強化された Google ディスプレイ ネットワーク - ユーザー層分析、vCPM、動的リマーケティングに関するお知らせ
2015年10月14日水曜日
Posted by Brad Bender - Google ディスプレイ ネットワーク プロダクト マネジメント担当副社長
ニーズが生まれたら、手元のデバイスですぐに解決。そんな便利な時代だからこそ、消費者の期待値はかつてないほど高まっています。それに伴い、消費者が「買いたい」「見つけたい」といった意向を示した瞬間を捉えたいというマーケティング担当者のご要望も高まっています。
今日は、そうしたタイミングを捉えたアプローチを可能にする、Google ディスプレイ ネットワークの機能をいくつか紹介します。
顧客についての情報、たとえば年齢層、所在地、関心分野などを把握することで、マーケティングに関する判断の精度も上がります。
AdWords のユーザー層分析では、リマーケティング リスト内のユーザーについて、属性、関心分野、所在地、使用デバイスといった集計データを得られます* 。このレポートは AdWords の管理画面の [共有ライブラリ] で確認できます。
たとえば、コンバージョンに至ったユーザーの多くがジャズが好きだとわかった場合、そのアフィニティ カテゴリをキャンペーンに追加することができます。また、顧客の多くが 25~34 歳の女性だった場合、その年齢層に合わせて広告をカスタマイズすることも可能です。詳細
例:このリマーケティング リストは 25~34 歳の割合がユーザーの 30% であり、 米国の平均である 19.9% を大きく上回っていることがわかります。
ベルギーの通信会社 BASE がユーザー層分析を利用したところ、サイクリングが好きな人は、携帯電話を購入する確率が一般的な顧客の 2 倍であることがわかりました。この分析に基づいてサイクリングが好きな人にアプローチすることで、BASE はコンバージョンの倍増に成功しています。同社は現在では、オンラインとオフラインの両方で、ユーザー層分析を広告戦略の判断材料として活用しています。
Sony PlayStation はユーザー層分析を通じて、クラシック音楽が好きな人は、自社のブランドとのエンゲージメントに至りやすいことに気づきました。同社は Google ディスプレイ ネットワークでこうした層にアプローチすることで、通常利用しているアフィニティ カテゴリと比べて 31% 高い視聴完了率を実現し、同じ予算でより多くの視聴数を獲得することができました。同社は現在、このユーザー層分析を利用して、新しいキャンペーンのターゲット ユーザーを選定しています。
ディスプレイ広告の実に 56% は、スクロールしなければ見えない位置や別のタブにあるため、ユーザーの目に触れずに終わるというデータがあります。**
こうした状況を踏まえ、インプレッション単価制を採用しているすべての Google ディスプレイ ネットワーク キャンペーンは、「視認可能なインプレッション」に基づく方式(vCPM: 視認範囲のインプレッション単価)に移行することになりました。
むこう数か月間で、視認可能なインプレッション(英語記事)、すなわちユーザーの目に触れる位置に掲載された場合以外のインプレッションに対して、広告料金が発生しなくなります。
ユーザーが使用するデバイスは形もサイズもさまざまです。また、コンテンツの向きが横になったり、タップ、スワイプなどの操作が加わることもあります。こうしたさまざまな掲載フォーマットに対応するには、広告の表示方法も柔軟でなければなりません。
このたび動的リマーケティングが新しくなり、デバイスの種類に応じて広告の形やサイズが自動的に調整されるようになりました。どんなモバイルサイトでも、PC 用サイトでも、アプリでも見栄えよく表示できるよう、広告の外観が調整されます。
たとえば、広告主様のロゴが青と黄色を中心とする配色なら、広告の枠線や背景も自動的に同様の配色となります。さらに、自動的に何種類かの色の組み合わせをテストし、最も掲載結果の良いものを採用していきます。またこのような自動調整に対し、好みに合わせて変更を加えることも可能です。
本日ご紹介した機能は、あらゆる規模の広告主様に活用いただけるものです。Google ディスプレイ ネットワークのこうした技術が、皆様が重要な瞬間を逃さず捉える一助となれば幸いです。
*分析はすべて匿名化された集計済みデータによるものです。
**Google 調べ、2014
ニーズが生まれたら、手元のデバイスですぐに解決。そんな便利な時代だからこそ、消費者の期待値はかつてないほど高まっています。それに伴い、消費者が「買いたい」「見つけたい」といった意向を示した瞬間を捉えたいというマーケティング担当者のご要望も高まっています。
今日は、そうしたタイミングを捉えたアプローチを可能にする、Google ディスプレイ ネットワークの機能をいくつか紹介します。
ユーザー層分析 - リマーケティング リスト内のユーザーについて知る
顧客についての情報、たとえば年齢層、所在地、関心分野などを把握することで、マーケティングに関する判断の精度も上がります。
AdWords のユーザー層分析では、リマーケティング リスト内のユーザーについて、属性、関心分野、所在地、使用デバイスといった集計データを得られます* 。このレポートは AdWords の管理画面の [共有ライブラリ] で確認できます。
たとえば、コンバージョンに至ったユーザーの多くがジャズが好きだとわかった場合、そのアフィニティ カテゴリをキャンペーンに追加することができます。また、顧客の多くが 25~34 歳の女性だった場合、その年齢層に合わせて広告をカスタマイズすることも可能です。詳細
例:このリマーケティング リストは 25~34 歳の割合がユーザーの 30% であり、 米国の平均である 19.9% を大きく上回っていることがわかります。
ベルギーの通信会社 BASE がユーザー層分析を利用したところ、サイクリングが好きな人は、携帯電話を購入する確率が一般的な顧客の 2 倍であることがわかりました。この分析に基づいてサイクリングが好きな人にアプローチすることで、BASE はコンバージョンの倍増に成功しています。同社は現在では、オンラインとオフラインの両方で、ユーザー層分析を広告戦略の判断材料として活用しています。
Sony PlayStation はユーザー層分析を通じて、クラシック音楽が好きな人は、自社のブランドとのエンゲージメントに至りやすいことに気づきました。同社は Google ディスプレイ ネットワークでこうした層にアプローチすることで、通常利用しているアフィニティ カテゴリと比べて 31% 高い視聴完了率を実現し、同じ予算でより多くの視聴数を獲得することができました。同社は現在、このユーザー層分析を利用して、新しいキャンペーンのターゲット ユーザーを選定しています。
vCPM(視認可能なインプレッション)を全面的に採用
ディスプレイ広告の実に 56% は、スクロールしなければ見えない位置や別のタブにあるため、ユーザーの目に触れずに終わるというデータがあります。**
こうした状況を踏まえ、インプレッション単価制を採用しているすべての Google ディスプレイ ネットワーク キャンペーンは、「視認可能なインプレッション」に基づく方式(vCPM: 視認範囲のインプレッション単価)に移行することになりました。
むこう数か月間で、視認可能なインプレッション(英語記事)、すなわちユーザーの目に触れる位置に掲載された場合以外のインプレッションに対して、広告料金が発生しなくなります。
改良された動的リマーケティング広告
ユーザーが使用するデバイスは形もサイズもさまざまです。また、コンテンツの向きが横になったり、タップ、スワイプなどの操作が加わることもあります。こうしたさまざまな掲載フォーマットに対応するには、広告の表示方法も柔軟でなければなりません。
このたび動的リマーケティングが新しくなり、デバイスの種類に応じて広告の形やサイズが自動的に調整されるようになりました。どんなモバイルサイトでも、PC 用サイトでも、アプリでも見栄えよく表示できるよう、広告の外観が調整されます。
たとえば、広告主様のロゴが青と黄色を中心とする配色なら、広告の枠線や背景も自動的に同様の配色となります。さらに、自動的に何種類かの色の組み合わせをテストし、最も掲載結果の良いものを採用していきます。またこのような自動調整に対し、好みに合わせて変更を加えることも可能です。
本日ご紹介した機能は、あらゆる規模の広告主様に活用いただけるものです。Google ディスプレイ ネットワークのこうした技術が、皆様が重要な瞬間を逃さず捉える一助となれば幸いです。
*分析はすべて匿名化された集計済みデータによるものです。
**Google 調べ、2014