Posted by 山澤 麻里子 プロダクトスペシャリストチーム

Google コンテンツ ネットワーク でのディスプレイ広告の価値をより適切に評価できるように、ビュースルー コンバージョンが AdWords のキャンペーン レポートでご確認できるようになります。

AdWords 上のディスプレイ広告は、ブランド認知を向上させ購入意欲を刺激することに適した広告ですが、今回ご紹介する ビュースルー コンバージョン機能 を利用することにより、広告主様はより適切にディスプレイ広告の効果測定を行うことができます。

具体的にいえば、ビュースルー コンバージョンは、「ディスプレイ広告を見ることはみたが、広告をクリックしなかったユーザーが、最終的には 30 日以内にコンバージョンを達成した」場合にカウントされることになり、より厳密なコンバージョン数の把握が可能になります。

では、ビュースルー コンバージョンがどのように機能するか、もう少し詳しくご説明しましょう。

例えば、あなたはペットフードのオンライン ショッピングを提供して、サイトに「メールマガジンの登録ページ」と「ショッピングカートの thank you ページ」の 2 つのページにコンバージョンを設定している広告主様だとしましょう。

ユーザーはあなたのディスプレイ広告を見ましたがクリックしませんでした。しかし、30 日以内にユーザーはサイトに再度訪問し、メールマガジンへの登録とオーガニックのキャットフードを購入した場合、AdWords 管理画面のキャンペーンのレポートに 2 つのビュースルー コンバージョンを確認されることになります。

ちなみに、ビュースルー コンバージョン機能は、Google コンテンツ ネットワークでのディスプレイ広告と他の広告ネットワークでのディスプレイ広告のパフォーマンスを容易に比較することができるので、ディスプレイ広告運用の最適化や広告費用の効率化を考えていただく際に役にたつでしょう。

なお、このビュースルー コンバージョン機能を利用していただくには、Adwords コンバージョン トラッキング の実装が必要になります。

Google コンテンツ ネットワーク上でのビュースルー コンバージョンについての詳細は、ヘルプ センター をご参考ください。このビュースルー コンバージョン機能が、より有益な情報として皆様のディスプレイ広告の最適化にご活用していただければ幸いです。