Posted by 水谷 嘉仁 プロダクトスペシャリストチーム

既存のキャンペーンではリーチしきれていない潜在顧客に対して広告の表示機会を増やしたり、キャンペーン予算を適切に再配分したりするには、キーワードの最適化が効果的です。キーワード最適化ツールでは、お客様のウェブサイトのコンテンツを分析し、Google 検索で実際に使用された検索用語と照合して、関連性の高いキーワードを提示します。また、AdWords アカウントでログインすると、既に広告掲載に使用されているキーワードを除外した新しいキーワードリストを作成できます。

このたび、このキーワード最適化ツールが日本でもご利用いただけるようになりました。まずは、この新しいツールをお試しいただき、ぜひご意見をお聞かせください。

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収益向上のチャンス
キーワード最適化ツールでは、関連性の高い新しいキーワードを確認できるだけでなく、収益の向上にも役立ちます。

たとえば、自動車とバイクという 2 種類の商品を販売していて、自動車のほうがよく売れている場合は、キーワード最適化ツールで「自動車」に関する新たな検索キーワードを探して、キャンペーンに取り入れることができます。これにより、最も効果的なキーワードに予算を重点的に配分できます。


キャンペーンに沿った設定
キーワード最適化ツールにはさまざまなフィルタや機能があり、ウェブサイトやビジネスの特定のセクションについて、収益向上に役立つキーワードを容易に探すことができます。
  • 効果的なキーワードを探すには、[フィルタ設定] でキーワードの競合性 (低、中、高) で並べ替えたり、推奨CPCの範囲を指定します。
  • 特定の商品分野のキーワードを探すには、カテゴリbrandsを選択します。
  • ウェブサイトの特定のページに関するキーワードを探す場合は、フィルタ設定 [URL に含まれる文字列] フィールドにサブドメイン名、ディレクトリ名、ファイル名などに該当する文字列を入力します。

他にも、平均の月間検索ボリューム、キーワードを使用している広告の競合性、上位 3 位に広告を表示するための推奨 CPC、広告シェア、検索シェアなど、各キーワードの詳細情報を確認することもできます。

ご利用になるには
キーワード最適化ツールは次の 5 つの手順で簡単にご利用いただけます。
  1. http://www.google.com/sktool にアクセスします。
  2. AdWords アカウントにログインします。
  3. ウェブサイトの URL を入力します。
  4. 言語国または地域の設定を選択するか、グローバルなデータを表示する場合はデフォルトの設定のままにします。
  5. [キーワードを検索] をクリックします。
ツールの詳細については、ヘルプ センターをご覧ください。

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追記)
2009年4月23日
Posted by 水谷 嘉仁 プロダクトスペシャリストチーム

キーワード最適化ツールは、既存の AdWords アカウントの最適化のツールです。AdWords アカウントの情報を取り込むためには、まずはじめに AdWords アカウントでログインする必要がございます。

提供データについて
  • [キーワード] 列には、ウェブサイト、または、指定した単語またはフレーズに関連したキーワードリストが表示されます。 (注: ウェブサイトと AdWords アカウント データにカスタマイズされた全リストを得るには、AdWords ログイン情報を使ってログインしてください。) また、虫めがねのアイコンも表示されます。アイコンをクリックすると、Google Insights for Search を使ってキーワードの検索ボリュームの傾向を表示できます。
  • [月間検索ボリューム] 列には、過去 1 か月間に Google.com または Google 検索プロパティ(Google.co.jp など)で行われたおおよその検索数が表示されます。
  • [競合性] 列には、キーワードに対する他の広告主様の入札状況が表示されます。競争性の度合いはバーの色付きの部分によって示され、色付きの部分が多いほど競合性が高くなります。データをエクスポートすると、競合性は 0 ~ 10 の数値で示され、0 は競合性が最も低く、10 は競合性が最も高いことを示します。
  • [推奨CPC] 列には、検索結果ページの上位 3 位に広告を表示させるための予測入札単価が表示されます。
  • [広告シェア] 列には、特定の検索用語でウェブサイトの広告が表示された回数の割合が表示されます。検索用語は多くの場合、AdWords アカウントで使用している部分一致キーワードによるものです。広告シェアは、結果の最初のページだけではなく、すべてのページの広告を考慮に入れます。(注: ウェブサイトが AdWords アカウントに関連付けられていない場合、この列は結果の表示から除外されます。)
  • [検索シェア] 列には、ウェブサイトが検索結果の最初のページに表示された回数の割合が表示されます。 (注: ウェブサイトが AdWords アカウントに関連付けられていない場合、この列は結果の表示から除外されます。)
  • [抽出元ウェブページ] 列には、どのウェブページからキーワードが選ばれたかが表示されます。 (注: ウェブサイトが AdWords アカウントに関連付けられていない場合、この列は結果の表示から除外されます。)

なお、AdWords アカウントでログインせずにご利用いただくことは可能ですが、その場合にはいくつかの制限が伴いますのでご注意ください。

制限事項について(2009年4月23日現在)
  • AdWords アカウントの情報は反映されません。
  • 言語または国や地域、通貨の設定ができません。
  • ウェブサイトに関連するキーワード候補は上限100個までとなります。

最後に、既存のキーワードツールとはいくつかの点で異なります。

キーワード最適化ツールの主な特徴について
  • キーワード候補の提案がウェブサイト単位で生成されます。
  • AdWords アカウント情報を反映することができます。
  • 新しいカテゴリフィルターを使用しています。
  • 検索結果ページの上位 3 位に広告を掲載するための予測入札単価、広告シェアや検索シェアなどの詳細なデータもキーワードごとに表示されます。

また、計算方法が異なるため、月間検索ボリュームなど一部のデータが若干異なる場合があります。

その他、データのプライバシーについては、こちらをご覧ください。