改良版 URL 管理システム: 7 月 1 日に自動アップグレードが始まります
2015年6月24日水曜日
Posted by Leo Sei - Google AdWords 担当プロダクト マネージャー
今年 2 月に発表された改良版 URL 管理システムは、パラメータやリダイレクトを含む URL を、より簡単に管理するための機能です。
これに伴って最終ページ URL 欄とトラッキング テンプレート欄が新設され、これまで 1 か所(リンク先 URL 欄)で管理していたランディング ページとトラッキング情報を、別々に管理できるようになりました。
この改良版 URL 管理システムへの自動アップグレード開始まで、残り 1 週間となりました。7 月 1 日以降、皆様のアカウントは、新システムに順次移行されます。既に URL のアップグレードが完了している場合、及び手動でのアップグレードが不要な場合は、このまま自動アップグレードをお待ちください。URL の手動アップグレードが必要な場合は、下記をご確認の上、お早めのご対応をお願いいたします。
Q: URL トラッキングを使用していない場合や、自動タグ設定のみ使用している場合にもアップグレードを行う必要がありますか?
Q: 自動アップグレードの対象とならない URL は、どのような URL ですか?
Q: 別のドメインへのリダイレクトを含む URL のアップグレード方法を教えてください。
Q: アップグレードに伴う掲載結果データのリセットや、広告の再審査について教えてください。
Q: 動的トラッキングを利用している場合は、どのように対応すれば良いですか?
URL のアップグレードについて不明点がございましたら、AdWords サポート窓口までお問い合わせいただくか、AdWords コミュニティの専用スレッドよりご質問を投稿してください。
今年 2 月に発表された改良版 URL 管理システムは、パラメータやリダイレクトを含む URL を、より簡単に管理するための機能です。
これに伴って最終ページ URL 欄とトラッキング テンプレート欄が新設され、これまで 1 か所(リンク先 URL 欄)で管理していたランディング ページとトラッキング情報を、別々に管理できるようになりました。
この改良版 URL 管理システムへの自動アップグレード開始まで、残り 1 週間となりました。7 月 1 日以降、皆様のアカウントは、新システムに順次移行されます。既に URL のアップグレードが完了している場合、及び手動でのアップグレードが不要な場合は、このまま自動アップグレードをお待ちください。URL の手動アップグレードが必要な場合は、下記をご確認の上、お早めのご対応をお願いいたします。
2015 年 7 月 1 日以降に変わること
- リンク先 URL 欄の廃止: リンク先 URL は編集、作成できなくなります。新しく URL を追加する際は、改良版 URL 管理システムの各欄をご利用ください。
- 自動アップグレード: 別のドメインにリダイレクトする URL* が含まれていない広告グループについては、自動アップグレードが行われ、リンク先 URL が自動的に最終ページ URL に置き換わります。アップグレードされていない広告グループについては、AdWords の管理画面でお知らせが表示されます。
- アップグレードされていない広告の掲載停止: リンク先 URL がアップグレードされていない広告については、順次掲載が完全に停止されます。この場合は、事前にメールでその旨が通知され、管理画面にもお知らせが表示されます。
* 詳しくは、以下の「よくある質問」の 2 つ目および 3 つ目をご覧ください。
よくある質問
Q: URL トラッキングを使用していない場合や、自動タグ設定のみ使用している場合にもアップグレードを行う必要がありますか?
A: 手動でアップグレードを行う必要はありません。7 月 1 日以降の自動アップグレードの際に、リンク先 URL が自動的に最終ページ URL に置き換わります。なお、自動アップグレードでは広告の掲載結果はリセットされず、広告の再審査も不要です。
Q: 自動アップグレードの対象とならない URL は、どのような URL ですか?
A: 下記を含む URL は、自動アップグレードの対象とはなりません。広告の掲載が停止されないよう、手動でのアップグレードをお願いいたします。
- 第三者計測ツールなどによる別のドメインへのリダイレクト、最終的な URL や表示 URL とドメインが異なるリンク先 URL(クロスドメイン URL)
- {copy} ValueTrack パラメータ
- {} を使用したトラッキング パラメータ(AdWords ValueTrack パラメータ以外のもの)
Q: 別のドメインへのリダイレクトを含む URL のアップグレード方法を教えてください。
A: アップグレード ガイドで、「グループ 3」の説明(「基本」および「アドバンス」)をご覧ください。
なお、一時停止中の URL と有効な URL のどちらについても、アップグレードが必要です。サポートが必要な場合は、サードパーティのツール プロバイダにお問い合わせください。
Q: アップグレードに伴う掲載結果データのリセットや、広告の再審査について教えてください。
A: ご利用のリンク先 URL を、同一階層(広告、キーワードなど)内の「最終ページ URL」と「トラッキング テンプレート」にそのまま分割する場合は、掲載結果のリセットや再審査を伴わないアップグレードが可能です。
掲載結果のリセットや、広告の再審査を伴わないもの:
- 自動のアップグレード(管理画面の「リンク先 URL をアップグレードする」メニューを使用するもの)
- 基本のアップグレード(管理画面の一括アップロード機能や、AdWords Editor の「URL のアップグレードを送信」ボタン** を使用するもの )
- システムによる自動アップグレード
** 広告の場合。キーワードやサイトリンクの場合についてはこちらをご覧ください。
※ただし、アップグレード後に広告、キーワード、サイトリンク単位でトラッキング テンプレートを編集した場合は、再審査の対象となります。より上位階層でのトラッキング テンプレートなど、改良版 URL 管理システムのメリットを最大限に活用いただくには、下記の方法をご検討ください。
一方、アップグレード前の広告とアップグレード後の広告が「別の広告」とみなされる場合は、再審査が必要となり、掲載結果データもリセットされます。
掲載結果のリセットや、広告の再審査を伴うもの:
- アドバンスのアップグレード(広告単位のリンク先 URL に含まれていたパラメータを、より上位の階層のトラッキング テンプレートで置き換える場合など。)
- 新しい ValueTrack パラメータを追加する場合など、アップグレード前とアップグレード後で、ランディング ページの URL やトラッキング情報が異なっているケース
※アップグレード後に共有のトラッキング テンプレート(アカウント、キャンペーン、広告グループ単位のトラッキング テンプレート)に変更を加えても、広告の掲載結果はリセットされません。
※「削除済み」の広告をレポートに表示するよう設定することで、過去の掲載結果データも引き続きご覧いただけます。
Q: 動的トラッキングを利用している場合は、どのように対応すれば良いですか?
A:基本のアップグレード方法をご参照の上、7 月 1 日までに手動でアップグレードしてください。詳細
アップグレードの参考情報
- アップグレード ガイド: ご利用のトラッキング方法別のアップグレード方法や、よくある質問について解説しています
- AdWords Editor 11.1: バージョン 11.1 以降の AdWords Editor も改良版 URL 管理システムをサポートしています。具体的な操作方法および注意点については、AdWords Editor 移行手順書(PDF)をご確認ください。
- URL 生成ツール(英語ページ): 改良版 URL 管理システムの形式で URL を生成します
- URL テストツール: ランディング ページとトラッキング テンプレートをテストできます
URL のアップグレードについて不明点がございましたら、AdWords サポート窓口までお問い合わせいただくか、AdWords コミュニティの専用スレッドよりご質問を投稿してください。