Posted by Ahmad Anvari - プロダクト マネージャー

商品やサービスに関連するキーワードで検索を行うときも、たどり着いたウェブサイトでコンテンツを閲覧するときも、ユーザーは有益な情報を適切なタイミングで入手したいと考えています。本日ご紹介する新しいキャンペーン タイプ「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」では、Google やウェブ上のサイトにアクセスしたユーザーに新たな方法でアプローチすることが可能です。

検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」を利用すると、検索キャンペーンのリーチを Google ディスプレイ ネットワークに拡大できます。200 万のウェブサイトが参加する Google ディスプレイ ネットワークでは 、全世界のオンライン ユーザーの 90% にアプローチすることが可能です(Comscore、2013 年 9 月)。

ご利用の検索キャンペーンを「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」タイプに変更すれば、管理の手間を増やすことなく、適切なタイミングでディスプレイ ネットワークにも広告を掲載することができます。初期テストでは、このキャンペーン タイプを利用することで顧客を 15%* 増やすことに成功したという結果も出ています。


従来の検索/ディスプレイ ネットワーク」キャンペーン タイプとの違い

従来の「検索/ディスプレイ ネットワーク」キャンペーンより、ディスプレイ ネットワークで高い成果を上げることができます。

検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」キャンペーンでは、広告の成果が上がりやすい場所やタイミングを従来より高い精度で予測し、広告の表示機会を厳選します。つまり、取り扱っている商品やサービスへの関心が高そうな見込み顧客にターゲットを絞って広告が表示されます。

ディスプレイ ネットワークでの掲載結果に絞って従来のキャンペーン タイプと比較すると、初期テストではクリック率が平均 35% 向上し、コンバージョン単価も平均 35% 削減されました。*

「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」が適しているケース
  1. 検索ネットワークのみ」のキャンペーンを運用されている場合: 新しいキャンペーン タイプに切り替えることで、余計な手間を掛けることなく質の高いトラフィックを増やすことができます。ユーザーの検索に対応して広告を表示するのが基本ですが、ディスプレイ ネットワークの関連性の高いサイトにも広告を表示して、掲載結果の向上を図ります。

  2. 検索/ディスプレイ ネットワーク」タイプのキャンペーンを運用されている場合: 新しいキャンペーン タイプに切り替えることで、投資収益率の向上が見込めます。*
検索キャンペーンとディスプレイ キャンペーンを別々に運用されている場合は、現状を維持した方が予算や単価、ターゲットの設定を柔軟に管理できます。

「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」へのアップグレード

単一のキャンペーンで検索・ディスプレイの両ネットワークに広告を掲載する場合、現時点では「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」が最も優れた方法です。このため、従来の「検索/ディスプレイ ネットワーク」タイプを今後数週間以内に AdWords 管理画面から削除することになりました。

この間に、ご利用のキャンペーンを「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」に変更することをおすすめします。AdWords の管理画面もアップグレードに対応しております。詳しい手順については AdWords ヘルプセンターをご覧ください。
  
*新しい「検索ネットワーク(ディスプレイ ネットワーク対応)」タイプと従来の「検索/ディスプレイ ネットワーク」タイプのキャンペーンを比較した初期テストの結果、クリック率が平均 35% 向上し、コンバージョン単価も 35% 削減されることが判明しました。

また、コンバージョン数についても、「検索ネットワークのみ」のキャンペーンと比べて平均的なユーザーで 10~15% 増加することがわかりました。ただし、キャンペーンの掲載結果は状況に応じて変動しますのでご注意ください。