Posted by 水谷 嘉仁 プロダクトスペシャリストチーム

平素は Google AdWords をご利用いただき、誠にありがとうございます。

以前に 「インフルエンザにご注意ください」 でもご紹介しております Google Insights for Search が日本語でご利用いただけるようになりました。今回のリリースでは、日本語対応に加えて、新たに「予測機能」「アニメーションマップ」「iGoogleへのガジェット追加」、そして「ウェブサイトへの埋め込み」などの新機能が追加されております。操作方法や各機能についてのヘルプページをご参照のうえ、ぜひご活用いただければと思います。

以下に、使い方のヒントをまとめてみました。

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Google Insights for Search を活用すると、検索クエリ、地域、期間、Google の検索サービス、カテゴリを組み合わて、さまざまな角度から検索ボリュームの動向を比較分析することが可能になります。これにより、マーケティングメッセージの検討、新規機会の発掘、季節性需要の予測、地理的特性の把握、クロスメディアキャンペーンの効果測定、キャンペーンやキーワード生成の効率化などに役立ちます。

データを正しく活用するためには、以下の3つのポイントにご注意ください。
1. データは指定した条件でのサンプリングに基づく推測値です。

2. 数値は絶対値ではなく相対値です。

正規化(Nomalized): 指定した条件での全体の検索ボリュームに対する比率を算出
数値化(Scaled): 指定した条件での最高値を100としてグラフに表示
3. 指定した検索クエリの同義語、単数形、複数形は含みません。
スペース区切り: テニス シューズ
順番を問わず テニス と シューズ の両方の用語の組み合わせを含む検索クエリ

二重引用符: "テニス シューズ"
順番通りに "テニス シューズ" の両方の用語の組み合わせを含む検索クエリ

プラス記号: テニス + シューズ
結果には、テニス または シューズ いずれかの用語の組み合わせを含む検索クエリ

マイナス記号: テニス - シューズ
テニス に関する シューズ 以外の用語の組み合わせを含む検索クエリ


ところで、世の中の人々はインターネットでいつ何を検索しているのでしょうか?
実際に Google Insights for Search でいくつか分析してみましょう。

Q1.最近よく見かける小さなノートバソコンってなんて呼ぶの?
どうやら最近ではネットブックと呼ぶのが主流のようですね。このような分析は、市場に受けるマーケティングメッセージを考える際に役立ちそうです。
Q2. ゴールデンウィークの旅行はいつ頃から計画するのかな?
海外旅行は手続きに時間がかかるためか毎年年明けと直前の2つのピークをあること読み取れます。このような分析は、キャンペーン開始のタイミングを検討する際に役立ちそうです。
Q3. 出かけるなら韓国?それともハワイ?
昨年末はウォン安の影響か韓国の人気度が初めてハワイを上回りました。ただ、また最近では燃油サーチャージの廃止に伴いハワイの人気度が回復しているようです。このような分析は、キャンペーンの予算配分を検討する際に役立ちそうです。
Q4. 人気のご当地ラーメンは?
地域によってラーメンに関する興味の違いが特徴的ですね。このような分析は、地域ターゲットを検討する際に役立ちそうです。
Q5. 婚活と婚カツ?
ドラマの影響でしょうか?このような分析は、クロスメディアキャンペーンの影響を考慮する際に役立ちそうです。
皆様も Google Insights for Search を活用して、時代の流れを読み解いてみてはいかがでしょうか。