検索クエリレポートがより使いやすくなりました
2009年5月28日木曜日
Posted by 鈴木雅之 プロダクトスペシャリスト
Google AdWords ではユーザーのどの検索クエリが広告クリックに至ったのかを確認できる検索クエ
リレポートを、2007 年より提供して参りました。リリースから今日まで、数多くのお客様にご利用いただいている本レポートですが、よりアカウント最適化に役立てることができるようにするため、このたび仕様を変更いたしました。
検索クエリレポートとは
- 広告のクリックにつながった検索クエリとそのパフォーマンス(クリック率など)を確認できるレポートです。レポートは以下いずれかの方法で見ることができます。
* レポートタブ > レポートセンター > [検索クエリの掲載結果]を選択
* 新しい管理画面に切り替える > キーワードタブ > [検索キーワードを表示] をクリック
- 検索回数の少ないものや個人情報に関わる場合、[検索キーワード] は「X 個の固有なクエリ」と表示され、X は実際に含まれているユニーククエリ数に置き換えられます。
今回は「X 個の固有なクエリ」となる部分のルールを見直し、より多くの実際の検索クエリが表示されるようになりました。そのため、以前と比べると「X 個の固有なクエリ」の行が減り、代わりに検索クエリが多く表示されるキャンペーンが増えてくるのではないかと思われます。
また、新しい管理画面で検索クエリレポートを作成した場合、画面上から直接そのクエリを広告グループに登録することも可能になりました。
お客様のキャンペーン内容とクエリを比較し、キャンペーンに沿ったクエリであればキーワードとして追加を、他方キャンペーンの主旨とは外れるクエリであれば除外キーワードとして登録するなどして、アカウント最適化のツールとしても活用いただければと思います。
新管理画面の検索クエリレポート経由でキーワード登録をするには、以下の手順で進めていきます。
- AdWords にログインし画面右上の [新しい管理画面 (ベータ版)] をクリック
- キーワードタブ に移動。検索クエリを見たいキーワードを選択し、[検索キーワードを表示] をクリック
- 作成されたレポートを画面上で確認
- 追加したいキーワード、もしくは除外設定したいキーワードにチェック
- キーワードとして追加したい場合は [キーワードとして追加] を、除外登録したい場合は [除外キーワードとして追加] をクリック
- マッチタイプおよび単価を設定して保存
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* 検索クエリの横に [追加済み] というラベルがある場合、そのキーワードは既にアカウント内に存在することを表しています。
最後に、以前の検索クエリレポートは PC 向けの検索のみが対象でしたが、2009 年 4 月よりモバイル広告の検索も対象となりましたので、モバイル広告を展開中のお客様にもぜひお試しいただけると幸いです。
今後も最適化作業がスムーズに進められる機能の開発を進めていきますので、引き続き Google AdWords をよろしくお願いいたします。