事例紹介 - HTML5 を使ったリッチコンテンツによるブランディングで、若年層・女性層の購入意欲醸成に成功「江崎グリコ株式会社」
2012年10月9日火曜日
Posted by 丹下 智貴 - 広告ソリューション推進本部、麦島 修 - 西日本営業部
「おいしさと健康」を企業理念とし、これまでに多くのヒット商品を世に送り出し続けてきた江崎グリコ株式会社。同社では、主に若年層や女性層に対してポッキーのブランドイメージやその世界観を HTML5 を使った新しい技術でエンターテインメントに昇華することで、ポッキーがより愛される存在になっていくことを目指し、2012 年 3 月より「ポッキーグランプリ」キャンペーンを展開しました。キャンペーンへの誘導手段として、従来では難しかった「プッシュ型のエンターテインメント コンテンツ」を実現し、また広告効果を通常のスマートフォンに最適化されたサイトにおける広告表現と比較・検証するための調査をおこなうため、AdMob ネットワーク広告を採用しました。
商品の世界観を HTML5 を活用し表現
“Stick to fun! - いつも楽しいことといっしょ!” をコンセプトに、誰からも愛されるお菓子「ポッキー」。「ポッキーグランプリ」キャンペーンは、その世界観をスマートフォン特有の機能を活かして、いつでもどこでも楽しめるゲームコンテンツとして表現し、展開されました。キャンペーンは、スマートフォン上で HTML5 で作成をしたアニメーションバナーをクリックすると、フルスクリーンのリッチアドが展開され、ポッキーを使用した「キャッチ」「バランス」「やり投げ」「アーチェリー」「ストップ」の 5 つのミニゲームを用意。SNS も連動させ、ゲーム結果は Twitter、 Facebook で共有できるようにしています。
通常のスマートフォンに最適化されたサイトよりも高い評価を獲得
キャンペーン終了後、同キャンペーンが消費者にどのようなインパクトを与えることができたのかを検証するため調査を実施しました*。その結果、 HTML5 で作成したリッチアドの展開により、様々な指標で消費者に対して影響を与えていることがわかりました。まず、今回のキャンペーンサイトの評価を把握するため、通常のスマートフォンに最適化されたサイトと比較したところ、HTML5 のキャンペーンサイトの方が、全体的にエンゲージメントが深まり、その結果商品関与度が高くなっていることがわかりました。
HTML5 を使うことで、ブランドとの接触時間が増加
次に、滞在時間を通常のスマートフォンに最適化されたサイトと比較したところ、通常のサイトを体験したユーザーの 49% が滞在時間「1 分未満」であったのに対し、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーの 78% は滞在時間が「1 分以上」となっていました。特に、滞在時間が「5 分以上」だったと回答したユーザーが全体の 32% と圧倒的に多く、HTML5 を活用したコンテンツにより、長くブランドに接してもらうことに成功しました。
興味関心の醸成により、実行動を促すことに成功
次に、当初の目的であるキャンペーンサイトを実際に体験したユーザーが、体験後にどのような行動を起こしたかを質問した結果、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーは、「ポッキー」に対し、何かしら興味を持ち、他のサイトを見たり、周囲にすすめたり、手に取ったりという行動を起こしていたことがわかりました。その中でも、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーの 46% が実際に「商品を食べた」と回答し、商品を実際に手にして食べてもらうことができました。
同社では、今回のキャンペーンの結果を受け、今後も消費者との強固なエンゲージメントを構築し、自社商品の販売促進をするために、スマートフォンへの HTML5 で作成をしたリッチコンテンツの提供と誘導強化としての AdMob の活用を推進していこうとしています。
AdMob に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。
*調査概要
調査方法:モバイルインターネット調査(オープンアンケート方式)、調査地域:日本全国、調査対象:男女 15 歳以上の Android / iPhone / iPod /iPod touch ユーザー、調査回答者数:820S、調査実施期間: 2012 / 3 / 29 - 2012 / 4 / 18、調査実施:ビデオリサーチインタラクティブ
「おいしさと健康」を企業理念とし、これまでに多くのヒット商品を世に送り出し続けてきた江崎グリコ株式会社。同社では、主に若年層や女性層に対してポッキーのブランドイメージやその世界観を HTML5 を使った新しい技術でエンターテインメントに昇華することで、ポッキーがより愛される存在になっていくことを目指し、2012 年 3 月より「ポッキーグランプリ」キャンペーンを展開しました。キャンペーンへの誘導手段として、従来では難しかった「プッシュ型のエンターテインメント コンテンツ」を実現し、また広告効果を通常のスマートフォンに最適化されたサイトにおける広告表現と比較・検証するための調査をおこなうため、AdMob ネットワーク広告を採用しました。
商品の世界観を HTML5 を活用し表現
“Stick to fun! - いつも楽しいことといっしょ!” をコンセプトに、誰からも愛されるお菓子「ポッキー」。「ポッキーグランプリ」キャンペーンは、その世界観をスマートフォン特有の機能を活かして、いつでもどこでも楽しめるゲームコンテンツとして表現し、展開されました。キャンペーンは、スマートフォン上で HTML5 で作成をしたアニメーションバナーをクリックすると、フルスクリーンのリッチアドが展開され、ポッキーを使用した「キャッチ」「バランス」「やり投げ」「アーチェリー」「ストップ」の 5 つのミニゲームを用意。SNS も連動させ、ゲーム結果は Twitter、 Facebook で共有できるようにしています。
通常のスマートフォンに最適化されたサイトよりも高い評価を獲得
キャンペーン終了後、同キャンペーンが消費者にどのようなインパクトを与えることができたのかを検証するため調査を実施しました*。その結果、 HTML5 で作成したリッチアドの展開により、様々な指標で消費者に対して影響を与えていることがわかりました。まず、今回のキャンペーンサイトの評価を把握するため、通常のスマートフォンに最適化されたサイトと比較したところ、HTML5 のキャンペーンサイトの方が、全体的にエンゲージメントが深まり、その結果商品関与度が高くなっていることがわかりました。
[キャンペーンサイト評価]
HTML5 を使うことで、ブランドとの接触時間が増加
次に、滞在時間を通常のスマートフォンに最適化されたサイトと比較したところ、通常のサイトを体験したユーザーの 49% が滞在時間「1 分未満」であったのに対し、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーの 78% は滞在時間が「1 分以上」となっていました。特に、滞在時間が「5 分以上」だったと回答したユーザーが全体の 32% と圧倒的に多く、HTML5 を活用したコンテンツにより、長くブランドに接してもらうことに成功しました。
[滞在時間]
興味関心の醸成により、実行動を促すことに成功
次に、当初の目的であるキャンペーンサイトを実際に体験したユーザーが、体験後にどのような行動を起こしたかを質問した結果、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーは、「ポッキー」に対し、何かしら興味を持ち、他のサイトを見たり、周囲にすすめたり、手に取ったりという行動を起こしていたことがわかりました。その中でも、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーの 46% が実際に「商品を食べた」と回答し、商品を実際に手にして食べてもらうことができました。
[キャンペーンサイトを見た際や見た後に行ったこと]
同社では、今回のキャンペーンの結果を受け、今後も消費者との強固なエンゲージメントを構築し、自社商品の販売促進をするために、スマートフォンへの HTML5 で作成をしたリッチコンテンツの提供と誘導強化としての AdMob の活用を推進していこうとしています。
AdMob に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。
*調査概要
調査方法:モバイルインターネット調査(オープンアンケート方式)、調査地域:日本全国、調査対象:男女 15 歳以上の Android / iPhone / iPod /iPod touch ユーザー、調査回答者数:820S、調査実施期間: 2012 / 3 / 29 - 2012 / 4 / 18、調査実施:ビデオリサーチインタラクティブ