Posted by 萩倉 健支 AdWords API チーム

AdWords API の新しいバージョン v201209 がリリースされました。新しいバージョンでは複数のキャンペーンで予算を共有する機能、広告グループ単位でデモグラフィック ターゲット(性別、年齢によってターゲティングを行うこと)を行う機能、広告のローテーション設定の新しいオプション、レポートのダウンロード時のエラーメッセージをよりわかりやすくする変更などが含まれています。

以下に主な変更点をご紹介します。詳細を確認したい場合はリリース ノート(英語)をご覧ください。

v201209 の特徴
  • 共有予算
    v201209 からのサービスの BudgetService を使用することにより複数のキャンペーンで予算を共有することができるようになります。まず、どのキャンペーンにも紐づいていない予算を BudgetService で作成してから、CampaignService を使用して予算とキャンペーンを紐づけることになります。
  • 無期限で均等に表示
    広告のローテーション設定に無期限で均等に広告を表示する新しいオプション(ROTATE_INDEFINITELY)が追加されました。詳細についてはこちらのブログを参照ください。
  • 広告グループ レベルでのデモグラフィック ターゲット
    性別、年齢でターゲティングを行うデモグラフィック ターゲットが、広告グループ単位で可能になりました。キャンペーン単位での性別、年齢の除外設定は、今までと同様に行えます。
  • レポートに関する変更
    XML のフォーマット変更が行われ、レポートのダウンロード時により詳細な情報を取得できるようになりました。また、事前にレポートを定義する必要のあった、reportDefinitionId を使用したレポートの取得は廃止されました。
v201209 のリリースに伴い、v201206 のバージョンは 2013 年 2 月に廃止されることになります。他のバージョンの廃止時期についてはこちらのドキュメント(英語)をご参照ください。
今回のリリースについてご質問がありましたら、AdWords API forum (英語)でご質問いただくか、10 月 23 日に予定している GDL(Google Developers Live)にお気軽にご質問をお寄せください。

Posted by 丹下 智貴 - 広告ソリューション推進本部、麦島 修 - 西日本営業部

「おいしさと健康」を企業理念とし、これまでに多くのヒット商品を世に送り出し続けてきた江崎グリコ株式会社。同社では、主に若年層や女性層に対してポッキーのブランドイメージやその世界観を HTML5 を使った新しい技術でエンターテインメントに昇華することで、ポッキーがより愛される存在になっていくことを目指し、2012 年 3 月より「ポッキーグランプリ」キャンペーンを展開しました。キャンペーンへの誘導手段として、従来では難しかった「プッシュ型のエンターテインメント コンテンツ」を実現し、また広告効果を通常のスマートフォンに最適化されたサイトにおける広告表現と比較・検証するための調査をおこなうため、AdMob ネットワーク広告を採用しました。

商品の世界観を HTML5 を活用し表現

“Stick to fun! - いつも楽しいことといっしょ!” をコンセプトに、誰からも愛されるお菓子「ポッキー」。「ポッキーグランプリ」キャンペーンは、その世界観をスマートフォン特有の機能を活かして、いつでもどこでも楽しめるゲームコンテンツとして表現し、展開されました。キャンペーンは、スマートフォン上で HTML5 で作成をしたアニメーションバナーをクリックすると、フルスクリーンのリッチアドが展開され、ポッキーを使用した「キャッチ」「バランス」「やり投げ」「アーチェリー」「ストップ」の 5 つのミニゲームを用意。SNS も連動させ、ゲーム結果は Twitter、 Facebook で共有できるようにしています。



通常のスマートフォンに最適化されたサイトよりも高い評価を獲得

キャンペーン終了後、同キャンペーンが消費者にどのようなインパクトを与えることができたのかを検証するため調査を実施しました*。その結果、 HTML5 で作成したリッチアドの展開により、様々な指標で消費者に対して影響を与えていることがわかりました。まず、今回のキャンペーンサイトの評価を把握するため、通常のスマートフォンに最適化されたサイトと比較したところ、HTML5 のキャンペーンサイトの方が、全体的にエンゲージメントが深まり、その結果商品関与度が高くなっていることがわかりました。

[キャンペーンサイト評価]


HTML5 を使うことで、ブランドとの接触時間が増加

次に、滞在時間を通常のスマートフォンに最適化されたサイトと比較したところ、通常のサイトを体験したユーザーの 49% が滞在時間「1 分未満」であったのに対し、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーの 78% は滞在時間が「1 分以上」となっていました。特に、滞在時間が「5 分以上」だったと回答したユーザーが全体の 32% と圧倒的に多く、HTML5 を活用したコンテンツにより、長くブランドに接してもらうことに成功しました。

[滞在時間]


興味関心の醸成により、実行動を促すことに成功

次に、当初の目的であるキャンペーンサイトを実際に体験したユーザーが、体験後にどのような行動を起こしたかを質問した結果、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーは、「ポッキー」に対し、何かしら興味を持ち、他のサイトを見たり、周囲にすすめたり、手に取ったりという行動を起こしていたことがわかりました。その中でも、HTML5 のキャンペーンサイトを体験したユーザーの 46% が実際に「商品を食べた」と回答し、商品を実際に手にして食べてもらうことができました。

[キャンペーンサイトを見た際や見た後に行ったこと]


同社では、今回のキャンペーンの結果を受け、今後も消費者との強固なエンゲージメントを構築し、自社商品の販売促進をするために、スマートフォンへの HTML5 で作成をしたリッチコンテンツの提供と誘導強化としての AdMob の活用を推進していこうとしています。

AdMob に関する詳しい情報はこちらをご覧ください。

*調査概要
調査方法:モバイルインターネット調査(オープンアンケート方式)、調査地域:日本全国、調査対象:男女 15 歳以上の Android / iPhone / iPod /iPod touch ユーザー、調査回答者数:820S、調査実施期間: 2012 / 3 / 29 - 2012 / 4 / 18、調査実施:ビデオリサーチインタラクティブ

7 月に本ブログでもお知らせしたとおり、2012 年 10 月 28 日をもちまして、AdWords Editor バージョン 9.5.1 と 9.7.1 のサポートを終了いたします。この日以降もバージョン 9.5.1 や 9.7.1 を使用し続けると、アカウント データのダウンロード時や、変更内容の確認・送信時にエラーが発生します。このような問題を避けるため、お早めに最新バージョン(9.8.1)にアップグレードしていただきますよう、お願いいたします。

バージョン 9.8.1 へのアップグレードは、AdWords Editor の起動時に表示される確認画面から行うことができます。なお、未送信の変更やコメントが失われないようにするには、必ず、確認画面で [バックアップ後、更新] を選択してください。AdWords Editor のウェブサイトから最新バージョンをダウンロードすることもできます。

バージョンごとの変更内容をすべて確認するには、リリース ノートをご覧ください。ご利用の AdWords Editor のバージョンを確認するには、Windows の場合は [ヘルプ] メニューの [AdWords Editor について]、Mac の場合は [AdWords Editor] メニューの [AdWords Editor について] をクリックしてください。

Posted by Mark Martel - Google Ads チーム

今年 5 月に実施した広告ローテーションの機能の変更に対し、皆様から数多くのご意見をお寄せいただきました。6 月にはそのフィードバックに応え、いくつかの対策を講じました。まず、 [均等にローテーション] を選択したキャンペーンで広告が均等に表示される期間を、30 日から 90 日に延長しました。そして、無期限での均等配信をご希望の方には、 5 月以前と同様の仕様をご利用いただくための申請フォームをご用意いたしました。

またその際、皆様からのご要望次第では、広告を無期限で均等に配信するための選択肢を管理画面に追加する可能性がある旨をお知らせしておりました。

AdWords 管理画面で [無期限で均等に表示] を選択できるように

現在無期限での均等配信を利用されているアカウントは全体の 1% 未満ですが、この度 AdWords 管理画面から直接、[無期限で均等に表示] オプションを選べるようになりました。

[無期限で均等に表示] を選択すると、掲載結果の良し悪しを問わず、広告グループ内の複数の広告が同程度の頻度で表示されます。この設定を選ぶと、クリック数が減少するとともにクリック単価が上昇し、広告の掲載順位が低下する可能性があります。キャンペーンの掲載結果に悪影響を与える可能性があるため、一般的にはおすすめしていない設定方法ですが、ご都合に応じてご利用ください。

広告ローテーションの設定を変更するには、AdWords 管理画面で変更したいキャンペーンを選択し、 [設定] タブをクリックします。次に、[詳細設定] セクションで、[広告配信: 広告のローテーション、フリークエンシー キャップ] をクリックします。

フォームによる設定変更依頼の受付終了

AdWords 管理画面から直接設定を変更できるようになったため、フォームによる変更依頼の受付は終了いたします。既にフォームを通じて申請いただいているアカウントについては、現在 [均等にローテーション] が選択されているキャンペーン設定を、10 月下旬に Google 側で [無期限で均等に表示] に変更いたします。新しく作成するキャンペーンについては、これまでにフォーム経由でご連絡いただいているかどうかを問わず、管理画面で直接設定を行なってください。

皆様からいただくご意見について

AdWords で機能変更を行う際は、ユーザーと広告主様の両方に対する影響を調べるため、入念なテストを行っています。同時にまた、皆様からいただくフィードバックやご提案は、AdWords のサービスを改善していく上で欠かせない重要な材料となっています。AdWords サポート チームに寄せられるご意見、 AdWords フォーラム、Google+ ページといったソーシャルチャネル、そして AdWords について触れている様々なサイトなどを通して、引き続き皆様の声に耳を傾けてまいります。

Posted by Mansi Goel - グローバル広告ポリシー リード

Google では、ウェブの変化に対応し、常にユーザーにとって利便性が高い広告を掲載できるよう、AdWords 広告掲載ポリシーの定期的な見直しを行なっております。

また、それぞれのポリシーの意図を明確にするとともに、必要であれば施行強化のための対策を行って、ユーザーやビジネス パートナーの皆様がより快適に広告サービスをご利用いただけるよう努めております。

本日は、 10 月 15 日施行予定の、ソフトウェア原則アービトラージ広告表現関連性、明確性、正確性に関する AdWords ポリシー変更についてお知らせいたします。

以下が変更の概要です。
  • アービトラージ(広告の表示を主な目的とするサイト)とみなされるサイトについて、具体例をいくつか追加しました。
  • 広告表現が、リンク先ページで提供している商品やサービスを正しく反映している必要があるという点を、さらに明確にしました。
  • 広告へのキーワード挿入についてのルールを追加しました。
  • ソフトウェア原則ポリシーを見直し、重要な情報はソフトウェアのダウンロード開始前に提供する必要があるという点や、有害なソフトウェアまたはアンインストールが難しいソフトウェアの禁止などを盛り込みました。
変更内容の詳細と、ポリシーに準拠する方法については、リリースノートをご覧ください。

広告主様、サイト運営者様、ユーザーの三者から成るエコシステムは、急速な進化を続けています。それに伴い、ユーザーの利便性を損なう可能性のある広告手法や、AdWords のポリシーの趣旨に反する技術も、さらに高度なものとなってきています。

今回のガイドライン明確化、そしてルールの厳格化は、より正確、明確で役立つ広告をユーザーに提供していくための変更です。新しいポリシーの導入を通じ、より安全で信頼できるサービスの提供を目指してまいります。

Posted by Mark Martel - Google 広告チーム

サイトリンクを使用すると、ウェブサイト内の複数のページへのリンクを広告に表示することができます。ユーザーが目指すページに簡単にアクセスできるようになるため、クリック率の向上も見込めます。

AdWords のポリシーでは、常に多様性のある情報をユーザーに提供するため、同一キャンペーン内に登録された複数のサイトリンクには異なるリンク先ページを設定するよう規定しています。

しかし最近は、同じリンク先ページや同じコンテンツを使用したサイトリンクの数が増加しています。そこで 9 月 25 日より、このポリシーの施行をより強化することとなりました。

対象となるサイトリンクと施行強化の内容
既存のサイトリンクで重複の有無を確認・修正する作業にはお時間と労力がかかると予想されるため、9 月の時点では、新たに追加・編集されたサイトリンクのみが対象となります。

サイトリンクを新たに追加したり、ご登録済みのサイトリンクを編集したりすると、自動的にリンク先の検証が行われます。その結果、上記リンクでご案内している基準を満たしていないと判断された場合は、そのサイトリンクは表示されなくなります。

ご登録済みのサイトリンクに対するポリシーの施行強化は後日実施される予定ですが、お早めの対処をお願いいたします。

表示形式や掲載結果への影響
一部のサイトリンクが表示されなくなった場合、キャンペーン内のその他のサイトリンクの表示形式にも影響が及ぶ可能性がございます。

広告に表示されるサイトリンクの数や行数は、様々な要因で変動します。2 行あるいは 3 行のサイトリンクが表示される広告は、サイトリンクが 1 行のみ表示される広告と比べてユーザーの目に留まりやすく、クリック率も高くなる傾向があります。

そして複数行のサイトリンクが表示される可能性は、表示可能なサイトリンクがキャンペーンに多く登録されているほど高くなります。  (推奨:キャンペーンに 6~10 個のサイトリンクを設定することをおすすめします。)

ポリシーの施行強化の影響で表示可能なサイトリンクの数が減ると、複数行のサイトリンクが表示されにくくなったり、さらにはサイトリンク自体が表示されなくなる可能性も考えられます。

対処方法
引き続きサイトリンクで最大の効果をあげるためには、下記の手順で重複の有無を確認することをおすすめします。
  1. AdWords アカウントにログインして [広告設定オプション] タブをクリックします。
  2. プルダウン メニューで [表示: サイトリンク設定オプション] を選択します。
  3. サイトリンクをクリックして、リンク先ページを確認します(このクリックは課金対象になりません)。
  4. 同一のコンテンツや URL に誘導するサイトリンクが見つかった場合は、そのサイトリンクにカーソルを合わせ、鉛筆アイコンをクリックして修正します。
  5. それぞれのキャンペーンで広告やキーワードのリンク先も確認し、サイトリンクのリンク先と見比べるとより確実です。
多くのサイトリンクが登録されている場合は、最も頻繁にサイトリンクが表示されているキャンペーンから対処することをおすすめします。

なお、お店やサービスの名称、商品名やブランド名がキーワードとして設定されているキャンペーンほど、サイトリンクは表示されやすくなります。また、サイトリンクの一覧ページで表示回数やクリック数の列ヘッダーをクリックすると、表示回数やクリック数が多い順にデータを並べ替えることができます。

その他、サイトリンクの要件や注意事項については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。

以前お知らせした通り、AdWords のシステムメンテナンスを実施いたします。

システムメンテナンスは、日本時間 9 月 23 日(日曜)午後 12 時頃(米国太平洋時間 22 日午後 8 時頃)に完了する予定です。

メンテナンス期間中、設定済みの広告の配信は通常どおり行われますが、アカウントにログインし、変更を加えることはできません。また、自動化ルールや API、AdWords Editor を通じて編集を行うこともできませんのでご注意下さい。

皆様には大変ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。