2007年11月2日
posted by 広告営業企画チーム / プロダクトスペシャリストチーム

先日ウェブサイト オプティマイザーに追加された新機能" A/B テスト "はもうお使いでしょうか?今日はウェブサイト オプティマイザーの戦略的な利用について考えてみたいと思います。
そもそもユーザーにとって良いウェブサイト、効率的にコンバージョンを得られるサイトとはどういったものでしょうか?例えば以下の要素を含んだウェブサイトはこれに当てはまると言えます。
  1. 伝わりやすいメッセージで書かれている。
  2. 魅力的なコンテンツがある。
  3. 直感的にわかりやすいデザインである。
Google Analytics を利用すれば、ユーザーのウェブサイト内遷移をどのように改善するのが良いかがわかります。さらに各ページごとの品質を高めるにはウェブサイト オプティマイザーを使ったさまざまなパターンのテストをおすすめします。
ウェブサイト オプティマイザーを利用する際、上記の例 1, 2 を調べるのであればページ全体を作り変える必要はありません。多変量テスト を使って該当セクションをテストすれば有益な結果がえられるでしょう。では 3 を向上させるにはどうすれば良いでしょうか?わかりやすいデザインを達成するためには、一例として以下のテストが考えられます。

  • ページの背景色
  • 厳選されたコンテンツ
  • セクションの位置、配置
  • セクションの大きさ
これらを最適化するためには、複数パターンのページを用意して実際に掲載し、それぞれのコンバージョン率を計測するのが良いでしょう。こちらを簡単に実施できるのがウェブサイト オプティマイザーの A/B テストです。
ところでウェブサイト オプティマイザーで計測できるコンバージョンとは、指定したコンバージョンページへの到達だけではありません。このたびページの閲覧時間をコンバージョン目標にできるようになりました。例えばウェブサイトによっては、その目的は物品の販売やユーザー登録の受付ではなく、ユーザーにコンテンツをじっくりと閲覧・視聴してもらうことでしょう。そういった場合にはユーザが特定のページに到達したかどうかだけではなく、ページを一定時間表示した後にコンバージョンをカウントし始めるこの機能が有効です。
ウェブサイト オプティマイザーは AdWords アカウントをお持ちの方であれば、どなたでも追加費用は必要なしにお使いいただけます。また、戦略的にウェブサイト オプティマイザー使うためのヒントとして、こちらの テストガイドと戦略もあわせてご参照ください。