住所指定オプションを効果的に使うには
2009年9月4日金曜日
Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト
住所指定オプションはキャンペーンレベルで設定する方法と広告テキストごとに登録する方法、2つの設定方法があります。
キャンペーンレベルで設定した場合、ユーザーが検索している場所や検索クエリに含まれている地域名と最も関連があると思われる住所を Google が自動的に判断してそれをテキスト広告とともに表示します。(ただし住所はあくまでもユーザーの居る場所や検索クエリと関連する場合のみに表示される、という点はご注意ください)
キャンペーンレベルでの設定画面
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ここからは架空のコーヒーチェーン、グーグルコーヒーを使ってキャンペーンレベル、広告単位の場合の住所指定オプションの動きを解説していきたいと思います。
キャンペーンレベルでの設定が適している例
- 同じ広告メッセージを様々な店舗で利用したい場合
- 全店舗のリンク先ページを同じものにしたい場合
例えば全社を上げて 200 円のカフェラテを目玉商品として訴求したい場合、キャンペーンレベルで住所オプションを設定すれば、既存の広告テキストを使いつつ、店舗住所も簡単に告知することができます。
- 広告の作成、編集をすばやく済ませたい場合
「毎週火曜日はコーヒー 1 杯 100 円」といったプロモーションを全社で展開することになった場合、キャンペーンレベルでの住所指定オプションを使うと、1 つの広告テキストを作成した後は店舗情報を登録するだけで AdWords キャンペーンを始められます。
一方、広告単位で住所指定オプションを選択した場合、キャンペーンレベルで設定した情報が上書きされ、広告単位で設定した住所が適用されます。
広告単位で設定した場合
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広告単位での設定が適している例
- 店舗ごとに異なるメッセージを使いたい場合
例えば、ある店舗だけが毎週月曜日に同じ価格で L サイズのコーヒーも選べるというようなキャンペーンを行っている場合などは、広告単位での住所表示がより効果的です。
- 店舗ごとにリンク先を用意したい場合
店独自のブログを持っているなど店のページをリンク先にしたい場合は、広告にその店の URL を設定して住所指定オプションを活用するとより細かな情報をユーザーに伝えることができます。
いかがでしたでしょうか? こちらはほんの一例です。お客様が展開されているビジネスによっては上記例がそぐわない場合もあるかもしれませんが、本ブログを参考情報としてご利用いただけると幸いです。住所指定オプション全般についてはこちらもご参照ください。