今年も残すところ僅かとなりましたが、今回は 2012 年のまとめとして、1 年間の人気ブログ記事ランキングをお届けしたいと思います。

第 1 位 リマーケティング機能がより使いやすくなりました(2012 年 7 月)
2012 年の人気ランキング第 1 位に輝いたのは、リマーケティング機能刷新についての投稿でした。これまでリマーケティング機能を利用するには、対象とするページごとに異なるタグを発行・設置する必要がありました。7 月にご紹介したこの変更により、単一のタグを貼り付けるだけで、様々なリマーケティング リストを作成できるようになりました。

Google では、リマーケティング機能の刷新に加え、柔軟なリーチユーザー属性に基づくターゲティング機能など、ディスプレイ ネットワークの機能向上に努めて参りました。

リマーケティング提供開始に関する 2010 年の記事、そして今年新たに加わったディスプレイ ネットワークタブに関する記事も上位 10 位以内に食い込むなど、読者の皆様からも大きな関心をお寄せいただいています。
第 2 位 商品リスト広告が日本でもご利用可能に(2012 年 6 月)
続いて第 2 位に、Google Merchant Center に登録された商品情報を自動的に広告として表示する「商品リスト広告」がランクインしました。

商品リスト広告では、キーワードの代わりに Merchant Center アカウントを指定すると、ユーザーの検索と Merchant Center に登録された情報とを Google が自動的に照合し、条件に合った商品の画像や価格などを検索結果ページに掲載します。

キーワード登録の手間を省く検索連動型広告の機能としてはこの他、ベータ版として提供してきた動的検索広告を 10 月にすべての広告主様に向けてリリースいたしました。動的検索広告では、キーワードの代わりに、宣伝するウェブサイトを指定します。こちらもあわせてお試しください。
第 3 位 テキスト広告の文字数制限に関するアドワーズ ポリシーが変更になります(2010 年 9 月)
2010 年および 2011 年にも多くのアクセスを集めたこの記事が、今年は第 3 位にランクインしました。日本を含む一部の国では、2010 年以降、従来より長い文字数の広告をご利用いただけるようになっています。
第 4 位 AdWords 電話サポート開始のお知らせ(2011 年 7 月)
第 5 位 Google ショッピングが商品リスト広告に基づいた商用モデルに移行(2012 年 11 月)
第 6 位 購買プロセスに加速度的に取り入れられるスマートフォン - モバイル ショッパー リサーチの結果から(2012 年 12 月)
第 7 位 YouTube プロモート動画 利用開始のお知らせ(2009 年 10 月)*
*2012 年 4 月、YouTube プロモード動画に代わる動画広告のフォーマットとして、TrueView 動画広告をご紹介いたしました。開始方法などの詳細についてはこちらをご覧下さい。
第 8 位 ブリッジページについて(2012 年 5 月)
第 9 位 Google コンテンツ ネットワークに、リマーケティング機能が登場!(2010 年 4 月)
第 10 位 ディスプレイ ネットワークの運用性を刷新しました(2012 年 3 月)

いかがでしょうか?気になる記事があれば、この機会にご確認いただければ幸いです。

さて、本年は Inside AdWords ブログをご愛顧いただきありがとうございました。2013 年も皆様のお役に立てるよう投稿を続けていきますので、今後とも AdWords ならびに Inside AdWords ブログをよろしくお願いいたします。

Posted by AdWords サポートチーム

年末年始の Google AdWords チーム営業日についてお知らせいたします。

年末年始のお客様サポート休業について

12 月 29 日 (土) から 1 月 6 日(日)は、AdWords のサポートおよび広告審査業務を休業とさせていただきます。12 月 28 日 13 時以降にメールにてお送りいただいたお問い合わせにつきましては、年明け 7 日(月)より順次ご回答させて頂きます。通常よりもお待たせする場合がございますが、予めご了承ください。

広告審査について

広告の審査には、通常 3 営業日程度お時間を頂いております。年内の審査完了をご希望の場合は、25 日までに広告をご入稿ください。審査の結果、広告が不承認となる場合もございますので、できる限り余裕をもったご入稿をお願いいたします。

手動のお払いのご入金について
  • 銀行振込み : 銀行でお振込みいただいてからアカウントに反映されるまで、通常 3 営業日(金融機関の営業日)お時間をいただいております。

    ご利用の金融機関の最終営業日が 12 月 28 日であり、年内の反映をご希望の場合は、25 日の営業終了時間までにお振込みのお手続きをお願いいたします。営業日、営業時間の詳細は、ご利用の金融機関までお問い合わせください。

  • コンビニエンス ストアおよびクレジット カード :
    通常どおり、 24 時間程度で反映されます。
2012 年も残すところわずかとなりましたが、スタッフ一同、来年もサービスの向上を目指して参りますので、今後とも Google AdWords をよろしくお願いいたします。

Posted by Sameer Samat / Google ショッピング プロダクト マネージメント副社長

先月、商品リスト広告に基づいた Google ショッピングの新しいモデルを、日本を含む世界各地で展開していく取り組みを発表しました。この変更とそれに伴うユーザー エクスペリエンスの改善が、ショップの皆様にとって、その規模を問わず、より多くのユーザーを呼び込む新たなチャンスになると考えています。新しいモデルへの移行は 2013 年 2 月より開始し、 2013 年の上半期中に完了する予定です。

より多くのショップ様に Google ショッピングの新モデルにご参加いただけるよう、AdWords のお支払いに充てることができる 7,500 円分のプロモーション クレジットを進呈します。

クレジットについて

2013 年 4 月 12 日までに Merchant Center に登録しているすべての商品を対象とする商品リスト広告キャンペーンを作成・お申し込みフォームを送信し、その後さらに AdWords で 2,500 円以上の広告費用をご利用いただいたショップ様には、7,500 円分のクレジットを進呈します。

また、商品リスト広告で発生した全広告費の 10% 分のクレジットも月々お受け取りいただけます。

クレジットの受け取り方法、適用条件など、詳細とお申し込みについてはこちらのページをご覧ください。

フィード仕様の更新

Google ショッピングにおけるデータの品質を改善するため、商品フィード仕様を更新いたしました。変更は 2013 年 3 月より有効となります。フィード仕様がさらにグローバルに統一されることで、より優れた検索結果をユーザーに表示することができると考えております。今まで商品広告の属性のみご利用いただいている広告主様は、フィード内容をこの新しい要件に合わせて変更していただく必要があります。詳細はヘルプセンターをご覧ください。

この更新に加えて、新たなプログラム ポリシーも公開する予定です。 ポリシーの詳細については、来年の 1 月に発表させていただく予定です。

新しいフィード仕様に関するお問い合せはこちらのフォームよりお問い合わせください。

Posted by 難波 美和 AdWords サポートチーム

Inside AdWords ブログ読者の皆様の中には、広告に複数のリンクを追加できる AdWords の機能「サイトリンク」をご利用いただいたことがある広告主様や、ご興味をお持ちの広告主様も多いかと思います。本日は、サイトリンクに関して広告主の皆様からよく寄せられるご質問とその回答をご紹介します。

サイトリンクとは
 
Q. サイトリンクとはそもそも何ですか?
A. 通常のリンク先 URL に加え、サイト内の別のページへのリンクを広告に追加する AdWords の機能です。



Q. 課金の仕組みを教えてください。
A. リンクがクリックされる度に課金されます。クリック単価(1 回のクリックあたりの料金)は、通常の見出し(上記の例では「5分でお届けグーグルピザ」という青字の部分)がクリックされた場合と同じです。

Q. サイトリンクで使用できる文字数を教えてください。
A. URL は半角 1024 文字まで、リンク テキストは半角 35 文字(全角 17 文字)までです。表示されるサイトリンクの形式によっては、文字数が少ない方が表示されやすくなる場合があります。

サイトリンクの作成・編集方法
 
Q. サイトリンクはどこで作成できますか?
A. サイトリンクは「広告設定オプション」の一種であり、キャンペーンごとに [広告設定オプション] タブで作成します。新しくキャンペーンを作成する場合は、キャンペーン設定選択画面の [広告設定オプション] 欄で作成することもできます。

Q. キャンペーンにサイトリンクを追加しようとしています。10 個まで登録できると聞きましたが、[新しい広告設定オプションを作成] をクリックしてもエラーが表示されます。
A. すでにサイトリンクを登録しているキャンペーンでその数を増やす手順は、設定済みのサイトリンクを編集・削除する手順と同じです。設定済みのサイトリンクにマウスをあわせ、鉛筆のアイコンをクリックすると、追加や変更を行う画面が表示されます。


サイトリンクの掲載
 
Q.サイトリンクの表示個数を教えてください。
A. 1 つの広告に対してサイトリンクは最大 6 個表示されます。(スマートフォンでは 4 個、従来型のモバイル端末は未対応)サイトリンクの表示形式には下記の種類があります。
  •  1 行
  •  2 行
  •  3 行
  •  拡張サイトリンク(説明行つきで表示されるサイトリンク)[サンプル]
表示形式は、登録されているサイトリンクの数や品質スコア、競合状況、その他の条件によって、Google が自動的に判断します。

Q. サイトリンクを設定したものの、表示されません。
A. サイトリンクは、品質スコアが高く、広告が検索結果ページの上か下に表示された場合のみ表示されます。広告が検索結果の横に表示されている場合や、品質スコアが基準を満たしていない場合は表示されません。

また、1 行のサイトリンク、 2 行や 3 行のサイトリンク、拡張サイトリンクと、表示スペースが大きくなるに従って、必要な基準も高くなります。

なお、一度に表示されるサイトリンクの数は 2 個から 6 個です。キャンペーンには最低 2 個のサイトリンクが登録されている必要がありますのでご注意ください。

その他に考えられる要因については、サイトリンクの詳細および広告設定オプションが表示されない主な理由をご参照ください。

Q. サイトリンクの表示順序はどのように決まるのですか?
A. 登録されているサイトリンクの数に関わらず、表示されるサイトリンクやその順番は、掲載結果などを加味して Google が自動的に判断します。広告主様の側でお選びいただくことはできません。

ただし、設定画面で上の方に設定したサイトリンクほど、上位に表示されやすくなります。また表示されるサイトリンクの個数によっては、字数の少ないサイトリンクの方が優先的に表示される場合もあります。

サイトリンクの掲載結果
 
Q.サイトリンクがクリックされた回数を確認することはできますか?
A. 各タブの [分割] メニューで [クリック タイプ] を選択すると、サイトリンク自体のクリック数と見出しのクリック数を分けて確認することができます。



Q. 1 つのキャンペーンに登録している複数のサイトリンクのうち、どのリンクが何回クリックされたか、内訳を知ることはできますか?
A. 個々のサイトリンクについてのクリック数や表示回数を確認することはできません。キャンペーンごとの合計データをご活用ください。

Q. [キャンペーン] タブで [クリック タイプ] ごとに分割して確認したクリック数と、[広告設定オプション] タブで確認したクリック数とが一致しません。
A. [広告設定オプション] タブには、「サイトリンク」自体がクリックされた数ではなく、「サイトリンクと共に表示された広告のクリック数」が表示されます。

例えば広告が下記のとおり計 5 回クリックされたとします。
  • サイトリンクなしで表示され、通常の見出しがクリックされた・・・1 回
  • サイトリンクつきで表示され、通常の見出しがクリックされた・・・2 回
  • サイトリンクつきで表示され、サイトリンク部分がクリックされた・・・2 回
この場合、各タブでのクリック数は下記のとおり表示されます。

キャンペーン タブ
5 回 (分割した場合・・・見出し 3 回 サイトリンク 2 回)
広告設定オプション タブ
4 回 (分割した場合・・・見出し 2 回 サイトリンク 2 回)

サイトリンクの不承認理由
 
Q. 「記号」(句読点)が原因でサイトリンクが不承認になりました。
A. 下記の場合、サイトリンクは不承認となります。
  • 「【期間限定商品】」「≪クリスマス商品≫」 など、記号で始まっている場合
  • 「お歳暮特集!」など、感嘆符(!マーク)を使用している場合
  • 「年賀状の準備は万端ですか??」など、記号を繰り返し使っている場合
※疑問符「?」や括弧「()」などの記号は、一行(リンク 1 つ)につき 1 つまで使用できます。

Q. 「成人向けページ」が原因で不承認になりました。
A. 通常の広告の場合は、「成人向け」や「アダルト」のサービスや商品を扱っていても広告が承認される場合があります。しかしサイトリンクの場合は、「成人向け」および「アダルト」のコンテンツを含めることはできません。(アルコールも含みます。)

Q. 「リンク先」が原因で不承認になりました。
A. サイトリンクで使用する URL のドメインは、同じキャンペーンに登録された広告のドメインと一致している必要があります。

例えば、キャンペーン内の広告で「example.co.jp」というドメインを使用している場合は、サイトリンクでも「example.co.jp」を使用する必要があります。

また、リンク先が同じサイトリンクを 1 つのキャンペーンに複数登録することはできません。異なるリンク先ページ(「example.co.jp/contact」と「example.co.jp/event」など)をお選びください。

その他の不承認理由については、ポリシー センターのサイトリンク設定オプションのページをご参照ください。

サイトリンクをはじめ、広告設定オプションに関するよくある質問は AdWords フォーラムおよび Google + ページ「Google Japan for Business」でも取り上げています。今後も様々なご質問を取り上げていく予定ですので、皆様のご参加やフォローをお待ちしています。 


追記)
2012 年 12 月 17 日
スマートフォンにおけるサイトリンクの表示個数について、古い情報の記載がございました。
旧 : 最大 2 個
新 : 最大 4 個

訂正してお詫びいたします。

Posted by 柿原 正郎 マーケットインサイト シニアリサーチマネージャー

今日の生活者のショッピング行動は、ますます複雑にマルチチャネル化してきています 。テレビ、新聞、デスクトップ PC、スマートフォン、タブレットなど、さまざまなメディアから生活者は多種多彩な情報を得て、実際の買い物でもオンライン・オフライン双方の様々な購入チャネルをますますスマートに選ぶようになってきています。また、オンラインの買い物でもオフラインの買い物でも、Google が提唱している ZMOT (Zero Moment Of Truth) *の重要性はますます高まっています。

* ZMOT とは、生活者の購入決定プロセスにおいて、購入意向を喚起させる「刺激(Stimulus)」と、実際の「購入(Purchase = First Moment of Truth)」の間に起こる、商品やサービスに関する事前のさまざまな情報探索のフェーズ、および Google がそれらを体系化した消費行動モデルのこと



こうした問題意識をもとに、Google はこれまで主に米国で ZMOT 関連調査を共同で実施した調査会社 Shopper Sciences 社と再び連携し、日本の生活者の購買行動におけるモバイルの役割と影響に特にフォーカスした「モバイル ショッパー リサーチ(Mobile Shopper Research)」を 2012 年 7 月から 9 月にかけて日本国内で実施しました。そのフルレポートから、ここで一部ご紹介したいと思います。

モバイル(スマートフォン)利用者のなかで、商品やサービスに関する情報を日常的にモバイルで調べる人は全体の 67% におよび、さらに日常的にモバイル上で購入する「モバイルショッパー」は、33% におよびます。また、モバイルショッパーの割合は、女性の若年層でさらに高まります。



モバイルショッパーの情報探索行動をより詳細に調べると、レストランや映画館の検索など、地域に関連が強い情報の探索にモバイルがより積極的に使われています。また、その傾向は男性より女性に顕著に表れています。



購入検討期間の長さや検討開始タイミングは、商品やサービスのカテゴリーによって大きく変わります。例えば、旅行予約に関する情報探索が活発になるのは実際の購入の 2 〜 3 か月前なのに対して、アパレルは購入の 2 〜 3 日前、レストランにいたっては実際の店舗利用の 1 時間〜数分前に情報探索が活発になります。



購入行動前の情報探索フェーズである ZMOT の情報源の重要性は、旅行、アパレル、レストランの各カテゴリに共通して高く表れていますが、レストランについては ZMOT とともに FMOT(店舗内/周辺での実際の購入フェーズ)の情報源も非常に重要な役割を果たしていることがわかりました。



モバイルの利用において、スクリーンの小ささに起因する操作上の問題やセキュリティに対する懸念などの課題があることも浮かび上がってきています。生活者の購買行動におけるモバイルの重要性がますます高まるなか、スマートフォンやタブレットに最適化したユーザー エクスペリエンスを用意して、確実にユーザーに提供することが、商品・サービス提供者にとっていま必須となっています。



いま、スマートフォンやタブレットの普及が急速に進むなか、これらのスマートデバイスの効果や役割は、もはや「モバイル」という領域の内側だけで理解することはできません。オフライン・オンライン双方の多様なメディア環境・購買チャネルのなかで、モバイル(サイト・アプリ・広告等)が生活者の購入意思決定にどのような影響を与えているのか、包括的なマーケティング視座からのモバイル理解がいま必要になってきています。今回の調査結果がそうした取り組みの一助となれば幸いです。

フルレポートはこちらからダウンロードができますので、ぜひご覧ください。

Posted by 萩倉 健支 AdWords API チーム

以前に AdWords でのインプレッション シェアの変更点についてお伝えしていましたが AdWords API でも新しいインプレッション シェアのレポートが v201209 のバージョンでご利用いただけるようになりますのでお知らせ致します。

12 月の 2 週目頃に以下の新しいカラムがアカウントキャンペーン広告グループ(英語)のレポートでご利用いただけるようになります。
  • ContentImpressionShare
  • ContentBudgetLostImpressionShare
  • ContentRankLostImpressionShare
  • SearchBudgetLostImpressionShare
  • SearchExactMatchImpressionShare
  • SearchImpressionShare
  • SearchRankLostImpressionShare
(ContentBudgetLostImpressionShare, SearchBudgetLostImpressionShare はアカウント、キャンペーンのレポートのみ使用可能 )

これに伴い、以下の点が変更になります。
  1. 検索ネットワーク、ディスプレイ ネットワークの掲載結果を別々に取得することが可能に
  2. HourOfDay カラムをレポート定義に含めることにより、1 日のうち特定の時間帯の掲載結果を取得することが可能に
  3. データの精度を高めるために計算方法を改善
古いインプレッション シェアカラムの廃止について

新しいカラムの追加に伴い、2013 年 2 月に以下のカラムは使用できなくなる予定です。
  • BudgetLostImpressionShare
  • ExactMatchImpressionShare
  • ImpressionShare
  • QualityLostImpressionShare
変更内容についてご不明点がございましたら、お気軽にこちらのフォーラム(英語)までお知らせください。

Posted by Bruce Song, Product Marketing Manager

Google では、皆様に最新の機能について学んでいただくため、定期的にセミナー「Learn with Google」を開催しています。

今回は、AdWords を通じてモバイル アプリを宣伝し、効率よくダウンロードや利用につなげる方法を取り上げます。

モバイルは人々のコミュニケーション、働き方、そして楽しみ方を変えつつあります。iTunes アプリストアと Google Play には合計 50 万本以上のアプリが存在し、350 億回以上 ダウンロードされています。今やモバイル アプリは、業界で起こっている多くの革新の牽引役となっています。

このセミナーでは以下の内容をご紹介する予定です。
  • モバイル アプリのマーケットトレンド / アプリの有効性
  • Google を活用したアプリの宣伝
  • 活用のヒント
  • アプリ広告の設定ガイド
  • モバイルにおける効果測定 - コンバージョンの測定と解析
  • 年末商戦に向けた取り組み
今から年末にかけてのシーズンには、アプリのダウンロードも加速する傾向があります。ぜひこの機会にご参加ください。

事前のご予約が必要ですので、忘れずにお申し込みください。

日時

2012 年 12 月 11 日(火)17 時

時間 : 1 時間程度

場所 : オンラインのセミナーです。インターネットに接続できる環境よりご参加ください。

要予約

こちらをクリックしてお申し込みください 

Posted by 伊佐裕也 Small & Medium Business マーケティング部統括部長

スマートフォン ユーザーの約 7 割がスマートフォンで毎日検索を行っていることをご存知ですか。中小企業にとって、スマートフォン対応サイトを持つことはますます重要になっています。このたび、GoMo と DudaMobile は、中小企業の皆様に簡単にスマートフォン対応サイトを作成いただけるツールの提供を開始しました。

howtogomo.com/jp/getstarted より本ツールにアクセスし、PC サイトの URL を入力して、「スマートフォンに最適化」をクリックするだけで、スマートフォン対応サイトが作成できます。 高品質のテンプレートからデザインを選び、ご自由にカスタマイズいただけます。モバイル マップ、Google AdSense 等の機能を追加いただくことも可能です。

 

このサービスは 1 年間は無料でご利用いただけます。無料利用期間終了後も利用を続ける場合は、月額 1,180 円でご利用いただけます。

また、本スマートフォン対応サイト作成ツールは、シンプルなサイトをスマートフォン対応サイトに変換することに適しています。お客様のサイトが Flash やフレームセット、e コマース(電子商取引)の機能を多用している場合は、ウェブ制作代理店やこちらのリストの開発者様にご相談ください。

既に多くの中小企業の皆様がスマートフォン対応サイトを作成することによってビジネスを拡大しています。

ぜひこの機会に本ツールをご活用いただき、サイトをスマートフォンに最適化してください。



Posted by Smita Hashim、グループ プロダクト マネージャー

今年の年末商戦は、住所指定オプションと地域設定を活用して、ユーザーが見つけやすく、訪れやすく、電話をかけやすいビジネスを目指しましょう。

住所指定オプションはビジネス拠点の住所と電話番号を AdWords 広告に追加表示する機能です。そして地域設定は、特定の地域にいるユーザーに向けて広告を表示する機能です。

このたび、この 2 つの機能が改善され、ご利用いただける国が増えました。年末商戦に向け、特定の地域にターゲットを絞って広告を掲載していただけます。

新機能

1. 空港ターゲット : 旅行者との新しいコミュニケーション方法
フライト状況のチェックや離陸前の暇つぶしなど、旅行者にとって携帯電話やタブレット端末は不可欠な存在になっています。 AdWords 広告主の皆様は、新たに加わった空港ターゲット機能によって、世界中の 350 ヶ所以上の空港でこうした端末を閲覧している潜在顧客とコミュニケーションを図れるようになりました。

まず日本においては、成田、羽田、大阪など 21 ヶ所の空港をターゲットとして設定できるようになります。地域設定画面で「Narita」「NRT」などローマ字で空港名をご入力ください。



利用可能な空港の完全なリストは、こちらから見ることができます。リンク先は英語ですが、「Target Type」で「Airport」、「Country Code」で「JP」を選択すると、日本の空港の一覧を確認できます。今後、さらに多くの空港を追加したいと考えています。



2. 住所指定オプションとサイトリンクを同時に表示
パソコン向けのテキスト広告で、住所指定オプションを 1 行表示のサイトリンクと同時に表示できるようになりました。なお、2 行表示および 3 行表示のサイトリンクとも、従来どおり同時に表示可能です。店舗とウェブサイトを組み合わせたビジネスを運営している皆様は、サイトリンクと住所指定オプションの併用をぜひご検討ください。



3. 地図がより大きく、より便利に
パソコン向けの住所指定オプションでは、現在の展開可能な地図に替わって、より大きなパネル付きの地図が表示されようになりました。住所指定オプションの住所をクリックすると、上位の検索結果の右側に新しい地図パネルが表示されます。

初期テストでは、従来のデザインと比べて、住所をクリックして地図を参照するユーザーの数が大幅に増えるという調査結果が出ています。



4. 住所指定オプションのコンバージョン レポート
AdWords コンバージョン トラッキングをご利用の場合、住所指定オプションがコンバージョン率に与える影響を確認できます。今年、広告設定オプションの掲載結果データにコンバージョンに関するデータが追加されました。これにより、住所指定オプションがコンバージョンに与える影響を分析し、地域ごとのコンバージョン数をより効果的に計測できるようになりました。

これらの改良点を活かして、年末商戦の繁忙期とその先に向けて、地域性の高いビジネスの情報をユーザーに届けていただければと思います。こうした機能を初めて利用される場合や、もっとよく知りたいとお考えの場合は、ヘルプセンターで住所指定オプション地域設定の詳しい設定手順をご覧ください。また、AdWords サポートへのご相談や、ヘルプ フォーラムへの投稿もいつでもお待ちしております。

Posted by Marina Agapakis, Product Marketing Manager

Google では、皆様に最新の機能について学んでいただくため、定期的にセミナー「Learn with Google」を開催しています。今後のセミナー予定については、改めて本ブログでお知らせします。

今回は、大量のキーワードを登録することなくウェブサイトへの集客増加を実現する AdWords の新しい広告フォーマット、「動的検索広告」を取り上げます。

動的検索広告を使用すると、Google のシステムが自動的に広告主様のウェブサイトの内容を分析します。そして、その内容に関連する語句で検索が行われると、広告タイトルとリンク先ページを自動で作成して広告を表示します。

このセミナーでは以下の内容をご紹介しますので、この機会にご参加ください。

・ 動的検索広告の概要
・ 動的検索広告の活用事例
・ 動的検索広告の運用方法

このセミナーは、皆様からのご質問をその場で受け付け、回答する時間も設ける予定です。

ぜひ、この機会を逃さずにご参加ください。
事前のご予約が必要ですので、忘れずにお申し込みください。

日時

2012 年 11 月 27 日(火)18 時
時間 : 1 時間程度
場所 : オンラインのセミナーです。インターネットに接続できる環境よりご参加ください。

要予約

こちらをクリックしてお申し込みください

Posted by 萩倉 健支 AdWords API チーム

これまで AdWords API をテストいただくためには、AdWords API のサンドボックス(英語)をご使用いただいていましたが、本番の環境と別環境ということもあり、サンドボックス特有の問題が発生することもありました。

今回、無料で、すぐにお使いいただけるという利点は残したまま、より安定したテスト環境をご提供できることになりました。今後は各開発者の皆様に本番と同じ環境でテスト アカウントをご使用いただけるようになります。

AdWords API テスト アカウントについて
テスト アカウントは本番環境と同じバージョン、機能、環境を使用することができる AdWords のアカウントです。ただしテスト アカウントで作成された広告が実際に配信されることはありません。

以下にテスト アカウントの要点をまとめます。
  • テスト アカウントは本番環境と同じバージョン、機能を使用できます
  • リクエスト失敗時のエラー メッセージも本番のアカウントと同じになります
  • 今までのサンドボックス環境でしばしば見られたような、本番と環境が違うことによるテスト環境特有のエラーが少なくなるので、エラー時の原因追求が簡単になります
  • オペレーション数が多い場合はレートリミット(オペレーション数の制限)がありますが、本番環境と同じ基盤を共有することにより、今までよりテスト実行時間が短くなります
テスト アカウントを使用したテストは無料ですが MCC の機能はサポートされません(ManagedCustomerService を使用した機能)。

テスト アカウントをご使用いただくために
現在 AdWords API の開発者トークンを既にお持ち、または申請されている開発者の皆様はこちらの開発者ガイド(英語)に従ってテスト アカウントを作成いただけます。開発者トークンが審査中の方でも承認されるまでお待ちいただく必要はありません。

まだ開発者トークンをお持ちでない開発者の方はこちら(英語)から使用を申請ください。

2012 年 12 月 15 日までには今までのサンドボックス環境はご使用いただけなくなります。テスト アカウントの準備ができ次第、新しいテスト環境をご使用ください。ご不明点がございましたら、お気軽にこちらのフォーラム(英語)までお知らせください。

Posted by Sameer Samat / Google ショッピング プロダクト マネージメント副社長

今年 5 月 31 日に、我々は Google を介したショッピング体験を改善するべく、新たな取り組みを発表しました。この取り組みは、様々な商品について調べて、商品をどこで購入するかを比較検討し、販売者に誘導するまでの一連の流れをさらに改善することを目的としています。

この新たな取り組みの一環として、米国では Google Product Search を商品リスト広告に基づいた商用モデルへと移行しました。商品リスト広告とは AdWords 広告のフォーマットの 1 つで、商品情報を検索結果ページに表示することができます。販売者の皆様と商用関係を築くことが、より品質と鮮度の高い商品データの提供につながると考え、今回の移行を行いました。これを通じて、ユーザーの皆様にはより精度の高いショッピングの検索結果を提供し、販売者の皆様にはより質の高いトラフィックを提供できると考えています。

米国では今年 10 月 17 日に移行が完了し、現在までのところ、非常に大きな成果を挙げています。

Google ショッピング商用モデルの世界展開

米国での成功を踏まえ、英国、ドイツ、フランス、日本、イタリア、スペイン、オランダ、ブラジル、オーストラリア、スイスでも商品リスト広告に基づいた Google ショッピングの商用モデルを展開することとなりました。

販売者の皆様に新システムへの移行とキャンペーンの最適化を行っていただくのに時間がかかるため、いくつかのステップに分けて徐々に新しいモデルを導入する予定です。最初の大きな変更は 2013 年 2 月 13 日に行われる予定です。この変更に伴い、現在 AdWords のテキスト広告が表示されている検索結果上部のスペースに、商品情報がまとめて表示されるようになります。

「スポンサー」として表示されるこの新しいフォーマットでは、購入者はブランド名や価格帯で検索を絞り込むことが可能になり、これまでより大きな商品の画像を表示できるようになるので、商品の特徴もわかりやすくなります。本日より一部の検索で、この新しいフォーマットを試験的に導入します。

商用モデルへの移行は 2013 年の上半期中に完了する予定です。なお、移行を促すための特典を提供する予定です。詳細は次週以降、ブログおよびメールでお知らせします。

商品リスト広告を利用するにはまず、AdWords アカウントを作成する必要があります。その後の手順や詳細情報についてはこちらをご覧ください。

Google ショッピングの掲載順位は、前述の国で完全移行が完了した時点で、関連度と入札価格の組み合わせに基づいて決定されます。

より良いショッピング体験

今回の変更により、購入者の皆様と販売者の皆様の両方に実り多いショッピング体験を提供します。購入者の皆様は 一箇所で欲しい商品を探して、機能を比較したり、一番安い商品を探したり、レビューを読んだり、評判のいい販売者を探すことができます。広告主の皆様は商品リストやトラフィックをきめ細かく管理することができるようになります。

Google は今後も販売者の皆様のお力を借りて、ユーザーの皆様が欲しい商品をすばやく見つけられるよう、そして販売者の皆様が、その規模を問わず、最適なタイミングで質の高い情報をユーザーの皆様に届けられるよう、サービスの進化に努めてまいります。

Posted by 桂田 博司 - 第一広告営業本部 自動車業界担当 アカウント プランナー

モバイル・PC 関連事業を軸に、2000 年の設立以来新しい事業の開拓に積極的に挑戦し続ける株式会社エイチーム。現在は、「エンターテイメント事業」と「ライフサポート事業」の異なる 2 つの事業を主軸として、スマートフォンアプリやソーシャルアプリ、PC 向け比較サイト、予約サイトの企画・開発・運営に取り組んでいます。中でも 2007 年に開設した『かんたん車査定ガイド(ナビクル)』は、簡単な車情報の入力だけで最大 10 社に一括で見積もり依頼ができる比較サイトとして利用者を拡大しています。

当サイトの利用者をさらに拡大するため、同社では 2012 年 3 月に機能刷新された “キーワードによる新コンテンツ ターゲット” を活用。その結果、検索連動型広告並の CPA(獲得コスト)で潜在顧客を獲得することに成功しました。この一連の施策について、株式会社エイチーム 比較サイト事業部 部長 間瀬 文雄氏、マネージャー 松田 幸司氏にお話を伺いました。

潜在顧客獲得にあたり見えてきた課題

『かんたん車査定ガイド(ナビクル)』は、車査定のニーズに応えるためのメディアです。サイトへの集客は、その大部分を検索連動型広告、純広告、ネットワーク広告などのオンライン広告に頼っていますが、その中でも検索連動型広告の占める割合は高く、車査定に対する顕在ニーズには対応することができていました。そしてさらに多くの顧客を獲得するにあたり、同社はいくつかの課題に直面しました。

「検索連動型広告は既に"車 査定"などニーズが具体化していて検索をするユーザーに対してはアプローチはできますが、それより前段階の潜在ニーズを持つユーザーに対するアプローチは難しいと言われています。

しかし、顧客数を拡大するためには、これらの潜在ニーズを持つユーザーに対し、早い段階で接触をする必要がありました。車の買い取りや下取りという行動の前には、車の買い替えという動きがあります。これらの買い替えを検討しているユーザーは、検索よりもどちらかと言えば車の情報サイトを見ています。また、50 代以上の層にもアプローチをしたいと思うと、なかなかリスティング広告だけではカバーしきれません。かといって、いきなり純広告を掲載するのも戸惑いがありました。

ちょうどその時、Google AdWords でキーワードによる新コンテンツ ターゲットが登場したため、これならスモールスタートで素早く PDCA を回すことができると考えました。」(間瀬氏)

 より柔軟に、広告精度を高める "キーワードによる新しいコンテンツ ターゲット"

Google ディスプレイ ネットワークのウェブサイトを閲覧中のユーザーに対するアプローチ方法として既に多くのお客様にご利用いただいているコンテンツ ターゲットは、予め設定したキーワードに関連するウェブ コンテンツ ページに幅広く広告を掲載することができる配信手法です。既に具体的な検索キーワードが頭に浮かんでいる、ニーズが顕在化したユーザーではなく、興味・関心があるウェブ コンテンツを閲覧中のユーザーに広告を表示することができるため、ニーズがまだ検索に至るほど顕在化していない、いわゆる潜在顧客層と接点を持つチャンスがあります。

これまでコンテンツ ターゲットでは、広告グループに登録されたキーワード群をもとに、その広告グループ全体のテーマと関連性の高いウェブ ページへの広告配信が行われていました。しかし、コンテンツ ターゲットの仕組みが刷新されたことにより、広告グループ内の個々のキーワード単位で配信先を調整できるようになりました。これにより、設定がさらに柔軟になり、広告配信の精度を高めることができるようになりました。

同社はキーワードによる新コンテンツ ターゲットを導入し、乗り換え対象となる新車や中古車を探して車関連のウェブサイトを閲覧している自動車保有層にアプローチをはじめました。

「キーワードによる新コンテンツ ターゲットへの移行に伴い、効果もすぐに見えてきました。同じ獲得単価で潜在層にアプローチでき、新たな顧客獲得機会を創り出すことができたと思います。」(松田氏)

これまでの主たる集客手段であった検索連動型広告と比較すると、その結果は非常に満足がいくものでした。検索連動型と同等もしくはそれより下回る CPA で潜在顧客層がコンバージョンに至り、さらにディスプレイ ネットワークへの予算を投下したところ、これまでの獲得数に加え、さらに新たなコンバージョンを獲得することに成功しました。



キーワードによる新しいコンテンツ ターゲットを活用した潜在顧客への効率的なアプローチが、新たな顧客獲得の大きなきっかけへとつながったのです。

最適化を自動化し、PDCA サイクルを素早く回す
〜ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーの活用〜

Google ディスプレイ ネットワーク上のウェブ サイトやウェブ コンテンツは日々変わり、それに対し常に最適化を図ることで効果の向上を見込むことができます。ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーは、目標コンバージョン単価、広告、予算を設定するだけで、ターゲット設定と単価設定の両方を自動的に最適化し、ディスプレイ ネットワーク キャンペーンのコンバージョン数を増やす手助けをするツールです。

同社はキーワードによる新しいコンテンツ ターゲットを使った広告配信をはじめてから 2 ヶ月後、ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーの設定を完了、その結果、翌日から早くも効果が表れました。



最適化を施したことでコンバージョン数を増やすことができ、自動最適化で CPA が下がったため、これまでの獲得コンバージョン数に対する全体予算を下げることができました。その結果、新たな顧客を獲得するためにその予算を使うことができるようになりました。

「ディスプレイ ネットワークへ広告配信をすると、必ず検証しなくてはならないのが広告配信先です。常にコンバージョンを生み出すウェブ コンテンツ上に広告が掲載されているのかを確認し、チューニングする必要があります。ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーはこれを自動化してくれるので、業務の効率化に大きく役立っています。」(松田氏)

キーワードによる新しいコンテンツ ターゲットを導入し、それをさらに効率化させるためにディスプレイ キャンペーン オプティマイザーで最適化を自動化。こうした効果的な機能の組み合わせが効率の良い顧客獲得へとつながっています。



"検索連動型広告とは異なる手段で手応えを感じることができたのは、当社にとって大きなチャンスです。スマートフォン対応やディスプレイ ネットワークでの広告配信など、今後も積極的に Google AdWords を活用していきたいですね。"
- (右から)株式会社エイチーム 比較サイト事業部 部長 間瀬 文雄氏、マネージャー 松田 幸司氏


Posted by Google タグ マネージャ Product Manager Laura Holmes

最近のデジタル マーケティングの世界における精度や機能面での進歩は、目を見張るものがあります。ユーザーを新しい角度で分析したり、キャンペーンの改善を実現する強力なツール群が、今、マーケッターの目の前に登場してきています。

一方で、そういった新しいマーケティングツール群は、ウェブ解析やコンバージョン トラッキング、リマーケティング ツールにしても、サイトへのタグの実装を必要としています。

ウェブサイト上のタグは、最近の洗練されたデジタル マーケティングを支えています。タグは有益な情報を与えてくれるサイト上の小さなコードですが、一方で、めんどうな点もあります。たくさんのタグをサイトに実装すれば、サイトを遅くし、不安定にする可能性もあるでしょう。また、間違った実装をすれば、正しいデータが得られなくなるかもしれません。IT 部門やウェブマスターのチームは、新しいタグを貼るために、時間を取られます。時間が浪費されれば、データも得られず、コンバージョンも失う結果になります。



Google では、このタグにまつわる煩わしさをなくすための取り組みを行ってきました。そしてその結果、先日の Google アナリティクス ブログでもご紹介した通り、Google タグマネージャを発表しました。画面も、日本語のインターフェースでご利用いただけます。

Google タグマネージャは無料のツールです。サイトのタグを単一のスニペットで整理統合し、すべてをウェブ画面から管理できます。タグを変更したいと思った時に、IT 部門を煩わせたり、サイト上のコードを書きなおしたりせずに、タグの追加や変更を行うことができます。

どれだけ簡単に設定や管理ができるか、下記のビデオで紹介されています。英語のビデオですが、実際の操作シーンがありますので、設定の雰囲気をつかめることと思います。


 
Google タグマネージャは、Google のタグに加えて、Google 以外のタグにも対応しています。また皆さまのタグ実装のニーズに対応し、以下の機能を備えています。
  • 非同期でタグを実行
  • タグ同士が影響を受けず、ページの読み込みを遅らせることなく実行できます
  • 簡単なタグ テンプレート
  • テンプレートを使って簡単にタグを実装できます。同時にカスタムのタグも設定できます。
  • プレビュー モードなどエラー予防機能
  • タグが正しく実装できたか、プレビュー モードで確認することができます。デバックコンソールやバージョン管理機能で、新しいタグが、サイトに悪い影響を与えないか、確認することができます。
  • ユーザー権限と複数アカウント設定 
  • 大きなチームや代理店も含めて利用者を適切な権限設定で管理できます。
さらに、今後数ヶ月かけて、強力な機能追加を実現していく予定です。

また Google では、Google タグマネージャのテンプレートへの追加を希望されるタグ ベンダー向けのプログラムもご用意しています。タグを提供している企業様は、ぜひこちらからご連絡ください (英語)。

すでに多くのお客様に、Google タグマネージャをお使いいただき、効果が出てきています。ここで、QuintStreet の検索エンジン マーケティング部長 Ameet Arukar 氏からのコメントをご紹介します。

「 Google タグマネージャは、タグ実装のプロセスに、大きな時間的な余裕をもたらしました。従来 2 週以上かかっていた実装プロセスが、1 日以下で、時にはほんの数時間で終わることもあります。今やキャンペーン管理のチームは、どのタグを活用し導入すべきか、大事な決断を自分たちで行うことができます。

Google タグマネージャは、ビジネスにとって大きな意味があります。山のようなタグを、マニュアルで実装したいとは誰も思いません」

Google タグマネージャの設定は簡単です。アカウントを作成し、スニペットを 1 つサイトに実装すれば、後はタグの管理ができます。サポートが必要な場合は、Google の認定基準に合致した Google の認定パートナーにご連絡ください。

Google タグマネージャのご利用をお待ちしています。
www.google.com/tagmanager

Posted by 大塚 ケビン ・ アソシエイト プロダクト マーケティング マネージャー

Google では、これまで多くの企業とスマートフォンがどのようにビジネスを根底から変えていくかについて話し合ってきましたが、話題の中心はもはや「なぜスマートフォンに投資すべきなのか?」ではありません。スマートフォン端末やタブレット端末の利用者数の急増は、統計データから既に誰もが理解しているところであり、問題は、「スマートフォンにどのように投資すればよいのか?」です。

そこで Google では、皆様のこうしたスマートフォンに関する疑問にお答えするため、「THE MOBILE PLAYBOOK」を作成しました。企業の状況はそれぞれに異なりますが、話題に上る課題は共通点が多いことから、スマートフォン戦略を進める上で企業の経営者が必ず取り上げる 5 つの疑問を抽出しました。

企業の経営者が必ず取り上げる 5 つの疑問
  • スマートフォンで人々にどのように新しい価値を提供できるのか?
  • スマートフォンは、どのようにユーザー体験を変えていくのか?
  • 社内のスマートフォン対応は進んでいるのか?
  • スマートフォンはどのようにマークティングを変えていくのか?
  • タブレットユーザーにどのようにアプローチするのか?
サイト内では、こうした疑問を解く鍵として、業界での先進事例や競合の動向を参考にしながら、アイディアを練る、フォーカス グループやアンケートを通じて顧客層のスマートフォンの利用状況を把握する、スマートフォン向けの予算を設定して実践と修正を重ねる、代理店やパートナーに相談する、スマートフォン対応に必要な社内リソースを確保するなどの手法も提案しています。

Google では、スマートフォン革命は社会環境の変化であり、オンラインとオフライン世界の双方で、ユーザーの関わり方を一変させると考えています。急増するスマートフォンとタブレット ユーザーへの自社ブランドの訴求力を高めるのと同時に、この新たなマーケティング チャネルで、顧客にアプローチする画期的なマーケティング戦略を生み出すために、この「The Mobile Playbook」がお役に立てば幸いです。

The Mobile Playbook は、www.themobileplaybook.com で皆様のパソコン、スマートフォン、タブレットでご覧頂けます。是非、スマートフォンへの対応を社内でご検討なさるときのきっかけ、またガイドブックとしてご活用して頂ければ幸いです。

Posted by AdWords プロダクト マネージャー Prashant Baheti

AdWords では、一度に大量の変更が必要になることがあるかと思います。たとえば何千個かのキーワードの入札単価を一括で 5% 変更したいケースや、ウェブ アドレスの変更に伴い、数百個の広告の URL をすべて変更する必要が生じる場面もあるでしょう。

このたび AdWords 管理画面で、新たに一括編集機能をご提供することになりました。この機能を利用すれば、アカウント全体にわたる大幅な変更も、簡単に行うことができます。

一括編集機能は、まずは一部の AdWords 広告主様に対してのみ提供してご意見を募集(英語のみ)し、問題がなければ今後何週間かのうちに全広告主様に向けてご提供を拡大していきたいと考えています。

大量の変更を簡単に
この機能では、次のような変更処理を行なっていただけます。

キーワード
  • キーワードまたはリンク先 URL に含まれる文字を検索/置換
  • キーワードまたはリンク先 URL に文字を追加
  • 新しい入札単価を設定
    (First Page Bid やページ上部表示の推定入札単価まで引き上げることも可能)
  • 入札単価を引き上げ/引き下げ
  • キーワード マッチ タイプを変更
  • ラベルを追加/削除
広告
  • 広告または URL に含まれる文字を検索/置換
  • 広告または URL に文字を追加
  • テキストの大文字/小文字を変更
  • ラベルを追加/削除
広告グループ
  • 入札単価を引き上げ/引き下げ
  • 新しい入札単価を設定
  • ラベルを追加/削除
キャンペーン
  • 予算を引き上げ/引き下げ
  • 新しい予算を設定
  • ラベルを追加/削除

変更内容は、実際の適用の前にプレビューすることができます。また、大量の変更を行う場合はバックグラウンドで処理が行われるため、一括変更の処理中にアカウント内の他のページに移って作業を続けることもでき、ログアウトしても問題ありません。処理状況は進捗バーで知ることができ、完了後には変更内容を確認することもできます。

シンプルな操作
新しい一括編集機能の導入とともに、従来の [表で一括編集] ビューは廃止されます。また、従来の [編集] ボタンは、[編集] プルダウン メニューに変わります。こうした変更を通じ、新しい広告主様にもわかりやすいインターフェイスを目指して参ります。

詳細とフィードバック
新機能が展開されたら、一括編集について説明した記事をはじめ、AdWords ヘルプセンターを通じて詳細をご紹介していく予定です。

今後数週間の間に新しい一括編集機能を使用された方は、ぜひこちら(英語)からコメントをお寄せください。皆様のご意見は、AdWords のさらなる改善に活用させていただきます。

Posted by Social Contents Partnership manager 尾原 和啓

Google+ は昨年 6 月の発表以来、多くの方にお使いいただいています。個人の方が持てるプロフィールだけでなく、企業や団体向けの 「Google+ ページ」を通じて情報を発信したり、顧客やファンとつながることができます。



昨年 11 月には、6 社の企業が Google+ ページの管理ツールを提供できるようになったことを発表しました(英語)。

そして本日、日本企業 5 社を含む下記の 6 社が新たにパートナーとして加わりました。
  • 日本パートナー:(株)電通レイザーフィッシュ、イー・ガーディアン(株)、(株)トライバルメディアハウス、(株)ガイアックス、(株)ユーザーローカル
  • 海外パートナー:Falcon Social 
今回参加する日本パートナー
今回参加する海外パートナー

今後、これらの企業が提供するツールやサービスから、Google+ ページへの投稿、コメントの管理、サークルの管理が可能になる予定です。

パートナー各社の詳細は、Google+ ページ サードパーティ管理ツールのページをご参照ください。

また、ソーシャルマネージメントツール企業で、Google+ ページの管理にご興味のある方は開発者向けサイト(英語)をご参照ください。

今後も Google+ のさらなる進化にご注目ください。

Posted by Tarun Jain, AdWords Product Manager

Google AdWords では昨年 10 月に動的検索広告をベータ版としてご紹介して以来、一年にわたって改良を加えてきました。またベータ版を利用された広告主の皆様からも成功のご報告をいただいており、この度すべての広告主様にこの機能を提供することになりました。

何千、何万ものキーワードが登録されているアカウントであっても、商品の購入につながる単語やフレーズを網羅し切れない場合もあるでしょう。また広告の編集が、新しい商品の入荷や在庫の変動に追いつかない場合もあるかと思います。

動的検索広告は、現在のウェブサイトの内容から動的に広告を生成し、関連する検索に対して自動的に広告を掲載する機能です。現在キーワードとして登録されていない単語やフレーズに対しても広告を表示し、より多くのサイト訪問者や売り上げを獲得することができます。

ベータ版の掲載結果

ベータ版を利用された広告主様の多くは、大規模な検索ネットワーク キャンペーンと動的検索広告を併用されました。

ベータ版をご利用のアカウントでは、AdWords 経由でのサイト訪問やコンバージョンが平均で 10% 向上しました。また、クリック率、クリック単価、コンバージョン単価も、 完全一致以外のキーワードを 10% 上回る結果となりました。

成功事例と広告主様のコメント(いずれも英語)を何点かご紹介します。
  • Jonathan Meager 氏(Gear4music のマーケティング マネージャー)の事例(PDF
  • Matt Wilkinson 氏(Rosetta のサーチ・アンド・メディア ディレクター)と Steve Baruch 氏(MSC Industrial Supply の e コマース VP)の事例(PDF
  • Larry Cotter 氏(Apartment Home Living の GM)の事例(動画
動的検索広告の特徴

Google AdWords では、ベータ期間中に様々な改善を加えました。
  • 入札単価の自動調整
    コンバージョンにつながりにくい語句で検索された際に自動的に入札単価を下げる機能を追加しました。これにより、コンバージョン率や投資収益率の向上が見込めます。

  • ウェブサイトの確認頻度の向上
    広告が表示されているウェブページに関しては、少なくとも 1 日に 1 回はクロールが行われます。表示回数やクリック数が多いウェブページについては、より頻繁にクロールが行われます。これにより、ウェブサイトで販売されている商品のインデックスを最新の状態に保ち、最新の商品や在庫状況を反映した広告を掲載できます。

  • モバイルやタブレット端末に対応
    動的検索広告は、モバイルやタブレット端末でも掲載できます。

  • 広告設定オプションと併用可能
    通常の検索ネットワーク向けの広告と同様、サイトリンクや住所指定オプションなどの広告設定オプションと併用できます。

  • コンバージョン オプティマイザーと併用可能
    コンバージョン オプティマイザーと動的検索広告を併用されたベータ版利用者の皆様からは、広告の表示機会を増やすと同時にコンバージョン単価の目標を達成できたとのご報告を頂いています。
利用方法

この機能を利用するには、キャンペーンで動的検索広告オプションを作成して、使用するウェブサイトを指定するとともに、広告グループで専用フォーマットの広告を作成します。また、広告グループで動的広告ターゲットを作成し、宣伝の対象とするページや商品カテゴリを指定します。

動的検索広告の仕組み掲載結果を確認、改善する方法動的トラッキングについては、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。

Posted by Wilfred Yeung - プロダクト マネージャー

AdWords コンバージョン オプティマイザー拡張 CPC は、入札単価を手動で最適化する手間を省き、費用を抑えながらコンバージョン数を増やすことができるように開発されました。

また 2011 年には、コンバージョン率の高い広告をより多く表示できるよう、広告のローテーションの設定に [コンバージョン重視で最適化] のオプションが追加されました。Google のデータによれば、[クリック重視で最適化] から [コンバージョン重視で最適化] に切り替えたキャンペーンでは、コンバージョン数が平均で 5% 増加しています。

そして 2012 年 11 月 12 日の週からは、さらなる掲載結果向上のため、コンバージョン オプティマイザーや拡張 CPC のご利用状況と広告ローテーション設定を下記のとおり連動させる予定です。
  • [クリック重視で最適化] が選択されているキャンペーン 昨年 12 月にお知らせしたとおり、コンバージョン オプティマイザーや拡張 CPC を使用しており、広告のローテーション設定で [クリック重視で最適化] を選択しているキャンペーンでは、その設定が [コンバージョン重視で最適化] に切り替わります。この変更の対象とならないようにするには、11 月 9 日までにこちらのフォームで適用除外の申請をしてください。

  • [均等にローテーション] が選択されているキャンペーン
    先日お知らせしたとおり、[均等にローテーション] が選択されているキャンペーンでは、設定から 90 日が経過すると、自動的に最適化表示に切り替わります。コンバージョン オプティマイザーや拡張 CPC を使用しているキャンペーンでは、その最適化がクリック重視ではなくコンバージョン重視で行われるようになります。

  • 初めてコンバージョン オプティマイザーや拡張 CPC を有効にするキャンペーン
    初めてコンバージョン オプティマイザーや拡張 CPC を有効にしたキャンペーンでは、広告のローテーション設定がデフォルトで [コンバージョン重視で最適化] に切り替わります。コンバージョン数を最大化するにはこの設定がおすすめですが、別の設定に変更することも可能です。
コンバージョン オプティマイザー拡張 CPC広告のローテーションの詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。また、今回の変更やコンバージョンを最大化する機能について他の広告主様と情報交換をするには、AdWords ヘルプフォーラムをご利用ください。

Posted by Dan Friedman, AdWords Product Manager

11 月頭よりインプレッション シェア レポートが新しくなり、新しい項目や時間ごとの分割機能をご利用いただけるようになります。同時に、過去のインプレッション シェア履歴が段階的にご利用いただけなくなりますのでお知らせいたします。

新しいインプレッション シェア レポートの特徴
  1. 検索とディスプレイを分割表示
    インプレッション シェア データの表示項目が変更され、検索ネットワーク、ディスプレイ ネットワークそれぞれの掲載結果が別々に表示されるようになります。
  2. 時間による分割機能
    データを時間で分割し、一日のうち特定の時間帯の掲載結果を確認できるようになります。
  3. フィルタ、グラフ、自動化ルール
    インプレッション シェアデータを活用し、フィルタをかけたり、グラフを確認したり、自動化ルールを設定したりできるようになります。
  4. 正確さ
    データの精度が高まるよう、その算出方法を改善しました。
過去のインプレッション シェア履歴について

来年 2 月以降、従来のインプレッション シェア項目はご利用いただけなくなります。また来月以降、過去のインプレッション シェア履歴も段階的にご利用いただけなくなりますのでご注意ください。

時期
従来の表示項目と、そのデータ
新しい表示項目と、そのデータ
2012 年11 月頭
2012 年 10 月 1 日以降の履歴を参照可能2012 年 9 月以前のデータは参照不可
新しいインプレッション シェア表示項目追加 2012 年 10 月 1 日以降の履歴を参照可能
2013 年2 月
従来の表示項目のご提供終了 過去の履歴も参照不可
2012 年 10 月 1 日以降の履歴を参照可能

2013 年 2 月までは、従来のインプレッション シェア表示項目も管理画面に残り、データも更新されます。それ以降は従来のインプレッション シェア項目およびその列に含まれる過去の履歴を参照できなくなります。

新しい表示項目の一覧は、AdWords ヘルプページ(英語)でご確認いただけます。

2012 年 9 月以前のインプレッション シェア データの保存について

2012 年 9 月以前のインプレッション シェア データを参照する必要がある場合は、お手数ですが、今月中に必要な情報をダウンロードしていただきますようお願いいたします。11 月頭以降、過去の履歴は 2012 年 10 月 1 日以降のデータのみご覧いただけるようになりますのでご注意ください。

Posted by Sumito Togo/ Small & Medium Business Marketing Manager

今まで以上に素早く簡単に始められるオンライン広告サービス 「AdWords Express」が、本日より国内でも利用できるようになりました。AdWords Express では、住所や業種などの基本的な情報を入力し、広告文を作成するだけで、すぐに Google の検索結果や Google マップ上に、お店・サービスの広告を出稿することができます。また AdWords Express は、お店・サービスの所在地に合わせて、自動的に対象地域を絞った広告を配信することができるため、地域密着型ビジネスに最適なサービスです。以下の映像にて、AdWords Express の概要と広告出稿のイメージをご覧ください。



AdWords Express の設定は非常に簡単で、基本情報の入力と広告の作成、お支払い情報入力の 3 ステップで、約 5 分程度ですぐに完了します。また、ウェブサイトを持っていなくても利用できます。

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設定が終わると、広告の配信や管理は全て自動的に行われます。1,700 以上の業種の中からご自身の業種を選択するだけで、自動的に適切な検索キーワードに対して広告が配信されます。広告は、検索結果画面の上部もしくは右側に掲載されるだけでなく、Google マップ上にも表示されます。もちろん PC だけでなく、モバイルでも広告は掲載されます。

クリックして拡大
AdWords と同様、課金は見込み顧客が広告をクリックした時にのみ発生するので、無駄なく広告を運用できます。また、1 ヶ月の上限予算を設定するだけで、あとは自動的に最適な広告配信を予算内で行うことができるため、日々の予算管理についても手間がかかりません。

既に、多くの企業の方に AdWords をご利用いただき、成果につなげていただいていますが、もっと簡単でシンプルなオンライン広告を探している企業の方もたくさんいらっしゃると思います。AdWords Express はそんな企業の方々の声にお応えすべく誕生した、新しい Google のオンライン広告の形です。

より詳しい情報とご利用の開始は以下の URL よりご確認ください。
www.google.co.jp/adwords/express/

Posted by 萩倉 健支 AdWords API チーム

AdWords API の新しいバージョン v201209 がリリースされました。新しいバージョンでは複数のキャンペーンで予算を共有する機能、広告グループ単位でデモグラフィック ターゲット(性別、年齢によってターゲティングを行うこと)を行う機能、広告のローテーション設定の新しいオプション、レポートのダウンロード時のエラーメッセージをよりわかりやすくする変更などが含まれています。

以下に主な変更点をご紹介します。詳細を確認したい場合はリリース ノート(英語)をご覧ください。

v201209 の特徴
  • 共有予算
    v201209 からのサービスの BudgetService を使用することにより複数のキャンペーンで予算を共有することができるようになります。まず、どのキャンペーンにも紐づいていない予算を BudgetService で作成してから、CampaignService を使用して予算とキャンペーンを紐づけることになります。
  • 無期限で均等に表示
    広告のローテーション設定に無期限で均等に広告を表示する新しいオプション(ROTATE_INDEFINITELY)が追加されました。詳細についてはこちらのブログを参照ください。
  • 広告グループ レベルでのデモグラフィック ターゲット
    性別、年齢でターゲティングを行うデモグラフィック ターゲットが、広告グループ単位で可能になりました。キャンペーン単位での性別、年齢の除外設定は、今までと同様に行えます。
  • レポートに関する変更
    XML のフォーマット変更が行われ、レポートのダウンロード時により詳細な情報を取得できるようになりました。また、事前にレポートを定義する必要のあった、reportDefinitionId を使用したレポートの取得は廃止されました。
v201209 のリリースに伴い、v201206 のバージョンは 2013 年 2 月に廃止されることになります。他のバージョンの廃止時期についてはこちらのドキュメント(英語)をご参照ください。
今回のリリースについてご質問がありましたら、AdWords API forum (英語)でご質問いただくか、10 月 23 日に予定している GDL(Google Developers Live)にお気軽にご質問をお寄せください。

Posted by 丹下 智貴 - 広告ソリューション推進本部、麦島 修 - 西日本営業部

「おいしさと健康」を企業理念とし、これまでに多くのヒット商品を世に送り出し続けてきた江崎グリコ株式会社。同社では、主に若年層や女性層に対してポッキーのブランドイメージやその世界観を HTML5 を使った新しい技術でエンターテインメントに昇華することで、ポッキーがより愛される存在になっていくことを目指し、2012 年 3 月より「ポッキーグランプリ」キャンペーンを展開しました。キャンペーンへの誘導手段として、従来では難しかった「プッシュ型のエンターテインメント コンテンツ」を実現し、また広告効果を通常のスマートフォンに最適化されたサイトにおける広告表現と比較・検証するための調査をおこなうため、AdMob ネットワーク広告を採用しました。

商品の世界観を HTML5 を活用し表現

“Stick to fun! - いつも楽しいことといっしょ!” をコンセプトに、誰からも愛されるお菓子「ポッキー」。「ポッキーグランプリ」キャンペーンは、その世界観をスマートフォン特有の機能を活かして、いつでもどこでも楽しめるゲームコンテンツとして表現し、展開されました。キャンペーンは、スマートフォン上で HTML5 で作成をしたアニメーションバナーをクリックすると、フルスクリーンのリッチアドが展開され、ポッキーを使用した「キャッチ」「バランス」「やり投げ」「アーチェリー」「ストップ」の 5 つのミニゲームを用意。SNS も連動させ、ゲーム結果は Twitter、 Facebook で共有できるようにしています。



通常のスマートフォンに最適化されたサイトよりも高い評価を獲得

キャンペーン終了後、同キャンペーンが消費者にどのようなインパクトを与えることができたのかを検証するため調査を実施しました*。その結果、 HTML5 で作成したリッチアドの展開により、様々な指標で消費者に対して影響を与えていることがわかりました。まず、今回のキャンペーンサイトの評価を把握するため、通常のスマートフォンに最適化されたサイトと比較したところ、HTML5 のキャンペーンサイトの方が、全体的にエンゲージメントが深まり、その結果商品関与度が高くなっていることがわかりました。

[キャンペーンサイト評価]


HTML5 を使うことで、ブランドとの接触時間が増加

次に、滞在時間を通常のスマートフォンに最適化されたサイトと比較したところ、通常のサイトを体験したユーザーの 49% が滞在時間「1 分未満」であったのに対し、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーの 78% は滞在時間が「1 分以上」となっていました。特に、滞在時間が「5 分以上」だったと回答したユーザーが全体の 32% と圧倒的に多く、HTML5 を活用したコンテンツにより、長くブランドに接してもらうことに成功しました。

[滞在時間]


興味関心の醸成により、実行動を促すことに成功

次に、当初の目的であるキャンペーンサイトを実際に体験したユーザーが、体験後にどのような行動を起こしたかを質問した結果、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーは、「ポッキー」に対し、何かしら興味を持ち、他のサイトを見たり、周囲にすすめたり、手に取ったりという行動を起こしていたことがわかりました。その中でも、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーの 46% が実際に「商品を食べた」と回答し、商品を実際に手にして食べてもらうことができました。

[キャンペーンサイトを見た際や見た後に行ったこと]


同社では、今回のキャンペーンの結果を受け、今後も消費者との強固なエンゲージメントを構築し、自社商品の販売促進をするために、スマートフォンへの HTML5 で作成をしたリッチコンテンツの提供と誘導強化としての AdMob の活用を推進していこうとしています。

AdMob に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。

*調査概要
調査方法:モバイルインターネット調査(オープンアンケート方式)、調査地域:日本全国、調査対象:男女 15 歳以上の Android / iPhone / iPod /iPod touch ユーザー、調査回答者数:820S、調査実施期間: 2012 / 3 / 29 - 2012 / 4 / 18、調査実施:ビデオリサーチインタラクティブ

7 月に本ブログでもお知らせしたとおり、2012 年 10 月 28 日をもちまして、AdWords Editor バージョン 9.5.1 と 9.7.1 のサポートを終了いたします。この日以降もバージョン 9.5.1 や 9.7.1 を使用し続けると、アカウント データのダウンロード時や、変更内容の確認・送信時にエラーが発生します。このような問題を避けるため、お早めに最新バージョン(9.8.1)にアップグレードしていただきますよう、お願いいたします。

バージョン 9.8.1 へのアップグレードは、AdWords Editor の起動時に表示される確認画面から行うことができます。なお、未送信の変更やコメントが失われないようにするには、必ず、確認画面で [バックアップ後、更新] を選択してください。AdWords Editor のウェブサイトから最新バージョンをダウンロードすることもできます。

バージョンごとの変更内容をすべて確認するには、リリース ノートをご覧ください。ご利用の AdWords Editor のバージョンを確認するには、Windows の場合は [ヘルプ] メニューの [AdWords Editor について]、Mac の場合は [AdWords Editor] メニューの [AdWords Editor について] をクリックしてください。

Posted by Mark Martel - Google Ads チーム

今年 5 月に実施した広告ローテーションの機能の変更に対し、皆様から数多くのご意見をお寄せいただきました。6 月にはそのフィードバックに応え、いくつかの対策を講じました。まず、 [均等にローテーション] を選択したキャンペーンで広告が均等に表示される期間を、30 日から 90 日に延長しました。そして、無期限での均等配信をご希望の方には、 5 月以前と同様の仕様をご利用いただくための申請フォームをご用意いたしました。

またその際、皆様からのご要望次第では、広告を無期限で均等に配信するための選択肢を管理画面に追加する可能性がある旨をお知らせしておりました。

AdWords 管理画面で [無期限で均等に表示] を選択できるように

現在無期限での均等配信を利用されているアカウントは全体の 1% 未満ですが、この度 AdWords 管理画面から直接、[無期限で均等に表示] オプションを選べるようになりました。

[無期限で均等に表示] を選択すると、掲載結果の良し悪しを問わず、広告グループ内の複数の広告が同程度の頻度で表示されます。この設定を選ぶと、クリック数が減少するとともにクリック単価が上昇し、広告の掲載順位が低下する可能性があります。キャンペーンの掲載結果に悪影響を与える可能性があるため、一般的にはおすすめしていない設定方法ですが、ご都合に応じてご利用ください。

広告ローテーションの設定を変更するには、AdWords 管理画面で変更したいキャンペーンを選択し、 [設定] タブをクリックします。次に、[詳細設定] セクションで、[広告配信: 広告のローテーション、フリークエンシー キャップ] をクリックします。

フォームによる設定変更依頼の受付終了

AdWords 管理画面から直接設定を変更できるようになったため、フォームによる変更依頼の受付は終了いたします。既にフォームを通じて申請いただいているアカウントについては、現在 [均等にローテーション] が選択されているキャンペーン設定を、10 月下旬に Google 側で [無期限で均等に表示] に変更いたします。新しく作成するキャンペーンについては、これまでにフォーム経由でご連絡いただいているかどうかを問わず、管理画面で直接設定を行なってください。

皆様からいただくご意見について

AdWords で機能変更を行う際は、ユーザーと広告主様の両方に対する影響を調べるため、入念なテストを行っています。同時にまた、皆様からいただくフィードバックやご提案は、AdWords のサービスを改善していく上で欠かせない重要な材料となっています。AdWords サポート チームに寄せられるご意見、 AdWords フォーラム、Google+ ページといったソーシャルチャネル、そして AdWords について触れている様々なサイトなどを通して、引き続き皆様の声に耳を傾けてまいります。

Posted by Mansi Goel - グローバル広告ポリシー リード

Google では、ウェブの変化に対応し、常にユーザーにとって利便性が高い広告を掲載できるよう、AdWords 広告掲載ポリシーの定期的な見直しを行なっております。

また、それぞれのポリシーの意図を明確にするとともに、必要であれば施行強化のための対策を行って、ユーザーやビジネス パートナーの皆様がより快適に広告サービスをご利用いただけるよう努めております。

本日は、 10 月 15 日施行予定の、ソフトウェア原則アービトラージ広告表現関連性、明確性、正確性に関する AdWords ポリシー変更についてお知らせいたします。

以下が変更の概要です。
  • アービトラージ(広告の表示を主な目的とするサイト)とみなされるサイトについて、具体例をいくつか追加しました。
  • 広告表現が、リンク先ページで提供している商品やサービスを正しく反映している必要があるという点を、さらに明確にしました。
  • 広告へのキーワード挿入についてのルールを追加しました。
  • ソフトウェア原則ポリシーを見直し、重要な情報はソフトウェアのダウンロード開始前に提供する必要があるという点や、有害なソフトウェアまたはアンインストールが難しいソフトウェアの禁止などを盛り込みました。
変更内容の詳細と、ポリシーに準拠する方法については、リリースノートをご覧ください。

広告主様、サイト運営者様、ユーザーの三者から成るエコシステムは、急速な進化を続けています。それに伴い、ユーザーの利便性を損なう可能性のある広告手法や、AdWords のポリシーの趣旨に反する技術も、さらに高度なものとなってきています。

今回のガイドライン明確化、そしてルールの厳格化は、より正確、明確で役立つ広告をユーザーに提供していくための変更です。新しいポリシーの導入を通じ、より安全で信頼できるサービスの提供を目指してまいります。

Posted by Mark Martel - Google 広告チーム

サイトリンクを使用すると、ウェブサイト内の複数のページへのリンクを広告に表示することができます。ユーザーが目指すページに簡単にアクセスできるようになるため、クリック率の向上も見込めます。

AdWords のポリシーでは、常に多様性のある情報をユーザーに提供するため、同一キャンペーン内に登録された複数のサイトリンクには異なるリンク先ページを設定するよう規定しています。

しかし最近は、同じリンク先ページや同じコンテンツを使用したサイトリンクの数が増加しています。そこで 9 月 25 日より、このポリシーの施行をより強化することとなりました。

対象となるサイトリンクと施行強化の内容
既存のサイトリンクで重複の有無を確認・修正する作業にはお時間と労力がかかると予想されるため、9 月の時点では、新たに追加・編集されたサイトリンクのみが対象となります。

サイトリンクを新たに追加したり、ご登録済みのサイトリンクを編集したりすると、自動的にリンク先の検証が行われます。その結果、上記リンクでご案内している基準を満たしていないと判断された場合は、そのサイトリンクは表示されなくなります。

ご登録済みのサイトリンクに対するポリシーの施行強化は後日実施される予定ですが、お早めの対処をお願いいたします。

表示形式や掲載結果への影響
一部のサイトリンクが表示されなくなった場合、キャンペーン内のその他のサイトリンクの表示形式にも影響が及ぶ可能性がございます。

広告に表示されるサイトリンクの数や行数は、様々な要因で変動します。2 行あるいは 3 行のサイトリンクが表示される広告は、サイトリンクが 1 行のみ表示される広告と比べてユーザーの目に留まりやすく、クリック率も高くなる傾向があります。

そして複数行のサイトリンクが表示される可能性は、表示可能なサイトリンクがキャンペーンに多く登録されているほど高くなります。  (推奨:キャンペーンに 6~10 個のサイトリンクを設定することをおすすめします。)

ポリシーの施行強化の影響で表示可能なサイトリンクの数が減ると、複数行のサイトリンクが表示されにくくなったり、さらにはサイトリンク自体が表示されなくなる可能性も考えられます。

対処方法
引き続きサイトリンクで最大の効果をあげるためには、下記の手順で重複の有無を確認することをおすすめします。
  1. AdWords アカウントにログインして [広告設定オプション] タブをクリックします。
  2. プルダウン メニューで [表示: サイトリンク設定オプション] を選択します。
  3. サイトリンクをクリックして、リンク先ページを確認します(このクリックは課金対象になりません)。
  4. 同一のコンテンツや URL に誘導するサイトリンクが見つかった場合は、そのサイトリンクにカーソルを合わせ、鉛筆アイコンをクリックして修正します。
  5. それぞれのキャンペーンで広告やキーワードのリンク先も確認し、サイトリンクのリンク先と見比べるとより確実です。
多くのサイトリンクが登録されている場合は、最も頻繁にサイトリンクが表示されているキャンペーンから対処することをおすすめします。

なお、お店やサービスの名称、商品名やブランド名がキーワードとして設定されているキャンペーンほど、サイトリンクは表示されやすくなります。また、サイトリンクの一覧ページで表示回数やクリック数の列ヘッダーをクリックすると、表示回数やクリック数が多い順にデータを並べ替えることができます。

その他、サイトリンクの要件や注意事項については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。

以前お知らせした通り、AdWords のシステムメンテナンスを実施いたします。

システムメンテナンスは、日本時間 9 月 23 日(日曜)午後 12 時頃(米国太平洋時間 22 日午後 8 時頃)に完了する予定です。

メンテナンス期間中、設定済みの広告の配信は通常どおり行われますが、アカウントにログインし、変更を加えることはできません。また、自動化ルールや API、AdWords Editor を通じて編集を行うこともできませんのでご注意下さい。

皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

Posted by 鈴木宏輔 広告商品プロダクトマネージャー

オンラインショッピングの市場規模は毎年 2 ケタ以上の成長率で伸びていますが、未だに 97% 以上のショッピングは実店舗で行われています*。しかしながら、実店舗に買い物に行く前にまずはインターネットで調べるという流れは着実に増えています。一方で、従来から実店舗にお客様を誘導する販促の一つとして折込チラシが活用されてきました。

Google オンラインチラシは、折込チラシとオンラインそれぞれの強みを活かした新しい広告フォーマットで、お買い得情報を探しやすくすることでオンラインから実店舗にお客様を誘導することを目的としています。

現在の典型的な「オンラインチラシ」は、紙のチラシを PDF 化してウェブサイトに掲載しているものがほとんどです。モバイルはもちろんのこと、PC でも閲覧しにくく、全ユーザーに同じ内容のチラシしか配布できない、掲載できる商品情報が少ない、インタラクションがない、など、オンラインである利点が活かせていません。

Google オンラインチラシはオンラインならではの特徴をもつ広告商品です。具体的には、下記の特徴を備えています。
  • シンプルで閲覧しやすいデザイン: PC、タブレット、モバイルなどデバイスに応じて最適化されたデザインを提供します。広告主様のブランドに適したデザインにカスタマイズできます。
  • 商品構成をパーソナライズ: ユーザーの位置情報や検索キーワードなどに基づいて、ユーザーごとにパーソナライズされた商品が表示されます。たとえば、ユーザーが「デジタルカメラ」と検索して広告をクリックした場合には、デジタルカメラが表示され、「ソニー」と検索して広告をクリックした場合には、ソニーのさまざまな商品が表示されます。また、ユーザーの位置情報に応じて一番近くの実店舗のチラシを表示するので、店舗ごとに掲載する商品を変えることができます。
  • リッチなインタラクション: チラシ内で商品を検索したり、カテゴリ別に閲覧することもできます。また、気になる商品をショッピングリストに保存して、出先でそれを見て買い物をするということも可能です。さらに、オンラインで購入できる商品には、ショッピングサイトへのリンクを追加できます。


Google オンラインチラシは、Google でホストすることもできますし (www.google.co.jp/weeklyads)、ご自身のサイトに埋め込むこともできます。掲載する商品情報は Google Merchant Center でアップロード、一括管理ができます。

Google オンラインチラシにユーザーを誘導するには、Google の検索連動型広告あるいはディスプレイネットワークの広告をご利用いただきます。クリック課金制 (CPC) なので、ユーザーがチラシを閲覧して初めて課金されます。

既にイオンなど一部の小売業者様に試験的にご利用いただいています。より多くの小売業者様に利用していただきたいと考えていますので、Google オンラインチラシにご興味がある方は、Google の担当営業あるいは問い合わせフォームよりお問い合わせください。

(* 出典=経済産業省「電子商取引に関する市場調査」 2011 年 6 月 2 日)

Posted by Yasuko Sato, Online Sales Group

このブログでも何度かご紹介している運用サポートサイト AdWords ビジュアルナビ、ご活用いただいていますでしょうか。ビジュアルナビ上のコンテンツのうち、AdWords の効果改善のために確認すべき項目をまとめた「効果改善チェックシート(基礎編)」を以前このブログでご紹介しましたが、本日は基礎編を終えた方のための「応用編」をご紹介いたします。

効果改善チェックシート応用編
こちらは、チェックシート基礎編を終えた方向けの応用編となっており、
 Step 4: ディスプレイ ネットワークの強化
 Step 5: 新しいプラットフォームの利用
に関して確認すべき項目をご案内しています。



以下に、チェックシート応用編にて確認すべき項目としてご案内している内容を一部、ご紹介いたします。

ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーの利用
ディスプレイ キャンペーン オプティマイザーは、過去のコンバージョン データをもとにターゲットや単価の設定を自動調整することでコンバージョン数の最大化を目指す機能です。




動画広告(TrueView)の導入
TrueView 動画広告は、Youtube において動画広告を配信できる広告フォーマットです。

何より特徴的なのは、その課金体系です。動画が表示されただけでは課金されず、ユーザーが動画を 30 秒以上視聴した場合(30 秒以下の動画であれば最後まで視聴した場合)もしくは動画の視聴開始を積極的に選択した場合のみに、料金が発生します。




商品リスト広告の導入
商品リスト広告は、商品の画像・名称・価格・企業名などの情報を、Google 検索の検索結果の右上に表示することができる広告フォーマットです。

Google ショッピング用に登録している商品情報データをもとに、自動で広告が作成・配信されるため、手間をかけずに商品情報を広告として掲載することができます。



AdWords カスタマーサポート チームでは、これからもお客様にとって有用なコンテンツを届けられるよう、AdWords ビジュアル ナビを随時更新して参ります。

なお、AdWords ビジュアル ナビでは運用に関するアドバイスを掲載しています。こちらのアドバイスは過去の運用実績に基づいてのご提案ですが、全ての広告主様に等しく効果の保証をするものではございません。あくまでお客様のビジネスやターゲットとする顧客層により異なる点があることをご了承ください。

また、コンテンツは随時更新しておりますが、最新の機能については AdWords ヘルプセンターにてご確認いただくことをおすすめいたします。



Posted by 萩倉 健支 AdWords API チーム

シンプルな JavaScript を記述することで、キーワードの更新、広告のコピー、アカウントの統計情報の取得などを行える新しい AdWords ツール 「AdWords スクリプト」 を、先日このブログでもお知らせいたしました

今までは申請いただいた方のみご利用いただいていましたが、今回全ての AdWords 広告主様に AdWords スクリプトをご利用いただけるようになりました。また、今回のリリースには以下の新機能も含まれています。
  • より複雑なスクリプトの実行が可能に
    スクリプトの実行時間の上限を今までの 5 分から 30 分に延長しました。これにより、実行に時間がかかる、より複雑なスクリプトも実行可能になっています。また、スクリプトの容量の上限も 100K に増やしています。

  • 動的な広告テキストの更新が可能に
    広告テキストの更新を可能にする、広告パラメータの機能を追加しました。この機能を使うことにより、広告の承認を再度待つことなく広告の数値データの変更が可能になります。こちらのリンク(英語)から、広告パラメータを使用した、動的な広告テキストの変更のサンプルを参照できます。

  • スクリプト実行のスケジュール設定
    スクリプト実行のスケジュール設定が可能になりました。日ごと、週ごと、月ごとの中から選ぶことができます。
開発者の皆様にスムーズに使用いただくために、次のイベントの開催を予定しています。
  • AdWords スクリプトを紹介する GDL (Google Developers Live) を 日本時間 2012/9/25 17:00 に日本語で開催。

    GDL とは Hangout on Air を通して開発者の皆様と Google 社員がコミュニケーションを取れるイベントです。詳細についてはこちらをご覧ください。
使用方法(英語)も含めて、AdWords スクリプト の詳細はこちら(英語)からご覧いただけます。
他の開発者の皆様と情報を共有したり、アドバイスを受ける場として、フォーラム(英語)もぜひご覧ください。

Posted by Chrix Finne - プロダクト マネージャー

Google Play や iTunes Store に登録されているアプリの合計数は今や 100 万件を超え、アプリを宣伝する広告主様にとって、効率的にアプリを宣伝するための機能は最優先課題となっています。Google ではおよそ 2 か月前に、AdMob ネットワークの 30 万件以上のモバイル アプリに AdWords 広告を掲載できるようにしました。そしてこの度、アプリを宣伝する広告主様の投資収益率を最大化するため、新たな機能をご提供することになりました。

コンバージョン オプティマイザーがモバイル アプリに対応

コンバージョン オプティマイザーは投資収益率を最大化するためのツールで、過去の実績に基づいて入札単価を自動調整します。この機能を使用すると、コンバージョン単価を抑えながら、検索ネットワークとディスプレイ ネットワークの両方でコンバージョンを増やすことが可能です。そして今回この機能が、アプリを宣伝する広告主様にもご利用いただけるようになりました。



コンバージョン オプティマイザーでは、クリック単価の代わりに、アプリ ダウンロード 1 回あたりの広告費用を元に目標コンバージョン単価を設定します。すると AdWords のシステムは、過去のコンバージョン データなどに基づき、設定した目標コンバージョン単価を維持しながらダウンロード数を最大限に増やすよう、クリック単価を自動調整します。

掲載結果はキャンペーンごとに異なりますが、ベータ版の初期段階に実施されたキャンペーンの結果では、ダウンロード 1 回あたりの広告費用が 20% 以上も抑制されました(注: 目標コンバージョン単価制は、設定された単価を保証するものではありません)。アプリを宣伝する広告主の皆様も、ぜひ無料の自動最適化ツール「コンバージョン オプティマイザー」をご活用ください。

テキスト広告にアプリ情報を追加

アプリの宣伝にあたっては、ユーザーの関心を捉え、ダウンロードへ導くことが重要です。そのため Google では、料金、口コミなどのアプリ情報が広告に追加表示されるよう、テキスト広告に変更を加えました。


アプリを宣伝するテキスト広告では、これらの情報が順番に表示されます。 
ユーザーが広告をクリック(タップ)すると、青い「ダウンロード」ボタンが大きく表示されます。
「ダウンロード」ボタンをクリック(タップ)すると、アプリのダウンロード ページに移動します。

テキスト広告のリンク先としてアプリのダウンロード ページを指定すると、自動的にアプリの画像や各種情報が広告に追加されます。レビューなどの情報も、自動的に最新のものに更新されます。なお、広告にこうした情報を掲載した多くのケースで、コンバージョン単価が 25% 程度抑制されました。

これらの機能の詳細については、米国太平洋標準時間 9 月 12 日午前 10 時に開催されるウェブ セミナーでもご紹介いたします。英語のみ、また日本時間早朝の開催となりますが、ご興味をお持ちの方は次のリンクからお申し込みください : http://goo.gl/B49ma

追記(2012 年 9 月 28 日):
広告をクリックした場合の挙動について、一部不正確な記載がございました。お詫びして訂正させて頂きます。
訂正前 :ユーザーが広告をクリック(タップ)するたびに、これらの情報が順番に表示されます。
訂正後 :アプリを宣伝するテキスト広告では、これらの情報が順番に表示されます。 ユーザーが広告をクリック(タップ)すると、青い「ダウンロード」ボタンが大きく表示されます。

日本時間 9 月 23 日(日曜)午前 2 時から 午後 12 時まで(米国太平洋時間 22 日午前 10 時から午後 8 時まで)の期間中、システムメンテナンスのため AdWords 管理画面をご利用いただけなくなります。

設定済みの広告の配信は通常どおり行われますが、アカウントにログインし、変更を加えることはできません。

またこの期間中に自動化ルールが実行されるようスケジュール設定をされている場合も、変更は行われません。毎日決まった時間帯に実行されるルールを設定している場合も、日本時間 9 月 23 日(午前 0 時から翌 24 日午前 0 時まで)の期間中には実行されませんのでご注意下さい。

AdWords Editor をご利用の場合、AdWords Editor で加えた変更をアカウントにアップロードしたり、最新の変更を取得することはできません。オフラインでの編集をご利用ください。また、メンテナンス中は AdWords API もご利用いただけなくなります。

皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

Posted by Jon Krafcik - プロダクト マネージャー

マーケティング業界では長年にわたって、広告媒体となるメディアの視聴者層に合わせて消費者へのメッセージをきめ細かく調整する取り組みがなされてきました。こうした視聴者層の分析はオンライン広告でも重要です。そのため Google では 2 年近く前に、年齢や性別といった属性に基づいて広告を掲載できる機能をベータ版として導入しました。

2011 年以降、Google ではこの機能のご利用対象となる広告主様の拡大に努めてきました。ご利用いただいたケースでは、優れた実績を上げています。

たとえば婚約指輪を扱う Blue Nile 社では、この機能を使用して見込み顧客にアプローチしたところ、アメリカにおけるオンライン ディスプレイ広告の平均を 10 倍上回るクリック率を達成しました。

このたびこの機能が、日本を含め 39 か国でご利用いただけるようになりました。対象地域をターゲットとするキャンペーンでは、[ディスプレイ ネットワーク] タブに「年齢」と「性別」のターゲット設定が表示されるようになります。

「年齢」や「性別」に基づいたターゲティング機能は、 インタレスト カテゴリリマーケティングキーワードによるコンテンツ ターゲットといった他のターゲティング機能を補完するもので、見込み顧客に合わせた適切な広告を掲載できるようにすることが目標です。

たとえば、ヨガ用品を販売していて、主な顧客層が 25~34 歳の女性であるとわかっている場合は、こうした層を中心に広告を掲載する一方、商品への関心が低いと思われる層をターゲットから外すことができます。

Google では、広告主様と見込み顧客とのつながりを高め、マーケティング キャンペーンの効果向上をサポートすることを目指しています。これは、より役立つ広告をユーザーに届けるうえでも重要な取り組みで、サイト運営者様の収益化にもつながります。この機能の詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。

日本時間 9 月 9 日(日曜)午前 2 時から 午前 3 時まで(米国太平洋時間 8 日午前 10 時から午前 11 時まで)の期間中、システムメンテナンスのため AdWords 管理画面をご利用いただけなくなります。

設定済みの広告の配信は通常どおり行われますが、アカウントにログインし、変更を加えることはできません。またこの期間中に自動化ルールが実行されるようスケジュール設定をされている場合も、変更は行われませんのでご注意下さい。

AdWords Editor をご利用の場合、AdWords Editor で加えた変更をアカウントにアップロードしたり、最新の変更を取得することはできません。オフラインでの編集をご利用ください。

また、メンテナンス中は AdWords API もご利用いただけなくなります。メンテナンス期間中の全てのリクエストに対しては InternalApiError が返されます。

数週間後には、更に長い期間のシステムメンテナンスも予定されています。このメンテナンスについても、詳細はブログでお知らせ致します。

皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

Posted by 広告ソリューション推進本部 丹下智貴

AdMob モバイル広告と AdWords の一部統合

AdMob を 2 年前に買収した際に、私たちはモバイルとモバイル ディスプレイ広告の可能性に対して大きなチャレンジに挑みました。その 2 年後、スマートフォンの利用が世界中で急激に広がっている中、モバイルを利用するユーザーとエンゲージしたいという企業のニーズが増加しており、私たちは更なる可能性を感じています。

そして遂に 6 月より、100 万以上の AdWords の広告主様が、世界最大級のスマートフォン向けモバイル アプリ広告ネットワーク「AdMob」を通して、モバイル端末を利用する 3 億 5 千万以上の関与度の高い消費者にリーチすることができるようになりました。つまり、AdMob モバイル広告は AdWords の一部、新しく統一されたデジタル広告プラットフォームとして生まれ変わったのです。

この統合により、AdWords の広告主様に下記の機能を提供できるようになりました。
  • AdWords インターフェース内から直接モバイル アプリの広告在庫へアクセス
  • AdMob ネットワーク内の 30 万以上のモバイル アプリ上でキャンペーンを作成、管理
  • 複数のプラットフォームでモバイル キャンペーンを作成、配信、最適化
  • 広告の掲載先を管理画面上で確認
2011 年 4 月時点では 11 カ国だった AdMob の配信国は、現時点で 23 カ国まで増えており、各国 10 億以上の広告リクエストを持つグローバル リーチを提供しております。

AdWords でモバイル アプリをターゲットとするキャンペーンを設定するには、[キャンペーン] タブで「新しいキャンペーンを作成」をクリックし、「ディスプレイ ネットワークのみ」「モバイル アプリ」の順に選択します。



キャンペーンの作成画面ではさらに、特定のメーカーのスマートフォンやタブレット端末、もしくは機種(例 : Samsung Galaxy )を指定し、広告掲載の対象となるユーザーを絞り込むこともできます。AdWords ではまた、携帯電話会社や Wi-Fi、OS のバージョンをもとにターゲティングを行うこともできます。



広告主様は、Google Play Store や App Store のカテゴリーを選択したり、 Flood it といった個々のアプリを検索することで、希望の閲覧者にリーチできます。 近日中には、皆様が指定したターゲット設定に当てはまる端末の数や表示回数を予測できるようになる予定です。



Google アナリティクスでモバイル アプリ解析が可能に

モバイルは人々のコミュニケーション、働き方、そして楽しみ方を変えつつあります。今や、業界で起こっている多くの取り組みや革新は、モバイル アプリによってドライブされています。Google Play だけでも 60 万以上のモバイル アプリがあり、ダウンロード数は 150 億以上にのぼっています。業界全体を通してこの勢いが続くと期待されています。モバイルは、マーケターや事業者、デベロッパーにとっても、最先端であると同時に、中心的な存在になりつつあります。多くの人がモバイル アプリの価値を認識している今、適切に分析や投資、マーケティングを行うための洗練された解析ツールの重要性が高まっています。

そこで、Google アナリティクスでは、「モバイルアプリ解析」と呼ばれる一連のレポートをベータ版としてリリース致しました。その結果、マーケターや事業者、デベロッパーの皆様は、モバイル アプリをより的確に分析できるようになりました。これらのレポートは、ダウンロードからエンゲージメントに至るまで、モバイル ユーザーの行動をすべて測定できるようにデザインされています。アプリのライフサイクルのステージごとに、データにもとづいた適切な判断を下せるようになり、アプリの価値向上に役立てることができます。

Google アナリティクス モバイル アプリ解析では、下記の分析が可能です。
  1. 新規とユーザー : ダウンロードや新規ユーザーなどの指標
  2. エンゲージメント : 再訪問やアプリのクラッシュ、コンバージョンなどの指標
  3. 効果 : アプリの売上とアプリ内での購買などの指標
*ご紹介している画面は正式リリース時に改定される可能性がございます。



モバイル アプリ解析の詳細については Google アナリティクス公式ブログもご参照ください。

なお、ベータ版は、限定したホワイトリスト・ユーザーに提供する予定です。アプリをお持ちで、ご興味がある場合は、こちらのフォーム(英語)に必要事項をご記入下さい。フォームを送信いただいた方に、順次ベータ版の提供を開始させていただきます。将来的には、Google アナリティクスをご利用の皆様全員にサービスを提供できる予定です。

モバイル アプリのユーザーを効率的に獲得

Google の広告ネットワークを活用すれば、大規模にかつ効率的にモバイル アプリを宣伝できます。ユーザーが Google モバイル検索を通じてビジネスやモバイル アプリを探している絶好のタイミングで広告を掲載したり、モバイル上の様々なプレミアム コンテンツに広告を掲載したりすることも可能です。
  1. モバイル検索ネットワークの活用

    Click-to-Download :
    検索結果ページに表示される広告にダウンロード リンクを追加し、モバイル アプリのダウンロードをユーザーに直接促します。



    モバイル アプリ リンク設定オプション :
    検索結果ページに表示される拡張機能を使えば、貴社のウェブサイトへユーザーを誘導するだけでなく、貴社モバイル アプリの存在をユーザーに紹介する機会を得ることができます。


  2. モバイル ディスプレイ ネットワークの活用

    Google ディスプレイ ネットワークにおける Click-to-Download :
    膨大なパートナー数を誇る Google ディスプレイ ネットワークで Click-to-Download 広告を活用すれば、iPhoneユーザーや Android ユーザーに対し、簡単に貴社モバイル アプリを宣伝できます。さらに Android については、ほとんど手間をかけずにダウンロード数をトラッキングすることも可能です。



Google では、すべてのユーザー、広告主様にとって有益なサービスを提供するために努力を行ってきました。AdMob と AdWords の統合は、その一環です。モバイルの利用は世界中で伸び続けています。私たちは、モバイル端末やユーザーの使い方、コンテクストの特徴を的確にとらえた統合ソリューションをこれからも開発してまいります。

2012 年 8 月 28 日 11: 30 追記 :
一部、以前の管理画面を元にしたご案内がありましたので、最新の手順に差し替えさせていただきました。お詫びして訂正させていただきます。



Posted by Katie Miller, Google Ads Team

アカウントを適切に管理し、ユーザーにとって安全で有益な広告を掲載する上で、広告掲載のポリシーを理解することが欠かせません。AdWords では、広告の承認状況の把握に役立てていただくため、今年に入って [広告] タブの広告のステータス アイコンを刷新しました。

そしてこの度、ポリシーの問題をさらに簡単に特定していただけるよう、[広告] タブの表示項目に [ポリシーの詳細] 列を追加することになりました。

[ポリシーの詳細] 列では、以下の情報を確認できます。
  • 各広告の承認ステータス
  • 不承認の理由(該当する場合)
  • 広告の掲載先を制限している可能性があるポリシー
従来のステータス アイコンとは異なり、各ステータスにカーソルを合わせる必要はありません。また一時停止中の広告の承認状況を確認したり、承認状況をもとに広告を並べ替えたりすることもできます。

[ポリシーの詳細] 列の表示方法

管理画面上で [ポリシーの詳細] 列が表示されていない場合は、下記手順で追加できます。
  1. [広告] タブをクリックします。
  2. [表示項目] をクリックします。
  3. [属性] セクションで [ポリシーの詳細] の横にある [追加] をクリックします。
  4. 保存します。
上記手順で表示項目をカスタマイズすると、[広告] タブに [ポリシーの詳細] 列が表示されるようになります。

なお現時点では [ポリシーの詳細] 列の情報をダウンロードすることができませんが、対応を進めておりますので今しばらくお待ちください。

Posted by プロダクトマーケティングマネージャー ナン キアヌ

先日は Google + ページをコミュニケーションに利用されている事例として、TOYOTA ( goolge.com/+toyota ) をご紹介しました。

今回は、広島に本社を置くエス株式会社の、エブリデイイングリッシュの Google+ ページの事例をご紹介します。 Google+ では、ハングアウトやサークルなど独自の機能を使ったエンゲージメントを図ることが可能ですが、エス株式会社は、これらの機能を使い、顧客サービスを高めています。詳しくはこちらの動画をご覧ください。




Google+ ページを開設し、サイトとリンクすれば、検索、広告、Google+ ページ、サイトといった異なるチャンネルで得られた +1 を合計することができます。

また、AdWords の広告設定オプションの一つであるソーシャル設定オプションを使用すると、ユーザーからのおすすめ情報が AdWords 検索連動型広告に表示されるようになり、平均で 5 ~ 10% のクリック率向上が期待できます。

ハングアウトで日本人生徒に英語レッスン

エス株式会社は広島に所在し、年齢を問わず誰でも参加できるエブリデイイングリッシュ( EE )という人気の英語教育プログラムを開発しました。設立者でもある社長の児玉昇司さんは会社のミッションをこう説明します。 「私たちのミッションは、使いやすく手頃な、そして何よりも効果のある学習教材 を提供することです。」

Google が Google+ を発表した時、エスはハングアウトを利用してエブリデイイングリッシュ講師とのグループレッスンに参加できるフリートークというプログラムを開発しました。現在は数百人の参加者を持つこのフリーサービスに注力しています。また、同時にエブリデイイングリッシュは AdWords に Google+ ページをリンクしてソーシャル設定オプションを設定し、その結果、ソーシャル設定オプションをテストしたキャンペーンでは、46% もクリック率が向上しました。

生徒のためのハングアウト

「英語の勉強のためにハングアウトを使う時、会員は自分自身の家というなじんだ環境にいます。そのためすぐ気楽に感じることができます。」 と EE ジュニア フリートーク チーフ講師のトニー・ジャッドさんは説明します。

エブリデイイングリッシュ、 フリートークのチーフ講師であるエイダン・スミットさんは 「ハングアウトに複数の会員が参加する利点は、リラックスしながら他の学生の話も聞けるということです。」 とその特徴を説明します。

ネイティブフリートーク担当副社長の大畑正和さんは 「ハングアウトはブラウザベースなので、他のソフトウェアよりとても利用しやすいです。」 と語ります。また、ジャッドさんは付け加えます。 「そして、ソフトウェアなどをインストールする必要もなく、無料です。また同時に複数の人を話せるのは大きなメリットです。」


エブリディイングリッシュ講師がGoogle+ハングアウトクラスを開催。
生徒全員がオンラインでリラックスしながら参加しています。


共有:英語ネイティブスピーカーとの交流

フリートーク ハングアウトではエス株式会社が子供用に開発したゲーム要素を加えたフラッシュカードを講師が使用することもあります。「色や数字、動物の名前などを英語で言い当てるために使っています。」 フリートークチーフプランナーであるステファン・マガシッツさんは言います。 

教材もフリートークもあらゆる年齢の方に向けたものですが、一番早く上達するのは一番若い子供だということです。 「私の生徒の中一番よくできる子たちは二歳です。まだ日本語もうまくできないのに、すでに英語は話すことができるのです。」 とジャットさんも言います。

マガシッツさんは 「ハングアウトで、今まで滅多に得ることのできなかったフィードバックをもらうことができます。生徒の意見、表情、話し方で何が言いたいのかが分かってくるのです。」 と語ります。

エブリデイイングリッシュの Google+ ベストプラクティス 
  • 生徒やフォロワーが関心を持てるよう常に新しい画像を投稿
  • 講師を生徒がリアルタイムに交流するためのハングアウト開催
  • あらゆる年齢の生徒が関心を持てるイベントを Google+ でレポート
エブリデイイングリッシュについて
  • 140 万人の生徒数
  • 3 年連続英語教育教材売り上げ No.1
  • 赤ちゃんが成長して言葉を自然にしゃべりだすのと同様のラーニングプロセスを教材に活用

エブリデイイングリッシュの Google+ での効果
  • AdWords 検索連動型広告キャンペーンでクリック率が 46 % 向上
  • ハングアウトでライブの会話を行うことにより、数百名の顧客のロイヤリティと満足度が向上