Lisa Shieh プロダクトマーケティングマネージャー

このたび AdWords の広告を検索結果ページのどの順位に設定するかを指定する「掲載位置設定機能」を 5 月上旬に終了することを発表させていただきます。

広告主の皆さまが、キャンペーンで掲載位置設定を使用している場合は、入札単価設定をスムーズに移行できるよう、事前にこの機能を無効にすることをおすすめします。掲載位置設定を無効にする方法については、こちらのヘルプセンターのページをご覧ください。

今後の具体的な終了プロセスはこちらのとおりです。
  • 本日 4 月 6 日より、AdWords の管理画面や API でキャンペーンの掲載位置設定を有効にすることができなくなります。掲載位置設定を使用しているキャンペーンでは引き続この機能をご利用いただけますが、一度無効にすると再度有効にすることはできませんのでご注意ください。
  • 5 月上旬より、掲載位置設定を使用しているお客様のすべてのキャンペーンでこの機能を、Google 側で順次無効にさせていただきます。
  • 掲載位置設定を(手動で、または 5 月上旬に機能が終了されるときに)無効にすると、これらのキャンペーンの個別の上限クリック単価として、掲載位置設定でもっとも最近使用された入札単価が設定されます。掲載位置設定では、指定した掲載位置に広告を掲載できるよう、入札単価が調整されます。そのため、掲載位置設定で最近使用された入札単価を個別の上限クリック単価として使用することで、トラフィックへの影響を最小限に抑えることができます。

さらに、該当するお客様へのヒントとして、掲載位置設定を無効にする前にキーワード レポートをダウンロードして、掲載位置設定を有効にする前に設定した個別の入札単価をエクスポートすることをおすすめします。このレポートには、キーワード単位の上限クリック単価が含められます。

掲載位置設定の代わりとなる機能
特定の位置に広告を掲載したいとお考えの場合は、まず Google のチーフ エコノミスト Hal Varian のブログ記事(英語) をお読みになることをおすすめします。この記事では、特定の平均掲載順位を維持することのリスクについて説明しています。

その上で、特定の位置に広告を掲載したい場合は、ぜひ自動化ルールをお試しください。この機能を使用すると、平均掲載順位が希望する順位と異なる場合に入札単価を変更するというルールを自動的にキャンペーンに反映できます。この機能の詳細については、次のヘルプセンターのページをご覧ください。