Posted by 水谷 嘉仁 シニアプロダクトスペシャリスト

すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、AdWords で新しいキャンペーンを作成する際に、選択したターゲット地域に基づいて、複数のターゲット言語の候補が表示される場合があります。その理由をご理解いただく手助けとして、下記のとおり現在のターゲット言語の仕組みについてご説明します。

仕組み
特定の言語をターゲットとするキャンペーンでは、ユーザーの表示言語と一致しているかどうかを分析して、広告を表示しています。表示言語とは、ユーザーが Google 検索設定で表示言語として設定している言語です。たとえば、アメリカに住みスペイン語を話すユーザーが www.google.com で検索する場合、検索設定から表示言語の設定をスペイン語に変更できます。また、日本に住み英語を話すユーザーが www.google.co.jp で検索する場合は、表示言語を英語で表示することもできます。

現時点では、ユーザーの表示言語とターゲット言語が一致している場合にのみ、広告が表示されます。つまり、広告主様がターゲットに設定している言語でユーザーがキーワードを検索しても、そのユーザーの表示言語が別の言語である場合、広告が表示されないこともあります。

たとえば、アメリカでオートバイ(motorcycles)を販売する際に、「motorcycles」というキーワードを使用して英語のみをターゲット言語に設定すると、スペイン語の表示言語で「motorcycles」を検索するバイリンガルのユーザーには広告が表示されません。特にバイリンガルのユーザーが多い地域をターゲットにする場合には、複数の表示言語をターゲットに設定することで、可能な限り多くのユーザーに広告を表示できます。

新しい改善点
検索クエリ自体から検索の言語を判断するのは難しい場合があります。単語によっては、複数の言語に共通するものもあるためです。ただし、AdWords では、ギリシャ語、ヘブライ語、一部の日本語(主にひらがなやカタカナ)、韓国語、タイ語の 5 つについては、文字から特定できます。そこで 4 月下旬より、これら 5 つの言語のいずれかをターゲットに設定する場合は、ユーザーの表示言語に関係なく、そのターゲット言語でのすべての検索クエリに対して広告が表示できるようになります(この場合でもターゲット地域の設定は適用されます)。

たとえば、ギリシャ語をターゲットに設定するキャンペーンでキーワードが「λουλούδια」(ギリシャ語で「花」)である場合、ユーザーの表示言語が英語であっても、「λουλούδια」を検索するユーザーに対して広告が表示されます。同様に、日本語をターゲットに設定されたキャンペーンであれば、ユーザーの表示言語が日本語以外の設定であっても、主にひらがなやカタカナで検索したユーザーに対して広告が表示されることになります。


なお、トラフィック増加を図る多くの広告主様にとって、複数の表示言語をターゲットに設定することが最善の方法であることに変わりはありません。Google では今後も引き続き、ターゲット言語機能のさらなる改善に努めてまいりますので、どうぞご期待ください。

表示言語をターゲットに設定する方法の詳細については、こちらをご覧ください。

Posted by Lisa Shieh プロダクトマーケティングマネージャー

このたび AdWords の広告ローテーションに新たなオプションが加わり、コンバージョンを重視した広告表示が可能になりました。これまでのオプションは次の 2 つでした。
  • 最適化(クリック): クリック率の高い広告を表示します
  • ローテーション(オークション): すべての広告をより均等に表示します

そこに 3 つ目のオプションとして、コンバージョンが見込める広告を重点的に表示できるオプション、最適化(コンバージョン)が加わりました。

これまで Google では、広告グループ内で複数の広告をテストされることをおすすめしており、クリック率の最も高い広告を重点的に表示するオプションはそのうえで欠かせない機能でしたが、クリック率が最も高い広告のコンバージョン率が、必ずしも最も高いとは限らないことから、コンバージョンを重視するオプションのご要望が多く寄せられていました。そこで登場したのがこのオプションです。

新しい設定をご利用になるには、アカウントでコンバージョン トラッキングを有効にしていただく必要があります。このツールで収集されたデータに基づいて、コンバージョンの見込みが最も高い広告が特定されます。データが十分でない場合は、クリックの見込みが最も高い広告が表示されます。

コンバージョン トラッキングを有効にされましたら、キャンペーンの [設定] タブの [詳細設定] の [広告掲載: 広告のローテーション、フリークエンシー キャップ] セクションで [最適化(コンバージョン)] オプションをお選びいただけるようになります。このオプションを選択すると、Google と Google の検索およびディスプレイ ネットワークに掲載されるすべての広告に適用されます。

クリックして拡大
成果をあげている広告を重視するこのオプションが、広告をテストし、広告目標達成に効果のある広告を特定するうえで皆さまのお役に立てばと思いますので、ぜひご活用いただければ幸いです。

なお、機能の詳細については、こちらのヘルプセンターをご覧ください。

Posted by 有馬誠 代表取締役

未曾有の大災害で列島全体が大きく揺れた過去数日ですが、皆さまのご無事を祈念いたしております。またこの度の震災により被害を受けた方々、ご関係者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

まず、現在のところ今回の大地震に関して AdWords システム上での異常は報告されておりません。アカウントの設定状況に応じて広告は配信されておりますのでご安心願います。

Google AdWords サポートは、現在通常通りの業務を行っており、今後とも皆様の AdWords 運用をしっかりとサポートさせていただく所存でございます。もし今回の震災に際しまして、広告運用に支障が生じている場合は、弊社サポートデスクまでお問い合わせください。

(お問い合わせには、AdWords アカウントにログインし、右上に表示されている「ヘルプ」リンクをクリックしてください。続いて、表示されたヘルプセンターの下部にある「Google に問い合わせる」をクリックしてください。万が一、広告主様ご本人での PC 操作が難しい場合、ご請求先情報等によりご本人様確認が可能な場合は、アカウントを弊社にて停止するお手続きが可能です。メール内に「停止希望」と明記の上、個別に特設窓口 adwords-emergency-jp2011@google.com までご連絡*ください。携帯のメールなどからも受け付け可能です。)

また、Google では、東日本大震災の発生をうけて、「Google 災害情報特設サイト」を設けました。災害にする情報、消息情報、ライフラインの状況及び義援金の受付などを行っています。(災害特設サイトURL: http://goo.gl/saigai)

Google 特設サイト提供情報例:

  • Google Person Finder (消息情報)」では、被災されたご家族やご友人の消息を調べていただけるほか、消息情報の提供を行うこともできます。
  • 避難所名簿共有サービス」では、避難所にいる方によって撮影された名簿写真を確認いただけます。
  • 地図による災害情報」では、Google Earth にて、最新の被災地の衛星写真を公開しています。
  • 最新のニュース」では、YouTube 上での TBS News i のライブストリーミングをはじめ、本災害に関する最新のニュースをお届けしています。

改めて広告主様、ご関係者様の安全とご無事を心よりお祈り申し上げます。

Google AdWords では、今後とも皆様のビジネスをしっかりとサポートしながら、被災者の方に有用な情報をお届けすべく、様々な方法を模索しております。皆様のご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。


※ 緊急用のメールアドレスは、災害時に AdWords アカウントにアクセスができない方のための専用窓口でございます。緊急度が高い方へのサポートを優先させるため、誠に恐れ入りますが、ご自身でログインが可能な方はご利用をお控えください。また、アカウントの「停止」以外のお手続きは致しかねますので予めご了承ください。

******


追記)
2011年3月22日 12:00

Google AdWords サポートでは、震災発生後もほぼ平常どおりの対応を行ってまいりましたが、弊社の就業制限により、一部のサポートを停止、またお問い合わせに対する回答などをお待たせする場合がございます。

広告主、代理店の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願いいたします。


追記)
2011年3月29日 12:00

Google AdWords サポートでは、震災発生前と同様に、ほぼ平常どおりの対応を行っております。大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

Posted by 中島弘樹 プロダクト スペシャリスト チーム

Android や iPhone などフル インターネット ブラウザ搭載の携帯端末からの検索は、グローバルでこの 1 年間に 4 倍に増え、モバイル広告市場は急成長を遂げています。今日はこうしたハイエンド携帯端末向けにキャンペーンを最適化する方法をご紹介します。デスクトップ向けキャンペーンとは別にモバイル専用キャンペーンを作成すると、モバイル広告の掲載結果が改善されることがわかっており、実際にデスクトップ向けとモバイル向けのキャンペーンを分けて広告を掲載されたある広告主様は、モバイル広告のクリック率が平均 11.5 % 向上しています。

デスクトップ向けとモバイル向けの広告を同じキャンペーンで管理する方法は、リーチを広げたい場合やモバイル広告を初めて掲載する場合によく使われています。しかし、一歩進んでモバイル広告の成果を最大限に高めるには、モバイル専用の AdWords キャンペーンを作成することが重要です。モバイル専用キャンペーンを使用すれば、掲載結果に直接影響する要素を細かく調整し、モバイル向けの広告戦略を最適化することができます。モバイル広告専用のキャンペーンを作成した後に、次の最適化のヒントをお試しになることをおすすめします。
  • モバイルに合わせた調整をする:モバイル専用のキャンペーンを作成することで、モバイル広告の掲載結果をより具体的に把握できるようになり、デスクトップ向けキャンペーンに影響を与えることなく入札単価やキーワード、広告を柔軟に調整できます。
  • モバイル広告の予算と入札単価を個別に設定する:検索結果ページに表示される広告はデスクトップでは最大 10 枠であるのに対し、モバイルでは 5 枠と競争率が高くなっています。このため、広告の競争力を高めて上位に掲載されるように、積極的に入札単価を引き上げることが重要です。 
  • モバイル向けに広告テキストを作成する:「電話でお見積もり」など、モバイル ユーザーの行動を促すフレーズを使用してモバイル専用の広告テキストを作成します。また、広告サイトリンクなどの機能を使用して、店舗検索ページなどモバイル向けコンテンツを広告のリンク先として表示します。
  • モバイル向けの機能を活用するClick-to-Call のようなモバイル向け広告機能や、外出先のユーザーに便利な地域ベースのサービスを活用します。

モバイル専用キャンペーンの作成方法
モバイル専用キャンペーンを作成するには、ハイエンド携帯端末のみをターゲットとした AdWords キャンペーンを作成して、パソコンをターゲットとしたキャンペーンとは切り分けます。これには、AdWords Editor を使用して、既存のキャンペーンとキーワードをモバイル専用キャンペーンにコピーすると簡単です。キャンペーン全体を複製することも可能ですし、モバイル広告で成果を上げているキーワードだけをコピーしてもよいでしょう。

AdWords Editor をお使いでない場合は、次の手順でモバイル専用キャンペーンを設定できます。
  1. AdWords にログインします。
  2. 既存のキャンペーンのキーワードをスプレッドシートまたはテキスト ファイルに抽出します。
  3. [キャンペーン] タブの [新しいキャンペーンを作成] をクリックします。
  4. キャンペーン設定の [ネットワークとデバイス] セクションまでスクロールし、[デバイス] の [自分で選択] をクリックして、[デスクトップとノート パソコン] のチェックボックスをオフにします。[フル インターネット ブラウザ搭載の iPhone などの携帯端末] が選択されていることを確認します。
  5. 抽出したキーワードを新しいモバイル専用キャンペーンの広告グループに貼り付けます。
  6. コピー元のキャンペーンの [デバイス] を [デスクトップとノート パソコン] のみに設定します。
  7. 共有広告設定オプション機能を使用すると、住所指定オプションや電話番号指定オプションなど、既存の広告設定オプションを新しいモバイル専用キャンペーンに簡単に適用できます。


いかがでしたでしょうか?これらのヒントがモバイル広告戦略の最適化のお役に立ちましたら幸いです。ぜひご活用ください。

Posted by YouTube 広告営業マネージャー 丹下 智貴

これまでこちらの Inside AdWords では、YouTube を活用したプロモーションの方法についていくつかの事例をご紹介してきました。今回は、YouTube の特徴的な機能の 1 つである、「動画アノテーション」を活用してキャンペーンを成功させたダイキン工業株式会社様をご紹介いたします。

エコロジーや省エネに対する消費者意識の高まりや、インテリアとの相性や生活パターンに合わせた機能をはじめとする消費者ニーズを反映し、家電メーカー各社は様々な機能を持った住宅用ルームエアコンを製造・販売しています。その中で、ダイキンの快適エアコン「うるるとさらら」は、これまで主にテレビを中心とした認知の促進をおこなってきましたが、2010 年より YouTube を活用した動画による消費者へのアプローチと量販店支援を実施しています。これらの取り組みについて、ダイキン工業株式会社 空調営業本部 事業戦略室 山田 真理氏にお話を伺いました。


商品の訴求手段に YouTube の動画アノテーションを採用
住宅用ルームエアコン購入を検討する消費者(特に意思決定に深く関与する主婦層)へ「うるるとさらら」の機能をわかりやすく訴求する方法は何か。ダイキンがキャンペーンのベースメントとして採用したのは、YouTube でした。YouTube は、エンタメカテゴリー NO.1 のサイト規模があり*、また、高品質/高画質の動画をアップロードし共有することができます。今回のキャンペーンでは、YouTube の「動画アノテーション」を活用。俳優/モデルの大東俊介さんを主人公に、インタラクティブ方式のドラマを制作しました。
「エアコンの高機能化に伴い、購入検討にどう商品の付加価値や技術を伝えることができるかが重要なテーマとなってきています。平面で消費者に伝えることができる情報には限界があり、動画を活用したプロモーションについて注目をしていました。」(山田氏)


クリックして拡大
ドラマは大きく 4 つのストーリーで構成され、各ストーリーで主人公の新入社員大東くんがピンチに陥ります。その際ユーザーが動画アノテーションを使い、ピンチへの対応を選択することで、特典映像を含む合計 18 通りのエンディングを楽しむことができる仕立てとなっています。YouTube のブランドチャンネルにこれらの動画をアップロードし、ストーリーが開始される起点となる動画は自社サイトにエンベッドすることで、ワンソースマルチユースで自社サイトへの動画ホスティング負荷を軽減することもできました。このような動画を通し、店頭に来店して比較検討する前の段階から消費者にリーチし、商品検討時に優位に立つことを目的としました。


消費者へのリーチと同時に、量販店支援として活用
今回、このキャンペーンを通じた同社の目的は、消費者に対する認知拡大以外に別の側面もありました。それは、年末商戦期に各社が店頭で様々なツールを駆使して商品への認知を促進している中で、この動画を営業提案ツールとしても活用し、量販店支援をおこなうということでした。


クリックして拡大

PR / 宣伝 両方面からのキャンペーン認知
 YouTube に動画をアップロードしただけでは、なかなか消費者に動画の存在を気づいてもらうことはできません。ダイキンは、ドラマ出演の経験もある俳優の知名度を最大限に活かし、PR / 宣伝の両方面からの施策を実行することで、様々な方向からの認知導線の確保をおこないました。PR 面においては、プレスリリースや記者発表会、Twitter 公式アカウントでのつぶやきなどから動画の認知を拡げ、年末商戦のタイミングで、テレビCM、YouTube 内での広告配信、AdWords をはじめとする検索連動型広告の配信を行ない、一斉に広告露出を高めるプロモーション戦略を実行しました。


クリックして拡大
その結果、PR 効果により広告掲載前から動画の話題が拡がり、さらに年末商戦期の広告掲載により、長期間に渡って継続的な注目を集めることに成功。キャンペーン期間中の動画総再生回数は約 17.7 万回、メインターゲットとしていた 30 代以降や女性ユーザーへのリーチすることができました。

YouTube インサイトの動画再生回数の推移を見ると、PR 施策による動画視聴と広告掲載による動画視聴には大きな違いがあることがわかります。PR 施策によるものの場合、動画視聴は記事等が掲載されてから数日間は大きな注目を得ることができますが、継続的な視聴につなげるには広告掲載の施策が有効であると考えられます。動画の視聴を促すきっかけ作りをPR 施策/広告施策両面からおこなうことにより、キャンペーン予算の中で動画の視聴を最大限に高めることができました。

「動画を表現するプラットフォームとしてプロモーションに取り入れやすく、自由度も高いため、YouTube の活用について注目をしてきました。今回の取り組みにより、30 代や 40 代の住宅取得を機にエアコン購入を検討する層に対しても、弊社の強みである技術力を、専門的な説明ではなくエンターテイメント性にあふれた表現で訴求することができたと思います。」
(ダイキン工業株式会社 空調営業本部 事業戦略室 山田 真理氏)


ダイキン工業様の YouTube チャンネルはこちら
YouTube への広告掲載方法については、こちらのヘルプページも合わせてお読みください。

*Source: Nielsen Online NetView, Dec. 2010 (パネル種別: Home and Work)

Posted by オンラインビジネス ソリューション チーム

2011 年 3 月開催予定の AdWords 広告セミナー情報をお知らせいたします。

Google では AdWords の詳しい操作方法や効果的な運用方法などをご紹介するセミナーを定期的に開催しております。インターネットに接続されたパソコンがあれば全国どこからでも無料でご参加頂けます。是非この機会にセミナーへご参加ください。

3 月は、Google AdWords を自社で運用される広告主様を対象として、下記の無料オンライン セミナーを開催いたします。

 · 投資対効果が一目でわかる! コンバージョントラッキング導入
   - 3 月 2 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]

 · モバイル広告最適化 
  -  3 月 9 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]

 · Google ディスプレイ ネットワーク: コンテンツターゲット広告活用
  -  3 月 16 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]

 · 10 分で完成! ディスプレイ (バナー) 広告の始め方 
  -  3 月 23 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]

 · コンバージョンオプティマイザー 活用
  -  3 月 30 日 (水) 17:00 - 18:00 [お申し込み]

なお Google AdWords オンライン教室にて、最新の AdWords セミナー情報をご参照いただけます。

Google AdWords オンライン教室では、いつでもご都合にあわせてご覧いただけるビデオセミナーもご用意しています。Google AdWords オンライン教室の「ビデオセミナー」欄より、ご覧になりたいセミナーの受講ボタンをクリックすると、すぐにセミナーが再生されます。

ライブでのオンラインセミナー、ビデオセミナー共に皆様のご利用を心よりお待ちしております。

Posted by 石原 直樹 シニア デベロッパー アドボケイト & 水谷 嘉仁 シニア プロダクト スペシャリスト

AdWords API をご利用の代理店様に、2010 年 4 月より AdWords API の優待料金制を導入、ならびに、2010 年の 7 月より適用させていだたいており、ご好評をいただいております。しかしながら、まだご存知でない代理店様も多いため、日本語であらためて告知させていただきます。

AdWords API の優待料金制とは、AdWords API をご利用されている代理店様や、SEMツールを開発されているパートナー様に AdWords API 無料ユニットを提供する新しい制度になります。(通常は Rate Sheet に基づいて課金が発生します)

この優待料金制の適用には、以下の条件を満たす必要があります。

  • 貴社が Google AdWords Certified Partner であること
  • AdWords API をご利用されているツールが AdWords API Ts&Cs (Terms and Conditions = 利用規約) に準拠していること
  • これにはRMF (Required Minimum Functionality = 必要最小限の機能) を含みます
  • 優待料金制適用のための審査では、この RMF を遵守していただいているかに関して詳細な情報をご提出いただきます(例としてこちらをご確認ください)
  • さらに貴社のツールに関する詳細な審査を行う場合があります

なお AdWords API Ts&Cs 及び  RMF は、このタイミングで若干、2 点ほど改訂されております。

1 点目は、 RMF は AdWords API を社内向けだけにご利用の場合には適用されないということです。つまり、貴社の社員様だけが利用する社内ツールの場合は、全顧客に月次以上のレポートを提供していただければRMF の要件に沿う必要はございません。AdWords API Ts&Cs をお読みいただき、どういうツールが「社内向けツール」かをご判断をお願いします。


2 点目は、いくつかの点をオプションにしたということです。たとえば、デモグラフィックターゲティングは以前は実装することが RMF で求められていましたが、今はオプションとなっております。

優待料金制の詳細やプロセスについては、専用ウェブサイトFAQ もぜひご覧ください。なお、お申し込みフォームは英語のみでの受付になりますので、予めご了承ください。

* 以下、AdWords API Ts&Cs から抜粋要約 (2011年2月18日時点)を掲載します。


1. End-Advertiser-Only AdWords API Client について

  • 利用目的: 自社 の商品の広告宣伝
  • 利用範囲: 50% を超える資本関係がある関連会社内での利用
  • 利用凡例: 広告主様の社内ツール
  • 料金体系: 従来通り。前月のAdWords 費用に基づいた無料ユニットを付与
  • 監査頻度: なし
2. Internal-Only AdWords API Client について
  • 利用目的: 顧客 の商品の広告宣伝
  • 利用範囲: 50% を超える資本関係がある関連会社内での利用    
  • 利用凡例: 代理店様の社内ツール
  • 料金体系: 優待料金制(全顧客に月次以上のレポート提供で RMF 免除)、承認されれば無料ユニットを付与
  • 監査頻度: 年 1 回
3. 上記以外について
  • 利用目的: 上記以外
  • 利用範囲: 上記以外
  • 利用凡例: 代理店/SEM パートナー様が提供する顧客向け社外ツール
  • 料金体系: 優待料金制(RMF 準拠)。承認されれば無料ユニットを付与
  • 監査頻度: 年 1 回

より多くの広告代理店様、ならびに、SEM ツールパートナー様がこの制度を活用して、自社のツールの機能を更に拡張することにより、新たな顧客戦略の展開や包括的なキャンペーンの運用管理に役立ていただけることを願っております。