Posted by Geoff Menegay - AdWords Editor プロダクト マネージャー

昨年末に導入された AdWords Editor 11.0 では、2006 年のリリース以来最も大幅な変更が加えられましたが、このたびさらなる機能が追加されました。新バージョン(11.1)では、ラベル、改良版 URL 管理システム、電話専用広告、モバイルアプリ内広告などが全面的にサポートされています。


ラベル


ラベルとは、アカウント内のキャンペーンやキーワードなどを簡単に分類できる機能です。ラベルを利用することで、重要なデータを簡単に抽出してレポートを作成することができます。

今回このラベルが、AdWords Editor でサポートされるようになりました。ラベルの作成、編集、削除は [共有ライブラリ] の [ラベル] タブから、キャンペーンや広告グループ、キーワード、広告へのラベルの割り当て(および割り当てたラベルの削除)はそれぞれのデータビューから行えます。他にもラベルを使ってフィルタをかけたり、ラベルに関連するアカウントの変更をエキスポート、インポートしたりすることが可能です。




改良版 URL 管理システム


今年始めに導入された改良版 URL 管理システムは、URL のトラッキング情報を管理する手間の削減を目的としたもので、新しい ValueTrack パラメータやカスタム トラッキング パラメータも利用可能になりました。

7 月 1 日までに新しいシステムにスムーズに移行していただけるよう、改良版 URL 管理システムに関するサポートも追加されました。今後は AdWords Editor でリンク先 URL をアップグレードし、アップグレードした最終ページ URL とトラッキング テンプレートをまとめて管理することができるようになります。URL のアップグレード手順については、ヘルプセンターをご覧ください。


電話専用広告


電話専用広告は、モバイル ユーザーが簡単に問い合わせの電話をかけられる広告で、AdWords Editor で作成、管理できるようになりました。


モバイルアプリ内広告


モバイルアプリ内に広告を掲載することで、携帯端末でゲームや音楽などのアプリを楽しむユーザーにリーチできます。広告を掲載するアプリのカテゴリ(特定のアプリ、ゲームやショッピングといったモバイルアプリの種類など)は、 [キーワードとターゲット設定] で選択できます。


子供の有無に関する設定とカスタム アフィニティ カテゴリ(Google ディスプレイ ネットワーク)


ユーザー属性ターゲティングでは、特定のユーザー属性に該当すると思われるユーザーに Google ディスプレイ ネットワークでリーチできます。そして従来の性別、年齢に加え、子供の有無によるターゲティングも設定できるようになりました。

また [ユーザーリスト] でカスタム アフィニティ カテゴリがサポートされるようになりました。この機能では、ご自身のビジネスに合った独自カテゴリを作成し、提供する商品やサービスに関心を持つユーザーにリーチできます。


その他


AdWords Editor の最新バージョンではこのほか、検索バーや言語のスペルチェック機能、管理画面の全体的な操作性も改善されています。すべての新機能の詳細については、ヘルプセンターをご覧ください。AdWords Editor 11.1 へのお早めのアップグレードをぜひご検討ください。