Posted by 浅岡 純子 - 第一広告営業本部

経験豊富なインターネットビジネスの専門家がお客様のニーズにこたえる最適なソリューションを提案し、インターネット上でのプロモーション活動をトータルプロデュースする “インターネット集客の頭脳集団”、株式会社 Q。主力サービス一つである不動産一括査定サイト「イエイ」シリーズは不動産やマンションの売却査定、不動産賃貸経営の一括査定、リフォーム業者への一括査定サービスとして年々利用者を拡大しています。

これら「イエイ」シリーズは、サイトへの集客手段として 2006 年より Google AdWords を積極的に利用してきましたが、当サイトの利用者をさらに拡大するため、ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーを導入。その結果、Google ディスプレイ ネットワーク上で目標獲得単価(CPA)を維持しながら、大幅な新規顧客の拡大に成功しました。この一連の施策について、株式会社Q CEO 西原氏にお話を伺いました。

少ない人的リソースで効率良く獲得できる方法を模索

「イエイ」シリーズの 1 つ、「イエイ 不動産売却査定(sell.yeay.jp)」は、中古マンションや土地、中古戸建の一括査定サイトです。ユーザーが条件を登録すると、後日複数の不動産会社から査定が送られてくる仕組みとなっています。査定依頼数を最大化させることが事業利益の拡大に直結するビジネスモデルであるため、新規顧客のさらなる増大が要でした。

そこで検索連動型広告で獲得できる顕在顧客に加え、コンテンツ ターゲットを使って Google ディスプレイ ネットワークへ広告を配信し、新規顧客の獲得を狙いました。

「私たちの会社は自社でアカウント管理をしており、運用が軽減される方法を模索していました。査定依頼をするユーザーの獲得単価(CPA)を維持したまま、査定依頼の数(コンバージョン数)を拡大できる方法はないかと思っていたところ、ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーを知り、利用してみようと思いました。」(西原氏)

ディスプレイ ネットワーク キャンペーンのコンバージョン増に役立つ
 "ディスプレイ キャンペーン オプティマイザー"


Google の様々なサービスや大手ポータルサイト、ニッチなファンの集まるウェブサイト、モバイルサイトなど数えきれない程多くのパートナー サイトから成る広告ネットワーク、Google ディスプレイ ネットワークは、フレキシブルなターゲティング手法を用いて、テキスト広告だけではなく、イメージ広告やリッチメディア、動画広告も配信することができ、企業のプロモーション活動の機会を拡げることができます。

ディスプレイ ネットワークにおいては、緻密な PDCA を繰り返すことにより投資対効果の高いキャンペーンを展開することが可能ですが、それを自動化することができる機能が「ディスプレイ キャンペーン オプティマイザー」です。目標コンバージョン単価(CPA)、広告、予算を指定するだけで、Google のアルゴリズムとキャンペーンの過去のデータに基づき、ターゲット設定の予測やテスト、最適化をおこなうことができます。

CPA を下げ、これまでをはるかに上回るコンバージョンを獲得

ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーにより新しく獲得できた成果は目を見張るものでした。まず、既存キャンペーンで既にコンバージョンが獲得できているサイトに積極的に広告を表示することで、獲得できているサイトからの獲得数を最大化させることができました。

そして、コンテンツ ターゲットではリーチしきれていなかった関連情報を探索するユーザーや、見込み顧客と類似している潜在顧客に対し、精度の高いアプローチをすることができました。

その結果、ディスプレイ キャンペーン オプティマイザー実施前のコンテンツ ターゲット広告の CPA を 10% 下回りながら、ディスプレイ キャンペーン全体のうちディスプレイ キャンペーン オプティマイザー経由で 66% のコンバージョンを獲得することができ、潜在顧客へのアプローチに成功しました。

コンバージョン数については、ディスプレイ ネットワーク全体で、CPA の低下をキープしたまま 2 倍以上に拡大することができました。

「我々の会社は CPA を指標としているので、CPA が下がればプロモーション予算を増やすことに問題はありませんでした。結果的にこれまでよりも投資対効果の高い数値でコンバージョン数を増やすことができたので、ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーの導入は成功だったと言えます。」(西原氏)



そしてさらに、ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーを導入したことで、スマートフォン経由のコンバージョンにも良い結果が生まれました。スマートフォンの利用率が高まる週末に自動で集中的に広告が配信されたため、効率的な新規顧客に成功し、目標 CPA を下回る金額で、スマートフォンの検索連動型広告の 1.4 倍の新規顧客を獲得することができたのです。



自動化することで次の最適化へ素早くつなげることができる
ディスプレイ キャンペーン オプティマイザー


今回の結果を受け最も大きな成果は、自動化によって最適化にリソースを割くことができるため、キーワード キャンペーンやプレースメント追加、モバイル キャンペーンの開始など、キャンペーン全体で最適化を素早く実行し、さらなる獲得数の増加ができたことだと西原氏はおっしゃっています。

「少ない人員でも、ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーのような自動化ツールがあれば、事業拡大が可能です。このおかげで、新たな事業の展開にまで着手できるようになりました。」(西原氏)



"少数精鋭で事業利益を最大化するにはスマートで確実なプロモーションが重要です。AdWords は CPA・CPC・掲載順位など様々な指標で自在にコントロールすることが可能であるため、今後も最大限活用し、更なる事業の拡大に挑戦していきます。"
- 株式会社 Q 西原佑九氏

Posted by Andrea Cohan, AdWords プロダクト マーケティング マネージャー

キャンペーンの一部のキーワードで自動入札機能を使用し、残りのキーワードでは手動で入札単価を指定したい場合や、複数のキャンペーンで使用している同じキーワードに対して、共通の入札戦略(拡張 CPC やコンバージョン オプティマイザーなど)を適用したい場合などはありませんか?

エンハンスト キャンペーンにアップグレードすると、数週間以内に新たな自動入札ツール「入札戦略ツール」をご利用いただけるようになります。このツールを使用すると、1 つのキャンペーン内でさまざまな入札戦略を併用することができます。

入札戦略ツール

入札戦略ツールは [共有ライブラリ] で使用します。「クリックの最大化」「拡張 CPC」といった入札戦略の中から目標に合ったものを選び、その入札戦略を適用するキーワードや広告グループ、そしてキャンペーンを指定します。




入札戦略機能用途
検索ページの目標掲載位置検索結果の 1 ページ目、あるいはページ上部での広告掲載を目標に、入札単価が自動的に設定されますGoogle 検索結果ページの上部や 1 ページ目での広告掲載を増やしたい場合
クリック数の最大化指定した目標予算の範囲内でクリックを最大限に獲得できるよう、入札単価が自動的に設定されますサイト訪問者を集めることが主な目標である場合

費用を一定の範囲におさめながら、各キーワードから得られるクリックを最大化したい場合
目標コンバージョン単価目標とする平均コンバージョン単価を維持しながら、コンバージョンを最大限に獲得できるよう、入札単価が自動的に設定されます目標コンバージョン単価の範囲内でコンバージョンを最大限に獲得したい場合
拡張 CPCコンバージョンにつながる可能性に応じて、あらかじめ設定された入札単価の引き上げや引き下げを行いますコンバージョンの獲得が主な目標だが、キーワードの入札単価はご自身で設定したい場合

 目標コンバージョン単価と拡張 CPC では、広告の掲載機会が生じた時点でデバイスや場所などの情報をリアルタイムに分析し、最適な入札単価を割り出します。この技術は今後、他の入札戦略にも組み込まれる予定です。

入札戦略ツールの活用方法

入札戦略ツールでは、複数のキャンペーンで使用されているキーワードに共通の入札戦略を適用したり、1 つのキャンペーン内で複数の入札戦略を併用したりすることが可能です。

たとえば、ネットワーク セキュリティのコンサルティング会社を運営していて、認知度の向上を目標に、複数のキャンペーンで同じキーワード「ネットワーク セキュリティ」を設定したとします。このキーワードに対して「検索ページの目標掲載位置」の入札戦略を適用すれば、キャンペーンを問わず、そのキーワードで検索された際に広告が上位に掲載される可能性を高めることができます。

また、販売促進を主な目的とする別のキャンペーンでは、一部の広告グループで認知度向上のためのキーワードも設定しているとします。このような場合には、販促用の広告グループに「目標コンバージョン単価」を適用する一方、認知度向上のためのキーワードでは「検索ページの目標掲載位置」を使用することもできます。

入札戦略ツールの詳細については、ヘルプセンターでご確認ください。なお、他のすべての自動化機能と同様に、入札戦略の掲載結果については、広告掲載の目標に照らして定期的に確認することをおすすめします。

Google では、入札戦略ツールやコンバージョン オプティマイザーでの総クリックスルー コンバージョン対応といった新機能のほかにも、広告掲載の目標(投資収益率の向上など)をより簡単に達成していただくためのさまざまな機能の開発に取り組んでおります。 入札戦略ツールに関するご意見やご感想がございましたら、ぜひ Google Ads の Google+ ページ(英語)にご投稿ください。

Posted by Anash P. Oommen, AdWords API Team

こちらのヘルプ ページでもご案内している通り、アップグレード版広告設定オプションでは、モバイル向けカスタマイズやスケジュール設定、より詳細なレポートなどの機能をご利用いただけます。

2013 年 9 月 23 日からは AdWords API ではアップグレード版の広告設定オプションのみサポートされるようになり、従来の広告設定オプションは自動的にアップグレードされます。

ご自身で設定を選びながらアップグレードいただくために、2013 年 9 月 23 日より前に広告設定オプションをアップグレードされることをお勧めいたします。

エンハンスト キャンペーンにアップグレードしたキャンペーンでは、広告設定オプションもアップグレードできるようになります。アップグレードをスムーズに行うため以下の資料もご参照ください。
従来の広告設定オプションを使用しているキャンペーンの 9 月 23 日以降の挙動は以下のとおりになります。
  • 従来型の広告設定オプションのみを使用しているキャンペーンでは、自動的に広告設定オプションのアップグレードが行われます
  • 従来型とアップグレード版の両方の広告設定オプションを使用しているキャンペーンでは、アップグレード版のみ配信されるようになり、従来型の広告設定オプションは削除されます
アップグレードに関してご不明点がございましたら、フォーラム(英語)またはAdWords API/Scripts 日本向けコミュニティでご質問いただくか、オフィス アワーでご質問ください。

エンハンスト キャンペーンの一括編集に対応した AdWords Editor のバージョン 10.1 をリリースいたしましたのでお知らせいたします。最新バージョンでは次の操作が可能です。
  • プレースメント、トピック、ユーザー層の入札単価調整の設定
  • 広告グループ単位でのモバイル入札単価調整の設定
  • 「CSV インポート」ツールまたは「複数のキャンペーンを追加/更新」ツールを使用し、キャンペーンを一括してアップグレードする
  • ValueTrack パラメータ {ifmobile} と {ifnotmobile}                       
  • 掲載結果機能も向上し、場所、ユーザー層、プレースメントに関するデータをダウンロードできるようになりました。[キーワード] タブに追加された 12 の新しい列には、ディスプレイ ネットワークにおけるキーワードの成果が表示されます。
変更点の詳細については、AdWords Editor 10.1 のリリース ノートをご覧ください。
          
次回 AdWords Editor を起動すると、バージョン 10.1 へアップグレードするかどうかを確認するメッセージが表示されます。未送信の変更内容やコメントを維持する方法など、アップグレードの詳細についてはこちらをご覧ください。また、こちらのサイトからバージョン 10.1 をダウンロードしていただくこともできます。

注: 今後 4 か月は移行期間となり、以前のバージョンの AdWords Editor も引き続きお使いいただけます。ただし、この期間が過ぎますと以前のバージョンを使用できなくなりますので、2013 年 9 月 16 日までにアップグレードしていただきますようお願いいたします。

Posted by Sameer Samat - Google ショッピング プロダクト マネージメント副社長

来たる 6 月 11 日、日本、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オランダ、ブラジル、オーストラリア、スイス、チェコ共和国における Google ショッピングの商用モデルへの移行が完了する予定です。

移行が完了した時点で、無料の商品リスティングは Google ショッピングに掲載されなくなり、検索結果の順位決定には、キーワードとの関連性に加えて入札単価も考慮されることとなります。(ただし、Google.co.jp での自然検索結果の掲載順位には変更はありません。)

Google では、商品リスト広告に基づく新しい商用モデルに移行することで、ショップの規模にかかわらず、世界中のユーザーに適切な商品を宣伝し、サイトへのクリック数を増やし、サイトに訪れたユーザーを購入に結びつけることができると確信しております。

好調な伸び率
Google ショッピングは、世界中の小売業界に急速に浸透しています。アグリゲータやショッピングモールを含む加盟店は前年比で 300% 増加し、世界全体で 10 億を超える数の商品が宣伝されています。さらに、過去 1 年間でショップへのトラフィックが 20% 増加しました。

世界各地の活用事例
Google ショッピングを導入後、大きな成果を挙げている世界各地のさまざまな販売者の皆様から、多くの成功例をご報告いただいております。下記にその一部をご紹介します。

日本Enigmo は、日本向けに海外在住のバイヤーから世界中のブランド品や商品をお得に購入できるソーシャルショッピングサイトを運営しています。
Google ショッピングへの登録データの最適化と商品リスト広告を通じ、新規会員登録数を増加させることに成功しました。
フランス子供向け衣料品および装飾品の専門店 Vertbaudet は、eSearchVision の協力のもと商品リスト広告キャンペーンの運用を開始しました。このキャンペーンによる収益は、全収益の 7% を占めています。
オランダTuinFlora.com は、ヨーロッパとアメリカ向けに花の球根、種、植物を輸出している家族経営型の会社です。上位の輸出市場を対象に Google ショッピングで商品を宣伝したところ、コンバージョン率が 20% 増加しました。
イギリス書籍、文房具などを扱う小売業の WHSmith.co.uk は、Equimedia の協力のもと Google ショッピングで商品を宣伝しています。商品リスト広告はクリック課金型広告費用の 6% を占める一方で収益の 10% を上げており、通常のテキスト広告に比べて総投資収益率が 59% も高くなっています。
ドイツファッション関連の大手小売業 bonprix は、Hurra.com の協力のもと、通常のテキスト広告と併せて商品リスト広告も運用することにしました。その結果、同じクリック単価でクリック率が 50%、コンバージョン率が 30% 上昇しました。

Google ショッピングを最大限に活用する方法
Google ショッピングでの商品掲載を成功に導くおすすめの方法を下記にまとめました。商品リスト広告をこれからご利用いただく方も、さらに高度な最適化の方法を模索されている方も、ぜひ参考にしてください。

また、日本時間 5 月 29 日(水)午前 10 時には、ハングアウト オンエアを開催し、商用モデルへの移行の準備についてご説明いたします。奮ってご参加ください。

商品リスト広告をこれからご利用いただく場合
  • Merchant Center にアクセスし、商品データを Google にアップロードします
  • Merchant Center に商品データをアップロードしたら、商品リスト広告キャンペーンを作成して Google ショッピングで商品を宣伝します(PDF ガイド
商品リスト広告を既にご利用いただいている場合
  • [すべての商品] ターゲットを使用して全商品を広告対象とします
  • 商品リスト広告で自動入札機能を活用すると、クリック単価を自動的に調整してトラフィックを最適化できるので、運用の時間や手間を省くことができます
  • 質の高いデータを登録し、新しい商品フィード仕様に準拠します
  • すべての商品リスト広告キャンペーンをエンハンスト キャンペーンにアップグレードして、あらゆる端末で商品を宣伝します(PDF ガイド
広告代理店様向け
  • Google オープンビジネスパートナーに登録すると、Google ショッピング チームから最新の広告代理店情報を得たり、トレーニングやサポートを受けたりすることが可能です
その他ご不明な点がございましたら、ヘルプセンターをご覧いただくか、下記の電話番号よりショッピング担当窓口にお電話ください。

日本 - 0120-984-684
オーストラリア - 1800 087 124
ブラジル - 0800 727 8947
チェコ共和国 - 800 500 353
フランス - 805 540 727
ドイツ - 0800 5894933
イタリア - 800930819
オランダ - 0800 2500026
スペイン - 900 814 539
スイス - 0800 002539
イギリス - 0800 169 0711

Posted by 池谷 真剛 - 第一広告営業本部

使い捨てコンタクトレンズの通販サイト「LENSMODE(レンズモード)」。コンタクトレンズを手軽に安く購入したいというユーザーに効率的にアプローチするため、Google AdWords を中心としたオンライン広告でのプロモーションを積極的におこなっています。

これまで同社は、デスクトップ向けキャンペーンとスマートフォン向けキャンペーンを別々に運用し、それぞれのキャンペーンに対して予算を設定していました。日々スマートフォンからのアクセスが増えてはいるものの、果たしてスマートフォン向けにどれだけの予算配分をすれば良いのか決めかねているところでした。

また、デバイスごとにキャンペーンを運用し、それぞれのコンバージョン数や CPC / CPA などのパフォーマンスを見ながら都度調整をおこなっていたため、運用にかかる手間も増大しており、投資対効果の向上を探る施策に着手する人的資源が限られていました。

そのような中、同社はエンハンスト キャンペーンがリリースされると、これをいち早く採用することを決定したのです。

エンハンスト キャンペーン採用後の効果
- スマートフォン経由のコンバージョン数の大幅拡大と共に、手間も軽減


エンハンスト キャンペーンの採用にあたり、同社はまずデスクトップ向けキャンペーンとスマートフォン向けキャンペーンを 1 つのキャンペーンに統合しました。また、これまでデスクトップ向けキャンペーンにだけ活用していたコンバージョン オプティマイザーを、この統合したキャンペーンに適用しました。

コンバージョン オプティマイザーは、上限コンバージョン単価か目標コンバージョン単価を設定し、その単価にもとづいて自動的に最適化をおこなう機能ですが、デスクトップ向けキャンペーンに導入している企業は多いものの、スマートフォン向けキャンペーンにも導入している企業は比較的まだ少ない状況です。

しかし、キャンペーンを統合し、1 つのキャンペーンであらゆるデバイスをカバーすることができるようになったため、スマートフォン向けの広告配信についてもコンバージョン オプティマイザーが有効となったことが効果となって現れました。CPC、CPA ともにエンハンスト キャンペーン採用前の数値をほぼキープしたまま、スマートフォン経由のコンバージョン数が採用前の 115%* にまで増加したのです。

また、運用にかかる手間も大幅に改善されました。
「感覚値ですが、これまでキャンペーンを運用していた時に比べ、30% 程手間が軽減されたと実感しています。」(マーケティング部 マネージャーの方のコメント)

エンハンスト キャンペーンで、デバイスを超えたキャンペーン
さらにコンバージョン オプティマイザーで最適な予算配分を実現


エンハンスト キャンペーンは、入札単価調整機能を使用して、ユーザーのデバイス、所在地、時間帯に応じて、すべて 1 つのキャンペーン内で最適な入札単価を調整できます。これにより、いつでも、どこでも、どのデバイスでも、適切なユーザーに対して価値の高い広告を表示できます。さらにコンバージョン オプティマイザーを使えば、こうしたさまざまなデバイスが存在するマルチスクリーン環境下においても、コンバージョン数の最大化を図ることができます。

「消費者のデバイス利用環境が変化する中、それを自動的に捉えて最適化することができるエンハンスト キャンペーンとコンバージョン オプティマイザーの組み合わせは、投資対効果の最大化につながるのはもちろん、業務効率を飛躍的に高めることができると思います。」
(マーケティング部 マネージャー方のコメント)

* エンハンスト キャンペーン実施(2013/02/28)前後の 20 日間の比較

Posted by Christian Oestlien, AdWords プロダクト マネージャー

広告効果を高めるためには、ユーザーを知ることと、その情報に基づいて適切にターゲットを設定することが重要です。

Google ではこのほど、ディスプレイ ネットワークにおけるユーザーの分析やターゲット設定に役立つ新しいツールをリリースすることになりました。Google ディスプレイ キャンペーン プランナーユーザー層別掲載結果レポート、そしてプレースメント別掲載結果レポートです。

Google ディスプレイ キャンペーン プランナー

この無料ツールでは、ディスプレイ ネットワークにおけるターゲット設定の候補や見積もりを確認できます。入力内容に基づいて広告枠の候補が提示され、それぞれの推定表示回数のほか、年齢層、性別、過去のクリック単価といった関連データが表示されます。
  • 新しい広告枠を発見できる。数千のウェブサイトからアプリ、動画チャンネルまで、オンライン上のあらゆる広告枠の中から候補を提示します。

  • ターゲット設定の候補を確認できる。ユーザーの興味/関心や、アクセスするウェブサイト、購入する商品などを指定すれば、効果的なキーワードやターゲット設定の候補が提示されます。「ゴルフの愛好家に広告を表示したい」「子どもを授かったばかりの夫婦がターゲットである」といった場合に効果的です。

  • 分析に役立つデータを確認できる。広告効果を予測する際に参考となる見積もりデータや履歴データを確認できます。

ディスプレイ キャンペーン プランナーは AdWords のツールの 1 つです。クリック 1 回でアカウントに直接プランを追加したり、プランをダウンロードして共有したりできます。このツールは、今後数週間以内に [ツールと分析] タブから利用できるようになります。詳細はヘルプセンターでご確認ください。

続いて、2 つの新しいレポートについてご紹介します。このレポートでは、ユーザー層やウェブサイトごとに、広告の掲載結果を把握することができます。

ユーザー層別掲載結果レポート

広告の表示回数やクリック率、コンバージョン率などのデータを、ユーザー層、性別、年齢層ごとに確認できるようになります。ユーザーに合わせた広告の作成や、ターゲット設定・入札単価設定の調整にお役立てください。

プレースメント別掲載結果レポート

自動プレースメントと手動プレースメントのデータがまとめて表示され、ウェブサイトごとの掲載結果を簡単に確認できるようになります。すべての国で [ディスプレイ ネットワーク] タブからご利用いただけるようになりますので、ターゲット設定や入札単価設定を調整する際にご活用ください。

今回リリースされる新機能をぜひ、ディスプレイ ネットワークにおける広告掲載にお役立てください。

Posted by Cinthya Mohr, ユーザー エクスペリエンス担当責任者

今週半ばより、AdWords Express にログインすると、管理画面が新しいデザインで表示されるようになりました。これは、過去 4 か月間のさまざまな調査で寄せられたご意見を基に、AdWords Express の大幅なデザインの見直しを行った結果です。この変更により、シンプルで合理的な使い勝手を実感していただければ幸いです。

データとグラフの表示を改善
必要な情報を探すのに時間がかかるというご意見に基づいて、広告の表示回数とクリック数を一目で確認できるようにデザインを一新しました。また、新しいグラフを通じて掲載結果の推移を確認したり、1 か月の費用を円グラフで確認したりすることが可能になりました。



お申し込み手続きを改善
お申し込み手続きも大幅に簡略化し、ターゲット ユーザーの選択、広告の作成、予算の設定という 3 つのステップで広告を掲載できるようになりました。また、AdWords に馴染みがない方にもより簡単に広告設定を完了できるよう、一部の用語をよりわかりやすい言葉に置き換えました。



リアルタイムで広告をプレビュー
また、広告の作成画面では、広告の見出しや説明文を入力すると同時に、実際に広告がどのように表示されるかプレビューできるようになりました。また、広告のフォーマットを表すアイコンにカーソルを合わせると、選択したフォーマットに合わせてプレビュー画像を切り替えることもできます。(今すぐ google.co.jp/adwords/express でお試しください)。

Google では、簡単にオンライン広告を掲載していただけるよう、常に AdWords Express の機能改善に努めております。つきましては、ぜひ今後ともご意見をお寄せいただきますようお願いいたします。

Posted by 伊藤 政司 - 第一広告営業本部 シニア アカウント マネージャー

日本最大級のエグゼクティブの転職サイト「ビズリーチ」の運営をおこなっている株式会社ビズリーチ。2009 年 4 月にグランドオープンしたこのサービスは、会員、ヘッドハンター、企業、求人情報を年収 1,000 万円以上レベルに限定し、現在会員数 19 万人(直近年収 750 万円以上)、登録企業数 980 社、各業界に精通したヘッドハンター 900 人、求人情報 5,600 件を擁し、最適かつ効率的にマッチングするプラットフォームを提供しています。

同社はサービス開始当初より、Google AdWords を積極的に利用しており、特にディスプレイ広告などにおいては業界の中でも先行して広く活用をしていました。しかし一方で、検索連動型広告の運用にはまだ改善する余地が残されていました。特に転職情報サイトの業界では成功事例がまだ少ない、モバイル端末(スマートフォン)向けのキャンペーンを拡充させ、最適化を図る必要がありましたが、ディスプレイ広告経由のコンバージョンが一定量あったため、本格的に着手はできていませんでした。

そのような中、エンハンスト キャンペーンは同社にとってこれらの課題に取り掛かるきっかけとなりました。業界の中でもいち早くエンハンスト キャンペーンを採用し、検索連動型広告の運用を見直すとともに、モバイル端末向けキャンペーンの強化を始めたのです。

エンハンスト キャンペーン採用後の効果

- モバイル端末経由のコンバージョン数が大幅に拡大
今回エンハンスト キャンペーンを採用したことで、デスクトップ向けのキャンペーンとモバイル端末(スマートフォン)向けのキャンペーンを統合し、モバイル端末での広告表示機会を大幅に拡大させました。その結果、次のような効果*が現れました。
  • モバイル検索連動型広告のパフォーマンス
- 適正入札価格の設定により、CPA の最適化がおこなわれ、より多くのコンバージョンの獲得に成功
- コンバージョンは、導入前の 82 倍と、意図通り大幅に増加
同時に、デスクトップ向け検索連動型広告も合わせて、全体のパフォーマンスも大きく改善されました。エンハンスト キャンペーン採用前の CPA をほぼキープしたまま、コンバージョン数が導入前の約 3.5 〜 3.8 倍にまで拡大したのです。

デバイスを超えて最適化をおこなうエンハンスト キャンペーン
エンハンスト キャンペーンは、入札単価調整機能を使用して、ユーザーのデバイス、所在地、時間帯に応じて、すべて 1 つのキャンペーン内で入札単価を調整できます。これにより、いつでも、どこでも、どのデバイスでも、価値の高いユーザーを捉えて広告を表示できます。

ビズリーチ社はエンハンスト キャンペーンを採用し、デスクトップ向けキャンペーンとモバイル端末(スマートフォン)向けキャンペーンを統合したことで、改善の余地があったモバイル端末向けの検索キーワード数を採用前の 5 倍以上に拡大し、多くの表示機会を得ることができるようになりました。また、モバイル端末向けの入札単価が最適化されたことでさらに多くの表示機会を得ることとなり、コンバージョン数の拡大に貢献したのです。

「エンハンスト キャンペーンを採用したことで、大きなオポチュニティがあると判断していたモバイル端末向けキャンペーンでの成果に手応えを感じています。今後入札単価の最適値をさらに調整していき、さらなる投資対効果の高い運用ができればと考えています。」
(株式会社ビズリーチ マーケティング部 マネージャー 青山 弘幸氏)

* エンハンスト キャンペーン実施前(13/01/01 - 13/03/31)と実施後(13/04/01 - 13/04/23)の比較

Posted by Prashant Baheti, AdWords プロダクト マネージャー

Google AdWords では 2009 年に、簡単に多くの編集を行えるよう、スプレッドシート編集機能を導入しました。

しかしその後、大規模な変更が可能な一括編集機能、そして多数のキーワードを一度に追加、編集、削除できるキーワード一括アップロード機能が導入されました。

スプレッドシート編集の機能はこうした新機能でも網羅されているため、 5 月 30 日をもって提供を終了することになりました。

今後キーワードを一括で編集するにあたっては、次の機能をご活用ください。
1 一括編集
[キーワード] [広告] などの各タブで [編集] をクリックし、実行する操作を選びます。  [キーワード] タブでは次の操作が可能です。
  • キーワードやリンク先 URL に含まれる文字を検索/置換
  • キーワードやリンク先 URL に文字を追加
  • 入札単価の変更(割合を指定して変更したり、First Page Bid やページ上部表示の推定入札単価まで引き上げたりすることも可能)
  • キーワードのマッチ タイプの変更
2 キーワード一括アップロード
レポートのダウンロード画面で、[編集可能にする] にチェックを入れます。



するとキーワード掲載結果レポートが編集可能な形式でダウンロードされるので、必要な編集を加えてアップロードします。
一括編集キーワード一括アップロードの詳細については、ヘルプセンターの記事をご覧ください。

Posted by Neil Inala, AdWords プロダクト マネージャー

エンハンスト キャンペーンを利用すると、ひとつのキャンペーンでユーザーの所在地や時間帯、デバイスに応じて広告掲載を調整することができ、地域やデバイスによってキャンペーンを分ける必要がなくなります。既に 150 万件以上のキャンペーンがエンハンスト キャンペーンにアップグレード(移行)されており、成功事例も報告されています。

エンハンスト キャンペーンへの移行の際は、キャンペーンごとに 1 つずつ操作をすることも、本日ご紹介する「アップグレード センター」を活用することもできます。

新機能「アップグレード センター」のご紹介
 

本日は、多数のキャンペーンを一度にアップグレードする際に便利な「アップグレード センター」をご紹介します。この機能は、数週間以内に [キャンペーン] タブの左側のバーからご利用いただけるようにようになります。詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。

 アップグレード センター

アップグレード センターでは、次の機能をご用意しています。
1. 複数のキャンペーンを一括アップグレード

選択した複数のキャンペーンを、一度にエンハンスト キャンペーンに移行する機能です。移行前にモバイル向けの入札単価調整を設定したり、トラフィックの見積もりを確認したりすることもできます。

2. 2 つのキャンペーンを統合

内容が似ているモバイル用キャンペーンと PC 用キャンペーンを 1 つのキャンペーンにまとめる機能です。

キーワードや地域設定が類似しているキャンペーンが統合候補として表示されるので、提示される統合案を確認・必要に応じて修正の上、移行を行います。

デフォルトでは 2 つのキャンペーンの予算の合計が新しいキャンペーンの予算となり、設定や広告設定オプションに関しては片方のキャンペーン(主なキャンペーンと判断された方)の設定が引き継がれます。

統合の際に含まれなかったもう一方のキャンペーンのキーワード、広告設定オプション、ターゲット地域などは、必要に応じて後から追加してください。
 キャンペーン設定の統合

エンハンスト キャンペーンに移行したキャンペーンでは、広告設定オプションもアップグレードできるようになります。より細かい設定や掲載結果の確認が可能になるため、あわせてアップグレードすることをおすすめします。

なおアップグレード センターは、イメージ広告やリマーケティングなど、ディスプレイ ネットワークの多くの機能に対応していません。そのためディスプレイ ネットワークのみを対象とするキャンペーンについては、個別にアップグレードすることをおすすめします。

アカウント内のすべてのキャンペーンを確認できる詳細モードに切り替えると、移行をサポートするガイダンスが最小限に減り、より自由に設定できるようになります。キャンペーンを統合、移行するにあたっての方針が既に決まっている場合にご利用ください。

移行の時期について
2013 年 7 月 22 日より、すべてのキャンペーンをエンハンスト キャンペーンにアップグレードいたします。エンハンスト キャンペーンに関するご意見、ご要望がございましたら、こちらのフォーム(英語)からお寄せください。


日本を含むアジア太平洋地域のすべての国と地域(中国、韓国、台湾、インドを除く)において、新しい利用規約が導入されます。

AdWords のご利用にあたっては、AdWords の利用規約に同意していただいております。この利用規約は、AdWords のポリシー、キャンセル、お支払い、係争処理、法的責任といった基本的項目について、Google と広告主様の間で共通認識を持つために重要です。

広告プラットフォームの進歩と世界展開が進むにつれて、利用規約に変更を加える必要が生じました。そこで、日本を含むアジア太平洋地域の広告主様(詳細)を対象に、新しい利用規約を導入することになりました。

変更点
第一の変更点は、新しい広告サービスに対応したことです。たとえば、状況に応じて第三者配信が利用できるようになったため、広告配信にまつわる係争の解決方法に関する規定が追加されています。

その他の変更点としては、Google のポリシーへのリンクが更新されたこと、世界全体で広告掲載に関する規約の一貫性が向上したことなどが挙げられます。

必要なお手続き
お客様には AdWords の新しい利用規約を確認し、45 日以内に同意していただく必要がございます。この期間内に同意されなかった場合は、同意していただくまで広告掲載が一時停止されますのでご注意ください。

新しい利用規約を確認するには、https://adwords.google.co.jp から AdWords アカウントにログインしてください。自動的に新しい利用規約に関するお知らせが表示されますので、内容をご確認のうえ同意してください。

ログイン時に新しい利用規約が表示されない場合
アカウントへのログイン時に新しい利用規約が表示されなくても、お客様の方ですぐに行っていただく作業はありません。利用規約の更新は順次行われているため、しばらくしてから更新される可能性があります。

また、同じアカウントへのアクセス権限をもつ別のユーザー(広告代理店や、共同管理者など)が既に利用規約に同意された可能性もあります。

詳細情報
より詳しい情報については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。是非新しい利用規約の全文を今一度ご確認の上、同意頂きますようお願いいたします。


Posted by Angelika Rohrer, Program Manager, Google Shopping

昨年、日本および米国を含む各国で商品リスト広告をベースとした Google ショッピングの商用モデルを展開する取り組みについて発表しました。この変更とそれに伴うユーザー エクスペリエンスの改善が、さまざまな規模のショップの皆様にとって、より多くのユーザーを呼び込む新たなチャンスになると考えています。

この目標を実現させるためには、ショップの皆様に質の高いデータを提供していただくことが不可欠です。そこでこのたび、Google ショッピングのフィード仕様に下記の変更を行うこととなりました。
  • 販売者が定めるマルチパック(セット販売の製品)への対応を強化していきます。たとえば、歯磨きのような多くの消費材がマルチパック(セット)で販売されていますが、新しいフィード仕様では、そうした商品の登録方法を明確に定めています。
  • 高解像度の画像で世界展開していきます。そのため、高さと幅が 800 ピクセル以上ある高画質の画像を使用して、商品をわかりやすく、見栄え良く宣伝することをおすすめします。
  • カスタム メイドの商品、ヴィンテージ商品、コレクション アイテムのような商品には、固有商品 ID がないことがあります。今後は、このような商品には ID の存在 [identifier exists] 属性を指定します。また、固有商品 ID の要件も更新しました。
  • 商品説明 [description] 属性および色 [color] 属性についての指針を、より正確で実用的となるよう更新しました。
  • 欧州連合(EU)およびスイスをターゲットとするショップの皆様を対象に、省エネ ラベル単位価格にフォーカスしたサポートを提供します。
  • 一般向けのウェブサイトで成人向けの商品アイテムを宣伝する場合は、そうしたアイテムを成人向けとして個別にタグ付けできるようになりました。
これらの変更のすべてが直ちに Google ショッピングに反映されるわけではありませんが、余裕を持ってご準備いただくことをおすすめします。また、更新したフィードが正しく処理されるよう、テスト フィード機能フィード デバッガをぜひご活用ください。

新しいフィード仕様属性要件のまとめをご確認のうえ、上記の変更に対する準備をおすすめください。なお、Google ショッピング プログラムをご利用の際は、常に法的要件に準拠する必要がありますのでご注意ください。

新しい Google ショッピング フィード仕様の施行について

固有商品 ID の新しい要件の適用は、次の日程で開始します。
  • 米国:  2013 年 7 月 15 日から
  • フランス、ドイツ、イギリス: 現在固有商品 ID を免除されているアカウントについては 2013 年 9 月 16 日から、それ以外のアカウントについては 2013 年 7 月 15 日から
  • 日本を含むその他の国:  2013 年 9 月 16 日から
新しい要件に準拠しない商品アイテムは不承認となり、Google ショッピングに掲載されなくなります。

上述の日程以降、アカウント単位での固有商品 ID の免除は終了させていただきます。固有商品 ID を持たない商品を識別するには、ID の存在 [identifier exists] 属性を使用し、アイテムごとに設定してください。