Posted by 菅谷正樹 プロダクト スペシャリスト チーム

モバイル広告の広告効果測定にお困りのお客様に朗報です!

これまで、Google はモバイル向けにもコンバージョン トラッキング機能を提供してきましたが、Cookie を利用できる携帯電話しか対応していませんでした。そのため、残念ながらドコモ ユーザーのコンバージョンはトラッキングできませんでした。

このたび、ドコモ ユーザーのコンバージョンもトラッキングできるように、コンバージョンコードが新しくなりました。検索ネットワーク、ディスプレイ ネットワー クの両方からのコンバージョンをトラッキングできます。これからモバイル広告のコンバージョン トラッキングを始めたいお客様は、こちらのヘルプページをまずはご確認いただき、AdWords 管理画面からモバイル用のコード(chtml もしくはモバイル xhtml)を取得して、お客様のコンバージョン ページに貼り付けてください。

なお、既にモバイル用のコンバージョントラッキングをご利用のお客様は、新しいコードをコンバージョンページに張り直す必要がありますのでご注意ください。既存の古いコードを引き続きご利用いただくことも可能ですが、その場合は従来どおり Cookie に対応した携帯電話ユーザーのみトラッキングできます。また、新しいコードをご利用の場合にも、SSL 通信時や、ユーザーの設定などのその他の条件によってコンバージョンが正しく取れない場合があります。

対応状況 (2009/2/10 現在) ※ 最新の状況は、下部の追記 3 をご参照ください

携帯電話事業者
NTT docomo
KDDI au
SoftBank
検索ネットワーク
ディスプレイ ネットワーク
x


注) SSL 対応のページではご覧いただけません

Google のモバイル広告では、従来より i モード、 au one をはじめ、mixi、gree などの多くのユーザーが訪れるサイト(詳しくは、Google のモバイルパートナー紹介ページをご覧ください)に広告を掲載することが可能でしたが、このたび、ドコモ ユーザーが加わることで、ほぼ全てのモバイル ユーザーに対する広告効果を、よりきめ細かく測定できるようになりますので、この機会に最新のコンバージョン トラッキングをぜひお試しください。

(追記)
今朝ほど、お伝えしたドコモのコンバージョン トラッキングにつきまして、一部不具合のため、ドコモのコンバージョンが正しくトラッキングできないことが判明しました。(2009/2/12 18:30 現在)

なお、新しいコードを貼りなおした場合、その影響は従来の KDDI au、Softbank からのコンバージョンのトラッキングには影響はございません。

状況が分かり次第、当ブログにてアップデートをさせていただく予定ですが、新しいコードを貼りなおしていただきました皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ございませんが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

(追記 2)
ドコモのコンバージョン トラッキングの不具合は、2009/3/18 に修正されました。「モバイルコンバージョントラッキングの不具合が修正されました」もご参照ください。

(追記 3)
KDDI au ユーザーのコンバージョン トラッキングは、以前は検索ネットワークのみ対応でしたが、現在はディスプレイ ネットワークでもご利用いただけます。

対応状況 (2010/12/15 現在)
携帯電話事業者
NTT docomo
KDDI au
SoftBank
HTTP(非 SSL 通信時)
HTTPS(SSL 通信時)
△*


* Cookie 非サポート端末(ドコモ iモードブラウザ 1.0)は不可