Posted by Angelika Rohrer, Program Manager, Google Shopping

昨年、日本および米国を含む各国で商品リスト広告をベースとした Google ショッピングの商用モデルを展開する取り組みについて発表しました。この変更とそれに伴うユーザー エクスペリエンスの改善が、さまざまな規模のショップの皆様にとって、より多くのユーザーを呼び込む新たなチャンスになると考えています。

この目標を実現させるためには、ショップの皆様に質の高いデータを提供していただくことが不可欠です。そこでこのたび、Google ショッピングのフィード仕様に下記の変更を行うこととなりました。
  • 販売者が定めるマルチパック(セット販売の製品)への対応を強化していきます。たとえば、歯磨きのような多くの消費材がマルチパック(セット)で販売されていますが、新しいフィード仕様では、そうした商品の登録方法を明確に定めています。
  • 高解像度の画像で世界展開していきます。そのため、高さと幅が 800 ピクセル以上ある高画質の画像を使用して、商品をわかりやすく、見栄え良く宣伝することをおすすめします。
  • カスタム メイドの商品、ヴィンテージ商品、コレクション アイテムのような商品には、固有商品 ID がないことがあります。今後は、このような商品には ID の存在 [identifier exists] 属性を指定します。また、固有商品 ID の要件も更新しました。
  • 商品説明 [description] 属性および色 [color] 属性についての指針を、より正確で実用的となるよう更新しました。
  • 欧州連合(EU)およびスイスをターゲットとするショップの皆様を対象に、省エネ ラベル単位価格にフォーカスしたサポートを提供します。
  • 一般向けのウェブサイトで成人向けの商品アイテムを宣伝する場合は、そうしたアイテムを成人向けとして個別にタグ付けできるようになりました。
これらの変更のすべてが直ちに Google ショッピングに反映されるわけではありませんが、余裕を持ってご準備いただくことをおすすめします。また、更新したフィードが正しく処理されるよう、テスト フィード機能フィード デバッガをぜひご活用ください。

新しいフィード仕様属性要件のまとめをご確認のうえ、上記の変更に対する準備をおすすめください。なお、Google ショッピング プログラムをご利用の際は、常に法的要件に準拠する必要がありますのでご注意ください。

新しい Google ショッピング フィード仕様の施行について

固有商品 ID の新しい要件の適用は、次の日程で開始します。
  • 米国:  2013 年 7 月 15 日から
  • フランス、ドイツ、イギリス: 現在固有商品 ID を免除されているアカウントについては 2013 年 9 月 16 日から、それ以外のアカウントについては 2013 年 7 月 15 日から
  • 日本を含むその他の国:  2013 年 9 月 16 日から
新しい要件に準拠しない商品アイテムは不承認となり、Google ショッピングに掲載されなくなります。

上述の日程以降、アカウント単位での固有商品 ID の免除は終了させていただきます。固有商品 ID を持たない商品を識別するには、ID の存在 [identifier exists] 属性を使用し、アイテムごとに設定してください。