Posted by AdWords API Team

AdWords API の新しいバージョン v201206 がリリースされました。新しいバージョンでは、ディスプレイ ネットワークにおけるターゲティングを広告グループ単位で設定できる 柔軟なリーチ、SQL のような構文でより柔軟に対象を選択できるようになった新しい問い合わせ方法、新しいレポート タイプ、 などの変更が含まれています。

以下に主な変更点をご紹介しますが、詳細を確認したい場合はリリース ノート(英語)をご覧ください。

v201206 の特徴:
  • CampaignService, AdGroupService で 広告グループ単位での設定が可能に
柔軟なリーチの設定を有効にすると、これまでご利用いただいていたキャンペーン単位のターゲティングに代わって広告グループ単位でのターゲティングが可能になります。なお、一度柔軟なリーチの設定を有効にしたキャンペーンは以前の設定には戻せませんのでご注意ください。
  • カスタマー情報を取得する新しいサービス
v201206, v201109, v201109_1 において新しく ManagedCustomerService, CustomerService が使えるようになっています。v201206 からは ServicedAccountService, CreateAccountService はこの新しいサービスに代わり、廃止されることになります。
  • 新しいレポート
クリックに関する情報を取得する CLICK_PERFORMANCE_REPORT と、REACH_FREQUENCY のレポートがアカウント単位、キャンペーン単位、広告グループ単位で使用可能になっています。
  • AWQL
AdHoc レポートを含むいくつかのサービス(英語)で、SQL の構文のような AdWords Query Language が使用可能になっています。
  • その他の変更
AdSchedule ターゲティングが CampaignCriterionService に移行され、CampaignTargetService はサービス提供終了となりました。
v201206 のリリースにともない、以前のバージョンは以下のスケジュールでサービス提供終了となります。
  • v13 AccountService - 2012 年 8 月 20 日に提供終了されます
  • v201109, v201109_1 - 2012 年 10 月 26 日に提供終了されます
AdWords API の新しいバージョンがリリースされるたびに、AdWords API リリース ノート(英語)をご覧になることをお勧めいたします。もしご質問ありましたら、AdWords API forum (英語)AdWords API Office Hours(現状は英語のみ提供)にてお気軽にお知らせください。