Posted by 中山 顕作 - モバイルアプリ ソリューション スペシャリスト

サマリー
  • 2014 年 1 月にアプリ内コンバージョン トラッキングがリリース
  • アプリ内のユーザー行動を計測できるため、ROI を大きく改善することが可能
  • コンバージョン オプティマイザーと組み合わせて使用することで良質なユーザーの獲得サイクルを回すことが可能

2014 年 1 月より Google AdWords 経由でモバイル アプリをインストールしたユーザーのその後の行動を計測することができるようになりました。たとえば、モバイル アプリ内での商品購入、会員登録、ゲームのチュートリアル完了などを把握することが可能です。

従来までの AdWords のコンバージョントラッキングでは、モバイル アプリのインストールのみが計測対象でした。そのため、多くの広告主は CPI(インストール単価:Cost Per Install)を指標としたプロモーションを行っていました。しかし、今回の機能追加により AdWords 経由のユーザー行動を広告の配信面やクリエイティブごとに分析することができるようになりました。


アプリ内コンバージョン活用の流れ



もちろん、アプリ内コンバージョンのデータを元に広告配信の最適化をすすめることができます。AdWords には過去のコンバージョンデータに基づいて、最も多くのコンバージョン獲得を目指す自動調整機能(コンバージョン オプティマイザー)もあるため、多くの手間を掛けずに良質なユーザーを獲得するサイクルを回すことができます。


アプリ内コンバージョンの設定例



“アプリ内での行動分析結果をシームレスに広告に活かせる、革新的な手法です。今後は配信面や時間帯、ユーザー属性等も ROI ベースで最適化することが可能なのです。”
中山 顕作 - モバイルアプリ ソリューション スペシャリスト


サポートのご案内

設定方法に関して不明点があり、サポートが必要な場合は AdWords サポート窓口までお問い合わせください。

Posted by Google AdWords サポートチーム

日頃より、AdWords サポート窓口をご活用いただきありがとうございます。

誠に勝手ながら、弊社スタッフ研修のため、2 月 3 日(月)午後 1 時から 6 時まで AdWords サポート窓口を臨時休業とさせていただきます。

サポート窓口は 4 日(火)午前 10 時より通常どおり再開いたします。

大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご理解、ご了承のほどお願い申し上げます。

Posted by トラン ジュンイチ - 教育業界担当 インダストリー アナリスト

Google は本日、 2013 年の教育業界関連の検索キーワード動向から読み解く 2014 年の教育業界のトレンドを発表しました。

教育関連の検索は、過去 1 年で 31% 増加しており、特にオンライン教育に関する検索は過去 1 年で 22% 増加しています。モバイル端末の普及でオンラインで学べる環境が整ったことも一要因のようです。また、世界的にも大規模公開オンライン授業を提供する教育機関が増えているため、今後もこの傾向は続くことが予想されます。

<教育関連キーワードの検索推移>



<オンライン教育関連キーワードの検索推移>



習い事の検索推移をみると、2012 年末から、子供向けの英会話レッスンが増加しました。英会話は従来より人気がありますが、 2013 年の前年比の伸び率が 59% アップとなり、 2014 年以降も小学校における英語の必修化に伴い高い人気を維持しそうです。

<英会話関連キーワードの検索推移>



受験シーズンも本格化するなか、センター試験の検索動向を見ると 9 月から緩やかに盛り上がり、試験が実施される 1 月にピークを迎えます。

センター試験と掛け合わされる検索キーワードは、平均点、速報など、受験生の気持ちを反映しています。

<受験関連キーワードの検索の動向>



受験準備のための長期休暇中の講習は、実施開始の約 2 ヶ月前から盛り上がるので、教育関連企業は、需要期を検索が盛り上がる時期と合わせて、広告を出稿するなど、季節による検索動向を活かすことができます。検索ボリューム動向の分析には、 Google の無料オンライン ツール、  Google トレンド(http://www.google.co.jp/trends/)もぜひご活用下さい。

*本レポートは、2013 年 1 月 1 日〜 11 月 15 日までの Google の検索エンジンにおける検索ボリュームをもとに作成したものです。