
住所指定オプション
バージョン 9.5 より、住所指定オプションがサポートされるようになりました。任意の住所で新しい住所指定オプションを手動作成したり、既存の住所指定オプションを編集することができます。また、住所指定オプションの情報を CSV と XML 形式でダウンロード、アップロードすることができます。

アカウント情報のバックグラウンドでのダウンロード
作業中とは別のアカウントの情報を、バックグラウンドでダウンロードできるようになりました。ダウンロードが終わるまで待つことなく作業を続行できるので、大規模なアカウントの作業をする場合など、作業効率が改善されます。

そのほか、変更を元に戻す機能や、複数アイテムの追加手順が改善されるなど、細かな点でも操作性が向上しています。

文字数の長いテキスト広告への対応
以前、本ブログにてご紹介いたしました、日本を含む一部の国を対象とする、文字数の長いテキスト広告にも、バージョン 9.5 より対応しました。


バージョン 9.5 へアップグレードするには、AdWords Editor アカウントへのログイン時に表示されるアップグレードのメッセージにしたがってダウンロードしていただく、もしくは AdWords Editor のウェブサイト からもダウンロードしていただけます。バージョンの AdWords Editor をインストールした後は、アカウント情報の再ダウンロードが必要となります。コメントや未送信の変更が失われないようにするには、アップグレードの確認画面で [バックアップ後、更新] を選択し、バックアップ ファイルを保存してからアカウント情報を再度ダウンロードして、AdWords Editor にバックアップ ファイルをインポート してください。なお、AdWords Editor の以前のバージョンを手動でアンインストールしていただく必要がある場合もあります。

詳細については、リリース ノートまたは AdWords Editor ヘルプセンターをご覧ください。

水谷 嘉仁 シニアプロダクトスペシャリスト

オンライン広告のメリットとして、キャンペーンのターゲット地域を特定の国、地域、都市などに設定できる点があります。たとえば、レンタカーの会社が大阪でレンタカーを探しているユーザーにアプローチする場合は、キャンペーンのターゲットを大阪に設定し、広告に大阪限定の割引情報を記載することができます。

2 月より新たに 17 か国で都市レベルのターゲット設定がご利用可能になりましたが、Google では引き続きターゲット地域をより正確で使いやすく柔軟なものにするよう努めております。このような改善の一環として、2011 年 7 月 8 日より AdWords のターゲット地域の設定機能をいくつか変更いたします。予定されている変更内容は次のとおりです。
  • 既存の地域の変更: 実際の地域区分が変更されたため、またはターゲット地域が重複しているため、日本、デンマーク、スペイン、オランダなどの国で一部のターゲット地域が削除されます。実際の地域区分が変更された例として、フィンランドでは 2010 年に 6 つの州が廃止されました。AdWords でこれらの州をターゲットにすることはできなくなりますが、都市は引き続きターゲットに設定できます。変更後、こちらのリストに記載されている地域は新しいキャンペーンに追加できなくなります。既存のキャンペーンでこれらの地域をターゲットに設定している場合は、リストに記載されている推奨地域に移行していただく必要があります。ご自身で行われない場合は自動的に移行されます。場合によっては移行先の地域が広範囲になることもありますので、リストを十分にご確認ください。
  • カスタム シェイプ(マルチポイント/多角形ターゲット)の終了: カスタム シェイプのターゲット設定は追加できなくなります。現在のキャンペーンの既存のカスタム シェイプは引き続き表示、削除することが可能で、2011 年末までご使用いただけます。その後、AdWords キャンペーンに設定されているカスタム シェイプのターゲット地域はすべて、使用可能な地域(付近の都市や、地図上の特定の地点を中心として指定した半径内など)に移行されます。カスタム シェイプのターゲット地域をご使用の場合は、代わりとなる地域に置き換えることをおすすめします。ご自身で行われない場合は 2011 年末に自動的に移行されます。
  • 「広告に住所を表示する」機能の削除: 現在、一部の国では、地図上の地点の周辺地域をターゲットとするキャンペーンで [広告に住所を表示する] チェックボックスをオンにすると、広告に住所を表示することができますが、このオプションは使用できなくなります。ビジネス拠点や電話番号を表示する場合は、住所指定オプションをご利用ください。

AdWords API を介してこれらの機能をご使用の場合は、AdWords API ブロク(英語) で変更の詳細をご覧ください。

以上の変更は 2011 年 7 月 8 日より開始されますので、お早めにキャンペーンのターゲット地域の設定を代わりの地域に変更することをおすすめします。

Posted by 広告営業第六部 アカウントマネージャー 荒木 温

AdWords は、オンラインに特化したビジネスだけでなく、実店舗を展開するビジネスの集客にも効果的にご活用いただいています。

美容外科、審美歯科を全国 6 箇所で展開しているアイルクリニック様は、 PC 、モバイルにて、検索連動型、コンテンツターゲットプレースメントターゲットリマーケティングClick-to-Call 通話オプションなど AdWords のほぼ全ての機能をうまく活用して、来院予約数を増やしています。

クリニックに来院される顧客層は、美容にこだわりのある方やひどい虫歯でお悩みの方などがいらっしゃいますが、治療や施術のためには必ず数度通院していただかなければなりません。そこでアイルクリニック様が活用したのが、住所指定オプションです。


住所指定オプションとは
住所指定オプションとは、テキスト広告の下部に、お店やサービスが実際に提供されている場所の住所情報を表示できる機能です。登録方法は 2 つあり、 Google プレイスのアカウントと AdWords アカウントを連携させる方法と、 AdWords アカウントのキャンペーン設定タブから個別に住所を登録する方法があります。(詳しくは概要追加、編集方法をご参照ください)

住所指定オプションを設定すると、ユーザーが入力した検索クエリやユーザーの利用している IP アドレスなどの位置情報に応じて、テキスト広告の下部に住所を表示することができます。もし、広告がプレミアムポジションに表示された場合には、広告の下にプラスボックスが表示され、プラスボックスをクリックすると Googleマップ や案内検索が表示されます。

<住所指定オプションの表示例>
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<住所指定オプションの表示例 地図表示後>
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同社のように、実店舗に足を運んでいただく必要があるビジネスの場合には、「行きやすさ、通いやすさ」も顧客の判断材料のひとつになるため、このように住所や地図が表示されることでユーザーの利便性を大きく向上させることができます。


住所指定オプションの表示がある場合は広告のクリック率が高い
同社では、社名のキャンペーンと社名を含まない主要ワードのキャンペーンの両方で住所指定オプションの設定を行いました。導入後 2 週間で、双方のキャンペーンにて、住所指定オプションの表示がある場合、表示がない場合と比べて約 50 % クリック率が高いという結果が得られました。社名のキャンペーンと社名を含まないキャンペーンでは、平均掲載順位は大きく異なりますが、そのどちらでも、住所指定オプションの表示がある方がクリック率が同じくらい高いという結果でした。

アイルクリニック総院長の大庭氏は次のようにコメントされています。

「当社は 2010 年 10 月現在、全国で 6 店舗という形で展開しているため、より効果のある地の利を生かしたプロモーションを考えていた際に AdWords の住所指定オプションを利用するようになりました。設定自体は仕様さえ分かれば簡単ですし、結果的にクリック率の上昇が見られました。また特定のキーワードでの検索結果画面の独占率を上げるという面でも非常に有効な機能ということで重宝しています。」


ユーザー層別入札機能でディスプレイネットワークでも効果的に顧客層へアプローチ
また、同社では、効果的に顧客層へアプローチするために、ディスプレイネットワークでユーザー層別入札を実施しました。ユーザー層別入札とは、特定の年齢や性別のユーザーを対象に広告を表示することができる機能です。詳しくは概要をご参照ください。

同社ではユーザー層別入札の導入後、アカウント全体に比べてコンバージョン率が約 40 % 高く、獲得単価 ( CPA ) を約 35 % 抑えることに成功しました。顧客層をターゲティングして広告を表示させることで費用を抑えながら集客することが可能になりました。

「 AdWords はさまざまな機能がありますが、私どもは自社に合っている機能であると判断した場合、テスト的に導入させて頂き、必ず一定量のデータ取得のあと、効果測定を行う流れに取り組んでいます。中でも地域に特化している機能 ( Google プレイスや住所指定オプション) は効果が高く、実店舗への誘導へ高い効果を発揮していると感じます。また、最近はリマーケティングやユーザー属性入札によって広告の配信対象ユーザーをセグメントして配信できるシステムに取り組んでおり、より高い成果を実感しております。今後はスマートフォンへ力を注いでいきたいと思っています。」

アイルクリニック総院長 大庭英信氏

Posted by 広告営業第七部 アカウントエグゼクティブ 児玉 睦


保険を通じて、最高の顧客サービスを追求する「ライフプラザホールディングス」。年齢、家族構成、ライフスタイルなどによってさまざまに異なるお客様のニーズにお応えすべく、2000 年より来店型保険ショップを展開しています。今回は同社の AdWords ご活用方法について、広告宣伝部 山内 章弘氏にお話を伺いました。


AdWords 導入の経緯
「弊社が取り扱っている商品は「保険」です。保険は、一般の方々にとっては、まだまだ難しいといった印象があるようで、加入や見直しに対して様々な悩みをお持ちの方も多くいらっしゃいます。」


「そのため、前向きに保険の加入や見直しを検討している顕在ユーザーから、漠然と保険の加入や見直しについて考えている潜在ユーザーまで幅広くアプローチする必要があります。 また、弊社は、来店型のほけんショップというまだまだ知られていないサービスであることから、認知を広げていきたいという思いもありました。」


「Google AdWordsは、検索ユーザーから、コンテンツ閲覧ユーザー、最近では過去にサイトへ訪れたことのあるユーザーまでそれぞれのターゲットごとに広告の配信手法を変えることができるため、保険が必要なユーザーに的確にアプローチすることができると考え、導入することに致しました。」


広告サイトリンクに着目
ライフプラザホールディングス社が、AdWords の機能の中で特に注目したのが、広告サイトリンクでした。


広告サイトリンクとは、サイト内のコンテンツへのリンクを最大 10 個まで追加で表示し、より多くのユーザーを引き付けコンバージョンプロセスへ誘導するための機能です。
「大前提として、保険業界は競合他社も多く、他社といかに差別化するかが重要でした。その1つの手法として、広告サイトリンクを活用することで、自社広告を目立たせ、かつ、1 つの広告で複数の強みを訴求することで、他社との差別化を図り、申込み数の増加に繋げることができるのではないかと考えました。」


「実際には、保険相談の 3 つのサービスや、強みである全国の店舗数、相談実績などを訴求した結果、広告サイトリンク実施前後でクリック率を 10 %、獲得率(サイト訪問者のうち、店舗相談予約申込をしたユーザーの割合)を 28 %向上させることに成功致しました。」
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リマーケティングの導入
「AdWords のリマーケティングは、一度サイトへ訪れたことのあるユーザー(見込み顧客)へのアプローチという手法であることから、保険のように即決するサービスではない場合、一度離脱してしまったユーザーに Google の膨大なネットワーク網を使い、再度注意を喚起することで非常に効率良く顧客を獲得できる手法ではないかと思い、導入致しました。」

その際に、予約フォームから離脱したユーザー、トップページや各種保険のランディングページで離脱したユーザーでは、申込みの意欲や離脱した理由が違うのではないかと考え、離脱ポイントを複数に分け、それぞれの離脱ポイントごとに訴求を変えた広告文を展開した結果、リマーケティングを実施したキャンペーンの平均 CPA(店舗相談予約 1 件獲得にかかった広告費)はコンテンツ ターゲットのみ実施時と比較して約 4 分の 1 となりました。」


住所指定オプションの活用
また、同社は、全国に数多くの店舗を設けており、それぞれの店舗への集客を強化ことも重要な課題となっていました。


住所指定オプションは、通常の広告文と併せて、地図、所在地(住所)、電話番号を表示させることができる機能となっているため、特定の店舗や地域を探しているユーザーの助けになるのではないかと考えました。」


「住所指定オプションの地図情報は、Google マップ機能を活用しているため、店舗周辺の詳細情報まで確認することができます。この機能により、来店見込みの確度が高いユーザーをサイトへ誘導することができるようになったため、設定前後で獲得率を約 20 %向上させることができるようになりました。」

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「年々、利用者数が増加している Google を利用することで、弊社サイトへの訪問者数、来店予約数の増加も充分期待が持てるものだと思っております。」
株式会社ライフプラザホールディングス
店舗営業本部 広告宣伝部
山内 章弘氏

Posted by Inside AdWords チーム

このたび、新機能を追加した AdWords Editor の新しいバージョンをリリースすることになりましたので、お知らせいたします。

新バージョンがご利用可能になり次第、ダウンロード メッセージが表示されます。バージョン 8.0.1 のご提供は数週間にわたって段階的に進めてまいりますので、メッセージが表示されない場合はしばらくお待ちください。

新しいバージョンでは、住所指定オプションがサポートされます。住所指定オプションはローカル広告の掲載に役立つ新機能で、この機能のリリースに伴い AdWords アカウントのローカル ビジネス広告を住所指定オプション対応の広告に移行しました。これを受けて、AdWords Editor の管理画面に [設定オプション] タブを追加し、[ローカル ビジネス広告] タブを削除しました。この [設定オプション] タブで、住所指定オプションを作成し、管理できるようになります。詳細

また、AdWords アカウントを効率的に管理するための機能として、折りたたみ式のパネル、タスク処理の進行状況表示、クライアント センター アカウントの追加機能、適用免除リクエストの簡易化、詳しいエラー メッセージなどを追加しました。

他にも、目標コンバージョン単価や拡張 CPC のサポートなど、バージョン 8.0.1 の新機能について詳しくは、リリース ノートをご覧ください。

AdWords Editor をご使用の場合は、アップグレード メッセージが自動的に表示されます。なお、新バージョンをインストールした後は、アカウントを再度ダウンロードしていただく必要があります。コメントや未送信の変更が失われないようにするには、アップグレード メッセージで [バックアップしてから更新] をクリックし、アカウントをダウンロードした後、バックアップ ファイルをインポートしてください。

AdWords Editor をご使用でない場合は、こちらからダウンロードしていただけます。AdWords Editor の詳細とご質問の回答については、ヘルプセンターをご覧ください。

Posted by Inside AdWords チーム

Google 公式ブログ 日本版にてご紹介のとおり、Google では、昨日から店舗や事務所の場所情報を無料で登録できるサービス「ローカルビジネスセンター」の名称を、「Google プレイス」に変更し、新機能を追加しましたので、お知らせいたします。

新しい Google プレイスでは、サービス提供エリアの表示、お店フォト、ダッシュボードの提供など、実店舗やロケーションをお持ちの事業主様に向けた各種サービスを提供していく予定です。

Google プレイスについて、さらに詳しい情報については Google プレイス ユーザーガイドをご覧ください。



Posted by 中島弘樹 プロダクト スペシャリスト チーム


最近使えるようになった Android や iPhone のようなハイエンド携帯端末向けの Click-to-call 通話オプションについてご紹介します。Click-to-call 通話オプションにより、広告に電話番号を表示し、ユーザーから直接電話をかけてもらうことができるようになります。

携帯電話で物やサービスを探すときには、ウェブサイトを訪れるより、電話をかける方が便利な場合も少なくありません。すぐ何かを注文したい、予約をしたい、サービスについて聞きたいという時に、検索してすぐに電話がかけられるのは、コンピュータでの検索と違う携帯電話の大きな特徴です。

広告から直接電話をかけてもらうには、住所指定オプションの通話機能を使う方法と、電話番号指定オプションを使う方法があります。


1. 住所指定オプションの通話機能
住所指定オプションに電話番号を設定することによって、地域のユーザーをターゲットした広告に対し、住所を表示するだけでなく、Click-to-call 通話オプションの電話番号を表示されます。これまでのテストの結果からは、Click-to-call 通話オプションを使うことによって電話がかかってくるだけでなく、さらにウェブサイトの訪問も増える効果が見られました。


2. 電話番号指定オプション
上記の住所指定オプションによる Click-to-call に加えて、この度、電話番号指定オプションが日本のお客様にもご利用できるようになりました。この機能により、住所とは関係なく Android や iPhone で広告を見たときに電話番号を表示させることができます。全国共通のコールセンターをお持ちのビジネスなどにご活用いただけます。



レポート
従来の携帯電話向けの Click-to-Call 通話オプションと同じように、AdWords のレポート画面の [分割] を使うことによって、[クリック タイプ] 別のレポートで [URL のクリック] と [通話] を分けてパフォーマンスを確認することができます。

これらの新しい Click-to-Call 通話オプションは、Android や iPhone のようなフル インターネット ブラウザ搭載の iPhone などの携帯端末でご利用になれます。詳しい情報については、アドワーズ 広告 ヘルプももご参照ください。

Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト

先日紹介させていただきました住所指定オプション機能、すでにお試しいただけましたでしょうか。今日は住所指定オプションを効果的な使い方をご案内したいと思います。

住所指定オプションはキャンペーンレベルで設定する方法と広告テキストごとに登録する方法、2つの設定方法があります。

キャンペーンレベルで設定した場合、ユーザーが検索している場所や検索クエリに含まれている地域名と最も関連があると思われる住所を Google が自動的に判断してそれをテキスト広告とともに表示します。(ただし住所はあくまでもユーザーの居る場所や検索クエリと関連する場合のみに表示される、という点はご注意ください)

キャンペーンレベルでの設定画面

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ここからは架空のコーヒーチェーン、グーグルコーヒーを使ってキャンペーンレベル、広告単位の場合の住所指定オプションの動きを解説していきたいと思います。



キャンペーンレベルでの設定が適している例

  • 同じ広告メッセージを様々な店舗で利用したい場合
「コーヒーを 1 杯買えば 2 杯目は無料」をチェーン共通のキャッチコピーにしているような場合、キャッチフレーズを広告テキストに入れて住所指定オプションを使えば、チェーンとしての統一したメッセージをと店舗の情報を簡単に告知することができます。

  • 全店舗のリンク先ページを同じものにしたい場合
例えば全社を上げて 200 円のカフェラテを目玉商品として訴求したい場合、キャンペーンレベルで住所オプションを設定すれば、既存の広告テキストを使いつつ、店舗住所も簡単に告知することができます。

  • 広告の作成、編集をすばやく済ませたい場合
「毎週火曜日はコーヒー 1 杯 100 円」といったプロモーションを全社で展開することになった場合、キャンペーンレベルでの住所指定オプションを使うと、1 つの広告テキストを作成した後は店舗情報を登録するだけで AdWords キャンペーンを始められます。

一方、広告単位で住所指定オプションを選択した場合、キャンペーンレベルで設定した情報が上書きされ、広告単位で設定した住所が適用されます。

広告単位で設定した場合

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広告単位での設定が適している例

  • 店舗ごとに異なるメッセージを使いたい場合
例えば、ある店舗だけが毎週月曜日に同じ価格で L サイズのコーヒーも選べるというようなキャンペーンを行っている場合などは、広告単位での住所表示がより効果的です。

  • 店舗ごとにリンク先を用意したい場合
店独自のブログを持っているなど店のページをリンク先にしたい場合は、広告にその店の URL を設定して住所指定オプションを活用するとより細かな情報をユーザーに伝えることができます。

広告単位での住所指定オプションの使い方についてはこちらのヘルプページもご参照ください。



いかがでしたでしょうか? こちらはほんの一例です。お客様が展開されているビジネスによっては上記例がそぐわない場合もあるかもしれませんが、本ブログを参考情報としてご利用いただけると幸いです。住所指定オプション全般についてはこちらもご参照ください。

Posted by 菅谷正樹 プロダクトスペシャリストチーム


このたび住所指定オプションという、ローカル広告を掲載するための新機能が追加されました。この住所指定オプションを利用すると、お客様の広告に関連するビジネス拠点(お店やサービスが実際に提供されている場所)の住所情報を、テキスト広告に動的に拡張して表示できるようになります。


お客様が事業主の場合、お客様の AdWords キャンペーンを ローカル ビジネス センター (LBC) にリンクすることで、テキスト広告に ビジネス拠点を追加 して表示することができます。お客様がビジネス拠点の事業主でない場合、お客様は住所を手動で直接設定することができます。たとえば、あるファッションブランドが、たくさんの取り扱い店舗の住所に関連付けた広告を掲載したい場合などが想定されます。この場合、ファッションブランドの正式なビジネス住所は取り扱い店舗の住所とは一致しないので、住所指定オプションを手動で設定します。


住所指定オプションがキャンペーンに設定されると、Google はお客様のビジネス拠点の住所情報と検索ユーザーの住所情報、または検索クエリに含まれる住所情報を動的にマッチングして、関連する住所情報をお客様のテキスト広告の5行目に表示します。ユーザーの住所情報が不明な場合や、関連する住所情報がみつからない場合は、住所情報が付かない通常のテキスト広告を表示します。お客様が広告と住所の動的なマッチングを望まない場合や、特定の住所を特定の広告に表示したい場合は、キャンペーン レベルの住所指定オプションを広告レベルの住所指定オプションで上書き することもできます。


住所情報付きのテキスト広告は、Google および Google マップ でのみ掲載されます。検索パートナーおよびコンテンツパートナーサイトでは、住所情報が付かない通常のテキスト広告のみ表示されます。


住所指定オプション機能が追加されたことによって、今後 ローカル ビジネス 広告はテキスト広告に統合されていきます。お客様はまったく新しいローカル広告を作ることもできますし、既存のテキスト広告に対して住所指定オプションを追加することもできます。


なお、お客様が編集しない限り、既存の ローカル ビジネス 広告は掲載され続けますのでご安心ください。ただし、既存の ローカル ビジネス 広告を編集すると、広告レベルの住所指定オプションが設定されたテキスト広告に自動的に変換されますのでご注意願います。


新しく変換されたテキスト広告は、変換前の ローカル ビジネス 広告と外観はそっくりに見えますし、同じような場所に掲載されます。また AdWords Editor を利用する場合、引き続き ローカル ビジネス 広告を作成、編集することができますが、将来的には AdWords Editor も 住所指定オプションに対応する予定です。新しい AdWords 管理画面における既存の ローカル ビジネス 広告の編集については、こちらの ヘルプセンター で詳細をご確認ください。


住所指定オプションの詳細については、こちらの 住所指定オプションの概要 をご確認ください。