Posted by 菅谷正樹 プロダクトスペシャリストチーム


このたび住所指定オプションという、ローカル広告を掲載するための新機能が追加されました。この住所指定オプションを利用すると、お客様の広告に関連するビジネス拠点(お店やサービスが実際に提供されている場所)の住所情報を、テキスト広告に動的に拡張して表示できるようになります。


お客様が事業主の場合、お客様の AdWords キャンペーンを ローカル ビジネス センター (LBC) にリンクすることで、テキスト広告に ビジネス拠点を追加 して表示することができます。お客様がビジネス拠点の事業主でない場合、お客様は住所を手動で直接設定することができます。たとえば、あるファッションブランドが、たくさんの取り扱い店舗の住所に関連付けた広告を掲載したい場合などが想定されます。この場合、ファッションブランドの正式なビジネス住所は取り扱い店舗の住所とは一致しないので、住所指定オプションを手動で設定します。


住所指定オプションがキャンペーンに設定されると、Google はお客様のビジネス拠点の住所情報と検索ユーザーの住所情報、または検索クエリに含まれる住所情報を動的にマッチングして、関連する住所情報をお客様のテキスト広告の5行目に表示します。ユーザーの住所情報が不明な場合や、関連する住所情報がみつからない場合は、住所情報が付かない通常のテキスト広告を表示します。お客様が広告と住所の動的なマッチングを望まない場合や、特定の住所を特定の広告に表示したい場合は、キャンペーン レベルの住所指定オプションを広告レベルの住所指定オプションで上書き することもできます。


住所情報付きのテキスト広告は、Google および Google マップ でのみ掲載されます。検索パートナーおよびコンテンツパートナーサイトでは、住所情報が付かない通常のテキスト広告のみ表示されます。


住所指定オプション機能が追加されたことによって、今後 ローカル ビジネス 広告はテキスト広告に統合されていきます。お客様はまったく新しいローカル広告を作ることもできますし、既存のテキスト広告に対して住所指定オプションを追加することもできます。


なお、お客様が編集しない限り、既存の ローカル ビジネス 広告は掲載され続けますのでご安心ください。ただし、既存の ローカル ビジネス 広告を編集すると、広告レベルの住所指定オプションが設定されたテキスト広告に自動的に変換されますのでご注意願います。


新しく変換されたテキスト広告は、変換前の ローカル ビジネス 広告と外観はそっくりに見えますし、同じような場所に掲載されます。また AdWords Editor を利用する場合、引き続き ローカル ビジネス 広告を作成、編集することができますが、将来的には AdWords Editor も 住所指定オプションに対応する予定です。新しい AdWords 管理画面における既存の ローカル ビジネス 広告の編集については、こちらの ヘルプセンター で詳細をご確認ください。


住所指定オプションの詳細については、こちらの 住所指定オプションの概要 をご確認ください。