Posted by Smita Hashim、グループ プロダクト マネージャー

今年の年末商戦は、住所指定オプションと地域設定を活用して、ユーザーが見つけやすく、訪れやすく、電話をかけやすいビジネスを目指しましょう。

住所指定オプションはビジネス拠点の住所と電話番号を AdWords 広告に追加表示する機能です。そして地域設定は、特定の地域にいるユーザーに向けて広告を表示する機能です。

このたび、この 2 つの機能が改善され、ご利用いただける国が増えました。年末商戦に向け、特定の地域にターゲットを絞って広告を掲載していただけます。

新機能

1. 空港ターゲット : 旅行者との新しいコミュニケーション方法
フライト状況のチェックや離陸前の暇つぶしなど、旅行者にとって携帯電話やタブレット端末は不可欠な存在になっています。 AdWords 広告主の皆様は、新たに加わった空港ターゲット機能によって、世界中の 350 ヶ所以上の空港でこうした端末を閲覧している潜在顧客とコミュニケーションを図れるようになりました。

まず日本においては、成田、羽田、大阪など 21 ヶ所の空港をターゲットとして設定できるようになります。地域設定画面で「Narita」「NRT」などローマ字で空港名をご入力ください。



利用可能な空港の完全なリストは、こちらから見ることができます。リンク先は英語ですが、「Target Type」で「Airport」、「Country Code」で「JP」を選択すると、日本の空港の一覧を確認できます。今後、さらに多くの空港を追加したいと考えています。



2. 住所指定オプションとサイトリンクを同時に表示
パソコン向けのテキスト広告で、住所指定オプションを 1 行表示のサイトリンクと同時に表示できるようになりました。なお、2 行表示および 3 行表示のサイトリンクとも、従来どおり同時に表示可能です。店舗とウェブサイトを組み合わせたビジネスを運営している皆様は、サイトリンクと住所指定オプションの併用をぜひご検討ください。



3. 地図がより大きく、より便利に
パソコン向けの住所指定オプションでは、現在の展開可能な地図に替わって、より大きなパネル付きの地図が表示されようになりました。住所指定オプションの住所をクリックすると、上位の検索結果の右側に新しい地図パネルが表示されます。

初期テストでは、従来のデザインと比べて、住所をクリックして地図を参照するユーザーの数が大幅に増えるという調査結果が出ています。



4. 住所指定オプションのコンバージョン レポート
AdWords コンバージョン トラッキングをご利用の場合、住所指定オプションがコンバージョン率に与える影響を確認できます。今年、広告設定オプションの掲載結果データにコンバージョンに関するデータが追加されました。これにより、住所指定オプションがコンバージョンに与える影響を分析し、地域ごとのコンバージョン数をより効果的に計測できるようになりました。

これらの改良点を活かして、年末商戦の繁忙期とその先に向けて、地域性の高いビジネスの情報をユーザーに届けていただければと思います。こうした機能を初めて利用される場合や、もっとよく知りたいとお考えの場合は、ヘルプセンターで住所指定オプション地域設定の詳しい設定手順をご覧ください。また、AdWords サポートへのご相談や、ヘルプ フォーラムへの投稿もいつでもお待ちしております。