Posted by プロダクトマーケティングマネージャー ナン キアヌ

先日は Google + ページをコミュニケーションに利用されている事例として、TOYOTA ( goolge.com/+toyota ) をご紹介しました。

今回は、広島に本社を置くエス株式会社の、エブリデイイングリッシュの Google+ ページの事例をご紹介します。 Google+ では、ハングアウトやサークルなど独自の機能を使ったエンゲージメントを図ることが可能ですが、エス株式会社は、これらの機能を使い、顧客サービスを高めています。詳しくはこちらの動画をご覧ください。




Google+ ページを開設し、サイトとリンクすれば、検索、広告、Google+ ページ、サイトといった異なるチャンネルで得られた +1 を合計することができます。

また、AdWords の広告設定オプションの一つであるソーシャル設定オプションを使用すると、ユーザーからのおすすめ情報が AdWords 検索連動型広告に表示されるようになり、平均で 5 ~ 10% のクリック率向上が期待できます。

ハングアウトで日本人生徒に英語レッスン

エス株式会社は広島に所在し、年齢を問わず誰でも参加できるエブリデイイングリッシュ( EE )という人気の英語教育プログラムを開発しました。設立者でもある社長の児玉昇司さんは会社のミッションをこう説明します。 「私たちのミッションは、使いやすく手頃な、そして何よりも効果のある学習教材 を提供することです。」

Google が Google+ を発表した時、エスはハングアウトを利用してエブリデイイングリッシュ講師とのグループレッスンに参加できるフリートークというプログラムを開発しました。現在は数百人の参加者を持つこのフリーサービスに注力しています。また、同時にエブリデイイングリッシュは AdWords に Google+ ページをリンクしてソーシャル設定オプションを設定し、その結果、ソーシャル設定オプションをテストしたキャンペーンでは、46% もクリック率が向上しました。

生徒のためのハングアウト

「英語の勉強のためにハングアウトを使う時、会員は自分自身の家というなじんだ環境にいます。そのためすぐ気楽に感じることができます。」 と EE ジュニア フリートーク チーフ講師のトニー・ジャッドさんは説明します。

エブリデイイングリッシュ、 フリートークのチーフ講師であるエイダン・スミットさんは 「ハングアウトに複数の会員が参加する利点は、リラックスしながら他の学生の話も聞けるということです。」 とその特徴を説明します。

ネイティブフリートーク担当副社長の大畑正和さんは 「ハングアウトはブラウザベースなので、他のソフトウェアよりとても利用しやすいです。」 と語ります。また、ジャッドさんは付け加えます。 「そして、ソフトウェアなどをインストールする必要もなく、無料です。また同時に複数の人を話せるのは大きなメリットです。」


エブリディイングリッシュ講師がGoogle+ハングアウトクラスを開催。
生徒全員がオンラインでリラックスしながら参加しています。


共有:英語ネイティブスピーカーとの交流

フリートーク ハングアウトではエス株式会社が子供用に開発したゲーム要素を加えたフラッシュカードを講師が使用することもあります。「色や数字、動物の名前などを英語で言い当てるために使っています。」 フリートークチーフプランナーであるステファン・マガシッツさんは言います。 

教材もフリートークもあらゆる年齢の方に向けたものですが、一番早く上達するのは一番若い子供だということです。 「私の生徒の中一番よくできる子たちは二歳です。まだ日本語もうまくできないのに、すでに英語は話すことができるのです。」 とジャットさんも言います。

マガシッツさんは 「ハングアウトで、今まで滅多に得ることのできなかったフィードバックをもらうことができます。生徒の意見、表情、話し方で何が言いたいのかが分かってくるのです。」 と語ります。

エブリデイイングリッシュの Google+ ベストプラクティス 
  • 生徒やフォロワーが関心を持てるよう常に新しい画像を投稿
  • 講師を生徒がリアルタイムに交流するためのハングアウト開催
  • あらゆる年齢の生徒が関心を持てるイベントを Google+ でレポート
エブリデイイングリッシュについて
  • 140 万人の生徒数
  • 3 年連続英語教育教材売り上げ No.1
  • 赤ちゃんが成長して言葉を自然にしゃべりだすのと同様のラーニングプロセスを教材に活用

エブリデイイングリッシュの Google+ での効果
  • AdWords 検索連動型広告キャンペーンでクリック率が 46 % 向上
  • ハングアウトでライブの会話を行うことにより、数百名の顧客のロイヤリティと満足度が向上