Posted by 第一広告営業本部 教育業界担当 部長 西 康裕 / 広告代理店営業本部 高田 愛美

  

オンライン マーケティングに注力している株式会社ベネッセコーポレーションは、エンハンスト キャンペーン移行に伴い、Google AdWords アカウントの統合運用をいちはやく実行。広告代理店の GMO NIKKO 株式会社と協力して戦略的にアカウント統合を行った結果、各キャンペーンで目標を上回る成果を達成しました。その後も、統合型運用の知見を貯めながら運用しています。

Google AdWords アカウント統合における、ベネッセの施策と成果

統合アカウント 1)【こどもちゃれんじ/進研ゼミ】
ベネッセの代表的なサービスである、通信教育サービス。幼児から高校生までが対象。
入会数の増加がデジタル マーケティングの目標。

・統合における工夫と施策
統合前のパフォーマンスを維持しながら、タブレット配信の追加でコンバージョン(以下 CV)数の増加を図るべく、PC とスマートフォンを統合しました。統合型運用にあたり、グルーピング構成を工夫。検索広告では、集客を増やすためにビッグからミドルワードの入稿を強化しました。ディスプレイ広告では、これまで以上にグループを細分化。ターゲットとクリエイティブの掛け合わせごとにグルーピングを行い、運用しながら最適な組み合わせを明確化しています。

・統合後の成果
タブレット配信の CV 数は統合後に 29% 増加。スマートフォンの CV 数も 41% 増加。

統合アカウント 2)【 Benesse マナビジョン】
ベネッセの多岐にわたるサービスの中で、高校生の進路・進学のサポートに特化し、様々な進学情報を提供。高校生のサイトの利用や活用促進、サイトへの会員登録、資料請求などがデジタル マーケティングの目標。

・統合における工夫と施策
スマートフォン経由の CV 数が伸びてきているので、更なる増加を目指して統合型運用を実施しました。施策として、エンハンスト キャンペーン移行時に拡張 CPC を導入。また、入札単価のスマートフォン比率をグループ単位で計算して再設定を実施しました。

・統合後の成果
アカウント全体の結果として、コンバージョン率(以下 CVR)が 25% 向上、CPA は 21% 低下。スマートフォンからの CVR は 79% 向上し、CPA は半分以下に低下。

統合アカウント 3)【いぬのきもち、ねこのきもち】
犬や猫のペット情報誌として、しつけや健康情報など提供。ペットの飼い主をターゲットとし、雑誌購読申し込みがデジタル マーケティングの目標。

・統合における工夫と施策
主に入札管理を工夫。過去の運用実績から、デバイスと配信メニューごとの販売実績と、PC とスマートフォンでの成果の傾向を集計しました。またエンハンスト キャンペーン移行後に、適切な入札単価を維持できるように、実績と移行後の入札価格の集計をすべてのグループに実施。統合後、効率よく複数デバイスの配信管理ができるよう、グルーピングの変更も実施しました。

・統合後の成果
アカウント全体の結果として、CVR が 75% 向上、CPA は 16% 低下。

全体の成功要因と今後の対策

エンハンスト キャンペーン移行と統合設計の統括を行った GMO NIKKO 古田のどか氏は、「統合型運用を行うことで、各々のデバイスへの寄与度が一元管理できるため、ウェブ プロモーションの最適化が期待できる」と語ります。

またベネッセ家庭学習事業本部デジタル マーケティング部の佐藤竜氏は、「マルチデバイス化に対応したウェブ プロモーションの土台が整備でき、潜在顧客、見込顧客の接点機会と拡大、広告効果の最大化の可能性が広がった」と今後の展望を語っています。

株式会社ベネッセコーポレーション
通信教育をはじめとする教育、育児、生活の領域で、さまざまな商品・サービスを展開。
http://www.benesse.co.jp/‎

GMO NIKKO株式会社
Web サイトを軸とするコミュニケーション「企画」をもとに、企業の課題解決につながる施策を提案する総合インターネット広告会社。
http://www.koukoku.jp/



Posted by Karen Yao - 上級プロダクト マネージャー

今日のユーザーは複数のデバイスを使い分け、時間帯を問わず検索やサイトの閲覧を行っています。Google では、こうしたマルチスクリーン時代のユーザーに効果的にアプローチしていただけるよう、AdWords エンハンスト キャンペーンを導入しました。

またそれに伴い、サイトリンク、電話番号、アプリ リンクの各広告表示オプションについてもアップグレード版をご用意しました。広告表示オプションをアップグレードすると、以下の機能をご利用いただけるようになります。
  • 広告表示オプションを表示するデバイスを指定し、モバイルと PC で異なるメッセージを表示する
  • 広告表示オプションを広告グループごとに設定して、電話番号やリンクを表示する広告をより細かく指定する
  • スケジュール設定により、店舗の営業時間に合わせて特定の曜日や時間帯にのみ電話番号やリンクを表示する
  • 個々のリンクごとの掲載結果など、詳細なレポートを参照する
広告表示オプションのアップグレード手順については、ヘルプセンターのこちらの記事をご覧ください。

また、2013 年 9 月 23 日には、従来版(既存)の広告表示オプションの自動アップグレードを開始いたします。自動アップグレードの概要については以下をご覧ください。

自動アップグレードの概要

従来版の広告表示オプションのみが設定されているキャンペーンが、自動アップグレードの対象となります。従来版とアップグレード版が混在しているキャンペーンについては、既にアップグレードが済んでいると判断され、従来版の広告表示オプションが削除されます。詳細

広告表示オプションがアップグレードされると、掲載結果の数値はゼロにリセットされます。ただし、表示を切り替えれば、削除された従来版広告表示オプションの掲載結果も引き続きご確認いただけます。詳細

サイトリンク表示オプションのポリシー

9 月 23 日に自動アップグレードが開始された後も、サイトリンク表示オプションを引き続き掲載していただくためには、以下の 2 つのポリシーに準拠していただく必要があります。
  • 半角 25 文字の字数制限: サイトリンクは、短くまとめるほど高い効果を期待できます。検索ユーザーに明瞭簡潔なメッセージを提示できるからです。サイトリンクのアップグレードに伴い、リンク テキストの文字数は半角 25 文字(全角 12 文字)までに制限されます。
     
  • サイトリンクの独自性: ユーザーが広告をクリックしたときに、その内容と一致する独自性の高いページが表示されると、利便性が高いと評価されます。サイトリンクは、それぞれ独自のコンテンツを掲載したページにリンクしている必要があります。
アップグレード版の広告表示オプション活用事例

家族経営のベーカリーである Miller’s Bakery(PDF の英語記事)では、モバイル端末向けに電話番号表示オプションを設定して、広告に「通話ボタン」を表示しています。またスケジュール設定機能も利用し、電話対応可能な午前 8 時から午後 9 時までの時間帯のみ通話ボタンを表示しています。閉店時刻を過ぎると、通話ボタンの代わりに、ウェブサイトの問い合わせフォームにつながるリンクが表示されます。Miller’s Bakery では、こうした機能を組み合わせて、時間帯に合わせた適切な広告を掲載しています。

現在適用されているすべての広告表示オプションを引き続きご利用いただくためにも、2013 年 9 月 23 日までにアップグレードを完了されることをおすすめします。

新たな機能が皆様のお役に立てば幸いです。

Posted by Sridhar Ramaswamy - 広告およびコマース担当上級副社長

Google AdWords では、ユーザーにとって役立つ広告を提供する一方、広告主様にとっても広告の効果を高め、広告の管理をより簡単にしたいと考えています。今年 2 月にお知らせしたエンハンスト キャンペーンの登場により、より簡単にタイミングを捉えてユーザーにアプローチし、ユーザーの意図や状況に沿った広告を掲載できるようになりました。

エンハンスト キャンペーンについては、ヘルプセンター記事や専用ウェブサイトにて、機能や活用のヒント、事例などをご紹介しています。また、ウェブ セミナーの録画やこの AdWords ブログでも、詳しくご説明しています。

エンハンスト キャンペーンの登場以来、既に 600 万件を超えるキャンペーンでアップグレードが完了しています。これは、有効なキャンペーン全体のおよそ 75% に相当します。そして米国時間 22 日より、AdWords システムによる自動アップグレードが始まりました。

本日以降、従来の設定のキャンペーンは順次自動的にアップグレードされ、数週間以内にすべての広告主様が新しいプラットフォームに移行することになります。

掲載結果向上に結び付くエンハンスト キャンペーン

既にアップグレードが完了した広告主様からは、掲載結果が向上し、時間の節約につながったとのご報告が数多く寄せられています。ここでは、最近寄せられた事例をいくつかご紹介します。
·  Pizza Hut では、エンハンスト キャンペーンにアップグレードしてからモバイルの投資収益率が 20% 向上しました。また、スマートフォンでのオーダー単価が 17% 低下する一方、モバイルでのクリック率は 60% 以上も向上しました。

·  車の買い取りサイトである Autobytel では、従来と同じコンバージョン単価でコンバージョン数が 10% 増加しました。今ではキャンペーンの数が 30% も減ったため、ユーザー エクスペリエンスの改善に取り組む時間を増やすことができました。「適切なコンバージョンを適切な価格で獲得しながら、アカウントの管理よりもユーザー エクスペリエンスの改善に重点を置くことができるようになりました」と顧客獲得および商品開発部門の上級副社長 Billy Ferriolo 氏は述べています。(詳細 : PDF の英語記事 )

· 家族経営のパン屋 Miller's Bakery は、地域やモバイル向けの入札単価調整、アップグレード版のサイトリンクや電話番号指定オプションを活用し、ケーキの注文を増やすことに成功しました。また、来店数が 10~20% 増加し、ピーク時の売り上げが 2 倍になったほか、近隣都市からのクリック数は 20~35% も増えました。「当社のお客様は複数のデバイスを使用して情報を探しています」と、オーナーの Dwight Miller 氏は語っています。「PC とモバイルの両方で広告を掲載していなければ、多くのお客様との接点を失っていたでしょう。」(詳細 : PDF の英語記事)
成果向上のヒント

エンハンスト キャンペーンで成果を上げるには、適切な設定と定期的な改善が重要です。ここでは、その設定のヒントをいくつかご紹介します。
1. モバイル向けの入札単価調整比を見直す
自動アップグレードの際、ほとんどのキャンペーンでは、類似する広告主の入札単価に基づいてモバイルでの入札単価調整比が自動的に設定されます。この値は、キャンペーンの [設定] タブでお客様のビジネスに合わせて変更することができます。

2. 重複キャンペーンを整理する(デバイスごとにキャンペーンを作成していた場合)
エンハンスト キャンペーンにアップグレードすると、自動的にすべてのデバイスが配信の対象となります。これまでデバイスごとに似た内容のキャンペーンを作成していた場合は、アップグレードを経て、重複するキャンペーンが生まれることとなります。必要に応じて、このような重複キャンペーンを特定・削除します。

3. ディスプレイ ネットワーク キャンペーンの設定を確認する
ディスプレイ ネットワークのみを対象とするキャンペーンでは、広告を表示する端末モデルや携帯電話会社などを指定することができます。アップグレード前からこうしたデバイス設定を利用していたキャンペーンでは、自動アップグレードに関する注意点もご参照の上、広告がご希望のデバイスに配信されていることをご確認ください。この他、プレースメントやトピックなどのターゲティング方法に対して入札単価調整を適用することも可能です。

4. エンハンスト キャンペーンの高度な機能を活用する
エンハンスト キャンペーンへのアップグレードが完了しましたら、アップグレード版のサイトリンクやアップグレード版の電話番号指定オプションも是非お試しください。また、モバイル優先広告を作成したり、地域や時間帯で入札単価調整を行ったりすると、掲載結果をさらに高めることができます。
エンハンスト キャンペーンのウェブサイトでは、さらに多くの成功事例に加え、エンハンスト キャンペーンの入札のヒントなどもご覧いただけます。ご不明な点がある場合は、サポート窓口までご連絡ください。

マルチスクリーン環境に対応

消費者は今後も、買い物、遊び、コミュニケーションの場面に合わせて複数のデバイスを使い分けます。こうしたマルチスクリーン環境に対応するうえで、エンハンスト キャンペーンは重要な一歩です。既に世界中の広告主様やパートナーの方々が、この新しいキャンペーンを導入されています。まだアップグレードを完了されていない皆様も、ぜひこの新たなキャンペーンをご活用ください。

Posted by Sridhar Ramaswamy - 技術担当上級副社長

2 月のエンハンスト キャンペーン発表以来、多くの広告主様に移行作業を進めていただいており、移行が完了したキャンペーンの数は 450 万件を超えました。

従来型キャンペーンが残っているアカウントでは、2013 年 7 月 22 日より、順次自動的にキャンペーンのアップグレードを行わせていただきます。

自動アップグレードの流れ

エンハンスト キャンペーンではすべてのデバイスが広告配信の対象となり、モバイル向けの入札単価調整機能を通じてスマートフォンにおける入札単価を一定の割合で調節できるようになります。

Google では、この設定をご自身で行っていただけるよう、2013 年 7 月 22 日までにアップグレードを済ませることを強くおすすめしています。

期日までにアップグレードされなかったキャンペーンは自動アップグレードの対象となり、モバイル向けの入札単価調整比は次のとおり自動的に設定されます。

なお、モバイル向けの入札単価調整比やその他のキャンペーン設定は、自動アップグレード後にも自由に変更することができます。

元のキャンペーンのデバイス設定移行後のモバイル向け入札単価調整比
パソコンをターゲットとするキャンペーン
(他のデバイスが含まれるキャンペーンも含む)
類似の広告主様の入札単価に基づいて設定
タブレットのみ類似の広告主様の入札単価に基づいて設定
モバイル(スマートフォン)のみ+0%(すべてのデバイスで同じ入札単価)
タブレットとモバイルのみ+0%(すべてのデバイスで同じ入札単価)

特殊なケースについて

一部のキャンペーンでは、アップグレードの際に別の設定が適用される場合があります。たとえば、ディスプレイ ネットワークで広告を掲載しており、デバイス別のターゲット設定を使用しているケースがこれに該当します。こうした特殊なケースについてはヘルプ センターをご確認ください。

簡単にアップグレード

キャンペーンをアップグレードする際は、アップグレード作業をサポートするアップグレード センターのご利用をおすすめします。こちらをクリックすると、すぐにアップグレード センターにアクセスできます。

サポートのご案内

新たにアップグレードしたキャンペーンに関してサポートが必要な場合は、AdWords サポート窓口までお問い合わせください。詳しい情報やヒント、エンハンスト キャンペーンで成功するための資料などについては、ヘルプセンターの記事とエンハンスト キャンペーンのウェブサイトをご覧ください。

Posted by Learn with Google チーム

エンハンスト キャンペーンのウェビナーシリーズ第 2 弾として、7 月 18 日(木)および 7 月 25 日(木)に「 エンハンスト キャンペーン移行後の対策」と題したウェビナーをご提供いたします。エンハンスト キャンペーンの完全移行を控えた今、その後の有効な対策として、各種自動化ツールを使って運用の効率を上げ、パフォーマンスを向上させる戦略、そして詳しい活用方法をお伝えします。毎回好評の Q&A タイムでは、参加者からの質問に生でお答えしています。(ウェビナーとは、オンラインで参加できるセミナーです。)

ウェビナーへのご参加は、事前登録が必要となります。登録ページの「今すぐ登録」ボタンより、各ウェビナーにご登録ください。皆様の参加をお待ちしております。

7 月開催:Learn with Google ウェビナープログラム

7/18(木)6:00 pm 〜 7:00 pm
「 エンハンスト キャンペーン移行後の対策(1)自動化ツールをフル活用したパフォーマンス向上施策」


概要:エンハンスト キャンペーン移行後の対策として、 各種自動化ツールを組み込むことで、アカウント運用の効率化および成果の改善が期待できます。このセッションでは、動的検索広告にフォーカスして、Google のシステムがキーワードの代わりに、ウェブサイトのコンテンツを利用して、ユーザーが検索したクエリに適した広告を掲載するプロダクトをご紹介します。

7/25(木)6:00 pm 〜 7:00 pm
「 エンハンスト キャンペーン移行後の対策(2)新しい入札戦略の活用方法」


概要:エンハンスト キャンペーンでのみ利用可能な新しい自動入札ツールである 4 つの入札戦略を紹介します。それぞれの入札戦略の機能を正しく理解し、お客様のゴールに適した入札戦略を活用することがキャンペーンのパフォーマンス向上につながります。

登録ページの「今すぐ登録」ボタンより、各ウェビナーにご登録ください。
ウェビナーで皆様とお会いできることを楽しみにしております。


Posted by Andrea Cohan - AdWords プロダクト マーケティング マネージャー

シリーズでお届けしている入札単価設定のヒント第 5 回目となる今回の記事では、エンハンスト キャンペーンにおける自動入札機能の活用方法についてご紹介します。

デバイス、地域、時間帯による入札単価調整は、エンハンスト キャンペーンの一部として追加された機能で、キャンペーンを複数作成することなく入札単価をコントロールすることができます。多くの広告主様から、成果向上や効率化に役立つとの評価をいただいていますが、アカウントの規模が大きいときなどには入札単価の細かな管理が負担になることもあります。

単価設定は AdWords で成功するためにきわめて重要な要素ですので、時間を節約しつつ最適な単価を自動的に設定する自動化ツールをご用意しました。

AdWords の自動入札ツール「入札戦略ツール」のメリット
  • 大量のキーワードの入札単価を効率的に調整
    キーワードが 100 個あっても、100 万個あっても、自動化ツールが広告目標に応じて動的に入札単価を計算するため、時間と労力を節約することができます。
     
  • キャンペーンの作成と入札戦略を分離
    入札戦略ツールでは、キャンペーン内の一部の広告グループにのみ、あるいは複数のキャンペーンに対して同時に、さまざまな入札戦略を導入することができます。このため、アカウント構造に縛られない柔軟な最適化が可能です。
     
  • オークションのたびに最適な入札単価を計算
    入札戦略のうち「目標コンバージョン単価」と「拡張 CPC」の 2 つでは、地域、デバイス、パートナー サイト、オペレーティング システムといった情報をリアルタイムに分析し、広告の表示機会が生まれるたびに入札単価を自動的に計算します。
     
  • 手間をかけずに入札単価の継続的な最適化を実現
    AdWords の入札戦略ツールを利用すると、手作業で掲載結果を確認して入札単価を変更し続けることなく、掲載結果の変動に対応することができます。
     
  • すべての広告主様のアカウントで無料で利用可能
    AdWords の自動入札ツールは無料で、AdWords 管理画面内からどなたでもご利用いただけます。また、各入札戦略に適用した単価や設定は、後からいつでも変更できます。
自動入札が役立つ場面
 
目標コンバージョン単価(入札戦略ツール版のコンバージョン オプティマイザー)
最も強力な自動化ツールです。広告の表示機会が生まれるたびに、コンバージョン獲得の可能性に応じて最適な入札単価が計算されます。単価決定時には、地域、時間帯、デバイス、掲載先ネットワークといったリアルタイムの情報が考慮されます。

目標のコンバージョン単価を維持しつつ最大限のコンバージョンを獲得することが主な目的の場合は、この戦略を広告グループやキャンペーンに適用しましょう。

「目標コンバージョン単価」戦略では、入札単価調整比を自動的に設定しますが、モバイル向けの入札単価調整を -100% に設定すると、スマートフォンを掲載対象から外すことができます。
拡張 CPC
ご自身で設定した入札単価に自動的な調整を加えることで、掲載結果を伸ばす機能です。この入札戦略では、「目標コンバージョン単価」戦略と同じリアルタイムのコンバージョン予測技術によって、広告主様が設定した単価を引き上げたり引き下げたりします。

拡張 CPC を使用する場合でも、デバイス、地域、時間帯の要素が、コンバージョン トラッキングでは計測できない形でコンバージョンに貢献することがわかっている場合は、入札単価調整を併用しても構いません。

たとえば、モバイルでのクリックが実店舗への来店につながることがわかっている場合は、拡張 CPC を利用しつつ、入札単価調整を通じてモバイル向けの入札単価を引き上げます。
クリック数の最大化
費用を目標範囲内に収めながら最大限のクリック数を獲得することが目的の場合に有効です。手動で設定した入札単価調整を活かしつつ自動化を行います。
検索ページの目標掲載位置
検索結果の 1 ページ目、あるいはページ上部に広告を掲載して露出を増やしたい場合に便利です。この入札戦略でも、手動で設定した入札単価調整を活かしつつ自動化を行います。
これらの 4 つの入札戦略は、[共有ライブラリ] で管理することができます。

自動入札戦略の調整には多少時間がかかることもありますが、自動入札のメリットを活かして、時間と労力を節約しながら成果を高めることができます。自動化と入札単価調整の詳細についてはヘルプセンターをご覧ください。

Posted by Sridhar Ramaswamy - 広告およびコマース担当上級副社長

今日の消費者はインターネットに常に接続し、さまざまなデバイスを使い分けて絶えず情報を探しています。このトレンドはマーケティング担当者にとって、いつでも、どこでもユーザーにアプローチできるチャンスとも言えます。2 月にリリースされた AdWords エンハンスト キャンペーンは、こういった新しいチャンスを捉え、キャンペーン管理を効率化することを目指すものです。

7 月 22 日の自動アップグレード開始まで 1 か月を切り、既にアップグレードされたキャンペーンの数は 450 万件を超えました。時間を割いてアップグレードを進めてくださった広告主の皆様にはこの場を借りてお礼申し上げます。各業界をリードする多くの企業や広告主様が、その成果や効果を共有してくださっています。以下、その一部をご紹介したいと思います。
M&M’S
 M&M’S が擁するブランド MY M&M’S(英語記事)では、パートナーである広告代理店 The DuMont Project と協力してエンハンスト キャンペーンにアップグレードした結果、検索キャンペーンの投資収益率が 31% 向上、コンバージョン率が 41%、収益が 22% 向上しました。検索とディスプレイを合わせた投資収益率は 15% 伸びています。

同ブランドでは当初、PC とタブレットを 1 つのカテゴリにまとめることの悪影響を懸念していましたが、実際には投資収益率が向上しました。さらに、キャンペーンの数も 100 件から 50 件に減ったため、キャンペーン管理にかける時間を 1 週間あたり 5 時間削減することができました。

Colombo & Hurd
フロリダに拠点を置く小規模な法律事務所である同社は、広告運用を手がける代理店 WordStream と協力してアップグレードに取り組みました。モバイル、地域、時間帯による入札戦略の見直しを含むアップグレード作業のすべてを、両社のチームはわずか 30 分で完了しました。

エンハンスト キャンペーンへのアップグレード後、同社のモバイルでのクリック率は 53% 向上、クリック単価は 13% 低下し、モバイルでのコンバージョン率は 3 倍増加しています。

American Apparel
American Apparel は、あらゆる場所やタイミングでユーザーにアプローチできる、より効果的な方法を探していました。同社はエンハンスト キャンペーンを導入すると、店舗から一定範囲内にいるモバイル ユーザー向けの入札単価調整を +100% に設定しました。

その成果(英語記事)は目覚ましく、モバイル経由でのコンバージョンは 2 倍増加、クリック率は全体で 7% 向上しています。また、アップグレード版サイトリンクなど、エンハンスト キャンペーンに含まれる新機能も活用しています。

広告代理店
多くの広告代理店が、エンハンスト キャンペーンの機能を活かしたサービスを提供しています。

ある代理店は「早期に移行を決めた広告主様に優れた成果が見られます。最近、大規模な金融サービス会社が当社のプラットフォームでエンハンスト キャンペーンへの移行に成功し、獲得案件数が 64% 増加したほか、多くのキャンペーンで見込み客獲得単価が 37% 低下しました」とコメントしています。

この企業では、アップグレード後最初の 1 か月でクリック単価が 2% 減少し、クリック数は 6% 増加したとのことです。
エンハンスト キャンペーンへの移行については、多くの検索マーケティング企業が広告主様向けのアドバイスを行っています。しかし、広告主様の状況はそれぞれ異なります。自社にとって最適な指標を見極め、エンハンスト キャンペーンを最大限に活用するには、まず着手してみることが重要です。

業界をリードするさまざまな広告主様が共通して口にするのは、次のようなメリットです。
  1. 詳細な掲載結果データ:
    デバイスや地域ごと、またサイトリンクの各リンクごとの詳細な掲載結果データを確認できるため、意思決定の精度が向上します。

  2. 時間と労力の節約:
    従来よりも少ないキャンペーン数で多様なユーザーに対応できるため、キャンペーン管理に費やす時間を節約することができます。

  3. 効率的なキャンペーン管理:
    入札単価調整、入札戦略ツールといった新機能により、より効率的にキャンペーンを運用することができます。

  4. より柔軟な広告設定オプション:
    サイトリンクや電話番号指定オプションを広告グループ単位で設定したり、表示する日付や曜日、時間帯を指定したりすることができます。

  5. モバイル ユーザーとのエンゲージメント向上:
    広告やサイトリンクのモバイル優先設定、ユーザーの所在地による入札単価調整などを活用し、新しい方法でモバイル ユーザーにアプローチすることができます。
エンハンスト キャンペーンに関するヒント(PDF)や機能、リソースについては、こちらのウェブサイトでご覧いただけます。

皆様から寄せられるご意見は、サービスのさらなる改善のために活用させていただいております。AdWords では、新時代のマーケティングをサポートするべく、引き続き新機能の導入や機能改善に取り組んで参ります。

Posted by Ting Zhang - グローバル検索ソリューション担当

地域やモバイルの入札単価調整戦略や複数の入札単価調整の導入について解説してきた「入札単価設定のヒント」シリーズですが、第 4 回目となる今回は、 時間帯による入札単価調整についてご紹介します。

今日のユーザーは複数のデバイスを使い分けて検索を行い、時間帯を選ばず行きたい場所や欲しい商品などについて調べています。ただし、同じような検索を行っても、その目的は時間帯によって異なる場合があります。

たとえば、会社の昼休みに「ハワイ旅行」と検索したユーザーは、今度の休暇にどこに行こうか調べているだけかもしれません。しかし、このユーザーが帰宅後、改めて同じ検索をした場合は、飛行機やホテルの予約に必要な情報を収集している可能性があります。

このように、検索マーケティングを実施する企業にとって、より投資対効果が高い曜日や時間帯が決まっているケースも少なくありません。一方、少し投資対効果が下がったとしても、なるべく多くの時間帯でトラフィックを集めたいという企業もあるかもしれません。

曜日や時間帯による掲載結果の変動パターンを把握できている場合は、時間帯による入札単価調整を使用すると便利です。

時間帯による入札単価調整を活用するにあたって

時間帯による入札単価調整を行う場合はまず、曜日ごとに入札単価を調整するのか、あるいは 1 時間単位で設定を行うのかなど、時間帯を区切る単位を決定します。

時間帯を細かく区切りすぎると、各時間帯ごとのデータが十分に集まらず、適切な決断を下せない場合がありますのでご注意ください。クリック 1,000  回やコンバージョン 30 回を目安に単位を区切るとよいでしょう。

時間帯による入札単価調整値の計算

続いて、時間帯ごとの掲載結果を目標と比較します。

次の式を基に入札単価調整値を計算すると、CPA(コンバージョンの獲得 1 件にかかった広告費用)が安い時間帯に入札単価を引き上げてコンバージョンを増やす一方、CPA が高い時間帯では入札単価を引き下げて費用をおさえることができます。

時間帯による入札単価調整値 = 100% *((目標 CPA ÷ 実際の CPA)- 1)

たとえば、目標コンバージョン単価(CPA)を 3,000 円に設定しているオンライン ショップで、平日は 2,500 円、週末は 4,000 円という結果が出ている場合は、平日の入札単価調整値を +20%、週末の調整値を -25% に設定します。

定期的な確認

成果を高めるには、定期的に結果を確認し、改善を加えていくことが重要です。

[設定] タブ内の [広告のスケジュール] サブタブでは、時間帯別の掲載結果を確認できます。このデータを定期的に確認し、目標を上回る成果を上げている時間帯で入札単価調整の値を引き上げ、目標に達していない時間帯で値を引き下げることで、ユーザー行動の変化にも柔軟に対応できるようになります。

ヒント

AdWords の掲載結果データに加え、独自のデータをお持ちの場合は、そのデータも活用することをおすすめします。 また実店舗やコール センターがある場合は、その営業時間も参考にします。

たとえば、コール センターが夜間に稼働していない場合は、その時間帯の入札単価を引き下げることができます。また、実店舗で来客数の少ない時間帯がある場合は、その時間帯の入札単価を引き上げ、クーポン付きの広告を掲載するなどの方法で来客数を増やすこともできます。

お知らせ

時間帯に加え、デバイスや地域による入札単価調整をご利用いただくには、エンハンスト キャンペーンへのアップグレードが必要です。2013 年 7 月 22 日より、すべてのキャンペーンが自動的にアップグレードされますので、お早めの準備をお願いいたします。

Posted by Andy Miller - モバイル検索ソリューション担当責任者

本日は、シリーズでお届けしている入札単価設定のヒント第 3 弾として、モバイル向けの入札単価調整の方法をご紹介します。

 今日の消費者は常にインターネットに接続し、さまざまなデバイスを使い分けています。また 1 日のメディア利用の 38% 以上はモバイルによるものであり*、いつでも、どこでもユーザーにメッセージを届けることができる新たなチャンスが生まれています。

エンハンスト キャンペーンでは、モバイル(スマートフォン)に対する入札単価を、一定の割合で引き上げたり、引き下げたりすることができます。そこで本日は、モバイル向けの入札単価調整値の計算方法をご説明します。

PC とモバイルでの掲載結果を確認する

モバイル向けの入札単価調整値を算出する際は、まず PC とモバイルでの掲載結果を確認します。AdWords では、広告がオンラインでの商品購入やアプリのダウンロードなどに結びついた数や割合を測定することができます。実店舗への来店数などについては広告効果の測定が難しい場合もありますが、店舗への地図ページが表示された回数などを計測することで、できるだけ広告の効果を正確に把握しておくことをおすすめします。

モバイル向けの入札単価調整値を計算する

続いて、モバイルと PC(タブレットを含む)のコンバージョンの価値の比率を割り出します。

たとえば、モバイル向けと PC 向けのウェブサイトを運営し、さらに実店舗も運営している全国規模の小売業者が、過去 1 か月間に、モバイルで 1 万回、PC(タブレット)でも 1 万回のクリックを獲得したとします。

また、モバイル広告が貢献した収益は、通話で 9 万円、オンライン販売で 50 万円、来店で 50 万円、合計 109 万円となっています。一方、同じ期間に PC(タブレット)広告が貢献した収益は、通話で 1 万円、オンライン販売で 100 万円、来店で 20 万円、合計 121 万円です。

通話による収益オンライン販売の収益来店による収益合計の収益クリック数クリックあたりの収益
モバイル(スマートフォン)9 万円50 万円50 万円109 万円1 万回109 円
PC(タブレット含む)1 万円100 万円20 万円121 万円1 万回121 円

この収益をクリック数(それぞれ 1 万回)で割ると、モバイルの 1 クリックあたりの価値は 109 円、PC の 1 クリックあたりの価値は 121 円であることがわかります。つまり、モバイルのクリックの価値は、PC におけるクリックの価値の 0.9 倍(109/121)となります。

この 0.9 から 1 を引いた値(-0.1 つまり -10%)をモバイル向けの入札単価調整値として AdWords 管理画面で設定すると、モバイルの価値に見合った単価で入札できるようになります。

定期的な見直し

モバイル向けの入札単価調整も「一度設定すれば終わり」ではありません。設定した値の見直しとテストを繰り返すことで、季節的要因やユーザーの変化にも対応できるようになります。また、モバイルの画面サイズは機種によっても異なるため、広告が上位に掲載されるよう、モバイルのインプレッション シェアにも気を配ることをおすすめします。

詳細

モバイル向けの入札単価調整の詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。また、ウェブ上でご覧頂けるセミナー「Learn with Google ウェビナー」もあわせてご覧ください。

なお、モバイル向けの入札単価調整は、エンハンスト キャンペーンでのみご利用いただける機能です。2013 年 7 月 22 日より、すべてのキャンペーンが自動的にアップグレードされますので、お早めの準備をお願い致します。

 *The New Multi-Screen World Study http://www.google.com/think/research-studies/the-new-multi-screen-world-study.html

Posted by John Sullivan - グローバル検索ソリューション担当

本日は、シリーズでお届けしている入札単価設定のヒント第 2 弾として、地域による入札単価調整の活用方法をご紹介します。

広告の掲載結果が地域によって異なるビジネスでは、地域ごとに入札単価を最適化することで、収益や投資収益率の改善が期待できます。

地域ごとに入札単価を最適化して掲載結果を改善

エンハンスト キャンペーンでは、成果の高い地域で入札単価を引き上げ、そうでない地域で引き下げることが可能になりました。

従来のキャンペーンでは、地域によって入札単価を変えるには地域ごとにキャンペーンを作成する必要がありました。こうした作業には手間がかかるため、地域に基づいて最適化を行う際には、成果の低い地域を除外する方法が一般的でした。しかし、こうした方法では見込み顧客すべてにアプローチすることができず、ビジネスの長期的な発展が抑制される可能性がありました。

そこで今後は、成果が低い地域を完全に除外する代わりに、入札単価を引き下げることで掲載頻度や費用を調整することをおすすめします。

地域による入札単価調整値の算出方法

地域ごとに入札単価を調整する際には、まず地域別の掲載結果を分析します。
  1.  [設定] タブ、[地域] サブタブの順にクリックします。 
  2. レポートの期間としてある程度長めの期間(過去 30 日間など)を指定します。
  3. [地域の詳細] ボタンをクリックして、[広告表示につながった地域名]  または [ユーザーの所在地] を選択します。
  4. 都道府県単位での掲載結果を確認するには、[表示] ボタンをクリックして [地域] を選択します。
  5.  [ダウンロード] をクリックすると、このデータを CSV などの形式で確認できます。
コンバージョン獲得にかける費用を目標の範囲内におさめつつコンバージョンを最大化するには、コンバージョンあたりの広告費用が目標を下回っている地域で入札単価を引き上げ、そうでない地域で引き下げるよう調整を加えます。

次の計算式で調整比を算出すると、コンバージョンあたりの広告費用が低い地域でコンバージョン数を増やしつつ、コンバージョンあたりの広告費用が高い地域で費用をおさえることができます。

入札単価調整値 = 100% * ((目標コンバージョン単価 ÷ 実際のコンバージョン単価) - 1 )

地域による入札単価調整値の計算例
地域コンバージョン数費用コンバージョン 1 件あたりの広告費用コンバージョンあたりの費用の目標地域による入札単価調整値
東京1008 万円800 円1,000 円100% * [(1,000÷800) - 1] = +25%
名古屋12010 万 8,000 円900 円1,000 円100% * [(1,000÷900) - 1] = +11%
大阪7010 万 5,000 円1,500 円1,000 円100% * [(1,000÷1,500) - 1] = -33%
福岡858 万 5,000 円1,000 円1,000 円100% * [(1,000÷1,000) - 1] = 0%

入札単価調整は、AdWords 管理画面(手順)か AdWords Editor(手順)で設定していただけます。

実店舗やサービス地域がある場合

実店舗型のビジネスでは、店舗の近隣のユーザーは購入する可能性が高く、サービスにかかる費用も抑えられる傾向があります。そこで、実店舗や地域限定のサービスでは、その地域を基に入札単価を調整することをおすすめします。

たとえば、店舗から 3 km 圏内のユーザーと 30 km 圏内のユーザーという 2 種類のターゲットを設定します(手順)。そのうえで、この 2 つの地域に対し、適切な入札単価調整値を設定します。

ヒントと注意

1. 地域を絞り込みすぎると、十分なクリック数やコンバージョン数が得られない可能性があります。

ビジネスの対象地域全体を網羅する広範なターゲット地域(日本全国など)もあわせて設定することをお勧めします。

2. ターゲット地域は重複してもかまいません。

重複する地域が登録されている場合、最も狭い地域の入札単価調整値が適用されます。

たとえば、東京都に +10%、港区に +20% の入札単価調整を設定した場合、港区の検索ユーザーに対する入札単価は 20% 引き上げられます。港区を除く都内のユーザーには、+10% の入札単価調整が適用されます。

[設定] タブの [地域] サブタブでは、港区での掲載結果と、港区を除く東京都全体での掲載結果とを確認できます。

3. 十分なデータがない場合、入札単価調整には注意が必要です。

不十分なデータに基づいて計算を行うと、導き出される入札単価調整値が極端な数値になり、結果として掲載結果が低下する場合があります。

入札単価調比を算出する際は、目安としてクリック数であれば 1,000 回、コンバージョン数であれば 30 回以上のデータに基づいて計算することをおすすめします。データが少ない場合は、表示期間を長めに設定することをおすすめします。

4. 定期的に掲載結果を確認します。

地域ごとの掲載結果を定期的に [地域] サブタブで定期的に確認し、目標を上回る成果を上げている地域については入札単価を引き上げます。ユーザー行動の変化に柔軟に対応し、成果の向上を目指しましょう。

入札単価設定のヒント第 2 弾はいかがでしたでしょうか。複数の入札単価調整の導入についてご紹介した第 1 弾もぜひあわせてご覧ください。

Posted byAndy Miller - モバイル検索ソリューション担当責任者

エンハンスト キャンペーンには、掲載結果と効率性の向上に役立つさまざまな機能が盛り込まれています。既に 300 万以上のキャンペーンがアップグレードされており、多くの広告主様がその新機能を活用されています。

7 月 22 日の自動アップグレード開始を前に、アップグレードをさらに簡単に行っていただけるよう、アップグレード センターに新機能を追加いたしました。早めのアップグレードで、エンハンスト キャンペーンのメリットをいち早くご体験ください。

アップグレード センターの改良点
  • キーワードのコピー: キャンペーンを統合する際、モバイル キャンペーンから PC 向けキャンペーンへキーワードをコピーするかどうか、指定できるようになりました。

  • アップグレード センターを通じてコピーされた項目への自動ラベル: アップグレード センターを通じてコピーまたは統合されたキーワード、広告、広告グループに対し、アップグレード センターによる変更であることを示すラベルが追加されます。

  • キーワード単位のリンク先 URL に対応: モバイル向けと PC 向けのキャンペーンで異なるキーワード単位のリンク先 URL が設定されている重複キャンペーンがあった場合、携帯電話ではモバイル向け URL が、それ以外のデバイスでは PC 向けの URL が表示されるように自動的に統合が行われます。

  • (近日提供開始)一括アップロード機能: 広告設定オプションと広告グループが、AdWords Editor にエクスポート可能になる予定です。
今すぐアップグレードするメリット
自動アップグレードの前に新機能に慣れることで、掲載結果をいち早く向上させることができます。

  • それぞれの地域がもつ可能性を発見: 地域に基づいて入札単価を調整すれば、店舗周辺のユーザーに効果的にアプローチできるほか、低めの入札単価で気軽に新しいターゲット地域を試すことができます。これまで気付かなかった収益源を発掘しましょう。

    エンハンスト キャンペーンにアップグレードして地域に基づく入札単価調整を導入した Constant Contact 社の SEM 担当マネージャー Peter Hughes 氏は、次のように語っています。

    「カリフォルニア州に中小企業が集まっていることが明らかになりました。さらに予想外だったのは、ノースダコタ州のすばらしい投資収益率です。これは、ターゲットを徐々に広げていく従来の方法では気づくことはできなかったでしょう。」

  • モバイルの真価を発揮: モバイル向けの入札単価調整を導入すれば、外出中のユーザーにも価値ある情報を届けると共に、モバイルが生み出す価値を的確に把握することができます。

    American Apparel(英文記事)では、すべてのデバイスでユーザーにアプローチするべく、早期にアップグレードを行い、まずはモバイル向けの入札単価調整比を +100% に設定して優れた成果を収めました。アップグレード以来、モバイル経由でのコンバージョンは 2 倍に増え、総合的なクリック率は 7% 向上しています。マーケティング マネージャーの Sean Singleton 氏は次のように言います。

    「当社のマルチデバイス マーケティング戦略は、試験段階から微調整の段階に入りつつあります。エンハンスト キャンペーンではテストと調整を繰り返すのがとても簡単なので、運用戦略の確立も順調に進んでいます。」

  • Google ディスプレイ ネットワークで新たなユーザー層にリーチ: ユーザーの性別や年齢層、インタレスト カテゴリ、トピックなど、ディスプレイ ネットワークのターゲティング方法にも入札単価調整を適用することができます。

    Westwing 社でグローバル マーケティングを統括する Stathis Konstantinidis 氏は次のように言います。

    「エンハンスト キャンペーンへのアップグレードにより、実際にコンバージョンに至るユーザーについて、広告グループごとにより正確に把握できるようになりました。顧客層を明確に理解できることは、当社にとって非常に重要です。この情報を利用して、コンバージョンに至りやすい層に対する広告のインプレッション シェアを拡大するとともに、成果につながりにくい層へのインプレッションを減らし、コンバージョン増加とリード単価の削減を図ることができます。」

  • キャンペーン管理の時間を節約: エンハンスト キャンペーンは、作業を合理化し、広告主様の作業時間を短縮する機能を備えています。

    靴の小売を手がけるオランダの Schuurman Schoenen 社(英文記事)では、キャンペーンの総数を 60% 削減し、マーケティング チームの作業負荷を劇的に削減しました。

    Schuurman Schoenen でオンライン マーケティングを担当する Kayo Klein Obbink 氏によると、「以前はキャンペーンの管理や調整に 2 倍の時間がかかっていた」そうです。

移行の時期について
2013 年 7 月 22 日より、すべての従来型キャンペーンをエンハンスト キャンペーンに自動アップグレードいたします。エンハンスト キャンペーンに関するご意見、ご要望は、こちらのフォーム(英語)からお寄せください。

Posted by Learn with Google チーム

今年の春にご好評いただきましたエンハンスト キャンペーンのウェビナーシリーズに引き続き、7 月から、新たな 4 回シリーズを開催いたします。皆様のビジネスに役立つ最新のデジタルマーケティング情報が満載です。毎回好評の Q&A タイムでは参加者からの質問に生でお答えしています。(ウェビナーとは、オンラインで参加できるセミナーを指します。)

ウェビナーへのご参加は、事前登録が必要となります。登録ページの「今すぐ登録」ボタンより、各ウェビナーにご登録ください。皆様の参加をお待ちしております。

7 月開催:Learn with Google ウェビナープログラム

第 1 回目 7/4(木)6:00 pm 〜 7:00 pm
「Google が提唱するモバイル ROI の新しい形」


概要: モバイルの急速な普及により、コンバージョンまでの経路は多様化し、モバイルの価値、コンバージョンへの貢献を正しく計測することが、より重要となっています。 Google では、モバイルでの ROI 計測は多様な価値があると考えており、このセッションでは、店舗との連動、アプリケーション、通話、クロスデバイスなど、モバイルならではの価値を正しく把握するためのフレームワークとツールをご紹介します。

第 2 回目 7/11(木)6:00 pm 〜 7:00 pm
「 2013 年グローバルマーケット サーベイ最新データのご紹介」


概要: Google が 2013 年上半期に実施した、3 つのグローバル調査の最新結果をご紹介します。
1. 環境・デバイス普及率等の基礎調査: 2013 年度版
2. スマートフォンユーザーの実態調査: 2013 年度版
3. 今回始めて実施した、生活者の購買行動におけるモバイル活用状況調査

第 3 回目 7/18(木)6:00 pm 〜 7:00 pm
「 エンハンスト キャンペーン移行後の対策(1)自動化ツールをフル活用したパフォーマンス向上施策」


概要:エンハンスト キャンペーン移行後の対策として、 各種自動化ツールを組み込むことで、アカウント運用の効率化および成果の改善が期待できます。このセッションでは、動的検索広告にフォーカスして、Google システムがキーワードの代わりに、ウェブサイトのコンテンツを利用して、ユーザーが検索したクエリに適した広告を掲載するプロダクトをご紹介します。

第 4 回目 7/25 (木)6:00 pm 〜 7:00 pm
「 エンハンスト キャンペーン移行後の対策(2)新しい入札戦略の活用方法」


概要:エンハンスト キャンペーンでのみ利用可能な新しい自動入札ツールである 4 つの入札戦略を紹介します。それぞれの入札戦略の機能を正しく理解し、お客様のゴールに適した入札戦略を活用することがキャンペーンのパフォーマンス向上につながります。

登録ページの「今すぐ登録」ボタンより、各ウェビナーにご登録ください。
ウェビナーで皆様とお会いできることを楽しみにしております。

Posted by John Sullivan - グローバル検索ソリューション担当

今回を皮切りに、エンハンスト キャンペーンにおける入札単価設定のヒントをシリーズでお届けします。 具体的には、入札単価調整を使用する際のヒントや、自動入札機能を取り入れる方法、そしてこうした機能を活用されている広告主様の事例もご紹介する予定です。

第 1 回目の今回は、地域、時間帯、デバイスに対する入札単価調整を導入する順序についてご説明します。 また、状況の変化に合わせて入札単価を見直す手法についてもご紹介します。

エンハンスト キャンペーンの概要

一人のユーザーが様々なデバイス間を頻繁に行き来するマルチスクリーン時代を迎えた今、オンライン広告には、ユーザーの置かれた状況に合わせて適切な情報を届ける新しい手法が求められています。こうしたニーズに対応できるように設計されたエンハンスト キャンペーンでは、1 つのキャンペーンでデバイス、場所、時間帯に応じて入札単価を調節することができます。

3 種類の入札単価調整

 たとえば、横浜の店舗を宣伝しており、携帯端末での成果は高いものの、日曜の掲載結果は思わしくないとします。この場合は、「モバイル」と「横浜」の入札単価を引き上げ、「日曜」の入札単価を引き下げることができます。

例えば、
  • 地域による入札単価調整で「横浜」に +20%
  • 時間帯による入札単価調整で「日曜」に -50%
  • デバイスによる入札単価調整で「モバイル」に +10%
という 3 種類の入札単価調整を設定したとします。

このとき、入札単価を 100 円に設定したキーワードでは、日曜に横浜近辺のユーザーがモバイルで検索した場合の最終的な入札単価は  66 円となります。

 キーワードの入札単価 100 円×(横浜 1.2)×(日曜 0.5)×(モバイル 1.1)= 66 円

複数の入札単価調整を導入するにあたって

この「デバイス」「地域」「時間帯」の 3 種類の入札単価調整は、上記の例のように複数組み合わせることも、1 種類のみ選んで適用することも可能です。

まずは 1 種類の入札単価調整を導入し、運用のコツをつかみたいという場合はまず、店舗や商品にとって最も重要な項目から始めることをおすすめします。そして納得のいく効果が得られたら、次に重要な項目を追加していきます。

· 特定の時間帯にのみ営業している店舗の場合は、まず時間帯による入札単価調整から始めるとよいでしょう。


· 国や都市、都道府県などによって広告の掲載結果に著しい違いがある場合や、店舗の近くにいるユーザーに対して入札単価を引き上げたい場合は、地域による入札単価調整から始めるとよいでしょう。



· モバイルとそれ以外のデバイスで広告の掲載結果に大きな違いがある場合は、最初にデバイスによる入札単価調整を設定するとよいでしょう。


最初に導入する項目を選ぶにあたっては、AdWords の掲載結果データもお役立てください。サードパーティ ツールやバックエンド システムから得られる情報がある場合は、そうしたデータも参考にしてください。

継続的な見直し

一度設定した入札単価調整比も、実際の掲載結果を参考にしながら、定期的に見直すことをおすすめします。
· コンバージョンを計測していない場合: クリック数や表示回数を参考にします。



· コンバージョン数を計測している場合(AdWords コンバージョン トラッキングや Google アナリティクスなど): コンバージョン数やコンバージョン単価を参考にします。



· コンバージョンごとの収益を計測している場合(Google アナリティクスの e コマース機能など): 実際の収益を参考にします。

アップグレードについて

この入札単価調整機能をご利用いただくには、エンハンスト キャンペーンへのアップグレードが必要です。 2013 年 7 月 22 日より、すべてのキャンペーンが自動的にアップグレードされますので、お早めの準備をお願いいたします。アップグレードの手順については、ヘルプセンターをご覧ください。

Posted by Andrea Cohan, AdWords プロダクト マーケティング マネージャー

キャンペーンの一部のキーワードで自動入札機能を使用し、残りのキーワードでは手動で入札単価を指定したい場合や、複数のキャンペーンで使用している同じキーワードに対して、共通の入札戦略(拡張 CPC やコンバージョン オプティマイザーなど)を適用したい場合などはありませんか?

エンハンスト キャンペーンにアップグレードすると、数週間以内に新たな自動入札ツール「入札戦略ツール」をご利用いただけるようになります。このツールを使用すると、1 つのキャンペーン内でさまざまな入札戦略を併用することができます。

入札戦略ツール

入札戦略ツールは [共有ライブラリ] で使用します。「クリックの最大化」「拡張 CPC」といった入札戦略の中から目標に合ったものを選び、その入札戦略を適用するキーワードや広告グループ、そしてキャンペーンを指定します。




入札戦略機能用途
検索ページの目標掲載位置検索結果の 1 ページ目、あるいはページ上部での広告掲載を目標に、入札単価が自動的に設定されますGoogle 検索結果ページの上部や 1 ページ目での広告掲載を増やしたい場合
クリック数の最大化指定した目標予算の範囲内でクリックを最大限に獲得できるよう、入札単価が自動的に設定されますサイト訪問者を集めることが主な目標である場合

費用を一定の範囲におさめながら、各キーワードから得られるクリックを最大化したい場合
目標コンバージョン単価目標とする平均コンバージョン単価を維持しながら、コンバージョンを最大限に獲得できるよう、入札単価が自動的に設定されます目標コンバージョン単価の範囲内でコンバージョンを最大限に獲得したい場合
拡張 CPCコンバージョンにつながる可能性に応じて、あらかじめ設定された入札単価の引き上げや引き下げを行いますコンバージョンの獲得が主な目標だが、キーワードの入札単価はご自身で設定したい場合

 目標コンバージョン単価と拡張 CPC では、広告の掲載機会が生じた時点でデバイスや場所などの情報をリアルタイムに分析し、最適な入札単価を割り出します。この技術は今後、他の入札戦略にも組み込まれる予定です。

入札戦略ツールの活用方法

入札戦略ツールでは、複数のキャンペーンで使用されているキーワードに共通の入札戦略を適用したり、1 つのキャンペーン内で複数の入札戦略を併用したりすることが可能です。

たとえば、ネットワーク セキュリティのコンサルティング会社を運営していて、認知度の向上を目標に、複数のキャンペーンで同じキーワード「ネットワーク セキュリティ」を設定したとします。このキーワードに対して「検索ページの目標掲載位置」の入札戦略を適用すれば、キャンペーンを問わず、そのキーワードで検索された際に広告が上位に掲載される可能性を高めることができます。

また、販売促進を主な目的とする別のキャンペーンでは、一部の広告グループで認知度向上のためのキーワードも設定しているとします。このような場合には、販促用の広告グループに「目標コンバージョン単価」を適用する一方、認知度向上のためのキーワードでは「検索ページの目標掲載位置」を使用することもできます。

入札戦略ツールの詳細については、ヘルプセンターでご確認ください。なお、他のすべての自動化機能と同様に、入札戦略の掲載結果については、広告掲載の目標に照らして定期的に確認することをおすすめします。

Google では、入札戦略ツールやコンバージョン オプティマイザーでの総クリックスルー コンバージョン対応といった新機能のほかにも、広告掲載の目標(投資収益率の向上など)をより簡単に達成していただくためのさまざまな機能の開発に取り組んでおります。 入札戦略ツールに関するご意見やご感想がございましたら、ぜひ Google Ads の Google+ ページ(英語)にご投稿ください。

Posted by Anash P. Oommen, AdWords API Team

こちらのヘルプ ページでもご案内している通り、アップグレード版広告設定オプションでは、モバイル向けカスタマイズやスケジュール設定、より詳細なレポートなどの機能をご利用いただけます。

2013 年 9 月 23 日からは AdWords API ではアップグレード版の広告設定オプションのみサポートされるようになり、従来の広告設定オプションは自動的にアップグレードされます。

ご自身で設定を選びながらアップグレードいただくために、2013 年 9 月 23 日より前に広告設定オプションをアップグレードされることをお勧めいたします。

エンハンスト キャンペーンにアップグレードしたキャンペーンでは、広告設定オプションもアップグレードできるようになります。アップグレードをスムーズに行うため以下の資料もご参照ください。
従来の広告設定オプションを使用しているキャンペーンの 9 月 23 日以降の挙動は以下のとおりになります。
  • 従来型の広告設定オプションのみを使用しているキャンペーンでは、自動的に広告設定オプションのアップグレードが行われます
  • 従来型とアップグレード版の両方の広告設定オプションを使用しているキャンペーンでは、アップグレード版のみ配信されるようになり、従来型の広告設定オプションは削除されます
アップグレードに関してご不明点がございましたら、フォーラム(英語)またはAdWords API/Scripts 日本向けコミュニティでご質問いただくか、オフィス アワーでご質問ください。

Posted by 池谷 真剛 - 第一広告営業本部

使い捨てコンタクトレンズの通販サイト「LENSMODE(レンズモード)」。コンタクトレンズを手軽に安く購入したいというユーザーに効率的にアプローチするため、Google AdWords を中心としたオンライン広告でのプロモーションを積極的におこなっています。

これまで同社は、デスクトップ向けキャンペーンとスマートフォン向けキャンペーンを別々に運用し、それぞれのキャンペーンに対して予算を設定していました。日々スマートフォンからのアクセスが増えてはいるものの、果たしてスマートフォン向けにどれだけの予算配分をすれば良いのか決めかねているところでした。

また、デバイスごとにキャンペーンを運用し、それぞれのコンバージョン数や CPC / CPA などのパフォーマンスを見ながら都度調整をおこなっていたため、運用にかかる手間も増大しており、投資対効果の向上を探る施策に着手する人的資源が限られていました。

そのような中、同社はエンハンスト キャンペーンがリリースされると、これをいち早く採用することを決定したのです。

エンハンスト キャンペーン採用後の効果
- スマートフォン経由のコンバージョン数の大幅拡大と共に、手間も軽減


エンハンスト キャンペーンの採用にあたり、同社はまずデスクトップ向けキャンペーンとスマートフォン向けキャンペーンを 1 つのキャンペーンに統合しました。また、これまでデスクトップ向けキャンペーンにだけ活用していたコンバージョン オプティマイザーを、この統合したキャンペーンに適用しました。

コンバージョン オプティマイザーは、上限コンバージョン単価か目標コンバージョン単価を設定し、その単価にもとづいて自動的に最適化をおこなう機能ですが、デスクトップ向けキャンペーンに導入している企業は多いものの、スマートフォン向けキャンペーンにも導入している企業は比較的まだ少ない状況です。

しかし、キャンペーンを統合し、1 つのキャンペーンであらゆるデバイスをカバーすることができるようになったため、スマートフォン向けの広告配信についてもコンバージョン オプティマイザーが有効となったことが効果となって現れました。CPC、CPA ともにエンハンスト キャンペーン採用前の数値をほぼキープしたまま、スマートフォン経由のコンバージョン数が採用前の 115%* にまで増加したのです。

また、運用にかかる手間も大幅に改善されました。
「感覚値ですが、これまでキャンペーンを運用していた時に比べ、30% 程手間が軽減されたと実感しています。」(マーケティング部 マネージャーの方のコメント)

エンハンスト キャンペーンで、デバイスを超えたキャンペーン
さらにコンバージョン オプティマイザーで最適な予算配分を実現


エンハンスト キャンペーンは、入札単価調整機能を使用して、ユーザーのデバイス、所在地、時間帯に応じて、すべて 1 つのキャンペーン内で最適な入札単価を調整できます。これにより、いつでも、どこでも、どのデバイスでも、適切なユーザーに対して価値の高い広告を表示できます。さらにコンバージョン オプティマイザーを使えば、こうしたさまざまなデバイスが存在するマルチスクリーン環境下においても、コンバージョン数の最大化を図ることができます。

「消費者のデバイス利用環境が変化する中、それを自動的に捉えて最適化することができるエンハンスト キャンペーンとコンバージョン オプティマイザーの組み合わせは、投資対効果の最大化につながるのはもちろん、業務効率を飛躍的に高めることができると思います。」
(マーケティング部 マネージャー方のコメント)

* エンハンスト キャンペーン実施(2013/02/28)前後の 20 日間の比較

Posted by 伊藤 政司 - 第一広告営業本部 シニア アカウント マネージャー

日本最大級のエグゼクティブの転職サイト「ビズリーチ」の運営をおこなっている株式会社ビズリーチ。2009 年 4 月にグランドオープンしたこのサービスは、会員、ヘッドハンター、企業、求人情報を年収 1,000 万円以上レベルに限定し、現在会員数 19 万人(直近年収 750 万円以上)、登録企業数 980 社、各業界に精通したヘッドハンター 900 人、求人情報 5,600 件を擁し、最適かつ効率的にマッチングするプラットフォームを提供しています。

同社はサービス開始当初より、Google AdWords を積極的に利用しており、特にディスプレイ広告などにおいては業界の中でも先行して広く活用をしていました。しかし一方で、検索連動型広告の運用にはまだ改善する余地が残されていました。特に転職情報サイトの業界では成功事例がまだ少ない、モバイル端末(スマートフォン)向けのキャンペーンを拡充させ、最適化を図る必要がありましたが、ディスプレイ広告経由のコンバージョンが一定量あったため、本格的に着手はできていませんでした。

そのような中、エンハンスト キャンペーンは同社にとってこれらの課題に取り掛かるきっかけとなりました。業界の中でもいち早くエンハンスト キャンペーンを採用し、検索連動型広告の運用を見直すとともに、モバイル端末向けキャンペーンの強化を始めたのです。

エンハンスト キャンペーン採用後の効果

- モバイル端末経由のコンバージョン数が大幅に拡大
今回エンハンスト キャンペーンを採用したことで、デスクトップ向けのキャンペーンとモバイル端末(スマートフォン)向けのキャンペーンを統合し、モバイル端末での広告表示機会を大幅に拡大させました。その結果、次のような効果*が現れました。
  • モバイル検索連動型広告のパフォーマンス
- 適正入札価格の設定により、CPA の最適化がおこなわれ、より多くのコンバージョンの獲得に成功
- コンバージョンは、導入前の 82 倍と、意図通り大幅に増加
同時に、デスクトップ向け検索連動型広告も合わせて、全体のパフォーマンスも大きく改善されました。エンハンスト キャンペーン採用前の CPA をほぼキープしたまま、コンバージョン数が導入前の約 3.5 〜 3.8 倍にまで拡大したのです。

デバイスを超えて最適化をおこなうエンハンスト キャンペーン
エンハンスト キャンペーンは、入札単価調整機能を使用して、ユーザーのデバイス、所在地、時間帯に応じて、すべて 1 つのキャンペーン内で入札単価を調整できます。これにより、いつでも、どこでも、どのデバイスでも、価値の高いユーザーを捉えて広告を表示できます。

ビズリーチ社はエンハンスト キャンペーンを採用し、デスクトップ向けキャンペーンとモバイル端末(スマートフォン)向けキャンペーンを統合したことで、改善の余地があったモバイル端末向けの検索キーワード数を採用前の 5 倍以上に拡大し、多くの表示機会を得ることができるようになりました。また、モバイル端末向けの入札単価が最適化されたことでさらに多くの表示機会を得ることとなり、コンバージョン数の拡大に貢献したのです。

「エンハンスト キャンペーンを採用したことで、大きなオポチュニティがあると判断していたモバイル端末向けキャンペーンでの成果に手応えを感じています。今後入札単価の最適値をさらに調整していき、さらなる投資対効果の高い運用ができればと考えています。」
(株式会社ビズリーチ マーケティング部 マネージャー 青山 弘幸氏)

* エンハンスト キャンペーン実施前(13/01/01 - 13/03/31)と実施後(13/04/01 - 13/04/23)の比較

Posted by Neil Inala, AdWords プロダクト マネージャー

エンハンスト キャンペーンを利用すると、ひとつのキャンペーンでユーザーの所在地や時間帯、デバイスに応じて広告掲載を調整することができ、地域やデバイスによってキャンペーンを分ける必要がなくなります。既に 150 万件以上のキャンペーンがエンハンスト キャンペーンにアップグレード(移行)されており、成功事例も報告されています。

エンハンスト キャンペーンへの移行の際は、キャンペーンごとに 1 つずつ操作をすることも、本日ご紹介する「アップグレード センター」を活用することもできます。

新機能「アップグレード センター」のご紹介
 

本日は、多数のキャンペーンを一度にアップグレードする際に便利な「アップグレード センター」をご紹介します。この機能は、数週間以内に [キャンペーン] タブの左側のバーからご利用いただけるようにようになります。詳細については、AdWords ヘルプセンターをご覧ください。

 アップグレード センター

アップグレード センターでは、次の機能をご用意しています。
1. 複数のキャンペーンを一括アップグレード

選択した複数のキャンペーンを、一度にエンハンスト キャンペーンに移行する機能です。移行前にモバイル向けの入札単価調整を設定したり、トラフィックの見積もりを確認したりすることもできます。

2. 2 つのキャンペーンを統合

内容が似ているモバイル用キャンペーンと PC 用キャンペーンを 1 つのキャンペーンにまとめる機能です。

キーワードや地域設定が類似しているキャンペーンが統合候補として表示されるので、提示される統合案を確認・必要に応じて修正の上、移行を行います。

デフォルトでは 2 つのキャンペーンの予算の合計が新しいキャンペーンの予算となり、設定や広告設定オプションに関しては片方のキャンペーン(主なキャンペーンと判断された方)の設定が引き継がれます。

統合の際に含まれなかったもう一方のキャンペーンのキーワード、広告設定オプション、ターゲット地域などは、必要に応じて後から追加してください。
 キャンペーン設定の統合

エンハンスト キャンペーンに移行したキャンペーンでは、広告設定オプションもアップグレードできるようになります。より細かい設定や掲載結果の確認が可能になるため、あわせてアップグレードすることをおすすめします。

なおアップグレード センターは、イメージ広告やリマーケティングなど、ディスプレイ ネットワークの多くの機能に対応していません。そのためディスプレイ ネットワークのみを対象とするキャンペーンについては、個別にアップグレードすることをおすすめします。

アカウント内のすべてのキャンペーンを確認できる詳細モードに切り替えると、移行をサポートするガイダンスが最小限に減り、より自由に設定できるようになります。キャンペーンを統合、移行するにあたっての方針が既に決まっている場合にご利用ください。

移行の時期について
2013 年 7 月 22 日より、すべてのキャンペーンをエンハンスト キャンペーンにアップグレードいたします。エンハンスト キャンペーンに関するご意見、ご要望がございましたら、こちらのフォーム(英語)からお寄せください。


Posted by Surojit Chatterjee、グループ プロダクト マネージャー

Google AdWords キャンペーンのアップグレード版「エンハンスト キャンペーン」の提供を開始して 2 か月が経ちました。今日のマルチスクリーン環境でキャンペーンを効率的に管理していただくことを目的とした機能強化ですが、広告主の皆様からは、掲載結果の向上や時間の節約など、多くの成功例を報告いただいております。今回は参考として、3 社の導入事例をご紹介します。

e-travel: モバイル アプリのダウンロードのコンバージョン トラッキング、アップグレード版サイトリンクなどを活用し、クリック率とコンバージョン率が向上

e-Travel は、主にギリシャ、キプロス、ロシアで活動する大手のオンライン旅行代理店で、他のヨーロッパ諸国や中東、北アフリカでも事業を展開しています。エンハンスト キャンペーンへのアップグレードを済ませた同社マネージング ディレクターの Nikos Goulis 氏は、その成果について次のように述べています。

「ユーザーの所在地や時間帯に応じて最適な広告を表示できるようになりました。モバイル アプリ経由で多くの見込み顧客を獲得している当社にとっては、アプリのダウンロード数がコンバージョンとして報告されるようになったことも非常に大きなメリットです。こうした機能に加えてアップグレード版のサイトリンクも使用した結果、クリック率が 43% 向上し、コンバージョン率も 88% 増加しました。」



富裕層向けオンライン ショッピング サイト: 1 つのキャンペーンで地域ごとに入札単価を変更できる機能を活用し、新たな市場にも進出して売上げが 20% アップ

アメリカを拠点とするある富裕層向けオンライン ショッピング サイトは、ニューヨークやロサンゼルスなどの大都市圏を対象とする地域別のキャンペーンを運用し、それぞれの実情に合わせて最適な入札単価を設定していました。

エンハンスト キャンペーンにアップグレードしてからは、地域別の入札単価調整機能を活用。デラウェア州、サウスカロライナ州、ニューメキシコ州の主要都市など、地方の有力市場で新たに AdWords の効果をテストしています。このサイトでは、コンバージョン数が既に 20% 増加し、広告の投資収益率も目標値を達成しています。



Hotwire: キャンペーンの管理にかける時間が週あたり 5~10 時間短縮

旅行サイト大手の Hotwire.com は、エンハンスト キャンペーンの提供開始から 1 か月以内に、すべての検索キャンペーンをアップグレードしました。検索エンジン マーケティング担当ディレクター Clay Schulenburg 氏によると、地域、時間帯、デバイス別の各種設定を 1 つのキャンペーンで調整できるため、AdWords を効率的に管理できるようになったということです。

「キャンペーンの管理にかける SEM アナリストの労働時間が、週あたり 5~10 時間短縮されました。その分、SEM の新戦略の策定や、アカウントやキャンペーンのきめ細かな最適化に、より多くの時間をかけられるようになっています」と同氏は述べています。

エンハンスト キャンペーンへのアップグレード
従来のキャンペーンをエンハンスト キャンペーンにアップグレードすると、このようなさまざまな機能をお使いいただけるようになります。

アップグレード手順
  1. AdWords にログインします。
  2. アップグレードするキャンペーンを選択します。
  3. [アップグレードを開始] ボタンをクリックします。
  4. 必要に応じてモバイルの入札単価を調整します。
  5. [アップグレードを完了] をクリックします。



エンハンスト キャンペーンへのアップグレードに関してご不明な点がある場合は、AdWords サポートまでお問い合わせください。その他、AdWords 広告主様の情報交換のためのフォーラムやより詳細なアップグレード ガイド(PDF)もご活用ください。

Posted by 第一広告営業本部 広告代理店営業チーム 高田愛美

同一のユーザーが様々なデバイス間を行き来するマルチスクリーンの世界では、ユーザーの置かれた状況(地域、時間帯、デバイス)に合わせて広告を掲載することが重要です。Google では、ユーザーの状況に応じて効果的に広告戦略を展開できるよう、エンハンスト キャンペーンをリリース致しました。

エンハンスト キャンペーンでは、広告を「モバイル用」と「タブレット・PC 用」に分けることで、デバイスによってメッセージやリンク先を変えることができます。そしてこの度、キーワードごとにリンク先 URL を設定している皆様の声にお応えし、ValueTrack に新機能を追加することになりました。

ValueTrack とは、ユーザーのデバイスなど広告掲載時の状況によってリンク先 URL を自動的に変更する機能です。下記の操作が可能となるため、エンハンスト キャンペーンでのコンバージョン促進や ROI 改善に役立てることができます。

1. キーワードごとに URL を設定している場合もデバイスによって誘導先を変えることができます。
2. デバイスごとにキャンペーンの効果を測定できます。

新機能のご紹介

ValueTrack の機能の 1 つに、デバイスによって URL を変える機能があります。

それを可能にするパラメータとして {ifnotmobile:[値]} が新たに追加されました。 [値] 内を任意の文字列に置き換え、URL に挿入しておきます。ユーザーがコンピュータまたはタブレットで広告をクリックすると、挿入したパラメータ部分がその文字列に置き換わる仕組みです。

また、これまでの ValueTrack パラメータ {ifmobile:[値]} にも改良を加えました。今後は、ユーザーがスマートフォンや従来型携帯端末からクリックしたときにのみ、指定した文字列が URL に追加されるようになります。

{ifmobile} ... スマートフォンや従来型携帯端末での広告表示時に発動するパラメータ
{ifnotmobile} ... PC やタブレットでの広告表示時に発動するパラメータ

以下に、ifmobile と ifnotmobile の機能を活用してユーザーをデバイスごとのリンク先ページに誘導する方法と、デバイスごとに掲載結果を測定する方法についてご説明します。

例 1. デバイスごとのリンク先ページに誘導する方法

Google では、同一の URL で複数のデバイスに対応する Responsive web design (英語記事)のご利用をお勧めしていますが、デバイスごとに異なるリンク先 URL を設定したい広告主様には、2  つの方法を用意しています。

1 つ目は、モバイル用の広告と PC ・タブレット用の広告と分けて作成する方法です。リンク先 URL を広告単位でのみ設定している場合は、この方法でユーザーを適切なリンク先に誘導できます。

2 つ 目が、今回ご紹介している ifmobile と ifnotmobile パラメータです。これは、キーワードごとにリンク先 URL を設定している広告主様を対象とした機能です。

もし ifmobile を既に使用しているようであれば、今後はタブレットからのクリックでは URL に値が追加されなくなる点にご注意ください。今後は、新しい ifnotmobile パラメータがタブレットやデスクトップに対応し、ifmobile はスマートフォンや従来型携帯端末のみに対応するようになります。

例えば モバイルで「カメラ」と検索したユーザーを "m.example.com/camera”、デスクトップ やタブレット で検索したユーザーを “www.example.com/camera” に誘導したい場合、キーワード「カメラ」に対するリンク先を以下のように設定します。

    {ifmobile:m}{ifnotmobile:www}.example.com/camera



例 2. デバイスごとに掲載結果を測定する方法

デバイスごとに掲載結果を測定する場合、device パラメータをお使いいただけます。device パラメータを使用すると、ユーザーが利用したデバイスによって、モバイルは [m]、タブレットは [t]、デスクトップやラップトップは [c] が、リンク先 URL に挿入されます。

たとえば下記のように設定した場合、実際の URL はそれぞれ、
www.example.com/camera?d={device}
モバイルからクリックされた場合: www.example.com/camera?d=m
タブレットからクリックされた場合: www.example.com/camera?d=t
デスクトップやラップトップからクリックされた場合: www.example.com/camera?d=c
となります。

また、社内トラッキング  システムで、既にデバイス毎に ID が割り振られている場合は ifmobile と ifnotmobile パラメータを使用します。

先ほどのカメラの例について、デスクトップには [df32]、モバイルには [df33] という社内 ID が設定されているとしましょう。キーワード単位のリンク先 URL を以下のように設定します。
www.example.com/camera?kwid={ifnotmobile:df32}{ifmobile:df33}
すると、ユーザーがデスクトップまたはタブレットからクリックした場合のリンク先 URL は
www.example.com/camera?kwid=df32 となり、
モバイルからクリックした場合は
www.example.com/camera?kwid=df33 となります。

成功事例

エンハンスト キャンペーンに移行された広告主様からは、成果が上がったとのご報告を数多く頂いています。アランスの VivaStreet は世界 4 位の無料オンライン求人サイトですが、リリース後 2 週間で全キャンペーンをアップグレードしました。モバイル入札単価を 25% 上げたところ、コンバージョンが 34% 上昇しました。この結果を見て、同社はモバイル入札単価を 40% 上げました。ValueTrack パラメータを使用することで、ユーザーをデバイスごとのコンテンツに誘導し、コンバージョンへの影響を測定することができます。

エンハンスト キャンペーンについてご理解いただけるウェビナー(オンラインのセミナー)も引き続き開催しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。