Posted by Shelby Coyne - Google ショッピング プロダクト マーケティング マネージャー

10 月も半ばとなり、もう間もなくクリスマス・年末商戦が始まります。Google では、クリスマス ショッピング チェックリストをご用意して、このクリスマス商戦期間中に検索とショッピング キャンペーンの双方で掲載結果を向上させるための方法をご紹介しています。ぜひご活用ください。

このチェックリストに加えて、今回のブログ記事では、昨年のクリスマス期間中の注目すべき傾向や、これから年末にかけて業績を上げていただくための情報をご紹介します。

需要の高まりをうまく捉えましょう。
昨年のクリスマス期間中は、Google ショッピングから販売者のウェブサイトを開いたクリック数が、世界的にみて前年比 2 倍に増加しました。1 この増加傾向はその後も続き、今年の 7 月には、Google ショッピング経由でのクリック数が、昨年のピークとなったクリスマス時期を上回りました。2また、消費者がクリスマス ショッピングに関心を寄せ始める時期も早まりつつあります。クリスマスから年末年始にかけての商機を最大限に生かすためにも、マーケティング目標を早めに策定し、目標の達成に Google のチェックリストをお役立てください。

携帯端末ユーザーにアプローチしましょう。
顧客を獲得する最善の方法は、顧客が商品を探している時間や場所に関係なく、いつでも商品を購入できるようにすることです。その方法としてますます活用されるようになっているのが携帯端末です。米国では、携帯端末からのアクセスが、昨年のクリスマス商戦期間中におけるショッピング サイトへのアクセス全体の 35% を占めましたが、2014 年 11 月にはこれが 43% に増加すると予想されています。3 Google ショッピングでは、世界的に、昨年のクリスマス商戦期間中におけるスマートフォンからのアクセスが、前年の同時期に比べ 3 倍以上増加しました。1 今年は携帯端末からショップを利用するユーザーがかなりの割合を占めることを念頭に置いたうえでクリスマス商戦の販売計画を立てることをおすすめします。

最新かつ正確な情報を提供しましょう。
ユーザーがオンラインで商品を購入する場合、価格と送料が重要な決め手となります。4 商品フィードを定期的にアップデート・再送信して、商品リスト広告とウェブサイトに掲載されている価格や在庫情報が常に一致するようにしてください。商品アイテムの自動更新を利用すると、ショップのウェブサイトに掲載されている情報を基に Google ショッピングの商品アイテムが自動的に更新されるため、顧客の満足度向上にもつながります。送料が無料の場合は、テキスト広告にその旨を掲載するか、Merchant Center の送料設定ツールを使って商品リスト広告に反映させてください。

競合他社との違いをアピールしましょう。
競争が激化するクリスマス・年末期間中は、プロモーションが消費者の購買決定を左右する重要な要素となります。これは昨年の調査結果にも顕著に表れており、買い物をしたユーザーの 92% が何らかのプロモーションを利用していました。5 プロモーションでお得な特典を提供したり、お客様のショップを利用することのメリットを強調したりするなど、広告で他社との差別化を図る方法を検討します。さらに、Google 認定ショップになれば、ショップの信頼性を広く明示することができます。

クリスマス・年末商戦に向けて役立つその他の情報については、Google のクリスマス ショッピング チェックリストをご覧ください。また、10 月 31 日午前 2 時(日本時間)に英語で開催される Learn With Google Hangout on Air でも、クリスマス商戦に向けた改善策などのお役立ち情報をご紹介します。日本時間深夜での開催とはなりますが、ご都合が合う方はぜひご参加ください。



1 Google 内部データ(2012 年第 4 四半期〜2013 年第 4 四半期)世界全体
2 Google 内部データ(2013 年第 4 四半期〜2014 年第 2 四半期)世界全体
3 IBM「Online Retail Holiday Readiness Report」(2014 年 6 月)米国
(注: IBM の定義では、「mobile devices(携帯端末)」にはスマートフォンとタブレットが含まれます。)
4 Shop.org「Holiday Planning Guide」(2014 年 2 月)米国
5 Baynote「Holiday Shopper Survey」(2014 年 1 月)米国