Jerry Dischler プロダクト マネジメント ディレクター

Google では、ここ数か月間に渡り、検索を含む Google サービス全般を通じて、デザインの改善をメインにユーザー利便性の向上を試みてきました。デザインなどの統一をはかることで、Google のさまざまなサービスをよりシームレスで快適にご利用いただけるよう努めております。そのデザイン変更の一環として、Google 検索の画面において、グローバルで AdWords の新たな広告の掲載位置が設けられることになりましたのでお知らせします。

これまで、通常、広告は Google の検索結果の横に表示されていました。今後は、検索結果の下部に表示される場合があります。これは、広告の配置も含め、検索結果ページごとにレイアウトを調整することで、ユーザーの利便性を最大限に高めることを目的としています。日本では、検索クエリによってはこれまで検索結果の上部に表示されている広告のいくつかが既に下部に再度表示されておりましたが、今回の変更で、側部の広告が表示されることになります。

なお、検索結果の下に広告を表示するほうが、ページを上から下に読み進めるユーザーの動きによりマッチして効果的なケースがあることがわかっています。Google でテストしたところ、検索結果の側部より下部に表示された広告のほうが平均してクリック率が高くなっていました。

検索結果の上とそれ以外の場所に表示された広告の掲載結果を比較するには、[上部または側部] の分割表示を使用します。今後、検索結果の側部と下部、テストの表示回数はすべてまとめて「その他」という括りに分類されるようになります。これにより、検索結果の上とそれ以外の場所での広告の掲載結果の比較が簡単にできます。また、これに伴い [上部または側部] という分割表示の項目名は、2~3 週間のうちに [上部またはその他] に変更されます。

広告掲載場所の詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。