事例紹介 -Google ディスプレイ ネットワークへのさまざまなターゲティング手法を活用し、ROI を改善「TBC グループ株式会社」
2010年12月21日火曜日
Posted by 広告営業第一部 アカウントエグゼクティブ 藤本あゆみ
ディスプレイ ネットワークへの配信効果は、検索連動型広告に比べクリック単価が約 55% 低く、結果的に効率的な獲得にもつながっています。AdWords 経由のコンバージョン数全体のうち、現在では約 8.7% がディスプレイ ネットワーク経由となっています。
「Google ディスプレイ ネットワークは、一般的なバナー広告メニューでは出せないような配信先があることも魅力です。ターゲティングの方法も広がり、コストをかけずに最適な箇所へリーチできるようになりました。」(三吉氏)
「Google の場合、広いネットワークを持っているので、リマーケティングの広告が有効に配信されるのが魅力です。配信精度も良いので、効率的な顧客獲得ができていると感じています。今後は、ターゲットとするリストを見直しながら運用を続け、最適化をはかることで、全体的な獲得コストをさらに下げていくことができればと考えています。」(三吉氏)
新たな機能も積極的に実施
様々なサービス(脱毛、フェイシャル、シェイプメンズ)を展開している TBC では、ユーザーの来訪目的も多岐に渡るため、サイトリンクを活用して来訪目的に合った適切なランディングページへ素早く誘導しています。同時にサイトリンクを活用することで、ランディングページへ到達する前段階(検索連動型広告が検索結果に表示されている段階)で、テキスト広告の文字数の範囲で表現しきれない情報を伝えることができ、TBC の総合的なサービスメニューをユーザーに伝えることができるようになりました。
また、Google ディスプレイ ネットワークの数々のウェブサイトの中でも YouTube の可能性に注目し、YouTube の動画ターゲティング ツールを使い、動画を視聴中のターゲット顧客との接点づくりを試みています。
「YouTube は今や無視できないユーザー数を抱えたウェブサイトへと成長しており、ユーザーとの接触ポイントを拡大するためアプローチをしています。動画のカテゴリーや特定の動画を配信先として指定することができるので、ターゲット顧客のデモグラフィックや、視聴しそうな動画を選別して掲載しています。具体的な効果は今後検証していく必要がありますが、リーチを拡げる意味でも今後 YouTube を活用した施策にはチャレンジしていきたいと思っています。」(三吉氏)
日本の「美」に貢献する、美しさのトータルプロデュース企業、TBC グループ株式会社。全国に 173 の TBC サロン、53 のメンズ TBC サロンを展開しています(2010 年 10 月現在)。当初、Google AdWords を中心としたリスティング広告を実施、2 年程前から他のオンライン広告全般へと拡大し、積極的なプロモーションを展開しています。AdWords の活用方法について、宣伝部 三吉利征氏にお話を伺いました。
Google ディスプレイ ネットワークへの広告配信
「SEM 戦略をより強化する中で、AdWords においてはさらに獲得数を高めるため、Google ディスプレイ ネットワークを活用することが有効であると考えました。現在では、AdWods 全体予算のうち約 15% を Google ディスプレイ ネットワークへの配信に費やしています。」(三吉氏)
ディスプレイ ネットワークへの配信効果は、検索連動型広告に比べクリック単価が約 55% 低く、結果的に効率的な獲得にもつながっています。AdWords 経由のコンバージョン数全体のうち、現在では約 8.7% がディスプレイ ネットワーク経由となっています。
「Google ディスプレイ ネットワークは、一般的なバナー広告メニューでは出せないような配信先があることも魅力です。ターゲティングの方法も広がり、コストをかけずに最適な箇所へリーチできるようになりました。」(三吉氏)
リマーケティングの導入
Google ディスプレイ ネットワークへのターゲティング手法として新たに加わったリマーケティング。同社ではこの機能をいち早く採用し、キャンペーンの CPA (獲得単価)を改善しています。
Google ディスプレイ ネットワークへのターゲティング手法として新たに加わったリマーケティング。同社ではこの機能をいち早く採用し、キャンペーンの CPA (獲得単価)を改善しています。
様々なメニューを扱っている TBC の場合、主力メニューのランディングページに訪れたユーザーをリスト化し、リマーケティング広告を配信しています。
その結果、クリックスルー コンバージョン率(クリック後のコンバージョン率)は、同社のディスプレイ 広告キャンペーンの平均に比べ約 5.9 倍、クリックスルー コンバージョン(コンバージョン 1 件あたりにかけた費用)は 4 分の 1 以下となるなど、CPA の大幅改善に成功しました。
「Google の場合、広いネットワークを持っているので、リマーケティングの広告が有効に配信されるのが魅力です。配信精度も良いので、効率的な顧客獲得ができていると感じています。今後は、ターゲットとするリストを見直しながら運用を続け、最適化をはかることで、全体的な獲得コストをさらに下げていくことができればと考えています。」(三吉氏)
新たな機能も積極的に実施
日々革新を続ける AdWords の機能。同社ではそうした新しい機能を積極的にマーケティング活動に採用しています。
最大 4 つのリンク先をあらかじめ設定することで、Google 検索でブランドキーワードを中心としたキーワードで検索をした際に広告内に表示される「サイトリンク」機能もその中の 1 つです。
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また、Google ディスプレイ ネットワークの数々のウェブサイトの中でも YouTube の可能性に注目し、YouTube の動画ターゲティング ツールを使い、動画を視聴中のターゲット顧客との接点づくりを試みています。
「YouTube は今や無視できないユーザー数を抱えたウェブサイトへと成長しており、ユーザーとの接触ポイントを拡大するためアプローチをしています。動画のカテゴリーや特定の動画を配信先として指定することができるので、ターゲット顧客のデモグラフィックや、視聴しそうな動画を選別して掲載しています。具体的な効果は今後検証していく必要がありますが、リーチを拡げる意味でも今後 YouTube を活用した施策にはチャレンジしていきたいと思っています。」(三吉氏)
検索連動型広告でリーチしきれない潜在顧客層との接点づくり。広告配信先をディスプレイ ネットワークへ拡げることで、大幅なリーチの拡大を実現しながら、同時に新たな顧客との接点作りにかけるマーケティング費用に対しても、リマーケティングを活用することで、より効率化をはかった運用が実現されています。
Google ディスプレイ ネットワークのメリットついてはこちらのヘルプページを、その他、AdWords の活用事例については、こちらのページもご確認ください。