Posted by 小野 雄高 広告営業企画チーム

皆さん、こんにちは。前回の徹底活用講座の第一回目の内容はいかがでしたでしょうか?

第一回は、AdWords(アドワーズ)のご紹介やサービス説明から入るのではなく、Google の広告に対する考え方や利用者やユーザーを取り巻く環境の変化など、まずはテーマを俯瞰して説明させていただきました。

今回は、AdWords の特長をご紹介しながら、いよいよ具体的な活用のヒントについて話を移したいと思います。


Google AdWords(アドワーズ)の特長
Google AdWords を用いて消費者の興味、関心に合わせた広告/マーケティングを実現していくにはどうしたらよいでしょうか。まず、おさえておきたいのは、広告主の目的に合わせて自由に選べる 3 つの広告配信方法と 3 つの広告フォーマットです。

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3 つの配信方法とは、「検索連動型広告」「コンテンツターゲット広告」「サイトターゲット広告」。


  1. 「検索連動型広告」とは、検索キーワードに連動した広告を出稿するものです。みなさんも、Google の検索ボックスにキーワード入れて検索すると、検索結果の上部、あるいは右側に広告が表示されているのをご覧になったことがあると思います。
  2. 「コンテンツターゲット広告」とは、コンテンツ内容にあった広告を出すものです。例えば、「ケーキ、スイーツ」関連のコンテンツページにケーキ販売やケーキのレシピ本の広告を自動的に配信するといったものです。こちらも、普段いろいろなページを見ていて、「Ads by Google」と書かれた広告を目にされる機会も多いことでしょう。
  3. 「サイトターゲット」とは、関連したサイトを選び出して広告を出すものです。ターゲットとなるユーザーが訪れそうなサイトを広告主様が選択し、出稿するかどうかを決定します。


効果的な広告は、ターゲットであるユーザーに明確なメッセージを送る必要があるかと思います。そこで、広告主様の製品やサービスを的確に表現する広告を作成するため、AdWords には、「テキスト」「イメージ」「動画」の 3 つの広告フォーマットが用意されています。

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こちらは、実際の広告の掲載例をご覧いただくのが、一番分かりやすいと思います。

  1. テキスト広告
  2. イメージ広告
  3. 動画広告


このように、Google AdWords では、3 つの配信方法と 3 つの広告フォーマットの組み合わせにより、広告主様がそれぞれのマーケティング目的に応じて最適な広告手段を選択することができるようになっています。

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Google の広告ネットワーク
広大な広告ネットワークもその特長のひとつです。広告主様が、ユーザーの情報行動にあわせて広告を出稿できる仕組みを実現している背景には、この広告ネットワークが大きな役割を果たしています。

この広告ネットワークは、検索パートナーサイトとコンテンツパートナーサイトから成り立っています。特にコンテンツパートナーサイトは、プレミアムサイトや Google AdSense にご参加いただいている多数のウェブサイトやブログ運営者様によって、日本でも最大級の広告ネットワークを形成しています。

Google AdWords と Google AdSense は、よく混同されがちなのですが、サービスの対象として、それぞれ広告主様向けのものと、サイト運営者様向けのものとなっており、まったく別のものであることを言い添えておきましょう。

AdSense は、サイト運営者さまが、コンテンツにあった広告を配信する仕組みを導入することで収益をあげることのできる仕組みであり、 AdSense をご利用くださるサイト運営者様が増えれば増えるほど、AdWords における広告ネットワークが広がっていきます。 AdSense は、AdWords にとって、ちょうどコインの裏表のようなものなのです。このように、AdWords は、広告主様とサイト運営者様、そして、情報を求めるユーザーのみなさまを結びつける橋渡しを実現しているのです。

さて、Google AdWords の特長や AdSense との関係はご理解いただけましたでしょうか?次回は、コンテンツターゲット広告の効果をあげるためのヒントをご紹介する予定です。お楽しみに。