DoubleClick Bid Manager を活用して GDN 以外の配信面にリマーケティング キャンペーンを展開。目標獲得単価を維持したままコンバージョン数 75% 増加を実現
2015年1月5日月曜日
Posted by E-Commerce 業界担当 シニアアカウントマネージャー小野由紀子、インダストリーマネージャー 本橋徹、マーケティング テクノロジー営業部 シニアマネージャー 渡邉統一郎
楽天オーネットは業界最大級の結婚情報サービスです。
広告予算の 大半をデジタル広告に投下して、検索広告、ディスプレイ広告を始め、動画広告(TrueView)や SEM 自動入札ツール(DoubleClick Search)などの最新テクノロジーも積極的に導入し、会員獲得に成果を上げています。高度な専門知識を持ったチームメンバーが、新しい広告手法の検証と改善を繰り返すことにより、最先端のデジタルマーケティングを展開しています。
特定ターゲット(独身の男女)への効率的なリーチを課題とする楽天オーネットは、Google ディスプレイ ネットワーク(GDN)でディスプレイ広告の配信量の拡大と効率の改善を追及してきました。
そのなかでも、オンライン申し込みから実際の入会への転換率が高い PC 経由のコンバージョンを今以上に伸ばせないか、新たなリーチ手法を模索していました。DBM 導入にあたっても、「ぜひチャレンジして効果を検証してみたい」という積極的な姿勢で、迅速な導入が実現しました。
DBM は Google が提供する Demand Side Platform(DSP)です。DBM を使うことで、今まで GDN に限られていた配信面が広がり、 DBM が接続する Ad Exchange や SSP 経由でリーチ可能なメディアに対しても広告配信できます。さらに AdWords アカウントと DBM アカウントをリンクすることで、既に AdWords で蓄積し配信に利用していたリマーケティング リストが DBM でも使用可能になります。
また、YouTube 広告と DBM のデータ連携(TrueView 広告の視聴履歴に基づく DBM のリマーケティング機能)によるユーザー リスト活用も容易です。楽天オーネットは、繁忙期のお盆休みに、 YouTube 広告の視聴ユーザーに対する DBM 経由のリマーケティング配信を実施し、動画視聴ユーザーを獲得までつなげることに成功しました。
2014 年 7 月から DBM を開始して、獲得単価を重視するためリマーケティング広告を主に使用。 DBM で配信したリマーケティング広告のコンバージョン数が、導入初月から GDN のリマーケティング広告のコンバージョン数の半数以上を超える結果となりました。
導入を検討する段階では、DBM と GDN の配信面が重なることを懸念していましたが、蓋を開けてみると GDN 経由の獲得にまったく悪影響を与えることなく、DBM 経由のコンバージョン数が純増しました。
「DSP と呼ばれるサービスは複数あり、特徴は千差万別ですが、DBM は広告主側で細かい設定が可能で、工夫次第で成果を拡大できる点に魅力を感じています。Demand Side(広告主側の)プラットフォームの名に相応しい高機能なプロダクトです。配信設定が柔軟なことに加えて、レポート機能も充実しているので、実績値を基に配信調整する当社には、DBM の設計思想がフィットします。
今回はとても良い形で新プロダクトをスタートでき、現在はデモグラフィック データを使用したブロードリーチやキーワード ターゲティングなど、DBM のリマーケティング機能以外からの獲得も順調に増えています。
当社は、DoubleClick 製品群を活用してディスプレイ広告、検索広告を包括的に運用することで、多種の広告媒体を統一指標で精緻に評価できるようになりました。また、ウェブ上の見込み顧客を一元的に把握して、広告配信の精度も高められました。Google の担当者様の高度な専門性と知見に心より感謝いたします。」
株式会社オーネット マーケティング部 顧客開発グループ マネージャー 岡野玲氏(写真中央)
楽天オーネットは業界最大級の結婚情報サービスです。
広告予算の 大半をデジタル広告に投下して、検索広告、ディスプレイ広告を始め、動画広告(TrueView)や SEM 自動入札ツール(DoubleClick Search)などの最新テクノロジーも積極的に導入し、会員獲得に成果を上げています。高度な専門知識を持ったチームメンバーが、新しい広告手法の検証と改善を繰り返すことにより、最先端のデジタルマーケティングを展開しています。
DoubleClick Bid Manager(DBM)導入の背景
特定ターゲット(独身の男女)への効率的なリーチを課題とする楽天オーネットは、Google ディスプレイ ネットワーク(GDN)でディスプレイ広告の配信量の拡大と効率の改善を追及してきました。
そのなかでも、オンライン申し込みから実際の入会への転換率が高い PC 経由のコンバージョンを今以上に伸ばせないか、新たなリーチ手法を模索していました。DBM 導入にあたっても、「ぜひチャレンジして効果を検証してみたい」という積極的な姿勢で、迅速な導入が実現しました。
DoubleClick Bid Manager(DBM)による配信面の拡張
DBM は Google が提供する Demand Side Platform(DSP)です。DBM を使うことで、今まで GDN に限られていた配信面が広がり、 DBM が接続する Ad Exchange や SSP 経由でリーチ可能なメディアに対しても広告配信できます。さらに AdWords アカウントと DBM アカウントをリンクすることで、既に AdWords で蓄積し配信に利用していたリマーケティング リストが DBM でも使用可能になります。
また、YouTube 広告と DBM のデータ連携(TrueView 広告の視聴履歴に基づく DBM のリマーケティング機能)によるユーザー リスト活用も容易です。楽天オーネットは、繁忙期のお盆休みに、 YouTube 広告の視聴ユーザーに対する DBM 経由のリマーケティング配信を実施し、動画視聴ユーザーを獲得までつなげることに成功しました。
導入後の成果
2014 年 7 月から DBM を開始して、獲得単価を重視するためリマーケティング広告を主に使用。 DBM で配信したリマーケティング広告のコンバージョン数が、導入初月から GDN のリマーケティング広告のコンバージョン数の半数以上を超える結果となりました。
導入を検討する段階では、DBM と GDN の配信面が重なることを懸念していましたが、蓋を開けてみると GDN 経由の獲得にまったく悪影響を与えることなく、DBM 経由のコンバージョン数が純増しました。
楽天オーネット お客様のコメント
「DSP と呼ばれるサービスは複数あり、特徴は千差万別ですが、DBM は広告主側で細かい設定が可能で、工夫次第で成果を拡大できる点に魅力を感じています。Demand Side(広告主側の)プラットフォームの名に相応しい高機能なプロダクトです。配信設定が柔軟なことに加えて、レポート機能も充実しているので、実績値を基に配信調整する当社には、DBM の設計思想がフィットします。
今回はとても良い形で新プロダクトをスタートでき、現在はデモグラフィック データを使用したブロードリーチやキーワード ターゲティングなど、DBM のリマーケティング機能以外からの獲得も順調に増えています。
当社は、DoubleClick 製品群を活用してディスプレイ広告、検索広告を包括的に運用することで、多種の広告媒体を統一指標で精緻に評価できるようになりました。また、ウェブ上の見込み顧客を一元的に把握して、広告配信の精度も高められました。Google の担当者様の高度な専門性と知見に心より感謝いたします。」
株式会社オーネット マーケティング部 顧客開発グループ マネージャー 岡野玲氏(写真中央)