インタレスト ベース広告にユーザー属性のカテゴリ機能が追加されました
2010年9月30日木曜日
Posted by プロダクトマーケティングマネージャー Dan Friedman
Google では、2009 年 3 月に Google ディスプレイ ネットワークで広告主様の提供する商品やサービスに関心を持つ可能性の高いユーザーに効果的にアプローチしていただけるように、まずは米国においてインタレスト ベース広告のベータ版をリリースし、リマーケティングとインタレスト カテゴリ マーケティングなどの機能の提供を開始しました。
さまざまな調査の結果、インタレスト ベース広告は、ユーザーには関連性の高い広告と商品、広告主様には実効的なキャンペーン、サイト運営者様には高い収益、というように優れた効果をもたらすことがわかっています。リマーケティングは、今年度すべてのお客様でご利用可能となり、インタレスト カテゴリ マーケティングをご利用になる広告主様の数も増え続けています。
このたび Google では、さらにサービスの質を高め、ユーザーが表示される広告をより詳細に管理できるよう、新たなカテゴリを追加し、年齢や性別などのユーザー属性のカテゴリに関連する広告を表示できるようになりました。
その仕組みはインタレスト カテゴリ マーケティングと同じで、Google ディスプレイ ネットワークで閲覧されたサイトやページに基づき、ユーザー個々のブラウザにカテゴリが関連付けられます。そして、 ユーザー属性カテゴリを関連付ける際は、閲覧された Google ディスプレイ ネットワークのサイトの種類を検証し、アクセスに関する集計データとその情報を比較します。
たとえば、利用者の大部分を女性が占めるサイトに頻繁にアクセスしている場合、そのブラウザの Cookie は「女性」のユーザー属性のカテゴリに関連付けられます。 これにより、広告主様は Google ディスプレイ ネットワークのサイトを閲覧するこれらのユーザーに、女性向けの広告をより頻繁に表示することができます。同様に、スポーツやガーデニングなどのカテゴリに関連した広告を表示することも可能です。
一方、インタレスト カテゴリと同様に、ユーザー側では Ads Preferences Manager を使用してユーザー属性のカテゴリを表示、編集することや、インタレスト ベース広告が一切表示されないよう設定することができます。
ブラウザに関連付けられるインタレスト カテゴリと推定ユーザー属性は、ユーザー データではなく、最近閲覧した Google ディスプレイ ネットワークのサイトに基づいて決まるため、関連付けられるカテゴリは変化する可能性があります。インタレスト カテゴリとユーザー属性に基づく広告を提供する会社の 1 つとして、Google では今後も最高レベルの管理性と透明性を提供できるよう努めてまいります。
新しいユーザー属性のカテゴリも含め、インタレスト カテゴリ マーケティングは引き続きベータ版での提供となりますが、今後さらに多くの広告主様にご利用いただけるよう取り組んでまいります。